ジェームズ・マカヴォイさん、プロフェッサーXの再演について「ないとは言えない」とコメント

FOX制作のX-MENの映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」などでプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアを演じたジェームズ・マカヴォイさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で将来的なプロフェッサーXの再演について質問され、「ないとは言えない」と回答しました。

「プロフェッサーXについてやり終えたと感じていますか?」と質問されたマカヴォイさんは以下のように述べています。

僕はそう感じています。私が探求したかったことすべてではありませんが、プロフェッサーXをたくさん探求することができ、パフォーマーとしてのプロフェッサーXに満足しています。でも、絶対にやりたくない、戻ってきたくない、二度とやりたくない、というわけではありません。ジェームス・ボンドがかつて言ったように、絶対にないとは言えません。しかし、私は決してあきらめてはいません。二度とできなくても、がっかりしたり、ひどく悲しんだりするつもりもありません。

ケヴィン・ファイギ社長はMCU版のX-MENを制作する事をほのめかしていますが、具体的な内容やスケジュールは一切不明となっています。

20世紀FOXのX-MENキャラクターの再演については、ドラマ「ワンダヴィジョン」を除けば映画「デッドプール3」が現状で公式に判明している最初の作品となります。ただし、それに先駆けてカメオ出演などする可能性も十分に考えられています。

ここ最近、プロフェッサーXがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するのではないかと言う噂を後押しするような画像がいくつかリークされていますが、これに関して報じられているのはパトリック・スチュワートさん演じるプロフェッサーXであるとの事。

しかしこれが噂通りであれば異世界のプロフェッサーXという事であり、MCU神聖時間軸のプロフェッサーXが誰になるのか、まだしばらく静観が必要なようです。

ソース:James McAvoy on Why He’d Love to Play a Young Jean-Luc Picard and Playing ‘The Sandman’ for Audible

ワンダvsプロフェッサーXは実現するのか?映画「ドクター・ストレンジ2」のプレビズ映像とされるものが流出

様々な噂が渦巻いているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」のプレビズ映像とされるもののスクリーンショットがSNS上で拡散されています。そこにはカオスマジックを教授に向けるワンダと、抑え込もうとするエグゼビアの姿が描かれています。

ちなみにプレビズとは完成品を想像しやすいように作ったシミュレーション映像の事。絵コンテよりも進んだ段階といえばわかりやすいでしょうか。

今の所この画像の出処は不明となっており、その真偽はわかりませんが、数人の海外スクーパーは「これは聞いていたものと同じ内容だ」と認めています。

また、プレビズ映像が本物だったとしても実際に撮影されたかどうかは別問題です。そもそも公式予告動画と公開バージョンが異なる場合があるMCUにおいては、どんな真実のリークですら実際に映画館で見られるかどうかという保証はありません。

なお、以前に出ていた「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」のプロフェッサー関連の噂話では、マルチバースからプロフェッサーX率いるイルミナティが登場し、ネクサスビーイングであるワンダを排除しようとする、というものでした。

今回流出した画像の実写版を映画館で見ることはできるのでしょうか?

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

映画「エターナルズ」の上映時間が2時間36分である事が判明 ─ エンドゲームに次いでMCU2番目の長さに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の上映時間が2時間36分(156分)であると海外メディア The Direct が報じました。これはロシアを映画サイト Kino Metro に掲載された情報で、2019年に公開された「アベンジャーズ/エンドゲーム」に次ぐMCUで2番めに長い作品となるようです。

先日は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の上映時間が2時間30分(150分)である事が報じられ、その際も歴代2位の長さだと言われましたが、「エターナルズ」がそれよりも7分長くなるようです。

以上を踏まえたMCUの上映時間トップ5は以下のようになります。

  • アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年):3時間1分
  • エターナルズ(2021年):2時間36分
  • スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年):2時間30分
  • アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年):2時間29分
  • シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年):2時間27分

また、本作には「わずかな性描写」が含まれるとして米国ではPG-13のレーティングになる事が判明していましたが、ロシアではいわゆるR指定となり18歳未満は鑑賞できないようです。これについて記事によると、この「わずかな性描写」が同性愛表現である事を指摘し、ロシアにおいて2013年に制定された同性愛宣伝禁止法に基づいたレーティングになっているとしています。

なお、日本でのレーティングは不明です。

「エターナルズ」の公式概要は以下のとおりです。

アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Marvel’s Eternals Listed Runtime Longer Than Avengers: Infinity War

ダン・スティーヴンスさん、映画「エターナルズ」での役割についてコメント

プロフェッサーXの息子、デヴィッド・ハラーを主人公として描いたX-MENドラマ「レギオン」でデヴィッドを演じたダン・スティーヴンスさんが海外メディア Collider とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」における役割について質問され、回答しました。

インタビュアーに「あなたはエターナルズに出演するかもしれない、あるいはしないかもしれないけれど、その役柄について何か話せる事はありますか?」と質問されたスティーヴンスさんは困った表情で「クロ コメント」と回答しました。

「待って、なんだって?」と聞き返されると「クロ コメントって言ったんです。誤魔化しきれたかわからないけど(笑)何か言えたとしても、言えないだろうね!」と延べ、「これ以上聞くならzoomを切らなきゃ」と続けました。

クロはエターナルズの敵であるディヴィアンツのリーダーであり、予告でもクロらしき人物が登場し、アンジェリーナ・ジョリーさん演じるセナに対して「誰一人守れるものか」と言うシーンが含まれていました。

撮影現場で他のキャストと一緒に映っているダン・スティーヴンスさんが発見されて以来、ずっと謎だった彼の役割ですが、どうやらヴィランのクロを演じているということで落ち着きそうです。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソニー・ピクチャーズはまだ「シニスター・シックス」の計画を維持していると報じられる

ソニー・ピクチャーズは打倒スパイダーマンを掲げる6人からなるヴィランチーム「シニスター・シックス」の実写化計画を維持していると海外メディア Deadline が報じました。1964年のコミックでデビューしたシニスター・シックスはドクター・オクトパス、ミステリオ、エレクトロ、クレイブン・ザ・ハンター、サンドマン、ヴァルチャーの6人で構成されていました。

Deadline’s Hero Nation Podcast の中で、記者のアンソニー・ダレッサンドロ氏は以下のように述べています。

ソニーはこれまで、ディズニーMCUで展開しているスパイダーマン以外のマーベル作品は、常に別個のものとして扱ってきました。これは非常に興味深いことです。彼らの長期的な目標のひとつに、「シニスター・シックス」を作る事があります。スパイダーマンの世界に出てくる悪者チームを彼らが再現するという、我々が待ち望んでいるプロジェクトです。

シニスター・シックスの実写化計画は2014年公開の映画「アメイジング・スパイダーマン2」でも示唆されていましたが、3作目がキャンセルされた事で日の目を見る事はありませんでした。

シニスター・シックスにはいくつかのバージョンがありメンバーが異なりますが、初代の6人のうち、ミステリオとヴァルチャーはMCUでデビューしており、ドクター・オクトパスは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の予告にはっきりと登場しているほか、エレクトロとサンドマンも同予告でほのめかされています。そしてクレイヴン・ザ・ハンターはアーロン・テイラー・ジョンソンさん主演での制作が報じられています。

シニスター・シックスの計画が実現するとなれば、先日ソニーが改めて名称を発表したSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の一つとして制作される事が予想されます。その場合、スパイダーマン一人でシニスター・シックス全員と戦うのはやはり分が悪く、SSUの一部であり公開を控えているヴェノムやモービウス、そして制作が報じられているスパイダーウーマンやシルクなど味方になるキャラクターについても注目が集まりそうです。

そんなシニスター・シックスのメンバーの何人かが登場する「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 に米国公開され、ここから新たな計画が大きく動き出すものと見られています。

ソース:Spider-Man: Sony Reportedly Still Has Major Plans for Sinister Six Movie

サム・ライミ監督、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」予告でドクター・オクトパスを見たときの心境を明かす

2002年から2007年にかけて公開された「スパイダーマン」シリーズのメガホンをとったサム・ライミ監督が、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のトレーラーでドクター・オクトパスが再登場したことについて、心境を語りました。

ライミ監督は海外メディア SyFy Wire とのインタビューの中で、予告を初めて見た時の感想を以下のように述べました。

あれは美しかった。彼はとても素敵だし、アニメーションも素晴らしい。ドック・オクの時は、タコの触手をパペットとアニメーションで表現していたので、パペットではないと思います。でも、スムーズでパワフルで、彼のコスチュームも気に入りました。素晴らしい映画になると思いますよ。

以前から再登場が噂され、実際にトレーラーで確認されたドクター・オクトパスの再登場は大きな話題となりました。公開された予告だけでは彼が以前のキャラクターと同一なのか、あるいはドラマ「ロキ」でいうところの変異体なのかは不明で、今後の情報公開、そして映画の公開に期待が高まっています。

そんなドクター・オクトパスを演じるアルフレッド・モリーナさんは以前のインタビューで17年ぶりにドクター・オクトパスを再演する事について、自身の老化を認め、トニー・スタークやニック・フューリーに適用されていたようなデジタルアンチエイジング技術を使って当時の見た目に戻っている事を明かしています。

そして、サム・ライミ監督は「スパイダーマン」の映画からは離れていますが、MCUの映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の監督を務め、ふたたびマーベル映画の世界に戻ってきています。

まだまだ謎だらけの両作品、次なる予告ではどんな衝撃映像が飛び出すのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:SAM RAIMI REACTS TO DOC OCK’S SURPRISE RETURN IN SPIDER-MAN: NO WAY HOME: ‘THAT WAS BEAUTIFUL’

桃桃子さん、フィル・ノトさんが描いた映画「ブラックウィドウ」Blu-rayケース用のヴァリアントカバーが公式無料配信中

マーベルがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」のホームメディア版発売を記念して、Blu-rayケース用のヴァリアントカバーを公開しました。カバーは桃桃子(ピーチ・モモコ)さん、フィル・ノトさんが手掛けた2種類で、公式サイトにて無料配信中となっています。

公式サイトにアクセスしてお好みの画像をダウンロードし、印刷してお手持ちのBlu-rayケースに差し込んでくださいとの事です。

「ブラックウィドウ」の公式あらすじは以下のとおりです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」の未公開映像やNGシーンなども収録したBlu-rayなどホームメディア版は 2021年9月15日 より発売中。ディズニープラスでの見放題配信は 2021年10月6日 予定です。

ソース:公式

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のVFXの裏側を紹介する動画「Morris’ Origins」が公開中

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のVFXの裏側を紹介する動画「Morris’ Origins」がマーベル公式Youtubeチャンネルにて公開中です。7分近いこの動画の中ではモリスやグレートプロテクターがどのようにしてスクリーンに登場したのかが解説されています。

VFXスーパーバイザーのクリストファー・タウンセンドさんは、グレートプロテクターの制作にあたってはドラゴンのパーツを簡略化して実物を用意したと以下のように説明しました。

このドラゴンの素晴らしいところは、キャラクターが実際に乗っていることです。そのため、バックを作らなければなりませんでした。そこで、ドラゴンを制作している視覚効果会社に相談しました。そして、頭の部分と体の小さな部分だけを簡略化したバージョンを作ってもらい、人が掴まったり座ったりして演技できるようにしました。

また、ター・ローの世界にドラゴンを登場させるにあたっての課題があったことも明かしました。

特に、実際にこの写真を手に入れた後の課題は、ドラゴンがある種の神話的な場所に存在しているという、我々のター・ローの世界にそれを当てはめることでした。また、ドラゴンの体とカメラの位置関係を把握し、ドラゴンを追跡する必要があります。つまり、ドラゴンにはCGのドラゴンが存在し、現実のカメラの上に、さらにカメラの動きを加え、それを中心にCGの世界を構築し、その他のアクションビートを入れていきました。

モリスは緑のぬいぐるみを使って撮影し、のちにCGと置き換える作業が行われています。

©2021 MARVEL,Disney

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

【噂話】マーベル・スタジオがマーゴット・ロビーさんと出演交渉中 ─ X-MEN関連のプロジェクト

マーベル・スタジオが大のX-MENファンを公言しているマーゴット・ロビーさんと交渉中であると海外スクーパーの heroemaniaco 氏が報じました。将来的にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で制作が計画されているX-MEN関連のプロジェクトであるとのことです。

DC映画でハーレイ・クインの役でも知られているマーゴット・ロビーさんですが、現在ディズニーが計画している「パイレーツ・オブ・カリビアン」のリブート版の出演交渉を進めている中で、マーベル・スタジオのMCUへの出演も検討が進められているとの事。

ファンキャスティングではマーゴット・ロビーさんをエマ・フロスト役にという声が以前からよく聞かれますが、どのようなミュータントになるかは不明との事です。

MCU版X-MENに関してはファンタスティック・フォーと同様にまだ何も判っていない状態で、具体的な形が見えてくるにはまだしばらく時間がかかりそうです。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のIMAX版モーションポスターが公開

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のIMAX版のモーションポスターが公開されました。コミックのカバーアートをイメージした迫力のポスターとなっています。

「ヴェノムとカーネイジが衝突するとどうなるのか?10月1日にIMAX劇場で公開される『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』で、カーネイジを最大限に体験してください。それまでは、IMAX限定のアートワークで目を楽しませてください。」とコメントを添えて投稿。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年12月3日公開予定です。