ソニーが開発中のマーベル作品11のリスト

ソニー・ピクチャーズが開発中の「スパイダーマン」を代表とするマーベル作品をリストアップしました。2023年6月16日時点で判明している劇場公開予定、配信予定の全11作品です。なお、ディズニープラスで配信予定のマーベル・スタジオ製のアニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」は含まれていません。

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1:クレイヴン・ザ・ハンター

2023年10月6日 米国公開予定。R指定。

スパイダーマンのヴィランに焦点を合わせたSSUの4作目。クレイヴンの他にライノも登場する事が示唆されています。

4月には海外シネコンで初の予告映像も公開。オンライン公開はもう少しでしょうか。

2:エル・ムエルト

2024年1月12日 米国公開予定。

といっても8月から撮影に入る事がようやく確認され、制作スケジュール的に公開延期は必至と見られています。

スーパーパワーを持つレスラーのアンチヒーローを描く作品になると公式発表されていますが、このマイナーなキャラクターを用いてソニーが何を描こうとしているのか注目となっています。

3:マダム・ウェブ

2024年2月16日 米国公開予定。

コミックでは多くの女性スパイダーヒーローを束ねるマダム・ウェブを実写化した映画。盲目の老婆である主人公マダム・ウェブ役にダコタ・ジョンソンさんが起用されている事からも、原作コミックとはかなり異なる設定になると見られています。

プロデューサーによると本作はアクション映画ではなくコミックよりも前の話を描くと言います。

シドニー・スウィーニーさん、セレスティ・オコナーさん、イザベラ・メルセードさんと言った昨今注目の女優陣が起用され、女性スパイダーヒーローチームが期待されています。また、スパイダーマン/ピーター・パーカーが母親のお腹の中にいる時代になるのではとも考えられています

4:スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース

2024年3月29日 米国公開予定。

「イントゥ・ザ・スパイダーバース」、「アクロス・ザ・スパイダーバース」に続く3作目ですが、当初は「アクロス・ザ・スパイダーバース」を2分割した「アクロス・ザ・スパイダーバース パート2」として制作されていました。

「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は「アクロス・ザ・スパイダーバース」から1年足らずの公開が予定されており、現在制作中ですが、ヘイリー・スタインフェルドさんのインタビューによると収録は始まっていないようです。

5:ヴェノム3

公開日未定。2024年10月予定とも

主演のトム・ハーディさんが本作をラストダンスと称していることからシリーズの完結編になると見られています。また、本作のワーキングタイトルからヴィランの予想もされています

ヴェノムから始まったSSUは当初MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のような大型クロスオーバーが期待されていましたが、今のところ各主人公たちが顔を合わせる事がないまま物語が展開しています。このままヴェノムが終わってしまうのかどうかも注目されています。

また、本作にはMCUの「ドクター・ストレンジ」シリーズで兄弟子モルドを演じたキウェテル・イジョフォーさんもキャスティングされている事もポイントになっています。

6:スパイダーマン4

公開日未定。マーベル・スタジオとの共同作、MCUの映画。

2023年に入って既に脚本作業は始まっている事がマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によって明かされていましたが、現在米国内で行われている脚本家ストライキの影響で作業がストップしている事がソニーのエイミー・パスカルプロデューサーにより報告されています。

公式には内容等発表されていませんが、前作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で世界中の人々の記憶から失われたピーター・パーカーが、人生の再起動をしていく映画になると見られています。MJとの恋愛関係やネッドとの親友関係の再構築などにも注目され、再びアベンジャーズに登場するのかなど、このリストの中で最も期待されている作品と言っても過言ではありません。

なお、本作にはマイルズ・モラレスが登場しない可能性が示唆されています。

7:ヒプノハスラー

公開日未定。SSU映画。

エル・ムエルトと同様のマイナーヴィランの映画化が報じられていますが公式発表ではありません。主演にドナルド・グローバーさんがキャスティングされていると言います。

グローバーさんはMCU「スパイダーマン:ホームカミング」でアーロン・デイビスを演じており、「アクロス・ザ・スパイダーバース」でもコミック通りプラウラーとなったアーロンを演じました。

アーロンはマイルズ・モラレスのおじにあたる、スパイダーマンユニバースでは重要なキャラクターであり、その役者をさらに別のキャラクターに起用するのはどういった意図があるのでしょうか。

8:スパイダーウーマン

公開日未定。

先日ソニーのプロデューサーが開発中である事を認めた「スパイダーウーマン」は俳優のオリヴィア・ワイルドさんが監督を務めていると報じられています。

スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリューを主人公としていると噂されており。「マダム・ウェブ」には登場しない女性ヒーローになるか、あるいは秘密のカメオとなっている可能性がありそうです。

9:マイルズ・モラレス

公開日未定。

アニメ「スパイダーバース」シリーズやプレイステーション用ゲームのおかげで日本での知名度も高まったスパイダーマン/マイルズ・モラレスですが、その実写版が開発中である事をプロデューサーが認めています。

前述のとおりMCU「スパイダーマン4」には登場しない予定のようで、SSUのキャラクターとしてデビューするのではないかと見られています。

なお、プロデューサーによると「スパイダーウーマン」と「マイルズ・モラレス」は「予想よりも早く観られる」との事。

10:シルク:スパイダー・ソサエティ

配信日未定。SSUのドラマとされています。

米メディアによると「シルク:スパイダーソサエティ」は、米国のMGM+ (旧称 Epix) のリニアチャンネルで放送され、続いて Prime Video で世界的に公開されるとの事。

このドラマは、マーベルコミックとしてダン・スロット氏とウンベルト・ラモス氏によって作成されたキャラクターに基づいており、「韓国系アメリカ人の女性がピーター・パーカーを噛んだのと同じクモに噛まれた、シルクとして知られるキャラクター。スーパーヒーローになる途中で行方不明の家族を探している」と説明されています。

「ウォーキング・デッド」のショーランナーのアンジェラ・カーンさんが制作に参加。

11:スパイダーマン・ノワール

配信日未定。SSUのドラマとされています。

「スパイダーバース」にも登場しているスパイダーマン・ノワールの実写版で、映画「モータルコンバット」のオーレン・ウジエルさんが脚本を担当。シルクと同様に Prime Video での配信予定となっているようです。

なお、シルク共々、脚本家ストライキの影響で開発が中断している事がプロデューサーによって明かされています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」、アーロン・テイラー・ジョンソンさん演じる主人公のファーストルックがオンラインリーク

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の主人公の最初の外観がネット上に登場し、シェアされています。アーロン・テイラー・ジョンソンさん演じる主人公の姿に、ネット上では様々な反応が見られます。

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雑誌に掲載された写真をスマホのカメラで写したと思われる今回の画像ですが、掲載されていた雑誌等の情報はありません。

本作は4月に海外で開催された映画イベントにて予告動画が初公開されているため既に見たことのあるファンも多いのですが、ほとんどの人にとってはこの画像がファーストルックとなります。

テイラー・ジョンソンさんの端正な顔立ちが当初の想像どおりコミックのワイルドさの域に到達していないとの声もありますが、実写ならではの表現にも期待したい所になっています。

本作はR指定になっており、監督は「マージン・コール」などのJ・C・チャンダーさん。

主人公のクレイヴン・ザ・ハンターを演じるのはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でワンダの弟クイックシルバー/ピエトロ・マキシモフを演じたアーロン・テイラー・ジョンソンさん。

その他、アリアナ・デボーズさん、フレッド・ヘッキンジャーさん、アレッサンドロ・ニヴォラさん、クリストファー・アボットさん、ラッセル・クロウさんらが共演に名を連ねています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年10月6日に米国にて劇場公開予定です。

ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル」の「アントマン&ワスプ:クアントマニア」編の米配信が見送られている

米国で6月14日に配信予定だったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の制作の舞台裏を描くドキュメンタリ番組「マーベル・スタジオ・アッセンブル:アントマン&ワスプ:クアントマニアの裏側」が、実際には配信が見送られていた事が判明しました。

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海外メディア The Direct によると、この番組に新たな配信予定日は設定されておらず、無期限に延期されているとの事。

理由については不明としながらも、ジョナサン・メジャースさんの裁判に関連して、彼の演技をほめたりする事が後々問題になる可能性等が含まれていると多くのファンは考えていると記事は指摘しています。

事件のあと、ジョナサン・メジャースさんがMCU関連のプロモーションに登場したのは「クアントマニア」のBlu-rayリリースに関するCM動画1回限りで、その露出は極力抑えられているのは明らかです。

前回の法廷では今週13日に次の裁判が設定されており、何らかの審理が進んだものと見られていますが、今のところその内容は米メディアにも把握出来ていないようです。

ジョナサン・メジャースさんは「クアントマニア」のラストで示されたように10月配信予定の「ロキ」シーズン2に登場する予定になっています。もしも有罪判決が出た場合、「ロキ」の配信がどうなるのか、そして今後の「アベンジャーズ」映画など、大きな影響を与えることになりそうです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Disney+ Delays Ant-Man 3 Special Amid Jonathan Majors Controversy

トム・ホランドさんがスパイダーマンデビュー時の後悔と秘密のグループチャットの存在について明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でスパイダーマン/ピーター・パーカーとしてデビューした俳優のトム・ホランドさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューで当時の後悔について語りました。

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ホランドさんは「シビル・ウォー」の少し前に「アメイジング・スパイダーマン2」でスパイダーマンを演じていたアンドリュー・ガーフィールドさんに話を通すべきだったと次のように語っています。

「それは、子供の頃の僕の甘さが原因でした。出演が決まったのは19歳の時です。役を得ることに夢中で、彼がどんな気持ちだったのか、じっくり考えることはありませんでした。もし、僕が2作目の映画を作ったとして、それが必ずしも期待通りのものでなく、他の誰かにリキャストされたとしたら、立ち直るのにとても苦労した事でしょう。アンドリューは、信じられないような方法で立ち直ってくれました。彼に電話して、『この機会を断ることはできないんです』と一言断っておけばよかったと思います。」

アンドリュー・ガーフィールドさん自身、様々なインタビューで降板させられた事にずっと苦しんだと語っており、トム・ホランドさんはその苦しみを当時気にかける事すら出来なかった、そして自分がその立場であればもっと苦しむ事になっただろうと明かしました。

その後、「ノー・ウェイ・ホーム」の撮影で先輩スパイダーマンであるトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんと共演する事になったトム・ホランドさんは実際に全てを話す機会を得て、「素晴らしい経験でした。僕、アンドリュー、トビー、僕たちは、とてもユニークなことを経験した3人としての素晴らしい絆を持っていて、本当に兄弟のような存在なんです。グループチャットも充実しているし、ときどき顔を合わせたりもしています。スパイダー・ボーイズと呼んでいます。」と現在の三人について語りました。

アンドリュー・ガーフィールドさんのスパイダーマンは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などで帰ってくる可能性はありそうですが、現時点でそういった計画があるかどうかは明かされていません。また、2022年には「アメイジング・スパイダーマン3」の制作が再開されるとの噂に対し、ソニーのTwitterが好意的な反応を見せたりもしましたがそれ以来特に動きも有りません。

次にスパイダー・ボーイズが集合するのはMCUなのか、それともSSUになるのか、今後の展開に期待です。

映画「アメイジング・スパイダーマン2」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Tom Holland Breaks Free: Talking Zendaya, ‘The Crowded Room’ and the Future of Spider-Man

マイルズ・モラレスはMCU「スパイダーマン4」に登場しない?ソニープロデューサーが示唆

マーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」などの3部作や、ソニー・ピクチャーズのSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画を手掛けるプロデューサーのエイミー・パスカルさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューで、先日認めた実写版のマイルズ・モラレスがMCUには登場しない可能性を示唆しました。

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トム・ホランドさんがリードするMCU作品と、アニメ「スパイダーバース」や未だ詳細がよく分かっていないSSUの両方を手掛けるパスカルさんは、MCU版の「スパイダーマン4」について「これらは完全に別々の世界です。ご存知ないかもしれませんが。私は何事にもノーとは言いません。でも、マイルズについて作るべき映画も、ピーターについて作るべき映画もたくさんあります。私は映画プロデューサーです。トムと一緒にこのシリーズを続けていきたいと思っています。」と述べました。

マイルズをMCUに持ち込みたいと言うトム・ホランドさん「ノー・ウェイ・ホーム」のブラジル版でのみ確認されたというイースターエッグの存在にも関わらず、パスカルプロデューサーはピーターをマイルズを別々の世界と認識し、現状ではそれらがクロスオーバーしない考えである事を示唆しました。

また、パスカルさんは「ホームカミング」の制作当時を振り返り、アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー.Jrさんとトム・ホランドさんがスクリーンテストで並んだ時の事を「驚異的だった」と称しつつ、「こんなものは見たことがないという感じでした。彼は、完全にユニークな方法でピーター・パーカーになりきっていました。彼は感情的で面白かった。笑顔の奥に隠された哀愁がありました。でも、あなたはそれを感じることができる。彼はそれを美しい方法で隠しているんです。」と語りました。

パスカルさんの発言によると、少なくとも「スパイダーマン4」でマイルズ・モラレスが登場する可能性は現時点でかなり低いようですが、将来的にずっとクロスオーバーがないとも言えそうに有りません。

MCUのピーターは登場時からトニー・スタークとの師弟関係のように描かれ、「ファー・フロム・ホーム」では独り立ち出来たようにも描かれましたが、「ノー・ウェイ・ホーム」になると再びドクター・ストレンジや先輩スパイダーマンたちの手を借りる羽目になってしまいました。

「ノー・ウェイ・ホーム」のラストでスパイダーマンが孤独になってしまったように、パスカルさんが計画している次の3部作では、今度こそピーター・パーカーの独立をじっくりと描いた上で、弟子ともいうべきマイルズ・モラレスが導入されるのかもしれません。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Tom Holland Breaks Free: Talking Zendaya, ‘The Crowded Room’ and the Future of Spider-Man

クリス・エヴァンスさんの誕生日をヘイリー・アトウェルさんら共演者が舞台裏写真と共にお祝い

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」などでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じてきたクリス・エヴァンスさんの1981年6月13日の誕生日をお祝いして、ペギー・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんや他マーベル俳優さんたちがお祝いのコメントを投稿しました。

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アトウェルさんは「素敵で、賢くて、優しくて、面白い、クリス・エヴァンス。ハッピーバースデー。紳士でスイートハート。誕生日プレゼントとして、彼をフォローし始めたよ(笑)」とのお祝いコメントを投稿。さりげなく今までフォローしていなかった事もカミングアウトしました。

ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロさんは「今日は弟分のクリス・エヴァンスに誕生日の愛を送ります。こんなに大笑いしたのは久しぶりだ!会いたかったよ、相棒。」とコメント。

現在、事故後の手術を終えてリハビリ中のホークアイ/クリント・バートン役のジェレミー・レナーさんは「大切な人たちと祝う最高の一日を・・・Happy Birthday」と投稿。

ソー役クリス・ヘムズワースさんは「僕のお気に入りのクリスにハッピーバースデー」と不思議なツーショット写真を添えました。

そして、MCU作品での共演は果たせなかったデッドプール/ウェイド・ウィルソン役のライアン・レイノルズさんもツーショット写真と共に「最高に素晴らしいヤツにハッピーバースデー」とコメントしました。


クリス・エヴァンスさんはMCUでスティーブ・ロジャースを演じ、最近のインタビューでは「キャプテン・アメリカだった頃が恋しい」と語りながらも、その美しい終わり方を汚したくない、まだ早すぎるとして再演には難色を示しています。

一方で2007年のマーベル映画「ファンタスティック・フォー」で演じたヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役の再演には意欲的で、ディズニーやマーベル・スタジオのオファー次第ではクリス・エヴァンスさんがスティーブ・ロジャース以外の別のキャラクターとして再びMCUに帰ってくる事は十分にあるようです。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの最後を飾る映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

スカーレット・ヨハンソンさんが今なおマーベルとのプロジェクトが維持されている事を認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」などでブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、過去にも報じられてきたマーベルとの謎のプロジェクトが今なお維持されている事を明らかにしました。

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秘密のプロジェクトについて質問されたヨハンソンさんは「ええ、それはまだあります。しかし現在は何もしていないので、今すぐ何かがあるわけではありません。脚本家のストライキや私たち自身のギルドのストライキを待っている間、私達はみんなこのような停滞のパターンに陥っています。」と述べました。

ヨハンソンさんは最近、「アイアンマン2」で共演したペッパー・ポッツ役グウィネス・パルトロウさんとのポッドキャストの中で、ナターシャの役割を終えたと明言。

ヨハンソンさんがマーベルと何について話し合っているかは不明ですが、2021年のケヴィン・ファイギ社長の発表によると、俳優ではなくプロデューサーとして何らかのプロジェクトを担当する事になっています。

当時からこの秘密のプロジェクトに関して、ナターシャの妹エレーナ・ベロワに焦点をあてるソロ映画「ブラックウィドウ2」(仮)になるのではないかとも言われていますが、今回のインタビューでもそれに関する詳しいコメントはありませんでした。

映画に限らず、ドラマやディズニープラスのスペシャルプレゼンテーション、ドキュメンタリの制作という可能性もありますが、「ブラックウィドウ」公開後のディズニーとの法廷闘争にも関わらず、マーベルとは良好な関係が維持されているようです。

果たしてどのような計画が動いているのか、ファンはまだいくらかの時間をじっくり待つ必要があるようです。

映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Scarlett Johansson Confirms “Top Secret” Marvel Producing Project is Still Happening (Exclusive)

スパイダーマンスピンオフ映画「エル・ムエルト」進捗状況が更新

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」の最新の状況が明らかになりました。4月の段階では停止中とも報じられていましたが、Film & Television Industry Alliance (FTIA)のウェブサイトへの投稿により、撮影開始が予定されている事が明らかになりました。

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FTIAのデータベースに掲載されたプロダクションリストには、バッド・バニーさん主演の本作の新しい撮影開始日が記載されており、ロサンゼルスで8月7日から撮影に入る事になっています。

最近のバニーさんの発言から本作の制作は停止されているものと考えられてきましたが、水面下では着々と準備が進められているようです。

しかしながら「エル・ムエルト」は 2024年1月12日 に米国で公開日が設定されており、8月からの撮影では制作スケジュールが厳しく、延期の可能性は極めて高いものと見られています。

ソニーは2024年の前半に「マダム・ウェブ」と「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」の公開も計画、同10月には「ヴェノム3」が予定されているとも言われており、これらをあわせてスケジュールが調整される事になりそうです。

ソース:FTIA

MCU映画7本の公開日が変更、「アベンジャーズ5」等6作品が公開延期、「デッドプール3」は繰り上げ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」「サンダーボルツ」「ブレイド」「ファンタスティック・フォー」「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」「デッドプール3」の公開日が変更される事がディズニーより発表されました。

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これまでフェーズ6の最初の作品として設定されていた「デッドプール3」がもともと「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が設定されていた日付へと繰り上げになり、それに伴って他作品が3ヶ月前後ずつ遅れる事になりました。

また、「アベンジャーズ」シリーズ2作品については約1年の延期となる事が発表されました。

映画タイトル旧公開日新公開日
デッドプール32024年11月8日2024年5月3日
キャプテン・アメリカ:BNW2024年5月3日2024年7月26日
サンダーボルツ2024年7月26日2024年12月20日
ブレイド2024年9月6日2025年2月14日
ファンタスティック・フォー2025年2月14日2025年5月2日
アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ2025年5月2日2026年5月1日
アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ2026年5月1日2027年5月7日

「デッドプール3」は既に撮影が始まっていますが、予定より半年早く公開される事には少し驚きの発表となりました。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」も撮影が始まっており、こちらも脚本家ストライキの影響を受けることなく制作が進んでいますが、これを延期させたのは「サンダーボルツ」との連続リリースにしたい意図があるかもしれません。「サンダーボルツ」はタイミング悪く脚本の変更に踏み切った事もあり、現在ストライキの影響で制作が中断されています。

残る作品も脚本作業が進まない事に加えて、「アベンジャーズ」5作目と6作目の1年間の延期については、征服者カーンを演じるジョナサン・メジャースさんが裁判中である事が何らかの影響を与えているのではないかと多くの海外メディアは見ているようです。

その分より多くのキャラクターをアッセンブルさせるための猶予が生まれたと好意的に捉える意見も多く、ヴェールに包まれたアベンジャーズ最新作への期待に変わりはないようです。

「デッドプール3」が移動したことでフェーズの設定がどうなるのかはディズニーからは発表されていません。

また、マーベル以外に「スター・ウォーズ」や「アバター」シリーズなどの延期もあわせて発表されています。

  • アバター3 2025年12月19日
  • アバター4 2029年12月21日
  • アバター5 2031年12月19日
  • タイトル未定のスター・ウォーズ 2025年12月19日
  • タイトル未定のスター・ウォーズ 2026年5月22日
  • タイトル未定のスター・ウォーズ 2026年12月18日

ソース:Disney Dates New ‘Star Wars’ Movie, Shifts ‘Deadpool 3’ and Entire Marvel Slate, Delays ‘Avatar’ Sequels Through 2031

ディズニー100周年を記念して、映画「アイアンマン」の特別仕様Blu-rayが米国で発売へ

ディズニー100周年を記念して、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のシリーズ1作目である映画「アイアンマン」の特別仕様版のBlu-rayが発売されると、海外メディア Collider が報じました。この特別記念アイテムにはスティールブック仕様の箱と 4K Ultra HD Blu-Ray 、そしてオンラインで視聴するためのデジタル コードが含まれています。

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©MARVEL,Disney

パッケージには手描きイラスト風のアイアンマン マーク3が描かれており、壮大なMCUシリーズの紀念すべき1作目が装いあらたに再登場する事になります。

ディズニー100周年特別版の「アイアンマン」Blu-rayは現地時間の6月13日からベスト・バイなどでの予約が開始され、9月5日に小売店に並ぶ事になると言います。

なお、日本での販売予定に関しては不明です。

映画「アイアンマン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:New ‘Iron Man’ SteelBook Puts a Suit of Armor Around Your Collection [Exclusive]