ドラマ「ロキ」、監督が削除された2012年のスタークタワーのシーンについて言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、予告動画に含まれていたにも関わらず、本編で見ることが出来なかった2012年のスタークタワーのシーンについて、海外メディア The Direct とのインタビューの中で解説しました。

監督はこのシーンについて、「アベンジャーズが到着する前」の出来事だったと明かしています。

©2021 MARVEL,Disney

もともとは、アベンジャーズが到着する前に、鏡の中の彼だけが映っているという設定で撮影していたのですが、それが実現しました。それがオープニングになっていたと思います。

さらに監督はこの幻のオープニングシーンについて詳しく語りました。

トム・ヒドルストンのシーンは、2012年に公開された『アベンジャーズ』の「ニューヨークの戦い」で、「何かが始まる前」に登場する予定でした。もともとは、ショーのオープニングとして書かれていたのですが、それを外して、映画の内容を追加したんです。でも本来は、アベンジャーズの前なので、実際には前からあったはずなんですが・・・思い出せません。その日の早い時間帯を想定していました。基本的には、何かが始まる前です。だからこそ、私たちは構造的に「クールだけど、もっと大きなモンタージュの一部にしたいようだね」と言っていたのだと思います。

私たちは、このシーンを編集していたとき、番組のオープニングとして最もダイナミックで手に汗握るものではないと感じていました。私たちは、映画では使われていない映像、例えば、手を振るシーンやアップの映像に興奮しました。それを撮影しました。しかし、私にとっては、彼が逃げるシーンのPOVをひねって、そこから始めることが重要だったと思います。そういう意味では、靴の革のような感じでした。このシーンは実際には必要ありませんでした。テンポ的にも、番組のオープニングとしてはダイナミックさに欠けると思ったのです。

最終的に、このオープニングの可能性を排除する決定を下したのは、”本題に入る “必要があるとチームが判断したからと説明しました。

私たちは、本題に入るべきだと考えました。これで伝わるのかしら?ただ、それに没頭するだけです。今、ちゃんと思い出そうとしています。基本的には、あなたがおっしゃったように、構造的な理由で、どこに行くのか、「実際の映像との整合性はどうか、ロキはどこにいるのか」ということだったと思います。私たちにとっては、正直なところ、ペースの問題だったと思います。とにかく夢中になってやってみよう、という感じでした。砂漠にたどり着くために、早く進めよう、と。

5話の時点でこのシーンが登場しなかった事で、予告をじっくり観察していた一部のファンは6話でロキが2012年に戻るのではないかと推測していましたが、実際には上記のような理由でカットされたオープニングシーンの一部であった事が判明しました。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Loki Director Reveals Tom Hiddleston’s Deleted Opening Scene In Stark Tower (Exclusive)

ドラマ「ロキ」監督がエンドゲームのスティーブ・ロジャースが分岐イベントを発生させたか説明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、2019年の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストにおいて、スティーブ・ロジャースがネクサスイベントを発生させ、TVAに剪定されてしまったのかを、海外メディア The Direct とのインタビューの中で説明しました。

スティーブ・ロジャースとペギー・カーターの象徴的なシーンについて聞かれた監督は以下のように述べました。

だから!このことについて考えていたの(笑)。興奮していますよ。決定的な答えではないので、みんなに怒られるかもしれませんが、私はファンとしてしか答えられないんですよね。私の理論はこうです。それは、あなたが楽観主義者か悲観主義者かということに尽きると思います。楽観主義者であれば、二人がそのように生きていてもよかったのかもしれませんし、剪定する必要がないほど枝がひどくなかったので、二人が一緒にいられたのかもしれません。ロマンチックな人たちは、なんとかそれが存在していたと言えるのかもしれません。そして、悲観主義者は、「きっと剪定されたんだろうな(笑)」と思うのです。

監督はどちらの可能性もあり得ると、自分の説を詳しく説明しています。

私の頭の中では、一般的に枝は剪定され、その後維持されなければならないと考えています。でも、それは場合によります。例えば、それが別のものであれば、それは我々のメインのタイムラインと並行していることを意味します。剪定されたとは断定したくありませんが、TVAの論理ではおそらくそうでしょう。しかし、意志があるところには方法があり、彼らはあまり混乱することなく、なんとか幸せに暮らしているのかもしれませんね。

監督は分岐の小さな枝に関しては剪定せずに維持されるケースもあると考えているようで、スティーブとペギーは幸せに暮らしている可能性を支持しました。

マーベル・スタジオの公式設定というわけではありませんが、今の所はこういった考え方で問題ないようです。「ロキ」最終話でミス・ミニッツがロキにいくつか提案した事を考えても、多次元間戦争に繋がらないような分岐であれば見逃されるのは自然な事であるとも言えそうです。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Was Captain America’s Avengers: Endgame Ending a Nexus Event? Loki Director Responds (Exclusive)

ドラマ「ロキ」監督が「ワンダヴィジョン」とのファンセオリーについて言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、最近話題の「ロキ」と「ワンダヴィジョン」の奇妙な関係について言及しました。監督はユーチューバーのSUPES とのインタビューの中で、この説の真相について語りました。

面白い説ね(笑)。私たちの側では、間違いなく偶然の産物です。ワンダヴィジョンが放送されたとき、私たちは基本的にポストプロダクションをしていたので、たぶん偶然だと思います。でも、どんな説も否定したくはありません、ちょっと楽しいですからね。

と動画で語りました。

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監督はこれを「偶然」としましたが、ワンダとマルチバースの関係については疑いようもありません。偶然な事に、「ロキ」の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんはワンダの次回作「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」でも脚本を担当しており、最近の噂ではドクター・ストレンジの新作映画にロキが登場するのではないかとも報じられています。

フェーズ4はまだ始まったばかりで、ドラマが3つと映画が1本、それぞれはほぼ独立しています。これらが繋がり出すのは一体どの作品になるのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1、「ロキ」シーズン1はディズニープラスにて全話配信中です。

映画「シャン・チー」主演のシム・リウさん、「トム・ヒドルストンは素晴らしい」と称賛

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の主演を務めるシム・リウさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、ロキを演じているトム・ヒドルストンさんを「素晴らしい」と称賛し、彼からもらったというアドバイスについて明かしました。

リウさんはインタビューで以下のように述べました。

コミコンで発表された日に、トム・ヒドルストンと話をしました。彼は、とても素晴らしく、とても優しい人だった。頭の中を整理してくれるような人です。彼は、「楽しんで。他のすべてのことと一緒に、良いことも受け入れなければならないよ。休暇でどこかの島に行ったとしても、人々が君の出身地を知ることになるという事実を受け入れるんだ。なぜなら、それだけマーベル映画が広範囲に渡って浸透しているからね。」と。それはとても美しいことだが、異なるライフスタイルがあり、それに慣れなければならない。しかし、皆がとても素晴らしい方ばかりなので、とても興奮しています。これまでのところ、とても歓迎されています。美しい家族の一員になったような気分です。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は主演のシム・リウさんを筆頭にアジア系のキャストが集合。そして監督や脚本家など制作クルーもアジアの血が流れる人物が起用されており、脚本家デイブ・キャラハムさんはアメリカ映画にとって重要な作品となるだろうとコメントしています。

シャン・チーの公式概要は以下のとおりです。

”最強”ゆえに戦うことを自ら禁じた、“優しすぎるヒーロー”誕生の物語。 アメリカ・​サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。 彼には、​かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、 組織の後継者になる運命から逃げだした過去があった。しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ドラマ「ロキ」、コンセプトアートの中にいくつかのマーベルキャラクターが発見される

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のメイキングドキュメンタリー「マーベル・スタジオ・アッセンブル」のロキ編が公開され、番組で様々なコンセプトアートが紹介される中で、一部のマーベルキャラクターや象徴的なアイコンが発見されています。

「ロキ」のプロダクションデザイナー、カスラ・ファラハニさんが制作したコンセプトアートをジョアンナ・ロビンソンさんがシェアし、番組よりもじっくり観察出来るようになりました。

©2021 MARVEL,Disney

在り続ける者のオフィスのアートでは、ロキのそばの棚にアイアンマンのマスクやキャプテン・アメリカの壊れた盾が飾られています。サノスに破壊された盾がその後どうなったかは不明ですが、在り続ける者なら回収してくる事も可能かもしれません。

番組中でもわかりやすかったのは変異体のロケット。

©2021 MARVEL,Disney

実際のドラマよりも宇宙人の変異体も多いようで、映らないところでは宇宙人のTVAエージェントもいたのかもしれません。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ロキ」、監督がメビウスの家族を描く可能性があった事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、オーウェン・ウィルソンさん演じるメビウスの撮影には至らなかったプランについて、海外メディア Comicbook.comとのインタビューで明かしました。

ヘロン監督は、メビウスの家族や過去の人生を描いた「いくつかのドラフト」があったことを認めました。しかし、監督はそのアイデアを完全に破棄したと説明しました。

私たちは、メビウスの家族や人生が描かれた脚本のドラフトがいくつかあったことを話していましたが、それが何であるかはまだ分からないと皆で決めました。それはとてもエキサイティングなことだと思います。なぜなら、彼と一緒に旅をする道が増えるからです。そして、彼が剪定されることになったとき、彼が『もし家族がいたら』と言うことは、より辛いことだと思います。なぜなら、彼は家族を持ったかもしれないし、持たなかったかもしれないし、脚本家が彼のキャラクターをどこに連れて行くのか分かりませんから。

さらにヘロン監督は、TVAのエージェントが全員ヴァリアントであることを明らかにしたことについては、フラッシュバックは必要なかったと指摘しています。

しかし、私たちが一番感じたのは、緊張感を高めるためには、B-15のように彼女が自分の記憶を見て、それが彼女の人生に影響を与えることがより効果的だということでした。そして、それがTVAのすべての人々に反映されると思います。なぜなら、彼女が見たものによってどれほど心を動かされ、何をするかがわかるからです。ですから、少なくともこの部分では、必ずしもフラッシュバックをする必要はないと考えました。

監督は最後に、これらのアイデアはスタジオで検討されましたが、最終的には “将来の検討のためにオープンにしておく “ことができると考えたと述べています。

でも、そうですね、脚本家と私は確かにそのことについて話し、スタジオと検討したと思います。ただ、すべてが揃い始めたときに、ああ、この方法で演じたほうがいいんだな、と判断して、基本的には将来的な検討のためにオープンにしておくことにしました。

「ロキ」のシーズン1ではメビウスだけでなく、シルヴィやC-20、B-15、レンスレイヤーなどの本来の人生もほとんど見ることは出来ませんでした。彼らの家族や人生の背景はあえて白紙の状態で残され、来たるべきシーズン2などで必要になった時にあらためて描かれるのかもしれません。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Loki Director Says Mobius Had a Family Backstory That Might Change (Phase Zero Exclusive)

ドラマ「ロキ」、2話の神聖時間軸爆破のあとどうなっていたのか、監督が解説

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の第2話「変異体」でシルヴィが逃亡の際に神聖時間軸の多くを爆破した事について、劇中ではそれ以降特に語られる事はありませんでした。この事についてケイト・ヘロン監督が Phase Zeroポッドキャスト に登場し、説明しました。

監督は番組の中で以下のように説明しました。

TVAがそれを片付けるところを見たかどうかは覚えていません。それは常に画面外で起こったことだと思います。というよりも、エピソード2でロキがドアを通り抜けるところで終わらせたという違いがあって、それは編集で見つけたものなんです。今考えると、いつも画面外で起きていたことだと思います。だって、いつもTVAで彼女が大暴れしているのを見て、ロキの視点で見ていたわけでしょう?そして、最後はラメンティスにたどり着きました。つまり、TVAはラメンティスにいる間、ずっと爆破の後処理をしてきたということなんだと思います。

と、見えないところでTVAの職員たちが後始末をしていたのだと説明しました。

さらに監督は、ロキの脚本家であるエリッサ・カラシックさんの脚本では、当初、シルヴィがTVAに入った後、ロキが彼女をラメンティスに連れて行くまでの長いシークエンスが描かれていたと明かしました。これには、彼女が “大暴れ “する瞬間が含まれていたそうです。

エリッサの脚本では、基本的にそれを継承していました。彼女はTVAに入り、そこでは・・・私たちはそれをランページ(大暴れ)と呼んでいました。元々、脚本ではそれは大規模なものだったと思います。彼女がTVAの中に入って、変異体のみんなを連れ出すような感じだったんです。

監督は他にも描ききれなかった部分が多くあると語りました。

「ロキ」はシーズン2の制作が決まっていますが、ケイト・ヘロン監督は別のプロジェクトのために戻れない事を明かしています。描かれなかった部分がシーズン2でどの程度解明されるかは分かりませんが、監督は「シーズン2にはメビウスとジェットスキーのシーンを入れて欲しい」と心残りである事を明かしています。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Loki Director Reveals Deleted Scene Featuring Sylvie’s ‘Massive’ Rampage

海外ファンが「ワンダヴィジョン」と「ロキ」の奇妙な繋がりを発見し話題に

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」と「ロキ」に奇妙な繋がりがあることを海外ファンが指摘し、話題となっています。その奇妙な繋がりとは「ワンダヴィジョン」最終話と「ロキ」最終話を同時に再生することで発覚したようです。

すでにそのシンクロ動画も作成されているので、同時再生が難しいよという方はこちらを参考にしてみてください。

それぞれの最終話を再生してから27分頃から、ワンダはスカーレットウィッチへと覚醒し、カオスパワーが収束しきった28分頃に、在り続ける者は「たった今越えたぞ、境界線を」と語るのです。

「ワンダヴィジョン」は2023年の地球でのイベントであり、「ロキ」は時の終わりという時間の概念が不明な場所でのイベントです。これを同時に起きた、と言えるのかはわかりませんが、なんとも奇妙な一致となっています。

コミックのスカーレットウィッチはネクサスビーイングに分類され、分岐を作りかねない生命体としてTVAに監視されている、というエピソードがあります。

MCUでもワンダがマルチバースの扉を開いてしまうだろうと言われていましたが、「ワンダヴィジョン」内でそういう描写は特になく、次回登場作の「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」で何かが起こるものと考えられていました。

この奇妙な時間の一致がマーベル・スタジオによって仕組まれたものかどうかは不明ですが、ワンダがMCUに混沌をもたらすといったファンの予想はやはり間違っていないのかもしれません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1、「ロキ」シーズン1はディズニープラスにて全話配信中です。

ソース:Marvel made the finales of ‘Loki’ and ‘WandaVision’ sync up perfectly, and we almost missed it

ドラマ「ロキ」監督、ミス・ミニッツのスラッシャー映画を作りたい意欲を示す

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で、「ミス・ミニッツのスラッシャー映画を見てみたい」というインタビュアーのアイデアに賛成しました。

インタビューの最後に「いつかMCUに戻ったら、恐ろしいミス・ミニッツのスラッシャー映画を作ってくださいよ」というインタビュアーに対して、「そうしたいわね(笑)。それが私の夢だわ」と同意しました。

スラッシャー映画とはホラー映画のジャンルのひとつで、サイコパスな殺人鬼が主人公集団を刃物などで惨殺していくタイプの映画。「ハロウィン」や「13日の金曜日」などが代表的な作品です。

「ロキ」シーズン1の終了時点でミス・ミニッツが何者だったのかはわかっておらず、彼女が在り続ける者の産物だったのか、元々TVAとは個別の存在だったのか、そして在り続ける者がいなくなった今、ミス・ミニッツの存在がどうなったのかも明確になっていません。

監督は6話のシタデルでミス・ミニッツとの戦闘シーンが予定されていた事を以前に明かしましたが、戦ったとしてどうやって倒すのかなど、ファンの疑問は尽きません。

現在、監督は「ロキ」シーズン2に戻らない事を明かしており、マーベルとの仕事の予定は今の所ないとコメントしています。

ミス・ミニッツはシーズン2で戻ってくるのでしょうか?また、ケイト・ヘロン監督が戻ってきてスピンオフ作品が作られる事はあるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘Loki’ Director Kate Herron on Casting Jonathan Majors with Peyton Reed and Sylvie’s “Horrible Goodbye”

ドラマ「ロキ」、キッド・ロキ役ジャック・ヴィールさんがキャラクターの過去と未来について明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」でキッド・ロキを演じたジャック・ヴィールさんが、海外メディア ComicBookMovie とのインタビューの中で、キッド・ロキのバックストーリーについて語りました。

ヴィールさんはインタビューで以下のように語りました。

多くの人は知らないと思いますが、キッド・ロキはヴォイドで最も古い存在です。彼は何千年も前に剪定されていて、レンスレイヤーが言ったようにヴォイドが時間の終わりであるために歳をとらなかっただけなのです。また、彼がソーを殺したという事実もあります。私が言ったように、他のロキはそんなことをしようとはしないし、成功させることもできないでしょう。それが彼を最も古い存在にしているだけでなく、最も威圧的な存在にしているのです。

キッド・ロキはシルヴィと同様に幼い頃にTVAに逮捕されましたが、逃走できたシルヴィと違い、剪定されたキッド・ロキは時間の流れが止まっているヴォイドにいたために肉体年齢が止まっている事を明かしました。

また、ヤングアベンジャーズについて尋ねられたヴィールさんは、「これまでの旅はとても素晴らしいもので、ここまで来るとは思ってもいませんでした。このような一歩を踏み出すことは、とても非現実的なことです。そんな素晴らしいことをやってみたいけど、今のところマーベルからヤングアベンジャーズの話は何も聞いていません。」と明かしました。

最後に「キッド・ロキがどこに行くのか、どこにも行かないのかはわかりませんが、私が知っているのは、キッド・ロキは(特にソーを殺した後は)非常に入り組んだ複雑なキャラクターなので、彼のバックストーリーや今後の行動を探求することは素晴らしいことだと思います。」と付け加えています。

エピーソード4のラストで登場し、エピソード5の中心にいた個性的なロキの変異体たちは、自慢好きのロキが裏切り、クラシック・ロキはロキとシルヴィのために犠牲となりました。

一方でキッド・ロキとワニ・ロキについてのラストは描かれておらず、シーズン2で再登場する余地はあるように思えます。

先日はワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんが「マーベル・スタジオはヤングアベンジャーズの具体的な計画を持っていないと思う」との見解を示しましたが、ジャック・ヴィールさんがキッドを演じられるうちにヤングアベンジャーズは結成されるのでしょうか?

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:LOKI Star Jack Veal Reveals Kid Loki Has Spent “Thousands” Of Years In The Void When We Meet Him (Exclusive) 、 LOKI Star Jack Veal Ponders Kid Loki’s MCU Future And Whether He’s Heard About YOUNG AVENGERS (Exclusive)