まべそく

マーベル速報。MARVEL関連の情報をまとめております

映画

「クレイヴン・ザ・ハンター」、初日わずか200万ドルで撃沈、「ブラックパンサー」や「スパイダーマンNWH」のヴィランだったほうが良かった?

投稿日:

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」が現地時間の木曜に北米で公開され、初日の興行収入がわずか200万ドルにとどまったと報じられました。公開前は初週2000万ドル予想でしたが、今回の結果を受けて1300万から1500万ドル予想へと下方修正されています。

CBM によると、当初9000万ドルの予算で始まった「クレイヴン・ザ・ハンター」でしたが、パンデミックとストライキの影響を受けて予算は1億1000万ドルに上昇。これと今回の報告を踏まえて、利益を出すのが難しくなったとも言います。

なお、SSUで興行的失敗とされた「モービウス」は初日に570万ドル、「マダム・ウェブ」は600万ドルを売り上げており、北米のファンの心はすっかり離れてしまっている事を表しているようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は赤字を回避し、それなりの記録を達成しましたが、それは海外市場あっての結果であり、北米ではやはりファンの心を掴めずに終わっていました。

2018年、「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督は映画の公開直後に yahoo UK とのインタビューでクレイヴン・ザ・ハンターをヴィランとして登場させたかったと話していました。

「マーベルファンとしては、すべてのキャラクターを起用したい。でも契約上の問題があることは分かっていました。あのキャラクターはいないんです。クリストファー・プリーストのコミックシリーズはかなり重厚で、ブラックパンサーがクレイヴン・ザ・ハンターと戦う大場面があるんです。」

「私はクレイヴン・ザ・ハンターのほぼすべてのバージョンが大好きでした。だから、『クレイヴンを起用してもいいか?』と聞いたんですが、『いや、クレイヴンは使えない』と言われて『ああ、やれやれ』と思いました。でも、最終的に私たちが作った映画で彼がうまく機能していたかどうかも分かりません。まだ初期の頃のアイデアでした。」

2021年、トム・ホランドさんは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」がもともとはクレイヴン・ザ・ハンターと対決する映画だったと、Collider とのインタビューで語っていました。

「長い間、物事がうまくいかなかったり、いろいろなことが起こったりして、クレイヴン映画は3作目になる予定でした。ジョン(監督)が私にこのクレイヴン映画を提案してくれて、実際とてもクールでした。」

しかしこれが実現しなかった理由について、ホーム3部作の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんは「ソニーが彼を単独映画で登場させるまでは登場させられないと言ってきた。」と明かしていました。

sponsored link
 

「クレイヴン・ザ・ハンター」の主演を務めたアーロン・テイラー=ジョンソンさんと、JCチャンダー監督は「クレイヴン2」でのスパイダーマンとの対決を実現したいとし、共演者のアリアナ・デボーズさんも Variety との最新インタビューで「ファンが望むものを見せてあげて欲しい」とコメントしています。

しかしソニーはSSUを一旦終了させる決断をしたとも報じられており、「クレイヴン2」が実現する可能性は現状でほぼゼロに。

頼みの綱はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン」4~6のいずれかで、「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家がクレイヴン起用を断られた理由自体はなんとかクリアしているため、そちらでの登場にはかろうじて期待出来るかも知れません。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は劇場公開中です。

-映画
-, , , ,

執筆者:

関連記事

「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」が大丸東京店で2021年4月17日から期間限定開催 ─ 大阪に続いてMCUの体感型展覧会

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するヒーローたちを象徴するアイテムが身近に展示され、 その世界観の中で、写真を撮りながら楽しむことができる体験型のイベント 「 マーベル・スタジオ/ …

【噂話】映画「デッドプール3」、ダニエル・ラドクリフさんがウルヴァリン役で出演か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」にハリー・ポッター役でおなじみのダニエル・ラドクリフさんがキャスティングされていると、海外スクーパーの …

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」がサウジアラビアで上映禁止に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」がサウジアラビアで上映禁止になったと、海外メディア The Holl …

映画「サンダーボルツ*」の予告映像が流出

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」の予告映像がオンラインに流出しています。映像は先日の D23Expo で公開されたものと見られており …

ロキはシーズン2よりも前にMCUに戻ってくるかもしれない

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のシーズン2の監督が決まったことが2月に報じられ、主要な俳優陣も復帰を認める中、ロキがシーズン2よりも前にMCUに戻ってくる可能性がある事 …

アガサ:オール・アロング関連記事

 アガサ:オール・アロング関連記事

アガサ:オール・アロングの関連記事一覧はこちら

X-MEN’97関連記事

エコー関連記事

◆2025年2月14日「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」
◆2025年5月5日「サンダーボルツ*」(日本はGW)
◆2025年7月25日「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」
◆2026年2月13日 タイトル未定
◆2026年5月1日「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」





管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。