ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」監督は、コミックのエルサ・ブラッドストーンは性的すぎると語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のマイケル・ジアッキーノ監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じ、ローラ・ドネリーさん演じるエルサ・ブラッドストーンがコミックとどのように変更されたかについて語りました。

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監督は「私はこのキャラクターが大好きなのですが、コミックで彼女を見ると、ショットガンを持った、性的に過激化されたバージョンという感じなんです。」とエルサ・ブラッドストーンについて評しました。

さらにケヴィン・ファイギ社長に「銃がなくても、ストーリーは語れる」と提案し、「エルサを銃のトーテムにしたようなキャラクターにはしたくなかった。」と明かしました。

そして、「もちろん悪女であってほしかったし、賢くもあってほしかった。弱々しくもあってほしかった。本当の人間であってほしかったんです。ローラ・ドネリーは、そのすべてを見事に体現してくれました。カメラの前に立たせれば、1930年代の古い映画スターを見ているような気分にさせてくれる、最高に素晴らしい女優さんです。」と演じたローラ・ドネリーさんを絶賛しました。

監督は銃=性的象徴との考えからショットガンを排除した事を明かしましたが、実際にはヴィジュアル全体に手が加えられ、象徴的な赤毛のポニーテールも失われました。

©MARVEL,Disney

エルサ・ブラッドストーンが今度登場する可能性のある作品として、モンスター繋がりの「ブレイド」、「ムーンナイト」、男女の仲でもある「デッドプール」、そして「アベンジャーズ」シリーズが予想されています。

©MARVEL,Disney

それらに加えて、スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフの作品に登場するのではとも考えられています。ワンダのカオスマジックとエルサの持つブラッドストーンは同じ色で表現されており、マーベル・スタジオがこの2つをリンクさせているのではと考えているファンも少なくありません。

銃を取り上げられたモンスターハンターの将来について、まだしばらくは静観が必要なようです。

「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Werewolf by Night Director Reveals Elsa Bloodstone Plans

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」より、デアデビルvs.トッドの舞台裏映像が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」でタイタニアを演じたジャミーラ・ジャミルさんが、デアデビル/マット・マードックを演じたチャーリー・コックスさんと、ハルクキング/トッド・フェルプスを演じたジョン・バスさんの対決映像を公開しました。

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15秒の映像にはハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんがVFXスーツ姿で見学している姿が含まれている他、アボミネーション/エミル・ブロンスキーを演じるティム・ロスさんも登場しています。

彼らのうちデアデビルはドラマ「デアデビル;ボーン・アゲイン」での再登場が確定していますが、それ以外は今のところ分かっていません。

ハルクは単独作の噂がある他、アベンジャーズシリーズでの再登場が期待されています。

タイタニアを演じたジャミーラ・ジャミルさんは「サンダーボルツ」や「デッドプール」へのカメオを期待している事をインタビューで明かしています。

アボミネーションも「サンダーボルツ」での可能性がささやかれる他、今後もウォンとセットでどこかに登場する可能性はありそうです。

また、「シーハルク」シーズン2の可能性もシーズン1制作中から示唆されていた他、最近でも公式SNSがその可能性をほのめかしています。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」より、主人公のカラーバージョンのアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」より、主人公ウェアウルフ・バイ・ナイト/ジャック・ラッセルのコンセプトアートが公開されました。本作での変身シーンはモノクロでしたが、今回公開のアートにてカラーなどの詳細がわかるようになりました。

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コンセプトアーティストのビリー・クリスチャンさんは「Marvel Studios の新しいハロウィーン スペシャルのイラストです。このアートワークはスタイル ガイドとして使用されます。 映画全体が白黒になるとは思っていませんでした。」とコメントを添えて画像を投稿しています。

ジャックとその友人テッド(マンシング)やエルサ・ブラッドストーンが今後どのようにして他のキャラクターと遭遇するかは不明ですが、多くのファンはそう遠くないうちに実現する事に期待しています。

ジャックを演じたガエル・ガルシア・ベルナルさんはテッドとの関係について質問された際、「将来的なネタバレになるから言えない」と既に何かが用意されている可能性を示唆しています。

「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中です。

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」はわずか4エピソードになるとプロデューサーが明かす

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「マーベル・ゾンビーズ」が、ディズニープラスシリーズ史上最短のエピソード数になる事が判明しました。海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じた本作のエグゼクティブ・プロデューサーのゼブ・ウェルズさんが言及しています。

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ウェルズさんはインタビューの中で「彼らがスピンオフをやろうとしているという電話をしてきた時、「ああ、是非そうしよう」という感じでした。4 つのエピソードで、いつになるかはまだわかりませんが、本当にクールに見えます。」と述べています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」から始まったMCUの連ドラ形式のスタイルは1作品のトータル時間が約6時間前後に設定されており、エピソード数が少なければ1話のランタイムが長くなり、エピソード数が多ければ1話のランタイムが短くなる傾向がありました。

しかしながら「アイ・アム・グルート」のようなイレギュラーなスタイルもありましたし、最近では「ウェアウルフ・バイ・ナイト」が1話完結で制作されました。

また、「シーハルク・ザ・アトーニー」のように10話を超える形式で制作されていたにも関わらず、最終的にいくつかのエピソードが破棄され全9話に落ち着いた結果、同じエピソード数の「ワンダヴィジョン」よりもかなり短くなってしまった事や、「デアデビル:ボーン・アゲイン」は全18話で制作されると発表された事など、従来のスタイルにこだわらない姿勢も見られています。

「マーベル・ゾンビーズ」は18禁になる事と、いくつかのアートが発表されており、今回新たに全4話となる事が判明しました。リリースまではまだ時間があり、今後の続報にも注目となりそうです。

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」は2024年にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の時系列が混乱をきたしてしまう

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」のシーズン1がフィナーレをむかえ、多くのファンがその時系列に混乱しています。ドラマの配信が始まる直前の監督インタビューでは映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の後である事が分かっていました。

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「シーハルク」のシーズンフィナーレである9話の中で、インテリジェンシアのメンバーは「レディ・ソー」の批判をしています。この呼名がジェーン・フォスターの怒りを買うのが確実である事は置いておいて、9話の時点で映画「ソー:ラブ&サンダー」よりも後である事が確定します。

一方で公式時系列順だと、「ムーンナイト」、「シーハルク」、「ミズ・マーベル」、「ラブ&サンダー」という順番になっています。

ドラマにしろ映画にしろ、ひとつの作品の中で数日間、あるいは数週間、数ヶ月、場合によっては数年から数百年と時間をスキップする事はよくある事で、「シーハルク」も1話の時点では「ムーンナイト」後、「ミズ・マーベル」の前でありながら、9話の時点では「ラブ&サンダー」の後になったと考えるのが適切なようです。

「シーハルク」シーズン1を分解して考えると、「ミズ・マーベル」の1話では「シーハルク」に登場したタイアニアやミスター・イモータルなどが紹介されています。この事から「シーハルク」1話から6話までは「ミズ・マーベル」1話よりも以前であると考えられます。

また、「ミズ・マーベル」2話では祝祭イードが開催されており、2025年のイードは3月と6月に設定されていることから、少なくとも「ミズ・マーベル」の1話2話はそのあたりであると考えられます。

「ラブ&サンダー」の時系列は公式に詳細が明かされていませんが、「ミズ・マーベル」の後に配置されている事を考慮して2025年の夏秋ごろと考えるのが妥当なところでしょうか。それ以降である可能性もありますが、「シーハルク」シーズン1が「ラブ&サンダー」の前後を含んでいる以上、現時点で2026年以降と考えるのは疑問の余地がありそうです。

そして「シーハルク」の7話からは年間最優秀女性弁護士にノミネートされたという話が出てきます。ニッキのスマホには「FEMALE LAWYER OF THE YEAR」と表示されており、西暦までは表示されていませんし、実在の賞でもありません。しかし年間賞、オブ・ザ・イヤーといった類のものは往々にして年末に開催されるものである事も推測出来ます。これらの事から「シーハルク」7話から9話は2025年の年末近くであると考えられそうです。

公式にエピソードごとの時系列が明かされる可能性は低いと思われますが、ざっくりまとめると以下のようになりそうです。

  • 2024年クリスマス:「ホークアイ」
  • 2025年初頭:「ムーンナイト」
  • 2025年初頭:「シーハルク」1話から6話
  • 2025年3月or6月:「ミズ・マーベル」少なくとも2話までは確実
  • 2025年夏秋頃:「ソー:ラブ&サンダー」
  • 2025年秋?:「ウェアウルフ・バイ・ナイト」
  • 2025年冬頃:「シーハルク」7話から9話

ジェーン・フォスターがマイティ・ソーになった期間が極めて短いにも関わらず、その事をインテリジェンシアのメンバーが知っていた事自体は、「ラブ&サンダー」のラストでニューアスガルドに像が建てられた事と、ニューアスガルドが人気観光地になっていることから、世界中に知れ渡っていると推測出来ます。

MCUは全てがつながっているため時系列は気になる所ですが、ディズニープラスの公式タイムラインでは詳細までがわかりません。「シーハルク」の脚本家ジェシカ・ガオさんはマーベル・スタジオが時系列を整理するタイムキーパーを雇っている事を明かしているため、今後公式の詳細時系列が公開される事に期待です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

「ノヴァ」はマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションとして開発中だと報じられる

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にノヴァを紹介するにあたって、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」と同じ、マーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションとして開発中だと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。

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ノヴァは映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」に登場する計画があった事もあり、2022年3月にも実写化計画の報道がありました。その際は映画よりもディズニープラスのドラマリシリーズの可能性が高いとの事でしたが、今回、TCCは「ウェアウルフ・バイ・ナイト」と同じマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションとして、1時間前後の1話きりのスタイルで計画されていると言います。

TCCは先日、マーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションが今後増えていくとも報じており、「ノヴァ」はそのひとつとして計画が動いているようです。

具体的なプロットやリリース日はないとの事で、他の作品を楽しみつつ、まだしばらく待つ必要があるようです。

ソース:Exclusive: Marvel’s Nova to Be a Special Presentation on Disney+

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」はもう一度オリジンを描くかもしれない

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の主演を務めるチャーリー・コックスさんが、海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューで、本作がもう一度デアデビルのオリジンを描く可能性があると言及しました。

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チャーリー・コックスさんは制作に向けて打ち合わせを進めつつも、ネタバレしようにもまだ何も知らない、ファンと同じ情報しか持っていないと、次のように語りました。

私はみんなが知っている事しか知りません。何も台無しにすることは出来ないので、それは素晴らしい気分です。私は昨夜初めて脚本家の何人かに会いました。でも脚本は読ませてもらっていません。Netflix版デアデビルとデアデビル:ボーン・アゲインの間の長い期間で、彼らがどのように、どのような物語を語ろうとしているのかを知ることに興奮しています。トーン的にどうなるのか。どう違うのか、どう同じなのか。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、この作品がシーズン4ではなく、シーズン1であることを明確に述べていますね。だから、これはまったく新しい契約なんです。

続けてコックスさんはマーベル・コミックを例に出し、「ボーン・アゲイン」がもう一度デアデビルのオリジンを描き直す可能性がある事を指摘します。

ある意味、それが素晴らしいのは、コミックで描かれているのと同じように、いくつかのストーリーを何度も何度も語れる可能性があることです。時々、少年時代のマードックの旅の始まりから始まって、もう一度すべてのオリジンストーリーを語るというふうに。だから、もしかしたらそうなるかもしれないですね。

そして、デアデビル/マット・マードックを演じる2度目のチャンスについて、コックスさんは「夢のような気分だ」と表現しました。

このキャラクターを演じ、このキャラクターと一緒に経験し、この番組で歩んできた旅をするのは、奇妙な体験です。それが終わったと思ったら、突然引き戻されて、突然また始まって、もう一度すべてが繰り返される。夢を見ているような気分ですよ。

チャーリー・コックスさんはまだシナリオを見ていないと言う事ですが、過去に「ノー・ウェイ・ホーム」出演の噂が出た際には、「私はそれに関与していません。もしそれが本当なら、私ではなく、他の俳優が出演することになります。他の俳優のデアデビルです。」とサプライズのために白を切っていました。

実際にNetflix版がどういう扱いになるかは不明で、デアデビル/マット・マードックが登場した「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や「シーハルク:ザ・アトーニー」を見ても、その関係性はっきりとしていません。ただしマットがジェニファーとベッドを共にしたことで、Netflix版で描かれたロマンスについてはリセットされている可能性がありそうです。(単に浮気という可能性もありますが)

「ボーン・アゲイン」の配信まではまだ1年以上もありますが、2023年夏予定のドラマ「エコー」での登場も噂されており、そこでまた何か新しい情報が得られるかもしれません。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、最終話予告にレッドハルク登場?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の最終予告「Beginning」がYoutubeの公式チャンネルで公開されました。その動画の中には、前回のエピソードでもからかわれたレッドハルクらしきキャラクターが映っていると話題になっています。

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動画の25秒あたり、ハルクとアボミネーションが殴り合いをしているシーンで、画面右から入り込んでくる謎のキャラクター。

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1秒にも満たないカットになっており、謎のキャラクターの全身を見る事は出来ませんが、赤黒い腕、黒いアームバンド、白いズボンの人物が映っており、このキャラクターは二人の争いに割り込もうとしているようでもあります。

このキャラクターがレッドハルクなのか、あるいはタイタニアやレッキングクルーなど本作のヴィランのパワーアップバージョンなのか、明日の最終回で判明する事になりそうです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第9話は 2022年10月13日 配信予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、予告が最終話でのハルク登場とシーズン2を示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1の9話の公式予告動画が公開されました。その動画ではこれまでのエピソードにはなかったハルクのシーンが含まれており、今週配信予定の最終話でハルクが再登場する事を示唆しています。

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動画の中では宇宙船のテーブルに脚を投げ出すハルクの姿を確認する事ができ、過去8つのエピソードにはなかったシーンとして、9話での再登場を示唆しているようです。

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さらに別の予告ではハルクとアボミネーションの戦闘シーンが含まれており、アボミネーションを演じるティム・ロスさんが「彼(マーク・ラファロ)と撮影中何度もやり取りした」と話していた事と、これまでにハルクとアボミネーションのシーンがなかった事の謎も解消されました。

アボミネーションに変身するという事はエミルの仮釈放措置が白紙化されてしまうわけですが、ハルクキングがシーハルクの血を手に入れた事と関係しているのでしょうか?

また、投稿には「次回でフィナーレ?」とあり、シーズン・フィナーレを見逃さないで、と次のエピソードがシリーズのフィナーレではなく、シーズンのフィナーレである事を示しています。

過去にドラマ「ムーンナイト」の最終回予告ではシーズン・フィナーレと投稿したものをシリーズ・フィナーレに訂正した事がありました。今回もこれから訂正される可能性はありますが、「シーハルク」は撮影中の段階からシーズン1として設定されていた事や、監督が「シーズン2はよりエキサイティングなものにしたい」とコメントするなど、多くのファンはさらなるエピソードに期待しています。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第9話は 2022年10月13日 配信予定です。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」、監督がエンディングについて「彼らの世界の変化を表現している」と解説

マーベル・スタジオ制作のドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のマイケル・ジアッキーノ監督がファンタスティック・フェス2022(Youtubeより)にオンライン参加し、Q&Aにて本作のエンディングについて、「彼らの世界のダイナミズムの変化を表している」と解説しました。

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監督は物語のラストでモノクロからカラーに変化した事について、「それは彼らの世界のダイナミズムの変化を表しているからです。エルサが新しい主導者になり、今まで存在しなかった世界に光をもたらしているように感じました。」と述べました。

そしてジアッキーノ監督は、このスペシャルを通してエルサが学んだ教訓を説明し、すべてのものには層と深さがあると言及しました。

それ以前は、彼女の父親は鉄拳で物事を動かし、「お前はモンスターか?では死ね」というような男でした。その中間がなかったんです。エルサにとっての教訓は、私たちが学びたいこと、世界が学びたいこと、それは「誰もがひとつのものではない」ということだと思います。すべてのものには層があり、深みがあるということです。そして、人間には共感する価値がある。つまり、私にとっては、「今はまったく新しい世界なんだ」ということなのです。「この後どうなるか見てみよう」ということだったんです。

また、監督は本作のキャラクターのヴィジュアルについても、CGやマスクで完全な狼の顔にしなかった事について次のように言及しました。

私が「狼男」のような映画を好きな理由のひとつは、俳優の顔が見えること、そして目が見えることです。たくさんのものに埋もれることなく、ただの狼になることもない。人間らしさを残したままです。特に私にとっては、「私たちがモンスターと呼んでいるものの裏には、人間がいるんだ」ということを伝えることがとても重要だったと思います。感情を持ち、非常に困難な問題に対処している人間なんだと言うことが特に重要でした。

そしてウェアウルフ・バイ・ナイトやマンシングといったキャラクターについて「このモンスターたちは誰もモンスターになりたいとは思っていません。誰一人として望んでいないのです。そして、彼らは皆、基本的には、助けを必要としている人たちです。そして、それが彼らの正体であり、世界は常に彼らに敵対しているように感じるのです。だから、世間から怪物扱いされても、自分自身はそうでないと分かっている状況にいることが、どんなことなのか想像できるはずです。」とコメントしました。

これまでにユリシーズ・ブラッドストーンや他のハンターたちがやってきたような、問答無用でモンスターを狩る世界が終わり、エルサが人間とモンスターの世界の橋渡し役を担う事が示されているようです。

ただしカラーになったことの欠点として、レーティングの維持が難しくなる可能性があります。本作には人体欠損などの表現が含まれていましたが、モノクロ作品という事もあって血液は赤ではなく黒で表現され、結果的に日本では15+のレートに留まっていました。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」が今後もこのレーティングを維持したいとすれば、彼らの戦闘シーンは今回よりもマイルドに調整される可能性があります。

「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中です。