「インディ・ジョーンズ」ショートラウンド役ジョナサン・キーさんが「ロキ」シーズン2出演について語る

マーベル・スタジオが制作するドラマ「ロキ」シーズン2への参加が明らかになった「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 」(1984年)の俳優ジョナサン・キー・クァン(キー・ホイ・クァン)さんが、ポッドキャスト Happy, Sad, Confused に出演し、トム・ヒドルストンさんとの共演について語りました。

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「ロキ」の撮影現場を思い出しながら語るクァンさんは興奮気味に「まず第一に、僕はトム・ヒドルストンが大好きです。最も親切で、寛大で、そして最も才能のある俳優の一人で、これまで一緒に仕事をする喜びを感じてきました。『ロキ』シーズン2の撮影では、彼やオーウェン・ウィルソン、そしてキャスト全員と素晴らしい時間を過ごすことができました。信じられない事だね。ある日、撮影中に・・・」と話した所で「マーベルとトラブルになる前に、慎重に考えないと」とうっかりネタバレをしないようにクールダウンを挟みました。

そして、「ある特別な撮影の日があったんだけど、トムは『なんてこった、インディ・ジョーンズのショートラウンドと一緒に仕事をしているなんて信じられない』って言ったんだ。彼はとてもキュートで、とても親切で、私はとても興奮して、『信じられない、誰か今のを録画してくれた?誰か録画したって言ってよ!』と言いました。彼は素晴らしい人でした。私たちは大笑いして、撮影を終わらせたくありませんでした。うまく行けば再撮影でまた会えるかもしれません。いつになるかわからないけど、またみんなに会えるのが待ち遠しいですよ。」と続けました。

38年前、「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 」でショートラウンド役のオーディションを受けてから、近年の新型コロナウイルスのパンデミックを経験したクァンさんは2023年公開予定の映画「Everything Everywhere All at Once」が最後の作品になると考えていたそうです。

クァンさんは「『もう次の仕事はないんじゃないか』と、パンデミックのとき、私の頭の中にはそのような恐怖が渦巻いていました。外に出ることもできず、仕事もひとつもありませんでした。そして、ダニエルズとプロデューサーと一緒に『スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、ウォン・カーウァイ、そしてダニエルズ以外は誰も僕を雇いたがらないよ』と冗談を言っていたくらいです。そして『Everything Everywhere All at Once』を終えて、最初にかかってきた電話はケヴィン・ファイギからで、彼はMCUに参加しないかと聞いてくれました。」と「ロキ」シーズン2に参加する事になった経緯を明かしました。

クアンさんは、「ロキ」シーズン1の取り組みを称賛しながら、「アイアンマン」からMCUの大ファンであることを明かしつつ、自分の役がシーズン2以降どうなるかについても言及しました。

「僕は知らないよ。本当に知らないんです。それはケヴィンに聞くしかないでしょう。私が言えるのは、最も素晴らしい時間を過ごせたということと、とても感謝しているということです。僕はマーベル映画のファンで、最初の作品『アイアンマン』までさかのぼります。『ロキ』のシーズン1が公開されたとき、これまでで最もクリエイティブなテレビ番組だと思い、すぐに大ファンになったんだ。だからケヴィン・ファイギからシーズン2への参加の連絡を受けたときは、ああ、嬉しくて飛び上がってしまったよ。」とコメントし、キャスティング・ディレクターであるサラ・ハレー・フィン氏への感謝を述べました。

クァンさんが「ロキ」シーズン2で何を演じるか、公式には発表されていませんが、インサイダーの報告によるとTVAの技術担当B-Oことウロボロスというキャラクターを演じるとの事です。敵か味方も不明ですが、神話のウロボロスが再生や永遠の象徴である事を考えると、マルチバースにおけるクァンさんの役割は重要なようにも予想できます。

ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年夏 ディズニープラスで配信予定です。

マーベル・スタジオのプロデューサーが映画「エターナルズ」後のエロスについて言及

マーベル・スタジオのプロデューサーを務めるネイト・ムーアさんが、海外メディア Deadline の Crew Call Podcast に出演し、映画「エターナルズ」に登場したハリー・スタイルズさん演じるスターフォックス/エロスの今後について言及しました。

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2021年公開の「エターナルズ」のミッドクレジットに登場したエロスは今後の活躍が期待されているキャラクターの一人ですが、2022年に発表されたMCUの今後のスケジュールでは、エロスが再登場する余地が一見無さそうに見えることで、一部のファンは不安視しています。

こういった現状についてムーアさんは「ただの演出として起用したわけではありません。」とした上で、「あのキャラクターにはもっと語られるべき物語があります。」と今後の展望がある事を明かしました。

「エロスはとても魅力的です。彼はサノスと実に興味深いつながりを持っています。彼らは異母兄弟で、同じ父親を共有しています。複雑なキャラクターですが、とても楽しいキャラクターです。そして、ハリー・スタイルズに会ったことがありますが、彼はあなたが望む通りの魅力的な人物だと思います。そして、彼を復活させたら、そのキャラクターがどれだけ良くなるかは無限大だと思っています。」と語りました。

エロスは本質的に宇宙を舞台にするキャラクターである事から、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」へのカメオなどが噂された時期もありましたが、ガーディアンズのジェームズ・ガン監督はこれを否定しています。

また、ムーアさんはエロスについて「彼はコミックでたびたび問題を起こしています。それが原因で私は彼に愛着を持ちすぎているのかもしれません。」と評しました。

コミックでこのキャラクターの生み出したジム・スターリン氏は、彼が「ソシオパス(反社会的、良心欠落者)」で「セクシャルプレデター(性に奔放)」な人物であることから、MCUがこのキャラクターをどう扱うか「見当もつかない」とコメントしていました。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「エロスとピップの冒険は私たちにとってとてもエキサイティングなことなんだ。」と発言しており、彼らのスピンオフ作品の可能性を示唆していますが、今のところそれらの計画が進んでいるというようなリークも耳にすることはありません。

現状でエロスの再登場が期待されるのはやはり「エターナルズ2」であり、こちらに関してはギルガメッシュを演じたマ・ドンソク(ドン・リー)さんの所属事務所の発表により制作計画が現実的になっている事が明らかになっています。また、エロスの仲間ピップを演じたパットン・オズワルトさんはクロエ・ジャオ監督が引き続き担当するとも語っています。

映画「エターナルズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Producer Nate Moore On Pivoting ‘Black Panther’ After Chadwick Boseman’s Death And “More Stories To Be Told” With Harry Styles – Crew Call Podcast

X-MENのMCUデビューに向けてプロデューサーが二人のキャラに注目

マーベル・スタジオが制作を予定しているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」などのプロデューサーを担当したネイト・ムーアさんが、海外メディア DeadlineのCrew Callポッドキャストのインタビューに出演し、今後MCUで語りたい黒人ヒーローについて二人のX-MENの名前を挙げました。

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ムーアさんは「X-MENが帰ってくるのは秘密ではありません。」と前置きした上で「ストームとビショップはフランチャイズで素晴らしいキャラクターのうちの2人で、彼女たちの事であれば一日中アイデアを出す事ができます。」と述べました。

X-MENの名前が出た事で、映画の監督はいるのかと聞かれたムーアさんは、「いやいや、まだ早い、早い、早いんだ、うん。」と時期尚早であると示しました。

また、ブラックパンサーに続く黒人ヒーローとして、ストームやビショップの前に控えているキャラクターについて、「ワンダヴィジョンで紹介されたモニカ・ランボーを演じたテヨナ・パリスが素晴らしい仕事をしているので、夏にはザ・マーベルズで味わえると思います。モニカはコミックで何十年も前から続いている素晴らしいキャラクターなんです。」とコメントしました。

ストームはコミックではブラックパンサー/ティ・チャラと婚姻関係にあった時期があり、息子ももうけていましたが、MCUではティ・チャラが死亡した事になったためにこの設定が反映される事は別のマルチバースでもない限りなさそうです。

なお、FOX制作の「X-MEN」でストームを演じていたハル・ベリーさんは、ストーム再演について強く望んでいる事をアピールしています。

ビショップは2014年の映画「X-MEN:フューチャー&パスト」でオマール・シーさんが演じていましたが、1作のみの登場でした。コミックのビショップは、センチネルにほとんどのミュータントが殺された荒廃した未来の人物。残りわずかなミュータントはプロフェッサーXの意志を継ぎ、X.S.E.(エグゼビア・セキュリティ・エンフォーサーズ)を結成。X.S.E.に入るための学校で出会った学友がヴィランとなり現代へタイムトラベルした事で、それを追ったビショップは現代でX-MENと合流する事になりました。

映画「デッドプール3」や映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での登場はあるのか、そして「X-MEN」本編が始まるときにどうなるのか、大きな期待がかかっています。

ソース:Producer Nate Moore On Pivoting ‘Black Panther’ After Chadwick Boseman’s Death And “More Stories To Be Told” With Harry Styles – Crew Call Podcast

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」プレスリリース情報と新予告から判明した3つの事

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の新たな予告が公開され、同時に海外メディアにはプレスリリースも出されています。そんな中、海外メディア The Direct がデヴィッド・ダスマルチャンさんに関する奇妙な情報を報告しています。

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過去2作及び、アニメ「ホワット・イフ」でデヴィッド・ダスマルチャンさんは主人公アントマン/スコット・ラングの泥棒仲間カートを演じており、劇場用スタンディーに名前が確認された事で再登場すると思われていました。

しかしながらプレスリリースによると、ダスマルチャンさんはVevというキャラクターとしてキャスティングされているようで、泥棒のカートが再登場するわけではないようです。

コミックにも見当たらないというこのヴェブは文字通り未知のキャラクターであり、本作の舞台を考えるとクアンタムレルムの住人のひとりやカートの変異体である可能性がありそうです。

そしてビル・マーレイさんの役についてもプレスリリースでクライラーを演じるという事が正式に判明。こちらは以前から海外メディアが報じていましたが、公式発表となりました。クライラーはコミックに少しだけ登場した事のあるキャラクターという事でバックボーンがほとんどなく、MCU版はオリジナルをあまり気にせずに設計されている可能性があります。

また、予告に登場したM.O.D.O.K.(モードック)は一瞬だけ素顔が表示されており、これが噂どおり1作目でコリー・ストールさんが演じていたヴィランのイエロージャケット/ダレン・クロスであるように見えています。

©MARVEL,Disney

ここはアントマンたちと征服者カーン、そしてモードックが並ぶという奇妙なシーンになっており、この三つ巴はより複雑な事態になっていくと考えられそうです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ソース:Marvel Announces David Dastmalchian’s New Character Name in Ant-Man 3

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の新トレーラーとポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の新たなトレーラーが予告どおり、アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNで放送されたミシガン大学対テキサスクリスチャン大学のフィエスタボウル中に公開されました。

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動画の中にはSDCC2022やD23 Expo 2022の会場で限定公開された映像に登場していたと言うM.O.D.O.K.の姿も確認出来るようになっています。また、アントマンと征服者カーンのバトルシーンの一部が含まれており、不穏な空気に包まれた映像となっています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

「ルーク・ケイジ」主演のマイク・コルターさんが再演についての心境の変化を明かす

Netflix制作のマーベルドラマ「ルーク・ケイジ」で主人公ルーク・ケイジを演じたマイク・コルターさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で同キャラクターを再演する事について現在の心境を語りました。

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インタビュアーからケイジ役復帰は体型を維持しながら考えているのかと質問されたコルターさんは、「合理的な体型を維持しようとしているだけで、ルーク・ケイジ再演のためにやっている事ではありません。それは、この時点でバックミラーの中にあるものの一つでしかないのです。もし連絡が来たら、私のダンスカードは満杯ですが、何かが起これば、最高ですね。いい時間を過ごせました。そのマントや役を他の誰かに任せることができるのは、とても幸せなことです。あのキャラクターはずっと生き続けるんです。ファンはそのキャラクターを何らかの形で一生持ち続けることになるし、僕は彼らのためにその一部であったことを幸せに思っていますよ。」と語りました。

コルターさんは2020年のインタビューでは「再演について考えたことがない」と回答していましたが、2022年のインタビューでは再チャレンジへの意欲を見せていました。しかし、今回のインタビューでは「誰かに任せることは幸せ」と、再び消極的になっている事を明かしています。

Netflixのマーベルドラマからは現在デアデビル(とヴィランのキングピン)がMCUに再登場しており、新たなスタートを始めています。また、ジェシカ・ジョーンズやパニッシャーの再登場の噂も多い中、先日はジェシカ・ジョーンズを演じるクリステン・リッターさんの意味深な投稿も話題になりました。

今回のインタビューはマイク・コルターさんの本心なのか、それとも秘密を守るための演技なのか、ディフェンダーズ俳優の今後には要注目です。

ドラマ「ルーク・ケイジ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Mike Colter Addresses Marvel’s Luke Cage Return: “It’s in the Rear View Mirror” (Exclusive)

【噂話】映画「ファンタスティック・フォー」リード・リチャーズ役にアダム・ドライバーさんの名前が浮上

スター・ウォーズシリーズでカイロ・レン/ベン・ソロを演じたアダム・ドライバーさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」のミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役の候補になっていると、海外スクーパーのグレース・ランドロフ氏が報じました。

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氏は自身のYoutubeチャンネル Beyond the Trailer に投稿した最新の動画の中で、アダム・ドライバーさんがミスター・ファンタスティック役の候補になっている可能性をほのめかしました。

これに加えて海外メディア The Direct も独自調査により、アダム・ドライバーさんが最有力候補になっていると報じています。

同役については様々な噂が報じられており、2022年夏にはベン・バッジリーさんの名前が報じられましたが以降音沙汰はありません。冬には「キャシアン・アンドー」のディエゴ・ルナさんの名前が報じられましたが、直後のインタビューにて今後2年は別の仕事で忙しいとコメントしていました。

The Direct によると、アダム・ドライバーさんは現在「メガロポリス」を撮影中ですがこれは3月に終了予定で、その後のスケジュールは大きく空いているように見えると報告しています。

「ファンタスティック・フォー」のMCU版が制作発表されたのは2020年で、その後ほとんど具体的な情報は出ていません。しかし2022年には映画の公開日が発表され、2025年の2月にリリースされる事が分かっています。逆算すると今年中には撮影に入ると見られており、主役のキャスティングはそろそろ終わってもおかしくない時期になっています。そのため、2023年夏のコミコンあたりでより詳細な発表がある事に期待されています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年2月14日 米国にて劇場公開予定です。

【噂話】「ムーンナイト」、「ミズ・マーベル」の新シーズンが「アベンジャーズ6」の前に設定されていると言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」とドラマ「ミズ・マーベル」のシーズン2が、2026年5月公開予定の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の前に配信される計画があると報じられました。

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Redditのr/MarvelStudiosSpoilersに投稿された新しい「Tales From the Mod Queue」の報告によると、両ドラマのシーズン2が「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の前に来るとの事。ただし「シークレット・ウォーズ」は「ドクター・ストレンジ3」がフェーズ5ないしフェーズ6に新たに割り込むという計画から延期の噂も出ている所であり、正確なリリース日は不明です。

現在、MCUドラマで正式にシーズン2を取得しているのは「ロキ」のみ。「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は「ワンダヴィジョン」の続編の色も見せていますが、主人公もタイトルも違うためシーズン2とは言えそうにありません。

「ムーンナイト」はシーズン1直後からシーズン2に関する公式のほのめかし何度かありましたが、ケヴィン・ファイギ社長による公式発表は今のところありません。モハメド・ディアブ監督は「シーズン2よりも映画化に興味がある」としていましたが、今回の噂が真実であるならば監督には残念ながら引き続きドラマとして制作されるようです。なお、同じく同作の監督を務めたジャスティン・ベンソンさんとアーロン・ムーアヘッドさんのコンビ監督は現在「ロキ」シーズン2に携わっています。

「ミズ・マーベル」もシーズン1の直後からシーズン2への噂が絶えず、監督もシーズン2を示唆していました。ミズ・マーベル/カマラ・カーンは7月公開の映画「ザ・マーベルズ」の主人公のひとりであり、シーズン2はその後の物語になると推測されます。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1、ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ3」、スピンオフ「ストレンジ・アカデミー」の最新の噂、スケジュールも再編か

マーベル・スタジオが映画「ドクター・ストレンジ3」とスピンオフ作品「ストレンジ・アカデミー」の制作計画を始めていることが最新のレポートによって明らかになりました。ベネディクト・カンバーバッチさん演じるドクター・ストレンジの最新作は2022年公開の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で、そのラストシーンからの続きになると見られています。

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海外スクーパーのジェイソン・ケイン氏は「ドクター・ストレンジ3」に関して次のように報告しています。

「スケジュールの移動、2025年はおそらくファンタスティック・フォー、アーマーウォーズ、スパイダーマン4とシャン・チー2になります。マーベルはアベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティの前にドクター・ストレンジ3を急ぐことを決定しました。(1作目の)デリクソン監督が戻ってくる事を望んでいます。」と投稿しました。

続いて「2026年はドクター・ストレンジ3、ザ・カーン・ダイナスティ、エターナルズ2。 彼らは、アバター4を11月まで移動するか、アベンジャーズ:シークレット・ウォーズを1年遅らせて2027年5月に延期するか、12月にすることを検討しています。」と報告しました。

その他、チャールズ・マーフィー氏やBSL氏なども「先程耳にしたばかりの情報」として、ドクター・ストレンジ3の計画が進められている事をつかんでいるようです。


そして、Redditのmodチームは同じ日にドクター・ストレンジのディズニープラス向けスピンオフ作品として「ストレンジ・アカデミー」の実写化計画について報告しています。

同名のコミック「ストレンジ・アカデミー」をベースとして実写化するこのスピンオフはベネディクト・ウォンさん演じるウォンと、ソーチー・ゴメスさん演じるアメリカ・チャベスが登場し、ドラマ「アイアンハート」で紹介される予定の新キャラ、ゼルマ・スタントンも登場予定のようだといいます。

コミックではソーサラー・スプリームであるドクター・ストレンジが若き魔術師育成のための学校を設立し教鞭を取っていく物語ですが、MCU版はウォンがその役割を担っていくようです。また、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の終わりではアメリカ・チャベスが魔法の訓練を始めていたため、生徒役として登場することも理にかなっています。

ちなみにコミックではドクター・ストレンジが校長をつとめ、教師としてゼルマ・スタントマン、エンシェント・ワン、マインドフル・ワン、ドクター・ブードゥーなどが登場。非常勤講師としてアガサ・ハークネス、スカーレット・ウィッチ、ニューミュータンツのマジック、ランナウェイズのニコ・ミノル、ダイモン・ヘルストロームなどが授業を行っています。

生徒は地球人だけでなく、アスガルド人や異次元からの来訪者も多く、ヨトゥンヘイムのフロスト・ジャイアントやゾンビなども授業を受けている他、ワーウルフ・バイ・ナイトにも登場していたマンシングの息子や、ドクター・ストレンジの敵であるドルマムゥの息子なども在学していました。

学園モノのMCU作品となるであろう「ストレンジ・アカデミー」は1話限りのマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションではなく、連ドラ形式を予感させています。

映画もスピンオフも気になる所ですが、まだ公式発表ではなく、あくまで噂レベルのもの。これらの計画が実現する場合は、発表済みのいずれかの作品が延期される可能性が高いのも事実であり、今後の情報には注目です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、新たな未使用アートの公開がファンの落胆を招く

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のアートを担当したトーマス・デュ・クレストさんが、初期バージョンのドクター・ストレンジ2の未使用コンセプトアートを自身のArtStationにて追加公開しました。

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クレストさんは「フラクタルに基づく宇宙を目指した研究の初期。」と題した2枚のアートと、「後のインカージョンワールドのための様々な研究。」と題した3枚のアートを公開しました。

これらのコンセプトアートはクレストさんのInstagramでも共有されていますが、いくらかのファンは実際に公開された映画がこのコンセプトアートよりも劣っていると考え、落胆の色を示してコメントを投稿しています。

「彼らがこの映画にしたことは悲劇です。」「私たちは奪われました。」「別の宇宙で、本当のマルチバース・ドクター・ストレンジの映画があったんだ。」と映画よりも優れているアートが背後にあった事を確認し、「コンセプトアートは見たくないものです。ほとんどの場合、コンセプトアートの方が実際の映画より優れているからです。」「繰り返しになりますが、デリクソンの脚本のコンセプト アートは最終製品よりも優れています。これは疲れます。コンセプト アートはこれ以上見たくありません。これ以上失望する必要はありません。」とアートを見る事で最終的な映画の出来栄えにがっかりすると言った意見も投稿されています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は当初、MCU初のホラー映画として発表されましたが、実際に公開された映画はいくつかの要素は含まれていたものの、ホラー映画としては弱いものでした。

もともとは前作「ドクター・ストレンジ」のスコット・デリクソン監督と脚本のジェイドバートレットさんが続投し制作が進められていましたが途中で降板、以降は映画「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督と、ドラマ「ロキ」のマイケル・ウォルドロンさんが脚本に入り制作される事となりました。

撮影開始の3ヶ月前に新体制となった本作は、当初は元の脚本を少しアレンジして制作される予定でしたが、その後すぐに新型コロナウイルスのパンデミックによる長期の制作中断に入ったことで、脚本を刷新する決断をしたと、ウォルドロンさんは明かしています。

デリクソン版のドクター・ストレンジ2のコンセプトアートがライミ版ドクター・ストレンジ2と大きく違う理由はここにありますが、好みの問題もありますが、幻に終わったデリクソン版を見たかったというファンは少なくないようです。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。