映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にヒドラが登場していた

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のVFXアーティスト、マイケル・パデューさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、誰も気が付かなかったイースターエッグがある事を紹介しました。

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H.Y.D.R.A.が登場していたのは下の公式クリップにも含まれている、ドクター・ストレンジとアメリカ・チャベスのマルチバースをジャンプするシーン。

白黒で描かれている世界はヒドラが支配する世界との事で、飛行船にはヒドラのロゴマークが刻まれています。

©MARVEL,Disney

H.Y.D.R.A.は映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)で登場した敵組織でMCUのフェーズ1とフェーズ2でヒーローたちを苦しませました。また、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」では7シーズンにわたってコールソンたちS.H.I.E.L.D.とH.Y.D.R.A.との戦いが描かれていました。

本作にはヒドラとしてのキャプテン・アメリカが登場するのではと噂されていた時期もありましたが、この白黒の世界のどこかにキャプテン・ヒドラがいたのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ソース:‘Doctor Strange 2’ VFX Artists on Creating 20 Multiverses in 40 Seconds

映画「ソー:ラブ&サンダー」、タイカ・ワイティティ監督がソーとマイティ・ソーの戦闘スタイルの違いを説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督が、海外メディア Total Film とのインタビューの中で、クリス・ヘムズワースさん演じるソーと、ナタリー・ポートマンさん演じるマイティ・ソー/ジェーン・フォスターの戦闘スタイルの違いについて解説しました。

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予告動画でもマイティ・ソーの戦う姿が少し紹介されていますが、本作のマイティ・ソーについて「彼女はソーに比べてもひけを取りません。つまり、あのコミックを読んだ人なら誰でも、マイティ・ソーが信じられないほどクールだということに同意してくれるはずです。」と語りました。

そして二人の戦い方の違いに関して、「戦闘スタイルはソーのスタイルとは完全に異なります。キャストの強みを生かして演技してもらう必要があります。ナタリーはダンスやバレエの経験があるので、戦うときにダンスのような感覚になるんです。とても正確でスムーズ。クリスとは違った意味でクールですね、彼はガチの力技なので。」と説明しました。

クリス・ヘムズワースさん演じるソーはこれまでもその見た目通りのパワフルな戦い方をしてきましたが、ナタリー・ポートマンさん演じるマイティ・ソーは予告でもアクロバティックな動きを見せている他、修復したと思われるムジョルニアを再び砕いてショットガンの用に飛ばすといったトリッキーな技も見せています。

映画本編ではさらなる違いが見られることに期待です。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ソース:Thor 4 Director Reveals How Natalie Portman’s Fighting Style Differs From Chris Hemsworth’s

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、サヴェッジランドはケヴィン・ファイギ社長のアイデアだった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のVFXアートを担当したアレクシス・ウェイスブロットさんが、海外メディア Variety とのインタビューに応じ、本作の2つのイースターエッグがケヴィン・ファイギ社長の発案によるものだった事を明かしました。

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ウェイスブロットさんは「一つはインカ帝国の像の世界で、ケヴィン・ファイギが『リビング・トリビューナルを置くのに最適な世界だ』というので映画に入れました。ジャングルを提案した時は、ケヴィン・ファイギが『サヴェッジランドにしたらクールかもしれない』と言ったんです。マーベル・ユニバースに存在する世界なので、恐竜を追加する必要がありました。モデリング、テクスチャ、レンダリング、2秒間の恐竜のアニメーションをしなければならず、コスパは良くありませんでした。」と述べました。

サヴェッジランドはコミックにおいてマグニートーの本拠地、X-MENの訓練場でもあり、このイースターエッグは映画本編だけでなく第2弾予告でも登場していました。プロフェッサーXが登場している事やマグニートーの計画があったことなども合わせて、本来はもっと意味のあるイースターエッグになっていたのかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-savage-land/”]

また、リビングトリビューナルのイースターエッグも公開直前のTVCM映像で公開されており、その時点で話題になっているものでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-living-tribunal-easter-egg/”]

彼はドラマ「ロキ」や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」だけでなく、「ソー:ラブ&サンダー」の予告にも登場しており、その存在をアピールしています。この先のMCUで石像ではなく本物が登場する事があるのか、気になる所です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-love-and-thunder-2nd-trailer-easter-eggs/”]

今回はイースターエッグ止まりに終わったサヴェッジランドですが、FOXの「X-MEN」シリーズでも描かれた事はなく、たった2秒ではありましたが初の実写化となりました。

コミックではX-MENと縁のあるロケーションになっている他、ワカンダと並ぶヴィブラニウムの産地でもありマーベル・ユニバース全体にとっても重要な場所。今後もっとサヴェッジランドに焦点があたる事が期待されています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ソース:‘Doctor Strange 2’ VFX Artists on Creating 20 Multiverses in 40 Seconds

ドラマ「ミズ・マーベル」1話、2話の批評家レビューが解禁

来月8日から配信スタートとなるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の批評家レビューが解禁されました。批評家と一般視聴者の感想は往々にして異なるものですが、「ミズ・マーベル」は彼らにどんな印象を与えたのでしょうか。

※これより先は「ミズ・マーベル」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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Murphy’s MultiverseのCharles Murphy氏

ミズ・マーベルのパイロット版は、良い意味で私を驚かせました。MCUでは、コミックのページに命を吹き込むことに限りなく近づいているのです。独創的で、明るくて、とても楽しい。私が強く感じたのは、10代の子どもたちはこの番組に夢中になるだろうということです。私の子供たちもそうなると思います。

Murphy’s MultiverseのMary Maerz氏

ミズ・マーベルの最初の2つのエピソードを見ました。期待してなかったけど、今のところ素晴らしいです。ザ・マーベルズについて初めて興奮した作品です。イマン・ヴェラーニはカマラ・カーン役で完璧だし、彼女のオリジン/パワーの変更についても今は楽観的な気分です。

CineXpress の Fico Cangiano氏

イマン・ヴェラーニが演じる若き日のカマラ・カーン、別名「ミス・マーベル」は素晴らしい。最初の2つのエピソードは、彼女の想像力豊かな10代の青春ストーリーを楽しく、ウィットに富み、カラフルに紹介している。スタイルとトーンは、「Mitchells Vs. The Machines(邦題:ミッチェル家とマシンの反乱)」を思い出させる。今のところ、とてもいい感じです。続きが楽しみです。

ColliderのMaggie Lovitt氏

ミズ・マーベルの最初の2つのエピソードを見たよ!このシリーズは、巧みな編集、スマートな会話、そして10代の悩みに満ちており、これまでのシリーズとは一線を画す軽快な作品に仕上がっています。まだ自分たちが何者なのかよく分かっていないが、すぐに分かってくれることを期待している。イマン・ヴェラーニが素晴らしい。

Comicbook.comのJenna Anderson氏

ミズ・マーベルの最初の2つのエピソードはとても素晴らしいです。コミックのカマラの世界を完璧に再現しつつ、これまでで最高の構成のMCUテレビ番組だと感じています。美学とMCUとのつながりが支配的で、キャストも信じられないほど魅力的です。早く続きが見たいです。

The Middle GeeksのSwara Salih氏

イマン・ヴェラーニはカマラ・カーン役で素晴らしい。彼女は、私たちがカマラを愛してやまない、快活さ、情熱、不器用さのすべてをもたらしてくれます。彼女はベストを尽くし、常に忍耐強い。イマンは、MCUやそれ以外の分野でも優れた将来を約束されるでしょう。
ミズ・マーベルの描くイスラム教は、正直言って賛否両論です。共鳴する素敵な瞬間がある一方で、カマラのイスラム教コミュニティが保守的すぎて “足かせ “になっているという指摘もある。外的な社会問題を扱うのではなく、少なくとも今のところは内的なものばかりです。

Wellesley TimesのMaryam Ahmad氏

これまでのところ、このシリーズは、カマラと彼女のコミュニティの規範との大きな対立を設定しているようです。しかし、それは「イスラムの女の子はただルールから解放されたいだけ」ということに近すぎて、私の好みではありません。シリーズが進むにつれて、そこにもっとニュアンスを持たせてほしいのですが…。全体的には、好きです! また、私自身や私の姉妹のような子供たちにとって、ミズ・マーベルがスクリーンで見られることはとても楽しみです。彼女の姿に自分自身を重ね合わせ、他の人が自分自身を重ね合わせることができるような物語を書きたいと思ったからです。今、私は彼女について書くことができるのです!

Comic Book ResourcesのAshley Saunders氏

ミズ・マーベルは、私が欲しかったもの全てです。カマラ役のイマンは完璧。2つのエピソードが終わった後、次に何が起こるか楽しみでなりません。パワーの変化を心配する声もありますが、彼女の人間性、ヒーローとしての本質をとらえています。現実でもアベンジャーズ・コンを開催してもらえないだろうか?

Radio Times Sci-Fi & FantasyのHuw Fullerton氏

今週、ミズ・マーベルの最初の2つのエピソードを見たが、素晴らしい作品だと思った。アベンジャーズファンのふざけた話はあまり好きではなかったが、それを乗り越えるととても魅力的な作品だ。もっと見るのが楽しみだ(エピ2が特に良かった)。


全体的に評判がよく、特に主演のイマン・ヴェラーニさんへの賛辞が多いように感じられます。宗教描写に関してやや批判的な意見も見られますが、無宗教派の多い日本人が見る分にはまた印象が異なってくるのでしょうか。

「ミズ・マーベル」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、原案との違いや変更の経緯について脚本家が解説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は監督と脚本家の降板により、発表当初とは大きく計画が異なる作品でした。本作の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんは、海外メディア Den of Geek とのインタビューの中で、脚本変更の経緯や元の脚本について語りました。

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本作は1作目のスコット・デリクソン監督と脚本のジェイドバートレットさんが続投し制作が進められていましたが途中で降板、以降は映画「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督と、ドラマ「ロキ」のマイケル・ウォルドロンさんが脚本に入り制作される事となりました。

ウォルドロンさんは元の脚本のヴィランがワンダではなかった事を明かしつつ、次のように述べています。

当初は様々なものがありました。昔はナイトメアとかの話もあったと報道されていたと思います。でも、僕が参加したときは、既にマルチバースの話でした。だから、マルチバース的な敵が誰なのか、いつも考えていました。

続いてウォルドロンさんは当初ジェイド・バートレットさんから引き継いだ脚本が現在のものへと変更された経緯について説明しました。

2020年の2月に私が参加したとき、サム(監督)と私はスコット(前監督)とジェイド・バートレットが手がけたストーリーを受け継ぎました。そこには本当にクールなアイデアがたくさん詰まっていて、当初は5月の映画撮影に間に合うように、そのストーリーをアレンジして自分たちのバージョンを考えようと思っていました。しかし、その1ヵ月後に新型コロナウイルスのパンデミックに入り、映画の公開が延期されたため、私たちは映画の脚本をやり直し、自分たちの映画を再検討する機会を得ました。

その後さらに、MCUの公開順が「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と入れ替わったため、「ドクター・ストレンジ2」がドクター・ストレンジとマルチバースとの最初の出会いではなくなってしまい、大きな変更を余儀なくされたと言います。

スティーブンはすでにマルチバースを実際に経験している前提になってしまいました。いわば、これは彼の最初のロデオではないのです。そうすると、この件に対するアプローチの仕方も変わってきますよね。彼はその危険性をより理解しているのです。

さらに「ノー・ウェイ・ホーム」との公開順が入れ替わった事はソーチー・ゴメスさん演じるアメリカ・チャベスとの関係にも影響を与えた事を認めました。彼女は公開済みの初期アートからも判明しているように、もともとはスパイダーマン作品でデビューする予定でした。

ドクター・ストレンジはちょうどこの前に子供たち(ピーターやネッド、MJたち)と一緒に冒険をしていたので、それがアメリカチャベスとの接し方に一番大きな影響を与えたかもしれません。ティーンエイジャーとの関わり方に関しても、未知の存在ではありませんでした。

ウォルドロンさんの話によれば脚本の変更はパンデミックによるスケジュール変更が大きな要因という事で、最終的にはナイトメアの登場も見送られ、現在公開されているバージョンへと落ち着いたとの事。

ナイトメアはマーベルで最も危険な悪魔の一人でしたが、公開延期が決定し、また公開順が変更された事も加えて脚本が再考され、より多くのマルチバース的プロットが利用可能であることから、かなり早い段階でそのアイデアを断念したようです。

本作では夢は別のユニバースの自分の経験の断片である事が説明されましたが、本作のマルチバース上で起きたイベントの数々はもともとはナイトメアの夢の世界でのイベントだったのでしょうか。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ソース:Doctor Strange 2: How the Villain Changed During Rewrites

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、Blu-ray米国発売は7月26日の一報にファンは疑問視

現在、劇場公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のBlu-rayや4kUHDの米国発売が、2022年7月26日になると報じられています。Youtubeチャンネル Movie Extras Videos が投稿したCM動画によって確認されたものですが、動画によると配信日は以前に報じられた6月22日になっており、情報の信憑性についてファンは議論しています。

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配信開始日となっている6月22日は以前にディズニープラスドイツが公開して即削除した日付と一致していますが、これは情報のフライングではなく古い情報を誤って掲載しているとの見方が強くなっています。

ディズニーは2021年夏ごろから新型コロナウイルスのパンデミック対策として映画の45日間限定公開の施策を行っています。「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が5月の1週目に公開され、6月22日というのはそこから7週間後になっており、このルールには適合しているかのように見えます。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」や映画「エターナルズ」も45日間の独占劇場公開ルールで公開されましたが、ディズニープラスデビューは劇場公開から10週間後の事でした。

Blu-rayに関しては「シャン・チー/テン・リングスの伝説」が公開から約3ヶ月後、「エターナルズ」が4ヶ月後となっており、ソニーからリリースされた「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を除いたMCUの過去2作品の例から予測される「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のBlu-ray発売日は8月か9月あたりだと見られていました。

各国のコロナ対策が緩和傾向にある中で、リリースが早まるというのは逆行しているようにも感じる所。本作の前に公開された「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に関してソニーは劇場公開を延長していた事もあり、今回あった本作の配信日、発売日の情報について一部のファンは疑問視しています。

7月発売も8月発売も大差なしと考えるファンもいますが、シャン・チーやエターナルズのディスクの発売日が公式に発表されたのは劇場公開から約30日~40日ごろでした。そのため来月6月には「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のBlu-ray発売日が公式にアナウンスされると期待されています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ムーンナイトの裏側」が日本でも配信開始

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の裏側をお届けするドキュメンタリ番組「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ムーンナイトの裏側」が米国と同じくディズニープラスに追加されました。

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今回もアッセンブルのカテゴリには加えられておらず、単独番組としてサイレント追加されています。記事執筆時点では米国でもポスターなどは公開されていません。

※5月27日 ポスター公開につき追記しました。

ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ムーンナイトの裏側」はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の削除シーンの撮影風景が流出

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の劇場公開バージョンに使用されなかったシーンの撮影風景の動画がSNS上で公開されました。公開された動画によると、リントラにはもっと出番があった事を伺わせています。

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動画はワンダゴア山に登ろうとするリントラ(VFXスーツを着た人)とカマータージの魔術師数名が映されています。

予告にも登場していたリントラはコミックではアメリカ・チャベスと同様に次元を越える能力を持ち、ドクター・ストレンジの弟子として浮遊マントを受け継いだこともあるキャラクター。

©MARVEL,Disney

その設定から来る期待とは裏腹に、本作ではほとんど出番がありませんでした。いなくても映画が成立するぐらいのシーンしかなく、何の説明もなく一人だけ異形の姿がいることに戸惑った観客もいるかもしれません。

今回の動画によってリントラにはもっと描かれるはずだったシーンがある事が判明しましたが、このシーンの先にはよくない結末が待ち構えているようにも思えるため、シーンがまるごと削除された事は結果的にキャラクターの未来のためには良かったのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」の新ポスターがレディ・シフのリターンを確認

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のセカンドトレーラーが本日公開され、同時に公開された新たなポスターからレディ・シフを演じてきたジェイミー・アレクサンダーさんの名前が掲載されている事が確認されました。

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©MARVEL,Disney

シフの復帰はジェイミー・アレクサンダーさんが以前にInstagramでほのめかしていた事もあり、ある程度想定されていたことですが、今回公式に認められる形となりました。

シフはドラマ「ロキ」でも少しだけ登場しましたが、時系列上最後のシフは映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の2014年となっています。その後ドラマ「エージェント・オブ・シールド」にてコールソンと事件解決にあたっていた事もありますが、気になる方はディズニープラスでご視聴ください。

復帰は確認されたものの、トレーラーではまだ姿を見せていないシフ。彼女はこれまでどこで何をし、本作ではどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」セカンドトレーラーのチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の第2弾予告が公開され、待望のヴィランの姿も公式に確認されました。今回は2分少しのこのトレーラーからチェックしておくべき気になるポイントをピックアップして、予想や考察をお届けします。

※これより先は「ソー:ラブ&サンダー」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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3、4年ぶり?

ソーとジェーン・フォスターの再会シーンを思わせる箇所では「3、4年ぶり?」と聞くジェーンに対してソーが「8年7ヶ月と6日だ」と応えています。

©MARVEL,Disney

二人が再会するのは2013年11月8日米国公開の「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」以来であり、「ラブ&サンダー」の2022年7月8日との日数差3164日(8年8ヶ月)となっています。「ダーク・ワールド」の作中で明確にされていないものの何日かは経過しているため、わりと妥当な数字であると考えられます。

また、ジェーンとの時間感覚に5年の差があるのは、ジェーンがサノスの指パッチンによって消えていた事を示唆している可能性が高そうです。

オールブラック

次に映される剣はコミックのゴアが愛用しているオールブラックでしょうか。

©MARVEL,Disney

ネクロソードのオールブラックは元々ゴアのものではなく、シンビオートの神たるヌルが作り出したものでした。斬首したセレスティアルズの頭を鍛冶場として鍛え上げた最初のシンビオートで作られた剣でしたが、ヌルは神々との戦いの中でオールブラックを失い、ゴアがこの剣と出会いました。コミックではその後またヌルの手に戻っています。

シンビオートで構成されているためオールブラックは意思を持ち、再生能力、形状変化などヴェノムやカーネイジと同様あるいはそれ以上の能力を有した武器となっています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」公開以前は権利関係によりオールブラックが登場しない可能性が高かったのですが、「ノー・ウェイ・ホーム」でMCUのアース616にシンビオートが持ち込まれたため、登場は可能になったと考えられています。

ゴア・ザ・ゴッドブッチャー

クリスチャン・ベールさん演じるゴア・ザ・ゴッドブッチャー(神殺しのゴア)の映像が初公開、本作のメインヴィランとされています。

©MARVEL,Disney

ゴアの後ろに蠢く触手はオールブラックの項目でもお話したようにシンビオートである可能性は高そうですが、今のところ「ラブ&サンダー」の公式概要にシンビオートという単語は登場していません。

ヴァルキリーの新武器

ヴァルキリーが前作のドラゴンファングとは違う光り輝く新武器を振るっています。

©MARVEL,Disney

ところがよく見るとこれはゼウスが手にしていた雷であり、これをヴァルキリーが持っていることはゼウスの悲しい結末を示唆している可能性があるかもしれません。ゴアと戦うために借りていったという穏便な展開で済む事を願うばかりです。

「ソー:ラブ&サンダー」1stトレーラーより©MARVEL,Disney

ウォッチャーやその他のイースターエッグ

マイティ・ソー/ジェーン・フォスターが雷を喚んでいる神殿のような場所にはいくつかの像が並んでおり、その中のひとつはアニメ「ホワット・イフ」などでおなじみのウォッチャーがあります。

©MARVEL,Disney

その他に「ロキ」や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でもイースターエッグ的に登場していたリビング・トリビューナル、サノスの恋愛対象でありデッドプールの恋人でもあるデス、マルチバースの空間を司るインフィニティ、そしてコミックのインフィニティ・ウォーでサノスの計画をキャプテン・マーベルに忠告しに現れた時間を司るコズミックエンティティのイーオンが映されています(画像左からデス、イーオン、インフィニティ、ウォッチャー、リビング・トリビューナル)。像の配置のバランスから言って、ウォッチャーの奥、インフィニティの正面にもうひとつ像がある気がする所で、インフィニティの対となる存在のエターニティの像が置かれているかもしれません。

セレスティアルズと同様かそれ以上に高次元の存在である彼らの像が立ち並ぶこの場所が何なのか、単なるコミックファンに向けたイースターエッグにすぎないのか、映画館では要注目です。

雷神ゼウス

今作ではおなじみのソーの他に唯一無二の雷神となったジェーン・フォスターが登場しますが、それだけではありません。ファーストトレーラーでも後ろ姿のみ登場していましたが、ラッセル・クロウさん演じるギリシャ神話の雷神ゼウスが登場します。

©MARVEL,Disney

ゼウスを取り巻く女神たちは妻のヘラやデメテル、メティスたちなのかそれとも娘のアテナやアルテミスたちなのか気になる所です。ゼウスや彼女たちの何人かはゴアの犠牲者となってしまうのでしょうか?

心も吹っ飛ぶ

予告公開の前日、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんは自身のInstagramに動画を投稿しています。

動画では「ソー:ラブ&サンダーの公式予告編が明日公開されます。見逃さないで、言葉と愛を広めて!この予告編はあなたの心を吹き飛ばします!!」と語っていましたが、心と同時にソーの衣装も吹き飛ぶというオチが用意されていました。

©MARVEL,Disney

MCUでモザイク処理が使われるのは二度目であり、前回は2013年公開の「マイティー・ソー:ダーク・ワールド」にてソーの友人でもあるエリック・セルヴィグ博士がストーンヘンジにて全裸で走り回るニュース映像の中でモザイクが使用されました。

しかし注目すべきはモザイクではなく、ソーの背中になっています。

©MARVEL,Disney

背中には弟ロキの象徴的な角とR.I.P. LOKIのタトゥーが施されており、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でのロキの死を文字通り背負っているようです。トム・ヒドルストンさんは本作への出演を否定していますが、この先のMCU作品で兄弟が再会する事はあるのでしょうか。


「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。