9月のLAコミコン、10月のNYコミコンに出席するマーベル俳優が明らかに

ニューヨーク・コミコンとロサンゼルス・コミコンに出席するゲスト俳優に関する最新情報が報じられました。今月開催予定のニューヨーク・コミコンではエリザベス・オルセンさんとポール・ベタニーさん、そしてチャーリー・コックスさんら「デアデビル:ボーン・アゲイン」のキャストが中心になっているようです。

報告によると、エリザベス・オルセンさん、ポール・ベタニーさん、チャーリー・コックスさん、エルデン・ヘンソンさん、ヴィンセント・ドノフリオさん、ウィルソン・ベセルさん、クリステン・リッターさん、マイク・コルターさんらが 2025年9月26日 と 28日 に出席予定との事。

「ワンダヴィジョン」のコンビである二人には「ヴィジョンクエスト」にワンダが登場するのか、ふたりはアベンジャーズ映画に登場するのかといった質問が浴びせられる事になりそうです。

残りは「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2のメンバー、というわけではないようで、シーズン1で死亡したフォギー・ネルソン役のエルデン・ヘンソンさんや、Netflixのディフェンダーズシリーズでルーク・ケイジ役を務めていたマイク・コルターさんも参加。彼らが「ボーン・アゲイン」シーズン2に再登場するのかどうかが注目されています。

10月11日と12日のニューヨーク・コミコンではチャーリー・コックスさんらに加えて、パニッシャー役のジョン・バーンサルさんの出演も発表。

ここでも「デアデビル:ボーン・アゲイン」に関する話題や、パニッシャーの新作ドラマに関する話題などが注目となりそうです。

ディズニーがMCUのドラマの規模縮小を進める中で、「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「ヴィジョン・クエスト」は現在制作が進められている数少ないプロジェクトのうちの2つ。それぞれ新情報が公開され次第、またお伝えする事になります。

ケヴィン・ファイギ社長がMCUの減速について「この5年はやりすぎた」とコメント

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が最近のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品のペースダウンについて、最新のインタビューであらためて言及しました。フェーズ4からのマルチバース・サーガではディズニープラス独占作品としてドラマやアニメなども多数展開されるようになりましたが、それらは少し前から減速を始めています。

海外メディア GamesRadar+ によると、この5年はやりすぎてしまったとファイギ社長は説明しています。

GamesRadar+:「『ファーストステップ』が『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』前の最後のマーベル・スタジオ映画になるということで、ファンの間では驚きの声が上がっています。待ちきれないと言う人たちにはどう答えますか?

ケヴィン・ファイギ:「ええと、『スパイダーマン』は来年ですね。まあ、どうなるかは分かりません。『アベンジャーズ』のストーリーは分かっているので、もう十分だと思います。以前、過剰な拡張について話しましたよね。直近の5年間で、以前の12年間(インフィニティ・サーガ)の2倍の時間をかけてストーリーを伝えようと、熱心にやりすぎてしまったということです。テレビではすでに始まっていて、今は映画でもスローダウンしていくべきだと思います。今は『ファンタスティック・フォー』があり、『スパイダーマン:ブランニューデイ』があり、1年後と1年半後に『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』があるというアイデアは素晴らしいと思います。それでいいと思っています。大々的に戻ってくる前に、劇場で少しの間、観客に寂しがってもらうのもいいと思っています。

2021年、当時プロデューサーを務めていたヴィクトリア・アロンソ氏は31のプロジェクトを抱えているという衝撃発言をしていました。これのどれだけが達成されたのかは不明ですが、これは当時ディズニーのCEOを務めていたボブ・チャペック氏の方針により、当時サービスが始まったばかりのディズニープラスの加入者を増やすための戦略のひとつとしてMCUの増産が指示されていました。

パンデミックが終息しはじめ、映画館事業が息を吹き返してきたタイミングでCEOが交代し、ボブ・アイガー氏が就任。アイガー氏は 2024年 にMCU作品を減らす方針を発表しました。

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パンデミックが落ち着き始めた頃に減収の責任問題を追求して椅子を奪い返したアイガー氏のやり方には意見が分かれるところですが、マーベル・スタジオが尻を叩かれてキャパシティ以上の作品を無理やり作らされていた所から脱却できるのはファンにとって都合の良い事も多くなると考えられています。

マルチバース・サーガでは個々の作品の質の低下が指摘される傾向にありましたが、これがインフィニティ・サーガの頃に戻る事が期待できる他、劇場公開やディズニープラスでの配信のペースについていけずに視聴をやめてしまうような人数が抑えられる事にも繋がります。

2026年のマーベル・スタジオの映画は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のみ。なお、「スパイダーマン:ブランニューデイ」は(マーベルと協議の上で)ソニーがスケジュールを決定しています。

2026年のディズニープラスではドラマが「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2と「ヴィジョン・クエスト」の2本。アニメが「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」シーズン2と「X-MEN’97」シーズン2の2本、そしてスペシャル・プレゼンテーション・ドラマ「パニッシャー」の配信が予定されています。

2027年はタイトル未定の映画が一本と、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の公開が予定。ディズニープラス限定配信作については分かっていません。(「ホークアイ」シーズン2などは開発中とされています。)

2022年、2023年と比べるとかなり減った感覚がありますが、この戦略変更をもってフェーズ7から安定した生産体制に入っていけるのでしょうか。

ソース:“We’re already well into development of the next saga”: Marvel boss Kevin Feige on Fantastic Four: First Steps, Phase 6 and the future of the MCU

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」の新トレーラーとポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「マーベル・ゾンビーズ」の新しい予告とポスターが公開されました。本作はアニメ「ホワット・イフ…?」のひとつのエピソードをピックアップしたスピンオフ作品で、新予告ではゾンビ・パンデミックの瞬間についても以前のものより詳細に触れています。

約90秒の今回の予告映像では、シャン・チーとケイティがパンデミックの瞬間に立ち会うシーンが含まれている他、ゾンビ・サノスと対決するスパイダーマンの姿も。スパイダーマンはストームブレイカーを投げつけていますが、頭ではなく胸に突き立てており、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のソーと同じ過ちを繰り返しています。

あわせて新ポスターも公開。

月をバックにスカーレットウィッチの姿が印象的に描かれている他、キャプテン・アメリカとオコエの姿も。

マーベル作品では珍しい TV-MA (18禁相当)に指定。日本での視聴制限については 15+ に指定されています。

監督はもともと「映画にしたい」というアイデアからスタートしたと明かしつつ、いくつかの問題を経てTVアニメの形に落ち着いたと語っていました。

本作は「ホワット・イフ…?」シーズン1のエピソード「もしも・・・ゾンビが出たら?」の続編となるもので、量子ウイルスが世界を侵食し、それによってヒーローたちの何人かがゾンビ状態となり、生き残ったヒーローたちと激しい争いを繰り広げることになります。

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」は全4話構成で 2025年9月24日 より、ディズニープラスで配信予定です。

「エージェント・オブ・シールド」が正史でないとMCUは困る?コールソンたちが解決した3つの疑問

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスピンオフドラマとして始まった「エージェント・オブ・シールド」は 2013年の番組スタート当時、マーベル・スタジオとは別のマーベル・テレビジョンという組織と米ABCによって制作されました。

2012年の「アベンジャーズ」で死んだフィル・コールソンが現場に戻る所が始まるこのドラマはシーズンが進むにつれてMCU本編とは異なる展開となり、正史かどうかは公式でも正確に結論付けない曖昧な作品となりました。

しかしこの番組は確実に、MCUのインフィニティ・サーガにおける説明不足なポイントのいくつかを補ってもいました。

エイジ・オブ・ウルトロンのヘリキャリア問題

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でS.H.I.E.L.D.が崩壊した後、世間から姿を隠していたニック・フューリーが「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のいいところで突然ヘリキャリアと共に復帰し、ご都合主義のように助けに来ています。

MCUの映画だけではまったく説明がないこの再登場に関して、「エージェント・オブ・シールド」では「シータ・プロトコル」と呼ばれる作戦として描かれています。

キャプテン・マーベルとの対決後、ロナンが復讐に来なかった

映画「キャプテン・マーベル」ではキャロル・ダンヴァースがクリーの宇宙艦隊を撃墜し、指揮官のロナンが撤退を命じています。その際に復讐を誓いますが、この映画よりも以前に公開された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でロナンは消滅。時系列にして約20年間、ロナンが地球に復讐に来たかどうかは描かれていません。

「エージェント・オブ・シールド」はクリー人が物語の焦点のひとつであり、クリーは地球で人体実験を繰り返し、インヒューマンズを生み出してきました。そのインヒューマンズの反乱によってクリーは地球から追い出され、植民地化に失敗していました。ロナンが復讐に来たくても簡単に来る事ができない理由として機能していました。

H.Y.D.R.A.のアイコンがヒドラではなくタコな事

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で登場した悪の組織 H.Y.D.R.A. 。マルチバースサーガになっても、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを通じてH.Y.D.R.A.の影響力が度々描かれていますが、MCU本編では説明されていない問題が残っています。

「ザ・ファースト・アベンジャー」でも「首をひとつ切り落とされてもまた生えてくる」と説明されているように、H.Y.D.R.A.は神話上のヒドラをベースにした組織。ヒドラとはもともと多頭の竜を示しており、日本で言えばヤマタノオロチやゴジラに登場するキングギドラのようなデザインになるはずです。

しかし H.Y.D.R.A. のシンボルは多頭ではなく、頭ひとつに足がいっぱいのタコのような多足生物をかたどっています。

©MARVEL,Disney

「エージェント・オブ・シールド」では H.Y.D.R.A. の起源を描いており、ハイブという存在がこの問題を解決してくれていますが、まだ知らない方のためにここでは詳細は割愛しておきます。


マーベル・テレビジョンはディズニーがマーベルを買収したあとに再編成され、現在のマーベル・テレビジョンはこの当時の組織とは完全に別のものに。マーベル・テレビジョンの現責任者は「エージェント・オブ・シールド」を「デアデビル:ボーン・アゲイン」に続いて復活させる番組にしたいと昨年のインタビューで言及していました。

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現在制作中のドラマ「ヴィジョンクエスト」では「エージェント・オブ・シールド」との何らかの関与が描かれるともされていますが、S.H.I.E.L.D. がMCUに戻ってくるのかどうか注目です。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全7シーズンがディズニープラスで配信中です。

ソース:3 Things That Don’t Make Sense About the MCU if Agents of S.H.I.E.L.D. Isn’t Canon

ドラマ「ヴィジョンクエスト」、イーディス役で噂のエミリー・ハンプシャーさんがジェームズ・スペイダーさんとの共演を認める

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」で、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」より E.D.I.T.H. を再演すると噂されているエミリー・ハンプシャーさんが、本作でジェームズ・スペイダーさんと共演している事を明かしました。

@etalkctv While attending The Artists for Peace and Justice annual gala, we caught up with Emily Hampshire and celebrated her joining the MCU. She talked about MCU secrets and what it was like working with Paul Bettany and James Spader. #EmilyHampshire #TIFF50 #VisionQuest #MCU #redcarpet ♬ original sound – etalk

ハンプシャーさんは最新のインタビューで次のように語っています。

一番素晴らしかったのは、ポール・ベタニーとジェームズ・スペイダーという最高の人たちと一緒に仕事ができたことです。これまで素晴らしい人たちと仕事をしてきましたが、ただただ畏敬の念を抱いていました。

ポールは本当に最高です。私たちはまるでお腹の中にいた時から一緒にいたような気がします。私が彼を蹴ると彼は笑い、それからまるでずっと前から知り合いだったかのように友達になったんです。

ジェームズ・スペイダーは私がこれまで一緒に仕事をした中で最高の俳優の一人です。

また、以前に声の演技で出演した際には MCU の事をよく理解していなかったとし、今回のオファーを受けて入念に調査したとも明かしました。

このオファーを受けた当初、1年間も話すことができず、とても辛かったです。弁護士に『これでMCUの一員だ』と言われ、MCUの意味を調べなければなりませんでした。

でも今はすっかりMCUにどっぷり浸かっています。映画は全部観ました。でも、以前はMCUについてあまり知りませんでした。今はすべて知っています。

こんなに秘密にされているなんて驚きました。結局、脚本を返さないといけないんです。だから、すごく秘密なんです。言えない秘密がたくさんあるんです。

ハンプシャーさんは「ファー・フロム・ホーム」のピーター・パーカーがトニー・スタークから託されたサングラスに搭載されていた AI のE.D.I.T.H.(イーディス)の声を担当していました。

そのハンプシャーさんが、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でウルトロンの声を担当していたジェームズ・スペイダーさんと共演した事を認め、本作にトニー・スターク開発のAIが人間の姿で登場するという噂を裏付ける形となりました。

F.R.I.D.A.Y. については「スパイダーマン:ホームカミング」で声を担当していたケリー・コンドンさんではなく、オーラ・ブレイディさんに変更された事がショーランナーより発表されています。

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ドラマ「ヴィジョンクエスト」は、ドラマ「ワンダヴィジョン」のホワイトヴィジョンのその後を描く物語で、ウルトロンやジョカスタ、フライデーといったトニー・スタークが作り上げたAIたちも登場すると噂されています。

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ウルトロンをジェームズ・スペイダーさん、イーディスをエミリー・ハンプシャーさんが過去作から再演し、フライデー役はオーラ・ブレイディさんに変更。コミックのウルトロンの妻にあたるジョカスタ役をタニア・ミラーさんが演じるとされています。
また、ルアルド・モリカさんが演じる謎の少年タッカーがワンダとヴィジョンの息子トミー・マキシモフではないかとされています。

また、米ABC制作のドラマ「エージェント・オブ・シールド」とも何らかの関係があるとも以前に報じられていました。

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ドラマ「ヴィジョンクエスト」は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

マイク・コルターさんがドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の噂にコメントし、再登場を認めた?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2に再登場の噂のマイク・コルターさんが、同ドラマでヴィランのキングピン/ウィルソン・フィスクを演じたヴィンセント・ドノフリオさんとオタワ・コミコン2025に出席。そこでのインタビューで噂について質問され、回答しました。

シーズン2で復帰が発表されているジェシカ・ジョーンズ役のクリステン・リッターさんに続いてマイク・コルターさんも復帰するのではとの噂について、 「それが事実ならファンと同じくらい嬉しいですよ。それは本当に嬉しい。ファンが幸せなら、僕も嬉しいです。」とし、再演の意欲はある事を示しました。

今後の共演の可能性についてコルターさんは「まだ共演シーンはないんです。」と回答。この一言はシーズン2での復帰を認めたのではないかとメディアも指摘しています。

そして、「問題は、今の彼はヴィンセントだけど、ヴィンセントがセットに来たら…もう彼じゃありません、どこか別の場所に行ってしまうんです。そうしたら怖くなってしまいます。だから、彼が役になりきって、向かい合って立っているのを見るのがちょっと楽しみなんです。だって彼は別人になりますからね。みんなと同じように、僕も怖気付くと思います。『やばい、今日はヴィンセントとシーンをやるんだ』って感じです。」と続けました。

「ボーン・アゲイン」シーズン1では Netflix のマーベルドラマからパニッシャーが戻り、シーズン2ではジェシカ・ジョーンズが戻る事が発表済み。ディフェンダーズの残されたメンバーであるルーク・ケイジとアイアンフィストもそれに続くと考えるのはファンなら当然の心理で、来シーズンかどうかはともかくいずれ実現するものと予想されています。

シーズン1の予告の時点で、ルーク・ケイジが経営するクラブ「ハーレムズ・パラダイス」の看板が含まれていた事など、既に布石もうたれている状態。

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コルターさんは6月の別のイベントに、デアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックスさんと一緒に参加。その際もルーク・ケイジ再演をほのめかすような投稿をしていました。

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「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2で何が起こるのか注目です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

シーズン2ではクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズの再登場が正式に発表されました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ワンダーマン」で誰と共演しているのかは言えない、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」俳優が語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」で、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、ドラマ「ミズ・マーベル」からアルバート・クリアリーを再演するアリアン・モーイエドさんが、新番組は俳優という職業への讃歌になると語りました。

海外メディア Variety とのインタビューで12月配信予定の新作について、モーイエドさんは「この番組は、俳優、そして芸術家であることの技術と努力へのラブレターです。とてもユニークで特別な何かに触れています。そして、一緒に仕事をしたのは…誰と仕事をしたかさえ言えません。」と語りました。

モーイエドさんが演じるクリアリーはダメージコントロール局のエージェントで、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の冒頭では逮捕されたピーター・パーカーの事情聴取を行い、「ミズ・マーベル」では能力者と判明したカマラ・カーンを捕らえようと追い詰める様子が描かれていました。

MCUのダメージコントロールは現状で主人公を邪魔する組織としての描写が続いており、「ワンダーマン」でもこれが引き継がれるとすれば、主人公のサイモン・ウィリアムズに対する当面の敵と言える存在として登場するのでしょうか。

コミックではアベンジャーズの古参メンバーでもあるワンダーマンですが、彼がこのドラマの後、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に登場するかは分かっていません。

ドラマ「ワンダーマン」はヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世さん演じる主人公サイモン・ウィリアムズが、ハリウッドを舞台に世界に挑む俳優として、そしてヒーローの原点を探求する作品。「アイアンマン3」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」からベン・キングズレーさん演じるトレヴァー・スラッタリーが再登場。「シャン・チー」「スパイダーマン:ブランニューデイ」のデスティン・ダニエル・クレットン監督と「ホークアイ」のアンドリュー・ゲストさんが脚本、製作総指揮を担当。

ドラマ「ワンダーマン」は 2025年12月 に米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」、ルアルド・モリカさんが噂の役を認めたか

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」で謎の役タッカーを演じるとされているルアルド・モリカさんがSNSを通じて噂の役を認めたのではないかと話題になっています。

ルアルド・モリカさんは「アガサ・オール・アロング」でワンダの息子ビリーを演じたジョー・ロックさんと舞台で共演中で、その合間に撮ったツーショットを公開。お揃い、ペアルック、そして双子の出産などを意味する「#twinning」というワードを添えて、ワンダのもうひとりの息子トミーを演じているのではないかという噂を暗に認めたと話題になっています。

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「アガサ・オール・アロング」が主人公のアガサ・ハークネスの過去と共にビリー・マキシモフについても描いてきたように、「ヴィジョンクエスト」は「ワンダヴィジョン」で飛び去っていったホワイトヴィジョンに焦点を当てつつ、並行してトミーの行方を追う構成になっているようです。

現時点でジョー・ロックさんが「ヴィジョンクエスト」でビリーを再演するかどうかはわかっていません。

しかし近い将来にはコミックにおけるヤングアベンジャーズ、MCU版ではチャンピオンズと呼ばれるとも報道されている若手チームに参加すると見られており、「ザ・マーベルズ」のラストでミズ・マーベルがケイト・ビショップに声をかけた新チームにワンダの息子たちも加わると見られています。

「ヴィジョンクエスト」はまだ公式情報に乏しい作品ですが、ショーランナーを務めるテリー・マタラスさんは先日のイベントにて、トニー・スタークが開発したAIの F.R.I.D.A.Y. が再登場する事を認め、これまでケリー・コンドンさんがフライデーの声を担当していましたが、あたらしくオーラ・ブレイディさんに変更された事を明かしました。また、パラディンがヴィランとして登場する事も報告しています。

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本作では、ウルトロンやジョカスタ、フライデーといったトニー・スタークが作り上げたAIたちも登場すると噂されています。

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また、米ABC制作のドラマ「エージェント・オブ・シールド」とも何らかの関係があるとも以前に報じられていました。

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ドラマ「ヴィジョンクエスト」は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」公式予告が公開、9月24日米配信へ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「マーベル・ゾンビーズ」の公式予告が公開されました。本作はもともと 2025年10月3日 の配信予定となっていましたが、先月の監督インタビューで発覚したように、9月24日 にアメリカで配信スタートが決定したようです。

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今回リリースされた予告では、主にスカーレットウィッチとネイモアのゾンビが脅威である事を紹介。アベンジャーズの大半がゾンビ化したこの世界で、シャン・チーやミズ・マーベル/カマラ・カーンなどフェーズ4からのニューフェイスがアンデッド・アベンジャーズに対抗するために戦列に加わる事に。

マーベル作品では珍しい TV-MA (18禁相当)に指定されており、今回の予告動画でも残虐な描写が目立っています。日本での視聴制限については分かっていません。

監督はもともと「映画にしたい」というアイデアからスタートしたと明かしつつ、いくつかの問題を経てTVアニメの形に落ち着いたと語っていました。

本作は「ホワット・イフ…?」シーズン1のエピソード「もしも・・・ゾンビが出たら?」の続編となるもので、量子ウイルスが世界を侵食し、それによってヒーローたちの何人かがゾンビ状態となり、生き残ったヒーローたちと激しい争いを繰り広げることになります。

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」は全4話構成で 2025年9月24日 より、米ディズニープラスで配信予定です。

「エージェント・オブ・シールド」は「シークレット・インベージョン」に出るべきだった、クロエ・ベネットさんがコメント

米ABC制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」は賛否両論ありつつもマーベルドラマ最高傑作のひとつであるのは疑いようがありませんが、このドラマでデイジー・ジョンソンを演じたクロエ・ベネットさんがこれまでを振り返りつつ、今後についても言及しました。

ドラゴン・コンに出演したクロエ・ベネットさんは「エージェント・オブ・シールド」とMCUについて次のようにコメント。

「私は少しも遊んでないし、冗談でもありません。何も知らないんです。聞かれていません。もし話があれば、私は秘密が守れないから、みんなに話しちゃいますよ。私たちは正史だったけど正史とは思われていません。でもドラマは奇妙でランダムなカムバックをすると思います。他のストリーマーに移されたりしたらね。」

「エージェント・オブ・シールド」は 2012年の「アベンジャーズ」で死んだはずのコールソンが生きていたというところから始まり、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」や「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の話の裏でコールソンやS.H.I.E.L.D.のエージェントたちが尽力していた様子が初期の数シーズンを通して描かれています。

しかしマーベル・スタジオが「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」の開発のために秘密主義になった事がひとつの要因となり、「エージェント・オブ・シールド」とMCUのクロスオーバー感は薄れていくことに、後半シーズンでは独自のストーリーが展開する運びとなりました。

ドラマではニック・フューリーとしてサミュエル・L・ジャクソンさん、マリア・ヒルとしてコビー・スマルダーズさん、レディ・シフとしてジェイミー・アレクサンダーさんらが、MCUと同役で出演しています。

MCUのドラマがMCUのために打ち切られた「エージェント・オブ・シールド」を超えられていないのは皮肉な事で、ベネットさんは特に失敗作と揶揄されるドラマ「シークレット・インベージョン」についてもコメント。

「シークレット・インベージョンに出られたかもしれないけど、結局出られませんでした。出ていた方が良かったかもしれませんね。」

コミックの「シークレット・インベージョン」ではスクラルに対抗するためにシークレット・ウォリアーズというチームが結成。このチームのリーダーがデイジー・ジョンソンで、原作どおりであれば重要な役としてクロエ・ベネットさんが出演するのではと考えられていました。

「シークレット・インベージョン」の制作当時、ベネットさんは噂を否定しつつもMCUとの関連をほのめかす行為をつづけていました。

「出られたかもしれない」という発言が原作コミックを考慮してのことなのか、実際に話し合いが行われていたのかは不明ですが、「出ていたほうが良かった」というのは「エージェント・オブ・シールド」のファンなら誰もが思う所。

フューリーをS.H.I.E.L.D.のエージェントたちでサポートし、マリア・ヒルをコールソンと同じくLMDで蘇らせ、物語に復帰させる事も可能でした。

マーベル・テレビジョンの現責任者は「エージェント・オブ・シールド」を「デアデビル:ボーン・アゲイン」に続いて復活させる番組にしたいと昨年のインタビューで言及。

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現在制作中のドラマ「ヴィジョンクエスト」では「エージェント・オブ・シールド」との何らかの関与が描かれるともされていますが、S.H.I.E.L.D.がMCUに戻ってくるのかどうか注目です。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全7シーズンがディズニープラスで配信中です。