ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第2話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード2「Optics」(邦題:大衆へのアピール)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

新年の演説

タイムズスクエアで行われたウィルソン・フィスクの演説シーンは、予告でも一部紹介されていました。

ここには、アントマン、キャプテン・アメリカ、ルーク・ケイジなどのイースターエッグが含まれています。詳細は以前に画像付きで紹介しています。

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「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の時系列

「エコー」が 2025年5月 を描き、ここでウィルソン・フィスクが市長選立候補を決意。ニューヨーク市長選は11月と決まっているため、最速で行動したとすれば、「ボーン・アゲイン」シーズン1の1話のメインは2025年のそれ以降から11月頃まで。オープニングからフォギーの死までは 2024年 を描いているはずです。

そして、今回の2話での新年のスピーチが 2026年 になった瞬間を描いている事が推測出来ます。

パニッシャー、スパイダーマン、そしてデアデビル

反自警団政策を進めるフィスクは「胸にドクロをつけた銃を持った自警団員や、蜘蛛の衣装を着た男は要らない。あるいは、私たちを救うために悪魔の角を生やした男も要らない。」と語っています。

これらはもちろんパニッシャー、スパイダーマン、そしてデアデビルの事。

「ボーン・アゲイン」ではトム・ホランドさんのカメオ出演が計画されていましたが、ソニー・ピクチャーズに拒否されたとも報じられています。

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ホックバーグ地方検事

フィスクの会合予定に入っているベンジャミン・ホックバーグ地方検事はコミックにも登場するマイナーなキャラクター。コミックでもザ・ホークの異名を持つ、ニューヨークの敏腕検事を務めています。

コミックではデアデビルの正体を知る数少ない人物の一人ですが、MCUではどうなっていくでしょうか。

バック・キャッシュマン

フィスクの右腕として登場しているバック・キャッシュマンは、コミックではバレットと言うヴィランネームを持っています。彼は超人的なスピード、強さ、スタミナを持っていますが、現時点では普通の人間のようです。

ベン・ユーリック

フィスクはBB・ユーリックの取材中、おじのベン・ユーリックについて「彼を知っている。優秀な記者だった。」と説明しています。

1話の記事でも指摘しましたが、ベンを殺害したのはフィスク自身であり、知っているなどというものではありませんでした。ただし、そうせざるを得ないまで追い詰めたという点で、優秀だったという事に関しては嘘はないようです。

恐れ

ヘザー・グレンの著書は「Live Without Fear」と題されており、これはデアデビルの通称「The Man Without Fear(恐れを知らぬ男)」にちなんで付けられています。デアデビルと共に生きるという意味のタイトルに変換する事が出来、コミックの恋仲を思わせるイースターエッグになっています。

タイガーアミュレット

チェリーがヘクター・アヤラの部屋を捜索すると、ホワイトタイガーの白いスーツと金色の首飾りを発見します。コミックのヘクターもホワイトタイガーと名乗るヒーローで、ジェイドタイガーのアミュレットを通じて超人的な力を獲得し、活動していました。

MCUのヘクターもアミュレットから何らかのパワーを得ていることを口にしています。

ヘザーのセラピー

ウィルソン・フィスクとヴァネッサのセラピーを担当する事になったヘザー・グレン。ヒーローとヴィランに板挟みとなった彼女の今後は、よくない運命が待ち受けている予感をさせています。

Netflixからの関係の変化について、ヴァネッサ役のアイェレット・ゾラーさんは少し前にインタビューで「奇妙な恋人同士」になったと話していました。

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パニッシャーのタトゥー

ヘクター・アヤラの裁判の重要な証人であるニッキー・トーレスを消そうとする警官の腕にパニッシャーのタトゥーが確認出来ます。

アメリカの警官や軍人などがこのタトゥーを入れる事が物議になる問題が以前から発生。公安系の職種の人間が私刑を繰り返すパニッシャーを支持する事は一般的に


1話と2話ではウィルソン・フィスクがニューヨーク市長となり、自警団を禁止する政策を進めていく事が描かれました。

この流れはコミックの「デビルズレイン」と全く同じで、原作のフィスクはファンタスティック・フォー、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマン、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジなどをターゲットにし、彼らを合法的に抑え込むためにクロスボーンズやタスクマスター、ライノやクレイヴンらを招集し、「サンダーボルツ」を結成します。

このあたりはさすがに実写化出来ないだろうと予想されますが、今後の展開に注目です。

表記揺れに関する注意書き

本作に登場するヴァネッサに関して、Netflix版の表記に則って「ヴァネッサ」と表記しています。これはディズニープラスの公式ガイドにも則っています。

しかしながら、「デアデビル:ボーン・アゲイン」のクレジットでは「バネッサ」と表記されており、公式の表記自体が統一されていません。

この記事の執筆時点では今後も基本的に前述の通り「ヴァネッサ」と記述する予定ですが、ミスする可能性や、予告なく後に変更する可能性もございます。ご容赦ください。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第3話は 3月12日 配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第1話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード1「Heaven’s Half Hour」(邦題:天国のひととき)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

ネルソン・マードック&ペイジ

Netflixの「デアデビル」でマット・マードックと親友のフォギー・ネルソンはネルソン&マードック法律事務所を設立。最初の依頼人がカレン・ペイジとなり、物語がスタートしました。

カレンはそこから助手として事務所を手伝うことになり、新聞記者を経て、「デアデビル」シーズン3のラストで3人で再出発する事を誓い、カレンの名前を加えて「ネルソン・マードック&ペイジ」と事務所名を変更する所で終わっていました。

それから「ボーン・アゲイン」がスタートするまで、3人で業務をこなしてきた様子が伺えます。

ジョージーズ

1話の冒頭で3人が向かったバー「ジョージーズ」(Josie’s)は、Netflix版「デアデビル」でマット、カレン、フォギーが行きつけだったバーで、「ディフェンダーズ」にも登場。店主のジョージーを引き続きスーザン・ヴァロンさんが演じています。

キルスティン・マクダフィー

ジョージーズでフォギーが口説いているのは検事のキルスティン・マクダフィー。

2011年のコミック「Daredevil (Volume 3) #1」で初登場した比較的新しいキャラクターで、一時期はマットと恋仲にもなっています。

キム刑事

老刑事のチェリーと話している女性刑事はキム。クレジットによるとアンジー・キムとされています。

コミックにはエリザベス・キムというニューヨーク市警の女性刑事がいますがX-MENコミックの登場キャラであり、現状はアンジーがエリザベスを基にデザインされたものなのか、完全なオリジナルキャラなのかは分かっていません。

ホガース・チャオ&ベノウィッツ

フォギーはマクダフィーとの会話の中で、以前は別の事務所にいたと言います。

ホガース・チャオ&ベノウィッツは、Netflixのドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」でキャリー=アン・モスさんが演じたジェリ・ホガーズが設立した事務所の事。このあたりは「ジェシカ・ジョーンズ」シーズン2をご参照ください。

ブルズアイ

不穏なシーンで映し出されるのはブルズアイことベンジャミン・”デックス”・ポインデクスター。Netflix「デアデビル」シーズン3にも登場していました。

コミックのブルズアイは額に的のマークが描かれていますが、さすがにこれはシリアスなシーンに向かないと判断されたのか、グローブに同系色で的が描かれています。

MCUの、というかNetflixのブルズアイはシーズン3のラストでコグミアム鋼によるバイオニック強化手術を受けるシーンがありましたが、それが今回、屋上から突き落とされても死ななかった事に繋がっているのかもしれません。

なお、デアデビルとブルズアイの戦闘シーンは「ほぼワンテイク」と説明されており、実際にはパッと見て分からないように複数のテイクが上手く接続されているようです。

オムレツ

ウィルソン・フィスクがオムレツを食べるのはNetflix版のオマージュ。コミックでオムレツ好きという描写があるわけではありません。

Netflixのドラマではフィスクのモーニングルーティーンとして、オムレツを自分で作って食べる様子がたびたび描かれていました。

コミックのキングピンはスモウレスラーさながらの筋肉の鎧をまとっている設定があるため、良質なタンパク質を摂る事は重要だと考えられます。

トラックスーツマフィア三度目の登場

「ホークアイ」で登場し、「エコー」でも登場したトラックスーツマフィアが今回も登場。これはコミックの言語をカタカナにしたものであり、MCUの日本語版ではジャージマフィアと翻訳されていました。

ヴァネッサが幹部を集めたシーンでルカという男がジャージを着用しており、彼が今現在のトラックスーツマフィアのボス、ないしは幹部だと推測されます。

彼の外見は幹部同士の会話でも「stupid tracksuit」といじられていますが、日本語字幕だと「ダサいジャージ」、日本語吹替だと「だっせぇトレーニングウェア」と翻訳されており、誤訳ではありませんがシリーズの繋がりが判りにくく、今回も翻訳のクオリティには少々不安を感じる所です。

BBユーリック

ジェニア・ウォルトンさんが演じるBBユーリックと言う名の若い女性ジャーナリストは、Netflixの「デアデビル」シーズン1でキングピンに殺された新聞記者ベン・ユーリックの姪にあたる人物。ベンが厄介だと感じたフィスクが直々に口封じ、亡き者にしました。

コミックには存在しないキャラで、Netflixでベンが殺されてしまっているために、仕方なく新たなく創造されたと見られています。

サンフランシスコ

ポインデクスターの裁判に現れたカレンとマットとの会話の中で、カレンが現在サンフランシスコに引っ越している事がわかります。

コミックでは一時期、デアデビルもサンフランシスコに活動拠点を変更した事があり、今後のエピソードやシーズンなどでメインの舞台になる可能性もあるかもしれません。

MCUとしてはサンフランシスコにアントマンやシャン・チーなどが存在しています。

ヘザー・グレン

マクダフィンが嘘をついてマット・マードックとセラピストのヘザー・グレンが出会うようにセッティング。二人はコミックで恋人同士の期間がありました。

ヘザー・グレンがセラピストになっているのは注目すべきポイント。

コミックのヘザーは父親から継いだ会社グレン・インダストリーズのCEOで、様々なトラブルに巻き込まれた影響でアルコール依存症に。浮気を繰り返し、精神不安定になったヘザーは最後に首をつっています。コミックのヘザーにこそセラピストが必要だった事を考えると、皮肉な変更点と言えるでしょう。

ヘザーの父親の死にはキルグレイブが大きく関与していますが、キルグレイブは「ジェシカ・ジョーンズ」で死んでいるため、家族に関しても大きく変更されたか、そもそも登場しない可能性が高そうです。

「男の頭を潰した」都市伝説

BBレポートの中で、ウィルソン・フィスクが「男の頭を潰した」という噂がある事が判明。実際、Netflixの「デアデビル」ではフィスクが男の頭を車のドアに挟み、何度も強く開け閉めをして潰すシーンがありました。

エコー

フィスクは市長選の討論会にて、「私も自警団の暴力の被害を受けた」と主張し、「ホークアイ」シーズン1の終わりにエコー/マヤ・ロペスから受けた傷の事をアピール。ただし、エコーはMCUにおいてまだ自警団とは言い切れず、フィスクは上手く利用しているようです。

また、マットとの会話で「我が子のように思うものもいた」というのもマヤの事ですが、結局、マヤはフィスクの元を離れていきました。このあたりはドラマ「エコー」をご参照ください。

約束

フィスクはマットに対して、ブルズアイを仕向けたのは自分ではないと主張、「約束は守っている」事をアピールしています。

Netflix「デアデビル」シーズン3のクライマックスで、二人はお互いの愛する人物、すなわちマットにおけるフォギーやカレン、フィスクにおけるヴァネッサに手出しをしないという約束をし、不安定な休戦状態を築いていました。

フォギーを失い、カレンも遠く離れた結果、マット・マードックは失うものがなくなり、一方でフィスクはヴァネッサの他に市長の椅子という社会的地位も守らなければならなくなり、フィスクにとって休戦条約が危うくなっています。

パット・キアナン

フィスクの選挙を報道するのは実在のニュース局。ニューヨークの朝の情報番組NY1で、キャスターのパット・キアナンさんが本人役で出演。

彼はMCUの常連で、「アベンジャーズ」、「アイアンマン3」、「スパイダーマン:ホームカミング」、「ノー・ウェイ・ホーム」、Netflixの「デアデビル」、「パニッシャー」、「ジェシカ・ジョーンズ」、それから、「ワンダヴィジョン」、「ホークアイ」にも登場しています。

壁画

1話の最後は本作のヴィランとされているミューズが描く壁画のシーンで終了。

ウィルソン・フィスクの壁画を書いていますが、コミックのミューズはフィスク市長の自警団活動を禁止する政策に反発の態度を示し、デアデビルに感銘を受けて多くの警察関係者を殺害しました。

ある日、自警団応援の一環としてミューズがパニッシャーの壁画を描いていた所を警官に咎められ、ミューズは彼らを殺害。この事件をフィスクが利用し、さらに自警団禁止を強く推し進めました。


ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第3話は 3月12日 配信予定です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2撮影開始、「エレクトラ」の配信開始は何かの予兆?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影が開始された事が確認されました。シーズン1は今週から配信スタートですが、主演のチャーリー・コックスさんが予告していた通り、配信直前に次の撮影がスタートしました。

シーズン2は 2026年に配信予定で、さらにその先にシーズン3、そして無限にシーズンを更新していける事を期待していると開発責任者のブラッド・ウィンダーバウムさんが語っていました。

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また、このタイミングでコミックのデアデビルと関係が深いエレクトラを実写化した映画「エレクトラ」(2005年)が米ディズニープラスで配信開始となりました。ここでエレクトラを演じたのはジェニファー・ガーナーさんで、忘れられた作品として「デッドプール&ウルヴァリン」におけるヴォイドで登場しました。

これが「デアデビル:ボーン・アゲイン」にエレクトラが登場する布石だと考えるアメリカのファンがいるようですが、日本では3年前から配信されており、単に国ごとの権利の問題だと言えそうです。

ただし、ジェニファー・ガーナーさんのエレクトラとは別に、Netflixの「デアデビル」でエレクトラを演じたエロディ・ユンさんが「ボーン・アゲイン」シーズン1の撮影に参加していたとの報告もありましたので、それに関しても注目です。

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「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ディフェンダーズの一人が「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2のロケ地へ向かう様子を投稿する

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影がニューヨークで間もなく開始されますが、Netflixのドラマ「ディフェンダーズ」の出演者の一人がSNSを通じてそのニューヨークに向かうことを報告し、話題になっています。

クリステン・リッターさんは自身の Instagram にて「ニューヨークに向かうわよ」と報告。

なんのためにニューヨークに行くのかは明言されておらず、一部報道ではこれはドラマ「デクスター:リザレクション」の撮影のためだとも言われています。「デクスター」でのクリステン・リッターさんの役柄はソムリエのミア・ラピエールで、実は“復讐する貴婦人”なる異名を持つシリアルキラーとの事。

一方でリッターさんは直前のストーリーズでもジムでの激しいトレーニングを公開しており、これはソムリエ役のためとは思えないとのコメントも見られ、「デクスター」と「デアデビル」双方の撮影が行われるのではないかとも指摘されています。

また、今回の投稿が何のためかはわからないとしつつも、ジェシカ・ジョーンズが「ボーン・アゲイン」のシーズン2に登場することは決まっていると主張するスクーパーも。

リッターさんはかなり以前から復帰をほのめかす投稿をし、再演のためのやる気が十分にある事を認めてきました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/netflix-jessica-jones-krysten-ritter-address-mcu-return-rumor/”]

エグゼクティブ・プロデューサーはデアデビルがニューヨークを歩けば旧友のディフェンダーズと再会するのは必然とも語っていましたが、シーズン2でジェシカ・ジョーンズとの再会が見られるのか注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-meeting-the-defenders-is-inevitable/”]

ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」はディズニープラスで配信中です。

マーベル・スタジオがNetflixディフェンダーズのMCU導入を真剣に検討している事を認める

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のプロモーションインタビューで、ストリーミング、テレビ、アニメーション部門責任者ブラッド・ウィンダーバウムさんがディフェンダーズの再登場を検討している事を認めました。

海外メディア EW とのインタビューの最中、ウィンダーバウムさんは、クリステン・リッターさん演じるジェシカ・ジョーンズ、マイク・コルターさん演じるルーク・ケイジ、フィン・ジョーンズさん演じるアイアン・フィスト/ダニー・ランドをマーベル・シネマティック・ユニバースに復活させることを「真剣に検討している」と明かしました。

多くは言えませんが、サンドボックスで遊べるのはとてもエキサイティングです。もちろん、コミックのように無限に物語を語れるリソースはありません。でも実現できるはずです。テレビドラマで映画の世界を構築するには、俳優や時間、大規模な制作問題に対処しなければなりません。しかし、これらすべての変数を考慮すると、それは間違いなく創造的に非常にエキサイティングなものであり、私たちが真剣に検討しているものであるとだけ言えます。

これに加えて、「将来何が起こるかは誰にも分かりません。ここまで来たら、エレクトラやハンド、あるいはデアデビル神話のあらゆる部分に関わるコミックから、再考したり取り上げたりしたいストーリーがたくさんあるのは明らかです。」とウィンダーバウムさんは語りました。

「100%、それ(ディフェンダーズ)は頭の片隅にあります」と本作のもう一人のエグゼクティブ・プロデューサー、サナ・アマナットさんは付け加えています。「最終的には、それについてもう少し考えてみるつもりです。」

2013年、マーベル・スタジオはABCスタジオと提携し、NetflixでMCUのスピンオフを展開する事を発表。

以降、2015年から2018年にかけて「デアデビル」が3シーズンにわたり Netflix で配信。それと並行して、「ジェシカ・ジョーンズ」が3シーズン(2015年〜2019年)、「ルーク・ケイジ」が2シーズン(2016年〜2018年)、「アイアン・フィスト」が2シーズン(2017年〜2018年)、ミニシリーズである「ディフェンダーズ」が1シーズン(2017年)、「パニッシャー」が2シーズン(2017年〜2019年)配信されました。

2018年にマーベルの親会社であるディズニーが自社でストリーミングプラットフォーム「ディズニープラス」を立ち上げることを発表。これにより、競合他社となるNetflixでの続編計画は全て打ち切られる事になりました。

大人の事情でMCUとして制作された作品がMCUではなくなっていましたが、「デアデビル:ボーン・アゲイン」を機に、ようやく合流に向けて動き出そうとしているようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで1話と2話、同時配信予定です。

ソース:Marvel is ‘very much exploring’ Jessica Jones, Luke Cage, and Iron Fist returns (exclusive)

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のバイオレンスはNetflix版を凌駕する

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のショーランナーを務めるダリオ・スカーダペインさんが、海外メディア Empire とのインタビューで、本作の暴力表現がNetflix版を遥かに超えるものになると語りました。

スカーダペインさんはインタビューの中で「マーベル/ディズニー作品としては、暴力のレベルがかなり高いです。同程度のものは他にないと思いますね。この作品には、凄くクレイジーな瞬間があり、Netflixがこれまでやったことのすべてをはるかに超えています。」と語りました。

これにはキングピン役のヴィンセント・ドノフリオさんも同意し、「Netflix版が続けば、最終的にはこの世界(MCU版)、あるいはそれに似た世界になるだろうと思われるかもしれない。しかし、私たちはさらに闇、アクション、そして残酷さの中に進んでしまったのです。」と述べています。

スカーダペインさんは本作のデアデビルとキングピンの関係についても言及。

「これまでの終わり方を見れば、彼らは殴り合い、キングピンは刑務所に行き、そして戻ってくることは分かっています。私はそんな繰り返しはしたくなかったのです。二人の関係はずっと緊張感がある。第1話で彼らの間に全てを明らかにするシーンがあるんです。その後、我々はそれに石を投げつけることに8話費やしています。」

Neflix版ではデアデビルがキングピンを殴り倒し、刑務所に放り込んで一時の平和を取り戻す、というパターンで構成されていましたが、ニューヨーク市長となったキングピンを単に殴ればすむという話ではなくなっている事が予想されます。

もともと全18話構成として考案された現状でのシーズン2の終わりにこれに決着がつくのか、あるいはシーズン3やスパイダーマン映画などの別作品へと続いていくのかは不明ですが、Netflix版とは異なる結末へと進んでいく事になるようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Daredevil: Born Again Violence Goes ‘Way Past Anything Netflix Ever Did’

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、チャーリー・コックスさんがNetflix版シーズン3からの空白について語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の主人公デアデビル/マット・マードックを演じるチャーリー・コックスさんが、海外メディア SFX とのインタビューで、「ボーン・アゲイン」がNetflixのシーズン3からどのように続いていくか語りました。

「ボーン・アゲイン」が大規模な作り直しが行われた事について、コックスさんは「オリジナル版の特定の部分、特定のトーンの側面を尊重しなければなりませんでしたが、それは行われていませんでした。例えば、オリジナル版はそれほど暗くありませんでしたが、今は時には信じられないほど不吉で、信じられないほど残酷な作品になっています。」と語りました。

そして本作とNetflix版との違いについて「まったく同じという感じではありません。ペースも違うし、アイデンティティも変わりました。6年も経っているんですから。テレビで観る番組の種類が、テレビ番組の作り方に影響を与えるんです。」と述べています。

また、「シーズン4とシーズン1のハイブリッドのように感じられるのは、十分な時間が経過し、リセットの余地が十分にあり、物事をはっきりとカメラに映す必要がなくなったからです。マットは、おそらく付随的な被害を過小評価していたことに気付きました。彼がやろうとしてきたすべての良いことにもかかわらず、実際にどれだけ効果があったのでしょうか。どれだけ多くの問題を引き起こしたのでしょうか。」と投げかけ、「たぶん彼は弁護士との仕事や、法的な方法で人々を助けることにもっと力を注ぐ必要があったんです。キングピンと会って『俺の邪魔をするな、そうすれば問題は起こらない』と言うシーンがあるんです。」と予告編に触れてNetflixのシーズン3と「ボーン・アゲイン」の空白の時間について説明しました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」の制作発表当初は Netflix版のソフトリブートという位置づけでタイトルどおりNetflix版からキャストを一部変更して撮影が行われていました。

しかし、大規模なストライキで半年ほど制作が中断した際に全体的な見直しが行われ、Netflix版をやり直すのではなくそれを取り込んでその後を描く形に変更。俳優もNetflix版に戻された結果、当初起用されていた俳優は撮影シーンが全てお蔵入りとなりました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:DAREDEVIL: BORN AGAIN Star Charlie Cox Reveals How Much Time Has Passed Since DAREDEVIL Season 3 In The MCU

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のショーランナーがMCUとNetflix版との違いを解説、「よりダークに」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のショーランナーを務めるダリオ・スカーダペインさんが、海外メディア SFX Magazine とのインタビューの中で、本作と Netflix版との違いについて語りました。

スカーダペインさんは今回のドラマが以前のものと比べて大きく異なる点がいくつかあるとし、「これらのキャラクターたちといると、以前よりも楽しい瞬間が増え、自分のことばかり考えることがずっと減りました。」と言います。

「以前の番組は、最高の部分は素晴らしいものでした。最悪の部分は、部屋の中で2人の登場人物がヒーローとは何かを語るという内容でした。もうやり尽くされたと感じていました。批判しているわけではありません。登場人物が自分の人生について不平を言うのを聞きたくなかっただけなんです。彼らが何かをする姿を見たかった。

そしてNetflixの「パニッシャー」の制作時を引き合いに出して、大きな変更のひとつはシーンのペースにあると説明しました。

「我々の使命の1つは、シーンを長くすることでした。大規模なアクションシーンの間にスペースを作るために、登場人物たちが議論する5ページもの長いシーンがありました。それ以来、物事は進化しており、大規模なアクションシーンをはるかに速いペースで実行できるようになりました。」

Netflix の『デアデビル』は、私の血に染み付いたものですがあれはノワール調で、このドラマはもっとニューヨークのクライム・ストーリーだと感じています。『ザ・ソプラノズ』や『キング・オブ・ニューヨーク』の要素があります。90年代の古典的な犯罪ドラマの雰囲気ですね。さまざまな理由で Netflix ではできなかったペースとスケールがあります。Netflix のドラマは、映像的にとてもダークで、ストーリー的には必ずしもそうではありませんが、いくつかダークな要素はありました。今回の私たちのドラマはもっとダークです。

本作は米国でR指定相当のTV-MAのレーティングになる事が発表済みで、英国でも18歳以上対象である事が正式に決定しました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Daredevil: Born Again will fix the showrunner’s big issue with the Netflix series: “At its worst, it was two characters in a room talking about what a hero is”

Netflix版「ルーク・ケイジ」シーズン3の制作状況が明らかに

Netflixのマーベルドラマ「ルーク・ケイジ」のショーランナーを務めたチェオ・ホダリ・コーカーさんが X を利用してファンと交流しました。ファンの「キャンセルされたシーズン3の概要について知りたい」との投稿に対して、コーカーさんは対応しています。

「6つのエピソードが書かれ、8のアウトラインが作成され、13が計画されていました…. いや、何も言えません。」と当時の制作状況について明かしつつ、内容については隠しました。

コーカーさんは 2024年2月 にもファンの要望に対して、「ルーク・ケイジ」シーズン3の全エピソードタイトルを公開していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/netflix-luke-cage-s3-episode-list/”]

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「デアデビル:ボーン・アゲイン」がNetflixの「デアデビル」シーズン4の位置づけで作られている事を考慮すると、「ルーク・ケイジ」シーズン3がMCUドラマとして制作再開される可能性もいくらか残されているのかもしれません。

ルーク・ケイジを演じたマイク・コルターさんは、MCUでルーク・ケイジのリブート版を制作する事に難色を示していましたが、「デアデビル:ボーン・アゲイン」がシーズン4と重ねて制作されるとなった時、心境の変化を語っていました。

「あれは正しい判断だったと思います。リブートを試みるべきではありませんでした。いやいや、あれがどういうことだったのかは分かりませんよ。でも『まあ、そうだろう、当たり前だ』って思いました。(Netflix版は)壊れてなかったんだから、直す必要はありません。」

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-mike-colter-comments-luke-cage/”]

リブートではなく続編であれば再演の意思もあるようで、まずは「デアデビル:ボーン・アゲイン」の展開に注目となりそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、大幅な脚本の変更と方向転換についてショーランナーが説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のショーランナーを務めるダリオ・スカーダペインさんが、海外メディア SFX Magazine とのインタビューの中で、大胆な方針変換が行われた経緯について語りました。

ボツバージョンのドラマについて、スカーダペインさんは「(映像には)本当に素晴らしい点がいくつかありましたが、デアデビルが確立されていたものとは一致していないように感じました。」と説明。

この古いバージョンは、Netflix版のいくつかの要素のみを継承したソフトリブート版として開発されていたと言います。しかし、ストライキによる制作の長期中断の最中に作品全体の見直しが行われ、Netflixのディフェンダーズ・サーガの全てをMCUの一部にする事が決定したと言います。

「Netflixのドラマの最後で、フォギー、カレン、マットはナプキンの裏に夢を書いていました。私たちはその夢から再開します。それはあまり説明が必要な夢ではありません。3人の親友が一緒にビジネスを始めるのです。」

主演を務めるチャーリー・コックスさんも、「ストライキの後、方向転換がありました。私たちは興味深く、妥当な方向に進んでいました。議論は、何年も経って戻ってくるのであれば、まったく同じことをやりたくないということでした。マーベルは(旧バージョンの)エピソードを見て、うまくいっていないとわかっていました。」と付け加えました。

「私たちはまったく新しいパイロット版を撮影し、彼らは私たちが撮影したものを再構成して、何年も前に撮影したNetflixの番組にもっと近づけてくれました。それがいかに大変な仕事だったかを考えると、彼らが成し遂げたことは非常に印象的です。」

ほぼ全体を作り直すことが決まり、最終的にはカレン・ペイジやフォギー・ネルソンを代表とするNetflix版のキャラクターのほとんどが戻って来る事になりました。

これはNetflix版からのファンにとって嬉しい変更でしたが、その影では少なくとも二人の俳優さんらが降板という形になりました。

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以前には没になったバージョンの脚本の内容の一部も報じられていました。これが現在の脚本に残っているかどうかは明確ではないため、引き続きネタバレ注意となっています。

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「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Daredevil: Born Again showrunner and star Charlie Cox address why they rehauled the Marvel show: “It wasn’t in line with what Daredevil had been established to be”