ポール・ラッドさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」出演について分からないと回答するも、もうすぐロンドンへ行くと参加をほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でアントマン/スコット・ラングを演じたポール・ラッドさんが、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に出演するかどうかについて質問され、回答しました。

海外メディア Collider から「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」のルッソ兄弟監督と連絡を取っているかと質問されたポール・ラッドさんは「ルッソ兄弟に関しては、彼らは私のことをよく知っています。どこにいるかもね。私が言えるのはそれだけです。私はこういう事をどうやったらいいのか、よく分かりません。」と回答し、「ドゥームズデイ」への参加について曖昧な表現に留めました。

一方で、「数週間以内にロンドンに行きますか?」という質問に対しては「この界隈では、もうすぐみんなロンドンに旅行するんじゃないの?」と、現在、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影準備が進められているロンドンに向かう事を半ば認めました。

もちろん大半のメディアやファンが「ドゥームズデイ」にアントマンがいると信じていますが、当初はアベンジャーズ映画で重要になると思われていたアントマンが現在どのような状況にあるのかは未知数となっています。

「アントマン&ワスプ:クアントマニア」ではスコット・ラングが征服者カーンの警告を無視した事が間違いだったかもしれないと再考する所で終わり、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」への伏線を準備して終わりました。

しかし、征服者カーン役のジョナサン・メジャースさんの訴訟と裁判、そして判決結果を受けて「ザ・カーン・ダイナスティ」は廃案となり、新たに「ドゥームズデイ」へと生まれ変わる事に。

征服者カーンが中心となるはずだった「ザ・カーン・ダイナスティ」は当然、既に顔見知りであるアントマンが大きな役割を果たす事が期待されていましたが、カーンの代わりにドクター・ドゥームが登場する事になり、アントマンとの関連性は薄くなったと見られています。

あわせてワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役を演じてきたエヴァンジェリン・リリーさんが俳優引退した事もあり、「アントマン4」があるとすれば「アントマン&スタチュア」として娘キャシー・ラングとのコンビ映画になる事が予想されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ant-man-3-evangeline-lilly-says-she-has-no-contractual/”]

「アベンジャーズ」の最新映画2本で、アントマンがどのような役を担うのか、注目です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中。映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:“They Know Where I’m At”: Paul Rudd Addresses His Return in ‘Avengers: Doomsday’ and ‘Secret Wars’

「これは始まりの物語」、監督が「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」が「エンドゲーム」とどう違うのか語る

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のルッソ兄弟監督が、海外メディア CBM とのインタビューの中で、これらのアベンジャーズ最新映画が「アベンジャーズ/エンドゲーム」とどのように違うのか説明しました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はMCUのフェーズ6のクライマックス、マルチバース・サーガの終幕として劇場公開のスケジュールが設定されているにも関わらず、ジョー・ルッソ監督は「この2つの新しいアベンジャーズ映画の魅力は、始まりだということです。これは新たな始まりなんです。以前、私たちは終わりの物語を語りました。今度は始まりの物語を語ります。」と述べました。

「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は原作コミックにならって、これまでにいなかった別のマルチバースの人達が共に暮す新しい世界が創造されるのではと噂されており、これまでMCUの神聖時間軸にいなかったキャラクターたちを合理的にまとめると予想されている事に対し、監督はこれらの噂や推理を幾分か裏付けるような発言をしました。

そしてその先のMCUについて、「そこから先はどうなるか誰にも分かりません。もしかしたら、あと5年かかるかもしれません。」と述べ、MCUの制作に戻った理由として「次にどこへ向かうべきかを考えるには、時間と視点が必要だっただけだと思います​​。そして、私たちを戻してくれたのは、正しいストーリーだけでした。」と「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」が在るべき必要な正しい物語である事を認めました。

2015年の『シークレット・ウォーズ』は、(わずかに)刷新されたマーベル・ユニバースの誕生で幕を閉じました。完全なリブートには至りませんでしたが、オリジナルのアルティメット・ユニバースは廃止され、マイルズ・モラレスがアース616にやって来て、ピーター・パーカーと共にスパイダーマンとして活躍しました。

2015年のコミック「シークレット・ウォーズ」は、世界がわずかに刷新されたマーベル・ユニバースの誕生で幕を閉じました。コミックのユニバースの完全なリブートには至りませんでしたが、オリジナルのアルティメット・ユニバースは廃止され、マイルズ・モラレスが Earth-616 にやって来て、ピーター・パーカーと共にスパイダーマンとして活躍出来るようになりました。

つまり原作コミックを踏襲する事で、トビー・マグワイアさんやアンドリュー・ガーフィールドさんのスパイダーマンをトム・ホランドさんのスパイダーマンと共に新しい世界で生活させたり、存在が曖昧になっている「エージェント・オブ・シールド」のメンバーを合理的に戻す事も可能だという事に。

その反面、新しい世界に存在が許可されないキャラクターたちは、再びマルチバースの扉が開くその時まで再会は難しくなるでしょう。

スタジオと監督はどのような世界の始まりを描くつもりなのか、誰が残り、誰を迎え入れ、誰と別れる事になるのか、続報があり次第またお届けする事になります。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:“We’re [Telling] A Beginning Story”: Russos Reveal How AVENGERS: DOOMSDAY, SECRET WARS Differ From ENDGAME

映画「スパイダーマン4」、ヴィンセント・ドノフリオさんが出演の話が来ていない事を認める

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」ではスパイダーマンとキングピンの対決が実現すると以前から噂になっていますが、「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんがこの噂を否定しました。

現地時間の14日に「スパイダーマン4のメインヴィランがキングピンになる事が確認された。」という出所不明の投稿に対して、ヴィンセント・ドノフリオさんが「これ本当?誰も僕に話してくれてないけど。」と返信。

「スパイダーマン4」への出演の話は全く無いという現状を明かしました。

この投稿の数日前には TCC が「ストリートレベルのヴィランにはならないようだ」と報告しており、そもそもキングピンはストリートレベルなので対象外だと考えられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-rumor-report-mar-2025/”]

ヴィンセント・ドノフリオさんは 2022年 のインタビューで「スパイダーマンと戦うことが目標」と述べています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-echo-kingpin-future/”]

また、昨年末のインタビューでは上層部が望むならいつか実現するとし、この対決が誰にも反対されていないとも語っていました。

ドノフリオさんはスパイダーマンとの対決がいつか実現すると考えているようですが、それは「スパイダーマン4」ではないのかもしれません。まずは「デアデビル:ボーン・アゲイン」の今後の展開を見守る必要がありそうです。

【噂話】映画「スパイダーマン4」、セイディー・シンクさんはメリー・ジェーン役が有力だと言う

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」にセイディー・シンクさんが起用された報道された事を受けて、セイディー・シンクさんが「X-MEN」でジーン・グレイを演じる可能性があると最初に報告したジェフ・スナイダー氏は自身の主張を取り下げました。

スナイダー氏は最新のポッドキャストの中でこの発表に対して素直に「驚きました。」とし「スパイダーマン4」にジーン・グレイが登場出来ない理由について語っています。

スナイダー氏は「セイディー・シンクさんがジーン・グレイを演じると信じていた」とした上で、ジーン・グレイがスパイダーマン映画に登場出来ない理由を説明。

それによると、ソニーが「スパイダーマン4」にジーン・グレイ(またはX-メンのキャラクター)を登場させたい場合 、スタジオは共同プロデューサーとしてローレン・シュラー・ドナー氏(20世紀FOX時代にX-MEN映画シリーズを担当してきた人物)のクレジットを与えなければならないが、ソニーはそれを嫌がるだろうち指摘しました。 

大人の事情が大きく影響して「スパイダーマン4」にミュータントを導入する事は難しいとした上で、セイディー・シンクさんが「スパイダーマン4」に出るというのならばジーン・グレイ役というのは誤りだったとし、メリー・ジェーン役を支持する立場へと変わったようです。

「スパイダーマン4」では以前から重要な新恋人が登場すると噂されており、多くのメディアやファンはコミックにたくさんいるピーター・パーカーの恋人から、グウェン・ステイシーやフェリシア・ハーディーが登場するのではと考えていましたが、先日の発表とMCUの現状をあわせて、新恋人がゼンデイヤさん演じるMJの変異体と推測されるメリー・ジェーン・ワトソンをセイディー・シンクさんが演じる事が有力視されてきています。

これらの話題に対するソニーやマーベルの公式発表はありませんが、セイディー・シンクさんはこの話題をチェックしているようで、ファンの「彼女はベンおじさんを演じるのではないか」というジョークの投稿に反応を見せていました。

そしてこの投稿が、「出演自体は暗に認められたのでは」とも考えられています。実際にセイディー・シンクさんがメリー・ジェーンを演じるのかは、続報に注目です。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は早くも苦境に?現在の予算は既に12億円ほどに

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」が早くも苦境に立たされていると報じられています。フォーブスは本作が記事執筆時点で 800万ドル、日本円で約12億円の予算を計上していると報告しました。

これは英国政府に提出された財務諸表からによるもので、当然嘘の申告をする事は出来ず、現時点で正確な情報と言えるものです。なお、「撮影も始まっていないのに」という方のために補足しておくと、撮影に必要な巨大セットの建築費などが現時点での予算として計上されています。

800万ドルとは「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の公開日から同程度前の時点の予算の約2倍。「クアントマニア」は最終的に「アベンジャーズ」1作目と同程度の2.2億ドルの予算まで膨れ上がっているため、単純計算だと「ドゥームズデイ」は4.4億ドルになる計算に。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は3.25~4億ドル、「アベンジャーズ/エンドゲーム」が3.5~4億ドルとされている事と比べると、「ドゥームズデイ」ではやはりそれを越えてしまう可能性が高いようです。

アカデミー賞の常連俳優を数多く出演させる「アベンジャーズ」シリーズでは致し方ない部分もある所ですが、イギリスの映画制作支援制度なども利用してなるべく負担を減らしつつ制作していく事になっています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のルッソ兄弟監督は最近のインタビューで「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」がコミックに2種類ある1984年版と2015年版のどちらのシークレット・ウォーズを原作としているか質問された時、「そうですね、私たちは常に独自のストーリーを作り上げています。ですから、私たちは両方のコミックを大まかなインスピレーションとして使っています。」と回答。

「でも、ご存知の通り、私はオリジナルシリーズで育ったんです。それが私をマーベルのコミックにはまったきっかけです。」と1984年版のファンであると明確にしつつ、「ヒックマンのシリーズも素晴らしいですし、いろいろな意味でお互いにとても違うので、両方からインスピレーションを得るつもりです。」と補足しました。

ルッソ兄弟監督は「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」で予算以上の興行収入を獲得し、ディズニーとマーベルに多大な利益をもたらしましたが、「ドゥームズデイ」もそれに続くことが出来るのか注目されています。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Disney Reveals Spending On ‘Avengers: Doomsday’

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」はドラマ「ロキ」が密接にリンクしている、英国に提出された財務諸表より判明

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」がドラマ「ロキ」と密接に関係している事を示す書面が英国政府に提出されたと、フォーブスが報じています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は来月からイギリスのパインウッド・スタジオで撮影がスタートする予定ですが、イギリスやドイツなどでは映画を制作することに対して政府から税の優遇措置や制作支援制度などが設けられています。

映画の制作費に対して最大で約25%の支援金が受けられる事もありますが、そのためには制作費の25%以上を英国で消費し、人件費の70%以上をヨーロッパ人に支払うことなどが義務づけられています。スタジオはこれを証明する財務諸表を提出する必要がありますが、その書面では本作の映画を制作する会社が「フォー・オール・タイム・プロダクションズUK」に設定され、多くのイギリス人がここで働いていると示しています。

2024年8月、海外メディア TCC はこのイギリスの会社がマーベル・スタジオの子会社として登録されたと報じており、それが実際に動き出そうとしているようです。

「For All Time, Always」(とわに時を、いつでも)はドラマ「ロキ」に登場した TVA(時間変異取締局)のスローガンであり、これを社名とする会社が「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」を制作していく事は、やはり大きな意味を持っていると考えるのが自然です。

また、Comicbook.com は映画のワーキングタイトルも「For All Time」に設定されていると報じています。

アベンジャーズ5作目映画が「ザ・カーン・ダイナスティ」だった頃は TVA の関与は疑いようがありませんでしたが、「ドゥームズデイ」で登場するとなると、「デッドプール&ウルヴァリン」で見た TVA の続きとなると予想されます。

「デッドプール&ウルヴァリン」ではハンターB-15が指揮を執る様子が描かれていましたが、メビウスやシルヴィなどの再登場はあるのでしょうか?

「ロキ」シーズン2のエグゼクティブプロデューサーは「TVAはマルチバース版のS.H.I.E.L.D.のようなもの」と以前に発言しており、この最新映画でもアベンジャーズを支援する組織となるのか注目です。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Disney Reveals Spending On ‘Avengers: Doomsday’

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」監督がリークを真っ向否定、「ネタバレは一切ありません」

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のルッソ兄弟監督が、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で先日のコンセプトアートの流出事件に触れ、これが「私たちの作品のものではない」と否定しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-first-concept-arts-leak/”]

THRから「最近、アベンジャーズのコンセプトアートがリークされました。最終的な映画にはそのアートワークが反映されないことがよくあります。不本意にネタバレされることを心配する人はいますか?」と質問されたジョー・ルッソ監督は「いいえ、そのアートワークは 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』 や 『シークレット・ウォーズ』のものではないからです」と述べ、アンソニー・ルッソ監督は「そこにはネタバレは一切ありません。あれは私たちのコンセプトアートではありません。」と付け加えました。

今月初め、流出したコンセプトアートが話題となり、スターロードとホワイトヴィジョンが家でくつろいでいる様子や、ヤングアベンジャーズのチームアップの可能性、ブラックパンサーの新たな変異体ンまで、あらゆるものを見せていました。

画像はもともとマーベルのアーティスト、ムシュク・リズヴィさんの Artstation に投稿されましたが、すぐに削除。当初はコンテンツのみを削除していましたが、現在はアカウントごと削除しています。これによって尚の事、これらのアートが実際の映画のものであるとファンは確信していました。

アンソニー監督の言葉を正しく捉えるのであれば、これらのアートは別の作品のアート。すなわち、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、「ホワイトヴィジョン」、「ブラックパンサー3」、「ワールド・ウォー・ハルク」、そしてキャンセルされた「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」などのアートだという可能性です。

もしくは監督たちが単純に嘘をつき、アベンジャーズ最新映画の秘密を死守し、ファンを落ち着かせようとしているだけかもしれません。

どちらにせよ、コンセプトアートは映画を制作する初期段階のアイデア帳みたいなものであり、大半は実現しないまま終わるのが常です。

例えば、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではドクター・ストレンジがアイアンマンのアーマーをまとって戦う、通称アイアン・ストレンジのコンセプトアートが存在し、これは幸運にも撮影にまでこぎつけましたが、結局は編集でカットされ、実際の映画には含まれる事無く終わりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/iron-strange-photo-avengers-infinity-war/”]

このアートの存在は映画の公開後に公式に明かされたものです。

コンセプトアートとはそういうものであるため、ルッソ兄弟が今回の流出は「ドゥームズデイ」や「シークレット・ウォーズ」のものではないと否定しましたが、その真偽に関わらず、アートを鵜呑みにするべきではないと言うことになります。

そしてこの流出事件が本当に何であったのかは、映画の公開後に誰かが明かしてくれるかもしれません。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:The Russo Brothers, Marvel’s Money-Minting Directors, Reveal Their Secret Weapons

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、新コスチュームが目撃されて話題に

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の主演を務めるチャーリー・コックスさんが、新しいコスチュームを着用して撮影現場に現れた所が目撃されました。目撃された新衣装は、とあるコミックのストーリーを引用するのではないかと話題になっています。

※これより先は「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

新しい衣装は大部分が黒いコートで隠されていますが、胸元の隙間から見える衣装も黒である事が確認出来、デアデビルから赤から黒へと変わることになるようです。

この新しい黒いスーツはコミックの「シャドウランド」の際に着用していたものである事から、「ボーン・アゲイン」シーズン2が「シャドウランド」を引用しつつ展開するのではと、海外ファンは予想しています。

では、コミックの「シャドウランド」はどういった内容なのでしょうか?以下、原作コミックのネタバレが続きます。


「シャドウランド」ではデアデビルが忍者軍団ザ・ハンドのボスとなり、この悪の組織を利用して正義の代行、ヘルズキッチンの犯罪を抑えようとしました。

しかしこの計画は上手く行かず、デアデビルの行動は徐々に過激化し、ニューヨークに巨大な要塞「シャドウランド」を建設。

黒いコスチュームを着るようになったデアデビルは、このシャドウランドに侵入してきたブルズアイと対峙、ついにはブルズアイを殺害してしまいます。

ルーク・ケイジやスパイダーマン、アイアンフィストたちはデアデビルに真意を訪ねますが、デアデビルは「自分に従わない者は敵だ」とかつての仲間を拒絶してしまいます。

ザ・ハンドの創設者マスター・イゾウはデアデビルがハンドの悪魔「ビースト」に取り憑かれていて、人類の終わりに飢えているとヒーローたちに警告。

エレクトラはデアデビルに従うフリをしてヒーローたちがシャドウランドに侵入する手引をし、ウルヴァリンやゴーストライダー、ムーンナイトらも巻き込んでの大決戦となりました。

親友フォギーの呼びかけに隙を見せたデアデビルに対して、アイアンフィストの一撃でエレクトラがマット・マードックの心に侵入。マットとエレクトラの二人でビーストを撃退し、このイベントは終了。

マットはヘルズキッチンをブラックパンサーに任せ、自分を見つめ直す旅に出ました。


現状、「ボーン・アゲイン」では市長となったキングピンにより自警団活動の禁止政策が進められています。3話配信時点ではマットはキングピンの政策に関係なく、フォギーの喪失からデアデビルを卒業し、弁護士活動に注力していますが、それが上手く行かなくなったときにどうなるのでしょうか。

弁護士としても、自警団としても活動できなくなった先に、悪となって街を救うという選択をして「シャドウランド」のラインに乗っていく事はあり得るのかもしれません。

法に則って街を支配するキングピンと、悪を利用して正義を為そうとするデアデビル、立場を入れ替えたような対決があるかもしれませんが、人類滅亡を目論む悪魔は捨てられる要素の候補のひとつでしょうか。

登場キャラについては、ウルヴァリンのヒュー・ジャックマンさんやムーンナイトのオスカー・アイザックさんらをキャスティングしなくとも、Netflixのディフェンダーズメンバーを上手く使うだけでも十分豪華になりそうです。

もちろんコミックの話は完全に置きざりにして、単に夜間用のステルススーツとしての黒色という線もあります。自警団活動を少しでもバレにくくするために。

シーズン2の撮影はまだまだ始まったばかりで、あと数カ月は続く見込みです。続報もお待ち下さい。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影現場より、登場キャラの一部が判明

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の配信がスタートするのと並行してシーズン2の撮影が始まっていますが、その現場から、シーズン2に再登場するキャラクターの一部が判明しました。これらのキャラがシーズン1を生き延びるというネタバレになるため、ご注意ください。

※これより先は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、シーズン2のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

現場で目撃されたバンで確認された名前、Mr.チャールズはおそらく主演のチャーリー・コックスさんのバン。死人でも主人公になれるマーベルという世界ではありますが、特に疑問もなくデアデビルは生きてシーズン1を終える事になるのでしょう。

BBユーリックも再登場が決まっている様子。Netflix版でキングピン/ウィルソン・フィスクが彼女のおじベン・ユーリックを殺害している事を考えると、2話の面会シーンはヒヤヒヤする部分がありましたが、彼女も生き延びることになりそうです。

ヘザー・グレンは意外にも再登場するようです。プロデューサーはヘザーに何かが起こる事を予告していましたが、これは「コミックのようなイベントは起こらない」ことが起こるという意味だったのでしょうか。

スタント・ミューズは何かのコードネームでもない限り、ヴィランとして登場するミューズのスタントマン用に用意されたバンだと推測されます。ミューズはシーズン1の3話配信時点でまだフォーカスされていませんが、コミックでは殺人鬼でありインヒューマン、超スピードと超感覚を有しているキャラで、シーズン2ではスタントを利用したアクションシーンが期待出来るようです。

スクーパーの補足投稿によると、デアデビルとミューズの対決はヘザーとBBがいる建物内で撮影されたとの事で、他の撮影は今のところ別の屋内スタジオが利用されていると言います。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1ではまだ3話しか配信されていないにも関わらず、メインキャラからモブに至るまでそこそこの死亡者が出ています。シーズン2での殺人鬼との戦いで、デアデビルは犠牲者を出さずに乗り切れるのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

「X-MEN」出演の噂のセイディー・シンクさんが「スパイダーマン4」に起用

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」に、「ストレンジャー・シングス」などで注目されたセイディー・シンクさんが起用されたと、海外大手メディアが報じました。

過去の噂ではセイディー・シンクさんはリブート版の「X-MEN」のジーン・グレイとして、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に先行して登場するようだとも報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-sadie-sink-as-jean-grey-rumor/”]

今回、Deadline の報告によると、セイディー・シンクさんが「スパイダーマン4」にジーン・グレイとして登場する可能性がある他、メリー・ジェーン・ワトソンを演じる可能性もあると言います。

ゼンデイヤさん演じるMJの変異体にあたるコミックバージョンに近い赤毛のメリー・ジェーンが登場するとなると、ジャックポットとして戦うヒロインを導入する事になり、場合によってはジーン・グレイよりも重要な役柄になると言えそうです。

ただし、セイディー・シンクさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に出演するという部分にはあまり触れられておらず、メリー・ジェーンだった場合に「ドゥームズデイ」で何を果たすのかは気になるところ。続報にも注目です。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。