ドラマ「ロキ」、シーズン2についてミス・ミニッツ役声優が「それを知った人は剪定しなくては」

現地時間の2021年10月22日から2021年10月24日にトロントで開催された「Fan Expo Canada: Limited Edition」のパネルに登場した声優のタラ・ストロングさんが、ドラマ「ロキ」のシーズン1を振り返りました。「ロキ」でTVAのミステリアスなキャラクター、ミス・ミニッツを演じたストロングさんはパネルの中でシーズン2についても質問されましたが、「それを知ったら剪定しなくてはならないわ」と回答しました。

タラ・ストロングさんはシーズン1に参加した際のマーベル・スタジオの秘密主義を振り返り、以下のように述べました。

実は、最初にロキのオーディションを受けたとき、自分が何のオーディションを受けているのか知らなかったんです。(マーベル・スタジオにとって)すべてを極秘にすることはとても重要で、オーディションでは多くの情報を得ることができませんでした。そのため、Siriのような声を録音し、次にそれよりも少し低い声、そして訛りのある声を録音しました。そして、ケイト・ヘロンや他のMCUチームと一緒にズームインするまで、それが何であるかを正確に知らなかったのです。

ストロングさんはまた、このキャラクターのためのレコーディングの経験についても語り、撮影が終わると、「実際に、すでに終わっている他の俳優たちと演技をすることになった」と語りました。

幸運だったのは、すでに撮影が終わっていたので、(トム・)ヒドルストンや他の俳優たちの演技をすることができたことです。彼らは私がどんな声を出すのか知らなかったので、小道具のようなものを使っていましたが、私は彼らがやったことをすべて見ることができました。

さらにストロングさんこのシリーズが「想像力に命を吹き込む」ことを可能にしたことへの喜びと、ミス・ミニッツに対するファンの反応が、この役を「与え続ける贈り物」にしたことを表明しています。

これまでのマーベルTVシリーズの中で最も好きな作品だと思います。イマジネーションを形にできるだけのサポートがあるというのは素晴らしいことですし、古い技術と新しい技術の併用など、とても美しいものでした。そして、人々がミス・ミニッツを好きになるとは思ってもみませんでしたし、それはとても素晴らしいことでした。このアニメのキャラクターが、彼女のバックストーリーを知らずに、とても愛されている世界に飛び込んできて、人々はすぐに「ああ、ミス・ミニッツを愛しているわ!」と言ってくれたのですから。私が知らないうちに注文していた、贈られ続けるギフトのようなものです。

最後にストロングさんは来るべき「ロキ」の第2シーズンでミス・ミニッツとして復帰するかどうか尋ねられましたが、「実は言えないの」と答えた後、ミス・ミニッツの声で冗談めかして「だって、それを知ったらあなたを剪定しなければならないわ。ごめんなさい(笑」と続けました。

ミス・ミニッツがシーズン2に戻ってくるかどうかは現在のところ判明していません。シーズン1では彼女はTVAではなく、在り続ける者によって作られた存在だった事が明らかになりました。ところがその在り続ける者は退場してしまい、ミス・ミニッツがその後どうなったかは不明です。

しかし一方で在り続ける者が作り上げたTVAもラストシーンで別のマルチバース上で登場したため、そこにミス・ミニッツの変異体が存在する可能性はありそうですし、在り続ける者の変異体である征服者カーンに付き従っている可能性も考えられるかもしれません。

「ロキ」のケイト・ヘロン監督はミス・ミニッツは「悪魔のような存在」と表現し、戦闘シーンがあった事など、描かれなかった多くのバックボーンがある事を明かしています。しかし、監督は「今は別の作品に集中しているためシーズン2は担当しない」とも話しているため、用意されていた背景が引き継がれるかどうかは不明です。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Loki: Miss Minutes Star Tara Strong on Marvel Secrecy, Season 2 & More (FanExpo Canada 2021)

アニメ「What if…?」の実写スピンオフについてケヴィン・ファイギ代表が直々に言及

先日米国のディズニープラスにて配信が始まったドキュメンタリー番組「Marvel Studios Assembled: The Making of What If…? 」の中で、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が「ホワット・イフ…?」シリーズの今後の展望に関して興味深い発言をしました。

番組の中でファイギ社長は次のように述べています。

私はフィクションの神話を深めることは、それらをより評価し、より理解し、別の方法で見るための方法だと本当に信じています。現在、2シーズンに渡って制作されている「ホワット・イフ…?」のアイデアは、これまでにない最高のストーリーテリングであり、他のメディアでも展開されるかもしれません。これまでに見たアニメーションシリーズの中で、最もユニークで美しい作品だと思います。

本作の1話に登場したキャプテン・カーターは来年公開予定の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するとも噂されていますが、ファイギ社長は直接触れる事は避けつつも、アニメで登場したキャラクターの実写化の可能性があることを明かしました。

それが噂のような他作品へのカメオ出演程度におさまるのか、あるいは単独シリーズとして実写化されていくのかも含めて、今後の情報に期待がかかります。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1はディズニープラスで全話配信中。ドキュメンタリー「Marvel Studios Assembled: The Making of What If…? 」の日本配信日は不明です。

ソース:MCU: Kevin Feige Teases Live-Action Spin-offs of Marvel Studios’ What If…?

ドラマ「ホークアイ」のヘイリー・スタインフェルドさんがケイトの親子関係と将来について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」にケイト・ビショップ役で出演するヘイリー・スタインフェルドさんが、海外メディア Empire とのインタビューにて、本作で描かれる母娘の複雑な関係性と、今後のMCUにおけるヤング・アベンジャーズのチームアップの可能性について語りました。

スタインフェルドさんは、本作のストーリーで描かれるケイト・ビショップとヴェラ・ファーミガさん演じるエレノア・ビショップとの間の “複雑な “母娘関係についてまず言及しました。

家族というのは、紐解くと面白い話です。母と娘の関係は実生活では複雑になりがちですし、ケイトは自分らしくなってきた年頃で、母親の言うことには反対の意見もあります。その力関係は…興味深いものです。

そして、ケイトの今後について、将来的なヤング・アベンジャーズ結成については、「ケイトのようなキャラクターがどこまで行くのか、私は楽しみです。彼女は少しも過小評価されるべきではありません。彼女がいかに野心的で、いかに意欲的であるかがわかります。」と語り、「たくさんの新しいチャンスが生まれています。」と述べました。

「ホークアイ」はクリント・バートンからケイト・ビショップへと襷をつなぐ物語でもあり、ケイトは言わばもうひとりの主人公。今作において深く掘り下げられ、将来のMCUでのレギュラーメンバーになるものと予想されています。

「ホークアイ」の公式あらすじは以下のとおりです。

「エンドゲーム」の戦い後、ホークアイのただ一つの願いはアベンジャーズを辞め、家族と一緒に平和なクリスマスを過ごすこと。しかし彼の過去と関わる、ある事件に巻き込まれてゆく。
アベンジャーズを辞めたい男<ホークアイ>がニューヨークを舞台に繰り広げる、ホリデー・サバイバル・アクション!


ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

ソース:Hawkeye: Hailee Steinfeld Comments on Young Avengers Future Possibilities

米ディズニープラスで「Marvel Studios Assembled: The Making of What If…? 」が配信開始

米国のディズニープラスにて、マーベル・スタジオの制作の裏側を見せるドキュメンタリー「マーベル・スタジオ・アッセンブル」の「ホワット・イフ…?」バージョンの配信が始まっています。そして公式SNSではそのトレーラーが公開されています。

マーベル・スタジオ初のアニメ作品となった「ホワット・イフ…?」の舞台裏を収録したこの番組ですが、日本での配信に関してアナウンスされていません。しかし日本のディズニープラス上でのバナーは「ホワット・イフ….?」バージョンに変更されており、計画はされていると考えられます。

米国では先週、「ブラックウィドウ」のドキュメンタリーも配信が始まっていますが、こちらに関しても日本ではアナウンスされていません。

「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」、「ロキ」のジョナサン・メジャースさんがカーンと在り続ける者はただの別人だという

マーベル・スタジオ制作のドラマ「ロキ」でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)デビューしたジョナサン・メジャースさんが海外メディア GamesRadar+ とのインタビューの中で、現在撮影中の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」に登場する征服者カーンと「ロキ」の在り続ける者の違いについて語りました。

メジャースさんは新作映画「ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野」のプロモーション中に受けたインタビューで、「ロキの撮影現場では、かなりゆるくて自由な気分でした。」とした上で次のように述べました。

キャラクターが違うから、動き方も違うんです。キャラクターのせいで、私の心理も変化しました。彼はただの別人です。在り続ける者は「アントマン」にはいません。彼はカーンなんです。そして、私たちを取り巻く人々、つまりキャストや主役のポール・ラッドは違うのです。ポールはトム(ヒドルストン)ではありませんからね。これは映画であって、テレビ番組ではありません。私は最初からここにいて、最後にロキで登場したのです。

本作は今年6月からロンドンでの撮影が始まっており、アントマン/スコット・ラング役ポール・ラッドさん、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役エヴァンジェリン・リリーさん、初代アントマン/ピム博士役のマイケル・ダグラスさん、初代ワスプ/ジャネット・ヴァン・ダイン役のミシェル・ファイファーさんがシリーズから再登場。ヴィランとなる征服者カーンは「ロキ」で在り続ける者を演じたジョナサン・メジャーズさんが演じることになります。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年7月28日 米国公開予定です。

ソース:Jonathan Majors interview: The Harder They Fall’s lead on saddling up for a Netflix western and filming Ant-Man 3

ドラマ「シークレット・インベージョン」、キリアン・スコットさんがミュータント・スクラルを演じると報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」。2022年配信予定の本作は同名コミック「シークレット・インベージョン」を実写化するもので、本作へのキャスティングが報じられていたキリアン・スコットさんの役割が判明したと、海外メディア The Direct が独占情報として報じました。

記事によると、キリアン・スコットさんはフィズと言う名のスクラル人を演じるとの事。

コミックのフィズはスクラル人であり、かつミュータントでもあるキャラクター。数名の仲間とともにスクラル帝国を追放されたフィズは地球に到着し、プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアと出会い、短期間一緒に過ごしました。そしてその後、フィズはX-MENがアポカリプスと戦うのを手助けしています。

フィズのミュータント能力は自身のサイズの拡大縮小であり、スクラルの変身能力と同時に扱う事で、本来スクラル人が変身出来ないような大きな物から小さすぎる物にまで変身出来るというもの。

スコットさんが演じるのはスーパースクラルのクラートだと以前に報じられた事もあり、そちらはファンタスティック・フォーと関連のあるキャラクターになっています。

どちらの報道が正しいかは不明ですが、キリアン・スコットさんは「X-MEN」、あるいは「ファンタスティック・フォー」への道筋を作る重要なポジションになる可能性が高いようです。

本作はすでに撮影が始まっていることを主演のサミュエル・L・ジャクソンさんが報告しており、秘密だらけのこの作品には注目が集まっています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2022年、ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel’s Secret Invasion: Killian Scott to Play X-Men-Connected Skrull In Disney+ Series (Exclusive)

【噂話】ディズニープラスシリーズとして「マグニートー」が検討中と報じられる

コミック「X-MEN」シリーズの人気ヴィラン、マグニートー/エリック・レーンシャーを扱うディズニープラスシリーズが検討されていると、海外メディア geekosity が報じました。X-MEN及びプロフェッサーXの宿敵でもあるマグニートーですが、このプロジェクトはまだ青信号になっておらず、開発初期の検討中の段階だと記事は伝えています。

記事によるとこのシリーズはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)として、マグニートーのオリジンストーリーとなるとし、娘のポラリス/ローナ・デイン、敵役にプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアが登場するとしています。ただし、FOXの映画シリーズやドラマ「ザ・ギフテッド」との関連性はないとの事。

ミュータントを守るために手段は選ばず、邪魔をする人間は殺すこともいとわないのはコミックやこれまでの実写シリーズと同じであり、善悪のグレーゾーンに位置する悪役として描かれるとのことです。

これまで実写マグニートのヤングバージョンはマイケル・ファスベンダーさん、オールドバージョンをイアン・マッケランさんが演じていましたが、キャスティングについては未定との事。

2019年にディズニーがFOXを買収して以降、X-MENのMCU合流について具体的には何もわかっていません。制作が発表されている映画「デッドプール3」で何か触れられる可能性はありますが、こちらもまだリリース日は決まっていません。

マグニートーがディズニープラスでデビューする事になるのか、今後の情報には要注目です。

ソース:Disney Plus Discussing X-Men Series For Villain Magneto

ドラマ「ホークアイ」のポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のポスターが公開されました。クリスマスのニューヨークを背景に、ジェレミー・レナーさん演じるクリント・バートン、ヘイリー・スタインフェルドさん演じるケイト・ビショップ、そしてジョルトちゃん演じるラッキーが描かれています。

今回発表されたポスターは2013年発刊のコミック「HAWKEYE VOL. 2: LITTLE HITS」をオマージュしたデザインになっています。

©MARVEL,Disney

「ホークアイ」の公式あらすじは以下のとおりです。

「エンドゲーム」の戦い後、ホークアイのただ一つの願いはアベンジャーズを辞め、家族と一緒に平和なクリスマスを過ごすこと。しかし彼の過去と関わる、ある事件に巻き込まれてゆく。
アベンジャーズを辞めたい男<ホークアイ>がニューヨークを舞台に繰り広げる、ホリデー・サバイバル・アクション!


ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、能力はやはりコミックとは異なる?グッズの画像から判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のグッズがイギリスのオンラインショップ、ピラミッドインターナショナルに登場し、掲載された画像からミズ・マーベルの能力の一端が確認されました。コミックのカマラや、昨年発売されたゲームとも異なる能力となるようです。

今回発見されたショップに掲載されているのは以下のような画像です。

©2021 MARVEL,Disney

以前に「ミズ・マーベルのパワーはグリーン・ランタンのようになる」と報じられていたとおりである事を示しているようでもあります。

コミックのミズ・マーベルはミスター・ファンタスティック同様に身体の一部、あるいは全体を伸縮出来るため、巨大化や縮小化が可能でした。アントマンと似ていますが、アントマンほど大きく、あるいは小さくなれる描写はなく、その代わり特殊な装備を必要としません。

©2021 MARVEL

エネルギーをまとう事で拳を大きくしている事を考えると、ドラマ版では縮小については描かれないのかもしれません。あるいは今後、カマラが成長し、能力を使いこなしていくにつれてコミックの表現に近づいていくのかもしれません。

そもそもカマラがインヒューマンズではないという話もありますが、ドラマではどのような起源が描かれる事になるのでしょうか。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで2022年配信予定です。

ソース:Ms. Marvel Disney+: New Merch Teases Kamala Khan’s Very Different MCU Powers

マーベル・スタジオの新たなアニメーションプロジェクトが始動か?求人情報より判明

マーベル・スタジオの新たなアニメーションプロジェクトが動き出そうとしていると、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。ディズニーの求人情報から判明したというこの話題は、ディズニープラスで配信された「ホワット・イフ…?」のシーズン2ではなく新たな作品になる可能性が高いとの事です。

今回の求人で求められている技能は2Dアニメの知識と技能に加えて「協力的な環境で、手描きの2D FXの幅広い能力を発揮する」というもの。

The Cosmic Circus はディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ:ヴィジョンズ」が日本のアニメプロダクション、神風動画、キネマシトラス、サイエンスSARU、ジェノスタジオ、スタジオコロリド、TRIGGER、プロダクションI.Gなどと共に開発している事を指摘し、次のマーベル・スタジオ・アニメ作品も同様に展開していく可能性があるとしています。

以前にマーベル・スタジオのエグゼクティブ・プロデューサー、ヴィクトリア・アロンソ氏はアニメーション部門とミニスタジオを新設し、「ホワット・イフ」以外のアニメシリーズのプロジェクトを開発していく事についてほのめかしていました。

記事ではこのプロジェクトが11月12日のディズニープラス・デイで発表されるかもしれないとも伝えています。

実写映画、及びそのマルチバースをテーマにした「ホワット・イフ」シリーズとどのような差別化がされたアニメーションが制作されるのでしょうか。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:ディズニー、マーベル・スタジオ求人情報