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ウィル・スミスさんやドウェイン・ジョンソンさん主演の幻の「キャプテン・アメリカ」が明らかに

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「キック・アス2」などで知られるジェフ・ワドロウ監督が、マーベル・スタジオにキャプテン・アメリカの映画の企画を売り込んでいた過去があった事を明かしました。それは現在広く知られているようなキャプテン・アメリカではなく、ウィル・スミスさんやドウェイン・ジョンソンさんを主演に考えていたと言います。

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Youtube番組のインタビューの中でワドロウ監督は「大作スーパーヒーロー映画を作るためなら、私なら人を手にかけさえしますよ」と前置きしつつ、次のように語っています。

2008年に「アイアンマン」が公開された時、マネージャーに電話してこう言いました。「マーベルに参加させて欲しい。彼らが次にどうしたいか分からないけど、彼らはゲームチェンジャーだ。私もそこに参加したい。」ってね。
当時、彼らは100万年経ってもキャプテン・アメリカの映画を作ることはないだろうと考えていました。そこでそれを売り込む事を思いついたんです。言うまでもなく、私のプランは彼らの意図からはあまりにもかけ離れていたと思います。
私のプランでは、キャプテン・アメリカは金髪の白人だけではないというものでした。ウィル・スミスやザ・ロックが演じるべきだと考えていたんです。最終的に彼らは別の映画を作りましたが、私は大作スーパーヒーロー映画を作るためなら100%全力を尽くしますよ。

結局の所、ワドロウ監督のアイデアは採用される事はありませんでした。「キャプテン・アメリカ」の公開がMCUのフェーズ1だった事を考えれば、ウィル・スミスさんやドウェイン・ジョンソンさんを起用するような予算もなく、内容的にも挑戦的すぎたと言えそうです。

しかし「キャプテン・アメリカは金髪の白人だけではない」というのはコミックにも準ずる事であり、キャプテン・アメリカにはスティーブ・ロジャース以外の様々なバージョンが存在し、女性やゲイのバージョンのほか、猫や猿などがキャプテン・アメリカになっているコミックもありました。

MCUでも最近では次の一歩としてコミック通りにサム・ウィルソンを二代目キャプテン・アメリカにしつつ、ブラック・キャプテン・アメリカも紹介されるなど、ワドロウ監督の思い描いていたものに近づきつつあるのかもしれません。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、米国にて劇場公開予定です。

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。