X-MENのMCUデビューに向けてプロデューサーが二人のキャラに注目

マーベル・スタジオが制作を予定しているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」などのプロデューサーを担当したネイト・ムーアさんが、海外メディア DeadlineのCrew Callポッドキャストのインタビューに出演し、今後MCUで語りたい黒人ヒーローについて二人のX-MENの名前を挙げました。

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ムーアさんは「X-MENが帰ってくるのは秘密ではありません。」と前置きした上で「ストームとビショップはフランチャイズで素晴らしいキャラクターのうちの2人で、彼女たちの事であれば一日中アイデアを出す事ができます。」と述べました。

X-MENの名前が出た事で、映画の監督はいるのかと聞かれたムーアさんは、「いやいや、まだ早い、早い、早いんだ、うん。」と時期尚早であると示しました。

また、ブラックパンサーに続く黒人ヒーローとして、ストームやビショップの前に控えているキャラクターについて、「ワンダヴィジョンで紹介されたモニカ・ランボーを演じたテヨナ・パリスが素晴らしい仕事をしているので、夏にはザ・マーベルズで味わえると思います。モニカはコミックで何十年も前から続いている素晴らしいキャラクターなんです。」とコメントしました。

ストームはコミックではブラックパンサー/ティ・チャラと婚姻関係にあった時期があり、息子ももうけていましたが、MCUではティ・チャラが死亡した事になったためにこの設定が反映される事は別のマルチバースでもない限りなさそうです。

なお、FOX制作の「X-MEN」でストームを演じていたハル・ベリーさんは、ストーム再演について強く望んでいる事をアピールしています。

ビショップは2014年の映画「X-MEN:フューチャー&パスト」でオマール・シーさんが演じていましたが、1作のみの登場でした。コミックのビショップは、センチネルにほとんどのミュータントが殺された荒廃した未来の人物。残りわずかなミュータントはプロフェッサーXの意志を継ぎ、X.S.E.(エグゼビア・セキュリティ・エンフォーサーズ)を結成。X.S.E.に入るための学校で出会った学友がヴィランとなり現代へタイムトラベルした事で、それを追ったビショップは現代でX-MENと合流する事になりました。

映画「デッドプール3」や映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での登場はあるのか、そして「X-MEN」本編が始まるときにどうなるのか、大きな期待がかかっています。

ソース:Producer Nate Moore On Pivoting ‘Black Panther’ After Chadwick Boseman’s Death And “More Stories To Be Told” With Harry Styles – Crew Call Podcast

マーベル・スタジオがディズニープラス向けに複数の「ブラックパンサー」スピンオフドラマを開発中

ディズニーとマーベル・スタジオがディズニープラス向けにMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ブラックパンサー」シリーズの「複数の」スピンオフ作品を開発中だと、海外メディア Variety が報じました。

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Varietyは、マーベル・スタジオが「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督の制作会社であるプロキシミティ・メディアと協力して複数のブラックパンサースピンオフを開発している、と伝えています。監督が「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の正当な続編となるとコメントした「アイアンハート」、そして2021年に発表された最初に確認されたワカンダを舞台にしたスピンオフ作品、さらにオコエが主人公の作品とは別のプロジェクトを含む複数の計画が動いているとしています。

監督は先日の「ブラックパンサー3」に関する質問で、「僕はマルチタスクが得意な人間ではない」とし、1作品ずつ丁寧に制作していく姿勢をみせていました。そのため、映画3作目とワカンダスピンオフドラマが最低3作品と、今後ワカンダに関する物語は長期的に展開されていくと考えられます。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の公式概要は以下のとおりです。

ラモンダ女王、シュリ、エムバク、オコエ、ドーラ・ミラージュたちが、ティ・チャラ王の死に乗じた大国の干渉から国を守るための戦いに挑む。ワカンダの人々が国の難局に必死に立ち向かう一方で、ヒーローたちはウォー・ドッグのナキアやエヴェレット・ロスの助けを借りて皆で一致団結し、ワカンダ王国の進むべき新しい道を切り開いていかなければならない。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

ソース:Rebuilding ‘Black Panther’: How the ‘Wakanda Forever’ Family Fought Through Grief and Injury to Create a $250 Million Superhero Tribute

ディズニー&マーベルゲームショーケースにて新作2本が初公開、その他発売間近のゲーム続報など

現在、アナハイム・コンベンション・センターにて開催されているディズニーのイベント「D23 Expo 2022」の中で、ディズニー&マーベルゲームショーケースのライブストリーミングが行われました。その動画の中では「ミッドナイトサンズ」など既知のゲームの続報などの他、世界初公開となるマーベルのゲーム2作品も公開されました。

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スカイダンス・ニューメディア開発の新作

動画の19分40秒ごろから確認出来る新作ゲーム1本目は、スカイダンス・ニューメディアが制作するタイトル不明の作品。※個別に動画公開されたのであらためて追加しました。

今回発表されたのはシネマティックトレーラーでキャプテン・アメリカとブラックパンサー、そしてドーラミラージュのオコエの姿とH.Y.D.R.A.の存在が確認出来ます。ゲームプレイ映像はないため、その内容は未知数です。

スカイダンス・ニューメディアは2021年にマーベルとの業務提携を発表し、新たなアクションアドベンチャーゲームの開発をすると発表していました。同社は「アンチャーテッド」シリーズでも知られています。

ナイアンティックのマーベル ワールド・オブ・ヒーローズ

続いて、「Ingress」や「ポケモンGO」で知られるナイアンティックからは「マーベル ワールド・オブ・ヒーローズ」のイメージ映像が公開されました。

AndroidとiOSで2023年リリース予定の本作は「Ingress」や「ポケモンGO」と同様に地図とGPSを用いた拡張現実ゲームとなっている事がイメージ映像から推測出来ます。


また、「ミッドナイト・サンズ」はゲームの前日譚となる映像が10月31日に公開されるとの事で、そのショートトレーラーが公開されています。

その他、カードゲームの「マーベル・スナップ」の紹介映像や、モバイルRPG「マーベル・ストライクフォース」などのアップデート情報が含まれていました。

噂されていた「Marvel’s Spider-Man 2」の情報は今回の発表には含まれておらず、次の可能性は東京ゲームショウ2022が高くなるようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」よりバステトのコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」に登場したワカンダの守護女神バステト(バースト)のコンセプトアートや舞台裏写真が公開されました。主人公のソー達がゴアを倒すために神々の力を借りようと向かったオムニポテンスシティでは数多くの神が登場し、バステトはこれまでのMCUにも関係の深いキャラクターでした。

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アーティストのジョネイ・バカラドさんが自身のInstagramで公開したアートは以下のようなもの。

「バステト女神。ソー:ラブ&サンダーのオリジナルコンセプトです。オムニポテンスシティには、エジプト神話の女神バステトのように、地球文化に由来する神々もいました。この女神はファンからとても期待されていました。バステトを演じたのは、素晴らしい女優のアコジア。」とコメントを添えて投稿しました。

ブラックパンサーをアバターとしているバステトの登場に多くのファンは2作品の繋がりを期待していましたが、残念なことに単なるイースターエッグとしての登場にとどまりました。

しかし今後のMCU作品への再登場はありえる事で、「ブラックパンサー」シリーズはもちろんの事、「ムーンナイト」のコンスとも同じエジプトの神として顔見知りである可能性も高いキャラクターです。早ければ次に公開される映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」では再登場の可能性があるかもしれませんが、一体どうなるでしょうか?

映画「ソー:ラブ&サンダー」の Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定。日本のディズニープラスでの配信は 2022年9月8日16時からの予定となっています。

ロンドンの科学博物館でワカンダのラボが再現されると発表

ロンドンのサイエンス・ミュージアム(科学博物館)がマーベルスタジオ、NHS、ナショナルグリッド、シェフィールド大学先端製造研究センターと協力して、技術者が毎日実行するタスクを模倣した独自のインタラクティブなギャラリーを2022年秋にオープンすると発表しました。

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公式サイトによると、マーベル・スタジオの映画「ブラックパンサー」のシュリの研究室を再現したセットが設けられるとの事。

その他、クリエイティブアート、製造業、健康科学、再生可能エネルギー分野の技術者の、知られざる重要なキャリアの発見を体験出来ると言います。インタビューや実際の技術的作業をシミュレートした展示を通して、この没入型体験は、これらの魅力的な分野と、そこで働く人々が私たちの日常生活にどのような影響を与えているかについて、独自の見識を与えてくれるとの事です。

©MARVEL,Disney


ギャラリーは2022年11月3日にオープン予定です。

ソース:サイエンス・ミュージアム

映画「ソー:ラブ&サンダー」の新写真に噂のキャラクターが登場か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の新たな写真が流出し、マイティ・ソー/ジェーン・フォスターやヴァルキリーの戦闘服が高解像度で確認出来る他、見慣れないキャラクターが映っている事が話題になっています。

※これより先は「ソー:ラブ&サンダー」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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Redditに投稿されたのは以下の写真。

©MARVEL,Disney

右下は以前に報じられていた Akosia Sabet さんが演じるというワカンダの守護神バースト(バステト女神)でしょうか。

神々が集っている事を考えると、神殺しのゴアの脅威について話し合いをしているシーンかもしれません。トレーラーに登場しているラッセル・クロウさん演じるギリシャの雷神ゼウスや、まだ公開されていないその他神話の神々(ムーンナイトのエネアドなど)も登場するのかもしれません。

なお、コミックでは日本の神アマツミカボシというキャラクターも登場しますが、邪神でありソーの敵でもあるため、今回の映画で日本神話の神が登場するかどうかは分かりません。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

この夏、マーベルいち”ノープラン”なヒーローが帰ってくる!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界―。 アスガルドの王として、そして宇宙を救うヒーローとして、家族や恋人、人類を守るために戦い走り続けてきたソーだが、多くの大切な人を失い、いつしか戦いを恐れるようになっていた。そんな彼が“自分は何者なのか”と我に立ち返り、「ヒーローは卒業だ。」と、ゼロから新たな道を歩むことを決める―。
ハード・ロックスタイルの派手な衣装に身を包み“自分探し”に迷走していたソー。ノープラン&お茶目なソーの、波乱万丈な冒険の予感させるロック・バトル・アドベンチャーが遂に始動!
“愛”と“雷”の力で宇宙を救う!?ノープランな雷神ソーの神バトル開幕!

監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース(ソー)、テッサ・トンプソン(ヴァルキリー)他

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ドラマ「ムーンナイト」、ソーやブラックパンサーとの繋がりが発見される

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の1話「もうひとりの自分」より新たなイースターエッグが判明しました。Marvel Thailand Fanpage によると、ソーやブラックパンサーとの関連性を示しているようです。

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投稿によると勤務を終えたスティーヴンが帰宅して読書をしているシーンで、アスガルドとワカンダにかんする本が置かれているとの事。

©MARVEL,Disney

本のタイトルは「what’ old is new again:ASGARD」と「History of Wakanda」となっているようです。

もともと「ムーンナイト」と「ブラックパンサー」にはエジプト地方の神々が登場し、「ソー:ラブ&サンダー」には神々の抹殺を目論む神殺しのゴアがヴィランとして登場するとされています。ムーンナイトのマスターであるコンスとブラックパンサーのマスターであるバーストは異母兄弟姉妹にあたり、北欧神話の神であるソーと共に、コンスやバーストもゴアのターゲットになる可能性は考えられていました。

「ラブ&サンダー」と「ムーンナイト」が実際にクロスオーバーするかは不明ですが、「ラブ&サンダー」にはバーストことバステト女神としてAkosia Sabetさんのキャスティングが報じられており、「ブラックパンサー」シリーズとは何らかのクロスオーバーがありそうです。

今回発見されたものは単なるイースターエッグで終わるのか、将来的な3作品のクロスオーバーを示しているのか、今後の展開には要注目です。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

サミュエル・L・ジャクソンさんがドラマ「シークレット・インベージョン」にマーティン・フリーマンさんが参加している事を明かす

現地時間の3月10日木曜日にニューヨークで開催されたトークショーの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんが、ドラマ「シークレット・インベージョン」にマーティン・フリーマンさんが参加している事を認めました。

海外メディア The Direct によると、MCのジョシュ・ホロウィッツ氏が本作の素晴らしいキャストについて触れる中で、オリヴィア・コールマンさんやエミリア・クラークさんの名前に続けて、ジャクソンさんはマーティン・フリーマンさんの名前を追加しました。

マーティン・フリーマンさんは「ブラックパンサー」シリーズのCIAのエージェント、エヴェレット・ロスとしてMCUにデビュー。ブラックパンサー最新作「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の撮影現場では目撃されていましたが、「シークレット・インベージョン」にも出演しているというのは今回が初の情報となります。

スパイものでもある「シークレット・インベージョン」にCIAも絡むとなると、元CIAの部下で元S.H.I.E.L.D.でもある、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で不審な動きを見せたシャロン・カーターの再登場についても気になる所となっています。

ただし今回のサミュエル・L・ジャクソンさんの発言ではマーティン・フリーマンさんの役割自体は不明で、エヴェレット・ロス役ではなく、エヴェレット・ロスにシェイプシフトしているスクラルという可能性もあるため、注意が必要です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Black Panther Actor Returning for Marvel’s Secret Invasion Disney+ Show

映画「ブラックパンサー」シリーズの監督が誤認逮捕されていた

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」と現在制作中の「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でメガホンを取っているライアン・クーグラー監督が、2022年1月に銀行強盗と間違われて逮捕されていた事が、海外メディア TMZ とのインタビューの中で明らかになりました。

記事によると、クーグラー監督は当日にバンク・オブ・アメリカ銀行の窓口にて預金を下ろす際に、「当座預金口座から12,000ドルの現金を引き出したいのですが、どこか別の場所でお金を数えてください。慎重になりたいのです。」と書いたメモを渡したそうです。

金額を考えると慎重になるのは至極当然の事ですが、コロナ禍によるマスク姿もあいまって、これを不審に思った出納係が上司に報告し、上司が警察に通報。数分後には銀行の外のSUVで監督の帰りを待っていた2人を含めて警察に逮捕されたとの事です。最終的には警察、銀行ともに過ちを認め謝罪し、ほどなく釈放されたと監督は言いました。

この事が「ワカンダフォーエバー」の11月リリースに影響を及ぼすことはないようですが、本作の制作に当たっては主演のチャドウィック・ボーズマンさんの病死に始まり、パンデミック、キャストの怪我による半年近くの中断など様々な難局に見舞われています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:RYAN COOGLER WRONGLY TARGETED AS BANK ROBBER

ルピタ・ニョンゴさんが映画「ブラックパンサー」公開4周年を記念して舞台裏写真を公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」の公開4周年を迎え、主人公ブラックパンサー/ティ・チャラの元恋人ナキアを演じたルピタ・ニョンゴさんが、舞台裏写真を公開しました。ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが映っていないことから、当時の写真ではなく、現在撮影中の「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の写真だと考えられます。

ニョンゴさんは「ワカンダからご挨拶!ブラックパンサー4周年おめでとう」とコメントを添えて投稿。

投稿された写真にはこれまでキャスティングが報じられていなかった、ボーター族部族長のM’kathuを演じたダニー・スパーニさんの姿も確認されました。

ボーダー族といえば1作目でキルモンガーの口車に乗せられてティ・チャラに刃を向けた元治安部隊長のウカビが印象的ですが、彼は「ブラックパンサー」を最後に「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」にも登場しませんでした。部族長が「ワカンダフォーエバー」に出演するのであれば、ウカビの現在についても触れられるかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。