映画「ソー/ラブ&サンダー」にバステト女神が登場する事が判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー/ラブ&サンダー」にバステト女神が登場する証拠を見つけたと、海外メディア Cosmic Circus が報じました。バステトはエジプト神話に登場する黒猫姿の女神で、ワカンダで信仰されているブラックパンサーの女神バーストと同一視されている神様であり、ドラマ「ムーンナイト」に登場するエジプトの月神コンシューの異母兄弟にあたる神様です。

記事によると、黒人女優の Akosia Sabet さんの Showcast ページの出演作リストの中には「長編映画:ソー/ラブ&サンダー ロール:バステト プロダクション:マーベル 監督:タイカ・ワイティティ」と記されているとの事。この情報が公式なものかは不明としつつも、可能性はかなり高いと伝えています。

「マイティ・ソー」シリーズでは主人公のソーをはじめとした北欧神話の神様のモデルとなったという設定で、ソーやロキ、オーディンのようなキャラクターが多数登場しています。さらに、最新作ではラッセル・クロウさん演じるギリシャ神話のゼウスが登場する事も明かされていましたが、エジプト神話からもバステトが登場することになるようです。

「ラブ&サンダー」でクリスチャン・ベールさん演じるゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーは「神殺し」の異名を付けられており、その名の通り神を憎み、殺しまくるヴィランです。このゴアが北欧神話の神であるソーだけでなく、他の神話の神を狙うのは設定上筋が通っているようです。

そうなると気になるのが「エターナルズ」の存在です。エターナルズのメンバーたちも何人かは古代の地球人から神として崇められており、劇中でもスプライトがアテナはセナをモデルにしていると(未公開シーンで)話していました。コミックではセナとは別にゼウスとその娘アテナがいるわけですが、MCUのエターナルズがゴアのターゲットにされるのかどうかは今の所わかっていません。

「ソー/ラブ&サンダー」と「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」や「ムーンナイト」の脚本がどのくらい絡み合っているかは不明ですが、ゴアによる被害はユニバース全体に影響する可能性もありそうです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 米国公開予定です。

ソース:Report: The Goddess Bast will appear in “Thor: Love and Thunder”

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の撮影で「ホワット・イフ」ナターシャ役が目撃?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のセット写真が atlanta_filming によってリークされ、その中に女優のレイク・ベルさんが映っていると海外メディア Cosmic Circus が報じました。ベルさんはアニメ「What if…?」にてナターシャ・ロマノフの声を担当していました。

記事によると彼女の役割は不明とのことで、実際にキャスティングされているかの確証もないとしていますが、一方でベルさんが何故かブラックパンサーの公式インスタをフォローしている事も指摘しています。また、彼女が「ホワット・イフ」で演じた、ナターシャ・ロマノフのマルチバースバージョンの実写版を演じるとは考えにくいとも伝えています。

レイク・ベルさんは「ホワット・イフ」の他、「スパイダーマン:スパイダーバース」、「ペット」や「シュレック」などのアニメーションプロジェクトで声優を務めた他、実写映画で俳優としても活躍されており、「ベガスの恋に勝つルール」(2008年)、「恋するベーカリー」(2009年)、「抱きたいカンケイ」(2011年)などラブコメ作品への出演が目立っています。

ベルさんがブラックパンサーに出演するとなれば、どのような役柄になるのでしょうか。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は、現在シュリ役のレティーシャ・ライトさんの怪我により撮影が中断され、来年始めには再開される予定との事。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:Report: Poison Ivy and Black Widow Voice Actress Lake Bell Appears to Have Joined ‘Black Panther: Wakanda Forever’

映画「シャン・チー」監督、マーベル映画は怖くてやりたくなかったと明かす ─ 払拭したのは「ブラックパンサー」監督の言葉

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が、現地時間19日に開催されたオンライン記者会見にて、マーベル映画は規模が大きすぎて怖くてやりたくなかったと当初の心境を明かしました。

会見で「この物語を描きたいと思ったポイント」について質問された監督は以下のように述べました。

私はシャン・チーの旅にとても共感しています。スーパーパワーを得るために化学薬品を使わないスーパーヒーローであることが気に入っています。それは自己発見の旅であり、成長の旅であり、人生の中で逃げ続けてきた痛みに最終的に対処する方法を学ぶ旅なのです。そして、自分の内面や過去を見つめ、良いことも悪いことも、喜びも苦しみも、すべてを自分の一部として受け入れることができるようになったとき。そしてそれは、人間として誰もが何らかの形で行っていることだと思います。

しかし、以前はマーベル映画のような大きなプロジェクトは怖くて参加したくなかったと、当時の心境を語りました。

このような映画に足を踏み入れることに、個人的に大きな恐怖を感じていました。ケヴィン(・ファイギ)にオファーしたとき、ピッチの中で私は自分自身でいようと自分に言い聞かせました。私は自分自身でないとプレッシャーを感じる傾向がありますが、このピッチでは自分自身でいようと思いましたし、それができたことで気分よく出て行くことができました。

面接の最後に「マーベルの大作映画にずっと出たいと思っていましたか」と聞かれ、「言うべきかな…」と思ったのですが、実は、この映画の監督を募集すると発表される数週間前に、とても現実的な決断をして、エージェントに電話をして、「絶対にマーベルの映画には出さないでくれ」と言ったのです。

そして、ピッチの中でケヴィン、ルイ、ヴィクトリア、ジョナサンにこのことを言い、その後、彼らがシャン・チーの発表をしたときに説明したのですが、私の中で何かがスパークして、私は中に入ってミーティングをしなければならなくなり、それがこのようになったのです。打ち合わせを終えてエレベーターで降りるときに、”こんなことを言うなんてバカだな… “と思いましたよ。

素直に怖かった、やりたくなかったと発言したにも関わらず、プロジェクトへの起用が決まったクレットン監督でしたが、大規模なマーベル映画に対する恐怖心は消えなかったと説明しました。

そしてこの恐怖心を和らげてくれたのは、親友であり、マーベル・スタジオで「ブラックパンサー」を撮ったライアン・クーグラー監督だった事を明かしました。

でも、いざ制作となった時、ライアン・クーグラーと話をしました。私は本当にこのような大きなスタジオ映画に足を踏み入れるのが怖かったし、自分に何が起こるのか怖かったんです。プレッシャーに負けてしまうのではないか?とたくさんの不安がありました。

ライアンが私に言ったことは、私の心を本当に楽にしてくれました。「プレッシャーは大変だし、この時点までにやったことの中で最も難しいことになるかもしれないが、そのプレッシャーや複雑さは、一緒に仕事をしている人たちや、そのためにやっている人たちから来るものではないんだ」と。

それが私が見つけたことです。ケヴィンの言葉を借りるまでもなく、好奇心と探求心に満ちた環境がトップダウンで提供されている、とても特別な職場です。このスタジオには恐怖心に基づく考え方がありません。そのおかげで、私たちはリスクやチャンスを取ることができ、この映画に関わるすべての人に、同じように恐れを知らない探求心を植え付けることができました。このことが、映画がこのような結果になった大きな理由だと思います。

クーグラー監督のアドバイスで心が楽になったクレットン監督は、MCUの中に新たな風を吹き込むと言われる本作を無事に撮り終える事が出来たようです。

映画の公式あらすじは以下の通りです。

アメリカ・サンフランシスコで
平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、
組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、
彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ソース:Black Panther 2 Director Gave This Key Advice to Shang-Chi’s Destin Daniel Cretton

マーベル・スタジオが新たなLLCを設立 ─ ブラックパンサースピンオフシリーズが前進か

マーベル・スタジオが新たに「Maglev Train Productions」というLLC(日本で言う合同会社)を設立したと、海外メディア The Ronin が報じました。Maglevとは磁気浮上式鉄道、リニアの事で、2018年公開の映画「ブラックパンサー」の劇中で見たヴィブラニウムを運搬していた列車を指していると見られています。

「ブラックパンサー」は Kimoyo Productions 、現在制作中の「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は Kimoyo Productions II が担当しているため、今回報告されたLLCは3作目の映画のためのものではなく、以前に報じられたブラックパンサーのスピンオフドラマシリーズのための会社ではないかと記事は伝えています。

このドラマはドーラミラージュに焦点を当てるのではないかと言われていますが、今の所公式からは何も明かされていません。「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」についてもほとんど何も分かっていませんので、続報があり次第またお報せする事になります。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ソース:Marvel Studios Sets Up LLC For Upcoming Wakanda Project From Ryan Coogler

「ブラックパンサー」スピンオフドラマにオコエ再登場が決定

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ブラックパンサー」スピンオフシリーズにダナイ・グリラさん演じるドーラミラージュの隊長オコエが再登場する事が明らかになりました。これは海外メディア The Hollywood Reporter が特集したハリウッドで働く100人の弁護士の記事の中で、グリラさんとスタジオを繋ぐ弁護士、ジェイミー・マンデルバウムさんのコメントで明らかになりました。

マンデルバウムさんは、「女優のダナイ・グリラが、来るべき”ブラックパンサー”の続編でオコエ役を再び演じるだけでなく、Disney+のオリジン・スピンオフ・シリーズにも出演することを仲介しました。」と記事の中で述べています。

ディズニープラスのコンテンツとしてブラックパンサーのスピンオフがいくつか計画されている事は以前から報道されており、映画を制作しているライアン・クーグラー監督がマーベル・スタジオと5年間の契約を結んだ事でドラマもクーグラー監督が制作するものと見られています。

ドラマの詳細についてはまだまだ不明ですが、ブラックパンサーの映画シリーズに登場している主要なキャラクターは登場の可能性が高く、今回のニュースではその一人であるオコエの再登場の裏付けとなりました。

監督は現在、映画の2作目を開発中。2021年7月から撮影が始まると伝えられており、ドラマの制作はそれが終わってからになるものと見られています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ソース:Power Lawyers 2021: Hollywood’s Top 100 Attorneys

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」プロデューサーがブラックパンサー登場の噂を否定

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のプロデューサーを務めるネイト・ムーアさんが、ショーにブラックパンサーが登場するという噂について否定しました。これはムーアさんとカリ・スコグランド監督が出演したポッドキャスト「Vanity Fair Still Watching」の中で明かされました。

噂について尋ねられたムーアさんは「それはあり得ないことです。」ときっぱりと否定しました。

いいえ、それはあり得ないことです。もしそうであれば、私は正直に言います。チャドが亡くなったことは人生のすべてに関わることですし、私はキャラクターと同じくらい彼のことを愛していました。彼は多くの人にとって、私たちと同じくらい大切な存在でしたから、彼が登場するタイミングについては慎重に考えなければならないと思っています。でも、「来週はブラックパンサーが見られるかもしれませんよ!」というような使い方はしません。私たちはそうしませんし、彼もそうしません。

通常、マーベルの制作陣が噂を否定することはほとんどありません。予想や考察もファンの楽しみ方であると考えているマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長のポリシーに準じています。

この噂は脚本家のマルコム・スペルマンさんが5話にサプライズがある事を明かした事と、3話のラストからワカンダが絡みだしたことが発端となっていますが、今回のプロデューサーのインタビューにてきっぱりと否定される事になりました。

ブラックパンサー/ティ・チャラを演じていたチャドウィック・ボーズマンさんの死去は制作陣全体を深い悲しみに包んでおり、ディズニーはキャストの交代やCGによる復活をしないことを公表しています。前作から引き続き監督を務めているライアン・クーグラーさんは「続編制作をキャンセルするほうが辛い。チャドから”何やってるの?”と応援されているように思うから、制作を続けています。」と The Hollywood Reporter のインタビューにてコメントしました。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第5話は 2021年4月16日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ソース:The Falcon and the Winter Soldier Producer Shoots Down Wild Cameo Rumor 

エヴェレット・ロス役マーティン・フリーマンさん、「ブラックパンサー2」の脚本は完成していた事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」でCIAのエージェント、エヴェレット・ロス役を演じた俳優のマーティン・フリーマンさんが、次回作「ブラックパンサー2」の脚本がすでに完成していたが、現在は作り直しているためこの先何が起こるかは分からないと、海外メディア Collider とのインタビューの中で明かしました。

フリーマンさんはインタビューで次のように話しました。

ええ、2作目の『ブラックパンサー』に出演しますよ。それがどんな形になるのか、近々ライアン・クーグラーと話すことになっています。脚本については(だから)何が起こるかわかりません。

チャドウィック・ボーズマンさん無しで「ブラックパンサー2」を製作する世界を想像できたかと聞かれたフリーマンさんは、

私の記憶が正しければ、チャドウィックが亡くなる直前には、脚本が出来ていて、その脚本に取り組んでいたんだけど、チャドが亡くなって、すぐに “ああ、そうか、じゃあブラックパンサーがいない世界もあるんだな。でもどうやってブラックパンサーなしでブラックパンサーをやるんだ?”と思いました。もちろん、チャドが亡くなる前に、彼なしでブラックパンサーをやるというのは馬鹿げた考えでした。狂っていたかもしれません。彼がここにいないということは、とても衝撃的で、今でもとても不思議なことです。だから、皆さんと同じように、次回作がどんな風になるのか興味がありますし、すぐにわかります。私が知っているのは、私がそれに参加しているということだけです。

とコメントしました。

主人公ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じるチャドウィック・ボーズマンさんが2020年に逝去したため、同年内に撮影開始されるはずだった脚本は白紙となり、あらたに制作中ということのようです。

マーベル・スタジオは主人公不在のこの作品において、ティ・チャラ役をリキャストしないこと、ティ・チャラをCGで再現しないことを現状で明言しています。新たな主人公が誰になるかは明かされていません。

映画「ブラックパンサー2」は 2022年7月8日 米国公開予定です。

ソース:‘Black Panther 2’: Martin Freeman on Making the Sequel Without Chadwick Boseman

マーベル・スタジオが映画「ブラックパンサー」の舞台裏写真を公開

マーベル・スタジオが2018年に公開した映画「ブラックパンサー」の公開3周年を祝い、舞台裏写真を公式Twitterにて公開しました。「ブラックパンサー」は公開直後から大ヒットし、アカデミー賞の作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門を受賞する作品となりました。

©MARVEL,Disney

ブラックパンサーは2016年公開の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で単独映画に先行して初登場し、その後本作を経て、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」などのクロスオーバー作品に登場し、人気を博しました。

しかし、2020年の8月にブラックパンサー/ティ・チャラを演じていたチャドウィック・ボーズマンさんが癌のため他界。既に決まっていた続編の制作は引き続き継続されることが発表し、ティ・チャラ役の代役をたてないことや、CGによる登場もないことをスタジオが公式に明かしています。

どのような続編が制作されるかはまだまだ不明の中、ディズニーはワカンダ王国を舞台にした新たなスピンオフ作品をディズニープラスコンテンツとして展開することを先日発表し、そちらも話題となっています。続編ともども詳細は不明で、続報に注目です。

映画「ブラックパンサー2」は 2022年7月8日 より米国公開予定です。

ワカンダを舞台にした「ブラックパンサー」スピンオフがディズニープラス向けに開発中

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」シリーズを手掛けるライアン・クーグラー監督が、ウォルト・ディズニーと新たな契約を結び、ディズニープラス向けのコンテンツを開発している事を各種海外メディアが報じました。Deadline では「5年間の全体的な独占テレビ契約」とも伝えています。

インタビューに対して監督は以下のように答えました。

ウォルト・ディズニー・カンパニーと提携できて光栄です。ブラックパンサーで一緒に仕事をすることは夢のようなことでした。視聴者として、ボブ・アイガー、ダナ・ウォルデン、そしてディズニー傘下の素晴らしいスタジオと一緒にテレビ事業を立ち上げることができて、これ以上の喜びはありません。私たちは、ディズニーのプラットフォームを通じて世界中の視聴者と学び、成長し、関係を築くことを楽しみにしています。特に、ケビン・ファイギ、ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、そしてマーベル・スタジオのパートナーたちと一緒に、Disney+のMCU作品を制作していくことになり、とても楽しみにしています。私たちはすでにいくつかのプロジェクトに着手しており、共有するのが待ち遠しいです。

具体的な作品名は明らかではありませんが、「ブラックパンサー」の舞台となったワカンダ王国に焦点をあてた作品になるとの事。監督は現在制作中の映画「ブラックパンサー2」と並行してディズニープラスコンテンツを開発していくことになるようです。

シリーズからレティーシャ・ライトさん、ルピタ・ニョンゴさん、ウィンストン・デュークさん、アンジェラ・バセットさんが戻ってくる「ブラックパンサー2」の撮影は2021年7月にアトランタで開始される予定です。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、昨年のチャドウィック・ボーズマンさんの死を受けて、ティ・チャラは「ブラックパンサー2」でCGIを使用しての登場はないと明言しています。

映画「ブラックパンサー2」は 2022年7月8日 より米国公開予定です。

ソース:‘Black Panther’ Helmer Ryan Coogler Stakes His Proximity Media Banner To 5-Year Exclusive Disney Television Deal; Wakanda Series In Works For Disney+

ティ・チャラの母ラモンダ役アンジェラ・パセットさん、「ブラックパンサー2」のマーベルの決断についてコメント ─ 彼はかけがえのない存在

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ブラックパンサー」シリーズなどで主人公ティ・チャラの母親でありワカンダの女王ラモンダを演じるアンジェラ・パセットさんが、次回作「ブラックパンサー2」で昨年亡くなったティ・チャラ役チャドウィック・ボーズマンさんの代役をたてない決断をマーベル・スタジオが発表したことについてコメントしました。

パセットさんは海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューでスタジオの発表について尋ねられ、「彼の死はとてつもない損失ですが、ケヴィン・ファイギとマーベル・ユニバース、そして前作からのスッタフであるライアン・クーグラー、監督、脚本家は、彼らは物語を語ることにコミットしているし、我々ができる限りのことを平等に、平等に計画してくれています。だから私たちはそれを楽しみにしています。彼らが何を思いつくか楽しみにしています」と答えました。

彼女はスタジオが「大転換をしなければならないことを認めていて、私たちの誰もが何も知らされていなかったので、彼らは今もそれに取り組んでいる」と語っています。

ボーズマンさんについては「私たちの兄弟は本当に胸の奥底にあるものを持っていましたが、彼の遺産、彼の喪失、彼が誰であったか、そして彼が私たちと共有したものに対する私たちの愛と感謝は、他のものには代えられません…それは惜しまれ、感謝され、複製することはできません。それはとてつもなく名誉なことであり、そう、彼はかけがえのない存在なのです。」とコメントしました。

現在、映画「ブラックパンサー2」の制作は始まっていますが、あらすじ等はまったくの不明です。一部海外メディアによると、映画冒頭でボーズマンさんの未使用のフィルムを利用してティ・チャラの死を描き、物語の中で新たなブラックパンサーの継承者を誕生させるのではないかとしています。

映画「ブラックパンサー2」は 2022年7月8日 米国公開予定です。

ソース:Angela Bassett Reacts to Chadwick Boseman’s Role Not Being Recast in ‘Black Panther’ (Exclusive)