ドラマ「ワンダビジョン」の撮影が終了 ─ インスタにてラップパーティーの様子が公開

動画配信サービス「ディズニー+」で配信予定になっているドラマ「ワンダヴィジョン」の撮影が終了し、アトランタのスカイラインパークで行われたラップパーティーの写真が、プロデューサーのテイラー・グラボフスキーさんのインスタグラムにて公開されました。

ドラマでは、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセンさん)とヴィジョン(ポール・ベタニーさん)を主人公に、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)後の世界の物語が描かれます。

MCUで初となるシットコムを取り入れた作品と発表されており、郊外で理想的な生活を送っていたワンダ・マキシモフとヴィジョンが、「あらゆるものが見かけ通りではないのではないかと疑い始めていく」ストーリー。
ワンダが「スカーレット・ウィッチ」としての変化を遂げることになる本作は「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」(2021年全米公開)に繋がり、その影響はMCU全体に及ぶことになるとの事です。

本作には「マイティ・ソー」シリーズからダーシー・ルイス(カット・デニングスさん)、「アントマン&ワスプ」(2018年)に登場したFBI捜査官ジミー・ウー(ランドール・パークさん)も登場し、2020年12月に全米配信予定となっています。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」より、劇中未使用のアイアン・ストレンジ公開

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)より、ドクター・ストレンジのアイアンアーマーを着用したコンセプトアートが公開されました。
コンセプトアーティストのフィル・サンダースさんがInstagramでシェアした投稿を御覧ください。

投稿によるとアイアンストレンジは

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の脚本から生み出されたアイデアです。Qシップでは、トニー・スタークはドクター・ストレンジにアーマーを移して、エボニー・マウの拷問から助ける予定でした」

とのことです。アートではアーマーを着用した状態で手元には魔法陣が描かれており、科学と魔法の融合した新しい戦い方も見てみたかった気がします。


映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はDVD、BD、UltraBDが好評発売中。

動画配信サービス「ディズニーデラックス」でも配信中となっています。

ドクター・ストレンジ続編の新監督にサム・ライミ監督が交渉中

映画「ドクター・ストレンジ」(2016)の続編、「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)」の新しい監督として、映画「スパイダーマン」3部作のサム・ライミ監督が契約交渉中であることが、deadlineなど複数のメディアで報告されました。

MCU初のホラー映画になると言われてきた「ドクター・ストレンジ」続編ですが、2020年1月、前作を手がけたスコット・デリクソン監督が「 creative difference(創造上の相違)」を理由に監督から降板されました。
デリクソンさんは、製作総指揮(エグゼクティブ・プロデューサー)として企画に残留すると報じられていますので、完全ノータッチというわけではなさそうです。

サム・ライミ監督と言えば、「死霊のはらわた」シリーズや「スペル」(2011)などホラー映画の鬼才として知られる人物で、トビー・マグワイアさん主演の「スパイダーマン」3部作(2002-2007)を手がけてもいます。
近年は長編映画の監督業からは離れていましたが、プロデューサーとして「ドント・ブリーズ」(2016)や「クロール -凶暴領域-」(2019)に携わり、好評価を得ました。

サム・ライミ監督

出典:Wikipedia

「ドクター・ストレンジ」続編には、主演のベネディクト・カンバーバッチさんをはじめ、ウォン役のベネディクト・ウォンさん、モルド役のキウェテル・イジョフォーさんが続投。ただし前作のヒロイン、ドクター・クリスティン・パーマー役のレイチェル・マクアダムスさんは復帰しないと報道されています。
降板理由の詳細は明かされておらず、単にヒロインの登場シーンがない可能性もあります。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)」は2021年5月7に全米公開予定です。