「ブラックウィドウ」スカーレット・ヨハンソンさんが「ワンダヴィジョン」のエリザベス・オルセンさんを絶賛

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」で主演を務めるスカーレット・ヨハンソンさんが、海外メディア SiriusXM との対談中に、MCUでスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんを絶賛し、今後のMCUに与える影響について語りました。

MCUが始まった頃を振り返り、女性が少なかった事についてヨハンソンさんは以下のようにコメントしました。

コビー(マリア・ヒル役)がいたので、基本的には私たち2人が砦を守っていたんです。リジー(エリザベス・オルセン)が入ったことで、かなりバランスが良くなりました。今では、さらに女性が増えて、ようやく追いついたという感じです。

そして、そのエリザベス・オルセンさんへの賛辞も述べています。

リジーは素晴らしいわ。彼女はとても面白くて、一風変わったユーモアのセンスを持っています。彼女は完全なプロです。彼女は完璧に溶け込んでいて、ただ一緒にいて、話して、そして仕事に持ち込むことができるんです。
彼女がやっていたことは、肉体的にもとてもハードでした。私は彼女と仕事をしたことがありますが、彼女が何もないところから作り出していることに驚きました。彼女は全体的な身体性を作り出していて、彼女のキャラクターにはとても官能的なものがあります。彼女はとても情熱的です。これには驚きましたし、自分が恥ずかしくなりました。この神秘的で美しいものは、女性らしい強いエネルギーを持っていたのです。それはとても必要なことでした。

スカーレット・ヨハンソンさんは2010年公開の「アイアンマン2」からブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役を演じており、2012年公開の「アベンジャーズ」では初期メンバー6人のうち、唯一の女性ヒーローでした。

2013年の「アイアンマン3」でペッパー・ポッツがエクストリミスの力で活躍もしましたが、本格的なヒーローデビューは見送られました。また、2014年には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でガモーラやネビュラが登場しましたが、ガーディアンズがクロスオーバー作品になるのはもう少し後の事であり、他のMCU俳優さんたちと一緒に仕事をする機会がありませんでした。

そして、2015年の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でワンダがデビューし、続けて2016年の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でも活躍し、存在感をアピールするようになりました。

MCUのフェーズ4が始まる予定だった2020年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響でスケジュールが大幅に調整され、本来は映画「ブラックウィドウ」で始まる予定でしたが、2021年のドラマ「ワンダヴィジョン」がフェーズ4の先陣を切る事に。MCU初のドラマシリーズということで不安視される部分もありましたが大成功を収めました。

MCUのワンダはナターシャに続くベテランの位置にあり、ヒーローとしての能力的にも強力で、次世代のアベンジャーズの中核を担うはずの人物の一人でもあります。

当初に比べてキャラクターの男女比のバランスも良くなり、見た目や出自、性格なども多様化してきていますが、そのほとんどは元々マーベル・コミックスで描かれていたもので、80年を超える歴史の賜物と言えるかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日 劇場先行公開、2021年7月9日 より ディズニープラスでのプレミアアクセス公開です。

ソース:Scarlett Johansson Offers High Praise For WandaVision’s Elizabeth Olsen

ディズニープラスの「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」でドラマ「ワンダヴィジョン」の曲が登場

ディズニープラスの「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」で、ドラッグパフォーマーのジャッキー・コックスさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に挿入されたアガサ・ハークネスの「Agatha All Along」を歌う事が報じられました。

「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」バーチャルコンサートはLGBTQ +の声を祝うもので、何年にもわたるさまざまな映画やシリーズからディズニーの象徴的な曲のいくつかを演奏する無数のエンターテイナーが出演。この番組のホスト、パフォーマー、ディレクター、プロデューサーは主にLGBTQ +コミュニティのメンバーで構成されており、コンサートはディズニー・ミュージック・グループとディズニー・プライド・エンプロイー・リソース・グループとのパートナーシップで制作されました。

スペシャルの予告編が最近YouTubeにアップロードされています。

バーチャルコンサート「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」は現地時間の6月27日配信予定で、日本での配信は未定です。

ソース:WandaVision: Agatha Will Have a Solo in Disney+ Pride Celebration

ドラマ「ワンダヴィジョン」の初期コンセプトアートが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で未使用に終わったコンセプトアートが公開されました。マーベル・スタジオのヴィジュアル開発スーパーバイザーのジャクソン・ジィーさんが自身のTwitterにて公開しています。

投稿には「初期のプリプロダクションで行われたWandaVisionキーフレーム。これは、HEXの概念を説明するためのもので、ワンダの世界に足を踏み入れたときに物事がどのように移行および変化するかを示しています。」とコメントを添えています。

左側はHEXの外側を描いてあり、軍人(S.W.O.R.D.のエージェント?)がHEX内に入る事でパレードへと変貌する様子を表現しています。また、子どもたちが大勢描かれている様子から、初期のプロットではウェストビューの子供は人質にはされていなかった事が伺えます。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

MCUドラマ「ワンダヴィジョン」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のデジタルディスクの発売予定はないと海外で報じられる

ディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のデジタルディスク版の発売計画がないことが報じられました。海外メディア TVLine のマット・ミトヴィッチ氏はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ作品のBlu-ray化について質問され、予定が無いことを明かしました。

インタビューの中でミトヴィッチ氏は「特に物理的なメディアが好きな人には興味深い質問ですね。残念ながら、今のところ発売予定はないと聞いています。しかし、絶対にないとは言い切れません!」と述べました。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は2021年1月のインタビューでディスク版について尋ねられた際に「良い質問ですね。私も答えを探しているところであり、知らないんです。」と回答していました。

ディスク版をどうするかは親会社であるディズニーの裁量になりそうですが、今の所はハリウッドの中でもMCUのディズニープラスシリーズのディスク版発売の話は出ていないようです。同じくディズニープラスシリーズであり、「ワンダヴィジョン」も早くに配信がスタートしたスター・ウォーズのドラマ「マンダロリアン」も現在シーズン2まで配信されていますが、ディスク版は発売されていません。

ディズニーは当然の事ながらNetflixなどの競合他社と戦うためにディズニープラス独占作品は大きな武器であり、当分の間ディスク版の登場の可能性は低いのかもしれません。

ソース:Marvel Reportedly Has No Plans for WandaVision and The Falcon and the Winter Soldier Blu-Ray Releases

ドラマ「ワンダヴィジョン」のアガサ役キャスリン・ハーンさん、MCUに戻りたいがまだ何も聞いていないと明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場したアガサ・ハークネスを演じたキャスリン・ハーンさんが、Gold Derby とのインタビューの中で再演の意欲について質問され、「もちろん戻って来たいわ」と述べ、「でもまだマーベル・スタジオからは何も聞いていない」と述べました。

ハーンさんは動画の中で以下のように語りました。

脚本家のジャック・シェイファーをはじめ、みんなが “これは一回限りのものだ “とはっきり言っていました。シーズン・フィナーレはシーズン・フィナーレであり、シーズン・フィナーレとして書かれていますが、これはとても素晴らしく、全体としてとても満足しています。

また、ハーンさんは、もしこの役に戻るとしたら、アガサのどのような部分を追求したいかと聞かれ、次のように答えています。

アガサの最大の魅力は、多くのことを見てきた “何世紀も前の魔女 “であることです。コミックの中で、彼女はさまざまな世界に触れています。この数世紀の間に、彼女が出会ったさまざまな人々や存在があります。

以前にニューヨーク・タイムズとのインタビューでもアガサには休息が必要だと話す一方で、再演にも意欲を示していたキャスリン・ハーンさんですが、キャラクターの過去に焦点をあて、コミックとは異なる立場になった経緯を明らかにしたい事を明かしました。

「ワンダヴィジョン」はリミテッドシリーズである事が、ここ最近制作陣によって明かされていますが、それとは別にスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフの物語は次の登場が明かされている映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」以降も続くとマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かしています。

今の所、ストレンジの続編にアガサが登場すると言った噂は耳にしませんが、ワンダの次の登場作品でアガサが登場する余地は充分にあると考えられています。また、アガサのソロ作品の可能性も否定出来ないぐらいに、彼女の過去には様々な経験があるに違いありません。アガサ再登場の動きがあり次第、また情報をお届けしようと思います。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:WandaVision’s Kathryn Hahn Hints How Agatha Harkness Could Return in the MCU

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン2の可能性についてケヴィン・ファイギ社長が言及 ─ 物語は継続する

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のドラマシリーズとしてディズニープラスで配信された「ワンダヴィジョン」は好評を博し、シーズン2を期待するファンも少なくありません。しかし、配信後のインタビューでは監督や脚本家が本作がリミテッドシーズンであるとインタビューでコメントし、先日は主人公ワンダを演じたエリザベス・オルセンさんも同意しました。

オルセンさんは海外メディア Variety とのインタビューの中で、「これは間違いなくリミテッドシリーズです。私はそう言いますが、わかりません。マーベルでは、絶対にノーとは言えません。人は死ぬの?わかるでしょ?」とコメントしました。

「ワンダヴィジョン」の最終話が配信されてから数ヶ月、監督や主演がシーズン2の可能性がないと示唆する中、マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏が今回「ワンダヴィジョン」の将来について言及しました。

PaleyFestのバーチャルパネルで観客とQ&Aセッションを行っていたファイギ社長は、「ワンダヴィジョン」がシーズン2まで続くのか、それともシリーズは何か別のものに進化するのかという質問を受け、次のように述べました。

ワンダ・マキシモフとヴィジョンのそれぞれの継続的なストーリーについて、その進化には賛成ですが、おそらく、そして必然的に様々な形で登場することになるでしょう。

「ワンダヴィジョン」のシーズン2に対してあるともないとも明言せずに、しかし、ワンダとヴィジョンの物語はまだ終わっていない事を明らかにしました。

今の所ワンダは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に登場することが発表されていますが、ヴィジョンについては不明で、ヴィジョンを演じるポール・ベタニーさんはマーベル・スタジオとの今後の契約をしていない事を明かしています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Will WandaVision Get A Season 2? Marvel’s Kevin Feige Responds

ドラマ「ロキ」の1話視聴数が「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」を超える

水曜日に配信が始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の米国視聴者数が「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」を超えていると報じられました。Samba TVの報告によると、ロキの水曜日のプレミアは、米国内で89万世帯を集めました。これは、第三者のストリーミング統計機関によると、“ディズニープラスの番組の中で、米国内のプレミア日の視聴者数が最大である “とのことです。

ロキの89万世帯に対して、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は75万9千世帯、「ワンダヴィジョン」は65万5千世帯を記録しています。また、プレミアアクセスとして有料公開された映画「クルエラ」も超えているとの事。

「初日に視聴した世帯数の増加は、マーベルのDisney+シリーズが勢いを増していることを証明しています」と報告しています。

SambaTVは、300万世帯の地上波スマートテレビでの5分以上のストリーミング視聴率を測定しており、これまでに、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の最初の週末の視聴者数を170万世帯、「ワンダヴィジョン」の最初の3日間の視聴者数を160万世帯と記録しています。

ただし、SambaTVの数字にはモバイル視聴者が含まれていないため、全体像がわからないという意見もあるようです。

米国などで2019年11月にサービスがスタートしたディズニープラスは、現在日本を含む計59カ国で展開。2021年3月には加入者数が1億人を突破した事が発表されています。

MCU作品はもちろん、スター・ウォーズシリーズの新作なども複数発表されており、今後も品質の高い独自のコンテンツを展開していくことが期待されています。

ソース:‘Loki’ First-Day Viewership Scores Record For Disney+/Marvel Series, Per Samba TV

ドラマ「ワンダヴィジョン」、マキシモフ家はほとんどCGIだった事が判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で主人公ワンダやヴィジョンと同じぐらいよく目にしたのが二人の住む家でしたが、そのほとんどがコンピューターグラフィックスによるものであったことが、SSVFXの特集によって明らかになりました。

特集動画を見ると、マキシモフ家はほとんどグリーンバックで制作されている他、その他の場所でもグリーンorブルーバックが多用されている事が確認できます。

CGIと言えば一昔前は撮影が困難な場所や現実に存在しない場所などの描写に使われることが主流でしたが、テクノロジーの進歩とともにその制作コストは低下し、最近では撮影セットを作るよりも安価なケースが出てきています。

マーベル・スタジオに限ったことではありませんが、今後こういった制作のスタイルは増加すると見られ、何が本物で何が作り物なのかを見分けるのは一層難しくなっていくかもしれません。

特集は3分超ほどの動画となっていますので、興味がある方はリンク先でフルで御覧ください。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、制作されなかったドクター・ストレンジのカメオシーンが明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」にドクター・ストレンジが登場予定だったことが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長のインタビューから明らかになっていましたが、本作で脚本を担当したジャック・シェイファーさんが海外メディア Rolling Stone とのインタビューでその内容を明かしました。

インタビューの中でシェイファーさんは「基本的に短いカメオ出演だった」と述べ、その内容を語りました。

私がこのプロジェクトに参加したときの計画は、シリーズの最後にハンドオフがあり、ドクター・ストレンジの参加は実質的に短いカメオに過ぎないというものでした。初期のアウトラインでは、2人(ワンダとストレンジ)が一緒に夕日に向かって走り去るという様々なバージョンがありました。しかし、それはあまりしっくりきませんでした。私たちは、この特別な物語の中で、ワンダの主体性と自律性を実現したかったのです。そのため、少し蛇足のように感じられました。

さらに、「ワンダヴィジョン」にドクター・ストレンジが登場することで、ある問題が発生すると述べました。

もうひとつの問題は、もしドクター・ストレンジが最後に登場するとしたら、彼はその間どこにいたのかということです。私は、ドクター・ストレンジのバリエーション、最後のビートのバリエーションを書くのが好きでした。彼のために書くのは楽しいことでした。ワンダが市外を飛んでいて、ドクター・ストレンジに遭遇するバージョンもありました。

そして最終的には登場させないという決断に至ったことを話しました。

ドクター・ストレンジが出てきたらかっこいいのに、と言う人もいるかもしれませんが、それではワンダの魅力が半減してしまうので、それは避けたかったのです。番組の最後が、次の映画のために商品化されたり、「白人が登場して、力の使い方を見せてやる」というようなことにはしたくありませんでした。それは私たちが言いたいことではありませんでした。

また、幻のラストシーンとは別に、ドクター・ストレンジの登場があったことも明かしました。

エピソード7のネクサスのCMでは、背景に薬剤師としてのドクター・ストレンジがパッと映る、瞬きのようなカメオにするというのがお気に入りのアイデアのひとつでした。ブラッド・ピットのキャラクターがホテルのテレビに映っていて、よく見ると一瞬だけ映っている、という『ファイト・クラブ』にとても影響を受けました。私たちは、「ネクサスのCMは彼女の潜在意識だ」と考えました。ストレンジが背景にいて、彼女に連絡を取ろうとしているとしたらどうだろう」と考えました。

ストレンジがCMに登場するという当初のアイデアは、CMがワンダ自身から現れるというこのアイデアと噛み合わなかったため、”そのアイデアから離れた “と述べ、こちらも幻のシーンとなったことが明らかになりました。さらに「ドクター・ストレンジが彼女に手を差し伸べようとしていて、実際に彼がCMの背後にいるというバージョンもありましたが、私たちはその考えをやめました。」と補足しました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」でワンダとストレンジの共闘は幻となってしまいましたが、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)でも二人のシーンは幻となっていました。ただしこちらは撮影自体はされていて、その時の写真も公開されています。

Deleted scene from Endgame of Wanda protecting Strange as he held back the water

2度にわたる幻の共演シーン、映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」ではどのように描かれるのでしょうか。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 米国公開予定です。

ソース:The Oral History of ‘WandaVision’

ヴィジョン役ポール・ベタニーさん、ドラマ「ワンダヴィジョン」後の契約はしていない事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」でヴィジョンとホワイトヴィジョンを演じたポール・ベタニーさんが、海外メディア The Playlist とのインタビューで、マーベル・スタジオと次の契約はまだしていない事を明かしました。

MCUのヴィジョンの将来について質問されたベタニーさんは次のようにコメントしました。

ヴィジョンの将来について私は何も知りません。私が知っているのは、今回の報道の流れを見る限り、エミー賞に向けてのものであり、それはリミテッドシリーズのものです。ですから、シーズン2はないと思います。ホワイトヴィジョンをこのままにしておくのは難しいと思いますが、それについてはまだ話し合っていません。

S.W.O.R.D.によって作られたホワイトヴィジョンは一時期敵対しましたが、封じられたメモリへのアクセスが解除されたことでインフィニティ・ウォーまでのヴィジョンと同等の記憶を手に入れ、どこかに飛び去ってしまいました。

ホワイトヴィジョンの再登場については、ワンダの次回作でもあり、ワンダとヴィジョンの子供も再登場すると言われている映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」が有力視されていましたが、ベタニーさんの「契約していない」という言葉を信じるのであれば、少なくとも現在発表されているMCU作品には再登場しないと考えられそうです。

記憶こそある程度戻ったものの、感情はまだ取り戻せていないように見えたホワイトヴィジョンですが、ワンダや息子たちのピンチに駆けつける事はあるのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Paul Bettany Has No Clue When ‘WandaVision’s’ White Vision Will Return & Has Mixed Feelings Over That Big Cameo Tease [Interview]