ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」のS.J.クラークソン監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作にポストクレジットシーンが無い理由について質問され、説明しています。
監督によると、ポストクレジットシーンについていくつか検討されたものの、監督自身と制作チームは映画本編で物語が完結していると判断したと言います。
「色々なアイデアを試してみましたが、結局全て伝えきったという感覚がありました。もちろんネタバレになるので詳細は話せませんが、物語の終わりがあって、エンディングがあって、後日談を描く事もできました。」
「でも最終的には、ある意味で贈り物をもらったような気がしました。つまり、マダム・ウェブは予知能力を持っています。彼女はポストクレジットシーンを予知しているので、最後ではなく映画の本編に入れてもいいだろうと思ったんです。」
監督は主人公キャシーの予知能力を利用して、本来ポストクレジットシーンとして想定していたものを映画本編に含める形でまとめあげたようです。この事はクレジットシーン、いわゆるスタッフロールに興味がない人にとってはいい配慮になっているかもしれません。
「マダム・ウェブ」は劇場公開後、かなりの苦戦を強いられている事が報じられていますが、主演を務めたダコタ・ジョンソンさんは TotalFilm とのインタビューで「続編制作にGOサインが出たら必ず戻りたい」と再演の意欲を見せています。
また、主要キャストの一人であるシドニー・スウィーニーさんは「マダム・ウェブ」の舞台裏やスパイダーウーマンの着替えの様子などを自身の Instagram にて公開しています。
映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 劇場公開予定です。
ソース:Madame Web Director Explains Why There Is No Post-Credits Scene (Exclusive)