スカーレット・ヨハンソンさん、インフィニティ・ウォーの撮影前にエンドゲームの結末を予期していたことを明かす

ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じるスカーレット・ヨハンソンさんが、エンパイアマガジンとのインタビューで、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」での出来事について語りました。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のこの2作品はもともと前後編として制作される予定で連続撮影されていましたが、後に改題し別のサブタイトルがつけられての劇場公開となりました。

インタビューではインフィニティ・ウォーの撮影前に「ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオのボス)が電話で ”今は明らかに大きな犠牲と損失が生じる場所にいる” と言いました。それについては予想も出来ていましたし、おかしなことでもありませんでした。悲しくはありましたが、理にかなっていました。しかし電話を切った後に ”そうか、私のことだ” と思いました」と明かしました。

そして「そのことについて整理するのに1分ほどかかりました。ほろ苦い感覚でしたが、ショックではありませんでした」とコメントしました。

2010年公開の映画「アイアンマン2」でブラックウィドウが登場して以降、10年ほどかけて演じてきたキャラクターの終幕に様々な思いが駆け巡り、ほろ苦さを感じずにはいられなかったのでしょう。

エンドゲームにおいて、ついにナターシャが戻ってくることはありませんでしたが、ブラックウィドウの活躍の場はまだ残されています。それが11月公開予定の単独映画1作目となる「ブラックウィドウ」です。

「ブラックウィドウ」は時系列的に「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」と「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の間にフォーカスした作品。政府に追われながらナターシャが何をしていたのかを描いた作品となっています。

すでにシリーズ化の噂もあるブラックウィドウ。そして新たに登場するナターシャの妹エレーナの存在が加わり、今後のMCUにおけるブラックウィドウがどうなるのか、注目が集まっています。

映画「ブラックウィドウ」は 2020年11月6日 日米同時公開予定です。

ソース:Scarlett Johansson knew Black Widow’s Endgame fate before Infinity War

ブリー・ラーソンさん、「アイアンマン2」や「マイティ・ソー」のオーディションを受けていた事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でキャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースを演じるブリー・ラーソンさんが自身のYoutubeチャンネルで、過去にオーディションを受けたものの役を入手できなかった作品を明かしました。

2008年から2009年にかけて受けたオーディションの一部として約30作品もの名前を上げ、その中には同じくMCUの映画「アイアンマン2」や「マイティ・ソー」も含まれていました。

MCU以外でも「トランスフォーマー」や「アバター」などの大作オーディションを受けたものの不合格。とにかくたくさん受けたので何を受けたのかも覚えていないと当時の苦労を覗かせました。また、日本でも人気のシットコム「ビッグバン・セオリー」のオーディションを受けていたことも明かし、爆笑してしまう一面も見せました。

ラーソンさんが主演を務めた「キャプテン・マーベル」は世界中で大ヒットを記録し、MCUファンにとってラーソンさんはキャプテン・マーベルこそ適任。しかしオーディションの結果が変わっていれば、ブラックウィドウやジェーン・フォスターは別のビジュアルになっていたかもしれません。

映画「キャプテン・マーベル」は次回作が 2022年7月8日 に公開予定。監督にはニア・ダコスタさんが起用されたと報道され、来年にはイギリスで撮影が開始されると言われています

ディズニー&マーベル・スタジオ、「ブラックパンサー2」の計画を再検討か

先日、映画「ブラックパンサー」の主演チャドウィック・ボーズマンさんが急逝し、世界中のファンや同業者が驚き、悲しみに暮れました。

海外メディアのハリウッド・レポーターはチャドウィック・ボーズマンさんの死去を受け、ウォルト・ディズニー社とマーベル・スタジオが今後のシリーズについて話し合いをしていると報じました。

記事によると、マーベル・スタジオの代表ケヴィン・ファイギ氏がボーズマンさんのがんについて知らされたのは彼の死の数時間前だったとの事。そしてボーズマンさんも「ブラックパンサー2」の撮影のために9月からトレーニングを始めることを計画していたそうです。

ボーズマンさんの突然の死の悲しみのあと、ディズニーとマーベル・スタジオは「ブラックパンサー」シリーズの再検討を余儀なくされたと記事は伝えています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の今後を考えると、ブラックパンサーというヒーローは大きな要素となるキャラクター。

ブラックパンサー、及びワカンダという国はドクタードゥーム、ノーマン・オズボーン(グリーンゴブリン)、ネイモアといったキャラクターとも関連性が深く、そのどれもがフェーズ4以降での登場が囁かれているキャラクター。

「ブラックパンサー2」を制作するのであれば、ひとつは主演のリキャスト、もうひとつはブラックパンサー及び国王のポジションを誰かに継承させる必要があります。コミックの事を考えると妹のシュリが国王となりブラックパンサーとなるエピソードがあるので不自然とは言えませんが、それでも予定していたストーリーとは異なるものになるでしょう。

「ブラックパンサー2」の予定変更は、制作が完了していると思われる「ブラックウィドウ」「エターナルズ」をのぞいたフェーズ4以降に大きく波及して来るかもしれません。

映画「ブラックパンサー2」は現在のところ 2022年5月6日 の全米公開が予定されています。

ソース:Disney Grapples With How to Proceed on ‘Black Panther’ Without Chadwick Boseman

クロエ・ジャオ監督「映画版エターナルズは日本の漫画にルーツがある」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズに初登場となるチームを描く映画「エターナルズ」の監督クロエ・ジャオさんが、映画製作の上で日本の漫画に影響を受けていることをインタビューで語りました。

海外メディアハリウッド・レポーターのインタビューの中でジャオ監督は「私は深くて強い漫画のルーツを持っています。それらの一部をエターナルズに取り入れました。そして東洋と西洋の融合のさらなる先を楽しみにしています。」と語りました。

コミック通りであれば「エターナルズ」は日本とも関係が深く、主要メンバーのキンゴ・スネンは日本と、とりわけ侍を愛し、16世紀頃から日本で過ごしているヒーロー。飛行能力やコズミックエナジーの操作が出来るにも関わらず、刀による戦闘を好むサムライファイターです。

マーベル・スタジオはコミックになぞらえて映画も多様化を目指しており、黒人ヒーローを主人公とした「ブラックパンサー」や女性を主人公とした「キャプテン・マーベル」といった映画を公開しヒットさせてきました。そして2021年、「エターナルズ」の後にはアジア人を主人公とした「シャン・チー」の公開も控えています。

インタビューの中で具体的にどのような漫画要素が含まれているのかは明かされませんでしたが、日本人の我々には親しみやすい映画となっているのかもしれませんね。

映画「エターナルズ」は 2021年2月12日 に全米公開予定です。

ソース:Director Chloe Zhao Arrives With Early Oscar Contender ‘Nomadland’ and Next Year’s ‘Eternals’: “It’s a Bit Surreal”

【噂話】映画「ソー/ラブ&サンダー」撮影開始?─シドニーにナタリー・ポートマンさんが到着

現地時間の9月1日火曜日、ナタリー・ポートマンさんとその家族がプライベートジェットでシドニーに到着したと海外メディアが報じました。

ナタリー・ポートマンさんがソー/ジェーン・フォスターとして出演する予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー/ラブ&サンダー」は、2020年8月に撮影が開始される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて映画「ブラックウィドウ」を筆頭に10作品ほどがドミノ倒しのように公開延期となりました。以前にポートマンさんがオンラインインタビューで「ラブ&サンダー」の撮影開始が2021年の初頭である事を明かしていましたが、そんな中での一報となりました。

今作はオーストラリア、シドニーにあるFOXスタジオズ・オーストラリアで行われる予定で、このスタジオもディズニーがFOXを買収したことでディズニーの所有となっています。同スタジオでは同じくMCUの映画「シャン・チー」も撮影されます。

映画「ソー/ラブ&サンダー」は 2022年2月11日 公開予定です。

ソース:Natalie Portman and her family arrive in Sydney by private jet to begin filming Thor: Love and Thunder

ペイトン・リード監督「アントマン3は前2作よりもはるかに大きくなる」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン3」は来年予定の撮影開始に向けて、脚本制作などが進んでいる段階。シリーズ同様、3作目でもメガホンを取るペイトン・リード監督が最近のイベント等でインタビューに応える機会があり、徐々にその内容が明かされつつあります。

記事によると、「アントマン3は最初の2つよりもはるかに大きく、より広大な映画になるでしょう。そして、それは非常に異なるビジュアルテンプレートを持つことになります。」と監督は語っています。

映画「アントマン&ワスプ」(2018年)ではクアンタムレアルムが少しだけ描かれていましたが、次回作ではさらに深く描かれるのか、あるいはまた別の世界が登場するのか、気になる発言となっています。そして世界観だけでなく、アントマンの大きさの事を意味している可能性も考えられます。また、別のインタビューではワスプについても言及し、3作目でも重要なキャラクターであるとしています。

気になるのは次回作のタイトル。1作目の「アントマン」、2作目の「アントマン&ワスプ」ときて、3作目は「アントマン&ワスプ2」となるのか、あるいは娘キャシー・ラングを加えた「アントマン&ワスプ&スタチュア」となるのでしょうか。こちらが明かされるのはまだしばらく先のようです。

ソース:Ant-Man 3 Will Be “More Sprawling” Than First Two Movies

チャドウィック・ボーズマンさんに哀悼の意を表して、マーベルがトリビュートを公開

現地時間28日、マーベル・スタジオの映画「ブラックパンサー」(2018年)で主役のティ・チャラ/ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが、大腸がん(ステージ4)により米ロサンゼルスの自宅で、家族に見守られながら息を引き取られました。

マーベルの公式Youtubeチャンネルでは、「あなたはいつも我々の王だった」と哀悼の意を表しトリビュート動画を公開しました。

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動画では多くのファンがコメントを寄せており、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で共演した俳優たちも、自身のSNSで追悼コメントを投稿しています。

キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスさんは 「完全に打ちのめされています。心が痛むどころではない。チャドウィックは特別で、真のオリジナルな存在。とても一生懸命で、常に好奇心に溢れたアーティストでした。素晴らしい仕事がまだまだ残っていた。僕たちの友情に、永遠の感謝を。パワーとともに眠れ、キング。」 と投稿。

スパイダーマンを演じたトム・ホランドさんは「あなたはスクリーンで見るよりも、もっとヒーローらしい人でしたね。現場の僕だけでなく、世界中のたくさんの人にとってのロールモデルでした。喜びと幸せをたくさんくれましたね。あなたを友人と呼べることが光栄です。RIP チャドウィック。」 とコメントしています。

他にも多くの共演者、映画関係者、著名人たちがチャドウィックさんへの追悼をしています。

映画「ニュー・ミュータンツ」の公式キャラ紹介動画が公開

大ヒット中の映画「ニュー・ミュータンツ」のキャラクター紹介動画が20世紀スタジオの公式Youtubeチャンネルで公開されました。原作コミックのキャラ設定を添えてご紹介です。

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イリアナ・ラスプーチン(マジック)/演:アニャ・テイラー=ジョイ

コミックでは魔法を操り、ソウルソードや鎧を召喚して戦います。
テレポートを扱うことも出来、空間だけでなく時間移動もします。
X-MENのメンバーであるコロッサスの妹にあたります。

 ひとこと

M・ナイト・シャラマン監督の「スプリット」で影のある女子高生役を演じて一躍有名になりました。同じ映画でプロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイさんと共演。

ラーネ・シンクレア(ウルフスベーン)/演:メイジー・ウィリアムズ

コミックでは二足歩行の狼、いわゆるワーウルフのような姿と完全な狼の姿に変身できます。変身は自分の意志で可能で、父親からは悪魔の子と呼ばれ、近隣住民からも迫害されていました。
モイラ・マクタガード(コミックでは科学者、映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」ではCIAエージェントとして登場)に助けられプロフェッサーXの所へ連れて行かれメンバーの一員となりました。

 ひとこと

人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にも出演されていた女優さんです。

ロベルト・ダ・コスタ(サンスポット)/演:ヘンリー・ザーガ

コミックでの能力は太陽のエネルギーを吸収し、腕力を増幅させます。飛行能力もあり。
父親がブラジルの大企業のオーナーで大富豪。
アベンジャーズの一員になったことも。

サム・ガスリー(キャノンボール)/演:チャーリー・ヒートン

コミックでは身体から高熱のエネルギーを放射し、高速飛行も可能です。不死のミュータント「エクスターナル」のひとり。
彼もまたアベンジャーズに加入した経験有りです。

ダニエル・ムーンスター(ミラージュ)/演:ブルー・ハント

コミックではニューミュータンツのリーダー。
能力は周囲の人々の恐怖や欲望を具現化してしまう事で、コントロールすることが出来ず、人里離れて暮らしていました。そこをスカウトされてメンバーに。
サイクロップスがダニのリーダー性を見いだし、リーダーを任される事になりました。
アスガルドのヴァルキリーとして戦っていたことも。
ダニのおじいちゃんがプロフェッサーXと旧友です。


映画「ニュー・ミュータンツ」は 2020年8月28日より米国公開中。日本での劇場公開は未定です。

監督:ジョシュ・ブーン
出演:ブルー・ハント、アニャ・テイラー=ジョイ、メイジー・ウィリアムズ、チャーリー・ヒートン、ヘンリー・ザーガ、アリシー・ブラガ

映画「ニュー・ミュータンツ」米国でオープニング800万ドルの大ヒット中

FOX最後のX-MENシリーズの映画「ニュー・ミュータンツ」がついに米国公開され、オープニング週末の好調な滑り出しを見せていると報じられました。

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The Hollywood Reporterによると、映画の初日の興行収入は310万ドルで、そのうちの75万ドルは木曜夜の上映分によるもの。 映画は800万ドル以上のオープニング週末興行収入を記録し、国内興行収入のトップに躍り出ることになりました。

「ニュー・ミュータンツ」は過去の公開予定時には、4000以上の劇場で公開予定でしたが、 カリフォルニアやニューヨークのような州ではまだ劇場が閉鎖されており、2412の劇場でしか上映することができなかったと報告しています。

「ニュー・ミュータンツ」の800万ドルは、X-MEN映画としては最低のオープニング成績となりますが、 単純に過去のX-MEN映画と比較するのは難しい状況です。コロナ禍の中での劇場公開でこの数字を記録したことは、今後のディズニーおよびマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)へのニュー・ミュータンツ参入にも影響を及ぼすのでしょうか。

映画「ニュー・ミュータンツ」は 2020年8月28日より米国公開中。日本での劇場公開は未定です。

監督:ジョシュ・ブーン
出演:ブルー・ハント、アニャ・テイラー=ジョイ、メイジー・ウィリアムズ、チャーリー・ヒートン、ヘンリー・ザーガ、アリシー・ブラガ

ソース:Box Office: ‘New Mutants’ Heading for $8M-Plus Debut

訃報 「ブラックパンサー」チャドウィック・ボーズマンさん死去─2016年から大腸がんと闘病

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でワカンダの若き国王ティ・チャカ/ブラックパンサーを演じていた俳優のチャドウィック・ボーズマンさんが大腸がんにより死去されました。43歳でした。

ボーズマンさんの公式Twitterでは闘病の様子などを共有し、ボーズマンさんの死を伝えています。

投稿によるとボーズマンさんは2016年に大腸がんのステージ3との診断を受け、その後、4年間にわたって闘病生活を送ってきたとのこと。病状はステージ4まで進行しており、「マーシャル 法廷を変えた男」(2017年)以降は、手術や治療と並行して映画の撮影に取り組んで来られたそうです。最期は自宅にて、妻と家族に見守られながらこの世を去ったと伝えています。

映画「シビルウォー/キャプテンアメリカ」でブラックパンサー役として出演し、その後はアカデミー賞の受賞もした「ブラックパンサー」で主演を務め、以降のアベンジャーズシリーズでも同役を演じられました。

訃報を受けマーベル・スタジオをTwitter上でコメントを発表。

「私たちは深い悲しみの中にあり、ご家族にお悔やみを申し上げます。あなたの遺したものは永遠に生き続けます。安らかにお眠りください」