マーベル・スタジオが開発中止したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」を撮る予定だったデスティン・ダニエル・クレットン監督が、この映画を降板した時の事について沈黙を破りました。
海外メディア IndieWire とのインタビューで当時失望しましたかと質問された監督は、「まさにその通りでした」とし、「業界全体が奇妙な時期だったんです。ストライキ中でしたし。ストライキの間ずっと、この企画が実現するのかどうか不安でした。それが結局頓挫してしまった時は、ええ、悲しかったですね」と語りました。
「自分の力ではどうにもならない状況に、あまり感情を左右されないように心がけています。ケヴィン・ファイギからスパイダーマンに興味があるかと聞かれた時は、とても嬉しかったですね」とその後、スパイダーマンの監督に起用された経緯について説明。
「『アベンジャーズ』が実現しないと分かった時は、ケヴィンとの関係が変わってしまうのではないかと少し不安でしたが、全くそんなことはありませんでした」と明かしました。
やむを得ず降板した「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」でしたが、征服者カーン役のジョナサン・メジャースさんの裁判によりこの映画自体が中止に。「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」としていちから作り直されることになりました。
「その企画がうまくいかなかった日、私たちは何がうまくいくかについて話し合っていました。スパイダーマンの名前も挙がりましたが、決してオファーというわけではありませんでした。実現するまでには少し時間がかかりました。内部から見ると、外部から見ているほど劇的な出来事ではありません」
「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のすぐあとに発表された続編とスピンオフを棚上げにした状態で「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の初期開発と「ワンダーマン」を担当した監督は、「スパイダーマン:ブランニューデイ」で新たにソニー・ピクチャーズとの共同開発をする事に。この経験について次のように述べています。
「まあ、ケヴィンだけを相手にするわけじゃありません。ケヴィンはスタジオのトップですが、トム・ロスマンもいる。エイミー・パスカルもいるんです。歴史に残る大作映画を手がけてきた3人の実力派プロデューサー兼スタジオトップをまとめるのは、書類上では大変なことのように思えるでしょう」
「ありがたいことに、彼らは皆お互いを好きで、尊敬し合っていました。彼らと一緒に仕事ができたのは、本当に素晴らしい経験でした。彼らはあらゆる面で映画をより良いものにするために貢献してくれました。皆、最高の映画を作ることに非常に情熱を注いでいます。誰も自分のエゴを邪魔することなく、調和のとれた意思決定プロセスを進めてくれたことが分かりました」
クレットン監督はこの後日本の漫画「NARUTO」の実写映画を撮る予定で、マーベルでの次の予定について、「デイブ・キャラハムと私は『シャン・チー2』の開発を進めています。最近は本格的に取り組んでいます。ですから、実現することを心から願っています」と語りました。他、「スパイダーマン5」と「スパイダーマン6」も監督すると予想されています。
監督はマーベル映画に参加する前はブリー・ラーソンさんとよく映画を撮っており、いずれキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースとのクロスオーバーも実現するのではと期待されています。
ソース:How Losing ‘Avengers’ Brought Destin Daniel Cretton to ‘Spider-Man: Brand New Day’

![シャン・チー/テン・リングスの伝説 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/71RZi95trIL._AC_UL320_.jpg)










