ディズニープラスの新たなドキュメンタリ番組「ボイスライジング:ミュージック・オブ・ワカンダフォーエバー」の配信を発表

ディズニーがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のドキュメンタリ番組「Voices Rising: The Music of Wakanda Forever」をディズニープラスで配信する事を発表し、その予告動画を公開しました。

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MCUの撮影の舞台裏を描くドキュメンタリ番組としてこれまでは「マーベル・スタジオ・アッセンブル」シリーズが配信されてきましたが、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は「アッセンブル」のかわりに新たに「ボイスライジング」となるのか、双方とも準備されているのかは不明です。

番組タイトルや予告を見てもわかるように、今回のドキュメンタリは音楽に焦点を合わせており、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の印象的な音楽の制作舞台裏を垣間見ることが出来るようです。

ドキュメンタリ「ボイスライジング:ミュージック・オブ・ワカンダフォーエバー」は 2023年2月22日 に米国ディズニープラスにて配信、映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2023年2月1日 日米のディズニープラスで同時配信です。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」本格的に撮影開始、追加の復帰キャストも判明

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の撮影が来週から本格的に開始されると、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。あわせてドラマ「ワンダヴィジョン」から戻ってくる追加のキャストについても明らかにしています。

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「アガサ:カヴン・オブ・カオス」はドラマ「ワンダヴィジョン」のエグゼクティブプロデューサー、ヘッドライターを務めたジャック・シェイファーさんが少なくともひとつのエピソードを監督すると以前に報じられていますが、今回THRはシェイファーさんが複数のエピソードを担当すると報じています。

二人目の監督として、以前より Illuminerdi はガンジャ・モンテイロ監督がいくつかのエピソードを担当する事になったとしています。ガンジャ・モンテイロ監督はNetflixのホラードラマ「ブランニュー・チェリーフレーバー」、アダムスファミリーのスピンオフドラマ「ウェンズデー」などでエピソード監督を務めた経験があります。

そしてTHRは今回、三人目の監督としてNetflix「バイオハザード」シリーズなどで知られるレイチェル・ゴールドバーグ監督の参加を報じました。

また、「ワンダヴィジョン」からの再演となる俳優についても報告しており、一覧にすると以下のようになります。

俳優名(敬称略) 本名 ヘックス名 役割/備考
デヴィッド・ペイトン ジョン・コリンズ ハーブ 隣人
デヴィッド・レンゲル フィル・ジョーンズ ハロルド・コプター ヴィジョンの同僚
アシフ・アリ アビラス・タンドン ノーム ヴィジョンの同僚
エイモス・グリック   デニス 配達人
エマ・コールフィールド・フォード サラ・プロクター ドッティ フィルの妻
デブラ・チョ・ルップ シャロン・デイビス ハート夫人 ヴィジョンの上司の妻
ブライアン・ブライトマン     保安官
ケイト・フォーブス エヴァノラ・ハークネス   アガサの母(回想シーン)

かなり数の俳優さんたちが「ワンダヴィジョン」から継続されており、監督も同作から継続されている事で、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」はやはり「ワンダヴィジョン」シーズン2としての側面を含み、少なくともいくつかのエピソードはウエストビューを舞台に展開されていくようです。

他、新規キャストとして、オーブリー・プラザさんやジョー・ロックさんのキャスティング、そしてアリ・アンさんのキャスティングも以前に報道されています。中でもジョー・ロックさんは大人になったワンダの息子ビリー・マキシモフを演じると伝えられています。

主人公アガサ・ハークネスを演じるキャスリン・ハーンさんは2022年10月のインタビューにて「来月から撮影に入る」と明かしていましたが、少し遅れての撮影になりました。

「ワンダヴィジョン」のラストでアガサ・ハークネスはスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフによってウエストビューのアグネスとして演技を強いる魔法をかけられましたが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のワンダのラストの影響で魔法がとけるところから本作が始まっていくのでしょうか。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Agatha: Coven of Chaos’ Sets Directors as Production Readies for Next Week

ダナイ・グリラさんがオコエのスピンオフ作品が進行中である事を番組内で認める

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」等でオコエを演じたダナイ・グリラさんが、The Late Show with Stephen Colbert に出演し、スピンオフ作品の計画について公の場で認めました。

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動画の4分30秒ごろから司会のスティーヴン氏にスピンオフの噂について質問されたダナイ・グリラさんは笑顔で「スティーブン・・・私はこの話題について優しくほのめかしていいと言われました。だから、そっとほのめかしておきます。ただ優しくね。」と回答し、マーベル・スタジオから許可が出ていると明かしました。

オコエのスピンオフ作品については2021年の5月にその計画がある事が報じられましたが、スタジオのトップクリエイターや演者が直接この話題を口にするのはこれが初めてとなります。これは計画がかなり具体的なレベルにまで達している事を示している可能性がありそうです。

オコエは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のラストでマーティン・フリーマンさん演じるエヴェレット・ロスを解放したのが最後の姿になっています。ただし、カットされたというポストクレジットシーンでは、シュリとナキアの浜辺のシーンにはオコエも同席しており、ドーラミラージュに戻ることなく、ミッドナイトエンジェルのアーマーを着て一人旅立つ流れだったようです。

カットされた以上、この部分が今後の物語に繋がるのかは不明ですが、オコエのスピンオフはワカンダ内での物語だけではなく、世界中のあらゆる場所が舞台になる可能性もありそうです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2023年2月1日 にディズニープラスで配信開始です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、新たなプロモアートよりカーンが望む「ある物」が判明か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の新たな予告が先日公開され、本作のヴィランである征服者カーンがアントマンに「ある物を取り返してこい」と話しています。この「ある物」について、今回新たに判明した公式グッズ向けのプロモーションアートがそれを示しているのではないかと話題になっています。

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ネット上に登場したアートは以下のようなもので、カーンの横にはカプセル型の椅子が描かれています。

コミックにおいてカーンの椅子はタイムトラベル装置でもあり、時間やマルチバースを移動するにあたって不可欠な物。現在公開されているどの予告にもこのアートに登場している椅子は見られませんが、イベント会場限定で公開された予告では、征服者カーンがアントマンに取り返してこいと指示するものは「盗まれた」と説明されています。

第1弾トレーラー公開時にはこの「盗まれたある物」はクロノポリスの原動力となっているハート・オブ・フォーエバー(またはフォーエバー・クリスタル)なのではと指摘しましたが、今回のアートでMCUにもカーンの椅子が導入されている可能性が明らかになり、こちらが盗まれている事もありえるかもしれません。

また、第1弾の時にカーンを相手に盗みを働けるキャラクターについてM.O.D.O.K.かあるいはカーンの変異体の可能性を指摘しましたが、それ以外にアントマンの変異体という可能性も選択肢に加えられそうです。

プレスリリースによる「クアントマニア」のあらすじは以下の通りで、コミック通り時間に大きく関わるのも明らかになっています。

「征服者カーンは、MCU史上最大の脅威であり、複数のバージョンの悪役が存在し、それぞれが前作よりも恐ろしい存在となっています。ロキに登場した在り続ける者としても知られる、この新しく危険なバージョンのカーンはゲームを進行中で、手遅れになる前に彼を止めようと、スコット、ホープ、ジャネット、ハンク、キャシーの総力を結集します。時間はカーンの秘密兵器のようで、彼は時間に対する独自の理解を使って、量子領域をはるかに超えた世界を征服するつもりです。」

カーンは「クアントマニア」で何を始め、今後のMCUにどのような影響を与える事になるのでしょうか。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

【噂話】「ワンダヴィジョン」等に登場したダークホールドの作者はコミックとは異なる?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場した魔術書ダークホールドが、原作コミックの起源とは異なると、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。

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記事によると、情報筋からマーベル・スタジオはダークホールドの作者として征服者カーン、あるいはその変異体を作者の一人にしようと計画していると聞いたとの事。そしてこれは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で説明された事や原作コミックでダークホールドが邪神クトーンによって書かれたものを否定するものではないと理論立てているようです。

コミックのダークホールドはアトランティスやレムリア大陸が沈む前、紀元前1万年以上前から人類史に登場している書物ですが、もともとは羊皮紙の巻物にクトーンが書いたものであり、後に人間が書き写して本の形になっています。

MCUではウォンの説明によると邪神クトーンがワンダゴアに石碑という形で刻み、それを誰かが本に書き直しています。その誰かがカーンだという計画が進められているようです。そしてカーンがダークホールドを転写する際に、自分に有利になるように意図的に改ざんしている可能性が考えられるようです。

邪神が予言していたように、スカーレット・ウィッチの魔法は極めて強力であり、「ワンダヴィジョン」でもアガサ・ハークネスが「世界を滅亡させる力がある」と説明しています。しかし、マルチバースを支配したいカーンにとって、世界の滅亡のきっかけとなるスカーレット・ウィッチは最大の障害であるといえます。これを対処するためにカーンがダークホールドを改ざんしていたとすれば、フェーズ4でのワンダ闇落ちに関する一連の流れはカーンの計画どおりであると考えられるようです。

また、記事ではダークホールドに記載されている魔法陣がドラマ「ロキ」のクレジット画面に表示されているものと似ている点を指摘。さらに「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で焦点となったドリームウォークもマルチバースに関する魔法だった事が、ダークホールドにカーンが関与している事を裏付けているのではないかとしています。

原本の部分を書いたのは(ウォンの説明が正しければ)MCU版でも邪神クトーンですが、カーンが目的のためにそれを書き換えていたという流れが検討されているようです。現在のMCUでダークホールドに関するストーリーラインをカーンを中心とするマルチバース・サーガに合流させるためには非常にスムーズですが、しかしこの流れにはひとつ大きな問題点があります。

それは「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも語られたタイムトラベル理論であり、過去を変えても現在は変わらないという事です。ただし「エンドゲーム」でエンシェント・ワンが説明したこともあくまで一つの時間軸での話であり、タイムトラベルとマルチバース移動が組み合わさった時にMCUがどういう解釈を打ち出してくるのかは興味深いポイントです。

TCCが入手したという情報が実際に導入されるのか、ダークホールドに関連深いアガサ・ハークネスを主人公としたドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」で何か新たな事実が判明するかもしれません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:What I Heard: The Author of the Darkhold

キンゴ役クメイル・ナンジアニさんは「エターナルズ2」についてまだ何も知らないと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でキンゴ・スネンを演じたクメイル・ナンジアニさんが、海外メディア TotalFilm とのインタビューで「エターナルズ」を振り返り、続編での再演の可能性について語りました。

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ナンジアニさんは「エターナルズでは、(スター・ウォーズ)より大きな役割を担っていたので、このチームの一員になったような気がしました。ロンドンで5ヶ月間撮影して、最初から最後まで、その家族の一員であるかのように感じられました。」と当時の撮影を振り返りました。

そして「エターナルズの時は、『この映画をやるために人生のすべてを準備してきたんだ』という感じでした。そんな気持ちでした。」と当時の心境も語りました。

そして「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のイースターエッグとしてキンゴが登場していた事から、今後の再演について質問されると、「戻ってきたいとは思っています。でも、それがいつになるのか、ちょっと待っているところなんです。もっと出番があるといいんですけどね。あのキャラクターを演じるのはとても楽しい時間でした。もし彼が一回きりで終わってしまうのなら残念です。でも、それを決めるのは僕じゃありませんよ。」と続編のオファーを待っている状態であると明かしました。

現在、「エターナルズ2」についてマーベル・スタジオやディズニーからの公式発表はありませんが、プロデューサーや俳優、関係者の動きからは続編の計画が少しずつ動き出している事が確認されています。

エターナルズはアベンジャーズ最新映画に合流できるのか、それともフェーズ7以降の主軸となっていくのか、続編のストーリーと同じくそのリリースタイミングにも注目されています。

映画「エターナルズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Kumail Nanjiani says he’s still waiting to hear from Marvel if Eternals 2 is happening

ドン・チードルさんが「アーマーウォーズ」のきっかけが「シークレット・インベージョン」で描かれると再強調する

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」でウォーマシン/ジェームズ・ローズを再演するドン・チードルさんが、海外メディア TotalFilm とのインタビューで、本作が映画「アーマーウォーズ」への導入を描く事を再度強調しました。

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チードルさんは「この作品は本当にどうかしています!それはとても広大で、そして誰もが他人の物語に登場することが出来るようになりました。私はサムのショー『シークレット・インベージョン』に出演しました。『アーマーウォーズ』で何が起こるのか、そのキッカケになる部分がありますよ。」と語りました。

その後、チードルさんは最近のMCUで懸念されている問題点について次のように述べました。

「そう、(MCUは)延々と続いていきます。あまりに薄くなりすぎないことを願っています。ただ単に拡張のために拡張するのではなく、ある程度の品質管理はしています。そして、ストーリーテリングについては明確なアイディアがあり、繰り返し行うごとに何を達成しようとしているのかがわかるようになっています。」

「そして今、彼(ローディ)の感情的な生活、内面的な生活、人間関係、彼の軌道、彼がどこに行きたいのか、彼の課題は何なのかを本当に探求する機会を得ました。もちろん、他のマーベル作品に引けを取らないようにしなければなりません。このキャラクターとMCU全般の神話的な伝承を受け継ぐ必要があります。そして、このキャラクターを作り上げ、立体的な男にすることが目標です。だから、そのことにとても興奮してます。」と両作品の注目ポイントを説明しました。

「シークレット・インベージョン」でローディがある程度の役割を担っているのは間違いないようですが、アーマーを着用する事になるかは分かっていません。

ローディはドン・チードルさんが演じる前、MCUの1作目である「アイアンマン」から登場し、トニー・スタークとの親友関係について描かれて来ました。そのトニーは「アベンジャーズ/エンドゲーム」で命を落とすことになりましたが、ローディがその悲しみに対してどのように対応したのかは描かれていません。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に少しだけ登場しましたが、多くは語られませんでした。

「エンドゲーム」以降、トニーの死に対してピーター・パーカーやハッピー・ホーガンがどのような影響を受けたかはある程度描かれてきましたが、「シークレット・インベージョン」と「アーマーウォーズ」を通じて、ローディに何が起こったかが描かれる事に期待されています。

本作の概要は以下のとおりです。

元軍人で、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の元長官、ニック・フューリー。 アイアンマン、キャプテン・アメリカらをアベンジャーズへと導き、“アベンジャーズの影のリーダー”と言っても過言ではない存在。 そんなMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に欠かせない男が、MCUの壮大な歴史の裏で長年立ち向かってきた、地球外からの“インベージョン(侵略)”の阻止に挑んでいく。 侵略を企てるのは、『キャプテン・マーベル』にも登場した、あらゆる人物に“擬態”する能力のある種族のスクラル人。 これまでも、その厄介な能力で周囲を翻弄してきた彼らが今回も暗躍し、誰が敵で誰が味方なのか全くわからない、マーベル作品としては異色の緊張感あふれるスリラー超大作がついにベールを脱ぐ。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:MCU Secret Invasion Will Set Up New Marvel Movie, Reveals Star

シュリ役レティーシャ・ライトさんは「ブラックパンサー3」の計画が始まっていると考える

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」で主人公のシュリを演じたレティーシャ・ライトさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、続編「ブラックパンサー3」に関する自身の見解を明かしました。

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火曜日に開催されたゴールデングローブ賞のレッドカーペット上で「ブラックパンサー3」に関する質問をされたレティーシャ・ライトさんは「既に作業が始まっていると思います。ただ少し休息が必要ですし、クーグラー監督は再構築のためにラボに戻る必要があります。しばらく時間はかかりますが、みなさんが新作を見るのを本当に楽しみにしています。」と語りました。

Varietyは以前に、マーベル・スタジオが「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督の制作会社であるプロキシミティ・メディアと協力して複数のブラックパンサースピンオフを開発している、と伝えています。監督が「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の正当な続編となるとコメントした「アイアンハート」、そして2021年に発表された最初に確認されたワカンダを舞台にしたスピンオフ作品、さらにオコエが主人公の作品とは別のプロジェクトを含む複数の計画が動いているとしています。

監督は先日の「ブラックパンサー3」に関する質問で、「僕はマルチタスクが得意な人間ではない」とし、1作品ずつ丁寧に制作していく姿勢をみせていました。そのため、映画3作目とスピンオフドラマが最低3作品と、今後ブラックパンサー及びワカンダに関する物語は長期的にゆっくりと展開されていくと考えられます。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2023年2月1日 に米国ディズニープラスで配信開始です。

映画「デッドプール3」、タイトルを巡って不穏な空気に、場外乱闘に発展か

マーベル・スタジオが21世紀FOXのプロジェクトの続編を制作する注目のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の正式タイトルを巡って、ライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんの間に緊張が走っています。

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「デッドプール3」にヒュー・ジャックマンさん演じるウルヴァリンが戻ってくると発表されて間もない2022年10月のインタビューでジャックマンさんはこの作品が「ウルヴァリン10」と呼ばれることに対して好感触を示していました。

その後の様々なインタビューにおいて、ジャックマンさんは「デッドプール3」の事を「ウルヴァリン10」や「ウルヴァリン&デッドプール」と称していました。

これらの事態に対してライアン・レイノルズさんが「ヒューの検討用」と題して動画を投稿。動画内では舌打ちをしながら「ウルヴァリン&デッドプールだって?何の冗談だよ、絶対にお断りだね、チャッピー。」とコメントしました。

これに対してヒュー・ジャックマンさんもすぐに反応し、「ライアン・レイノルズが上を行くなら、僕はさらに上を行きます。」と挑発しました。

ライバル同士であるデッドプールとウルヴァリンを演じる役者二人が喧嘩をするのは役作りの一環とも取れ、過去にも何度もスクリーン外での場外乱闘を行ってファンを楽しませて来ました。

とはいえ、タイトルに関しては実際に多くのファンが気になっている所で、FOXが制作してきた「デッドプール」「デッドプール2」に続いてディズニー映画として「デッドプール3」というタイトルが付けられるかどうか注目されています。ありそうなのは「デッドプール:○○」といったサブタイトルを付与する形ですが、ヒュー・ジャックマンさんが推すタイトルが採用される可能性はあるのでしょうか。

映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。

アダマンチウムはMCUに登場済みだった?「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の公開資料より判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」に、既にアダマンチウムが登場している事が判明しました。毎年2月に開催されるアートディレクターズアワードに先立って、本作のプロダクション・デザイナー、ハナ・ビークラーさんが作成した資料がpdf形式でオンライン公開されました。

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54ページに渡る設定資料の49ページ目、タロカンにあるネイモアの玉座に関する記述によると、玉座に使用されているサメの顎の骨についたそれぞれの歯がアダマンチウムから彫られていると記載されています。

アダマンチウムとは非常に強固な架空の金属ですが、マーベルオリジナルの創造物ではなく、「妖精の女王 (The Faerie Queene)」、「失楽園 (Paradise Lost)」、「ガリヴァー旅行記 (Gulliver’s Travels)」「指輪物語 (The Lord of the Rings)」など様々な作品に登場してきました。

マーベルコミックではアダマンチウムにも様々な種類があります。Marvel.comによると、マーベル・ユニバースに初めて登場したプロト・アダマンチウムは第二次大戦中にキャプテン・アメリカの盾を作る際に偶然精製され、それによって盾が作られています。MCU版のキャップの盾はヴィブラニウム製ですが、コミックではアダマンチウムで作られています。極めて強固な盾でしたが、長いマーベルの歴史の中で5回ほど、インフィニティ・ガントレットなどの人智を超えた力によって破壊されています。

その後はこのプロト・アダマンチウムの再現実験が始まっていきます。そして完成したトゥルー・アダマンチウムあるいはプライマリ・アダマンチウムと呼ばれるタイプが開発され、ウルヴァリンに使用される事になります。FOXの「X-MEN」映画シリーズでも使用されているもので、もっとも有名なアダマンチウムとも言えます。トゥルー・アダマンチウムは神の力や磁力以外での破壊は不可能とされていますが、映画「エターナルズ」にも登場したエボニーブレードはライバル関係のような武器であり、作品の展開によって勝敗がまちまちです。

それ以外にも強度を犠牲に制作コストを下げたセカンダリ・アダマンチウムやアダマンチウム・ベータ、そして様々なマルチバースのアダマンチウムがコミックに登場しています。

今回判明したネイモアの玉座に使用されているアダマンチウムが具体的にどれに当てはまるかは不明です。

MCUへのアダマンチウム導入について、以前は「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」か「サンダーボルツ」で登場する可能性が報じられていました。

コミックと異なりMCUのキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンはワカンダで作られたヴィブラニウム製の盾を持っているため、強力なヴィランの登場によって盾の強化を迫られた際にプロト・アダマンチウムにたどり着く事は考えられそうです。「サンダーボルツ」での導入の噂を考慮にいれるのであれば、これはキャプテン・アメリカではなくレッドガーディアンの盾に適用されるのかもしれません。

今回明らかになった設定が今後生かされていくのか、それともフェードアウトしていくのか、今後の展開には注目となりそうです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2023年2月1日 に米国ディズニープラスで配信開始です。