NetflixのCEOが「ディフェンダーズ」を巡ってディズニーと殴り合いをしたと明かす

Netflix の CEO を務めるテッド・サランドスさんが、海外メディア Variety とのインタビューで、「ディフェンダーズ」を中心とするマーベルドラマ制作の裏側について語りました。2013年に当時のマーベル・テレビジョンと Netflix はデアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアンフィストのドラマを Netflix で配信する事を発表、注目を集めました。

これらの作品はいずれも賛否両論がありましたが、それらのほとんどは複数シーズンが制作され、おおむね成功をおさめました。

2018年、ディズニーが独自のストリーミングサービス「Disney+」を発表すると共にマーベル・テレビジョンが廃止に。これに伴って、Netflixのマーベルドラマの新シーズンが全て中止されました。

Netflix のテッド・サランドスCEOはこの時の契約を振り返り、次のように語っています。

これまでのところ、マーベルとの契約(2013年)はテレビ史上最大の契約でした。誰もそれに手を出すことはないでしょう。パイロット版のないオリジナル番組5シーズン、1つの番組につき13の高額なエピソードを制作し、1つのキャラクターを中心に据えました。その後、クロスオーバーシーズンも制作しました。結局、この契約でエンターテインメントビジネスについて多くのことを学びました。

これらの番組の後継作、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「デアデビル:ボーン・アゲイン」が成功していると思うかと聞かれると、そう思うと答えています。

そうだと思いますよ。数字は発表されていないから分かりませんけどね。

我々の番組は、ディズニーで独立して運営されていた旧マーベルテレビジョンと取引していました。彼らは倹約家でした。番組を大きくしたり、より良いものにしたいと思ったときはいつも、彼らに圧力をかけなければなりませんでした。我々の動機はうまく一致していなかったのです。我々は素晴らしいテレビ番組を作りたかったし、彼らは金儲けを望んでいました。私はその両方を同時に、素晴らしいテレビ番組で金儲けできると思っていました。

最後に、ディズニーとの仕事は現在になっても教訓として活かされているとも明かしました。

自分の動機と一致する人々と仕事をしたいものです。人々があなたのために制作する場合、彼らはできるだけ安く制作しようとします。私の動機は、それをできるだけ素晴らしいものにすることです。これは私が永遠に学ぶ教訓です。

プロデューサーとして、マーベルが使わなかったお金はすべて彼らのものでした。だから、番組を良くするために何かを加えたいと思ったときはいつも、殴り合いになりました。

当時のマーベル・テレビジョンを管轄していたアイザック・パルムッター氏は有名な倹約家であり、マーベル倒産の危機を救った人物でもありながら、何度も窮地においやった人物でもありました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/disney-lay-off-marvel-ceo/”]

これらの話は Netflix にとっては苦い思い出かもしれませんが、「デアデビル:ボーン・アゲイン」で最大限に活用されている事を考えると、感謝する他ないようです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Netflix’s Ted Sarandos Isn’t Done Disrupting Hollywood: On Winning the Streaming Wars, a Marvel ‘Fistfight’ and Defending Meghan Markle 

ドラマ「ルーク・ケイジ」、マイク・コルターさんがMCU再登場について「何が起きてもおかしくない」とコメント

Netflixのマーベルドラマ「ルーク・ケイジ」で主人公を演じたマイク・コルターさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に再登場する可能性について、海外メディア Collider とのインタビューで最新の心境をかたりました。

インディアナ・コミコンのパネル中にMCUでのルーク・ケイジ再演の可能性について質問されたマイク・コルターさんは次のように述べています。

まだ希望は持っています。もうそれについては考えていません。時間はいつでもあると思います。不可能だとは思っていません。何が起きてもおかしくないのです。

コルターさんはこれまでにルーク・ケイジ再演についてかなりの心情のゆらぎを見せていました。

2020年のインタビューでは「再演について考えたことがない」と回答していましたが、2022年のインタビューでは再チャレンジへの意欲を見せ、2023年のインタビューでは「誰かに任せることは幸せ」とコメント、再び消極的になっていましたが、2024年には「再演してみたい」と発言していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-mike-colter-comments-luke-cage/”]

再演への気持ちとドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のヒットが関連しているかどうかは不明ですが、これでディフェンダーズの残りのアイアンフィスト/ダニー・ランド役のフィン・ジョーンズさんとジェシカ・ジョーンズ役のクリステン・リッターさん、そしてマイク・コルターさんの全てが再演の意欲がある事が確認されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/netflix-iron-fist-finn-jones-wants-heroes-for-hire/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/netflix-jessica-jones-krysten-ritter-address-mcu-return-rumor/”]

これにあわせてスタジオ幹部もディフェンダーズの導入を検討中と認めており、いつどこでどのような形で彼らが再び集合するのか、往年のファンが注目しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-ep-confirms-return-defenders-being-explored/”]

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ソース:“Anything Can Happen”: Mike Colter Addresses a Potential Return as Luke Cage in the MCU

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第3話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード3「The Hollow of His Hand.」(邦題:手のなかの空虚)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

コキーコヤスガエル

プエルトリコ出身のヘクター・アヤラが話の題材にしているコキーコヤスガエル(コキガエル)。プエルトリコの固有種で、彼らが毎晩歌うセレナーデはプエルトリコ人にとって風物詩であり文化だとも。

プエルトリコ出身の世界的なラッパー、バッド・バニーさんの歌でもこのカエルが登場しています。バッド・バニーさんがもともとはソニー映画でエル・ムエルトを演じるはずだった事を考えると、今回のエピソードが撮影されてから配信されるまでの間にこの楽曲がリリースされた事は何か運命的なものを感じざるを得ません。

レッド・フックの港

冒頭の強盗シーンはレッド・フックで発生。この港はNetflixの「アイアン・フィスト」や「パニッシャー」でも登場しています。マーベルのニューヨークではよくある事と言わんばかりに、強盗はいともたやすく行われています。

資金洗浄

ウィルソン・フィスクはヴァネッサから「ルシアン・フロイドの3つの習作」を買えば2億ドルの資金洗浄ができると提案されますが拒否。

資金洗浄に美術品が利用されるのは現実でもよくある事とされています。これについて描かれた映画「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」(2021年)が以前に少し話題になったこともありましたので興味がある方はぜひ。

Netflix版の「デアデビル」でヴァネッサはもともと画廊で働いており、ウィルソン・フィスクがそこへ訪れた際に出会い、奇妙な交際がスタートしました。

拳の傷

フィスクとヴァネッサの朝食シーンの終わりでフィスクの拳の傷がフォーカスされ、マットの拳の傷から次のシーンがスタート。

マットの傷は2話での証人を助けた際のものですが、フィスクについては特に言及がありません。傷はまだ新しいように見えますが、現時点でキングピンの暴力シーンは描かれていません。1話2話を振り返ってみても確証を得られるような鮮明なシーンがありませんが、2話のセラピーの時点で傷は無さそう。

今後のエピソードで何か語られるのかもしれません。

ドクロのアート

元刑事のチェリーが証人のニッキーの元を訪れた際に映る壁には大きなドクロのアートが。「TRIGGERED」(引き金は引かれた)と書かれており、私刑執行人であるパニッシャーの信奉者が街で増加しているようです。

とは言え今のところフランク・キャッスルが何をしているのか分かっておらず、Netflixのドラマ以降何をしていたのかも含めて、登場に注目です。

Pingo Doce

裁判中に挿入される街の映像には Pingo Doce の広告が登場しています。

©MARVEL,Disney

この炭酸飲料は「インクレディブル・ハルク」のスタン・リー氏のカメオシーンで登場し、ハルクの血が混入された商品を飲んでしまうという内容でした。

©MARVEL,Disney

その後、「アントマン」、「デッドプール&ウルヴァリン」などでも登場。アニメ作品である「ホワット・イフ・・・?」や「アイ・アム・グルート」にも登場した他、現実で商品化されており、カリフォルニアやパリのアベンジャーズ・キャンパスにて購入可能です。

ホワイトタイガーの暴露

証人のニッキー・トーレスを拘束しようとしていた検察側の狙いの裏をかき、証人の出廷までこぎつけた弁護側。しかし、報復を恐れたのかニッキーは嘘の証言をしてしまい、マットの狙い通りに裁判は動いていきませんでした。

そこで前回、判事と検事とマットの間で合意していたヘクターがホワイトタイガーである事は裁判では取り上げないという約束を反故にして、ヘクターの秘密を暴露。裁判は一時中断され、判事らは激怒しましたが、証人を潰された事などを理由になんとか繋ぎ、裁判は続行へ。

マットにはヘクター・アヤラにホワイトタイガーの活動を止めさせようとする狙いもありました。これはマットがデアデビルとして活動の結果フォギーを亡くすという結末を迎えた事で、ヘクターに同じ悲劇を味わわせたくないと考えていたのかもしれません。

モラレス巡査

ホワイトタイガーとヘクター・アヤラの善性を訴える中で、ホワイトタイガー支持者として名前があげられたモラレス巡査。

モラレスと言う名はさほど珍しいものではありませんが、やはりマイルズ・モラレスの父でニューヨーク市警に務めるジェファーソン・モラレス巡査の事を指していると考えられそうです。

このキャラクターの歴史はそこそこ複雑で、マイルズ・モラレスは当初母方の姓であるモラレスを名乗っており、父親はジェファーソン・デイヴィスという名でした。

2011年のコミック「アルティメットコミックス スパイダーマン」の第1号や、2021年のコミック「マイルズ・モラレス:スパイダーマン」の第22号でジェファーソン・モラレスという妻の姓を名乗るバージョンが登場。

ソニーのアニメ映画「スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース」(邦題:スパイダーマン:スパイダーバース」ではジェファーソン、ジェフと呼ばれるだけで姓は登場せず。

続編の「アクロス・ザ・スパイダーバース」ではオフィサー・モラレスと呼ばれるシーンがあり、ジェファーソン・モラレスを採用している事が明らかになっています。(英語wikiIMDb

一方でインソムニアックのゲームではジェファーソン・デイヴィスとして登場。

なお、ジェファーソンが警官であるイメージが出来たのもスパイダーバースの映画の影響が大きく、クラシックなコミックでは彼はS.H.I.E.L.D.のエージェントでした。

勝利の美酒

無罪を勝ち取ったマットはヘザー・グレンと共にオメルベニーというお酒で祝杯。

フォギーと事務所を立ち上げた時に、「勝った時だけ飲む」と買ったもので、第1話でもフォギーはバーが20年物のオメルベニーを隠しているとキルスティン・マクダフィーに話していました。

そして二人はあらためてフォギーに乾杯。

ヘクターの最期

ホワイトタイガーの正体を暴露した事でヘクターが活動をやめるだろうというマットの考えは相当に甘いものでした。自分で正体をばらしたトニー・スタークや、ただただ自身を貫くだけのスティーブ・ロジャースやソーがいる世界で、ヘクターもまたホワイトタイガーとしての活動を再開。

より現実的な解釈をするのであれば、ニューヨーカーであるマット・マードックよりもプエルトリコ人であるヘクター・アヤラのほうが差別などの日常的な不条理に悩むケースが多分にあり、結果として力を授かった者として正義を為したいという思いが強かったと考えられそうです。

ヘクターは裁判で無罪となったにも関わらず、ドクロマークのシャツを着た何者かによって銃殺されてしまいました。

これはコミックと似たような展開ですが、異なる部分も。

コミックの場合は有罪となり、ヘクターは脱走しようとして射殺されてしまいます。その直後に彼の無実を証明する証拠が発見されました。タイガーアミュレットは姪のアンジェラへと引き渡され、デアデビルからホワイトタイガーのコスチュームと指導を受けた事で、彼女が二代目ホワイトタイガーとなりました。三代目はヘクターの妹のエイヴァ・アヤラ(表記揺れでアヴァ・アヤラ、アントマンのゴーストことエイヴァ・スターと同じ綴の AVA )。

したがって法定には三人のホワイトタイガーがいた事に

「ホワイトタイガー」のドラマ化の噂もありましたが、どちらかがヘクターの後を継ぐのでしょうか?

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-white-tiger-disney-plus-series-rumor/”]


マットは自分のデアデビルとしての活動がフォギーを死に追いやったと考え、そうではない方法で正義を果たそうと今回の裁判に臨んでいました。しかし今回はその弁護士としての活動によって、ヘクター・アヤラの命が奪われたとも言える状況に。さらに苦しい立場になりそうです。

ウィルソン・フィスクにとっても、この裁判の結果は不服に終わりました。自警団が肯定されるような事態は彼にとって思わしくありません。

「無罪判決は断じて許さない」と語るフィスクとオーバーラップするようにヘクターの殺害シーンが流されたのは、フィスクの指示による犯行なのか、それともミスリードを狙った演出なのか。

今回検察側の証人として物語の中心にいたパウエル巡査やその仲間の可能性も高く、パニッシャーを信奉するグループの暴走にも見える所。

このあたりと、当のパニッシャー本人の登場に期待しつつ、次のエピソードに注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第4話は 3月19日 配信予定です。

【噂話】MCUのディフェンダーズ再結成に関する最新情報、「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2で実現するが、ただし・・・

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2で、ディフェンダーズが戻って来るようだと報じられました。ディフェンダーズのMCU再登場は、「真剣に検討中」だと制作責任者が以前に語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-ep-confirms-return-defenders-being-explored/”]

海外メディア TCC の報告によると、ディフェンダーズのMCU再登場は 2026年 配信予定の「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2で早くも実現する可能性が高いとの事。

シーズン1の終了後にニューヨークが様変わりしたあと、シーズン2でルーク・ケイジ、ジェシカ・ジョーンズ、ダニー・ランド、そしてマット・マードックが集合するだろうと予告しつつ、ダニー・ランドについては「皆が思うような形ではないかもしれない」と注意書きを添えています。

アイアンフィスト/ダニー・ランドを演じるフィン・ジョーンズさんは以前から再演をほのめかすような行動をしていましたが、これまでの噂ではダニーはアイアンフィストを退いており、次世代のアイアンフィストの師匠というポジションでの登場の可能性が指摘されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/netflix-iron-fist-finn-jones-tease-return-mcu/”]

もともと Netflix版 のラストではダニーがジェシカ・ヘンウィックさん演じるコリーン・ウィングに力を託し、その力でラスボスを倒していました。

ヘンウィックさんは「シャン・チー/テン・リングスの伝説」への出演オファーがあった事を明かし、MCUでの再演に興味を示していましたが、この時は先に「マトリックス レザレクションズ」の予定が入っていたことで実現しませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/netflix-iron-fist-jessica-henwick-comments-colleen-wing-return-mcu/”]

ダニーの再登場が「思うような形ではない」というのがこれを指しているのかどうかは不明ですが、何か意外な展開が予定されているようです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第3話は 3月12日 配信予定です。

ソース:Alex Perez Q&A: Daredevil, Hulks, Hawkeye, Moon Knight & More! (March 2025 #2)

ジョン・バーンサルさんが新作短編ドラマについて「パニッシャーの簡易版ではない」事を約束

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1で、Netflix版よりパニッシャー/フランク・キャッスルを再演するジョン・バーンサルさんが、先日発表されたスペシャルプレゼンテーションの「パニッシャー」についてコメントしました。

海外メディア THR とのインタビューで、ジョン・バーンサルさんは発表されたばかりの新作ドラマについて言及。

「私はフランクのことをとても大切に思っています。ファンが望む物語を伝える機会を得られたことを本当に嬉しく思っています。私たちは全力を尽くし、いい意味で視聴者を裏切るようなフランク・キャッスルの物語を伝えようとしています。簡単なことではないし、軽い話でもありません。このキャラクターにふさわしいバージョンだと思うし、この機会を得られたことを光栄に思い、感謝しています」

また、Netflix版と新作ドラマがどのように違うのかと聞かれると、「暗い内容になると思います。フランクは暗闇を打破することに興味がない。簡単なことではないでしょう。それがNetflixのトーンかどうかは分からないが、そうなると思います。『パニッシャー』の簡易版にはなりません、それは約束しますよ」と答えました。

パニッシャーは「デアデビル:ボーン・アゲイン」のシーズン1に再登場する予定で、配信済みの2話では彼を信奉する不良警察官の存在が描かれていました。

パニッシャーの続編が MCU で検討されているという話は 2023年 ごろから報じられており、ここに来て事実である事が判明。Netflix版の続編として、またMCUとしての第1歩として注目されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-punisher-disney-plus-solo-rumor/”]

また、今年に入ってパニッシャーが「スパイダーマン4」に登場するとも報じられていましたが、新しくなったとされる脚本にこの話が残っているかどうかは不明です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-villain-new-rumor/”]

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第3話は 3月12日 配信予定です。

ソース:Jon Bernthal on “Dark” Upcoming ‘Punisher’ Special: “It Will Not Be Punisher-Lite, I Promise You That”

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第2話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード2「Optics」(邦題:大衆へのアピール)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

新年の演説

タイムズスクエアで行われたウィルソン・フィスクの演説シーンは、予告でも一部紹介されていました。

ここには、アントマン、キャプテン・アメリカ、ルーク・ケイジなどのイースターエッグが含まれています。詳細は以前に画像付きで紹介しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-netflix-eastereggs/”]

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の時系列

「エコー」が 2025年5月 を描き、ここでウィルソン・フィスクが市長選立候補を決意。ニューヨーク市長選は11月と決まっているため、最速で行動したとすれば、「ボーン・アゲイン」シーズン1の1話のメインは2025年のそれ以降から11月頃まで。オープニングからフォギーの死までは 2024年 を描いているはずです。

そして、今回の2話での新年のスピーチが 2026年 になった瞬間を描いている事が推測出来ます。

パニッシャー、スパイダーマン、そしてデアデビル

反自警団政策を進めるフィスクは「胸にドクロをつけた銃を持った自警団員や、蜘蛛の衣装を着た男は要らない。あるいは、私たちを救うために悪魔の角を生やした男も要らない。」と語っています。

これらはもちろんパニッシャー、スパイダーマン、そしてデアデビルの事。

「ボーン・アゲイン」ではトム・ホランドさんのカメオ出演が計画されていましたが、ソニー・ピクチャーズに拒否されたとも報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-spider-man-cameo-rumor/”]

ホックバーグ地方検事

フィスクの会合予定に入っているベンジャミン・ホックバーグ地方検事はコミックにも登場するマイナーなキャラクター。コミックでもザ・ホークの異名を持つ、ニューヨークの敏腕検事を務めています。

コミックではデアデビルの正体を知る数少ない人物の一人ですが、MCUではどうなっていくでしょうか。

バック・キャッシュマン

フィスクの右腕として登場しているバック・キャッシュマンは、コミックではバレットと言うヴィランネームを持っています。彼は超人的なスピード、強さ、スタミナを持っていますが、現時点では普通の人間のようです。

ベン・ユーリック

フィスクはBB・ユーリックの取材中、おじのベン・ユーリックについて「彼を知っている。優秀な記者だった。」と説明しています。

1話の記事でも指摘しましたが、ベンを殺害したのはフィスク自身であり、知っているなどというものではありませんでした。ただし、そうせざるを得ないまで追い詰めたという点で、優秀だったという事に関しては嘘はないようです。

恐れ

ヘザー・グレンの著書は「Live Without Fear」と題されており、これはデアデビルの通称「The Man Without Fear(恐れを知らぬ男)」にちなんで付けられています。デアデビルと共に生きるという意味のタイトルに変換する事が出来、コミックの恋仲を思わせるイースターエッグになっています。

タイガーアミュレット

チェリーがヘクター・アヤラの部屋を捜索すると、ホワイトタイガーの白いスーツと金色の首飾りを発見します。コミックのヘクターもホワイトタイガーと名乗るヒーローで、ジェイドタイガーのアミュレットを通じて超人的な力を獲得し、活動していました。

MCUのヘクターもアミュレットから何らかのパワーを得ていることを口にしています。

ヘザーのセラピー

ウィルソン・フィスクとヴァネッサのセラピーを担当する事になったヘザー・グレン。ヒーローとヴィランに板挟みとなった彼女の今後は、よくない運命が待ち受けている予感をさせています。

Netflixからの関係の変化について、ヴァネッサ役のアイェレット・ゾラーさんは少し前にインタビューで「奇妙な恋人同士」になったと話していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-vanessa-and-wilson-fisk-relationship/”]

パニッシャーのタトゥー

ヘクター・アヤラの裁判の重要な証人であるニッキー・トーレスを消そうとする警官の腕にパニッシャーのタトゥーが確認出来ます。

アメリカの警官や軍人などがこのタトゥーを入れる事が物議になる問題が以前から発生。公安系の職種の人間が私刑を繰り返すパニッシャーを支持する事は一般的に


1話と2話ではウィルソン・フィスクがニューヨーク市長となり、自警団を禁止する政策を進めていく事が描かれました。

この流れはコミックの「デビルズレイン」と全く同じで、原作のフィスクはファンタスティック・フォー、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマン、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジなどをターゲットにし、彼らを合法的に抑え込むためにクロスボーンズやタスクマスター、ライノやクレイヴンらを招集し、「サンダーボルツ」を結成します。

このあたりはさすがに実写化出来ないだろうと予想されますが、今後の展開に注目です。

表記揺れに関する注意書き

本作に登場するヴァネッサに関して、Netflix版の表記に則って「ヴァネッサ」と表記しています。これはディズニープラスの公式ガイドにも則っています。

しかしながら、「デアデビル:ボーン・アゲイン」のクレジットでは「バネッサ」と表記されており、公式の表記自体が統一されていません。

この記事の執筆時点では今後も基本的に前述の通り「ヴァネッサ」と記述する予定ですが、ミスする可能性や、予告なく後に変更する可能性もございます。ご容赦ください。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第3話は 3月12日 配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第1話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード1「Heaven’s Half Hour」(邦題:天国のひととき)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

ネルソン・マードック&ペイジ

Netflixの「デアデビル」でマット・マードックと親友のフォギー・ネルソンはネルソン&マードック法律事務所を設立。最初の依頼人がカレン・ペイジとなり、物語がスタートしました。

カレンはそこから助手として事務所を手伝うことになり、新聞記者を経て、「デアデビル」シーズン3のラストで3人で再出発する事を誓い、カレンの名前を加えて「ネルソン・マードック&ペイジ」と事務所名を変更する所で終わっていました。

それから「ボーン・アゲイン」がスタートするまで、3人で業務をこなしてきた様子が伺えます。

ジョージーズ

1話の冒頭で3人が向かったバー「ジョージーズ」(Josie’s)は、Netflix版「デアデビル」でマット、カレン、フォギーが行きつけだったバーで、「ディフェンダーズ」にも登場。店主のジョージーを引き続きスーザン・ヴァロンさんが演じています。

キルスティン・マクダフィー

ジョージーズでフォギーが口説いているのは検事のキルスティン・マクダフィー。

2011年のコミック「Daredevil (Volume 3) #1」で初登場した比較的新しいキャラクターで、一時期はマットと恋仲にもなっています。

キム刑事

老刑事のチェリーと話している女性刑事はキム。クレジットによるとアンジー・キムとされています。

コミックにはエリザベス・キムというニューヨーク市警の女性刑事がいますがX-MENコミックの登場キャラであり、現状はアンジーがエリザベスを基にデザインされたものなのか、完全なオリジナルキャラなのかは分かっていません。

ホガース・チャオ&ベノウィッツ

フォギーはマクダフィーとの会話の中で、以前は別の事務所にいたと言います。

ホガース・チャオ&ベノウィッツは、Netflixのドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」でキャリー=アン・モスさんが演じたジェリ・ホガーズが設立した事務所の事。このあたりは「ジェシカ・ジョーンズ」シーズン2をご参照ください。

ブルズアイ

不穏なシーンで映し出されるのはブルズアイことベンジャミン・”デックス”・ポインデクスター。Netflix「デアデビル」シーズン3にも登場していました。

コミックのブルズアイは額に的のマークが描かれていますが、さすがにこれはシリアスなシーンに向かないと判断されたのか、グローブに同系色で的が描かれています。

MCUの、というかNetflixのブルズアイはシーズン3のラストでコグミアム鋼によるバイオニック強化手術を受けるシーンがありましたが、それが今回、屋上から突き落とされても死ななかった事に繋がっているのかもしれません。

なお、デアデビルとブルズアイの戦闘シーンは「ほぼワンテイク」と説明されており、実際にはパッと見て分からないように複数のテイクが上手く接続されているようです。

オムレツ

ウィルソン・フィスクがオムレツを食べるのはNetflix版のオマージュ。コミックでオムレツ好きという描写があるわけではありません。

Netflixのドラマではフィスクのモーニングルーティーンとして、オムレツを自分で作って食べる様子がたびたび描かれていました。

コミックのキングピンはスモウレスラーさながらの筋肉の鎧をまとっている設定があるため、良質なタンパク質を摂る事は重要だと考えられます。

トラックスーツマフィア三度目の登場

「ホークアイ」で登場し、「エコー」でも登場したトラックスーツマフィアが今回も登場。これはコミックの言語をカタカナにしたものであり、MCUの日本語版ではジャージマフィアと翻訳されていました。

ヴァネッサが幹部を集めたシーンでルカという男がジャージを着用しており、彼が今現在のトラックスーツマフィアのボス、ないしは幹部だと推測されます。

彼の外見は幹部同士の会話でも「stupid tracksuit」といじられていますが、日本語字幕だと「ダサいジャージ」、日本語吹替だと「だっせぇトレーニングウェア」と翻訳されており、誤訳ではありませんがシリーズの繋がりが判りにくく、今回も翻訳のクオリティには少々不安を感じる所です。

BBユーリック

ジェニア・ウォルトンさんが演じるBBユーリックと言う名の若い女性ジャーナリストは、Netflixの「デアデビル」シーズン1でキングピンに殺された新聞記者ベン・ユーリックの姪にあたる人物。ベンが厄介だと感じたフィスクが直々に口封じ、亡き者にしました。

コミックには存在しないキャラで、Netflixでベンが殺されてしまっているために、仕方なく新たなく創造されたと見られています。

サンフランシスコ

ポインデクスターの裁判に現れたカレンとマットとの会話の中で、カレンが現在サンフランシスコに引っ越している事がわかります。

コミックでは一時期、デアデビルもサンフランシスコに活動拠点を変更した事があり、今後のエピソードやシーズンなどでメインの舞台になる可能性もあるかもしれません。

MCUとしてはサンフランシスコにアントマンやシャン・チーなどが存在しています。

ヘザー・グレン

マクダフィンが嘘をついてマット・マードックとセラピストのヘザー・グレンが出会うようにセッティング。二人はコミックで恋人同士の期間がありました。

ヘザー・グレンがセラピストになっているのは注目すべきポイント。

コミックのヘザーは父親から継いだ会社グレン・インダストリーズのCEOで、様々なトラブルに巻き込まれた影響でアルコール依存症に。浮気を繰り返し、精神不安定になったヘザーは最後に首をつっています。コミックのヘザーにこそセラピストが必要だった事を考えると、皮肉な変更点と言えるでしょう。

ヘザーの父親の死にはキルグレイブが大きく関与していますが、キルグレイブは「ジェシカ・ジョーンズ」で死んでいるため、家族に関しても大きく変更されたか、そもそも登場しない可能性が高そうです。

「男の頭を潰した」都市伝説

BBレポートの中で、ウィルソン・フィスクが「男の頭を潰した」という噂がある事が判明。実際、Netflixの「デアデビル」ではフィスクが男の頭を車のドアに挟み、何度も強く開け閉めをして潰すシーンがありました。

エコー

フィスクは市長選の討論会にて、「私も自警団の暴力の被害を受けた」と主張し、「ホークアイ」シーズン1の終わりにエコー/マヤ・ロペスから受けた傷の事をアピール。ただし、エコーはMCUにおいてまだ自警団とは言い切れず、フィスクは上手く利用しているようです。

また、マットとの会話で「我が子のように思うものもいた」というのもマヤの事ですが、結局、マヤはフィスクの元を離れていきました。このあたりはドラマ「エコー」をご参照ください。

約束

フィスクはマットに対して、ブルズアイを仕向けたのは自分ではないと主張、「約束は守っている」事をアピールしています。

Netflix「デアデビル」シーズン3のクライマックスで、二人はお互いの愛する人物、すなわちマットにおけるフォギーやカレン、フィスクにおけるヴァネッサに手出しをしないという約束をし、不安定な休戦状態を築いていました。

フォギーを失い、カレンも遠く離れた結果、マット・マードックは失うものがなくなり、一方でフィスクはヴァネッサの他に市長の椅子という社会的地位も守らなければならなくなり、フィスクにとって休戦条約が危うくなっています。

パット・キアナン

フィスクの選挙を報道するのは実在のニュース局。ニューヨークの朝の情報番組NY1で、キャスターのパット・キアナンさんが本人役で出演。

彼はMCUの常連で、「アベンジャーズ」、「アイアンマン3」、「スパイダーマン:ホームカミング」、「ノー・ウェイ・ホーム」、Netflixの「デアデビル」、「パニッシャー」、「ジェシカ・ジョーンズ」、それから、「ワンダヴィジョン」、「ホークアイ」にも登場しています。

壁画

1話の最後は本作のヴィランとされているミューズが描く壁画のシーンで終了。

ウィルソン・フィスクの壁画を書いていますが、コミックのミューズはフィスク市長の自警団活動を禁止する政策に反発の態度を示し、デアデビルに感銘を受けて多くの警察関係者を殺害しました。

ある日、自警団応援の一環としてミューズがパニッシャーの壁画を描いていた所を警官に咎められ、ミューズは彼らを殺害。この事件をフィスクが利用し、さらに自警団禁止を強く推し進めました。


ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第3話は 3月12日 配信予定です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2撮影開始、「エレクトラ」の配信開始は何かの予兆?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影が開始された事が確認されました。シーズン1は今週から配信スタートですが、主演のチャーリー・コックスさんが予告していた通り、配信直前に次の撮影がスタートしました。

シーズン2は 2026年に配信予定で、さらにその先にシーズン3、そして無限にシーズンを更新していける事を期待していると開発責任者のブラッド・ウィンダーバウムさんが語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-confirms-multiple-seasons/”]

また、このタイミングでコミックのデアデビルと関係が深いエレクトラを実写化した映画「エレクトラ」(2005年)が米ディズニープラスで配信開始となりました。ここでエレクトラを演じたのはジェニファー・ガーナーさんで、忘れられた作品として「デッドプール&ウルヴァリン」におけるヴォイドで登場しました。

これが「デアデビル:ボーン・アゲイン」にエレクトラが登場する布石だと考えるアメリカのファンがいるようですが、日本では3年前から配信されており、単に国ごとの権利の問題だと言えそうです。

ただし、ジェニファー・ガーナーさんのエレクトラとは別に、Netflixの「デアデビル」でエレクトラを演じたエロディ・ユンさんが「ボーン・アゲイン」シーズン1の撮影に参加していたとの報告もありましたので、それに関しても注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcudaredevil-born-again-return-elektra-rumor/”]

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ディフェンダーズの一人が「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2のロケ地へ向かう様子を投稿する

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影がニューヨークで間もなく開始されますが、Netflixのドラマ「ディフェンダーズ」の出演者の一人がSNSを通じてそのニューヨークに向かうことを報告し、話題になっています。

クリステン・リッターさんは自身の Instagram にて「ニューヨークに向かうわよ」と報告。

なんのためにニューヨークに行くのかは明言されておらず、一部報道ではこれはドラマ「デクスター:リザレクション」の撮影のためだとも言われています。「デクスター」でのクリステン・リッターさんの役柄はソムリエのミア・ラピエールで、実は“復讐する貴婦人”なる異名を持つシリアルキラーとの事。

一方でリッターさんは直前のストーリーズでもジムでの激しいトレーニングを公開しており、これはソムリエ役のためとは思えないとのコメントも見られ、「デクスター」と「デアデビル」双方の撮影が行われるのではないかとも指摘されています。

また、今回の投稿が何のためかはわからないとしつつも、ジェシカ・ジョーンズが「ボーン・アゲイン」のシーズン2に登場することは決まっていると主張するスクーパーも。

リッターさんはかなり以前から復帰をほのめかす投稿をし、再演のためのやる気が十分にある事を認めてきました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/netflix-jessica-jones-krysten-ritter-address-mcu-return-rumor/”]

エグゼクティブ・プロデューサーはデアデビルがニューヨークを歩けば旧友のディフェンダーズと再会するのは必然とも語っていましたが、シーズン2でジェシカ・ジョーンズとの再会が見られるのか注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-meeting-the-defenders-is-inevitable/”]

ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」はディズニープラスで配信中です。

マーベル・スタジオがNetflixディフェンダーズのMCU導入を真剣に検討している事を認める

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のプロモーションインタビューで、ストリーミング、テレビ、アニメーション部門責任者ブラッド・ウィンダーバウムさんがディフェンダーズの再登場を検討している事を認めました。

海外メディア EW とのインタビューの最中、ウィンダーバウムさんは、クリステン・リッターさん演じるジェシカ・ジョーンズ、マイク・コルターさん演じるルーク・ケイジ、フィン・ジョーンズさん演じるアイアン・フィスト/ダニー・ランドをマーベル・シネマティック・ユニバースに復活させることを「真剣に検討している」と明かしました。

多くは言えませんが、サンドボックスで遊べるのはとてもエキサイティングです。もちろん、コミックのように無限に物語を語れるリソースはありません。でも実現できるはずです。テレビドラマで映画の世界を構築するには、俳優や時間、大規模な制作問題に対処しなければなりません。しかし、これらすべての変数を考慮すると、それは間違いなく創造的に非常にエキサイティングなものであり、私たちが真剣に検討しているものであるとだけ言えます。

これに加えて、「将来何が起こるかは誰にも分かりません。ここまで来たら、エレクトラやハンド、あるいはデアデビル神話のあらゆる部分に関わるコミックから、再考したり取り上げたりしたいストーリーがたくさんあるのは明らかです。」とウィンダーバウムさんは語りました。

「100%、それ(ディフェンダーズ)は頭の片隅にあります」と本作のもう一人のエグゼクティブ・プロデューサー、サナ・アマナットさんは付け加えています。「最終的には、それについてもう少し考えてみるつもりです。」

2013年、マーベル・スタジオはABCスタジオと提携し、NetflixでMCUのスピンオフを展開する事を発表。

以降、2015年から2018年にかけて「デアデビル」が3シーズンにわたり Netflix で配信。それと並行して、「ジェシカ・ジョーンズ」が3シーズン(2015年〜2019年)、「ルーク・ケイジ」が2シーズン(2016年〜2018年)、「アイアン・フィスト」が2シーズン(2017年〜2018年)、ミニシリーズである「ディフェンダーズ」が1シーズン(2017年)、「パニッシャー」が2シーズン(2017年〜2019年)配信されました。

2018年にマーベルの親会社であるディズニーが自社でストリーミングプラットフォーム「ディズニープラス」を立ち上げることを発表。これにより、競合他社となるNetflixでの続編計画は全て打ち切られる事になりました。

大人の事情でMCUとして制作された作品がMCUではなくなっていましたが、「デアデビル:ボーン・アゲイン」を機に、ようやく合流に向けて動き出そうとしているようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで1話と2話、同時配信予定です。

ソース:Marvel is ‘very much exploring’ Jessica Jones, Luke Cage, and Iron Fist returns (exclusive)