先日、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」に関して、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオの意見が対立していると報じられ、ファンの不安を駆り立てましたが、今回、ソニーはマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長の関与が薄くなったとしても、なんとしても早く公開したいと考えていると、複数のスクーパーが報じています。
Sony/Marvel update:
— That REDACTED Guy (@REDACTEDSpider) February 19, 2024
Sony is rushing Marvel Studios with Spider-Man 4, Sony Animation is developing two more Spider-Man animated films.
Amy Pascal wants Kevin Feige involved with the live action Miles Morales films. Tom Rothman is the one clashing with Feige. pic.twitter.com/8P4V8Io8cf
ソニー側のゴリ押しの旗手だと指摘されているのはソニー・ピクチャーズ・モーション・ピクチャー・グループの会長兼最高経営責任者(CEO)トーマス・ロスマン氏で、海外のマーベル映画ファンでは作品を台無しにする真のヴィランともされる人物。
2015年のCBMの記事では「デアデビル」、リブート版「ファンタスティック・フォー」、「X-MEN3」、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」など数々のコミック映画を失敗してきたと紹介されています。念の為に補足しておくと、コミック実写化以外では「アバター」や「タイタニック」などのヒット作に関与しています。
「スパイダーマン4」に関して過去に物語の本筋、そして先日は公開日に関して両社の意見が衝突していると報じられていましたが、今回あらたに監督候補についても揉めているようです。
ソニー・ピクチャーズ側は「ホームカミング」からのジョン・ワッツ監督を望んでいるようですが、マーベル・スタジオ側はワッツ監督には別のプロジェクトを担当してもらい、「スパイダーマン4」は新たな監督(噂ではドリュー・ゴダート監督)を迎えたいと考えている様子。
現状3つの点で折り合いがついていないようですが、スパイダーマンシリーズを統括しているエイミー・パスカルプロデューサーはマイルズ・モラレスの実写化について、ケヴィン・ファイギ社長の力を借りたいと考えていると報告されており、マイルズをMCU側で活躍させるアイデアを持っているようです。
また、ソニーがスパイダーマン関連のアニメを少なくとも2本制作中とも報じられています。うち1本は2週間ほど前に報じられたヴェノムのアニメになるようです。