映画「ソー:ラブ&サンダー」、TikTok向け広告がジェーンの衰弱姿を明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」で新たな雷神マイティ・ソーとなるジェーン・フォスターの衰弱した姿が明らかになりました。これはTikTok向けに配信されている広告として流れている本作の予告動画で、コミックのジェーンが乳がんを患っている事を表現していると考えられます。

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今回の広告で明らかになったジェーンは特に目元に病気の兆候が見られ、以前にジェーンを演じるナタリー・ポートマンさんが明かしていたように、原作同様に癌を患っている事を示唆しているようです。

コミックの場合、ムジョルニアを手にすることによって病に対する抵抗を獲得するため、マイティ・ソーになっている間は癌が進行しませんが、ジェーンに戻る際には化学療法もリセットされてしまっている事で結果的に癌が進行してしまう問題を抱えながら戦っていました。

これらを実写化するにあたって、ブルース・バナーやシュリなど生物学分野の超天才が多いMCUの中で説得力を持たせるためには、癌の原因を宇宙由来のものにする必要があるかもしれません。

ひとつには「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でのエーテルの影響が残っているという線は考えられそうです。

もうひとつはサノスに消されていた事による影響です。「アベンジャーズ/エンドゲーム」の公式に公開されている脚本からもジェーンがサノスに消されていた設定が以前から用意されており、「ラブ&サンダー」の2ndトレーラー内でのやり取りからもその設定が維持されていることが分かっています。

ただし、サノスの指パッチンからのリターンはこれまでに何度が描かれましたが、戻ってきた人が病気を患っていたという描写は特にない為、新たな理由付けでもない限りはエーテルによる影響と考えるほうがスムーズかもしれません。

海外メディア The Direct によるとディズニーのD23マガジン最新号でナタリー・ポートマンさんは「ジェーンはひそかにひどい苦難に苦しんでいる」と述べ、「ムジョルニアを振るう限り、彼女は隠すことができる」と述べており、2年前のインタビューどおり原作の癌設定の脚本は維持されていると考えられます。

1stトレーラーではピーター・クイルがソーに「愛する人の目を見つめろ」と語っていますが、クイルも愛する母親を(父親が埋め込んだ)癌でなくしており、そんなクイルからのアドバイスなのかもしれません。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、1話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2022年6月8日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1エピソード1「Generation Why(邦題:ジェネレーション・ホワイ)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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ロゴ

お馴染みマーベル・スタジオのロゴはマイナーアップデートされ、はやくも「ムーンナイト」が挿入されています。

©MARVEL,Disney

音楽は予告動画でも使用されていたThe Weeknd の「Blinding Lights」が流れ、「長く一人で過ごしている」「罪深い街は冷たくて空っぽ」と表現しつつも、「目がくらむ光」「こんな風になったら、信じられるのはあなただけ」と歌われており、親や同級生に思うように扱ってもらえない現状に愛想をつかしながらも、キャプテン・マーベルの存在を知って世界が変わったカマラのことを重ねているようです。

グース

ロゴ明けで始まるのはカマラ自作の動画。コミックではファンフィクション、日本でいう同人誌を描いているカマラ・カーンですが、MCU版では駆け出しユーチューバーと言った所でしょうか。同人作家名は「SlothBaby」(ナマケモノの赤ちゃん)で、MCU版ではチャンネル名に適用されています。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の戦いを振り返っている動画ですが、中にはグースのような存在も描かれています。

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目撃情報

キャプテン・マーベルの目撃情報と書かれた黄色の付箋が画面右下に見えます。

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サンディビーチ、東京と続き、暗い路地と抽象的なワードが書かれています。日本のファンとしてはキャプテン・マーベルが東京で何をしていたか気になるところですが、残念な事にこれ以上深掘りはされません。また、「ザ・マーベルズ」が東京ロケをしたという話もありません。

ポッドキャスト

カマラがなぜ「エンドゲーム」の話を詳しく知っているのか、そして過去に遡って、「ワンダヴィジョン」でジミー・ウーやモニカ・ランボーがワンダとサノスの一騎打ちを知っていた事、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」や「ホークアイ」で一般市民がサノスやその他様々な事を知っていた原因が明かされました。

それはLifeというメディアが提供しているポッドキャスト。ゲストとしてアントマンが出演しインタビューを受けていたようです。

©MARVEL,Disney

アントマンことスコット・ラングは現場にもいた当事者ですから、情報提供者としては申し分ありません。しかし、「ロジャース・ザ・ミュージカル」にアントマンがいた事などを考えると、スコットは正確に情報を提供しているとは思い難く、特に自身の活躍に関しては誇張している疑いもあります。

また、前述のグースの事や、動画内でキャロル・ダンヴァースの髪型の変化が正しく表現されているのは少し疑問が残るところであり、スコットが知っているはずのない事です。ヒーロー同士、休息時間に過去のお互いの思い出話でも交わして聞いていたという所でしょうか。

スーパーマン

空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!いや、スーパーマンだ!の名台詞をオマージュしてキャプテン・マーベルが登場。

通常、空を飛ぶ鳥を描く時にオウムはあまりピックアップしないような気もしますが、これはミズ・マーベルのコミックからのイースターエッグである可能性もあります。

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初代ミズ・マーベル

部屋にはお馴染みのコスチュームのキャプテン・マーベルの横に、コミックの初代ミズ・マーベルのアートが貼られています。

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ミズ・マーベルはもともとキャロル・ダンヴァースが名乗っていた名前であり、コスチュームも今のキャプテン・マーベルとは異なるものでした。

カマラが初代ミズ・マーベルのコスプレをしていたらボディラインどころではなく色々と出ているので、ムニーバは卒倒したかもしれません。

©MARVEL

Sloth Baby Productions

コミックでのカマラのペンネームを冠したユーチューブチャンネルで、チャンネル登録者は二人。友人のブルーノとナキアでしょうか。

コメント欄ではブルーノとナキアが本名でYoutube活動している事が判ります。ナキアはなぜこんなところで寄付サイトに誘導しているのか気になります。

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なお、実際のYoutubeにはこれと同名のチャンネルが乱立していますが、どれも公式のものではないようです。ほとんがこのカマラの動画のシーンの切り抜きを投稿しているだけであり、中には静止画のみの粗悪なものも見られました。

アブーとアミ

動画投稿中に運転免許の試験時間だと急かされるカマラ。

アブーとはパパを指すアラビア語で、カマラの父ユスフ・カーンの事、アミとはママの意味でカマラの母ムニーバの事です。作中ではアブーとアミの呼称が多くなりそうなので、特に吹替版を見ている方は覚えておく必要がありそうです。

兄アーミルも紹介され、アーミルが一番敬虔深い事も判明します。

カマラのサングラス

運転免許取得は日本とアメリカは大幅にシステムが違い、筆記試験は自習スタイルが多く、実技は免許保持者が同乗のもとで公道で練習をします。

実技試験は日時を予約して自分の車でインストラクターの元へ向かい、インストラクター同乗のもと30分ほどの試験となっています。とは言え、免許がない状態で自分の車を持っている事は少なく、多くの場合は家族の車で試験に向かいます。今回のカマラも父親の車である事が明かされています。

この時カマラが着用していたサングラスはトニー・スタークへのリスペクトでしょうか。

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カマラ・カーンはキャプテン・マーベル推しですが、演者であるイマン・ヴェラーニさんはアイアンマン推し。ヴェラーニさんは事前のインタビューにて「アイアンマンのイースターエッグを入れすぎて注意された」とも明かしており、このシーンは制作スタッフが残してくれたイースターエッグだと思っていいでしょう。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ms-marvel-included-iron-man-references/”]

そして、この一連のシーンで両親がかなりの過保護である事が判明します。

コールズアカデミック高校

カマラが通う高校はコミックと同じくコールズアカデミック高校。

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記載されている名前は2016年のコミック「ミズ・マーベル」を手掛けたG・ウィロー・ウィルソンさん、エディターのスティーブン・ワッカーさん、アーティストのエイドリアン・アルフォナさんとジェイミー・マッケルヴィさん、2列目にカラーリストのイアン・ヘリングさん、ペンシラーのニコ・レオンさん、アーティストの宮沢武史さん、レタラーのジョー・カラマーニャさんの名前が並んでいます。

ちなみに、宮沢武史さんはカナダ生まれの日本人です。

カマラの登校シーンはスパイダーマン/ピーター・パーカーとオーバーラップしており、ピーター同様に学校ではいじめられているようです。

ブルーノとナキアとスマブラ

いじめられっ子と言えども友人もいます。ブルーノ・カレッリはMCUスパイダーマンでいう所のネッドのような相棒ポジションのキャラクター。ナキアは仲のいい女友達です。

「週末暇なんだ」というブルーノにナキアが「対戦ゲームのお誘い?」と返していますがこれは日本語字幕や吹替の話。英語では任天堂のスマッシュブラザーズを取り上げています。アメリカでも名前が知れ渡っている日本のゲームが、日本語で一般名称に置き換えられたのはどういった配慮なのでしょうか。

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アガモットの目

キャプテン・マーベル推しのカマラですが、キャプテン・マーベル一色というわけではありません。Tシャツはキャプテン・マーベル、ワスプ、ヴァルキリーを描いたもので、バックパックにはキャプテン・アメリカの盾やハルクのワッペンなども貼られています。

そして首元にはアガモットの目のようなものもぶら下げています。

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ウィルソン先生

部屋のポスター、パソコンの壁紙、マグカップなどから猫好きが伝わるゲイブ・ウィルソン先生。ネームプレートはGWWになっており、フルネームでそうなるように設定されている事が推測されます。ウィルソン先生はドラマオリジナルのキャラクターです。

なお、GWWは高校のブロンズプレートにも記載されていたコミックの手掛けた人物の一人グウェンドリン・ウィローウィルソンさんの名前から由来していると考えられます。

また、回想シーンのなかで実験中の事故で青い煙を浴びているのは、コミックのカマラがテリジェン・ミストを浴びてインヒューマンの能力を覚醒させた事に対するオマージュになっています。

QRコード

ドラマ「ムーンナイト」にもあったQRコードによるフリーコミックが今回も用意されています。

©MARVEL,Disney

興味のある方はスマホで読み込むか、こちらをクリックしてご覧ください。

アイアン・マーベルとドクター・ストレンジ・マーベル

学校からの帰り道、壁画アニメでさまざまなキャラクターが紹介されるシーンはとてもユニークです。

キャプテン・パンサーはブルーノのアイデアですが、アイアン・マーベルはコミックでもアーマーの一部をまとうキャプテン・マーベルが描かれました。またドクター・ストレンジ・マーベルに関しても、キャロルが自らの弱点である魔法を克服するためにドクター・ストレンジに弟子入りしようとした事もありました。

©MARVEL

Felicity

帰宅したカマラが逆さ状態で見ているのは「Felicity(邦題:フェリシティの青春)」のシーズン1の最終話。憧れの人に近づくために同じ大学に入学した女子大生の恋と青春を描いたテレビドラマで、キャロルに憧れるカマラの姿を重ねた演出になっています。

しかしキスシーンになると母ムニーバはテレビを消すように告げるのでした。

インド映画のポスター

ムニーバとカマラが買い物にでかけた先で映るのはインド映画のポスター。

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J・ヴァッシュ、J・ハダド、H・アヴァンという名前が描かれていますが、この3人はいずれも本作のクルーとなっています。ジュリー・ヴァッシュさんはセットデザイナー、ジェシー・ハダドさんはアートディレクターの一人、ハジャー・アヴァンさんはアート部門に所属しています。

残念ながら、キンゴのポスターはありません。

カマラのお願い

買い物から帰宅すると、ブルーノがスマートスピーカーのズーズーを設定していました。父ユスフが機嫌よくクリケットを見ており、「ムーンナイト」のスティーヴンと気が合いそうだと感じさせます。

そんな中、カマラは意を決してアベンジャーコンに行きたいとお願いしますが、時間が遅いことやキャプテン・マーベルのコスプレを理由に許可が降りませんでした。

イスラム圏でイスラムの教義にしたがって生きることはある程度自然な事かもしれませんが、アメリカという誘惑の多い地域でこの教義のもとで生きるのは更に辛いと思わせるシーンになっています。

「普通の女の子がする事は禁止なのね」というカマラに、ユスフ「お前は普通じゃない」と、特別な存在である事を促しています。なお、日本語訳のコミックのサブタイトルは「もうフツーじゃないの」となっています。

サークルQ

前のシーンで両親がいない事が判明したブルーノはサークルQに帰宅。コミックでブルーノが働いている場所でもあります。

自転車が音声ガイドで自動ロックを告げるなど、本作のメカニック担当である事を示唆しています。2階の自室もトニー・スタークのラボやピーター・パーカーの部屋のようになかなかの散らかり具合。

また、ブルーノのTシャツがトニー・スタークのアークリアクターのようなデザインになっているのも注目です。

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キャプテン・マーベルのコスチューム

夜が明けて翌日、キャプテン・マーベルのコスの試着をしているカマラ。腰にスカーフを巻きつける様子は母ムニーバに禁止されたボディラインを少しでも紛らわせるためと、コミックのキャプテン・マーベルのデザインを取り入れたダブルミーニングでしょうか。

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コミックのキャプテン・マーベルは腰に赤いスカーフを巻いているのがベーシックなデザインになっています。

ハルク親子

両親が部屋に訪れ、アベンジャーコンに行ってもいいと言われ、笑顔のカマラ。しかし、父がついていく事とハルクのコスプレをする事が条件となり、納得できないカマラは交渉決裂してしまいました。

カマラは「ハルク親子のコスプレはないかな」と発言しており、実際MCUにハルクの息子は登場していません。ドラマ「シーハルク」にて息子が紹介されるという噂もありますが、今のところは不明です。

エジソン・エレクトリック

ハルク親子のコスプレという条件が飲めずにアベンジャーコン参加の許可が降りなかったカマラ。傷心のカマラはブルーノと二人、サークルQの屋上で会話しています。

二人の奥に見えるエジソン・エレクトリックはコミックのヴィランであるエジソンを匂わせています。

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コミックではインベンター(発明者という意味)/トーマス・エジソンはグレッグ・ノックスという科学者によって現代に蘇ったエジソンのクローンです。しかし、DNAの合成中のノックスのペットのオカメインコのDNAが混じってしまう事故により、顔がオカメインコになってしまいましたがその天才的な脳は健在でした。

オカメインコはインコ科ではなくオウム科であること、冒頭のユーチューブビデオにもオウムがいた事、この後のシーンでもユスフがオウムの話をしている事、これらは単なるイースターエッグなのか、それとも今後の流れを暗示しているのか、2話以降にも注目です。

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アベンジャーコン

アベンジャーコンのシーンは別記事にまとめました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ms-marvel-ep-01-avenger-con-easter-egg/”]

宇宙の力

会場からもどったカマラが部屋に戻るとムニーバが待ち構えていました。母の説教で沈むカマラでしたが、バングルと力がある事を確認すると「宇宙か・・・」とつぶやき、笑みをこぼして1話が終了します。

このバングルはコミックにはないもので、本作のキーアイテムであることは間違いありません。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のテンリングス同様に宇宙由来の道具なのでしょうか?奇しくもテンリングスにもキャプテン・マーベルが関与しているため、今後の展開には期待です。

トラックスーツ・マフィア

クレジット映像の中でドラマ「ホークアイ」のトラックスーツ・マフィアたちの「TRUST A BRO」と書かれた車両がわざとらしく映ります。車両の形は異なりますが、気になる所です。

本作は「ホークアイ」の舞台だったニューヨークの隣町での物語になりますが、両作品はリンクしていくのでしょうか?「ホークアイ」のラストでは多くのマフィアが逮捕されたように描かれていましたが、残ったメンバーがニューヨークから拠点を移してひっそりと活動再開しているのかもしれません。

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ダメージコントロール

ドラマシリーズでは珍しく、1話でミッドクレジットシーンが用意されていました。

登場したのはアリアン・モイェドさん演じるアルバート・クリアリーはダメージコントロール局のエージェントと、その同僚女性。

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クリアリーは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で逮捕後のピーター・パーカーやメイおばさんなど関係者を尋問していた人物です。クリアリーの行動がピーターを追い詰めたとも言える役どころで、彼がそこまでしていなければ「ノー・ウェイ・ホーム」とそれに続く「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」も起きなかったと考えると、MCUの物語上、悪い意味でのキーパーソンでもあります。本作でもまたトラブルメーカーとなってしまうのか、カマラに寄り添う形になるのか注目です。


ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第2話は 2022年6月15日16時 より配信予定です。

ソニーが映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新バージョンを9月に公開

ソニー・ピクチャーズがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のより面白いバージョンを2022年9月2日から上映すると発表しました。現在、米国でカナダでの劇場公開が決まっており、近々より多くの国でのアナウンスが行われると言います。

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インサイダーの報告によると15分以上の追加シーンがあるとの事。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Version は2022年9月2日 米国にて劇場公開予定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、1話のアベンジャーコン小ネタ特集

2022年6月8日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1エピソード1「Generation Why(邦題:ジェネレーション・ホワイ)」で描かれたアベンジャーコンのシーンのイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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アベンジャーコン

キャンプ・リーハイ

「ミズ・マーベル」の1話で描かれたアベンジャーコンはアベンジャーズを特集したイベント。キャプテン・アメリカ生誕の地、ニュージャージにあるキャンプ・リーハイにて開催されています。

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Star Spangled Man With A Plan

イベント会場で流れていた曲は映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で使用されていた楽曲「Star Spangled Man With A Plan」。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でもマーチングアレンジバージョンがジョン・ウォーカーの紹介シーンで流されました。

スカーレット・ウィッチもアベンジャーズ

会場に入って奥には後にコスプレコンテストで使用される舞台が見えていますが、その脇にはドクター・ストレンジとワンダのパネルが置いてあります。

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映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の冒頭でのドクター・ストレンジとワンダのやり取りではアメリカ・チャベスの保護を手伝ってもらうかわりにチームに戻れるようサポートするといったやりとりがありましたが、一般市民はワンダがアベンジャーズでは無くなったとは認識していないようです。

「ワンダヴィジョン」のウェストビューでの件は情報規制されていて一般には知られていないのか、単なるプロットホールなのか、現時点では判断できません。

様々なコスプレ

会場でのコスプレはコンテスト対象になっているキャプテン・アメリカとキャプテン・マーベルだけでなく、様々なコスプレイヤーが登場しています。

その中で気になるのはガモーラのコスプレイヤー。

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スコット・ラングは過去から来たガモーラと戦地で出会った可能性はありますが、映像としては描かれていません。強いて言うならガモーラはワスプ/ホープ・ヴァンダインと並んで戦うシーンがあったので、ホープから外見の詳細を聞いていた可能性はありそうです。

それをポッドキャストで聞いたという伝言ゲームの果てに出来上がったコスプレとしては、かなり完成度が高いと言わざるを得ません。

その他、アベンジャーズの初期メンバーはもちろんの事、ドクター・ストレンジやヴィジョン、エムバクや、もはやヒーローではないキャプテン・アメリカのチアリーダーやアイアンマンのコンパニオンガールまでものコスプレイヤーがいる中、見当たらない気になるメンバーもいます。

一人目はスパイダーマン。お隣のニューヨークを守っているはずですが、コスプレイヤーもグッズも見当たらないようです。「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではスパイダーマン=ピーター・パーカーという記憶が消えただけで、スパイダーマン自体はみんな記憶している事が「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でも判明していますが、残念ながらアベンジャーコン会場では発見できませんでした。マーベルとソニーの大人の事情が絡んでいるのかもしれません。

二人目はニュー・キャプテン・アメリカとしてデビューしたはずのサム・ウィルソン。新しいキャプテン・アメリカは「エンドゲーム」以降のキャラクターですが、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のクライマックスでは堂々とメディアの前で語っているため、しっかりとニュース映像としてお茶の間で流されたはずです。しかし、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース姿のコスプレイヤーは結構見かけますが、ウィングスーツ姿のキャプテン・アメリカは会場にはいないようです。コスプレの難易度が高いという事でしょうか。

アメリカのケツ

キャプテン・アメリカのお尻を強調したグッズも販売中。

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「アベンジャーズ/エンドゲーム」でスペース・ストーンの回収に向かったトニー・スタークとスコット・ラングは2012年のスタークタワーの最上階にて当時のアベンジャーズたちとロキの様子をうかがっていました。

その際にトニーが2012年のキャップのスーツを見て「ケツがダサい」と評し、スコットは「かっこいいよ!アメリカのケツって感じ!」と謎のフォローを入れています。

スコットはこのエピソードも紹介したのでしょうか、しっかりとグッズ化されてしまったようです。

充実のアントマングッズ

会場の様子が紹介される中で、どう見ても充実しているのはアントマンのグッズ。スコットの策略なのか、一般人から人気であるのは間違いないようです。

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「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」のロケでも住民と親しげに接するスコットの様子が目撃されており、次の映画でこのへんの詳細が描かれるかもしれません。

その他気になるグッズとしてTシャツ類もチェック。

グルートはスコットがどう伝えたのか、ミスター・ツリーの名前で愛されているようです。ガーディアンズについてはプロデューサーのサナ・アマナトさんが The Direct とのインタビューの中で「ある種の記録媒体があったと思います。人々はおそらくそれを見て映像から情報を得たのです。しかしガーディアンズのような誰なのかわからないヒーローがいる場合、人々はどうするでしょうか?人々は自分たちが考えた名前を作り出します。グルートのことをミスター・ツリーと言ったり、ロケットは”アライグマのようなもの”とひどい名前をつけられていました。スターロードはスターボーイです。」とコメントしています。

どうやらスコットのポッドキャスト以外にも映像情報がどこからか流出していると、プロデューサーのアマナトさんは考えているようです。

また、アスガルドプライドと書かれたTシャツは虹が描かれており、虹の橋ビフレストと統治者であるキング・ヴァルキリーがLGBTQである事を二重に意味しているようでもあります。

追悼

トニー・スタークとナターシャ・ロマノフの追悼も行われています。トニーに関しては「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でも描かれていましたが、ナターシャについて一般人がどう捉えているかは今回が初の描写になります。

しかし戦う前に犠牲になったガモーラやヴィジョンたちについてはここでは触れられていません。

I can do this all day

キャップの名台詞「I can do this all day」もパネル化されています。1作目の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」から常々口にしており、キャプテン・カーターもこのセリフを口にする癖があります。しかし、日本語字幕や吹替版は翻訳が作品によってまちまちであるため、日本語の場合は名台詞感はあまり感じないかもしれません。

アントマン&ワスプ

アントマンのアトラクションは「アントマン&ワスプ」の1シーンを再現しています。

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なんちゃってコスプレ

インフルエンサーのゾーイもキャプテン・マーベルのコスプレで登場。ブルーノは「なんちゃってコスプレ」だと低評価をつけています。

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しかし実際にはコミックバージョンのクラシックなキャプテン・マーベルのコスチュームのデザインに現代のキャプテン・マーベルの配色をあしらったものになっており、ある意味原作に忠実とも言えるようになっています。

コスプレコンテスト

コンテストの司会者を演じているのはライアン・ペナゴスさん。マーベルの副社長です。役者さんではありませんが、ナチュラルな演技でした。

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おばあちゃんのバングル

おばあちゃんの腕輪(バングル)を装着したカマラはなぞのエネルギーに包まれ、一瞬別の世界へとシフトしてしまいます。

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この世界については今後のエピソードや別の作品などで徐々に明かされていくと考えられます。

カマラはこのバングルをきっかけにパワーが覚醒しましたが、コミックでは彼女はインヒューマンという種族であり、テリジェン・ミストによって能力を獲得しました。

インヒューマンは成人するとテリジェン・クリスタルから発せられるテリジェン・ミストを浴びる儀式を行い、このミストと遺伝子が適合すると特殊能力が開花します。月面都市アティランで生活するインヒューマンは適合しなかった場合市民権を奪われ、強制労働作業に送られてしまいます。このアティランをおさめているのが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場したインヒューマンの王ブラックボルトです。

地球で暮らすインヒューマンはカマラ・カーンを始めとしてドラマ「エージェント・オブ・シールド」に登場しているデイジー・ジョンソンなどがいます。

テリジェンがミュータントに死をもたらす伝染病「M-Pox」を生み出してしまったことでX-MENとインヒューマンズは戦争になった事もあります。

MCUとコミックで能力覚醒のきっかけが違うという点で、ケヴィン・ファイギ社長は以前にコミックを正確に適応させているわけではない事と、本作はカマラ自身の過去と血統の物語であると話しています。

そのため、バングルを装備すれば誰でもパワーを得られるわけではなく、コミックが遺伝子とテリジェンが必要だったように、MCU版もカマラのDNAとバングルが組み合わさって能力になっている可能性が高そうです。

パワーの暴走

カメラのフラッシュをきっかけにパワーが発動してしまったカマラですが、初めての事にうまく対応できません。次第にパワーが暴走し、会場は大惨事に。ゾーイが危険な状態になりましたが、すんでの所で助けることに成功しました。

カマラの能力はコミックから変更されていますが、結果的にはコミックと同様の使い方になっています。また、コミックでのカマラも初めての人助けもゾーイだった事を重ねています。

会場から逃げるように去ったカマラとブルーノ。部屋に戻る際はエネルギーを足場にして登るという、コミックのカマラにはない能力のパターンも見せました。


アベンジャーコンが現実になる可能性もあるようで、リアルイベントの開催にも期待です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ms-marvel-avengers-con-2/”]

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第2話は 2022年6月15日16時 より配信予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、Blu-rayの米国発売日と特典概要が報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のBlu-rayや4k UHDが、2022年7月26日に米国にて発売される事を、海外メディア ScreenRant が報じました。この日付は以前に報じられていたものと一致しており、劇場公開からディスク発売までかなりの短期間で展開される事となりました。

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記事によると特典映像として以下のようなものが含まれていると言います。

・狂気のメソッド:さまざまなスタッフ、マーベル社員のインタビューに参加し、サム・ライミ監督への愛、そして「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」をライミらしさ全開の作品にしている細部について語ります。

・アメリカ・チャベスの紹介:この短くて楽しいプロフィール記事では、コミックスにおけるアメリカの地味な始まりについて学びます。ソーチー・ゴメスに出会い、彼女のキャラクターのユニークなパワーがMCUの未来にもたらす複雑さについて話し合います。

・マルチバースを構築する:マーベルの長編映画を書くのは簡単なことではありません。この遊び心と情報満載の特集では、脚本家のマイケル・ウォルドロンが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の物語を紆余曲折させるために直面した難題に迫ります。

ギャグ・リール:「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のキャストとスタッフによる撮影現場での楽しいNG集をご覧ください。


・削除されたシーン

A Great Team – ジャーナリストがドクター・ストレンジの誠実さに疑問を投げかける。
Pizza Poppa – ドクター・ストレンジの呪縛が終わり、ブルースは安堵する。
It’s Not Permanent – ブルースはドクター・ストレンジが偽者であると非難しようとする。

・オーディオコメンタリー:サム・ライミ、リッチー・パーマー、マイケル・ウォルドロンによるオーディオコメンタリーで映画を鑑賞できます。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中、2022年6月22日より米ディズニープラスにて配信、Blu-rayなどのディスクは 2022年7月26日 米国発売予定です。

ソース:Doctor Strange 2 Blu-ray Release Date & Best Buy Steelbook Artwork Revealed [EXCLUSIVE]

ドラマ「ミズ・マーベル」、クレジットシーンは制作ミス?ネタバレ?

今週から配信が始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のクレジットシーンに気になる人物の名前が掲載されている事が話題になっています。ファンの間ではこれが単なる制作ミスなのか、はたまた公式によるネタバレなのかも議論されています。

※これより先は「ミズ・マーベル」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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「ミズ・マーベル」の第1話「ジェネレーション・ホワイ」の45分30秒ごろ、クレジットシーンではメイクアップアーティストの名前が表示されているのですが、その中には「Makeup Artist to Ms. Steinfeld」という項目があり、これがドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップを演じたヘイリー・スタインフェルドさんの登場を示唆している可能性が指摘されています。

一方で、メイクチームのヘッド以外の6人が「ホークアイ」と「ミズ・マーベル」で全く同じになっており、これはコピペによって制作され、最後に名前を置き換えるのを忘れてしまったという制作ミスの可能性も指摘されています。

©MARVEL,Disney

どちらも可能性としては十分考えられるもので、ニュージャージーで活動するミズ・マーベルと、隣のニューヨークで活動するケイト・ビショップが出会ったとしてもなんら不思議はありません。また、メイクチームのメンバー全員が同じである事も、コピペで作られたという推論に説得力を持たせています。

果たして今後のエピソードでケイト・ビショップの登場はあるのでしょうか?

本作の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のウォンは異なる役割が用意されていた?コンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のウォンの物語は当初は違うものだったかもしれないと思わせるEarth-838のコンセプトアートが公開されました。

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コンセプトアーティストのディーン・シェリフさんが自身のWEBサイトで公開した本作のアートによると、Earth-838ではドクター・ストレンジ、アメリカ・チャベスだけではなくウォンの姿も描かれています。

©MARVEL,Disney

本作にはフィギュア化されたにも関わらず削除されてしまったディフェンダー・ウォンというキャラクターがいましたが、服装を見る限りこのアートに登場しているのはEarth-616のウォンのようです。

もしもウォンが二人と一緒にEarth-838を訪れていれば、616でワンダの足止めを誰がしたかが気になるところですが、これもフィギュア化されたのに特に活躍がなかったサラやコミックではストレンジの弟子であるミノタウロスのリントラなどがその役割を担っていたのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中、2022年6月22日より米ディズニープラスで配信開始です。

ヘイリー・アトウェルさんが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」後のカーターについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でキャプテン・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんが 2022 Awesome Con に出席し、今後のカーターの復帰について語ったと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。

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カーターの今後について質問されたアトウェルさんは、「ええと・・・私は皆さんのためのニュースを持っていません。でも、皆さんの熱意には共感します。そして、もしマーベルが彼女のために居場所を見つけたとしたら、それは彼女のキャラクターとしての進化やキャラクターとしての発展という点で、彼女にふさわしいと感じられる家であることを望みます。」と再演の意欲を示しました。

また、映画「キャプテン・アメリカ」シリーズでは現役時代と老婆時代を、さらにドラマ「エージェント・カーター」シリーズ、アニメ「ホワット・イフ」シリーズ、そして今回の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」など、同じであり異なるという特殊なキャラクターを演じた事について次のように語りました。

「彼女を演じることで得た経験は、このフランチャイズで自分の技術を磨くという最も素晴らしい機会を与えてくれました。そして、まだまだやりたいことがあるし、ファンにはその資格があると思うからです。ある意味、多くの人にとって彼女は脇役で、もし私がその脇役を続けることに意味がないと思うのなら、今は違う時代なのだと思います。また、特に女性として、ここ数年起こったことすべてを考えます。彼女がタイムラインで『自分の価値もみんなの意見も知っている、そんなの関係ない』と言っているのは、本当に良いことだと思います。」

続けて、「しかし、私はみんなに彼女の価値に気づいてほしいのです。同じように、本質的に彼女自身の自尊心や尊厳の感覚は、自分の価値を知っていて、仕事に取り掛かり、ただ尊厳を持って仕事のために働き、それを知っているという感覚から来るものです。彼女は検証を必要としないのです。」と述べています。

最後にアトウェルさんは「しかし、彼女にふさわしいものが1つあります。それは、世界におけるエージェンシーで、それは、ある種の権力者、つまり男性が彼女の権力を譲り、彼女にそのプラットフォームを提供するまでは得られないものです。そして、私は彼女にその機会を与えて欲しいと思います。そうすれば、もっと面白いものを皆さんに提供できると思うからです。」と今後に対する展望を語りました。

2021年のアニメ「ホワット・イフ」でデビューしたキャプテン・カーターと「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のキャプテン・カーターが同一人物かどうかは説明されていませんが、おそらくは別人で、今後「ホワット・イフ」シーズン2などで再登場する可能性は高そうです。

なお、「ホワット・イフ」シーズン2は2022年後半に来ると脚本家が報告していました。そろそろ何かしらの新しい報道が出てくる頃かもしれません。

実写版のカーターの未来については気になるところで、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のEarth-838のカーターの過去を描くというパターン、ドラマ「エージェント・カーター」の新シーズンをやるというパターン、これまでに登場したカーターとはさらに別のカーターとして新作を描くパターンなどが考えられるようです。

マルチバース化によって、それぞれのファンが望むカーターの姿も多様化してしまった中、マーベル・スタジオが期待にどう応えていくのか注目です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中、2022年6月22日より米ディズニープラスで配信開始です。

ソース:Hayley Atwell Talks About Returning As Peggy Carter Again

ドラマ「ミズ・マーベル」、ロックジョーはシーズン1ではお預けに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」で主人公ミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じるイマン・ヴェラーニさんが、海外メディア CinemaBlend とのインタビューの中でインヒューマンのロックジョーについて言及しました。

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ヴェラーニさんは「ロックジョーのイースターエッグは狙っていたのに実現しなかったわ。でも、シーズン2があれば!」と次への期待を語っています。

ロックジョーは犬のインヒューマン。王家に使える番犬でミズ・マーベルのペット兼相棒として活躍したり、ペット・アベンジャーズのリーダーとして活躍し、サノスを倒したこともあるキャラクター。

ロックジョーもミズ・マーベルもコミックではともにインヒューマンという種族ですが、MCU版ではミズ・マーベルの能力の変更に伴ってインヒューマンという種族が存在しているのかどうか不明な状態です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではロックジョーが仕えるインヒューマンの王ブラックボルトが登場しましたが、これは劇中でいうところのEarth-838の話であり、「ミズ・マーベル」の話が展開するEarth-616ではありません。

ロックジョー登場の前に、まずは今日から始まる「ミズ・マーベル」シーズン1を追いかけてミズ・マーベルがインヒューマンなのかどうかを確認する必要がありそうです。

本作の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。

映画「ドクター・ストレンジ2」のイルミナティは受け入れられなかったとドラマ「ミズ・マーベル」のイマン・ヴェラーニさんが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」で主演を務めるイマン・ヴェラーニさんが、海外メディア Elite Dailyとのインタビューの中で、 映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のイルミナティのシーンは受け入れがたいものであったと語りました。

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インタビューの中でヴェラーニさんは「言いたい事はたくさんありますが、全部語る時間はないと思います。要するにサム・ライミは大好きです・・・でも、誰が何と言おうと構いません。ブラックボルトが大好きでした。彼らはブラックボルトを汚したと思います、彼のあの死に方は理解出来ませんでした。」と述べました。

さらにヴェラーニさんは映画鑑賞後にケヴィン・ファイギ社長に「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」についてのメールを送ったと言います。

「ケヴィンと話すたびに、私が 『MCUは616ではない』と言うと、彼は『私がそう言ったからね』というような言い方をして、私は『違う、199999でしょ』と言う流れになるんです。彼はそれが嫌みたいです。それで、この論争を続けていたら、映画に616が登場することになったんです。私は『ケヴィン、それは616じゃないでしょ』とメールしたら、彼はただ悲しい顔文字を送って来ました。『素晴らしい』って思ったわ。」

ファイギ社長が送ったという顔文字にどのような意味が込められているかの判断は難しいところですが、イマン・ヴェラーニさんはこのメールでMCUがEarth-616ではないと確信しているようです。別のインタビューでもヴェラーニさんはこの持論を展開していますが、真相はおそらくファイギ社長だけが知っており、今後明かされていくと考えられています。

本作の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:The Dawn Of Iman Vellani