映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、VFXアーティストがリーク事件について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を担当したVFXアーティストのケリー・ポートさんがYoutubeのThe CorridorCrew に出演し、本作の悪夢のような史上最大のリークについて語りました。

sponsored link
 

本作では公開前から非常に大きな注目を集めており、多くのファンが劇場公開と楽しみにしていた中、いくつかの写真や動画のリークも当然のようにありました。

ポートさんは「(VFXに関わるのは)『数千人』ですからね。VFXチームはこれまでで最大のチームであり、必ずしもVFXからリークが出るとは限りません。この場合は、外注したベンダーから漏れたのだと思います。通常それをしないのは、永遠に仕事を失い続けるからだと思います。スタジオとしては、マーベルやソニーが視覚効果スタジオにシーケンスを送って作業を開始するとき、それをターンオーバーと呼んでいます。そして、それが送られてくると、たいてい連続した形で送られてきて、全体に自分の名前が透かしで入っている……というのが、ある種の予防医学なんです。」と説明しました。

マーベル・スタジオの作品リリースのペースは年々増加しており、VFXの制作は外注に頼らざるを得なくなっています。誰がそのシーンを担当しているかは当然把握されており、リークなどしようものならその後の仕事がなくなる、というリスクにも関わらず、このような出来事が相次いだようです。

アンドリュー・ガーフィールドさんの動画がリークされた時にはあまりにも噂通りだったため「ディープフェイクなのではないか」との話題も持ち上がりましたが、Youtubeなどでは様々なVFXアーティストがそれらを検証し、ディープフェイクとは思えないなどのコメントを発信していました。

また、いくつかの画像や動画は公式からの削除が相次いだ事で、皮肉にもそれらが本物である事を証明してもいました。

本作はすでに劇場公開を終え(海外では)Blu-rayも発売されているため、これらのリークがあったこともすっかり忘れてしまったファンも多いですが、現在は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が新たなターゲットとなっていると言っても過言ではありません。

これに関してもリークしたアーティストや会社にその次の仕事がまわる事はありませんが、それは完全な抑止力にはならず、スタジオは今後のサプライズのために新たな施策が必要になってくるようです。


また、動画の中ではチャーリー・コックスさん演じる弁護士マット・マードックが逆手で掴んだのはレンガではなく、もともとはスノードームだったが公開直前に急遽変更する事になったという裏話も公開。

©Sony,MARVEL

ポートさんは「よく見てもらえると気づくかもしれませんが、指の形は球状のものを掴んでいる事がわかると思います。」と補足しました。

変更理由については語られませんでしたが、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」ではスノードーム状のミステリオが登場していた事と、「ノー・ウェイ・ホーム」でミステリオ登場プランが変更された事が関係あるのではと海外ファンは推測しているようです。

©Sony,MARVEL

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はデジタル配信中、UHD、Blu-ray、DVDなどディスクは 2022年4月27日 発売です。ディスクレンタルは5月3日よりスタートです。

米ソニー・ピクチャーズがネッドのマルチバースの旅を描いたショート動画を公開

米ソニー・ピクチャーズがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のBlu-ray発売プロモーションのひとつとして、1991年の映画「Bill & Ted’s Bogus Journey (邦題:ビルとテッドの地獄旅行)」にインスパイアされたショート動画「Ned’s Bogus Adventure」を公開しました。

sponsored link
 

動画の中でネッドはトビー・ユニバースやアンドリュー・ユニバースを訪れ、過去作のスパイダーマンたちを見に行く内容になっています。動画自体は楽しいものですが、このファンサービスが「ノー・ウェイ・ホーム」の感傷的な脚本を無視した作りになっている事にSNS上では冷ややかな反応もちらほら見受けられます。

現在、海外ではネッドはひとつのミームになっており、「ソーサラー・ネッド」のソロシリーズを求める声や、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)をつなぐのはネッドなのではないかと言ったような声も上がっています。

一方で動画のコメントの中には先日の騒動に対する辛辣なコメントも書き込まれており、ファンの声にどう対応していくかも注目されています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はデジタル配信中、UHD、Blu-ray、DVDなどディスクは 2022年4月27日 発売です。ディスクレンタルは5月3日よりスタートです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、ヴェノムには別のプランがあったという

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の脚本を担当したクリス・マッケナさんが海外メディア Empire とのインタビュー(Digital Spy 経由)の中で、ヴェノムは劇中のもっと早い段階で登場する計画があった事を明かしました。

sponsored link
 

記事によるとマッケナさんは「エディ・ブロックがMCUに登場しましたが、バーから出る事はありませんでした。でも、彼がもっと早い段階で登場するバージョンもありました。私達はエディとヴェノムを最後の戦いである自由の女神に登場させようと思っていましたし、リンカーントンネルで立ち往生させる事も考えていました。」と明かしました。

それらのプランがキャンセルされた経緯については明かされませんでしたが、最終的にスパイダーマン対ヴェノムの瞬間は次回作以降に持ち越される事になったようです。

マッケナさんは「シニスター・シックスの6人目のメンバーがバーで立ち往生し、そこから出られなくなる、というのは面白いアイデアだったと思うのですが、もしかしたら彼はちょっとしたものを残していくかもしれません。繰り返しになりますが、私たちはその次の冒険のコースをマスターしているわけではありません。」と今後の計画はまだ知らない事も明かしました。

ファンが待ち望んでいるスパイダーマン対ヴェノムはMCUとSSUどちらのユニバースが先に描く事になるのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はデジタル配信中、UHD、Blu-ray、DVDなどディスクは 2022年4月27日 発売です。

ソース:Spider-Man: No Way Home writer reveals Venom’s alternate role

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」海外版Blu-rayの特典映像が減らされていると話題に

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が公開延期された日本を除く諸外国にてBlu-rayなどのディスクが発売されましたが、当初発表されていたとある削除シーンが収録されていないと話題になっています。

sponsored link
 

この事はアメリカよりも一週間ディスクの発売が早かったイギリスで最初に確認され、当初はイギリス版でのみ削除されたと思われていました。

ソニー・ピクチャーズはTwitterの投稿画像にあるように当初「Over 90 minutes」のボーナスコンテンツをうたっていましたが、実際に届いた商品は「Over 80 minutes」に書き換えられているとの事。

現在判明している限りでは「Spiders Unite」と題されていたシーンは丸ごとなくなっているようであり、そのタイトルからファンはスパイダーマン団結の別パターンが見られるものと期待していました。

ソニー・ピクチャーズはSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」の予告がファンの期待を煽るだけ煽って実際の劇中にはほとんど何もなかったとして、海外ではこれが虚偽広告だとして批判されました。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はその映画の内容は高く評価されましたが、Blu-rayの特典映像のハズだったものの多くは広告代わりにオンライン公開され、今回発覚したように収録時間も減らされたようで、海外ファンはまたもや失望しているようです。

なお、日本ではBlu-ray発売のアナウンス当初から特典映像は84分であると、元々海外版よりも短い時間が発表されていました。海外版の特典映像が日本と同じになったのか、日本版からさらに何かが削られてしまうのかは不明です。

ソニー・ピクチャーズは失った信頼を取り戻せるのでしょうか?

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はデジタル配信中、UHD、Blu-ray、DVDなどディスクは 2022年4月27日 発売です。デジタルレンタル配信は4月13日、ディスクレンタルは5月3日よりスタートです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネッドの役割はアメリカチャベスが担うはずだったという

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の作中でスパイダーマン/ピーター・パーカーの親友ネッド・リーズが作中で果たした重要な役割は、本来はアメリカチャベスが担うはずだった事を、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。

sponsored link
 

記事によると、ネッドが魔法使いとしての才能を初めて見せたイベントはアメリカチャベスが担う予定だったとの事。しかしコロナ禍の影響による映画公開スケジュールの変更により「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公開順が逆になったために「ノー・ウェイ・ホーム」でアメリカチャベスを登場させる事が出来なくなった事でそのシーンを担当する予定だったアメリカチャベスに変わりネッドが代役になったと伝えています。

「ノー・ウェイ・ホーム」にアメリカチャベスが登場するはずだった事はコンセプトアートからも明らかであり、予定どおり登場していれば次元移動能力を持つ彼女がポータルを開く事は理に適っていたようです。

そしてアメリカチャベスの共同制作者であるジョー・ケーシーさんは、マーベルにはシステム上の欠陥があると指摘しました。長編映画やアニメシリーズ、玩具やゲームなどの他の媒体に登場するキャラクターの制作者に対して適切な報酬が出ない事について、「私は幸せ者です、不満はありません。なぜならこういうシステムだと理解して作ったからです。でもこうして話す事で物事を変えることが出来る事も知っています。」と述べました。

「私にとっては、お金の問題ではありません。企業から尊敬されることを期待することもありません。しかし次世代の人たちは、そのようなお金が彼らの人生を変えるかもしれないのだから、そのお金を受け取る公正な機会を得ることを望みます。」と欠陥の見直しを訴えました。

マーベルではたびたびこの問題が指摘され、過去にもサノスやウィンター・ソルジャーのクリエイターがそれぞれ不満を訴え、見直されてきた事が報道されています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はデジタル配信中、UHD、Blu-ray、DVDなどディスクは 2022年4月27日 発売です。

デジタルレンタル配信は4月13日、ディスクレンタルは5月3日よりスタートです。

ソース:America Chavez Co-Creator Declines Marvel’s “Insult of an Offer” for ‘Doctor Strange 2’

MCU「スパイダーマン4」でネッドはヴィランになる?ジェイコブ・バタロンさんが噂に反応

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」シリーズで主人公ピーター・パーカーの親友ネッドを演じたジェイコブ・バタロンさんが、将来の映画でホブゴブリンになるのではないかという噂に対して、海外メディア Variety とのインタビューの中で言及しました。

sponsored link
 

バタロンさんは「マーベルで長年働いてきて、何も言わないということを学んだ気がします。物事について本当に話すことはできないし、実際に真実かもしれないことを言ったら、何かを台無しにしてしまう、わかりますよね?」と述べました。

そして「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のために秘密を守っていたトビー・マグワイアさんとアンドリューガーフィールドさんの気持ちについてどう思うか聞かれたバタロンさんは、「このような素晴らしいサプライズを台無しにするのが怖かっただけだと思います。スーパーヒーロー映画だけでなく、映画界で起きた記念すべき出来事だとみんな理解していました。実際にあんなにクレイジーなことをするのは、とてもワイルドです。ただ、みんなが純粋に驚いて、大好きになれるように、できるだけ静かにしておきたかったんだと思います。」と語りました。

MCUのネッドはコミックとはかなり違うため、原作のように洗脳されてヴィランになる可能性は低いかもしれません。さらに「ノー・ウェイ・ホーム」では魔法の才能を見せ始めたため、原作とは逆にヒーローになる可能性も出てきています。

マルチバースを利用すればヒーローのネッド対ヴィランのネッドを描くことが出来そうですが、それよりも重要なのは「ピーターを思い出すこと」であるのは間違いなく、しばらくはそこが重点的に描かれると考えられます。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はデジタル配信中、UHD、Blu-ray、DVDなどディスクは 2022年4月27日 発売です。

デジタルレンタル配信は4月13日、ディスクレンタルは5月3日よりスタートです。

ソース:Spider-Man’s Jacob Batalon on Fame, Keeping Marvel Secrets and Playing a Leading Man in Comedy Series ‘Reginald the Vampire’

ソニー公式Twitterが「アメイジング・スパイダーマン3」に続いて「スパイダーマン4」の噂も煽る

先日、映画「アメイジング・スパイダーマン3」の噂について取り上げていたソニーの公式Twitterですが、新たに「スパイダーマン4」の噂について取り上げ、ファンの期待を煽っています。ソニーはサム・ライミ監督のインタビュー記事を引用し、将来的な「スパイダーマン4」の実現の可能性をからかっているようです。

sponsored link
 

ソニーは今日楽しかった話題として記事を紹介しつつ、文末では前回同様に「私たちはただのソーシャルチームです」、と制作に関与していない人物による投稿である事をアピールしました。

トビー・マグワイアさんの「スパイダーマン4」やアンドリューガーフィールドさんの「アメイジング・スパイダーマン3」は今のところ噂レベルにとどまっていますが、トム・ホランドさんの新たな3部作と並行して開発されていくのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はデジタル配信中、UHD、Blu-ray、DVDなどディスクは 2022年4月27日 発売です。また、デジタルレンタル配信は4月13日、ディスクレンタルは5月3日よりスタートです。

マーベルがデアデビルのページから「スパイダーマン:NWH」のイベントを削除

昨日、米マーベルの公式サイトのデアデビルのページに、Netflix版のドラマ「デアデビル」の続きにMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でのイベントが記載されていた件が報じられましたが、1日を待たずしてその文章は削除されてしまいました。

sponsored link
 

先日の記事でも指摘したように、マーベルとマーベル・スタジオは厳密には異なる会社であり、NetflixのマーベルドラマをMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の一部として認めるのは、現段階では適切ではなかったようです。

マーベル・スタジオは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のデアデビルや「ホークアイ」のキングピンについて、おそらくは今後の作品で再登場させ、正史かどうかについても描かれていくと考えられています。その時までは正史なのか、似た設定を持つ別のユニバースなのか、グレーなゾーンに置かれることになるようです。

ドラマ「デアデビル」は米ディズニープラスで配信中です。

マーベル公式がNetflix版デアデビルがMCUの正史であるような記載をする

米マーベル公式サイトが実写版デアデビルのキャラクターバイオグラフィを更新し、Netflix版のドラマ「デアデビル」の詳細なあらすじの後に、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でのデアデビルの物語を追加している事が明らかになりました。

sponsored link
 

公式ページではドラマ「デアデビル」のあらすじのあと、そのまま特に注釈もなく段落を変えたのみで続けて「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にてミステリオ殺害事件でピーター・パーカーの弁護を担当したことや、ハッピーとのやり取り、アパートの外からレンガを投げつけられた事などが書き記されています。

デアデビルのヴィランであるキングピンは今のところNetflix版の記載しかなく、ディズニープラスドラマ「ホークアイ」でのイベントは反映されていません。

デアデビル/マット・マードックを演じたチャーリー・コックスさん自身はNetflix版とMCU版で共通点は多いがマルチバースにおける異なるキャラクターとして認識しているとインタビューにて明かしていましたが、マーベル公式は地続きのキャラクターとして考えているようです。

ただし注意しなくてはならないのが、マーベルとマーベル・スタジオは厳密には同一ではないという事です。これを真の公式設定と言っていいのか難しい所ですが、マーベル・スタジオが異論を唱えなければこのままNetflixとMCUは地続きの物語となり、NetflixのマーベルドラマシリーズはMCUの正史というのが公式設定となるのではないでしょうか。

ドラマ「デアデビル」は米国のディズニープラスで配信中です。

映画「モービウス」、監督がバルチャーの削除シーンがたくさんあった事を明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」のダニエル・エスピノーサ監督が、海外メディア Variety とのインタビューの中で、本作のクレジットシーンに登場したバルチャーについて言及しました。

sponsored link
 

監督はバルチャーについてもっと複雑で多くのアイデアがあったことを明かしました。

モービウスとバルチャーがお互いをどのように見ているのか、より複雑になるというアイデアでもっと遊んでいた瞬間がありました。映画を作るときには、いろいろなアイデアがあるものですが、純粋に最後の方に持っていくことにしたんです。本編にはこれ以上はないんだけど、編集室の床には映画本編にはなかったものが散らばっています。

また、2021年12月には当時の公開予定が1月だったにも関わらず、バルチャー役のマイケル・キートンさんが再撮影に取り組んでいる事を語った件で、このシーンはいつ撮影されたのかという質問に対し、監督は「バルチャーのシーンの多くは最初から撮影されていたものです。」と述べました。そして、「変更しなければなかったのは、世界を行き来する方法でした。」と続けました。

そして監督はこの変更がソニー・ピクチャーズによって出されたアイデアであると明かしました。

世界間を移動するというアイデアは、MCUではなく、ソニーが発明したものです。彼らが思いつき、私は調整しなければなりませんでした。マーベルの世界観は、コミックブックでは常に拡張されています。徐々に一緒に設定していくルールがあるのですが、クリエイターが違うんです。マーベル・ユニバースの全体的な考え方は、コラボレーションを生み出すことで、それらが一緒に機能するようにしなければならないということです。例えば、X-MENのクリス・クレアモンがスティーブ・ディッコと話したとしたら、明らかに異なる視点がある。J・マイケル・ストラジンスキーが参加したら、そのルールを作るために協力しなければならないんです。

当初は「モービウス」が「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」よりも先に公開される事になっていたため、バルチャーがこのユニバースに合流する方法は別の手段が考えられていた事が想定されます。しかし、ソニー・ピクチャーズが「ノー・ウェイ・ホーム」のラストのドクター・ストレンジの魔術を利用して転送された事にしようとアイデアを出したことで、再撮影に至ったようです。

しかしこのプラン変更によるバルチャーの転送は、「ノー・ウェイ・ホーム」で説明されたものとは少し異なり、多くのファンは混乱しています。ノー・ウェイ・ホーム劇中での説明は「ピーター・パーカーに関する記憶を消すことで、移動してきた人物たちを元の世界に帰す」というものでした。

MCUの住人であるこのバルチャーがなぜSSUに飛ばされてしまったのか、無理やり考えるなら「ドクター・ストレンジが結局また失敗した」となりますが、このバルチャー転送問題がソニーの後付である以上は、今後のMCU側で説明される事はおそらくなさそうです。

最後にモービウスとバルチャーが次にスカウトすべき人物を聞かれると、監督は「ノーマン・オズボーン(グリーンゴブリン)が面白そうだね。」と回答しました。

映画「モービウス」は劇場公開中です。

ソース:‘Morbius’ Director Daniel Espinosa Explains [SPOILER] in the Post-Credits Scene and Future Team-Ups