ウォルト・ディズニー・ジャパンが来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のチームメンバー9人とデイン・ウィットマンの日本語吹替版キャストを発表しました。恒松あゆみ さん(「機動戦士ガンダム00」のマリナ・イスマイール役など)、 川田紳司 さん(「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ・スターク役など)、 深見梨加 さん(『マレフィセント』のマレフィセント役など)、 戸田恵子 さん(「それいけ!アンパンマン」のアンパンマン役など)、 花輪英司 さん(「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウ役など)、 杉田智和 さん(「銀魂」の坂田銀時役など)、 金子睦 さん(『ストレンジャー・シングス未知の世界』のマックス・メイフィールド役など)、 後藤光祐 さん (「ゲーム・オブ・スローンズ」のトアマンド役など)、内山昂輝 さん(「機動戦士ガンダムUC」のバナージ・リンクス役など)、 稲田徹 さん(「僕のヒーローアカデミア」のエンデヴァー役など)がキャスティングされています。
セルシ:ジェンマ・チャン、恒松あゆみ
チームをまとめる中心メンバー。現在は博物館で働きながら、人間の男性デインと交際中。しかし、かつての恋人イカリスの事を何世紀も愛し続けている。感情を持たない物質を別のもの変換する能力を持つ─。
恒松あゆみ さんのコメント: 「『思っていたヒーロー像と全然違う!!』というのが、セルシの第一印象です。物理的な強さではなく、内に秘めた強さを持つセルシ。彼女の考え方には共感できる部分が多く、すんなりと受け入れることが出来ました。エターナルズがどのようにして人類滅亡の危機に立ち向かっていくのか・・・。その戦いを見守っていただけたら嬉しいです。」
イカリス:リチャード・マッデン、川田紳司
高潔でカリスマ性をもち、任務に対する責任感も強い最強の戦士。その責任感ゆえにチームと衝突する事も。かつてセルシとは恋人同士だった。地球に迫った脅威を止めるため〈エターナルズ〉を結束させようとするが─川田紳司 さんのコメント: 「いちファンとしてずっと観てきたMCU作品に、まさか自分が参加することが出来るとは!興奮と共に強い責任を感じています。日本語吹替版をより多く方々に楽しんでもらえるように、全力で臨みたいと思います。」
セナ:アンジェリーナ・ジョリー、深見梨加
チームで最も危険な女戦士。テレパシー能力や、自分の頭に浮かんだどんな武器であっても、生み出すことのできる能力を持つ。誰よりも戦う事を愛する彼女は、不愛想で他者に心を開かない。深見梨加 さんのコメント: 「この作品にこの役で参加出来ることにワクワクしています!いつもの強い女性とはひと味違う一面も演じられて新鮮でした。作品のエネルギーに飲み込まれないように私もパワー全開で臨んだので、それが伝われば幸いです。」
エイジャック:サルマ・ハエック 、戸田恵子
太古の時代から現代まで常に地球と人類を見守り、彼らが無事に暮らせるように活動してきた。〈エターナルズ〉導いてきた精神的なリーダーでセルシ、イカリス、スプライトにチームの再集結を命じる。癒しの能力を持つ─戸田恵子 さんのコメント: 「驚いたのは監督がクロエ・ジャオ監督、女性監督であること。『ノマドランド』では快挙でした。注目してる方の作品に携われて光栄です!私が吹き替えたエイジャック役のサルマ・ハエックさんもとても素敵な女優さんでした。コミックでは男性だったキャラだと聞いてます。納得。笑っ 「エターナルズ」ご期待ください」
キンゴ:クメイル・ナンジアニ 、杉田智和
最も陽気な性格を持つメンバー。地球で人間たちに紛れ人知れず暮らすことを求められているが、何世紀にも渡って目立ちたい、有名になりたいという願いを抱き、現在はインドで“ボリウッド”で大スターとして活躍中。杉田智和 さんのコメント: 「物事の捉え方について板挟みになった時、彼の道化のようでスマートな立ち振る舞いは見る者を安心させます。生きる事に必要な寛大さとユーモア、何より信頼を裏切らない事を作品から学びました。キンゴとこれからも共に永遠を歩んでいきたいです。」
スプライト :リア・マクヒュー 、金子陸
見た目は12歳の少女。本物のような幻影を生み出す能力をもつ。当然その容姿よりも強くて賢いが、数千年にもわたって人類から子ども扱いされることが不満。金子陸 さんのコメント: 「今回私が演じたスプライトという子は、唯一見た目が子供のエターナルズです。アクションだけではなく、能力を使い たくさんの人を笑顔にできるヒーローです。そんな彼女にも注目して見ていただけたらと思います。」
ファストス :ブライアン・タイリー・ヘンリー 、後藤光祐
チームの頭脳を担うメンバーで平穏な暮らしを望む。発明の才能に恵まれ、素材さえあれば、想像するものは何でも作り出すことができる。数千年にもわたって人類のテクノロジーや技術の進化をそっと後押ししてきた。後藤光祐 さんのコメント: 「「エンドゲーム」を映画館で観た帰り道「失恋したけど淡い期待」みたいな想いでした。淡い期待は2年後に濃い現実になり、ファストス役への愛情で満たされました。【僕がファストスの声だ!】」
マッカリ :ローレン・リドロフ
宇宙最速のスピードを誇る。何世紀にもわたって地球の隅々まで探査しつくしている。地球の知識はチーム随一。地球にとどまりながらも、他の惑星をさらに探査したいという夢を抱き続けている。 ※聴覚障害を持ち、手話を使うキャラクターのため日本版声優無し
ドルイグ :バリー・コーガン、内田昴輝
人の心をコントロールすることができる能力をもつ。人里離れたアマゾンで暮らし、数千年に渡りほかのメンバーとの交流も避けている一匹狼。〈エターナルズ〉と人類の交わり方についても大きな疑問を抱いている。内田昴輝 さんのコメント: 「たくさんの方が待ち望んでいらっしゃるMCUの新作に吹替版キャストとして参加できたこと、大変光栄です。素晴らしい録音環境でじっくりと丁寧に収録していただいたので、自分のベストが表現できたと思います。」
ギルガメッシュ :マ・ドンソク(ドン・リー) 、稲田徹
チームでもっとも力が強く、強力な戦士として活躍したかつて様々な戦いでの圧倒的な強さは、今も伝説として語られる。チームでもっとも心優しい彼は〈エターナルズ〉の良心的な存在で、セナの唯一の友人でもある。稲田徹 さんのコメント: 「『アイアンマン2』以降は劇場で全て鑑賞してきた自分にとってMARVEL作品に関わる事は夢であり、声優としての目標でした。しかも大好きな俳優が演じるヒーローに声をあてられるなんて、この上ない幸せです!」
デイン :キット・ハリントン 、花輪英司
ロンドンの自然博物館で働く人間の男性。セルシと恋人だが、彼女が〈エターナルズ〉であることも、彼女に数世紀に渡って愛し続ける元恋人がいること、そしてこの地球が残り7日間で滅亡することも知らない。花輪英司 さんのコメント: 「他のMCU作品と同じく、派手で壮大なアクションがある中にも映像のひとつひとつに静かな余韻があり、エターナルズというタイトルのようにその世界にじっくりと浸れる映画です。みなさんにも是非、この世界にひたひたになって頂きたく思います。」
「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。
数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。 彼らの名は、エターナルズ──。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。 その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。 地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。 タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。 そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。
映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。