ソニーはSPUoMCへのスパイダーマン導入をまだ決めかねていると報じられる

現在プロジェクトがストップしている「シルバー&ブラック」の監督、ジーナ・プリンス・バイスウッド氏が、 最新のインタビューで、ソニーはまだMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマンをソニーのスピンオフに含めるかどうかは未定であることを明かしました。

©MARVEL

 

バイスウッド監督はインタビューの中で、スパイダーマンスピンオフに関してソニーが抱えている問題について言及しました。

ジーナ・プリンス・バイスウッド監督

私は正直な答えは分かりません。私はそれらのキャラクターが大好きで、一緒にいるのが好きです。私たちが思いついたのは2つを一緒にする非常に有機的な方法だと思いました。

しかし、その世界は変化しています。

スパイダーマンが入っていないこれらの映画を本当に制作できるのでしょうか?彼(スパイダーマン)は少なくとも何らかの役割を果たす必要があります。

ソニーピクチャーズは映画「ヴェノム」のヒットを受け、マーベル・スタジオ/ディズニーが制作するMCUとは別に、独自のSPUoMC(ソニー・ピクチャーズ・オブ・マーベル・キャラクター)を展開していくことを発表しています。

新型コロナウイルスの影響で公開時期が遅れることになりましたが、2021年3月19日に「モービウス」(日本未定)、2021年6月25日には「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(日本未定)がSPUoMCの作品として公開されることになっています。

ヴェノムやモービウスは主にスパイダーマンと関係の深いキャラクターで、ソニーは以前に「 MCUのスパイダーマン(演:トム・ホランド)はMCUとSPUOMCを行き来する唯一のキャラクター」とコメントしていました。

ファンは当然、SPUoMCでのスパイダーマンの登場を期待するわけですが、監督のインタビュー内容からは、スパイダーマンの扱いが制作サイド側でもまだはっきりとしていない事が伺えます。

バイスウッド監督はさらに自身のプロジェクトである「シルバー&ブラック」にスパイダーマンが含まれないのは不自然であるとの見解も示しています。


公開を控える映画「モービウス」では背景にスパイダーマンのポスターがある等関連性をにおわせていますが、現在のところトム・ホランドさんの撮影情報などはありません。

果たしてスパイダーマンはどのタイミングで登場することになるのでしょうか。

SPUoMCの最新作、映画「モービウス」は 2021年3月19日 公開予定です。

ソース:Silver & Black Director Says Sony Is Still Undecided About Including Spider-Man in Spinoff Movies

映画「ブラックウィドウ」が新たなトレーラーを準備中

今年の5月に公開予定だったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4の映画「ブラックウィドウ」は新型コロナウイルスの影響で公開が11月に延期されました。

5月の公開にあわせて「ファイナルトレーラー」が公開されていましたが、新たなトレーラーが準備中であるとcomicbook.comが報じました。

記事によると、全英映像等級審査機構に登録されたトレーラーは1つではなく、2つのであるとのこと。1つは2分38秒、もう1つは1分44秒となるようです。

次なるトレーラーの公開日は明かされていませんが、例年であれば夏のサンディエゴ・コミコンでの公開の可能性が高いところ。しかしサンディエゴ・コミコンも新型コロナウイルスの影響で開催中止となり、今年は「コミコン@ホーム」としてオンライン上のバーチャルイベントとして開催されます。

新型コロナウイルスがなければ、このタイミングで「エターナルズ」のトレーラーも出ていたと考えられますが、こちらもまだ明らかにはされていません。

ソース:New Black Widow Trailers Are On The Way

映画「シャン・チー」は今月中の撮影再開を計画中と報じられる

多くの映画が新型コロナウイルスの影響で撮影中断となっていましたが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス 」が今月中の撮影再開にむけて動いていると、海外メディアのDeadlineが報じました。

記事によると、オーストラリア・シドニーの情報筋は「シャン・チー」は具体的な日付は分からないものの、撮影を再開するためにキャストとクルーはオーストラリア政府の方針に従って検疫を行い、プロデューサーはセットが安全であることを確認するために「慎重なステップ」を踏んでいるとのこと。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」の撮影は今年2月に開始されたものの、3月12日には新型コロナウイルスのパンデミックにより撮影は中断されていました。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」は2021年5月7日より米公開予定です。

ソース:Shang-Chi: Here’s When Marvel Studios Will Restart Filming

トム・ホランドさんは「スターウォーズ」を見たことがなかった、と監督が明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)から登場しているピーター・パーカーことスパイダーマンは映画オタクの設定。映画の展開をヒントに戦うシーンも、MCUでは見受けられました。

「シビル・ウォー」においては「スターウォーズ」をヒントに戦いを繰り広げ活躍したスパイダーマンですが、演じるトム・ホランドさんは「スターウォーズ」を見たことがなかったと、「シビル・ウォー」の監督をつとめたルッソ・ブラザーズ監督が明かしました。

アンソニー・ルッソとジョー・ルッソの兄弟は海外メディアのFOX 5 DCのインタビュー動画の中で次のように明かしました。

ジョー・ルッソ監督:私たちは驚きました。トムのことは尊敬しているけど、トムは本当に若い青年です。「帝国の逆襲」は彼の年の2倍も前の映画です。なので私たちは彼に古い映画を見るための時間を与えました。

アンソニー・ルッソ監督: トムがスターウォーズを見たことがないと言ったとき、予想外すぎて私は本当に興奮しました。トムは私たちが本当に尊敬し、優れた感性を持った人なので、「スター・ウォーズの影響を受ていない彼の感性に触れることができるなんて!」と思ってワクワクしました。

シビル・ウォーの劇中では、空港での戦いで巨大化したスコット・ラングを倒すために、ピーターは「スターウォーズ:帝国の逆襲」でルーク・スカイウォーカーが脚を縛られて捉えられたシーンをヒントに、ジャイアントマンの脚を蜘蛛の糸で縛って転倒させたというシーンがありました。

シビル・ウォー以降も映画ネタを披露してきたピーター・パーカーでしたが、今後はどのような作品に触れていくのでしょうか。

トム・ホランドさんが主演を務めるマーベル映画の次回作「スパイダーマン3」は 2021年11月5日に全米公開予定です。

ディズニープラス(米国)でX-MENの映画シリーズがまもなく配信開始

海外メディアの DeseretNews は、ディズニープラスが今夏に展開するサマームービーナイトの作品ラインナップを公開しました。

リストの中には、旧20世紀FOXの制作で人気を博したX-MENの映画シリーズが含まれています。ラインナップされているマーベル映画は以下の通りです。

  • 7月10日 X-MEN フューチャー&パスト
  • 7月17日 X-MEN アポカリプス
  • 8月7日 X-MEN
  • 8月14日 アントマン&ワスプ
  • 8月28日 ファンタスティック・フォー
  • 9月4日 ウルヴァリン:SAMURAI

「アントマン&ワスプ」については、日本ではディズニーデラックス時代から既に配信されており、ディズニープラスでも視聴できるようになっています。実は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に関しても、日本では以前から視聴できましたが米国ではつい先日解禁されたばかりでした。このあたりはネットフリックスへの作品レンタル契約上の問題で、米国での自社サービスでの展開が遅れていたようです。

サマームービーナイトが日本でも実施されるかはわかりませんが、米国でFOX制作の映画シリーズが解禁されたことは日本での期待も出来そうですね。

ソース:Disney Plus announced ‘Summer Movie Nights’ with family-friendly movies. Here’s the full lineup

X-MENキャストの同窓会にデッドプール役ライアン・レイノルズさんが乱入する動画が公開

先日行われたチャリティーライブ「Global Goal: Unite for Our Future」に映画旧「X-MEN」シリーズのキャスト、プロフェッサーX役パトリック ・ スチュワートさん、マグニートー役イアン・マッケランさん、ウルヴァリン役ヒュー ・ ジャックマンさん、ストーム役ハル ・ ベリーさん、 ジーン・グレイ役ファムケ ・ ヤンセン さん、 セイバートゥース役リーヴ・シュレイバー さん、新シリーズからプロフェッサーX役ジェームズ ・ マカヴォイさん、ジーン・グレイ役ソフィー ・ ターナーさんがビデオ会議に登場しました。

そこへ「デッドプール」を演じるライアン・レイノルズさんが乱入してくる動画が公開されました。

少し遅れてやってきたターナーさんとマカヴォイさんでしたが、ターナーさんは「ゲーム・オブ・スローンズ」の、マカヴォイさんは「スプリット」のキャストと会わなくてはとすぐに抜けていく始末。そして残されるのはやはり宿敵のウルヴァリンとなりました。

映画の枠を超えてX-MENとデッドプールの関係性を表現するあたり、俳優陣の作品愛が伺える動画となっています。

X-MENシリーズを制作していた20世紀FOXはディズニーに買収され、映画「X-MEN:ダークフェニックス」(2019年)を最後にシリーズは終了。

しかしその買収によってX-MENやデッドプールがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するための障害がなくなり、マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏もミュータントの導入を示唆しています。

デッドプール役をライアン・レイノルズさんが引き続き演じるという報道がある反面、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさんは新しい人に任せるともコメントしており、キャストがどうなっていくのかは不明です。

ソース:Deadpool’s Ryan Reynolds Crashes X-Men Reunion Party

ドコモのギガプランでディズニー+が1年無料

マーベルの映画やドラマなど、映像作品を楽しむために欠かせない動画配信サービス「ディズニープラス」がドコモユーザー向けにキャンペーンを展開中。

「ドコモのギガプラン」&「ディズニープラス」セット割キャンペーン として提供されるのは、ドコモの「ギガホ」に関するプランに加入しているユーザーがディズニープラスに加入した場合、月額料金から毎月700円(税抜)、1年間にわたって割引されるというもの。

ディズニープラスは月額700円(税抜)ですから、1年間実質無料で視聴できるキャンペーンとなっています。

詳しい対象プランなどは公式サイトを御覧ください。

ソース:公式ページより

キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンスさんとアントマン役ポール・ラッドさんが対談 ─ アントマン3の情報を要求するキャップ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で共演をしていた俳優のクリス・エヴァンスさんとポール・ラッドさんが海外メディアVariietyの対談企画「Actors on Actors 」に登場して、オンライン対談を行い、その様子が公開されました。

ラッドさんは動画の中で、2015年の映画「アントマン」の主演を獲得した際に、周囲に笑われてしまったというエピソードを披露。

「“マーベルから役がもらえたよ。アントマンをやるんだ”って言ったら、みんなに“アントマンに何が出来るの?”って言われたよ。だから“アリのサイズまで小さくなれるんだよ”って説明して・・・」とラッドさんが言うと、肩を揺らして笑い始めるクリス・エヴァンスさん。「“小さくなってもパワーはそのままだし、それにアリとお話することもできる”って説明したら、笑われちゃって」と続くと、エヴァンスさんは堪えきれなくなって、手をたたきながらの大爆笑。

ラッドさんは「“普通の人”のスーパーヒーローをやりたかったんだよね。スーパーヒーローの世界って、圧倒的だよね。君なら分かると思うけど、アントマンのことをよく知ってる人たちと沢山会う。キャプテン・アメリカの全てを知っているような人もいるでしょ?沢山の人が大切に思っているキャラクターだから、リスペクトを持って扱いたいし、キャラクターのために尽くしたいと思った。ジャック・カービーやスタン・リー、マーベルの皆さんが創造したキャラクターだから。」とアントマンに対する熱い思いを語りました。

そしてエヴァンスさんは、「次のアントマンはどうなるの?3作目があるみたいだけど?」とファンが一番知りたいことを代わりに質問。ラッドさんは「そうだよ。それは・・・、そういうことになってるけど、言えない。言っちゃいけないことになってるから」と困った様子。

「この隔離期間で現状がどうなってるのかも分からない」と話すラッドさんでしたが、「近いうちに撮影する予定はないの?」とスクープを狙う記者のように切り込むエヴァンスさんに、ラッドさんは「言えないって、クリス」と返すのがやっとでした。

その後、エヴァンスさんは「分かるよ。事情は分かる。変なこと聞いちゃったね。給料いくら貰ってるかも聞けないよね」と理解を示しつつも、続けて「ペ◯スのサイズはどのぐらい?」とストレートなシモネタ。

ラッドさんは困惑したように笑っいながら、「僕の給料よりはデカいかな」と一枚ウワテの”アントマンジョーク”で返し、エヴァンスさんはさらに笑ってしまうのでした。


映画「アントマン3」は 2021年1月の撮影開始、2022年夏以降の公開 の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でMCU全体が先送りになっており、その影響がどうなるかは分かっていません。

ヤングアベンジャーズやM.O.D.O.K.登場の噂や、アントマンの娘であるキャシー・ラングや、前作のラストでクアンタムレアルムから戻ってきたジャネット・ヴァン・ダインなどに焦点が当たると考えられています。

ソース:Captain America and Ant-Man Assemble: Chris Evans and Paul Rudd on What You Didn’t See From the Marvel Movies

モルド役キウェテル・イジョフォーさんが映画「ドクター・ストレンジ」続編の出演を明言 ─ 「全てが明らかにされるでしょう」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で「モルド」役を演じるキウェテル・イジョフォーさんが、映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に出演することを明かしました。

イジョフォーさんは Comicbook.com とのインタビューで、「続編ですべて明らかにされるでしょう。モルドは近づいて来ている。私は再出演することに興奮しています。いまは全世界がパンデミックによって中断していますが、うまくいけば軌道に戻って、すぐに制作開始できます。待ちきれません。」と語りました。

スコット・デリクソン監督の第1作目では、モルドはドクター・ストレンジの兄弟子であり、よき指導者として、ストレンジがカエシリウスとドルマムゥを倒すのを助けました。しかし、エンシェント・ワンのダークディメンジョンを利用していたやり方に納得が行かず、カマータージから離反。ポストクレジットシーンでは、魔術師からミスティック・エナジーを奪い取り、ヴィランへの転身が示唆されていました。

しかしその後、ストレンジが登場した「マイティ・ソー/バトルロイヤル」や「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」では特に触れられることはありませんでした。

ドクター・ストレンジの続編映画はMCUシリーズとしては本格的にマルチバースを扱うとしており、ディズニー+のドラマ「ワンダヴィジョン」や「ロキ」とも強いつながりのある作品となる事が公式から明言されています。スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフもメインキャラクターとして登場することが明らかになっているため、期待の高まる作品となっています。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」2022年3月25日に米公開予定です。

ソース:Doctor Strange 2: Chiwetel Ejiofor Excited For Sam Raimi With Multiverse Of Madness

映画「ブラックパンサー」より、先代ブラックパンサー、ティ・チャカのコンセプトアートが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」(2018年)に登場したティ・チャラの父であるティ・チャカ王、先代ブラックパンサーのコンセプトアートが公開されました。アートはマーベル・スタジオのビジュアル開発アーティストであるアンディ・パークさんが、自身のInstagram上にてシェアしました。

「コンセプトアートから映画に、そして玩具になったティ・チャカ王。1年以上前、私は自分のYouTubeチャンネルでこの素晴らしいおもちゃの箱を開ける動画を作成し、映画の制作中に経験した設計プロセスについて話しました。しかし、結局投稿せずに終わりました」とコメントを添えています。

そしてその動画も公開されました。

このフィギュアは東京コミコン2018で会場限定で販売されたもので、デザインしたご自身がコンセプトとフィギュアの比較をされています。

ブラックパンサーは続編となる映画が 2022年5月6日 公開予定となっていますが、ストーリーライン等は今の所不明です。ネイモアやドクター・ドゥームの登場が噂されている他、コミック上でティ・チャラの(元)妻にあたるオロロ・マンローことX-MENのストームに関しても登場が期待されています。