「アベンジャーズ/エンドゲーム」、ハルクの削除されたオープニングのアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」では制作プロセスの中で多くのシーンが削除、変更されてきました。海外メディア EW は、今月発売された書籍「Marvel Studios: The Art of Ryan Meinerding」の中からそういったシーンのコンセプトアートをいくつか紹介しています。

今回はスマートハルクが火事の中から大勢の人を救助する様子を描くアートが公開。

アーティストのライアン・メイナーディングさんは「アベンジャーズが全員いなくなって、彼だけが残ることになり、彼が素晴らしいことをするのを見ることになる予定でした。衛星放送受信アンテナの中にいる人々を救うためにハルクがビルから飛び降りるのは、彼がやろうとしていたことの一つでした。私はイアン・ジョイナーと一緒にスマーク・ハルクの顔の制作に取り組んでいました。」と説明しています。

この火災のシーンは実際に撮影されていることが過去に報じられています。

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これはスマートハルクの初登場シーンになる予定でしたが、その後、レストランでの子どもたちとの自撮りシーンに置き換えられる事になりました。

今回はこのハルクのアート以外に、「ロキ」に登場したソーのカエルバージョンのスロッグや「ワンダヴィジョン」のホワイトヴィジョンのアートなどが公開。

先日はこの書籍からハルクとサノスのリベンジマッチが検討されていた事も明らかになっています。

「アガサ・オール・アロング」、ジョー・ロックさんとショーランナーが6話のネタバレについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」のティーン役ジョー・ロックさんと、脚本兼ショーランナーのジャック・シェーファーさんが、海外メディア Variety とのインタビューで、今週配信された6話のネタバレについて語りました。

エピソード6「Familiar by Thy Side(邦題:使い魔たずさえ)」はティーンの過去に触れるエピソードが展開。

無事にこのエピソードの配信が出来た事についてシェーファーさんは「彼はこの秘密の部分をとても上手に、とても優雅に乗り越えてきました。彼がこのキャラクターと番組のストーリー展開に注いだ努力についてようやく語れるようになってほっとしています。」と言います。

ティーンの正体について

ジョー・ロックさんは劇中でシジルによって秘密が守られていましたが、実生活では自力で秘密を守る必要がありました。

「『ビリー・マキシモフ役なの?』って聞かれるのも10回目ぐらいになると、私は『え? いや!』って感じで、だんだん楽になってきました。でも今週は『史上最悪の秘密。みんな知ってたよ!』みたいなコメントをたくさん見ました。そうだけど、何も言えないですよね? やっぱり秘密は守らなきゃいけなかったんです!」

コミックのビリーの複雑な誕生経緯について知らされた時、シェーファーさんは「どういう事?もう1回説明して」と感じたと言います。

「正直に言うと、まだ完全には理解できていないんです。直感的な筋書きを求めている私には、あまりにも多くのステップと登場人物がいて、まったく我慢できませんでした。ストーリーは正確で親しみやすいものにしたいが、同時に衝撃と驚きも与えたいのです。」 

これまでのMCUでもそうだったように、コミックを忠実に再現する事は最優先事項ではないため、ビリーの転生についてはコミック版にある程度寄り添いながらもかなりコンパクトな形で導入する事になりました。

ビリーにはまだ隠された謎があるのかと質問されたシェーファーさんは肩をすくめながら「うーん、明らかにすべきことがまだある、というのが私の意見です。物語は半分以上終わっていて、プレイヤーはボードに載っていますが、まだ骨に肉が残っている状態です。」と語りました。

ロックさんはウィリアム・カプランを演じるにあたってバル・ミツバーのシーンがとても大変だったと言います。

ロックさん、ウィリアムのハフトーラの歌い方とトーラーの一部の朗読法について、アレクサンドリア・シュヴァル=ワイナー氏と4か月間練習したと言います。「ヘブライ語で話したり歌ったりするときに、イギリス訛りからアメリカ訛りに変えるのは大変です。彼女は、私たちがそれらのシーンを最大限の敬意を持って撮影できるように本当に助けてくれました。」

ジョー・ロックさんはユダヤ人ではありませんが、今回のエピソードの執筆にはユダヤ人の脚本家ジェイソン・ロストフスキーさんらが参加、ロックさんは「脚本家たちが、女性たちと儀式や神聖なものへの信仰に対する理解の重なりについて語ってくれたこと、そして伝統を強く意識したこの美しいシーンを創り出す機会に、とても感動しました。」とコメントしました。

 そして、撮影当時19歳だったジョー・ロックさんを13歳のウィリアム・カプランに見せるために、ヘアスタイル、アイライナーといったメイクによる工夫に加えて、175cmある身長を低く見せるためにカメラアングルにこだわったとも明かしました。そして、このシーンを成功させた最大のポイントは「ジョーの演技力だった」とシェーファーさんは称賛しました。

ラルフの再登場について

エヴァン・ピーターズさんが演じるラルフ・ボーナーを再登場させる事について大変だったかと聞かれたシェーファーさんは「実際のスケジュールは覚えていないのですが、彼が興味を持ってくれたので、とても簡単に決めることができました。」と言います。

「彼は何に対しても最高の態度で臨みます。」とし、エヴァン・ピーターズさん自身がラルフのセリフやジョークの具体的なアイデアを持ち込んだと言います。劇中で登場した魔女対策グッズも「彼はその日に手元にあった小道具を使ってそれを作ったんです。」と説明。

「あの帽子にはいろんな彫刻が彫ってありましたが、あれは彼のアイデアでした。魔女のスプレーも彼のアイデアでした。彼はとにかく全力で取り組みます。」とも付け加えました。

トミーは登場する?

ビリーの願いが明らかになった今、「アガサ・オール・アロング」の残り3つのエピソードでトミーを見られるかと質問され、ロックさんは「それは答えられません。」とパニック気味に目を大きくしながら答えています。「ええ、答えはわかっていますが、教えることはできません。まだいくつかの秘密が残っています。」

シェーファーさんも「彼の願いは兄弟との再会だということを、ようやく観客に正直に伝えられて、とても興奮しています。」とだけコメントしました。 

ヤングアベンジャーズについて

コミックのヤングアベンジャーズのメンバーであるビリーの今後のMCUにおける役割について質問されたジョー・ロックさんは「私のスケジュールは空いているので、とても楽だと思います。私の事を最初に欲しがる人が、最初に私を手に入れるのです。ここ数週間はとても退屈でした。ここ数年、とても忙しくしてきましたが、今年は『ハートストッパー』を手に入れて以来、最も静かな時期でした。それが嫌です。興奮しすぎて部屋に閉じ込められた子供のようです。」と、今のところ次の予定が決まっていない事を明かしました。


ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第7話は 2024年10月24日10時 より配信予定です。

ソース:Billy Maximoff Returns: Joe Locke and ‘Agatha All Along’ Creator on Hiding His Identity, ‘Wacky’ Fan Theories and Bringing Back [SPOILER] From ‘WandaVision’

「サンダーボルツ*」、セバスチャン・スタンさんがウィンター・ソルジャーの後悔を語る─伝説の映画のオーディション秘話も

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを再演するセバスチャン・スタンさんが、Happy Sad Confused に出演し、バッキーをもっと掘り下げたかったと後悔を語りました。

対談の中でスタンさんは「ウィンター・ソルジャーというキャラクターの側面全体を…もっと掘り下げてみたかったですね。彼が記憶を失い、昔の記憶が蘇ってショートしてしまうという状況があります。でもコミックを見ると、彼は機械に洗脳されているわけではないんです。」と言います。

「ウィンター・ソルジャーの別人格がいるんです。彼は自分が別人であることを知らなかったが、機能していました。そして電撃を受けるたびにどんどん感覚が麻痺していくんです。実に魅力的だ。片腕を失い、自分がどこにいるのかわからなくなり、感情を失って 「あれ 」になっていく過程を。」と原作のウィンター・ソルジャーについて語り、それを演じてみたかったと明かしました。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」はMCUの中でも名作に分類される作品ですが、バッキーの暗殺者としての側面を描くことに重きを置き、暗殺者になる仮定は洗脳という駆け足の描写で終わっていました。これはその後の作品でも同様で、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で過去の清算を描いてしまった今、この前日譚をやる機会は逸してしまったかもしれません。

対談の別の部分では、MCUに参加する前にDCに参加する可能性があったと言及。2011年の「グリーン・ランタン」のオーディションを振り返りました。

「グリーン・ランタンも私がスクリーンテストを受けた作品のひとつです。そこに行ったとき、私、ジャスティン・ティンバーレイク、ジャレッド・レト、ライアン・レイノルズ、あと1人くらいいたと思います。」と語ります。

  「私は彼らを見て、『もうだめだ。私が合格するなんてありえない』と思いました。でもある意味、今にして思えば、そうならなかったことを嬉しく思います。」

「あの役をもらっていたら、おそらく俳優としてのキャリアは終わっていたでしょう。」とスタンさんは冗談まじりに述べましたが、実際にその役を勝ち取ったライアン・レイノルズさんは映画が大コケした後、「デッドプール」で復帰するまでに5年の歳月を費やしました。

セバスチャン・スタンさんは「サンダーボルツ*」でウィンター・ソルジャーを再演する後、「アベンジャーズ」新作映画に登場するかどうかは分かっていません。先日のインタビューではRDJさんのドクター・ドゥームと同じシーンで共演してみたいと話していました。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

【噂話】映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」ではさらに意外なキャラが帰って来ると言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にはロバート・ダウニー・Jr.さんが演じるドクター・ドゥームが登場する事が発表されていますが、スクーパーはさらに意外なキャラクターが帰って来ると報告しています。

MTTSH 氏はファンのツイートを引用しつつ、「彼はあなたが思っているよりも早く帰って来る」と投稿。

海外メディア CBM ではこれが「シークレット・ウォーズ」だとしつつ、「サノスがどの程度の役割を果たすかはまだ分からないが、他の多くのヒーローや悪役がスクリーンタイムを争っている状況では、彼が重要な役割を果たすとは考えられない。」とも指摘しています。

原作コミックではマルチバース中のヒーローとヴィランが集められてバトルロイヤルをするというのがざっくりとした内容で、サノス(の変異体)を登場させる事は原作の流れを踏襲していると言えます。しかし、映画の「シークレット・ウォーズ」は「エンドゲーム」を越える数のキャラクターが登場すると見られており、時間的な問題を考慮してサノスが登場して瞬殺されるだけではほとんど意味がありません。

敵の強力さを示すための生贄の役割を担う可能性はありますが、現時点でこの噂が真実であったとしても、実際に撮影されるかどうか、そして編集でカットされずに残るかどうかは今後の状況次第であり、頭の片隅に入れておく程度が無難なようです。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

トム・ホランドさんが「スパイダーマン4」の脚本を読んだ事を認め、「火がついた」と語る

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」の主演を務めるトム・ホランドさんが、リッチ・ロールさんとの対談動画の中で、数週間前に本作の脚本を読んだ事を認めました。

動画の1時間半を過ぎたあたりからスパイダーマンの話題になり、その中でトム・ホランドさんは次のように述べています。

クリエイティブなアイデアと企画書と草稿は素晴らしいものです。まだ改善の余地はありますが、脚本家たちは素晴らしい仕事をしてくれています。3週間前に読みましたが、本当に私の中に火がついたんです。ゼンデイヤと一緒に座って読みましたが、時にはリビングルームで飛び跳ねているような感じでした。

これは本当にファンの尊敬に値する映画ですが、実際にそれを実現させる前に解決しなければならないことがいくつかあります。でも、とてもエキサイティングで、本当にワクワクしています。

そして、「スパイダーマン4」の開発の現状についても少し語りました。

もちろん、マーベルに関して心に留めておかなければならないことの一つは、この映画は大きな機械の中の小さな歯車であり、その機械は動き続けなければならないということ、そして全体像に利益をもたらすために、適切なタイミングでそのタイムラインに適合できることを確認する必要があるということです。

私は、スパイダーマンの次の章がどのようなものになるかを最高の形で表現し、届けることがファンに対する義務だと感じています。そして、それは本当に重要なことだと思います。そして、そのような作品に対する創造的な誠実さは本当に重要だと思います。スタジオは賛同し、支援し、本当に協力的です。彼らが制作室に歓迎してくれたことにとても感動しました。でも、私たちは今、全力で取り組んでいます。できるだけ早く始めようとしています。状況は順調に見えますが、私たちが本格的に始動するには、まだ多くの未完成のピースがあります。

また、マイルズ・モラレスの実写化について「もし僕が幸運にも、マイルズ・モラレスを僕のスパイダーマン・ユニバースとMCUに登場させることができたなら、ロバート・ダウニー・Jr.が僕にしてくれたことを、その若い子のためにやってみたいですね。」とコメントしました。

「スパイダーマン4」は様々な噂が渦巻いていますが、最新の噂ではマーベル・スタジオが計画していたキングピンとの対決が断念され、ソニー・ピクチャーズが計画していた「ヴェノム:ザ・ラストダンス」から続く邪神ヌルとの戦いになるとも言われています。

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トム・ホランドさんは読んだという脚本についてのヒントは与えてくれませんでしたが、動画の中でスパイダーマンを演じ始めた10年前は「役を得る事が勝利であり、そのために全力を尽くす毎日だった。」、当時は「マーベルやソニーの言いなりだった」としつつ、今は「映画の制作に対してノーという力を与えられた」事で、「スパイダーマン4」は「スタジオのためではなく、自分のため、そしてファンのため」に作るとし、大いなる力には大いなる責任が伴うことを実感しているとも明かしました。

「キャプテン・アメリカ:BNW」、ハリソン・フォードさんが「マーベル映画に出ないなんて馬鹿げている」とコメント

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でレッドハルク/サンダーボルト・ロス大統領を演じるハリソン・フォードさんが、本作への出演について語りました。

海外メディア GQ とのインタビューで、マーティン・スコセッシ監督やフランシス・フォード・コッポラ監督らが批判するマーベル映画に参加する事について質問されたハリソン・フォードさんは次のように述べています。

私たちが80年代や90年代に作ったような映画以外の映画の魅力も理解しています。それについて一般論を言うつもりはありません。これは私たちの今の状況であり、物事は変化し、変形し、進んでいきます。変化を後悔してマーベル映画に参加しないのは馬鹿げています。私はビジネスの新しい分野に参加していますが、少なくとも私にとっては、観客に本当に良い体験を生み出していると思います。それを楽しんでいます。

また、クリス・エヴァンスさんのような俳優がマーベル映画に出演する事で「映画スターの死」に貢献しているとクエンティン・タランティーノ監督が主張している事について質問されると、「くだらない理論だ」と前置きして次のようにコメントしました。

映画スターがいるかどうかは問題ではありません。素晴らしい俳優が毎日のように登場しています。でも彼らが映画スターになるかどうかは、本当に重要なことではない。映画にスターが必要なら、映画側が見つけるでしょう。私は映画スターであることがまったく理解できません。私は俳優です。私は物語を語る一人です。私は一緒に働き、協力して物語を語るグループの一員だ。私はストーリーテラーのアシスタントに過ぎません。それが私の姿です。

ハリソン・フォードさんは著名監督らのマーベル批判には真っ向から反対のようで、今回の映画の参加を大いに楽しんだと語りました。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で共演しているティム・ブレイク・ネルソンさんも先日のインタビューでこれらの批判に反対の姿勢を見せていました。

ベテラン俳優さらが養護するマーベル映画の最新作、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」ですが、先日開催された試写会の反応はあまりよくないとも。

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スタジオのブラッシュアップ作業に期待されています。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

ソース:Harrison Ford Will See You Now

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、ジョニー・ストームのスーツ姿が目撃される

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の撮影現場にて、ジョセフ・クインさんが演じるヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームのスーツ姿が目撃されました。

Fantastic Four being filmed at Durdle Door, UK
byu/cgfry inFantasticFour

ジョセフ・クインさんはイギリスに建築された巨大なセットを抜け出し、ドーセット州のダードル・ドアの浜辺で撮影。

「ドクタ・フー」、「サンドマン」、「ウォンカ」など異世界の撮影にもよく利用されるこの人気観光スポットは、「ファンタスティック・フォー」の映画でどのような場所として登場する事になるのでしょうか。

過去の実写映画ではこのヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームをクリス・エヴァンスさん(MCUのキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース、そして「デッドプール&ウルヴァリン」でジョニーを再演)とマイケル・B・ジョーダンさん(「ブラックパンサー」のキルモンガー)が演じました。

以前のインタビューでそのことについて尋ねられたクインさんは 「まだ彼らと連絡を取っていませんが、連絡を取るべきかもしれません。こうした機会を自分のものとしてとらえることは大切です。彼らは2人とも素晴らしい仕事をしたと思うし、この役が多くの人にどれほど意味のあることか、そして彼らが彼を演じることにどれほど成功したかはよくわかっています。これまでこのゲームをプレイしてきた人たちへの敬意を持ちつつ、自分自身のものにするという意図を持って取り組むことが重要だと思います。とコメントしていました。

本作のジョニーは過去の2シリーズとどのような違いを見せてくれるのでしょうか。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。

【ネタバレ注意】「アガサ・オール・アロング」、ミッドシーズントレーラーの謎の人物が判明か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」のミッドシーズントレーラーが先日公開されました。そこで紹介された謎の人物について、その正体が明らかになったと報じられています。

※これより先は「アガサ・オール・アロング」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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MTTSH 氏によると、謎の人物の正体はエヴァン・ピーターズさんが演じるラルフ・ボーナーとの事で、明日配信のエピソードで登場するとの事。

エヴァン・ピーターズが本作に起用されている事は1年ほど前から報じられていましたが、一体どのような役割を担うのでしょうか。

エヴァン・ピーターズさんは「ワンダヴィジョン」に登場した際、死んだはずのピエトロ・マキシモフとしてウェストビューに登場。しかしそれはFOXの「X-MEN」映画シリーズに登場したピエトロであり、MCUの「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のピエトロとは別人でした。

このピエトロはワンダが作り上げた役ではなくアガサが送り込んだもので、本名はラルフ・ボーナーである事が判明。

ラルフ・ボーナーはFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が、「ワンダヴィジョン」のBlu-rayより明らかになっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wandavision-deleted-scene-missing-witness/”]

ただしこれはあくまで削除されたシーンであり、この設定に関しては継承されているかどうか不明です。

ラルフは大きなトラウマを抱えて登場するとも言われていましたが、「アガサ・オール・アロング」の物語にどのような影響を与えるのか注目です。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2024年10月17日10時 より配信予定です。

「アガサ・オール・アロング」、ジョー・ロックさんが今後の展望について語る─チームのリーダーになりたい

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」で謎の少年ティーンを演じるジョー・ロックさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューに応じ、今後の展望について語りました。

「番組が現実味を帯びてきました」と切り出すジョー・ロックさんは「ビリーは魔女団の脇役として始まりました。しかし今では彼も魔女だとわかり、状況は一変しています。彼には魔女たちに危害を加えるだけの力がある事も証明されました。彼は今や、ウィッチズロードで最も強力な人物です。」と語りました。

「それはグループの力学にどのような変化をもたらし、関係の将来にどのような変化をもたらすのでしょうか?」 と言うジョー・ロックさんは今週配信の6話についてジャック・シェーファーの素晴らしい演技指導とストーリーテリングのおかげで、この番組で最高のエピソードになっています。」とし、ビリーが何故ウィッチズロードに来たのかが明らかになると予告しました。

ワンダ・マキシモフの息子ビリー・マキシモフを演じる事については「グレーゾーンを扱うことについてたくさん話し合いました。5話の終わりには、あの魔女たちに何が起こるのかはわかりませんが、彼は良いことをしていません。それで彼は悪い人間になるのか、彼は良い人間なのか、とたくさん考えました。そして、それが彼の人生における母親のような人物との類似点を引き出します。」

「ワンダは悪い事もしましたが、必ずしも悪人というわけではありません。アガサも疑わしい悪人ですが、それだけではありません。彼が彼女に嘘をついていることはわかっているし、彼がいかに二枚舌であるかという力学を、私たちはたくさん演じています。ファンボーイのティーンとしての外見は、完全に偽物なのか、それとも実際に彼の一部なのか?これが、私が彼を演じる上でとても興味深いと思った点です。」

また、ロックさんはエリザベス・オルセンさんにはまだ会っていないが、スカーレットウィッチの呪文を真似るために彼女のアクションコーチであるジェニファー・ホワイト氏と緊密に協力したと明かしました。

最後にビリーを次にどこに連れて行きたいかという質問に対して、ロックさんは次のように語っています。

「私の理想の世界では、ビリーは次期アベンジャーズのリーダーとなり、マーベルのあらゆる作品に出演することになるでしょう。だが、もっと高い目標もあります。アガサの撮影やマーベルファミリーの一員として最高の経験をしたので、死ぬまでそれを続けていたいですね。でも、誰にも分かりません。私には分からない。誰かが知っているに違いありません。」

ジョー・ロックさんが演じてきたティーンの本性がビリー・マキシモフである事が公式に認められた事で、「アガサ・オール・アロング」はワンダをMCUに戻すための準備を兼ねた番組である事も判明してきました。

もう一人のティーンが「ヴィジョンクエスト」にも登場すると過去に報じられており、それによってワンダ復活の準備が整うと考えられています。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2024年10月17日10時 より配信予定です。

ソース:Agatha All Along‘s Joe Locke can finally talk about Wiccan: ‘The show starts getting real’ (exclusive)

【噂話】「デッドプール&ウルヴァリン」の続編が計画中だという

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の続編について話し合いが行われていると、海外スクーパーが報じました。13億ドルを超える大ヒットを記録した本作は、今月からデジタル販売が開始され、アメリカでのBlu-ray発売も控えています。

MTTSH 氏は「デッドプール&ウルヴァリンの続編についての話し合いが既に行われていると聞いています。」と報告。現時点で開発に入っているとは思えませんが、これだけヒットした映画の続編が制作されるとしても不思議はありません。

「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年公開の映画で2位の興行収入を記録。R指定映画としては歴代1位を記録し、アメリカ国内の興行収入は2012年の「アベンジャーズ」を越えています。

本作のショーン・レヴィ監督は「この作品は今までで一番大変で、全身全霊を込めたものでしたが、それだけ創造的な満足感も得られました」インタビューで回答、完全燃焼したとして、次回作についての意欲は今のところ見せていません。

もしも「デッドプール4」もしくは「デッドプール&ウルヴァリン2」が制作されるとすれば、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でアベンジャーズたちと合流する前に、一度どこかへ寄り道する事になるのでしょうか?

「デッドプール&ウルヴァリン」では言及されていない「レギオン」や「ザ・ギフテッド」等の作品も残されていますが、実現するかどうかは見守る必要がありそうです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」の4k UHD と Blu-ray の米国リリースが 2024年10月22日、日本リリースが 2024年12月11日 に予定されています。