マーベル、スパイダーマンとドクター・ストレンジの権利を巡る法廷闘争が和解へ

マーベルが、スパイダーマンとドクター・ストレンジのフランチャイズキャラクターの権利をめぐる法廷闘争で和解合意に達したと、海外メディア Comicbook.com が報じています。 この訴訟に関する新たな報道の中で、マーベルは今週、コミック原作者スティーブ・ディッコ氏の会社および財産を代表する弁護士らと合意に達し、2021年に遡る広範な法的異議申し立てに終止符が打たれることになりました。

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この争いはマーベルとディッコ氏の遺族との間で、アイアンマン、スパイダーマン、デアデビル、キャプテン・アメリカ、ソー、ブラックウィドウ、ハルク、ドクター・ストレンジなどの権利の争奪戦となっていました。 

今年6月、ディッコ氏の財産に関する部分を除いて、訴訟のほとんどが和解していました。法的異議申し立ての最後の部分は継続され、それぞれの代理人弁護士が議論を続けていました。

今回の和解により、マーベルはキャラクターの権利に関する問題をようやく完全に解決したと言います。ディッコ氏の財産は、それぞれスパイダーマンとドクター・ストレンジの初登場となった2つの漫画タイトルである「アメイジング・ファンタジー」と「ストレンジ・テイルズ」の出版権をめぐって保留。マーベルとディッコ氏の遺産管理団体が合意した条件については何も語られておらず、それは「友好的な和解」であり、「偏見を伴う解雇の条項が今後数週間以内に提出されることが期待できる」とだけ述べられています。 

この問題は実写映画化やアニメ化などのプロジェクトが登場する以前のコミック全盛期時代の古い契約に基づいていた事が原因で、似たような問題として、ストリーミング時代に配信上での売上が古いクリエイターたちにまったく還元されていない事などが、今年の WGA や SAG-AFTRA のストライキの問題の一つとして争点となっていました。

ソース:Marvel Settles Legal Battle For Spider-Man & Doctor Strange Rights

「ファンタスティック・フォー」ドクター・ドゥーム役の新たな候補にマッツ・ミケルセンさんの名が報じられる

マーベル・スタジオが開発中の映画「ファンタスティック・フォー」への登場が期待されているドクター・ドゥーム役に、マッツ・ミケルセンさんが交渉の席についていると、評論家のジョン・カンペア氏が報告しています。

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氏によると実際に話し合いが行われているという事で、ドゥーム役の有力候補の一人としてマッツ・ミケルセンさんが加わるようです。

ミケルセンさんは2017年の映画「ドクター・ストレンジ」でヴィランのカエシリウス役としてMCUには出演済み。

ミケルセンさんの申し分のない演技に加えて、カエシリウスは顔に奇妙なペイントしていた事と、ドクター・ドゥームは基本的にマスクを着用している事を理由にダブルキャストは気にならないだろうと、この噂のキャスティングを歓迎するファンも多いようです。

一方で 1965年生まれの彼とドクター・ドゥームの年齢イメージとが離れすぎている事を不安視するファンもいます。

「ファンタスティック・フォー」でのドクター・ドゥームの役割は小さいとも噂されていますが、チームメンバーの正式なキャスティング発表とともに続報に期待です。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年5月2日 米国にて劇場公開予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」デザイナーがとある矛盾点を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のプロダクション・デザイナーを務めるチャールズ・ウッドさんが、この続編映画と前作「ドクター・ストレンジ」の間にある矛盾があった事を明かしました。

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先月9月にアメリカでリリースされた書籍「The Art of the Movie : Doctor Strange In the Multiverse of Madness」の中でウッドさんはカマータージについて、同じ建物でありながら場所が移動していると説明しています。

私達は実際に場所を変えました。前作では、カトマンズの街の中にひっそりと佇んでいたんですが、この映画では、建物にもっとステータスを与えたかった。だから、ヒマラヤ山脈を背にした高台に建てたんです。だから、このバージョンのカマータージは、より映画的な要素が強く、屋上のセットにいるとき、背後に山を感じ、街の屋上を見渡せるようにしました。

確かに1作目の前半で紹介されたカマータージは完全に街中に存在していましたが、2作目のカマータージは木々に囲まれ、すぐ後ろにはヒマラヤの雪山が見えるような街外れに位置していました。

©MARVEL,Disney

なぜ、このような変更に至ったか、ウッドさんは次のように語りました。

その理由は、スカーレットウィッチが嵐とうねる雲を抜けて到着すると、大きくて広くて印象的な景色が見られるからです。そしてこの映画では、建物内部をさらに探求しました。できるだけ神秘的なものにしたかったんです。私たちは、世界のこの特定の地域の建築の形式についてさらに多くの研究を行いました。ネパールの建築は信じられないほど洗練されており、私たちはそれらのスキルと美しさのすべてをセットに取り入れようと努めました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の時系列ではアベンジャーズがサノスに勝利したことで世界中にヒーローの存在がより知られるようになっており、ウォン率いる魔術師軍団が現実世界では考えられないような魔法の引っ越しをしたとしても、特におかしい事ではないのかもしれません。

結局のところ、その後のスカーレットウィッチの攻撃は当初ファンが予想していたよりもかなり激しいものであり、カマータージが前作同様カトマンズの街中に存在していれば、より多くの犠牲が出ていたおそれがあります。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでは新キャラクターのアメリカ・チャベスがカマータージで魔術師としての修行を始めていた事から、今後のシリーズ作でもこの場所は登場すると考えられます。その時、カマータージの立地について再び注目してみるのも面白いかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ」、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、ジェームズ・ガン監督がディズニープラスのミスを指摘

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、ディズニープラスで配信中の本作のサムネイル画像が正しくないと自身の Threads で指摘しました。

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ファンから「vol.3」の配信ページに掲載されているサムネイル画像が正しくないのではと指摘されたジェームズ・ガン監督は、IMAXバージョンとして紹介されているサムネイル画像がワイドスクリーン版のサムネイルを引き伸ばしただけであり、正しくない事を確認。実際の映像は上下の黒い部分にワイドスクリーン版にはない映像があると主張しました。

この件に関してマーベル・スタジオのVFXスーパーバイザー、ステファン・セレッティさんもX(旧Twitter)を通じて、サムネイルが間違っているとディズニープラスの間違いを指摘。

また、「ディズニープラスの内情は知りませんが、フォトショップが苦手なグラフィストにサムネイルを任せるべきでは有りません。ジェームズがこの映画をハイブリッドフォーマット用に特別にデザインしたのは事実です。」と監督のフォローをしました。

このやり取りのあと、ディズニープラス上での画像修正が確認されています。

image from the Direct ©MARVEL,Disney

ジェームズ・ガン監督は「Vol.3」を自宅で視聴する際に、広い画面のIMAX版よりも黒帯が入るワイドスクリーン版をおすすめ。この理由について「特定のポイントで異なるアスペクト比を楽しめる」と意図的に制作している事を明かしています。

ディズニープラスは顧客獲得のためのサービスのひとつとして、2021年からIMAXによる配信オプションを設けていますが、以前には「ドクター・ストレンジ」のスコット・デリクソン監督がこのオプションについてコメント。

2017年公開のこの作品の制作当時、家庭でこの解像度で視聴される事は想定して作っていないとコメントし、このオプションによって監督の意図とは異なる見えてはいけないものが見えてしまう可能性について言及しました。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」、映画「ドクター・ストレンジ」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」の削除されたドクター・ストレンジの役割が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」では当初ドクター・ストレンジの登場が計画されていましたが、最終的にそのプランは採用されませんでした。今回、その削除された計画の一部が明らかになりました。

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Twitter ユーザーの @ScarletWitchUpd 氏と @hannaeeliz 氏はディズニープラスで配信中のドキュメンタリ番組「MPower」(邦題:エム・パワー)の中で、「ワンダヴィジョン」の作家の部屋が映された際、その背後にある付箋にドクター・ストレンジに関するアイデアが掲載されていると言います。

拡大された画像によると、「アガサは双子と同じ音を聞き、クローゼットの中のミラー・ディメンションを開くと、ドクター・ストレンジが閉じ込められているのが見える!」と付箋には書かれているようで、何者かに捕まって助けを呼ぶドクター・ストレンジが登場するといったアイデアが考えられていたようです。

「ワンダヴィジョン」配信当初、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はインタビューでドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさんの出演契約を取りまとめていた事を明かし、短いカメオを計画していたと明らかにしました。

また、脚本を担当したジャック・シェイファーさんも削除されたいくつかのアイデアをインタビューで明らかにしています。

「ワンダヴィジョン」では劇中のCMを通じてドクター・ストレンジがワンダに助けを求めるといったプランもあったそうですが、ドクター・ストレンジに関するアイデアがまとまらなかった事と、ドクター・ストレンジを取り入れることでワンダの物語がブレることを避けたいという狙いから、このカメオ計画は幻となりました。

もしも「ワンダヴィジョン」にドクター・ストレンジが登場していたら、作品の結末や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」」にはどのような影響を及ぼしていたのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中です。

ドクター・ストレンジは来年撮影開始?ベネディクト・カンバーバッチさんが報告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」などでドクター・ストレンジを演じている俳優のベネディクト・カンバーバッチさんが、JW3 Speaker Series のゲストとして登場し、これまでの様々な作品について語る中で同役とその将来についても言及しました。

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カンバーバッチさんは対談の中で、「来年はマーベルの企画がいくつか準備されているよ。」と撮影が控えていることを報告。サプライズな発表となりました。

これが主演作となる「ドクター・ストレンジ3」か、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、「ファンタスティック・フォー」等へのゲスト出演、「ホワット・イフ」や「マーベルゾンビーズ」などアニメ作品への出演、いずれであるかについては不明ですが、公式発表上は動きがなかったドクター・ストレンジが水面下でしっかりと動いている事が判明しました。

マーベル・スタジオは7月開催のコミコンへの出展が見送られており、9月開催予定の D23 Expo 2023 などのイベントで正式な発表があるのか、注目となっています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ」、妹ドナ・ストレンジ役ルル・ウィルソンさんは再演を望んでいる

2016年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ」で主人公の妹ドナ・ストレンジを演じたルル・ウィルソンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで作品からカットされた事に対して言及し、もう一度ドナを演じたいという姿勢を見せました。

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ルル・ウィルソンさんはドナ・ストレンジとして11歳の頃に「ドクター・ストレンジ」に参加し、実際に撮影も済ませましたが、劇場公開バージョンに含まれる事はありませんでした。

ウィジャ」や「アナベル」、「ベッキー」などホラーやスリラー映画を得意とするウィルソンさんは「ドクター・ストレンジ3」出演のチャンスがあれば再演するかどうか質問された際に「ええ、もちろん!もちろんです!そうでない人はいないでしょう?あの時、私は小学5年生で、本当に、本当に若かったんです。私が撮影現場にいたのはほんの2、3日で、何をしたかは言えないわ」とドナ役に再び挑む気持ちがある事を明かしました。

さらに、「私が死んで、それが全体の流れでした。ドナ・ストレンジが死んで、ドクター・ストレンジは『妹が死んでしまった!』って感じです。それは良い瞬間で、私にとっても良いことでしたから、削除されてちょっと腹が立ったのを覚えています(笑)」と語りました。

一作目では、ドナとドクター・ストレンジの象徴的な宿敵であるナイトメアの両方が登場する予定でしたが、どちらも製作終了までに削除されました。

「ケヴィン(・ファイギ)は非常に説得力のあるケースを作りました。」とスコット・デリクソン監督は映画公開当時に Empire とのインタビューで話しています。「ナイトメアから始まるトラブルは、”ドリーム・ディメンション “が別の次元であるという考えを伝える事でした。しかし、この映画は十分に挑戦的で、すでに説明の多い映画でした。最終的にドルマムゥが最も理にかなっていたんです。コミックでは最も存在感のある悪役ですしね。」

「悪夢そのものが次元であるという考えを紹介しようとするのは、少し複雑なアイデアなので、それはしないことにしました。この先のどこかで、それを探求することができたらいいなと思っています。それはとてもクールなコンセプトだと思うからです。」

そして2作目で再びナイトメアに関する映画の制作が始められ、コンセプトアート(art1art2)などもいくつか制作されるなどの進展が有りましたが、最終的に監督と脚本家が交代となり、またもやナイトメアが登場する機会が失われてしまいました。

しかしドナに関しては「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のシニスター・ストレンジのセリフで紹介され、1作目で削除された物語について少しだけ判明する運びとなりました。

ドナ・ストレンジは故人ですが、死すら超越したマーベルの世界で再登場する事はさほど難しいことでは有りません。「ドクター・ストレンジ3」はインカージョン阻止のために再び様々な世界を移動するであろう事が予測されており、別のマルチバースでドナがドクター・ストレンジとしてソーサラー・スプリームになっている世界があったとしても不思議ではありません。「ドクター・ストレンジ」撮影当時から成長し、大人になったルル・ウィルソンさんでは回想シーンによる再登場の方が難しいとも言えるでしょう。

現在、「ドクター・ストレンジ3」についてほとんど何も発表がありませんが、ウィルソンさんは希望通りドナを再演出来るのか、そしてどのような物語になるのか今後の情報に期待です。

映画「ドクター・ストレンジ」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Doctor Strange: Lulu Wilson Details Her Cut Scene as MCU’s Donna Strange (Exclusive)

ジェームズ・ガン監督、MCUの相談役を務めていた事を明かす

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が、2018年にTwitterでの不適切発言がもとでディズニーから解雇される以前に、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ホームカミング」などの映画制作について相談役になっていた事を、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で明かしました。

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ガン監督は「私はすべての作品をコンサルティングしていました。全てのマーベルの映画に関して相談を受けていたんです。ケヴィン(・ファイギ社長)から『スパイダーマン』の脚本が送られてきて、僕はメモを返しました。『ドクター・ストレンジ』や『キャプテン・マーベル』の脚本を送ってきては、そのすべてにアドバイスをメモしました。それは正に友人として、そしてチームの一員であり、チームプレーヤーとしての事だったのです。」と、ガーディアンズシリーズに留まらず、あらゆる映画の相談役を務めていた事を明かしました。

これはMCUの初期からフェーズ2の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」まで貢献していたジョス・ウェドン監督がやっていた事と同様の仕事を引き継いでいた事を意味するようです。

さらにガン監督は今後のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやMCUのために準備し、設定しているものがたくさんあるとも述べています。2022年のインタビューでも監督はファイギ社長にプロジェクトの売り込みを行っていることを明かしていました。

解雇がなければ引き続き相談役として活躍するか、あるいはさらに上のポジションが用意されていた可能性もありますが、残念ながらそれが実現する事はありませんでした。

ガン監督は今後、マーベルのライバル社でもあるDCの実写ユニバースを率いていく事になりますが、監督は以前に両スタジオの代表にコミック「マーベルvs.DC」の実写化の話を持ち込んだとも明かしており、ライバル社の立場からマーベルに関与する事にも期待されています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ソース:‘Guardians of the Galaxy Vol. 3’ Helmer James Gunn Had Big Plans for the ‘Cosmic’ MCU: ‘I Was Consulting on Everything’ (Video)

【噂話】映画「ヴェノム3」がキウェテル・イジョフォーさんの起用を検討していると言う

ソニー・ピクチャーズが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム3」に登場する悪役として、キウェテル・イジョフォーさんの起用が検討されていると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が自身の Patreon にて報じました。

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報告によると既にオファーの最中だとの事で、出演契約の署名にまでは至っていないようです。また、その役割についても不明で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ドクター・ストレンジ」シリーズからバロン・モルドやその変異体としての登場となるのか、まったく別のキャラクターになるのかは分かっていません。

「ヴェノム3」は2023年2月時点でプリプロダクション中である事がトム・ハーディーさんによって報告されており、昨日もキャスティングに関するニュースが報じられるなど、動きが慌ただしくなって来ているようです。

3作目は「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の脚本を担当したケリー・マーセルさんが監督となり、脚本もこれまで同様マーセルさんが主導。前作と同様にトム・ハーディさん、アヴィ・アラッドさん、マット・トルマックさん、エイミー・パスカルさん、ハッチ・パーカーさんがプロデューサーとして参加しています。

「ヴェノム3」は2023年6月から9月にかけて撮影が行われる予定で、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での合流に向けてドラマ「ロキ」よりオーウェン・ウィルソンさん演じるTVAのエージェント・メビウスが登場するとも噂されています。

映画「ヴェノム3」の公開日は未定です。

ソース:Patreon

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、未発表キャストが出演と役名をポロリしてしまう

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に、俳優のパティ・ルポーンさんが出演することが、海外メディア The View (The Wrap経由)とのインタビューの中で判明しました。さらにルポーンさんは演じるキャラクターの名前まで発表してしまったようです。

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マーベル・スタジオは40年以上のキャリアを誇るルポーンさんの口をコントロール出来なかったようで、ルポーンさんはインタビュー中に「アガサ:カヴン・オブ・カオス」への出演を認め、「魔女の集会の作品なんですが、私が演じるリリア・カルデル(Lilia Calderu)は、コミックの世界にいるらしいんです。で、調べてみたんだけど、彼女、すごくホットでした。本当にホットなんです!そうなんです!美しくセクシーなボディと、カラス色の髪の女性でした。」とキャラクター名まで明かしてしまいました。

さらに、「私が演じるリリア・カルデルは450年前のシチリアの魔女で、その力はタロットを用いた占いなんです」と続けました。

コミックのリリアはカリオストロを曽祖父に持つ魔女で「マーベル プレミア#12」(1973年8月)でデビューし、その号で死亡。MCUでは「ドクター・ストレンジ」でカエシリウスがカマー・タージから盗み出した「カリオストロの書」の番人をリリアが務めていました。しかし、モルドに誘惑された挙げ句に書物を盗まれ、殺されています。ドクター・ストレンジがカリオストロの書を取り返しにモルド城に向かった際、娘のアストリッドが復讐のために同行しました。

カリオストロの関係者という重要なキャラクターでありつつもコミックの登場期間は短く、MCUのドラマでどのようなアレンジが施されているかは不明です。しかしドクター・ストレンジ由来のキャラクターが「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に登場する事は、シリーズからのカメオ出演の可能性を高める事が容易であり、ドクター・ストレンジあるいはまたもやウォンが登場したとしても不思議はないかもしれません。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Agatha: Coven of Chaos’: Patti Lupone Lets Slip She’s Starring as Witch Lilia Calderu in Marvel Series