【噂話】映画「ファンタスティック・フォー」のワーキングタイトルが判明か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」のワーキングタイトルが判明したと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。ワーキングタイトルとは制作初期の段階で使用される仮題の事で、物語のヒントになっている場合もあります。

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TCCは5月ごろからワーキングタイトルに関する情報を掴み始め、数ヶ月に及ぶ調査の結果、「ブルームーン」と設定されている事がわかったと報告しています。これは「ファンタスティック・フォー」の何かを意味しているのでしょうか?

月のブルーエリア

マーベルコミックの世界にある地球の月にはブルーエリアと呼ばれる地域が設定されています。

コミックでは、数百万年前、スクラル人がクリー族とコタティ族の 2 つの種族が住む惑星ハラを発見しました。どちらの種族が秘密を共有するのに優れているかをテストするために、スクラル人は地球の月をクリー人とコタティ族のスクラル植民地の実験場として使用しました。クリー人は月のブルーエリアとして知られる地域を建設し、繁栄した都市と大都市を築きました。一方、コタティ族は月の表面で生命を育てることに成功しました。

コタティ族がスクラル人によって優れた種族として選ばれたとき、クリー人は反乱を起こしてスクラル人とコタティ族を殲滅し、その直前にこの地域は放棄されて崩壊し、実質的に廃墟となりました。この出来事は、コミックにおける何世紀にもわたるクリー・スクラル戦争の物語の始まりを告げるものとなっています。


ただし、TCCは「ファンタスティック・フォー」でこの事が取り上げられる可能性は非常に低いだろうと指摘しています。MCUでもクリーとスクラルが長年戦争を続けている事は描かれていますが、数百万年さかのぼってこの戦争を詳細に描いていく計画は現時点でないと考えられています。

コミックでこれらの歴史が描かれる前、このブルーエリアは単なる古代文明の遺跡として「ファンタスティック・フォー」のコミックで紹介され、この時はここにウアトゥ・ザ・ウォッチャーの住処がありました。

ウォッチャーは名前の通り見るだけの存在である事がアニメ「ホワット・イフ」でも描かれ、物語後半ではその誓いを破りましたが、コミックで同様に誓いを破ったのはファンタスティック・フォーにギャラクタスの脅威を伝えた時でした。

ワーキングタイトルは必ずしも意味のある言葉になっているとは限りませんが、意味があると仮定した場合、MCU版の「ファンタスティック・フォー」は噂どおりに宇宙を舞台に月を中心に物語が展開する可能性が高そうです。

その他、チームは過去のヒーローとして登場し、現代にタイムスリップするといった噂や、シルバーサーファーとは異なる女性のヘラルドが登場するといった噂などがあります。

キャストについては不明ですが、10月の監督インタビューではそのうち発表出来ると決定済みである事が示唆されました。また、俳優組合のストライキの状況次第とした上で、2024年春からの撮影スタートを予定していると明かしています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年5月2日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:Exclusive: ‘Fantastic Four’ Working Title and a Cosmic Adventure

※おまけ。以下はMCU作品に使用された判明済みのワーキングタイトルの一覧です。

  • アイアンマン:Diving Bell
  • インクレディブル・ハルク:Hulk 2
  • アイアンマン2:Rasputin, Murphy’s Law and The Adventures of Angus McDonald
  • マイティ・ソー:Manhattan
  • キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー:Frostbite
  • アベンジャーズ:Group Hug and Team Building
  • アイアンマン3:Caged Heat
  • マイティ・ソー/ダーク・ワールド:Thursday Mourning
  • キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー:Freezer Burn
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Full Tilt
  • アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン:After Party
  • アントマン:Big Foot
  • シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:Sputnik
  • ドクター・ストレンジ:Eye See You and Checkmate
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス:Guardians 3000 and Level Up
  • スパイダーマン:ホームカミング:Summer of George
  • マイティ・ソー/バトルロイヤル:Creature Report
  • ブラックパンサー:Motherland
  • アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー:Mary Lou
  • アントマン&ワスプ:Cherry Blue
  • キャプテン・マーベル:Open World
  • アベンジャーズ/エンドゲーム:Mary Lou 2 and Infinity Gauntlet
  • スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム:Fall of George and Bosco
  • ブラックウィドウ:Blue Bayou
  • シャン・チー/テン・リングスの伝説:Steamboat
  • エターナルズ:Sack Lunch
  • スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム:Serenity Now
  • ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス:Stellar Vortex
  • ソー:ラブ&サンダー:The Big Salad
  • ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:Summer Break
  • ザ・マーベルズ:Goat Rodeo
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3:Hot Christmas
  • アントマン&ワンスプ:クアントゥマニア:Dusty Bunny
  • ブレイド:Perfect Imprints
  • ワンダヴィジョン:Big Red
  • ファルコン&ウィンター・ソルジャー:Tag Team
  • ロキ:Architect
  • What if…?:Anything Goes
  • ホークアイ:Anchor Point
  • ミズ・マーベル:Jersey
  • シーハルク:Libra and Clover
  • シークレット・インベージョン:Changeup Productions
  • ムーンナイト:Good Faith
  • エコー:Whole Branzino と Grasshopper
  • アーマーウォーズ:Rigatoni
  • アガサ:カヴン・オブ・カオス:My Pretty
  • ブラックパンサースピンオフドラマ:Golden City
  • ファンタスティック・フォー:Blue Moon

MCUドラマは限定シーズンの制作をやめて複数シーズン計画へと移行していくと言う

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の大幅な作り直しが報じられてから約3週間、海外メディア The Hollywood Reporter は、ディズニーとマーベル・スタジオがキャラクターと物語の発展に十分な滑走路を提供するために、「複数シーズンの連続放送」を念頭に番組を制作することを計画していると報じています。

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THRによると、過去9本のドラマシリーズを展開してきた同スタジオは「ロキ」を除く全ての作品を1シーズン限りのリミテッドシーズンとして開発して来ましたが、今後は複数のシーズンにまたがるマルチプルシーズンとして開発するというプランに移行していくようです。

そこに登場するキャラクターは大きなクロスオーバーイベントのためのセットアップとして存在するのではなく、より時間をかけて視聴者との関係を築いていく狙いがあると言います。

この兆候は年明けからの配信が予定されている「エコー」からも感じられるとし、先日発売された書籍の中で計画の中止がほのめかされていた「ワンダーマン」もこの計画変更に含まれると THR は指摘。

マーベルのストリーミング部門を管轄するブラッド・ウィンダーバウムさんは、「キャラクターが好きだから」、という理由で観るような作品を開発して行きたいとコメント。そうする事で、他のプロジェクトと結びついているとか、彼らが映画に出てくるから予習のために見ておこうとか、アベンジャーズ映画の設定になっているからとか、そういうことを超えて機能するはずだと述べています。

マーベル・スタジオは先日、「シークレット・インベージョン」で顕著に見られた世間の厳しい評価を受けて、現在行われているストライキの影響で制作が中断されていた「デアデビル:ボーン・アゲイン」の大幅な作り直しを決定。

スタジオはこれまでのドラマシリーズの制作にあたって映画と同じ手法での制作アプローチを取っていましたが、今後は長い歴史の中で確立されているテレビドラマの制作手法にのっとって開発を進める方針へと切り替えている事がこれまでに報じられています。

ここ最近、「ムーンナイト」「ミズ・マーベル」「シーハルク」シーズン2の噂を頻繁に耳にしますが、それらも限定シーズンから複数シーズンへの計画変更の一端に含まれるのか、今後の情報にも注目です。

ソース:‘Daredevil’ Hits Reset Button as Marvel Overhauls Its TV Business

ドラマ「ロキ」シーズン2、4話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2023年10月27日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2エピソード4「Heart of the TVA(邦題:TVAの心臓)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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明かされたラヴォーナ・レンスレイヤーの過去

シタデルにて明かされたレンスレイヤーの過去。それは1話でロキが耳にした録音のロングバージョンでした。

レンスレイヤーはマルチバースウォーが起こった際に軍を率いて敵を制圧する殊勲を上げていたことが判明。敵とはすなわち、在り続ける者の変異体とその軍勢であり、ようするにカーンと同等の能力を持つ敵を蹴散らしたのだと考えられます。コミックでもカーンとは戦い合う運命にあったレンスレイヤーですが、MCU版でも戦闘力が高い事は間違いないようです。

在り続ける者はレンスレイヤーに対する敬意と賞賛の言葉を並べていましたが、結局のところ、このすぐ後には裏切りが待ち構えていました。

プロトコル42

レンスレイヤーが先にTVAに戻った後、在り続ける者はミス・ミニッツを呼び出しプロトコル42の実行を指示。敵に勝利した際にレンスレイヤーの記憶を消去する事は最初からの計画のひとつだったようです。

そもそもTVAの職員は連れてこられた変異体が記憶を消去されて仕事をさせられている、という事でしたから、神聖時間軸のオハイオ州フリーモントのルーズヴェルト高校で教師をしているレベッカ・トーミットを基本として、分岐時間軸から連れてこられた変異体のレンスレイヤーが記憶を消されてハンターとして職務にあたり、マルチバースウォーを制した後にこのプロトコルで再度記憶を消されている事に。

少し気になるのはTVAがどのような経緯で設立されたかという事ですが、シーズン1の1話で見たオリエンテーションビデオでは、タイムキーパーが戦争を終わらせた後に再度戦争が起きないようにTVAが仕事をするようになったと説明されています。

一方で今回の記録装置では戦争終結前までには既にTVAが稼働済みであり、少なくとも敵と戦っていました。この時点ではシーズン1でメビウスたちがこなしていたような業務は並行して行われていたのでしょうか?それとも単なる軍隊として、カーンの変異体と戦っていただけなのでしょうか?

プロトコル42はレンスレイヤーだけでなく、この時TVAに所属していたすべての人間の記憶を消去し、シーズン1のオリエンテーションと同様の内容の記憶を上書きしていると考えるのが妥当なところと考えられそうです。

このタイミングで在り続ける者は自分の存在をTVAから消し、タイムキーパーを統治者として仕立て上げてシタデルに引きこもっています。これ以降、ロキが在り続ける者の存在を皆に知らせる時点までTVA職員は在り続ける者の存在すら認識していなかったと考えられますが、シーズン2の1話では在り続ける者の像があった過去のTVAを視聴者は目撃しました。あの過去はレンスレイヤーが軍を指揮し、カーンの変異体たちと戦っていた時期なのかもしれません。

ちなみに、42という数字はマーベルではよく見かける数字のひとつであり、今回のエピソード4シーズン2という部分にもかかっていると考えられます。

コミックの「シビルウォー」ではアイアンマンやミスター・ファンタスティックがプリズン42という刑務所を作ったり、映画「アイアンマン3」の大半で着用されていたのはマーク42であり、「スパイダーマン:スパイダーバース」でマイルズを噛んだクモの検体番号は42で、続編の「アクロス・ザ・スパイダーバース」ではEarth-42が最後に訪れた場所でした。

反乱の始まり

レンスレイヤーは裏切りに対して怒りをあらわにしますが、意外な事にミス・ミニッツは「(在り続ける者は)はじめから必要なかったのかもしれない」とこちらも反旗を翻します。

3話ではレンスレイヤーを切り捨て、ヴィクター・タイムリーを在り続ける者の計画に乗せようと躍起になっていたミス・ミニッツでしたが、AIの自分に芽生えた愛が主人へ届かない事を認めてしまったのか、突然態度を変えることになりました。

ウロボロス

ウロボロスの元に連行されたヴィクター・タイムリーはウロボロスの書いたTVAハンドブックを見て思いついた理論だとし、ウロボロスはタイムリーの研究を見て書いたというタイムパラドックスに。

ウロボロスはこれを「自分の尾を噛む蛇だね」と神話に登場する無限と再生を象徴する蛇ウロボロスに例えます。3話でも指摘しましたが、ヴィクターはウロボロスにとっての自分の尾、同一人物、つまり変異体に当たるという事なのでしょうか?

オートマットルーム

2話で訪れたキーライムパイのオートマットルームでロキは再び過去を振り返る事に。ロキがソーの事を振り返ったことは興味深い展開でしたが、残念な事にシルヴィはあまりリアクションをしませんでした。彼女に姉や兄はいるのでしょうか。

相変わらず意見が一致しないロキとシルヴィ。彼女が「ここを燃やしてやり直す方が簡単」と発言するのはシーズン1でロキが連れてこられた当初に「ここを焼き払ってやる」と言っていた事の繰り返しになっています。

しかしロキは当時と心境が変化しており、作り直すことは難しいと説明しますが、二人のロキはまだまだ衝突を繰り返す事になりそうです。

X-5 ブラッド・ウルフ

ドックス将軍らの囚人部屋に現れたレンスレイヤーは、TVAを取り返すための仲間を募りました。しかしレンスレイヤーには人望がなかったのか、神聖時間軸での人生に未練があるX-5を除いて、誰もついていこうとはしませんでした。

ここは映像こそなかったものの、以前に登場した拷問の箱ギズモによってMCU屈指の凶悪な処刑シーンとなりました。

気になるのはX-5は所詮変異体であり、神聖時間軸にはX-5のベースとなる人物が存在しているはずです。同時期に人生を歩んでいるとしたら、ベースの彼はなかなか大変な人生となることでしょう。

ホットココア

パイの件でシルヴィに猛烈に怒られたあと、オートマットにメビウスの姿はありませんでしたが、結局はココアでブレイクしていたマイペースなメビウス。

ホットココアマシンに興味を示したヴィクター・タイムリーは、ミス・ミニッツによってシステムダウンしている間にマシンを観察。ハンターD-90にココアを勧める優しい一面を見せるなど、それほど邪悪な人物ではない事を示唆します。

1話への回帰

ロキたちがココアマシンの場所に向かうとタイムリーの姿がなく、床にはカップとこぼれたココア、そしてタイムスティックが残されていました。3話でレンスレイヤーをシタデル送りにしたシルヴィもそうでしたが、タイムパッドを取り上げずに転送した事や、ここでブラッドがタイムスティックを放置していった事など、脚本のためのやや強引な展開が続きます。

ロキはそのスティックを拾い上げたあと、各自散開してタイムリーを探す中で過去の自分(背広を着ていないロキ)を目撃し、自身(背広を着ているロキ)がスティックを手にしている事ですべてを理解して過去の自分を剪定し、タイムスリップを解決させました。

システム再起動

1話で意味深だった電話の受話器を警戒しながら取り上げたロキでしたが、それほど意味深でもなく、ウロボロスからの連絡でした。

ミス・ミニッツをシステムから追い出すために再起動するかどうか悩むウロボロスですが、再起動することによってセキュリティもオフになって魔法が使えるようになってしまうリスクがあるとの事。

それを聞いたロキとシルヴィは自身の魔法が有効になるためはやく再起動するように言います。この事によってケイシーが大量に集めていたインフィニティ・ストーンもアクティベートされるのでしょうか?

この疑問については触れられることがなく話は進行し、ミス・ミニッツはシャットダウン。停止間際に「あなたは彼になれない」と気になる言葉を残して消えてしまいました。

3話でのミス・ミニッツの説明では在り続ける者の計画としてタイムリーにTVAハンドブックを渡し、やがてTVAを作り上げるという流れでしたが、ミス・ミニッツの本当の狙いが今後明らかになってくるのでしょうか。

臨界

タイムリーを奪還し、時間織り機の前に集まる一同。防護服を着ようとするロキを制止し、自分が行くというタイムリー。時間オーラが一致したという事実は自分がTVAを作った事の証明であり、自分がこの先にTVAを作るという運命があるのなら無事に戻れるという確証もあったのかもしれません。

しかしながら防護服を着て外に出たタイムリーはあっさりとスパゲティ化してしまいました。「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のリード・リチャーズはワンダにスパゲティ状にされましたが、コミックのカーンはリードの先祖であり、カーンの関係者がスパゲティになるのは2回目とも言えます。

まさかの結末にあっけにとられる一同、視聴者と同じく何が起きたか分からないロキたちが混乱し、光に包まれるショットで4話は終了を迎えます。


「ロキ」シーズン2は神聖時間軸を守るためにロキが奔走していますが、正直な所、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のためにはマルチバースウォーが再び起こる必要があり、時間軸を守れないという結末に向かう必要があります。そうでなければ別作品で再び時間分岐を描く事になるでしょう。

あと2つのエピソードが残されているためロキたちがこのまま消えて終わりというわけがなく、これまでに公開されてきた予告動画にもまだ見ぬシーンがいくつか存在しています。

©MARVEL,Disney

1話で見たタイムスリップ現象が再び起こっているのが分かりますし、これによってスパゲティになる前にどこかの時間に飛んでいる可能性は大いにあるでしょう。

また、疑問として残されているインフィニティ・ストーン、とりわけロキと縁のあるスペース・ストーンでの脱出もわずかな可能性としてあるかもしれません。

©MARVEL,Disney

シルヴィが宙に浮かぶ青い光を見つめるシーンや、シーズン1でよく見た囚人服を着ているロキも気になる所です。

さらにフィーチャレットでは今回の冒頭で登場したシタデルでトム・ヒドルストンさんが何らかの撮影をしていた事が分かっています。

シーズン1の最終話に戻ってシルヴィの在り続ける者の処刑を止め、いったんこの混乱をおさめるという流れも考えられそうですが果たして。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2023年11月3日10時 より配信予定です。

ドラマ「ロキ」シーズン2、3話までの無料サントラ公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2より、3話までに使用されたナタリー・ホルトさん作曲のサウンドトラック全25曲が Spotify にて無料公開されました。Youtube のマーベル公式音楽チャンネルでもそのうちの数曲が公開されています。

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2023年の春にはエミー賞にノミネートされたナタリー・ホルトさんによる「ロキ」シーズン1の48の楽曲全てを収録した3枚組のレコードが米国そのた地域で発売されるほどの人気で、今シーズンでも続投となりました。

シーズン1のサントラに関しては過去の記事をご参照ください。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ロキ」シーズン2エピソード4を経て公式Instagramに異変が発生

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の公式Instagramに異常事態が発生していると話題になっています。シーズン1の頃から様々なプロモーションに参加してきた同アカウントですが、シーズン2のエピソード4終了後に変化が現れたと言います。

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実際にInstagramを覗いてみると、ミス・ミニッツが「アクセスできません」と伝えてくるのみで、過去の投稿はすべて削除されています。

「ロキ」で起きた事はこの世界へも影響を及ぼしているようで、過去の投稿が戻ってくることがあるのかどうかは現時点でわかっていません。

なお、ミス・ミニッツのこのシーンは「ジュラシックパーク」のデニス・ネドリーのワンシーンのオマージュになっています。

「ロキ」シーズン2は残す所あと2話。気になる結末ですが、MCUの今後の作品ラインナップ的に「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のためのマルチバース・ウォーの開幕へと繋がるはずで、そのために今現在「ロキ」で描かれている問題は完全に収拾される事はなく、応急処置に終わるか、あるいはさらなる悪化が予想されます。

ドラマ「ロキ」シーズン2は4話までディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」MCU史上初のショーランナーを獲得─新監督も決定

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の新たな監督が決定した事に加えて、MCU史上初となるショーランナーが起用されたと、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。

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THR によると、「ムーンナイト」で2つのエピソード、「ロキ」シーズン2で2つのエピソードを制作した、ジャスティン・ベンソンさんとアーロン・ムーアヘッドさんのコンビ監督が「ボーン・アゲイン」のいくつかのエピソードを制作するとの事。解雇されたと報じられたヘッドライターのクリス・オードさんとマット・コーマンさんは製作総指揮に入っていると言います。

さらに記事は、本作が「パニッシャー」シーズン2の製作総指揮を務めていたダリオ・スカーダペインさんをMCUドラマシリーズ初のショーランナーとして抜擢したと伝えています。

「シークレット・インベージョン」までのドラマシリーズの質の低下が各方面から指摘されていた中、「エージェント・オブ・シールド」のクリエイターはマーベル・スタジオの制作スタイルの問題として、映画制作のプロがたくさん集まっているがドラマ制作のプロがいない事をやんわりと指摘していました。

ショーランナーとはドラマの全体、1話から最終話までを総合的に見ていく総指揮、統括者のひとりで、エピソードごとに監督が変わる事があるドラマシリーズのまとめ役となる人物。特にドラマ制作の現場では、監督よりも上に置かれる事が多く、重要視されています。

幸いなことに「ロキ」シーズン2は昨今の質の低迷状態から脱しているようですが、この先もドラマシリーズを長く安定させていくためにマーベル・スタジオは独自のやり方ではなく、先人たちのやり方にならってショーランナーを起用するという決定に至ったようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」を機にMCUのドラマシリーズがタイトルどおり生まれ変わっていけるのか注目となります。

ソース:‘Daredevil’ TV Series Lands New Showrunner, Directors (Exclusive)

映画「スパイダーマン:NWH」の新たなアートが公開。彼らが来るのではなく、ストレンジたちが行く計画があった

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のコンセプトアートを担当したフィル・サンダースさんが自身の ArtStation で新たな未公開アートをシェアしました。それらによると、ピーター1やドクター・ストレンジが「スパイダーマン」や「アメイジング・スパイダーマン」の世界を訪れるプランがあったようです。

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よりたくさんの、より精細なアートはサンダースさんの ArtStation でご覧いただくとして、その一部をSNSから引用したのが以下のようなものです。

サンダースさんのコメントは次のとおり。

スパイディとドクター・ストレンジが多元宇宙を追いかける初期のアイデアのひとつは、呪文の源(この初期バージョンでは「ヴィシャンティの書」)をめぐって、旧作品のシーンを通して2人を戦わせるというものでした。私たちは数日間、このアイデアで遊ぶ時間を与えられ、映画のスクリーンショットを使い、スパイディとドクを描き込みました。見慣れたショットを使い、重心と視点をずらして、キャラクターがアクションとはまったく違う方向にいるようにするというアイデアが気に入っています。

公開バージョンの「ノー・ウェイ・ホーム」では魔法の箱マキナ・デ・カダヴスを巡ってストレンジとスパイダーマンが争う場面がありましたが、当初は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で紹介されたヴィシャンティの書を巡って争う中で、サム・ライミ版「スパイダーマン」や「アメイジング・スパイダーマン」の世界へ行く計画があったようです。

新型コロナウイルスのパンデミックの影響で「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開順が入れ替わる事になり、多くの変更を余儀なくされました。

以前には「ノー・ウェイ・ホーム」にアメリカ・チャベスが登場予定だった事も明かされています。

「ノー・ウェイ・ホーム」の公開からもうすぐ2年となりますが、我々の知らないバージョンがまだまだ日の目を見ずに眠っているのかもしれません。

コミック「セントリー」の新シリーズでセントリーが増殖、MCU導入への布石か?

12月発売予定のコミック「セントリー(2023)#1」の公式概要がマーベルのウェブサイトにて公開されました。ジェイソン・ルーさん、ルイージ・ザガリアさんらによって描かれるこの新シリーズでは、亡くなったセントリー/ロバート・”ボブ”・レイノルズの力を受け継ぐものが複数人登場すると言います。

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公式サイトに記載されている概要の日本語訳は以下の通りです。

新しいセントリーは誰になるのでしょうか?セントリーは死亡しましたが、世界中の一般人が突然彼の力を発現し、ボブ・レイノルズの記憶の断片を体験しています。そのうちの 1 人が新しいセントリーとして現れるまで生き延びることができるでしょうか?それとも、新たに顕現した力が彼ら自身を破壊するのでしょうか?ミスティ・ナイトとジェシカ・ジョーンズが答えを求めて出会ったとき、セントリーについてこれまで知っていると思っていたすべてを変える調査が開始されます。

同時に公開されたカバーでは5人のセントリー候補と思しき人物のシルエットが描かれており、その中の3人のコンセプトアートも別に公開されました。

現在制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」ではスティーヴン・ユァンさんがセントリーを演じるのではと報道されており、セントリーのコミック新シリーズのいくつかの設定はMCUに反映されるのかもしれません。

世界中の人たちが力に目覚め始めるというのはインヒューマンズのテリジェンにも似ていますが、今のところ覚醒の条件は分かっていません。また、セントリーの悪の側面であるヴォイドが力に目覚めたあらたなセントリーたちにどのような影響を与えるのかも不明で、それらの疑問はシリーズの進行に沿って明かされていくと考えられます。

コミック「セントリー(2023)#1」は 2023年12月6日 より米国で出版予定です。

ソース:公式

【噂話】【ネタバレ注意】映画「マーベルズ」には驚くべきカメオがあると言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の劇場公開まで2週間を切った中、急遽ポストクレジットシーンの再撮影が行われたと、複数の海外スクーパーが報じています。そしてそこにはとあるサプライズが含まれていると言います。

※これより先は「マーベルズ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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ダニエル・リヒトマン氏によると、ケルシー・グラマーさんが新たなポストクレジットシーンの撮影に参加し、2006年の映画「X-MEN:ファイナルディシジョン」と2014年の映画「X-MEN:フューチャー&パスト」で演じたビースト/ヘンリー・”ハンク”・マッコイ役を再演していると言います。

これは「デッドプール3」でFOXの世界とMCUの世界の融合が始まることの前兆であると氏は報告し、海外ファンは「ロキ」シーズン2の4話で起きてしまった時間織り機の大事故の影響の一端ではないかと考えています。

この融合と表現されている部分が「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で紹介されたインカージョンと同義なのか、異なるのかについては不明です。

以前のポストクレジットシーンのリークとして、ケイト・ビショップが登場してヤングアベンジャーズへの準備が始まると報道がありましたが、別のスクーパーはケイト・ビショップのシーンは残っていると報告している事から、元々準備されていたミッドクレジットシーンが削除され、ビーストとケイト・ビショップのどちらかがミッドクレジットシーン、残る一方がポストクレジットシーンになるのかもしれません。

どちらのリークもテキストのみの内容で収録現場の写真等はないため、ネタバレでありつつも噂の域を出ていない事には注意が必要です。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

【噂話】「デアデビル:ボーン・アゲイン」にジェシカ・ジョーンズ合流計画が再始動か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」にクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズが帰ってくると海外スクーパーが報告しています。ジェシカ・ジョーンズのリターンは過去にも報道されていましたが、後にキャンセルされたと言われていました。

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MTTSH 氏はファンからの質問に回答する形でジェシカ・ジョーンズが「デアデビル:ボーン・アゲイン」に戻ってくる事を報告。

2022年9月、それまで長年噂されてきたジェシカ・ジョーンズの復活がクリステン・リッターさんのスケジュールが確保出来ずにキャンセルされたと報告され、代わりにパニッシャーが登場すると報じられました。

それから約半年後の2023年3月、パニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんがMCUへの復帰を認めました。

これによりジェシカ・ジョーンズの復帰キャンセルも確定だと考えられていましたが、パニッシャー復活の報告の一ヶ月後から始まったストライキによる度重なる延期や「ボーン・アゲイン」の監督、脚本家の解雇によってクリステン・リッターさんのスケジュール競合問題が解消された可能性があります。

2023年の秋のイベントではデアデビル役のチャーリー・コックスさん、キングピン役のヴィンセント・ドノフリオさん、ジェシカ・ジョーンズ役のクリステン・リッターさんがスリーショットを公開していましたが、この合流計画をほのめかしていたのでしょうか?

今回の話が噂通りであれば「ボーン・アゲイン」にはNeflixからのキャラクター復帰がより多くなるわけで、まさに不幸中の幸いと言った形ですが、これが真実となるかどうかは注意深く見ていく必要がありそうです。