映画「ニュー・ミュータンツ」からデーモンベアのコンセプトアートが公開

20世紀FOXが制作した最後のX-MENシリーズの映画「ニュー・ミュータンツ」から、作中のヴィランであるデーモンベアのコンセプトアートが公開されました。コンセプトアーティストのダリル・ブラウンさんが自身のInstagramにて共有したものになります。

公開された画像は5点で、一枚目は作中のものよりも一際大きくて太い牙が凶悪さを表現していて印象的です。

映画「ニュー・ミュータンツ」はディズニーのFOX買収などの理由で幾度も公開延期を重ね、今年の春に公開となっていましたが、それも新型コロナウイルスの影響で延期されてしまいました。最終的に映画は8月に公開され、米国で今年のオープニング興行収入のトップを獲得。2020年11月17日にはブルーレイも米国発売予定となっています。

日本での劇場公開、およびデジタルディスクの販売は未定です。

ソース:New Mutants: The Demon Bear Shows Its Teeth in Gnarly Concept Art

映画「X-MEN」とシリーズ他3本、11月20日からディズニープラスで配信開始!

日本で展開中の動画配信サービス「ディズニープラス」で映画「X-MEN」(2000年)、「ウルヴァリン:SAMURAI」 (2013年)、「X-MEN:フューチャー&パスト」(2014年)、 「X-MEN:アポカリプス」(2016年)が 2020年11月20日(金)から配信されることが公式サイトより明らかになりました。

「X-MEN」シリーズは20世紀FOXスタジオが制作したマーベル映画で、2019年にディズニーに買収されたことにより、ディズニープラスでの配信が開始されます。

いわゆる「X-MEN」シリーズは以下の通り。赤字がこの度配信開始がアナウンスされた作品になります。

◆映画作品

  • X-MEN(2000年)
  • X-MEN2(2003年)
  • X-MEN: ファイナル ディシジョン(2006年)
  • ウルヴァリン: X-MEN ZERO(2009年)
  • X-MEN: ファースト・ジェネレーション(2011年)
  • ウルヴァリン: SAMURAI(2013年)
  • X-MEN: フューチャー&パスト(2014年)
  • デッドプール(2016年)
  • X-MEN: アポカリプス(2016年)
  • LOGAN/ローガン(2017年)
  • デッドプール2(2018年)
  • X-MEN: ダーク・フェニックス(2019年)
  • ニュー・ミュータンツ(原題)(2020年)

◆ドラマ作品

  • レギオン(2017年〜)
  • ザ・ギフテッド(2017年〜)

米国のディズニープラスでは先月までに6作品が配信されており、日本国内での先行他社動画サービスとの契約との兼ね合いで配信時期が異なっていると考えられます。

今後のX-MEN作品はマーベル・スタジオが制作し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)へと導入されていくとされていますが、詳細は明かされていません。

ソース:ディズニープラス公式サイト

映画「シャン・チー」、監督が撮影終了を報告

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス」のメガホンを取ったデスティン・ダニエル・クレットン監督が、自身のInstagramにて主要な撮影を終了したことを報告しました。

撮影は2019年の秋にオーストラリアで始まり、新型コロナウイルスの影響により一時中断されていましたが、2020年の夏にはオーストラリア当局の規制緩和により再開していました。

主演のシム・リウさんも自身のInstagramで報告。

「彼を世界に紹介する9ヶ月が待ちきれません」とコメントを添えました。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テンリングス」は、MCU初となるアジアンヒーローが主人公の物語。

今作は、中国出身でカンフーの達人シャン・チーが、映画「アイアンマン」でトニー・スタークを人質にしたテロ組織テン・リングスと戦うストーリーとなっています。相手となるヴィランはテン・リングスのボス、マンダリンとのこと。シャン・チーを演じるのはドラマ「96時間」などに出演したアジア人俳優のシム・リウさん、マンダリン役は、ハリウッドでも人気のアジア人俳優のレジェンド、トニー・レオンさんです。

クレットン監督は直近の作品のいくつかでMCUでキャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースを演じるブリー・ラーソンさんを起用しており、シャン・チーへのカメオ出演への期待が高まっていますが果たしてどうなるでしょうか。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス」 は 2021年7月9日 米国公開予定です。

ソース: Shang-Chi Wraps Principal Photography

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」最終決戦の初期アートが公開

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)から、壮大な最終決戦の初期段階のコンセプトアートが公開されました。プロダクションデザイナーのライアン・ラングさんが自身のInstagramにて共有し、構図の策定から描き方までといった一連の工程についても明らかにしています。

投稿には「インフィニティ・ウォー/エンドゲームの戦闘プロセス。多くのキャラクターについては、ZBrushでマネキンを使って構図をラフに描き、それをスケッチの参考にしてからペイントする方が簡単でした。最終的には3Dではありません。通常、私はラフをスケッチするのが好きですが、これは反復して構図の承認を得るための迅速な方法でした。」とコメントを添えています。

完成形はこちら。

©MARVEL

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」は歴代の世界興行収入ランキングで「アバター」を抜き、1位を獲得。ブルーレイやDVDが好評発売中の他、動画配信サービス「ディズニープラス」でも配信中です。

ソース:Avengers: Endgame Art Reveals Original Idea for the Epic Final Battle

世界設定本「ワカンダファイル」によるとシュリがハーブの人工製造を研究中

米国で出発売されているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の世界設定本「ワカンダファイル」によると、シュリは失われてしまったハート型ハーブの再製造に着手しているとされているようです。

「ワカンダファイル」はシュリがまとめた報告書形式の書籍。残念ながら日本語版の出版はされていないものの、映画で描かれていない裏話が相当含まれているようです。

comicbook.comによると、「ワカンダファイルによると、シュリはキルモンガーが王位を奪いハーブをすべて燃やしてしまった後、合成する方法を検討し始めました」と伝えています。

ワカンダに伝わるハート型ハーブはブラックパンサーの力の源であり、MCUにおいては映画「ブラックパンサー」でキルモンガーに燃やされてしまった後、インフィニティ・ウォーやエンドゲームで語られる事はありませんでした。

ワカンダファイルでは「 ヴィブラニウムを加えることで合成ハーブの効果を安定させることも考えているが、もとのハーブのサンプルを研究するまでは多くのことはできない 」とシュリは語っており、「マヤ・ハンセンが研究していたエクストリミスに興味を持っている」との記述もあるようで、再びエクストリミスが登場する可能性もあるかもしれません。

マヤが所属していたA.I.M.は映画「アイアンマン3」で当時のトップだったアルドリッチ・キリアンが死亡して以降、この組織もMCUには登場していませんでした。しかし、映画「ブラックウィドウ」の予告にA.I.M.の文字が見られたり、映画「アントマン3」での再登場の噂が囁かれているなど、フェーズ4以降での重要な要素のひとつになるかもしれません。

映画「ブラックパンサー」は続編の制作が発表されていましたが、主演のチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなってしまったことで計画がどうなるのか、ディズニー及びマーベル・スタジオからの発表はありません。ブラックパンサー/ティ・チャラ役に代役を立てるのでなければ、続編では次の王位継承者であるシュリが新たなブラックパンサーとなるはずで、その時ハーブは不可欠なものとなってきます。

映画「ブラックパンサー2」は 2022年5月6日 米国公開予定となっています。

ソース:Shuri’s Wakanda Files Reveals She Is Trying To Recreate Black Panther’s Heart Shaped Herb

シュリ役レティーシャ・ライトさん、映画「ブラックパンサー」続編について「今は考えたくない」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」でワカンダの王女シュリを演じたレティーシャ・ライトさんが、海外メディア Net-a-Porter とのインタビューで現在の心境を明かしました。

シュリの兄であり、ワカンダの若き国王として立ち上がった主人公ブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが癌によって8月に亡くなり、2022年に公開を予定されていた「ブラックパンサー2」がどうなるのか、ディズニー及びマーベル・スタジオから公式発表はありません。

インタビューの中でライトさんは「私達はまだチャドの死を悼んでいるので、続編については考えられません。彼無しで続編を作るというのは不思議な感覚です。私達はただ悲しんでいて、今は光を探しているところです。」と語りました。

チャドウィックさんは2016年から4年間もの闘病生活を送っていましたが、「ブラックパンサー」を手がけるマーベル・スタジオや、脚本・監督のライアン・クーグラー氏も、チャドウィックさんの病気については一切知らされていなかったと言います。亡くなる直前には続編に向けた身体作りを始めたとの報道もあり、病を克服して続編に参加する心づもりだったと考えられています。

現在、「ブラックパンサー」続編は変わらず2022年5月6日に米国公開予定とされています。選択肢としてはティ・チャラ役に新たな俳優を起用する、コミックに基づいてシュリを新たなブラックパンサーとする、続編を断念する、などがありますがどれも大幅な計画変更は避けられないように思えます。一部報道ではスターウォーズのキャリー・フィッシャーさんのように、これまでの未使用映像をもとにティ・チャラを再構築し2代目にバトンを渡すのではないかとも言われていますが、定かではありません。

ソース:Net-a-Porter

ソー役クリス・ヘムズワースさん、2021年1月から映画「ソー/ラブ&サンダー」の撮影が始まることを明かす

映画「ソー:ラブ&サンダー」の主演クリス・ヘムズワースさんが、1月に撮影が始まることを明かしました。これまでにも2021年初頭に撮影開始されるだろうとの報道はありましたが、主演の口からストレートに、ファンは次の冒険が始まるという確証を得ることが出来ました。これはTwitterの Thor: Love and Thunder News が公開したインタビュー動画にて明かされています。

動画では「本当なら今はソーを撮影しているはずなんだけど、延期されてしまったんだ。ソーの撮影はこれで4本目、マーベル作品としては8本目です。今回も興奮していますし、何か違うことに挑戦することに興奮しています。前3作では、確かに限界に挑戦したと思います。私たちは、キャラクターのいくつかの異なるバージョンを持っていました。ファンは劇的な変化を期待しています。タイカ・ワイティティが監督に戻ってきました。今脚本を書いているみたい。ナタリー・ポートマンとテッサ・トンプソンが出演します。俳優やキャスト、スタッフが勢ぞろいしていますよ。」と語っています。

7月頃にはナタリー・ポートマンさんもインタビューにて「2021年初頭から撮影開始」と話していましたが、9月にはタイカ・ワイティティ監督や主要キャストのメンバーが続々とシドニーに集結し、撮影が始まるのではないかと報道されていました。実際のところはやはり2021年1月から「ラブ&サンダー」の撮影が始まるようです。

「ラブ&サンダー」についてタイカ・ワイティティ監督は「前作バトルロイヤルが平和で退屈に感じる」作品であることを以前に語りました。また、ナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターが雷神になることが公式に明かされています。その他、グルート役のヴィン・ディーゼルさんが過去のインタビューで「ラブ&サンダー」への出演をほのめかしてしまい、エンドゲームで見られたアスガーディアンズについても何か描かれるのではないかと期待が高まっています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は新型コロナウイルスの影響でMCU全体が遅延したことで、現在は 2022年2月11日 米国公開予定となっています。

MCU版「スパイダーマン3」のファーストルックが12月に公開か

ソニー・ピクチャーズ・ブラジルのエグゼクティブマーケティングディレクターのカミラ・パチェコ氏が、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版の「スパイダーマン3」のファーストルックを12月に公開することを明らかにしたと、海外メディアのマーフィーズマルチバースが報じました。

パチェコ氏はラテンアメリカ諸国を中心とした映画祭「ExpoCine/20」のイベント内で今年の12月にスパイダーマン3のティザートレーラーを公開することを約束。

2017年「スパイダーマン:ホームカミング」と2019年の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の2作では、2016年と2018年にそれぞれ12月の第1週に予告編が公開されていました。

すでに映画の撮影は開始されており、噂ではネッドとメイおばさんのシーンの撮影が進んでいるとの事ですが、詳しい情報は入っていません。また、あらすじやメインヴィランなどについても不明で、様々な噂が錯綜していることもあり、フェーズ4の中でも注目の作品となっています。

MCU版「スパイダーマン3」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:SONY PROMISES FIRST LOOK AT SPIDER-MAN 3 IN 2020

映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」よりモルテンマンの未使用コンセプトアートが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ3の締めくくりとなった映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に登場したモルテンマンの未使用コンセプトアートが公開されました。

アーティストのジェラド・マランツさんが自身のInstagram上でシェアしたものです。

一緒に投稿されたコメントによると「面白い事実:元々私のデザインには3本の腕があり、キャラクターの中にはたくさんの金属片や破片が入っていたのですが、1つのデザインでは意図した通りになりました。ビデオゲームの中では意図した通りに作られていましたが、映画の中では少し変更されています。それがCGキャラクターのデザインの醍醐味でもあります。デザインが承認されても、スクリーンに出る頃には変わっていることもあります。」とのこと。

劇中のモルテンマンと比べると、よりマグマ感の強いデザインになっていたようです。

©MARVEL

エンドゲームのその後の世界を描いた、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」はDVD、ブルーレイが好評発売中。

次回作は 2021年12月17日 に米国公開予定となっています。

映画「ドクター・ストレンジ2」に「ベビー・シッターズ・クラブ」のコキトル・ゴメスさんがキャスティング

2022年公開予定の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」にNetflixのドラマ「ベビーシッターズクラブ」のコキトル・ゴメスさんがキャスティングされたと海外メディアの Deadline が報じました。

記事によると、女優のコキトル・ゴメスさんが「ドクター・ストレンジ」の新作にキャスティングされたが、役柄は不明とのこと。また、これに関してマーベルはコメントしなかったとのことです。

コキトル・ゴメスさんはかねてより話題になっていたアメリカ・チャベス役ではないかとも言われていますが、詳細は不明です。

「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」はサム・ライミ監督が指揮を執り、ストレンジ役にベネディクト・カンバーバッチさん、ウォン役にベネディクト・ウォンさん、モルド役にキウェテル・イジョフォーさんが続投。そして、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ役にエリザベス・オルセンさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズから出演することが明かされています。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 全米公開予定です。

ソース:‘Doctor Strange 2’: ‘Baby-Sitters Club’ Star Xochitl Gomez Joins Benedict Cumberbatch In Next Installment