映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」IMAX版予告より、噂の男性がチャーリー・コックスさんの言う通り、本人ではない事が判明

ソニー・ピクチャーズ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の予告公開直後から話題となっていたとあるシーンの顔の見えない男性が、チャーリー・コックスさんではない事がIMAX版の予告より判明しました。コックスさんは先日のインタビューで予告に関する噂について否定していましたが、そのとおりである事が確認される形となりました。

Youtubeで見られる公式トレーラーの画面比率ではうまい具合に顔が見えなかった噂の男性のシーンですが、IMAX版の予告では上下の描画幅が広がるおかげで俳優さんの顔が見えるようになっています。

噂の渦中の人物であるチャーリー・コックスさんは「トレーラーに関する噂」について「あれは僕の腕じゃないことを約束するよ」とハッキリ否定した上で、「出演に関する噂」について2021年9月の最新のインタビューでは「台無しにしたくない」と含みをもたせる回答をしています。

コックスさんは2020年春のインタビューでは、「そのような噂は聞いていませんでしたが、確かに私のデアデビルには関係ありません。私はそれに関与していません。もしそれが本当なら、私ではなく、他の俳優が出演することになります。他の俳優のデアデビルです。」と述べていましたが、今になって「台無しにしたくない」とはどういう意味を持つのでしょうか。

2020年春の時点ではまだオファーがなく、当時の回答としては真実を述べながらも、その後撮影に参加する事になり、結果として出演するともしないとも言えなくなったという線は考えられそうですが・・・。ただし、完全否定してしまうとファンの楽しみをひとつ減らす事になるため、あえて曖昧なままにしておくという選択を取っている事もありそうです。

ところで、新たなリーク情報によると、10月22日以降に公開が予定されている第2弾予告ではシニスター・シックスに焦点が当てられる他、チャーリー・コックスさんと他のスパイダーマンも含まれるとの事。

このリーク情報の出どころは不明のため信頼度については何とも言えないレベルですが、コックスさんの言うように「皆、何が起こるかを待つしかないと思います。」という事かもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の米国レーティングはPG-13に

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の米国におけるレーティングが、前作「ヴェノム」と同じくPG-13になることがソニーとコロンビア・ピクチャーズから明かされました。

コミックのカーネイジに見られるその残虐な性格から、本作はR指定になるのではないかと推測されていましたが、前作同様にPG-13に留まったようです。

米国映画協会が指定したPG-13は、「暴力とアクションが激しいシーン、暴言、動揺させる要素、含みのある表現」などが含まれる作品となります。

R-18やR-15ではなくPG-13の範囲で制作することは観客の年齢層を広げ、興行収益に貢献する可能性があります。前作「ヴェノム」は、北米で10月に公開された映画で最大となるオープニング週末記録を打ち立て、8020万ドル以上の数字を叩き出し、9000万ドルの予算で制作された「ヴェノム」は世界中で8億5400万ドル以上の収益を上げました。

「デッドプール」や「LOGAN/ローガン」などR指定のマーベル映画でも高い興行収益を出せる事は証明されていますが、本作では前作の観客の一部を切り捨てる選択は取らない決定をしたようです。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月15日米国公開予定、日本は2021年内公開予定です。

ソース:Film Ratings

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」プロデューサーが、テン・リングスが指輪から腕輪に変更された理由について明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のプロデューサーを務めるジョナサン・シュワルツさんが、海外メディア The Direct とのインタビューで、テン・リングスがコミックの指輪から実写化にあたって腕輪へと変更された経緯について語りました。

シュワルツさんは指輪によるアクションではサノスのインフィニティ・ガントレットに似てしまう事が変更の一因としつつ、次のように述べました。

ある日、私とデスティン(監督)とデイブ(脚本家)の3人で『少林寺三十六房』という映画を見ていました。この映画は、多くの武器を使ったカンフーのトレーニングの場面で始まりますが、その中に伝統的なカンフーの武器である「洪家拳の鉄輪」がありました。映画「カンフーハッスル」では、とても目立つので覚えている方も多いかもしれません。デスティンはそのリングを見て、「私達の指輪もこれにするべきだ」と言いました。そして彼は100%正しかったし、ユニークでとてもクールで、映画の焦点を合わせるのに適したものだと感じました。

シュワルツさんは1978年公開の映画「少林寺三十六房」にインスパイアされて、コミックの指輪から映画の腕輪へと変更されたと説明しました。

腕輪に変更されたテン・リングスとその神秘的な力により、かつて見たことのないカンフーアクションへと昇華する事に成功したと言えるようです。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ソース:Shang-Chi Producer Confirms Avengers’ Infinity Stones Influenced MCU’s Ten Rings Design (Exclusive)

映画「ブラックウィドウ」訴訟問題がルッソ兄弟監督の新作契約を難航させていると報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の主演を務めたスカーレット・ヨハンソンさんがディズニーを訴訟した件で、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」などの監督を務めたルッソ兄弟とマーベル・スタジオとの新作に関する契約が難航していると、海外メディア ウォール・ストリート・ジャーナル が報じました。

報道によるとアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ兄弟監督はヨハンソンさんが「ブラックウィドウ」を劇場のみで公開すると定めた当初の契約を再交渉することなく、劇場とディズニープラス プレミア アクセスで同日公開したとしてディズニーを提訴したことが報じられた後、MCU新作の監督を務めるための交渉に「行き詰まり」を感じているとの事。ルッソ兄弟は現在、MCUの次回作がどのように配給されるか、またコンビの支払いがどのように処理されるかについて明確にされるまで、新たな契約を結ぶことに警戒していると伝えています。

ルッソ兄弟は2014年公開の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でMCUに携わり、その後、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)とMCUの中核を担う作品の監督を務めました。

兄弟は「シークレット・ウォーズ」を撮りたいと公言しており、フェーズ4の展開からこれが実際に制作されるのではないかと噂されていましたが、「ブラックウィドウ」訴訟問題の影響で暗礁に乗り上げているようです。

7月にヨハンソンさんがディズニーを提訴した事が公になり、「マーベルとの契約の利益を完全に実現することを妨げるために、正当な理由なく、意図的にマーベルの契約違反を誘発した」と主張しています。これに対し、ディズニー社はヨハンソンさんの申し立てには「何のメリットもない」と反論し、「COVID-19パンデミックの恐ろしく長期にわたる世界的な影響を無視している点で、特に悲しく、心苦しい」と述べています。

このディズニーの反論に対し、Women In Film、ReFrame、Time’s Upは共同声明を発表し、ディズニーがヨハンソンさんに対して、「ビジネス上の紛争にはふさわしくないジェンダーに基づいた人格攻撃を行っている」と批判しました。

8月の中頃、この訴訟に対してディズニー側は新たな動きを見せました。裁判ではなく、拘束力のある仲裁調停をニューヨークで行いたいと申し立てたと報じられています。仲裁調停は裁判と異なり当事者の間だけで非公開で行われるもので、ヨハンソンさん側の弁護士は声明を発表。

「ディズニーは予想通り秘密の仲裁で自分たちの違法行為を隠そうとしている」「なぜ彼らは公の場所で訴訟することをこれほどまでに恐れているのだろう?」とコメントしました。「それはマーベルが『ブラック・ウィドウ』に”他の映画と同じように”通常の劇場公開の機会を与えると約束したのは、ディズニーがディズニープラスの加入者を増やすために興行収入を食い物にしないと保証したことに関連しているのを知っているからだ。しかしまさにその事態が起きた。それを示す圧倒的な証拠を提示するのを楽しみにしている」と、調停ではなく裁判で争う姿勢に変わりはないと表明しました。

図らずもルッソ兄弟監督の新作の噂が真実味を帯びた報道となりましたが、「ブラックウィドウ」問題が解決しない限り、その新作も実現しないようです。

ソース:The Disney/Johansson Schism Reportedly Soured a New Russo Bros/Marvel Deal

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、先行上映で880万ドルの興行収入を記録、RTレビューは99%の超高評価

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 9月2日 の全米における先行上映で880万ドルの興行収入を記録したと、海外メディア Variety が報じました。この数字はパンデミック中のランキングで「ブラックウィドウ」に次ぐ2位となっており、コロナ禍以前の9月の成績としても歴代3位の好成績となっています。

コロナ禍における興行収入は「ブラックウィドウ」が2か月前に1,320万ドルを記録し、マーベル映画以外に目を向けると、「F9(ワイルド・スピード最新作)」が710万ドル、「クワイエットプレイスパート2」が480万ドルとなっています。

MCU作品内でみると「アントマン&ワスプ」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」が1100万ドル台で遅れを取っていますが、「アントマン」の640万ドルを上回っています。

「シャン・チー」は米国内の興行収入で4500万ドルから5000万ドルの間で開くと予想されていましたが、スターリングプレビューの結果を考えると、その数はさらに増え、6000万ドル近くになる可能性を指摘しています。

また、実際の作品評価がかなり高く、レビューサイト Rotten Tomatoes では批評家レビューが93%でMCU歴代5位(1位から、ブラックパンサー、アベンジャーズ/エンドゲーム、アイアンマン、ソー/バトルロイヤル)、ユーザーレビューでは1000件以上のレビューが付き、その数値はなんと99%で「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の95%を越え、MCUで1位となっています。

「ブラックウィドウ」とは異なり、ディズニープラスによるプレミアアクセスもないため、今後も動員数は増加する見通しとなっています。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ソース:Box Office: Marvel’s ‘Shang-Chi’ Opens to $8.8 Million in Thursday Previews

「シャン・チー」監督、マーベル・スタジオへのプレゼンの際に「ドラゴンボール」の映像を引用していた事を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が、本作のコロナ禍での撮影事情や、スタジオへのプレゼンの内容について、アジア各国メディア向けのプレスデーで語りました。

監督はMCUの初のアジア系ヒーローを描くにあたって、企画段階から「とてもパーソナルなピッチだった」と述べています。

私が望む映画がどういったものになるのか、それがどんな感じで映像化されるのか、映画の核となる家族のドラマについて話しました。過去に製作された多くの映画に敬意を払う必要性や、作品のトーンについても伝えています。私たちは、人生の痛みを伝えながら、同時に身近にある人生のユーモアを届けるトーンがほしかった。少なくとも私の人生においては、家族に多くの痛みがある時は多くの笑いも存在していましたし、この映画でそういった側面を全て見せるようにしました。

日本のアニメや映画を見て育った監督は、「ドラゴンボールZ」で孫悟空がかめはめ波を撃つシーンをプレゼンで使用したと語り、本編でもオマージュを捧げていると明かしました。

私は「ドラゴンボールZ」を観て育ちました。孫悟空がかめはめ波を繰り出すクリップを、(プレゼン用資料の)一つとして見せたんです。「ドラゴンボールZ」では、悟空がかめはめ波を放ち、相手もそれに負けないパワーで互角の戦いが続くシーンがあるのですが、そのシーンは間違いなく「シャン・チー」のインスピレーションとなったものの一つです。

また、新型コロナウイルスの渦中の最中に制作された本作ですが、監督は自主隔離に入って一時期制作が中断した事などを振り返り、新たな撮影方法を模索しながら制作にあたった事を明かしました。

一つ簡単な例を挙げると、ファイトクラブにあるリングの周りを囲むエキストラをワイドショットで映すシーン。シュー・ウェンウーの部隊が襲撃をかけると、全員が一気に混乱するのですが、私たちはそれを4つの違うパス(同じショットを4回にわけて撮影)で、エキストラを毎回(違う場所に)配置して撮影しないといけませんでした。(コロナ禍で)一度に多くの人を撮影現場に入れることができなかったので、後からVFXで映像を合成しています。私たちが安全に撮影するために必要だったトリックの一つです。

さらに、本作を単純なアクション、ヒーロー映画にしたくなかったという監督。 

「この映画を観た時、エンターテインメント以上の何かを得られるように製作しています。観客が映画館を出たらすぐに、母親に電話してありがとうと言いたくなったり、周りの家族に対して感謝の気持ちを感じることができたなら、私はハッピーです」と語りました。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ソース:シネマトゥデイ

キャプテン・マーベルがシャン・チーのMCUデビューを歓迎

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・マーベル」シリーズでキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じる俳優のブリー・ラーソンさんが、シャン・チーのMCUデビューを祝い、歓迎の投稿をしました。

ラーソンさんが「MCUへようこそ、シャン・チー。おめでとうございます」と投稿すると、シャン・チーを演じるシム・リウさんが「ありがとう、キャップ!」と返しています。

先日はソーを演じるクリス・ヘムズワースさんもシャン・チーデビューのお祝いの投稿をしており、宇宙を活躍の場とする二人から祝ってもらう事になりました。

本作は45日間の劇場限定公開とされており、その後DVDやBlu-rayのリリース、デジタル配信を経てディズニープラスに到着するものと見られています。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の楽曲集が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」 から世界中のトップアーティストが参加したアルバム「シャン・チー/テン・リングスの伝説:ザ・アルバム」が公開されました。日本からは星野源さんが参加しており、劇中で使用されるスコアを収録したアルバム「シャン・チー/テン・リングスの伝説 オリジナル・スコア」も各種音楽サービスで配信開始されています。

以下公式概要より


本日、9月3日(金)に全国の劇場で公開のマーベル・スタジオ最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のアルバム、『シャン・チー/テン・リングスの伝説:ザ・アルバム』がデジタル配信されました。
全曲書き下ろしで構成されたアルバムには世界中のトップ・アーティストが参加。ここ日本からも 星野源さん が参加しており、大きな注目を集めています。

アルバムには2形態あり、劇中で使用されている12曲で構成されているスタンダード版と、それに6曲の インスパイア楽曲を収録したデラックス版 がデジタル配信されています。
アジアと世界の音楽シーンの架け橋としても知られる総合エンタテイメント集団88risingがInterscope Records、Marvel Studiosらとタッグを組み、アルバムをキュレートし、アルバムのエグゼクティブ・プロデュースを手掛けています。スタンダード版の参加アーティストには88rising所属のリッチ・ブライアンNIKIを始め、アメリカからアンダーソン・パークスウェイ・リー、フランスからDJスネイク、シンガポールからJJ・リンが名を連ねます。
インスパイア楽曲を提供しているのは韓国の新世代クリエーター集団DPRからライヴイアン、 そして日本からは星野源さんが韓国出身アーティスト、ザイオン・Tとの楽曲「Nomad」で参加。
国内盤CDは全18曲収録、歌詞対訳付きで9月17日(金)に発売となります。

なお、シャン・チーたちの戦いを劇中で盛り上げる、ジョエル・P・ウェスト作曲のスコア(劇伴)を収録した『シャン・チー/テン・リングスの伝説 オリジナル・スコア』も好評配信中。 さらに、各音楽サービスで展開中のMARVELプレイリストも、期間限定でシャン・チーのアートに変更、主要楽曲をピックアップしているので注目です!

『シャン・チー/テン・リングスの伝説:ザ・アルバム』 ご試聴・ご購入

『シャン・チー/テン・リングスの伝説 オリジナル・スコア』 ご試聴・ご購入

MARVELプレイリスト ご試聴

『シャン・チー/テン・リングスの伝説:ザ・アルバム』 国内盤C D情報 発売日:2021年9月17日(金) 価格:2,750円(税込) 品番:UICS-1382


映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ソース:マーベル公式

バサーム・タリク監督、「ブレイド」の制作にあたる事を認める ─ 「実現するとは思っていませんでした」

1998年から2005年にかけて公開された映画「ブレイド」シリーズのリブート版として制作が発表されているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版「ブレイド」の監督として、バサーム・タリクさんが制作指揮をとることを、海外メディア The Playlist とのインタビューの中で監督自身が認めました。

約一ヶ月ほど前に Deadline がタリク監督が「ブレイド」の制作を予定している事を報じていましたが、そのとおり事実だったようです。

インタビューの中でタリク監督は主演と脚本家のために自分がいると話しました。

正直に言うと、「ブレイド」が実現するとは思っていませんでした。しかし、私がここにいるのは、この映画の脚本を担当している素晴らしい作家、ステイシー・オセイ・クフォーのためなのです。そして、マハーシャラ(アリ)。私にとっては、本当に彼らのために働いているだけなのです。

また、「ブレイド」の制作にあたって、スタジオとの作業についても少し明かしました。

(マーベルは)大きなスイングをしますよね。何も言えませんが、私たちがやっていることにとても興奮しています。

私にとってキャラクターはとても重要です。ジャンルを考えるのではなく、キャラクターを考えるのです。みんなが想像しているほど(マーベル・スタジオとの仕事は)枠にはまっていません。それはとてもエキサイティングなことです。そして、現実には「ブレイド」のカノンは存在しないと思います。コミックを読めば、常に変化しています…残念ながら、(コミックシリーズは)それほど長くは続かなかったんです。

バサーム・タリク監督は1986年パキスタン生まれ。映画「ヴェノム」でヴィランを演じたリズ・アーメッドさん主演の映画「Mogul Mowgli」の監督を務めましたが、それを含めても長編作品は2本しか制作しておらず、「ブレイド」で3本目の制作となります。

キャストが継続されて続編開発となる「デッドプール」と違い、「ブレイド」は主演がウェズリー・スナイプスさんからマハーシャラ・アリさんへと変更。今回の監督インタビューで「カノンが存在しないと思う」と発言している事から、いくつかの設定は前シリーズから変更されるものと考えられます。

これで監督、脚本家、主演が決定となったMCU版「ブレイド」。公開日は未定ですが、開発は次の段階へと移る事になりそうです。

ソース:Bassam Tariq Talks ‘Mogul Mowgli,’ Working With Riz Ahmed & Directing The ‘Blade’ Reboot [The Playlist Podcast]

ナタリー・ポートマンさん、映画「ソー:ラブ&サンダー」撮影のための4ヶ月に及ぶトレーニングでワイルドになったと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」でジェーン・フォスターを再演するナタリー・ポートマンさんが、海外メディア Vanity Fair とのインタビューで本作のためのトレーニングについて明かしました。

ポートマンさんは映画でソー/ジェーン・フォスターを演じるにあたり、その身体づくりはとても楽しかったと述べました。

トレーニングはとても楽しかったです。トレーナーのナオミ・ペンダーガストさんとは、撮影前の4ヶ月間、そして撮影中もずっと一緒に仕事をしました。今までやったことのないようなヘビーウェイトのトレーニングや、プロテインシェイクをたくさん飲みました。もちろん、体を大きくすることを目指したことはありません。非常にフィジカルなトレーニングだったので、敏捷性を高める作業と、筋力を高める作業の両方を行いました。

ポートマンさんは以前にロケ地で目撃され、その写真がリークされていましたが、これまでの華奢な身体とはうってかわって肩幅や腕の太さが強化されていました。この肉体改造が撮影に与えた影響について次のように話しています。

(肉体改造は)キャラクターになりきるのに役立つだけでなく、自分の動き方も変わりました。歩き方も違うし、感じ方も違う。つまり、人生で初めて自分が強くなったと感じることは、とてもワイルドなことなのよ。

ポートマンさんは1994年の「レオン」や2018年の「アナイアレイション -全滅領域-」などアクション映画にも出演し、こういったジャンルの作品には慣れていますが、ここまでのトレーニングは初めてだった事を明かしました。

マーベル女優のトレーニングと言えばキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じるブリー・ラーソンさんが有名な所で自身のSNSで多くのトレーニング動画を公開していますが、最近では映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」でデビューするキャスリン・ニュートンさんが撮影に向けたトレーニングの様子を公開し、引き締められたお腹を披露していました。

今作ではナタリー・ポートマンさんがソーになることが発表されていますが、その経緯については明かされていません。コミックのように必要なプロセスを経て雷神へと変化するのか、あるいはマルチバースからやってくるソー/ジェーン・フォスターという可能性もあるようです。

シリーズから引き続きクリス・ヘムズワースさんがソーを演じ、ヴァルキリー、コーグ、ミーク、レディ・シフがシリーズから再登場する他、ガーディアンズのメンバーが登場する事が公式に明かされています。

その他、ラッセル・クロウさんがゼウスを演じる事を明かしています。シリーズでロキを演じているトム・ヒドルストンさんは再登場を否定しています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

ソース:Natalie Portman on Summer Reading, Britney Spears, and the Scent of Love