ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、マットの破局が認められる。他、ディフェンダーズやフォギーの生死に制作が言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1では主人公マット・マードックの新しい恋人としてヘザー・グレンが登場しました。しかし中盤以降、彼女はウィルソン・フィスクの価値観に寄り添うようになり、マットとは意見を違えるようになっていきました。

海外メディア TVLine とのインタビューで、本作のシーズン1とシーズン2のショーランナーを務めるダリオ・スカーダペインさんは、次のシーズンで掘り下げたいキャラクターについて質問された際に次のように回答しています。

今、二つの陣営があります。一つはレジスタンス、もう一つは政権側、あるいはフィスクの市役所です。そして、どちらの陣営にも、物語が始まったばかりの登場人物がいます。ダニエル・ブレイクのような人物はフィスクの庇護下にあり、居心地の悪い立場にいるに違いありません。ジャーナリストのBBもいて、彼らは皆政権内部にいます。マットの元恋人、ヘザーは、今やこの事件のメンタルヘルス担当責任者です。

シーズン1では二人が明確に決別するシーンは描かれていなかったものの、ヘザーはフィスク市長のオファーを受けてカウンセラーとしての仕事を引き受けるラストが描かれていました。従って、マットとヘザーはシーズン1とシーズン2の幕間で別れたと考えるのが妥当なようです。

また、フォギーがコミックにならって死んでいないのではと質問された際、コミックどおりにやるのであればカレン・ペイジは死ななければならないとも説明しました。

それは難しい質問ですね。この質問は避けさせていただきます。コミックには、これらのキャラクターの多くに関する神話が存在します。カレン・ペイジはコミックではとっくに亡くなっており、もう出てきていません。ですから、責任ある、そして楽しい答えとしては、時が経てば分かるだろうと言うのが正解だと思います。明確な答えは出せません。

「ブルズアイは誰にも気づかれずに逃げおおせました。彼は恐れるべき存在なのでしょうか、それとも味方になれる可能性を秘めているのでしょうか?」との質問に対しては次のように述べています。

質問には漠然とした答えになってしまうのですが、最終話の面白いところは、ブルズアイが割れた窓の外を見ているところです。最後に会った人たち全員に、ある核となる問いが投げかけられます。誰もがどちらかの側を選ばなければなりません。最終的にどちらの側につくのでしょうか?これが今後の展開の大きな部分を占めています。私はウィルソン・ベセルの大ファンです。彼がブルズアイに施した手法は非常に興味深いと思いますし、キャラクター設定に関しても非常に優れたカードセットが揃っていると思います。現時点では、豊富な選択肢が揃っています。

そしてマットがディフェンダーズと手を組んで問題の対処にあたるのかと聞かれたスカーダペインさんは、これまでどおり明確な回答を避けつつも、ファンと同じ目線であると強調しました。

面白いことに、私とファンの間に大きな境界線があるとは感じていません。私は熱烈なファンです。ファンが望むもの全てを私が望んでいるかわ分かりませんが、今は何も明かすことはできません。でも、ニューヨークが大変な状況にあり、ヘルズ・キッチンとデアデビルの世界には、まだ見ぬ人々もいるという設定を考えると…世界観が少し広がるというのは、ある程度納得できます。ディフェンダーズが本格的に再集結するかどうかは分かりませんが、私たちの世界にまだ見ぬ人々がいるというのは…楽しいことですね。

多くのファンは「ボーン・アゲイン」シーズン2でディフェンダーズの一部、または全員が登場するのではないかと考え始めていますが、今のところシーズン2の撮影現場での目撃情報はありません。実際に登場するのかどうかは、もう少し見守る必要がありそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Daredevil: Born Again’ Writer Answers Burning Season 2 Questions

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、PCSはシーズン2ではなく別作品へ繋がる、ショーランナーが示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終話にはポストクレジットシーンが用意されていましたが、このシーンはシーズン2への布石ではなく、別の作品へと繋がっていく事をショーランナーが言及しました。

海外メディア EW とのインタビューでショーランナーのダリオ・スカーダペインさんは「ポストクレジットシーンはパニッシャーのスペシャルドラマへの言及なのか?」と質問され、「いいえ」と否定しつつ、「ジョン、パニッシャー、そして彼をこの世界に留めておくという、マーベル全体の大きな構想の一部でした。彼は特別捜査班に連行されますが、私たちは彼をただ島に閉じ込めておくだけでは済まなかったのです。フランクが長く閉じ込められることはないだろうという印象を与える必要がありました。これは開発のかなり後期になってからの話ですが、デアデビルの物語を伝える上でも、フランクとパニッシャーの今後の展開を描く上でも、これが最善策であることがすぐに明らかになりました。 」と、このシーンを最後に入れた経緯について語りました。

この回答に対して「では観客はポストクレジットシーンを見て、フランクが『ボーン・アゲイン』シーズン2に関与するだろうと考えるのが正解でしょうか。」とインタビュアーが確認すると、スカーダペインさんは「分かりません。つまり、観客としては、ポストクレジットシーンがパニッシャースペシャルの内容と密接に関係していると考えるのが妥当だと思います。」と、やはりスペシャルドラマへの布石となるシーンになっている事をほのめかしました。 

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の配信直前に発表された久々のマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションとなる「パニッシャー」。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-punisher-special-presentation-confirms/”]

このスペシャルドラマはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさん自身が脚本の執筆にあたっていますが、スカーダペインさん自身は内容にほとんど関与していない事を明かしました。

ジョンとはテキストでやり取りしていますが、今のところ、内容は何も見ていません。あまり詳しくありません。まだ状況を把握できていません。どうなるか全く分かりません。ジョンとは以前一緒に仕事をしたことがあり、『パニッシャー』から今作までの間に彼が書いたものを読んだことがあります。彼は本当に本当に本当に素晴らしいライターでもあります。いつか、まだ実現していないことを私に提案してくると思いますが、私はあまり彼に迷惑をかけないようにしています。

「パニッシャー」は 2026年配信予定とされていますが、ここで「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終話の直後を描くのであれば、「ボーン・アゲイン」のシーズン2の配信予定である 2026年3月までに「パニッシャー」が滑り込む事になるのかもしれません。

ポストクレジットシーンでは大勢の特殊部隊に取り押さえられそうになっていたパニッシャーでしたが、再び檻に戻されたのか、それとも彼ら全員を亡き者にして無事に脱出したのか、続報に注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Daredevil: Born Again boss addresses season 2, Defenders, Punisher post-credits scene, and more burning questions

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の後、映画「サンダーボルツ*」は大丈夫なのか?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終話が配信され、ウィルソン・フィスクが市長となったニューヨークは以前と大きく様変わりする事になりました。

特に最終話において、マスクの自警団を憎むキングピンは治安回復法を制定。全ての自警活動は違法となり、夜20時以降の外出は禁止、そして戒厳令が近々実行される事も発表されました。デアデビルだけではなくスパイダーマンや、マスクをつけていないルーク・ケイジやジェシカ・ジョーンズらも影響を大きく受ける事が予想されています。

では、フィスク市長の支配はニューヨークにやってくるサンダーボルツの活動にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

マスクをしているレッドガーディアンやU.S.エージェントがウィルソン・フィスクの目にどのように映るのかは興味深い所ですが、劇中では何も言及されなさそうというのが正直な所。

コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがキングピンのような人間の台頭を考慮して超法規的な組織としてサンダーボルツを結成したとは考えにくく、映画でキングピンがヴォイドによるニューヨークの惨事の対処にあたるとも思えません。

「サンダーボルツ*」が「デアデビル:ボーン・アゲイン」最終話よりも前の時系列にして、「サンダーボルツ*」を平常のニューヨークを舞台に起った出来事と設定すればそういった問題は気にする必要がなくりますが、そうすれば今度は「ボーン・アゲイン」の中でサンダーボルツ事件について何も言及されていないという齟齬が生じてしまいます。

「エコー」が 2025年5月 を描き、ここでウィルソン・フィスクが市長選立候補を決意し、ニューヨーク市長選は11月と決まっているため、最速で行動したとすれば、「ボーン・アゲイン」シーズン1の1話のメインは2025年のそれ以降から11月頃まで。オープニングからフォギーの死までは 2024年 を描いているはずです。2話では新年となる2026年を迎え、3話には3月のセントパトリックデーが含まれていました。それ以降、最終話までにどの程度の時間があったかは不明です。立候補が最速でなければこれらの事は1年ずつずれることになるでしょう。

※ディズニープラスの時系列順では2026年10月が舞台の「アガサ・オール・アロング」よりも後に配置されているため、「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は2026年末から2027年の春頃までと推測出来そうです。

「サンダーボルツ*」に「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のラストで見たニューヨークは継承されているのか、2週間後の映画館では注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

SSUドラマ「スパイダー・ノワール」、2026年初頭にリリースか

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダー・ノワール」が、2026年初頭にリリースされると海外メディア NPN が報じました。

本作はコミックの「スパイダーマン・ノワール」を原作として制作されたドラマで、米国内では MGM+で独占配信され、その後、Amazonプライム・ビデオで全世界配信される予定となっています。正確な公開日はまだ発表されていませんが、Nexus Point News は独占情報として、「スパイダー・ノワール」が2026年初頭に公開されることを発表しました。

「スパイダー・ノワール」は2024年9月の終わりごろから撮影が開始されましたが、2025年1月のロサンゼルス火災で一度撮影が中断するも、現在は撮影を終えて編集段階に入っていると言います。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-spider-noir-nicolas-cage-set-photos/”]

プライムビデオでは世界観をより強調するためにモノクロバージョンも配信されると過去に報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-spider-noir-actor-tease-black-and-white-version/”]

SSU初のドラマ作品として発表された本作ですが、批判が多かった「モービウス」から「マダム・ウェブ」、「クレイヴン・ザ・ハンター」とさらに低迷していった映画のユニバースは事実上の凍結が報じられています。

この「スパイダー・ノワール」がSSUの最後の花火となるのか、それともSSUのリブートの一発目の花火となるのかは分かっていません。

「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。

ほか、ラモーン・モリスさん、ブレンダン・グリーソンさん、エイブラハム・ポポーラさん、リー・ジュン・リーさん、ジャック・ヒューストンさん、ルーカス・ハースさん、キャメロン・ブリットンさん、キャリー・クリストファーさん、マイケル・コストロフさん、スコット・マッカーサーさん、ジョー・マッシンギルさん、ホイットニー・ライスさん、アマンダ・シュルさん、アンドリュー・ルイス・コールドウェルさんらがキャスティングされています。

番組は全8話構成が予定されています。

配信日は現時点で不明。まず米国でMGM+で初公開され、その後Amazonプライム・ビデオで配信されることが分かっています。

ソース:Silk And Smoke: Everything We Know About ‘Spider-Noir’

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2ではヒーローチームを組むかもしれない、ショーランナーがほのめかす

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2はシーズン1から引き続き、ダリオ・スカーダペインさんがショーランナーを務めています。同氏は最新のインタビューで新しいヒーローチームについて言及しました。

海外メディア EW とのインタビューで、ディフェンダーズの再結成について質問されたスカーダペインさんは次のように述べています。

あまり多くを明かすことはできませんが…MCUの「ヘルズ・キッチン」とでも呼ぶべき場所で仕事をしていると、あの象徴的なキャラクターたちは常に頭の中にいます。

問題は、マットの人生に関係する人物や人間関係、過去の登場人物を登場させたいということです。

特にフィスクが街を占領したというストーリーにおいては、彼らは物語を盛り上げるからです。そして、いわば抵抗勢力や反乱軍が台頭しています。ですから、そこに関わってくる人物、自警団員、スーパーヒーローたちが登場することになります。

彼らの街にこのようなことが起こっているのですから、彼らも登場しなければなりません。とはいえ、完全に有機的なストーリーを作り上げたいとも考えています。

ですから、誰が、そしてなぜ登場するのかは、単なる偶然以上のものでなければなりません。ですから、あなたの質問への一番簡単な答えは、はい、今挙げたキャラクターたちは、まさに私と、私たちが作業している全員の頭の中にいます。それがどのように現れるかは、脚本上非常に難しいことであり、現時点では厳重に守られた秘密です。

だから私は意図的に慎重になっているのですが、私たちが検討していることに関して言えば、「もちろん!」とも言えます。

期待されているキャラクターの何人かは登場がありそうな回答でしたが、具体的に誰が登場するのかといった事は明かされませんでした。

スカーダペインさんはMCUのクロスオーバーがどのように作られているかについて、次のように語っています。

でも、面白いのは、MCUのような大きなプロジェクトで働くってこういうことなんだって実感する事です。僕たちにはヘルズ・キッチンっていう小さなコーナーがあって、アベンジャーズ・タワーからダウンタ​​ウンみたいなところにあります。誰かが『ねえ、どう?』って言うまで、その界隈に留まってるみたいな。上層部の人や他の番組、他の映画の人が僕たちの世界に興味を持ってくれると、『どう思う?』って言われるんです。でも、『スパイダーマン』ではまだそういうのをもらったことないんですよね。

つまり、現状ではやはりスパイダーマンをドラマに登場させる事は難しいようで、引き続きソニーとディズニー&マーベルの話し合いに期待するしかないようです。

スパイダーマンとの共闘はまだ望みが薄いようですが、ディフェンダーズの何人かがシーズン2で帰って来る可能性がかなり高いと言えそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:EW

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の監督陣が作り直し前のオープニング内容を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の監督チーム(ジャスティン・ベンソンさん、アーロン・ムーアヘッドさん、マイケル・クエスタさん、ジェフリー・ナックマノフさん、デヴィッド・ボイドさん)が海外メディアとの対談で、削除されたオープニングシーンについて語りました。

当初、画面外で死亡した状態で始まる予定だった「デアデビル:ボーン・アゲイン」のオープニングでしたが、やはりフォギーの死を描くべきだと判断され、配信されたバージョンに仕上がっています。

フォギーの死について、どうやって死ぬのか、最期の瞬間に何が起こるのか、たくさん話し合ったとしつつ、「エルデンを見ながら、『フォギーを殺す権利は一体何なんだ?』と考え始めたんです。」とムーアヘッド監督は語っています。

「でも、エルデンは、私たちがそれを真剣に受け止め、ただショッキングなことを意図しただけではないという条件で、許可をくれました。もしそれが共感を呼び、マットが番組の残りの部分で行った行動の理由であるなら、許可は得られるでしょう。」

フォギーの死がマットの物語でとても重要かつ必要な展開だと認められ、今のバージョンに至ったと説明しました。

そして、フォギーは死んでいないと噂される1話のイースターエッグについて質問されたムーアヘッド監督は次のように答えています。

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鋭い目を持つ天才たちよ、この説は聞いたことがあります。教えてあげたいところですが、もし他のことを言ったらマーベルに批判されてしまうでしょう。だけど、デアデビルがストリートレベルのスーパーヒーローであることの本当に素晴らしい点は、MCU内でありながら、超自然現象がこのユニバースとあまり関わりを持たないことです。そのため、パンチはより痛く、血はより強く、傷つくことはより強く、死ぬことは多くの場合、実際に死ぬことを意味するなど、より強い結末を迎えることが多いという事です。だが、私が言えるのはそれだけです。

ムーアヘッド監督が携わってきた「ロキ」や「ムーンナイト」に比べ、デアデビルはスーパーナチュラルとは無縁の世界観で描かれているため、死は実際に死である事が多いと強調しました。

そして、当初、オープニングはデアデビルの衣裳を来たマット・マードックがマスクを外して信じられないほど悲しそうに泣き、マスクを落とす、それだけが全てのシンプルなシーンだったとムーアヘッド監督は言います。そしてナックマノフ監督が「それは水辺でした。」と補足し、凍えるほど寒かったと振り返りました。

フォギーの死体すら映さない状態でマットがデアデビルにならない事の説明をする予定でしたが、結局はここを丸々1話使って描くことに変更したと監督らは明かしました。

また、ヴァネッサの不倫相手のアダムが当初はキングピンのボディガード役だったとも。

ベンソン監督はアダム役のルー・テイラー・プッチさんが2005年の映画「サムサッカー」でヴィンセント・ドノフリオさんと親子役を演じていた事から起用したと明かしています。

6話のフィスクとアダムの対決シーンの前にはドノフリオさんは「ルー、きっとうまくいくよ。これからこうなる。ストレスを溜め込まないでほしい。」とプッチさんを落ち着かせていたという監督は、二人の間には実際に(父と息子の)関係があるんだと気づいて不思議な感じがしたと語りました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:THR

Netflix「デアデビル」のエロディ・ユンさんが「ボーン・アゲイン」でのエレクトラ再演の可能性について語る

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」でエレクトラ・ナチオスを演じたエロディ・ユンさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2でエレクトラ役を再演する可能性について、インタビューで言及しました。

Pop Culture とのインタビューで再演の可能性について質問されたエロディ・ユンさんは、「もちろんです。」と即答した上で、「これまで演じてきたキャラクターの中でも最高のキャラクターの一人です。どうなるか楽しみです。もし呼ばれたら、必ず応えます。とにかくとても楽しいんです。」と再演の意欲を見せました。

エロディ・ユンさんは「デアデビル:ボーン・アゲイン」の撮影に参加していたとも報じられていましたが、事実であればこれは作り直される前のオリジナル版に登場していたという事になるようで、少なくとも配信されたバージョンにエレクトラは存在していませんでした。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2ではギリシャ系の40代女性のキャストが募集されているとスクーパーが報告しており、エレクトラ役がリキャストされるのではないかとの憶測も呼んでいます。

ここ最近では映画「デッドプール&ウルヴァリン」でエロディ・ユンさんよりも前に20世紀FOXの映画「デアデビル」でエレクトラ役を務めていたジェニファー・ガーナーさんが同役を再演していました。

エレクトラはNetflix版で何度もマットと助け合ってきましたが、「ボーン・アゲイン」シーズン2で再びこのコンビを見られるのか、もうしばらく見守る必要があります。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、変更前の最終回が明らかに。スパイダーマンへの影響は?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終回の配信が始まっていますが、海外スクーパーが「大幅な制作のやり直し」前に用意されていた最終回について、その内容を共有しています。

MTTSH 氏によると、「オリジナル版では、主な悪役はミューズと腐敗警官だけだった。腐敗警官はフォギーを殺し、ホワイトタイガーも殺した。そしてミューズの行動が腐敗警官の権力掌握を後押しし、フィスク市長はミューズの殺害を口実に特別対策部隊を結成した。」と説明。

「そして最終話では、フランクは戻ってきて、彼のシンボルを利用していた腐敗した警官たちを追い始めるのです。」と報告し、基本的には大差ないと伝えています。

しかしながらオリジナル版では考慮されていなかったブルズアイの再登場で「ストーリーのまとまりがなくなってしまった。」と指摘。ブルズアイは腐敗した警官たちやそのストーリー展開と意味のある繋がりがほとんどなく、オリジナル版のほうが論理的でまとまっていたと評しています。

一方でファンの大半は配信された最終回を評価しているようで、シーズン2でのディフェンダーズの再登場やスパイダーマンの再登場にも期待しているようです。

スパイダーマンといえばキングピンの支配によって様変わりしてしまったニューヨークが「スパイダーマン:ブランニューデイ」にどのような影響を与えるかは興味深い所。

自警活動が違法行為となってしまったニューヨークでピーター・パーカーがどうやってスパイダーマンを続けていくのかは疑問がある所で、「ボーン・アゲイン」の展開はスパイダーマンが異世界に行くという噂を後押ししているようでもあります。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-battle-world-rumor/”]

キングピンが市長になっていない異世界のニューヨークでなら、スパイダーマンはA.V.T.F.(アンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース)を気にする事なく人助けに専念出来る事でしょう。

先日はウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオさんが「権利の問題で映画には出られない」とも語っており、ソニーとマーベルが新しい合意をかわさない限りキングピンが「ブランニューデイ」に登場する事はなさそうな事も、「ボーン・アゲイン」と「ブランニューデイ」が地続きにならない可能性をほのめかしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-vincent-donofrio-addresses-spider-man/”]

キングピンの支配は当然の事ながら「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2へと続き、「ホークアイ」シーズン2にも影響する事が有力視されています。デアデビルを手助けしてくれるのは誰になるのか、今後の展開に注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は2026年3月配信、ショーランナーが予告。マットとフィスクは仲良く舞台裏を紹介

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のシーズン2が、2026年3月にディズニープラスで配信予定である事が発表されました。

ショーランナーを務めるダリオ・スカーダペインさんがSNSを更新し、シーズン1最終話の反応をファンと共有する中で、シーズン2の配信時期について発表しています。

「全てはここに繋がりました。S1を締めくくる時の感情が混ざっています。 キャスト、クルー、スタジオの自信と甘やかさに本当に感謝。サナ、ブラッド、ケヴィン、ルー、アーロン、ジャスティン、チャーリー、ビンセント、デボ、ジョン、そしてマッドサーカス全員に最大の感謝を。そしてそう、2026年3月にシーズン2開始です。」

これと時を同じくして、デアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックスさんとキングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオさんがシーズン2の撮影の舞台裏映像を公開。

チャーリー・コックス:デアデビルファンの皆さん、こんにちは。『ボーン・アゲイン』シーズン1をご覧いただき、本当にありがとうございます。フォギーの死、ホワイトタイガーの裁判、ミューズ、ブルズアイ、そしてもちろん、ウィルソン・フィスクの腐敗した支配まで、ずっと一緒に見てきましたね。

ヴィンセント・ドノフリオ:これはまだ始まりに過ぎません。シーズン2ではヘルズ・キッチンで、さらに色々と起こりますよ。

コックス:ちょっと、ヴィンセント、何をしているの?ネタバレになるよ。

ドノフリオ: ああ、そうだったね。

ドラマでは見られない和やかな雰囲気の映像の中ではドノフリオさんが「フォグウェルズ・ジム」のロゴを紹介。Netflix版でも度々登場したジムで、マット・マードックがボクシングの練習場として使っていました。

先日はここでのアクションシーンが目撃されていました。

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ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ヘイリー・スタインフェルドさんがケイト・ビショップの今後とMCUの醍醐味について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップを演じたヘイリー・スタインフェルドさんが、今後のMCUと再演などについて展望を語りました。

最新作「Sinner」のプロモーション中、海外メディア Collider とのインタビューで MCU でのケイト・ビショップの今後について質問されたヘイリー・スタインフェルドさんは「もう!こういう質問は困ります!」と冗談めかして前置きした上で次のように述べています。

マーベル・シネマティック・ユニバースに参加する最大の醍醐味の一つは、自分自身もその旅路を共に歩むことができることだと思います。そして、このキャラクターも私が心から愛し、理解しているキャラクターです。ケイトがこれほど広く愛されているキャラクターであることに、心から感謝しています。ファンとして、彼女がこれからどこへ向かうのか、そして彼女の前に待ち受けているあらゆる出来事に、私自身も関われることを、とても楽しみにしています。

そして、「ホークアイ」で共演したフローレンス・ピューさんについて振り返り、彼女の振る舞いを称賛しました。

彼女は現場にやって来ました。ディキンソンの時もそうだったが、基礎を築き、毎日現場にいて、スタッフとのやり取りもしっかりできている状態で、そのエピソードにレギュラーやゲスト出演として誰かが入ってくるのは、決して簡単なことではありません。そして、2つのプロジェクトの途中だったり、別のプロジェクトを終えたばかりだったり、どんな状況でも、誰かがやって来て、自分の主張をしっかりと持ち、自分の立場を貫く。フローレンスにとって、それは何の問題にもならなかったし、これまでも、そしてこれからもないと思います。彼女は本当に大きな力を持っています。

そして再共演について「彼女は素晴らしい。フローレンスともっと一緒に仕事ができたらどんなことでもするわ。特にケイトとエレナの世界で。きっとすごく楽しい時間を過ごせると思います。」と語り、ケイトとエレーナのタッグを再現する意欲を見せました。

ケイト・ビショップは映画「ザ・マーベルズ」のラストでミズ・マーベルにチーム結成の要請を受けた所で終わっており、次の登場予定は明らかになっていません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に登場するだろうと多くのファンが予想していますが、「ドゥームズデイ」の 最初の公式発表されたキャストリスト にはヘイリー・スタインフェルドさんの名前はありませんでした。

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一方で、エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピューさんは来月公開の映画「サンダーボルツ*」に続いて「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」への出演が発表されています。

ケイトとエレーナが再会するのはどの作品になるのか、続報にも注目です。

ドラマ「ホークアイ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Collider