ペイトン・リード監督「アントマン3は前2作よりもはるかに大きくなる」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン3」は来年予定の撮影開始に向けて、脚本制作などが進んでいる段階。シリーズ同様、3作目でもメガホンを取るペイトン・リード監督が最近のイベント等でインタビューに応える機会があり、徐々にその内容が明かされつつあります。

記事によると、「アントマン3は最初の2つよりもはるかに大きく、より広大な映画になるでしょう。そして、それは非常に異なるビジュアルテンプレートを持つことになります。」と監督は語っています。

映画「アントマン&ワスプ」(2018年)ではクアンタムレアルムが少しだけ描かれていましたが、次回作ではさらに深く描かれるのか、あるいはまた別の世界が登場するのか、気になる発言となっています。そして世界観だけでなく、アントマンの大きさの事を意味している可能性も考えられます。また、別のインタビューではワスプについても言及し、3作目でも重要なキャラクターであるとしています。

気になるのは次回作のタイトル。1作目の「アントマン」、2作目の「アントマン&ワスプ」ときて、3作目は「アントマン&ワスプ2」となるのか、あるいは娘キャシー・ラングを加えた「アントマン&ワスプ&スタチュア」となるのでしょうか。こちらが明かされるのはまだしばらく先のようです。

ソース:Ant-Man 3 Will Be “More Sprawling” Than First Two Movies

チャドウィック・ボーズマンさんに哀悼の意を表して、マーベルがトリビュートを公開

現地時間28日、マーベル・スタジオの映画「ブラックパンサー」(2018年)で主役のティ・チャラ/ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが、大腸がん(ステージ4)により米ロサンゼルスの自宅で、家族に見守られながら息を引き取られました。

マーベルの公式Youtubeチャンネルでは、「あなたはいつも我々の王だった」と哀悼の意を表しトリビュート動画を公開しました。

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動画では多くのファンがコメントを寄せており、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で共演した俳優たちも、自身のSNSで追悼コメントを投稿しています。

キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスさんは 「完全に打ちのめされています。心が痛むどころではない。チャドウィックは特別で、真のオリジナルな存在。とても一生懸命で、常に好奇心に溢れたアーティストでした。素晴らしい仕事がまだまだ残っていた。僕たちの友情に、永遠の感謝を。パワーとともに眠れ、キング。」 と投稿。

スパイダーマンを演じたトム・ホランドさんは「あなたはスクリーンで見るよりも、もっとヒーローらしい人でしたね。現場の僕だけでなく、世界中のたくさんの人にとってのロールモデルでした。喜びと幸せをたくさんくれましたね。あなたを友人と呼べることが光栄です。RIP チャドウィック。」 とコメントしています。

他にも多くの共演者、映画関係者、著名人たちがチャドウィックさんへの追悼をしています。

映画「ニュー・ミュータンツ」の公式キャラ紹介動画が公開

大ヒット中の映画「ニュー・ミュータンツ」のキャラクター紹介動画が20世紀スタジオの公式Youtubeチャンネルで公開されました。原作コミックのキャラ設定を添えてご紹介です。

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イリアナ・ラスプーチン(マジック)/演:アニャ・テイラー=ジョイ

コミックでは魔法を操り、ソウルソードや鎧を召喚して戦います。
テレポートを扱うことも出来、空間だけでなく時間移動もします。
X-MENのメンバーであるコロッサスの妹にあたります。

 ひとこと

M・ナイト・シャラマン監督の「スプリット」で影のある女子高生役を演じて一躍有名になりました。同じ映画でプロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイさんと共演。

ラーネ・シンクレア(ウルフスベーン)/演:メイジー・ウィリアムズ

コミックでは二足歩行の狼、いわゆるワーウルフのような姿と完全な狼の姿に変身できます。変身は自分の意志で可能で、父親からは悪魔の子と呼ばれ、近隣住民からも迫害されていました。
モイラ・マクタガード(コミックでは科学者、映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」ではCIAエージェントとして登場)に助けられプロフェッサーXの所へ連れて行かれメンバーの一員となりました。

 ひとこと

人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にも出演されていた女優さんです。

ロベルト・ダ・コスタ(サンスポット)/演:ヘンリー・ザーガ

コミックでの能力は太陽のエネルギーを吸収し、腕力を増幅させます。飛行能力もあり。
父親がブラジルの大企業のオーナーで大富豪。
アベンジャーズの一員になったことも。

サム・ガスリー(キャノンボール)/演:チャーリー・ヒートン

コミックでは身体から高熱のエネルギーを放射し、高速飛行も可能です。不死のミュータント「エクスターナル」のひとり。
彼もまたアベンジャーズに加入した経験有りです。

ダニエル・ムーンスター(ミラージュ)/演:ブルー・ハント

コミックではニューミュータンツのリーダー。
能力は周囲の人々の恐怖や欲望を具現化してしまう事で、コントロールすることが出来ず、人里離れて暮らしていました。そこをスカウトされてメンバーに。
サイクロップスがダニのリーダー性を見いだし、リーダーを任される事になりました。
アスガルドのヴァルキリーとして戦っていたことも。
ダニのおじいちゃんがプロフェッサーXと旧友です。


映画「ニュー・ミュータンツ」は 2020年8月28日より米国公開中。日本での劇場公開は未定です。

監督:ジョシュ・ブーン
出演:ブルー・ハント、アニャ・テイラー=ジョイ、メイジー・ウィリアムズ、チャーリー・ヒートン、ヘンリー・ザーガ、アリシー・ブラガ

映画「ニュー・ミュータンツ」米国でオープニング800万ドルの大ヒット中

FOX最後のX-MENシリーズの映画「ニュー・ミュータンツ」がついに米国公開され、オープニング週末の好調な滑り出しを見せていると報じられました。

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The Hollywood Reporterによると、映画の初日の興行収入は310万ドルで、そのうちの75万ドルは木曜夜の上映分によるもの。 映画は800万ドル以上のオープニング週末興行収入を記録し、国内興行収入のトップに躍り出ることになりました。

「ニュー・ミュータンツ」は過去の公開予定時には、4000以上の劇場で公開予定でしたが、 カリフォルニアやニューヨークのような州ではまだ劇場が閉鎖されており、2412の劇場でしか上映することができなかったと報告しています。

「ニュー・ミュータンツ」の800万ドルは、X-MEN映画としては最低のオープニング成績となりますが、 単純に過去のX-MEN映画と比較するのは難しい状況です。コロナ禍の中での劇場公開でこの数字を記録したことは、今後のディズニーおよびマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)へのニュー・ミュータンツ参入にも影響を及ぼすのでしょうか。

映画「ニュー・ミュータンツ」は 2020年8月28日より米国公開中。日本での劇場公開は未定です。

監督:ジョシュ・ブーン
出演:ブルー・ハント、アニャ・テイラー=ジョイ、メイジー・ウィリアムズ、チャーリー・ヒートン、ヘンリー・ザーガ、アリシー・ブラガ

ソース:Box Office: ‘New Mutants’ Heading for $8M-Plus Debut

訃報 「ブラックパンサー」チャドウィック・ボーズマンさん死去─2016年から大腸がんと闘病

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でワカンダの若き国王ティ・チャカ/ブラックパンサーを演じていた俳優のチャドウィック・ボーズマンさんが大腸がんにより死去されました。43歳でした。

ボーズマンさんの公式Twitterでは闘病の様子などを共有し、ボーズマンさんの死を伝えています。

投稿によるとボーズマンさんは2016年に大腸がんのステージ3との診断を受け、その後、4年間にわたって闘病生活を送ってきたとのこと。病状はステージ4まで進行しており、「マーシャル 法廷を変えた男」(2017年)以降は、手術や治療と並行して映画の撮影に取り組んで来られたそうです。最期は自宅にて、妻と家族に見守られながらこの世を去ったと伝えています。

映画「シビルウォー/キャプテンアメリカ」でブラックパンサー役として出演し、その後はアカデミー賞の受賞もした「ブラックパンサー」で主演を務め、以降のアベンジャーズシリーズでも同役を演じられました。

訃報を受けマーベル・スタジオをTwitter上でコメントを発表。

「私たちは深い悲しみの中にあり、ご家族にお悔やみを申し上げます。あなたの遺したものは永遠に生き続けます。安らかにお眠りください」

映画「アントマン3」の公開が2022年と報じられる

映画「アントマン」シリーズの監督をつとめるペイトン・リードさんが Yahoo!Entertainment とのインタビューで、最新作となる3作目の公開時期が2022年であることを明かしました。

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記事によると、リード監督はこれ以上MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の延期がない限り、2022年の公開日のひとつに設定されていると語りました。

「アントマン3」に関してはこれまでにプリプロダクションが進行中で有ることと、2021年の前半に撮影を開始することが報じられていました。ディズニーから発表されている2022年の公開予定リストとして、2022年5月6日の「ブラックパンサー2」2022年7月8日の「キャプテン・マーベル2」があり、2022年内で現在あいているスケジュールは2022年10月7日のみとなっていますので、ここに「アントマン3」が入るものと考えられるます。

「アントマン3」に関しては様々な噂が飛び交っており、成長した娘キャシー・ラングを含むヤングアベンジャーズやヴィランのM.O.D.O.K.の登場などが話題となっています。

ソース:‘Ant-Man 3’ director Peyton Reed confirms Paul Rudd and Evangeline Lilly will share equal billing: ‘They’re a partnership’

キアヌ・リーブスさん、ウルヴァリンを演じたかったことを明かす

キアヌ・リーブスさんが 8月24日(現地時間)、シリウスXMラジオの「ヴァーチャル・タウン・ホール」に出演し、「ずっとウルヴァリン役をやりたかった」と明かしました。

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動画の中で「いつもウルヴァリンをやりたいと思っていた」と答えたリーブスさんにアレックス・ウィンターさんは「遅くはないよ!」と返しましたが「いやいや、遅すぎるよ」と笑いながら答え、「今は満足しているから」と付け足しました。司会者が「本当にウルヴァリンをやりたかったの?」と訊かれると「フランク・ミラーの?もちろんさ!」と興奮気味に返しました。

17年間ウルヴァリンを演じてきたヒュー・ジャックマンさんは、2017年公開の映画「LOGAN/ローガン」を最後に同役から降板している状態で、今後MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するであろうウルヴァリンを誰が演じるのかはファンの間でずっと話題になっている事のひとつ。

それは俳優さん達も同じなようで、「パシフィック・リム:アップライジング」のスコット・イーストウッドさんや、「ウォーキング・デッド」ジーザス役のトム・ペインさん「ザ・ボーイズ」でホームランダーを怪演するアントニー・スターさんなど、立候補者も跡を絶ちません。


キアヌ・リーブスさんはこれまでに様々なMCU作品で出演の噂がありましたが、今の所かなっていません。直近だと「エターナルズ」でヴィランを演じるという話もありました。

ソース:Keanu Reeves Still Wishes He Could Have Played Wolverine, Says It’s Too Late Now

映画「エターナルズ」のロゴが更新

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のロゴが新しくなり、公式サイトで劇場公開までのカウントダウンとともにお披露目されています。

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これまでに使用されてきたロゴ(下)と比べると文字幅が広がり強調されるようになりました。

また、つい先日は映画のタイトル(原題)が「the Eternals」から「Eternals」に改題されていました。

映画「エターナルズ」は新型コロナウイルスの影響で劇場公開が 2020年11月6日 から 2021年2月12日 へと延期されましたが、本来であればトレーラーが出ていてもおかしくない時期です。このタイミングでのロゴ変更やタイトル変更はトレーラー公開の前兆なのでしょうか。

マーベル「エターナルズ」公式サイト(英語)

ソース:Marvel Studios’ Eternals Gets New Look With Updated Logo

映画「ムーラン」、日本でも9月4日からプレミアアクセス開始─劇場公開は当面予定なし

ウォルト・ディズニー・ジャパンが劇場公開を延期していた映画「ムーラン」を9月4日から動画配信サービス「Disney+」(ディズニープラス)で独占公開すると発表しました。会員向けに2980円(税別)の追加料金で提供するプレミアアクセスという形になります。

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「ムーラン」は 2020年3月9日 劇場公開予定でしたが、新型コロナウイルスの影響を受け 2020年9月4日 へと延期。しかし未だ世界的にウイルスの影響があるため、7月ごろには時期未定の再延期がアナウンスされていました。

8月の初頭には米国にてプレミアアクセスに関する報道がありましたが、日本では約3週間遅れて発表となりました。米国での価格は30ドルで、日本での料金とさほど差はありません。米国の映画料金の相場は約10ドルで、日本の映画料金が1800円であることを考えると少しお得とも考えられます。ただし日本のディズニープラスは4k配信に対応しておらず、画質はFHD止まりとなります。この点に関しては米国のプレミアアクセスに軍配が上がりそうです。

プレミアアクセスに関する情報は公式サイトをご覧ください。前売り券の返金に関しても呼びかけていますので、該当する方はチェックしてみてください。

ボブ・チャペク最高経営責任者(CEO)は今回の公開に関する決定は「一回限り」だとし、総合的な戦略転換ではないとの発言をしていましたが、二ヶ月後、2020年11月6日に公開を控える映画「ブラックウィドウ」はどうなるのでしょうか。

ソース: 公式サイト

映画「ニュー・ミュータンツ」の新たなポスターが公開

20世紀スタジオ最後のX-MENシリーズとなる映画「ニュー・ミュータンツ」の米国公開が間近に迫り、新たなキャラクターポスターが公開されました。ポスターはボス・ロジックとリネージュ・スタジオによって制作され、 ミラージュ 、マジック、ウルフスベイン、キャノンボール、サンスポットが描かれています。

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映画「ニュー・ミュータンツ」はもともと2018年に劇場公開される予定でしたが、ディズニーによるFOX買収などの理由で幾度も延期、公開日は2020年4月に予定されていました。ろころが、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響で劇場公開は更に延期される形となっていました。。

「ニュー・ミュータンツ」は、自らの意に反して秘密施設に収容されてしまった若き5人のミュータントたちの戦いをホラーテイストで描くスーパーヒーロー映画。監督は「きっと、星のせいじゃない。」のジョシュ・ブーン監督で、「スプリット」のアニャ・テイラー=ジョイさん、「ゲーム・オブ・スローンズ」のメイジー・ウィリアムズさん、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のチャーリー・ヒートンさんらが出演しています。

映画「ニュー・ミュータンツ」は 2020年8月28日 米国公開予定です。