映画「ドクター・ストレンジ2」、ベネディクト・カンバーバッチさんが削除されてしまったアイアン・ストレンジについて語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の主演を務めるベネディクト・カンバーバッチさんが、Youtube番組 BBC Radio 1 とのインタビューの中で、これまでのMCUを振り返り、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)に登場するはずだったアイアン・ストレンジについて語りました。

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※動画7分頃から舞台裏写真なども出てくるので、英語がわからなくても楽しめると思います。

インタビュアーから「削除されて腹が立ちました?」と質問されたカンバーバッチさんは「ええ、そうなんです、ちょっとね(笑)二人ともね、あの継ぎ接ぎしたコスチュームをつなぎ合わせるのに長い時間がかかったんです。「アイアン・ストレンジ」や「ドクター・マン」。もう一人(ロバート・ダウニー.jrさんが演じるトニー・スターク)の「ストレンジ・マン」よりも、間違いなく私の方がうまくいったと思っています。あのアウターウェアを着た姿は、とても、とても、とてもかっこいいんです。魔法使いとその技術の組み合わせでどんなことができるのか、見てみたかった。」と語りました。

アイアン・ストレンジは映画の序盤んでニューヨークに来たエボニー・マウたちとアイアンマン、ドクター・ストレンジ、ウォンが戦う中で予想以上に苦戦し、トニーとストレンジが公開バージョンよりもより協力、連携して戦うシーンが撮影されていたとの事。

アイアン・ストレンジについては長らく秘密になっており、「インフィニティ・ウォー」だけでなく「エンドゲーム」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」も公開がすんで2020年の春にその存在が明かされました。これは新型コロナのパンデミックが盛んになり、MCUフェーズ4最初の作品だった「ブラックウィドウ」の延期が決まった頃でもあり、映画が先延ばしになってしまったファンに向けての制作サイドからのプレゼントだったのかもしれません。

MCUでこの先アイアン・ストレンジが再び撮影される可能性は低そうですが、可能性がゼロではないのがMCUの素晴らしい所のひとつ。今後のストレンジの動向にも期待がかかっています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ドラマ「ムーンナイト」、ハルクとシャロンは削除された?監督がクロスオーバーを2つ削除したと明かす

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」に、これまでのMCUとクロスオーバーするシーンが2つあった事が明らかになりました。本作のモハメド・ディアブ監督が海外メディア Variety とのインタビューの中で、クロスオーバーが削除された原因について言及しました。

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クロスオーバーがなかった事について質問されたディアブ監督は、「いつでも自由に配置することができました。一番最初のシーンと一番最後のシーンでは、クロスオーバーがあったということをお伝えしたいです。しかし、ストーリーが進展し、脚本を変え続けていくうちに、”そんなものは必要ない “と思うようになりました。全員です。みんなで決めたことなんです。」と述べました。

そしてその経緯について「私達は考え続けました。ルール的にはMCUとつながるシーンが最後になければならない。でも、彼らは、『サプライズは、それがないことだ。この番組をユニークにするのは、他に何も必要としないことだ』と判断したんだと思います。この番組に対する最高の賛辞は、『これはマーベルの番組とは思えない』と言われることです。『よりドラマチックで、よりダークで、地に足の着いた独立した番組という感じがする』と言われることです。マーベルをもっと身近な存在にすることに成功したような気がします。とても誇らしく、幸せです。」と説明しました。

削除されたという2つのシーンは具体的には明かされていませんが、配信が始まる前にはたしかに2つの噂が報じられていました。

ひとつはハルク/ブルース・バナーの登場。「ムーンナイト」のロケが行われていたブダペストの同じホテル前で、とあるSNSユーザーがムーンナイト役のオスカー・アイザックさんとハルク役のマーク・ラファロさん二人に1時間おきに出会い、ツーショット写真を投稿したという出来事がありました。当時、ブダペストで撮影されていた他のマーベルプロジェクトやマーク・ラファロさんの公開されている出演作がなかった事から、「ムーンナイト」への秘密のカメオ出演である可能性が囁かれていました。

もうひとつはパワーブローカーとなってしまったシャロン・カーターのクロスオーバーの報道が2021年の夏にありました。これに関しては劇中にもその名残があり、3話ではレイラが昔マドリプールにいた事も明かされていました。配信されたバージョンではアントン・モガートがサルコファガスを保管していましたが、このシーンにシャロンも登場していたか、そもそもシャロンから奪うはずだった事が考えられそうです。

監督の明かした2つの削除シーンはこれらの事を指していると考えられそうです。特にマーク・ラファロさんが撮影現場にいた事を考えると、ハルクに関してはおそらく撮影もされていながら最終的にカットされた可能性が高そうです。ボーナス映像として公開される事に期待です。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Moon Knight’ Director Mohamed Diab on the Season Finale, Oscar Isaac’s Return and the MCU’s First Egyptian Superhero

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、当初は2時間40分ほどあったと監督が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のサム・ライミ監督が、海外メディア Collider とのインタビューの中で、本作のポストプロダクションの裏側について語りました。

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ライミ監督は「最初のカットは…実ははっきりと長さを覚えていません。おそらく2時間40分くらいだったと思いますが、再撮影をしながらも徐々に短くなっていきました。素材を取り除いていったんです。それで最終的に2時間5分くらいになったんです。」と当初はかなり長い時間の作品であった事を明かしました。

また、監督は「彼ら(マーベル・スタジオ)は、私と編集者のボブ・ムラウスキーとティア・ノーランにとても協力的でした。彼らはノートを持っていて、提案もしてくれたし、本当にいい会社でした。メモは本当に素晴らしいところから来るんです。スタジオのためにもっとお金を稼ぐということではないんです。『いや、ドクター・ストレンジならこう言うだろう。いや、これは前作のアベンジャーズで起こったことで、これはそれに反している。同じ意見でなければならない』ということです。彼らのノートは、本当に素晴らしいファンと同じ目線から来ているんです。」とスタジオとの共同作業について語りました。

さらにポストプロダクションについて、2000年代前半に制作した「スパイダーマン」と比較しながら「スパイダーマンの頃は、ツールをたくさん作らなければなりませんでした。実際、ジョン・ダイクストラは私に、『サム、我々が話しているような、CGIのスパイダーマンを作るためのツールは存在しないんだ』と言っていました。『でも、今から始めれば、1年半後に必要なときにすぐに使えるように技術を開発できる』と言われたんです。私は、「今まで聞いた中で一番クールな話だ。そうしよう」と思いました。そうしたら、その技術は私たちのために用意されたのです。その頃と比べれば、確かに今はずっと簡単になりましたよ。」と当時の苦労を明かしました。

「CGIキャラクターを作るために設立された会社があります。新しい素晴らしいプログラムを導入しています。パイプラインも敷かれています。だから、最新のツールは、技術的には、例えばZoomのような通信ツールに助けられたと思います。世界中の100人のクルーと同時に会話して、ストーリーボードを共有することができます。ストーリーボードをアップしてもらって何かを説明したり、アート部門にデザインをアップしてもらって、それを撮影監督と一緒に見て、どのように照明を当てるかを話し合ったりできます。また、編集者に部分編集されたシーンの映像を見せてもらい、このインサートはどのショットとショットの間のどこに入るのかを理解することもできます。このツールは非常に便利で、映画制作における新しい大きな進歩です。」と今作の制作の進め方についても語りました。

2時間半を超える長編が増えてきていたMCU映画の中で、事前に明かされていた内容に反して2時間6分という上映時間がどう出るか、不安な声も出ていました。

実際に映画を見てみるとギュギュっとまとめられている感じがあり、ジェットコースターのようなハイスピードな展開の映画となっています。個人的にはワンダの心情変化に対する描写が不足気味でしたが、劇場公開が落ち着いたころの削除シーンの公開やディレクターズカットの配信などに期待したい所です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ソース:Sam Raimi on ‘Doctor Strange in the Multiverse of Madness’ and His Much Longer First Cut

映画「ソー:ラブ&サンダー」、監督は中年の危機を描くという ─ ゴアは史上最高の悪役に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督がAP通信とのインタビューに応じ、本作のテーマやクリスチャン・ベールさん演じるヴィラン、ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーを紹介しました。

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監督は「コーグ、ヴァルキリー、マイティ・ソーが加わったソーの新チームは、素晴らしく、本当に楽しく、奇妙な小さなヒーロー集団です。そして、私が思うに、クリスチャン・ベールというマーベル史上最高の悪役が登場します。ソーは、自分が何者なのか、なぜヒーローなのか、ヒーローであるべきなのか、自分の目的を見つけようとしている。中年の危機と呼べるかもしれないね。」と語りました。

本作のヴィラン、神殺しのゴアは先日公開された第1弾トレーラーには登場しませんでした。しかしオフィシャルグッズなどは既に展開されているためある程度のヴィジュアルは判明しており、ロケ現場での目撃情報などもありました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が公開されたばかりですが、「ソー:ラブ&サンダー」の公開も間近となっており、まもなく公開されるであろう第2弾トレーラーでゴアが紹介されるかもしれません。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

この夏、マーベルいち”ノープラン”なヒーローが帰ってくる!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界―。 アスガルドの王として、そして宇宙を救うヒーローとして、家族や恋人、人類を守るために戦い走り続けてきたソーだが、多くの大切な人を失い、いつしか戦いを恐れるようになっていた。そんな彼が“自分は何者なのか”と我に立ち返り、「ヒーローは卒業だ。」と、ゼロから新たな道を歩むことを決める―。
ハード・ロックスタイルの派手な衣装に身を包み“自分探し”に迷走していたソー。ノープラン&お茶目なソーの、波乱万丈な冒険の予感させるロック・バトル・アドベンチャーが遂に始動!
“愛”と“雷”の力で宇宙を救う!?ノープランな雷神ソーの神バトル開幕!

監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース(ソー)、テッサ・トンプソン(ヴァルキリー)他

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ソース:Movies love a comeback story. This summer, it’s their turn.

映画「ドクター・ストレンジ2」、レイチェル・マクアダムスさんが予告から消えた事に対して言及 ─ 「出演していないのかもしれない」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が公開され、ネタバレの有り無しを問わず各所で話題になっています。そんな中、本作でクリスティーン・パーマーを再演しているレイチェル・マクアダムスさんが、以前に予告から急に削除された事に関して、海外メディア ExtraTV とのインタビューの中で言及しました。

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マクアダムスさんはあの事件を「ミステリー」と称しながら、「あれが何を意味するのか、私にもわかりません。私は消されているのでしょうか?ああ、神様、私はこの映画の中にいるのでしょうか?わからないわ。でも、マルチバースにいるのがどんな人間なのか、秘密にしておきたいでしょうから、そのために削除したのかもしれませんね。」と述べました。

そして本作の秘密性の高さを理解し、自分が出演しているこの作品のファンについて「あの熱狂ぶりが好きなんです。学校に行ってマーベルの授業を受けられるようなものね。私自身や私が出演している映画について少し教えてもらえるかも。クールだわ。かっこいい。」と他作品にはあまり見られない楽しみがある事を明かしました。

さらに、ドクター・ストレンジとクリスティーンの関係性について、「彼らはまだ、愛と友情の着地点、そして1作目からさらに複雑化したこの素晴らしい共有の歴史を理解しているところだと思います。そして、時間と宇宙を超えるような、互いへの深く深い愛を持っていると思うのです。彼のような自我を殺すのは難しいし、殺せたとしても簡単に復活してしまうと思います。それを克服するのは生涯の旅ですから、彼はまだセラピーを受けているのだと思います。」と語りました。

この予告の問題のシーンが実際にはどうなっているのか、ぜひ劇場で確認して欲しいところですが、予告が2バージョンあった事についての真相は不明です。マクアダムスさんのいうように何かを秘密にしておきたかった可能性はありますが、本作はまだアメリカでは公開されていないため、しばらく後に監督などから何かが明かされるかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ソース:‘Doctor Strange’ Star Rachel McAdams on Christine’s Love for Strange and If She Has Powers

ドラマ「ムーンナイト」、マーベル公式によるとレイラのヒーローネームは「スカーレットスカラベ」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のシーズン1最終話の配信が始まり、エジプトを中心に描かれたこの物語にひとまずの決着がつきました。いくつかの謎も残された本作ですが、その中でマーベル公式ウェブサイトがレイラの特集をする中で、彼女が「スカーレットスカラベ」であると記述しています。

※これより先は「ムーンナイト」シーズン1のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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タウエレトの一時的なアバターとして金色のスーツに身を包んだレイラはムーンナイトのピンチに駆けつけましたが、このスーツを着込んだ状態をマーベルは「スカーレットスカラベ」と名付けました。

4話の記事でも説明したように、「スカーレットスカラベ」はコミックに登場したキャラクターでレイラの父親アブドラ・エル=フーリーのもとになったアブドゥル・ファウルというキャラのヴィランネームでした。コミックではヴィランでしたがエジプトを守る戦士であり、見る立場を変えればヒーローとも言えるキャラでした。

監督兼エグゼクティブプロデューサーのモハメド・ディアブさんと、その妻でコンサルティング・プロデューサーを務めるサラ・ゴーヘルさんはメイ・キャラマウィさん演じるスカーレットスカラベのデビューに本当に満足していると言います。

ゴーヘルさんは「私はエジプト人の女の子で、巻き毛です。私の知る限り、何人ものエジプトの女の子がアイロンで髪を焼き、化学的な処理で髪をまっすぐにすることに何年も費やしてきたのです。そのため、巻き毛、ストーリー、強さなど、すべて彼女のキャラクターを表現するために重要なことなのです。」とレイラという役柄について語りました。

そして、「この物語では、彼女が内面的な強さを持ち、マークやスティーヴンとのシーンで、予想もしないような方法で彼女の強さを感じることが絶対に重要でした。」と述べています。

ムーンナイトでエジプシャンヒーローが誕生するというサプライズがあった本作ですが、いくつかの謎も残されたままになっています。シーズン2や別のクロスオーバー作品で再びスカーレットスカラベを見るチャンスはあるかもしれません。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:公式

【ネタバレ注意】映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ミッド&ポストクレジットシーン解説

いよいよ公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」。今回もミッドクレジットシーンとポストクレジットシーンのふたつが用意されており、この記事ではそれらについて触れていきます。

※これより先は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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ミッドクレジットシーン

街を歩くストレンジの背後から彼の名が呼ばれ、振り返ると紫の服の女性が立っていました。

「インカージョンを阻止しないと」という女性が空を引き裂きポータルを作り出すと、そこからみえるのは1作目のダークディメンジョンのような世界。ドクター・ストレンジは第3の目を開くと、恐れること無くポータルに飛び込んでいきます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-wrap-gift/”]

シャーリーズ・セロンさん演じるこの女性はおそらくコミックのクレア。コミックでのクレアは1作目のヴィランのドルマムゥの姪っ子にあたるキャラクター。ドクター・ストレンジと結婚したクレア・ストレンジはストレンジ・アカデミーにて若きヒーローの育成などにも携わっているキャラクターで、現在はドクター・ストレンジの死後にソーサラースプリームを務めている主役キャラクターです。

©MARVEL

「インカージョン」とは本作の中でも説明があったように、ユニバース同士が衝突しあい、片方あるいは双方が崩壊してしまう事。これの阻止が本心からの目的であれば、MCUのクレアもヒーローとしての登場が期待出来そうです。

そして、ドクター・ストレンジの第3の目。シニスター・ストレンジの呪いのようなものにも見えますが、コミックのドクター・ストレンジもたびたび第3の目が開眼します。その理由はアガモットの眼にあるのですが、本作でもたびたびアガモットの眼にフォーカスが当たりつつも、タイムストーンの器としてのアイデンティティを失ったこのネックレスに対して説明はまったくありませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-eye-of-agamotto-theory/”]

シニスター・ストレンジが所持していたコミックと同様のアガモットの眼をくすねてきたか、呪い的な何かなのか、「ドクター・ストレンジ3」にて語られる事になりそうです。

ポストクレジットシーン

物語上は重要ではありませんが、サム・ライミ監督のファンであればやっぱりそう来るか、となる映像です。

物語中盤でも登場したピザ・ボール屋台の店主を演じるのはブルース・キャンベルさん。本作を手掛けたサム・ライミ監督の幼なじみで、サム・ライミ監督のデビュー作「死霊のはらわた」の主演を務めて以降、監督の作品にはカメオ出演し続け、「スパイダーマン」にも登場しています。

映画本編では「3週間ほど続く」と説明された魔法でしたが、どのぐらいで解けたのかは気になる所でした。


ドクター・ストレンジは帰ってくる、という事で3作目か別のクロスオーバー映画にてインカージョンを阻止するのが次の作品の内容になりそうです。

ポストクレジットシーンはMCU的には本当に意味がなく、かなりニッチな需要に対する映像なため、次へのブリッジを期待していたファンにとっては大きな肩透かしになったに違いありません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、パキスタンでMCUディズニープラス史上初の劇場公開へ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」がパキスタンで劇場公開される事が発表されました。ドラマ「ワンダヴィジョン」の配信以降、ディズニープラス限定だったMCUドラマ作品として初めて劇場公開となる事を、本作のシャーミーン・オベイド=チノイ監督が自身のInstagramにて報告しました。

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監督は次のような内容の投稿をしました。

重大発表
エキサイティングなニュースをお伝えします。パキスタンにイードプレゼント! 私たちはミズ・マーベルを国中の映画館で公開します!マーベル・スタジオの「Ms.マーベル」がパキスタンの映画館で公開されることになりました。

ウォルト・ディズニー・カンパニーとマーベル・スタジオから、特別なお知らせがあります。マーベル・スタジオの新しいオリジナル・シリーズ「ミズ・マーベル」が、ライセンシーのHKC Entertainmentを通じて、パキスタンのみで映画館独占公開されることが決定しました。

ディズニーとマーベルは、6つのエピソードからなるこのシリーズを、以下のように3つのパートに分けてパキスタン向けに特別に映画館版を制作する予定です。

エピソード1と2は6月16日に公開予定、エピソード3、4は6月30日、エピソード5、6は7月14日公開予定です。

これは、パキスタン人初のマーベル・スーパーヒーロー、カマラ・カーン(演:イマン・ヴェラーニ役)がMCUに登場することを記念して決定されたものです。また、このシリーズは、カメラの前と後ろの両方に多様なキャストを起用しています。ディズニーとマーベルは、まだDisney+が開始されていないパキスタンのファンがミズ・マーベルと彼女の物語を見る機会を逃さないようにしました。

 

今回は主人公がパキスタン人である事と、そのパキスタンではディズニープラスのサービスが始まっていないことを理由に特別に劇場公開に至ったようです。

MCUのディズニープラスシリーズは今のところ物理メディアでのリリース情報もなく、引き続きディズニープラス限定で展開されていくものと思われます。

本作の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ワールドプレミアイベントで日本のファンに向けてメッセージ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のワールドプレミアイベントが現地時間の5月2日(日本時間3日)にロサンゼルスで開催されました。そのイベント会場で主人公ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさんが日本のMCUファンに向けメッセージを送りました。また、イベントでは数多くのマーベル俳優さんたちが参加しました。

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カンバーバッチさんは「君たちはその他の全世界の人たちよりも、1日早くこの映画を観ることができるんだ。その特典を存分に楽しんでください。でも、観たことを全て秘密にしたままにしておいてほしいんだ。映画を観て気に入ったら、気に入った、好きだという言葉は拡散してほしいけど、どうして好きなのかは言っちゃだめだよ!」とコメントしました。

また、共演のスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフ役エリザベス・オルセンさんは「こういうプレミアってもうずいぶん長い間、私自身は参加していなかったから、すごくいい気分です。こうやって観客やファンの方々と直接おめでとうと言いあえるような経験ができることはとても気持ちがいいことです」と語りました。

※以下はイベントに参加していたマーベル俳優さんたちです。本作に出演されていない方もイベントに参加しておられます。

ドクター・ストレンジ役ベネディクト・カンバーバッチさん

スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフ役エリザベス・オルセンさん

アメリカチャベス役ソーチー・ゴメスさん

ウォン役ベネディクト・ウォンさん

クリスティーン役レイチェル・マクアダムスさん

スプライト役リア・マクヒューさん

ペギー・カーター役ヘイリー・アトウェルさん

マリア・ランボー役ラシャーナ・リンチさん

プロフェッサーX役パトリック・スチュワートさん

本作の公式概要は以下のとおりです。

元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、禁断の魔術によって今とは異なる世界へ通じる扉を開けてしまった。 そこは無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での激戦の後、この謎に満ちたマルチバースの世界からの新たな脅威が人類に迫る中、ストレンジの前に立ちはだかるのは最凶の魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった…。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です

ドラマ「ムーンナイト」、EPが初期の悪役とエコーが登場する予定だった事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のエグゼクティブプロデューサーを務めるジェレミー・スレーターさんがポッドキャスト House of R に出演し、本作の初期段階の計画の一部について語りました。その中で、エコーがコミック通りムーンナイトのロマンスの相手として登場する予定があったことが明かされました。

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番組の中でスレーターさんは計画当初を振り返り、「当時、マーベルがエコーのキャラクターを気に入っていて、彼女を登場させる作品を探しており、私たちのショーの恋愛要素になる予定でした。しかし、エコーはこのショーの中で全く機能しませんでした。マーベルも同じように思っていて、『ホークアイ』のほうがよりフィットするだろうとの結論に至りました。」と述べました。

また、「ブッシュマンは当初メインヴィランになるはずでした。彼は最後までエジプトの神に憑依され、大きなアバターバトルのようなものを繰り広げるつもりでいました。」とメインヴィランが変更された事も明かしました。

初期計画ではコミックの要素が検討されていたようですが、最終的にはそのどちらもが外される事になったようです。

「ムーンナイト」5話配信時点でブッシュマンのその後は分かっておらず、今後レイラの復讐を代理遂行する可能性もありそうです。また、ムーンナイトとエコーの関係についてもドラマ「エコー」やムーンナイトのシーズン2があればそちらなどでクロスオーバーしていくかもしれません。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2022年5月4日16時 より配信予定です。