クリス・ヘムズワースさんが「ソー5」に向けた展望の一部を明らかに

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」などでソーを演じたクリス・ヘムズワースさんが、海外メディア Comicbook.com のジョシュ・ホロウィッツ氏の番組に出演し、次なる最新作「ソー5」はこれまでとは全く違うものにしたいという思いを明かしました。

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ヘムズワースさんは番組の中でソーの旅を振り返り、「1と2を見ると、かなり似ているんです。『ラグナロク(バトルロイヤル)』と『ラブ&サンダー』も似ています。それを再発明することがカギだと思うんです。『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』では、このキャラクターに対して非常に思い切ったことをするユニークな機会を得ました。私はそれを楽しんでいましたし、人々を油断させるのが好きなんです。私自身、常に気を張っています。そのおかげで、私は常に投資することができます。前にも言いましたが、あまりに馴染みすぎると、自分が何をやっているか分かってしまうので、怠け者になる危険性があると思います。」とソーの新たな面を描いていきたいと語りました。

そして、「繰り返しになりますが、私が再び招待されるかどうかもわかりません。でも、もしそうなったら、自分の正気を保つために、トーンも何もかもががらりと変わったバージョンでなければならないと思うんです(笑)。ソーは『ラブ&サンダー』で正気を失ってしまったはずです。彼は今、それを理解しなければならないんです。」と表面上は取り繕えているソーですが、心はかなり傷ついていると指摘しました。

ヘムズワースさんが望む新たなソーを描くにあたって、「バトルロイヤル」「ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督が続投するのか、あるいはトーンを刷新するために新たな監督が起用されるのかは分かりません。監督自身は「ラブ&サンダー」に全てを注ぎ込んだとし、次回作の構想はないと当時のインタビューで語っていました。

クリス・ヘムズワースさんは先日配信された番組内で一時的に俳優業を休止する事を明かしていましたが、ソーはいずれ「ソー5」で復活するのは間違いないようです。ただし、2024年初頭から撮影が開始されるシリーズ5作目の映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」にソーが戻ってくるかどうかは不明であり、今後の情報には注目です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の時系列が混乱をきたしてしまう

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」のシーズン1がフィナーレをむかえ、多くのファンがその時系列に混乱しています。ドラマの配信が始まる直前の監督インタビューでは映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の後である事が分かっていました。

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「シーハルク」のシーズンフィナーレである9話の中で、インテリジェンシアのメンバーは「レディ・ソー」の批判をしています。この呼名がジェーン・フォスターの怒りを買うのが確実である事は置いておいて、9話の時点で映画「ソー:ラブ&サンダー」よりも後である事が確定します。

一方で公式時系列順だと、「ムーンナイト」、「シーハルク」、「ミズ・マーベル」、「ラブ&サンダー」という順番になっています。

ドラマにしろ映画にしろ、ひとつの作品の中で数日間、あるいは数週間、数ヶ月、場合によっては数年から数百年と時間をスキップする事はよくある事で、「シーハルク」も1話の時点では「ムーンナイト」後、「ミズ・マーベル」の前でありながら、9話の時点では「ラブ&サンダー」の後になったと考えるのが適切なようです。

「シーハルク」シーズン1を分解して考えると、「ミズ・マーベル」の1話では「シーハルク」に登場したタイアニアやミスター・イモータルなどが紹介されています。この事から「シーハルク」1話から6話までは「ミズ・マーベル」1話よりも以前であると考えられます。

また、「ミズ・マーベル」2話では祝祭イードが開催されており、2025年のイードは3月と6月に設定されていることから、少なくとも「ミズ・マーベル」の1話2話はそのあたりであると考えられます。

「ラブ&サンダー」の時系列は公式に詳細が明かされていませんが、「ミズ・マーベル」の後に配置されている事を考慮して2025年の夏秋ごろと考えるのが妥当なところでしょうか。それ以降である可能性もありますが、「シーハルク」シーズン1が「ラブ&サンダー」の前後を含んでいる以上、現時点で2026年以降と考えるのは疑問の余地がありそうです。

そして「シーハルク」の7話からは年間最優秀女性弁護士にノミネートされたという話が出てきます。ニッキのスマホには「FEMALE LAWYER OF THE YEAR」と表示されており、西暦までは表示されていませんし、実在の賞でもありません。しかし年間賞、オブ・ザ・イヤーといった類のものは往々にして年末に開催されるものである事も推測出来ます。これらの事から「シーハルク」7話から9話は2025年の年末近くであると考えられそうです。

公式にエピソードごとの時系列が明かされる可能性は低いと思われますが、ざっくりまとめると以下のようになりそうです。

  • 2024年クリスマス:「ホークアイ」
  • 2025年初頭:「ムーンナイト」
  • 2025年初頭:「シーハルク」1話から6話
  • 2025年3月or6月:「ミズ・マーベル」少なくとも2話までは確実
  • 2025年夏秋頃:「ソー:ラブ&サンダー」
  • 2025年秋?:「ウェアウルフ・バイ・ナイト」
  • 2025年冬頃:「シーハルク」7話から9話

ジェーン・フォスターがマイティ・ソーになった期間が極めて短いにも関わらず、その事をインテリジェンシアのメンバーが知っていた事自体は、「ラブ&サンダー」のラストでニューアスガルドに像が建てられた事と、ニューアスガルドが人気観光地になっていることから、世界中に知れ渡っていると推測出来ます。

MCUは全てがつながっているため時系列は気になる所ですが、ディズニープラスの公式タイムラインでは詳細までがわかりません。「シーハルク」の脚本家ジェシカ・ガオさんはマーベル・スタジオが時系列を整理するタイムキーパーを雇っている事を明かしているため、今後公式の詳細時系列が公開される事に期待です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」、コミックから考えるジェーン・フォスターの未来

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」では久々にソーとジェーン・フォスターが再会する事になりましたが、ラストでジェーンの魂はヴァルハラへと降り立つ事になりました。今回の記事ではコミックのジェーン・フォスターを振り返り、MCUの今後のジェーンの可能性について言及していきます。

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2013年公開の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」以来、久々の再登場となりソーと再会したジェーン・フォスター。「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも画面には登場しましたが、直接接触したのはロケットであった事と、映像的にも「ダーク・ワールド」の未使用映像の再利用という事でここではスルーしておきます。

コミックのジェーン・フォスターが乳がんで死亡したのはシークレット・ウォーズの後の事ですが、トニー・スタークの協力で地球から月の近くへと移転し、アスガルドからアスガルディアと改名した都市を守るために病気を省みずムジョルニアをふるい続けました。

ちなみにコミックで「次にソーに変身したら死ぬぞ」とジェーンに警告したのはドクター・ストレンジでした。

それでもジェーンはアスガルディアを守るためにムジョルニアを手にし、最終的に地に伏す事になったのは映画とほぼ同じ流れと言えます。

そしてこれも映画と同様に、ジェーンはヴァルハラへと向かいます。ここから先は「ソー5」などで描かれる可能性があるため、ネタバレの可能性がある事にはご注意ください。

©MARVEL

ジェーンの死を受け入れられずにいるソーを見かねたオーディンは魔法とムジョルニアの力でジェーンの魂を呼び戻します。そしてその後、ジェーンはがんの治療にあたりました。

©MARVEL

ムジョルニアを失い、マイティ・ソーに変身する事もなくなっていましたが、「ウォー・オブ・ザ・レルムス」の際には別のユニバースのムジョルニアによってマイティ・ソーとして復活するも、マレキスやラウフェイとの激しい戦いによってムジョルニアは砕け、ジェーンの左腕甲に結合されました。

このイベントでヴァルキリーが全滅し、アスガルド人がヴァルハラへ行く事ができなくなったとソーが嘆く中、ブリュンヒルデ(MCUで言うキング・ヴァルキリー)と仲間のヴァルキリーたちの精霊が登場。

ジェーンに力を託し、マイティ・ソーではなくなったジェーンは新たなヴァルキリーとして地球やアスガルディアを守ることになった、というのがコミックのジェーン・フォスターになっています。

©MARVEL

MCUではオーディンが既に亡くなっている事と、ソーがジェーンの死を受け入れる描写になっている事で、死そのものを撤回する手段と動機が少なくなっています。

しかし手段に関してはヴァルハラにいるであろうオーディンが何とかしてくれそうな事、ソーが子どもたちに力を貸したような成長が見られたように、ソー自身がオーディンと並ぶ程に成長していればソーが自力でなんとかする事も出来そうです。

問題は動機のほうで、ソーはジェーンの死を受け入れ、彼女とゴアが託したラブを育てる事で「ラブ&サンダー」を終えていますから、コミックのような感傷的な理由でジェーンを呼び戻す可能性はかなり低いと考えられそうです。

ジェーンを呼び戻す動機として強力なものは「マイティ・ソーの力が必要」になった時で、ユニバースの消滅に繋がるようなインカージョンや、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などはジェーンが戻ってくる可能性があるポイントになるかもしれません。

また、「ラブ&サンダー」ではジェーンとヴァルキリーの交流もある程度描かれたため、マイティ・ソーとしての復活を飛ばしてヴァルキリーとなるケースも有り得そうです。

ジェーン・フォスターを演じるナタリー・ポートマンさんはキャプテン・マーベルとの共演を望んでいますが、その希望は叶うのか、そしてコミックのような復活劇は描かれるのか、今後の展開には要注目です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」よりゼウスの新たな削除シーンが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より新たな削除シーンがオンラインで公開されました。今回明らかになったシーンは先日公開されたソーとゼウスのジェーンの病室でのシーンのその後になっており、前回の記事でも指摘したように物語の方向性が大きく異なっていたようです。

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前回の削除シーンで「お前に必要なものがあるかもしれない」と場所を変えるように告げたゼウス。そして今回の動画では「教えたいことがある、息子たちにも教えていないことだが・・・。私にはたくさんの息子がいる。サンダーボルトは何にでもなれるんだ。サンダーボルトはただの電気だ、呼べばいつでも手に入れることができる。パワーはどこにでもある、ただそれを利用するか、指差すか・・・。パワーは心から生まれるんだ」とサンダーボルトの秘密についてレクチャーしています。

映画本編ではソーがゼウスの胸を貫き、ラストではゼウスの怒りを買い、息子ハーキュリーズ(ヘラクレス)を刺客に送り込む様子が描かれていましたが、削除されたバージョンではオムニポテンスシティでどのような展開があったのでしょうか。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」、エターニティのコンセプトアート公開で、もっと大きくなる計画だった事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のディズニープラスでの配信がスタートした事を記念して、コンセプトアーティストのジェレミー・ラブさんが、自身のInstagramにてエターニティのアートを数点公開しました。

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「エターニティのゲートのために試作した多くのテイクの中からいくつかをご紹介」として公開されたアートではかなり小さく描かれたソーとは対称的な巨大な祭壇と、さらに巨大なエターニティの姿が描かれています。

エターニティは映画の日本語版で永久(とこしえ)と翻訳されていましたが、コミックに登場するキャラクターの名前です。アイアンマンやスパイダーマンを鉄男、蜘蛛男と呼称するぐらい奇妙な翻訳でしたが、コミックのエターニティは以前に「ラブ&サンダー」のエンディング解説記事でも紹介したように、その身体に宇宙を内包しているキャラクター。

実際の劇場公開版に登場したエターニティは近くにいたゴアと対比してもせいぜい15メートルから20メートルと言ったところですが、初期段階ではコミックと同様のもっと大きな姿が計画されていたようです。

コミックのエターニティには「願いを叶える」といったドラゴンボール的要素はありませんが、宇宙そのものを内包しているエターニティの全知全能感を表現するのに役立っていました。

ゴアは最終的に神々の全滅ではなくラブとの再会を選び、その時のラブの水面に映った姿はコミックのシンギュラリティのような姿をしていました。

©MARVEL

姿こそ似ているものの、シンギュラリティはコミックの「シークレット・ウォーズ」(2015年)で誕生した比較的新しいキャラクターで、シーハルク、キャプテン・マーベル、ニコ・ミノルたちのチームA-Forceの妹分的メンバー。その設定には未解明の部分も多く、シンギュラリティとラブを同一となるようにコミックの物語の舵を切る事も可能なように思えますが、まだまだ何とも言えません。

なお、「ラブ&サンダー」でラブを演じたのはクリス・ヘムズワースさんの娘の10歳になる娘インディア・ローズ・ヘムズワースちゃん。クリス・ヘムズワースさんは今回の娘のカメオを「一回限りの特別な体験」とインタビューで話しており、次回作以降でラブが再登場しないか、あるいはラブの成長した姿を別の女優さんに任せる事を示唆しています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はどこまで真実なのか?コーグのキャラクター性について考察

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のディズニープラスでの配信が始まり、サブスク会員は何度でも見直す事が可能になりました。本作はディズニーの公式時系列ではドラマ「ミズ・マーベル」の後に配置されている事が判明しましたが、他のMCU作品にはない独特な描写は「ラブ&サンダー」が実話かどうか曖昧な場所へと誘っています。

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本作の特徴として、マーベル・スタジオのロゴの後、タイカ・ワイティティ監督演じるコーグが子どもたちにソーの英雄譚を聞かせる所から始まります。そして、映画の所々にもナレーションが挿入され、エンディングもコーグの語りで締められており、物語全体がコーグの語っている雷神ソーの英雄譚として機能しています。

そこで疑問になるのが、「コーグは語り部としてどの程度の信頼性があるのか」という事。

コーグは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で初登場し、ソーとはサカールの闘技場にて出会いました。出会い頭に「あんたがハサミならオレっちの勝ちかな」と謎のじゃんけんジョークをかまし、革命を起こそうとしている事を明かします。

そして、その革命の際に集まったのはママとそのゲスな恋人だけだったと話していました。

©MARVEL,Disney

しかし、「ラブ&サンダー」ではそもそもクロナン人に女性がいない事が明かされ、実際にコーグも男同士から生まれたと話し、エンディングでも恋人らしき人物ドウェインが紹介されています。クロナンが男性のみの種族である事はコミックからの引用ですが、クリーやスクラルに比べるとクロナンは登場も少ないため「バトルロイヤル」当時は軽微な変更だと考えられていました。

この矛盾は単なる脚本ミスとも言えますが、MCUのコーグのキャラクター性を考えると彼なりのジョークであったとも考えられそうです。今後の別作品やソー5作目などの監督が「ラブ&サンダー」の一部がどうしても気に食わない場合、その箇所を「あれはコーグの誇張表現だった」として「ラブ&サンダー」の構成を利用して変更可能にするうまい作りになっているのかもしれません。

また、コーグ不在のシーンに関してはソーからの伝聞が入っているはずですが、ソーもまた話を盛りがちなキャラクター。ジェーンやゴアの結末が覆る事は「ラブ&サンダー」を台無しにしてしまうため流石にないでしょうが、それでも物語の全体にわたってコーグの「作り話」である可能性が漂っています。

コーグの語る英雄譚をどこまで信用するのか、今のところは視聴者に委ねられているようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」よりフリッガとベイビー・ソーのコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より、赤ちゃんのソーと母親フリッガのコンセプトアートが公開されました。コーグが語るソーの物語のシーンで短い時間だけ登場したフリッガのバトルドレスをじっくり鑑賞する事が出来ます。

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アートはアーティストのジョネイ・バカラドさんが自身のInstagramで公開したもの。

バカラドさんは「若き日のフリッガと赤ん坊のソーのオリジナルコンセプト。これはとても楽しい仕事でした。コーグのプロローグでは、ママの戦いが描かれていて、ベイビーソーもママに加わります。若き日のフリッガは、@chaniqueg が素晴らしいキャスティングで演じてくれました」とコメント。

若き日のフリッガを演じたチャニク・グレイリングさんは自身のInstagramにて撮影の舞台裏写真を公開しています。

また、The Direct によると、ベイビー・ソーを演じたのはディズニーのCEOボブ・チャペック氏の孫にあたるキャメロン・チャペックちゃんとの事です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」の Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定。日本のディズニープラスでの配信は 2022年9月8日16時からの予定となっています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」より新たな削除シーンの映像が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のBlu-ray発売を記念して、海外メディア People 経由で特典映像としてディスクに含まれている削除シーンのひとつ「Fighting For You」が公開されました。先日は別の削除シーンも公開されました

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ソーとベッドに横たわるジェーンのシーンは公開バージョンの後半にあったものですが、ここにゼウスが登場しているという事は元の物語がかなり異なる流れであったと考えられます。

カーテンの裏で話を盗み聞きしていたゼウスはソーに対して「ついてこい。お前が必要なものがあるかもしれない」と話しています。

これはゼウスの怒りがソーに向いていない事を示唆しており、ソーが必要なものとは公開バージョンでもソーが求めていたゼウスの武器サンダーボルトを指している可能性と、ジェーンを治療出来るマジックアイテムのようなものの可能性が考えられます。

公開バージョンのゼウスとまるで違う態度である事から、ハーキュリーズ(ヘラクレス)の登場にも影響があったと考えられる興味深い削除シーンとなっています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」の Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定。日本のディズニープラスでの配信は 2022年9月8日16時からの予定となっています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」の削除シーンがオンラインで公式リリース

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のBlu-ray発売を記念して、海外メディア IGN 経由で特典映像の削除シーンのひとつ「Looking for Zeus」が公開されました。

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大ベテラン俳優のサイモン・ラッセル・ビールさん演じるゼウスの末っ子デュオニソスとソー達のやり取りは、結局のところ物語に大きな影響がなかったとして、公開バージョンに含まれる事はありませんでした。

MCUにおけるギリシャ神話の神々の物語は今後もつづく事が示唆されていますが、デュオニソスが再登場するかどうかは不明です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」の Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定。日本のディズニープラスでの配信は 2022年9月8日16時からの予定となっています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」、削除されたグランドマスターの別バージョンのアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より、映画本編で未使用に終わったグランドマスターのシーンのコンセプトアートが公開されました。アーティストのユージン・チューさんが自身のInstagramで公開したこのアートによると、映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で見たグランドマスターとは異なる外観になる計画があったようです。

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グランドマスターの「ムーン・オブ・シェイム」ラボのシーンと説明されたこれらのアートでは、ソーとマイティ・ソー、ヴァルキリー達がグランドマスターと面会しているようすが描かれていますが、そのグランドマスターの両腕はメカになっている事が判ります。

以前に公開されたグランドマスターのアートはこれまでのMCUで見ていたものと同様の外観でしたが、今回のアートはゴアの襲撃がより深刻であったことを表現しているのかもしれません。

ゴア・ザ・ゴッドブッチャーを演じたクリスチャン・ベールさんは過去のインタビューでグランドマスターを演じたジェフ・ゴールドブラムさんやドワーフのエイトリを演じたピーター・ディンクレイジさんとのシーンを撮影した事を明かしており、これらのアートのシーンが実際に撮影されていた可能性も考えられるようです。

元々本作は4時間半ほどの映像だったとタイカ・ワイティティ監督は明かしており、本編で使用されなかった映像はクオリティが十分ではなかったとし、それらの削除シーンは見られたくないとも語ってました。そのため、これらのシーンがBlu-rayやディズニープラスの特典映像として公開される可能性はあまりないかもしれません。

映画「ソー:ラブ&サンダー」の Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定。日本のディズニープラスでの配信は 2022年9月8日16時からの予定となっています。