マーベル・スタジオが開発しているという噂のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」で、コミックに登場するヴィジョンの息子ヴィンと娘ヴィヴィアンが紹介されると、海外スクーパーが報じました。
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海外メディア ComicBookMovie.com によると、2024年初頭から撮影に入るという「ヴィジョンクエスト」では2015年にコミックデビューしたヴィジョンの子どもたち、息子のヴィンと娘のヴィヴことヴィヴィアンが本作で紹介されると、スクーパーのCWGST氏が報告していると言います。
母親(ヴィジョンの妻)のヴァージニアに関しては言及されていません。
「ヴィジョンクエスト」は公式発表のないプロジェクトですが、「ワンダヴィジョン」、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の脚本、そしてショーランナーを務めるジャック・シェイファーさんが「ヴィジョンクエスト」も担当する事が公開履歴書より明らかになっており、さらに配信時期についても2024年末から2025年にかけて計画されている事が判明しています。
さらに過去にはヴィンはMCU版のヤングアベンジャーズの一人であるとも報じられた他、ある女優と交渉中であるとの報告もありました。
コミックのヴィジョンは人間らしさを獲得するために家族を持とうと計画し、ワンダの脳波をもとに妻ヴァージニアを作成、さらにヴァージニアの脳波と自分をミックスさせてヴィンとヴィヴを作りました。
ヴィジョンがでかけている際にヴィランの襲撃にあい、娘のヴィヴが負傷し、怒り狂った妻ヴァージニアはヴィランを殺害して庭に埋めてしまいます。この事態を重くみたヴィジョンはトニー・スタークに協力を求めて解決にあたります。
しかし、娘のクラスメートの父親が事件について非難し、退去を要求した事でヴァージニアは再び暴走。クラスメートを殺害し、その父親を昏睡状態にした上で、ヴァージニア自身も自殺を図ります。さらに悪い事は重なり、家族を監視するためにアベンジャーズに派遣されたウルトロンの息子ヴィクター・マンチャによって、息子のヴィンも誤って殺されてしまいました。
その後ヴィヴはシビル・ウォー2などではいがみ合い続ける大人たちに対抗するティーンエイジャーチーム、チャンピオンズに参加し、ハイエボリューショナリーによって改造され人間になりました。その間、ヴィジョンとワスプが新たなヴィヴを作りましたが暴走。人間になったヴィヴの脳を新たなアンドロイドの身体にうつして暴走は収まりました。
MCUではヴィジョンをホワイトヴィジョンに置き換えてある程度ストーリーをなぞることは出来ますが、既に退場してしまったトニー・スタークや、未登場のウルトロンの息子に関する部分はアレンジせざるを得ないようです。
MCUでの詳細はもちろん不明ですが、ヴィジョンとワンダの再会を望むファンが期待するプロジェクトでもあり、公式の発表が待たれています。
ソース:VISION QUEST Will Reportedly Feature The MCU Debuts Of Vin And Viv Vision