映画「マーベルズ」にヴァルキリーは登場するのか?公式の最新予告がヒントを提供

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」には以前からヴァルキリーが登場するのではないかと噂されていますが、公式の最新予告はその噂が真実である事をほのめかすようなヒントが含まれていました。

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最新予告といっても3日前に公開されたもので、初公開シーンが含まれていた事もあり当ブログでも紹介していました。

しかし、以前の記事の執筆段階では気が付かなかった新たなヒントがこの予告には仕込まれていました。

10月の予告ではキャロル・ダンヴァースが「友達に連絡した」と話し、三人が乗る宇宙船に虹の橋ビフレストが繋がる映像が公開されていました。

今回の動画の12秒から13秒あたりのコンマ数秒の間、その後のシーンらしき映像が差し込まれており、ビフレストの光の中から一人の人物のシルエットが浮かび上がっています。

©MARVEL,Disney

ビフレストを利用している事からアスガルド人またはその関係者である可能性が高く、今回の予告ではこのシルエットから、ソーのような筋骨隆々の男性ではなく、女性的なラインを持っている事が明らかになりました。

これらの条件に合致するのはヴァルキリー、シフ、ガイアあたりのキャラクターで、シルエットからなんとなく想像される髪型などはヴァルキリーが最も近いようにも見えます。ヴァルキリーとキャロルは「アベンジャーズ/エンドゲーム」で共にサノスと戦っており、ニューアスガルドにはヘイムダルの息子アクセルがいる事が「ソー:ラブ&サンダー」で紹介されている事から、彼のビフレストを使って駆けつけることは可能だと考えられます。

シフは「アベンジャーズ/エンドゲーム」でサノスとの戦いに参加していない事もあり、MCUの映像上でキャプテン・マーベルとは面識がありません。映像外で良好な関係を築いていたとするのは可能ですが、やや強引な展開になるのは必至です。また、シフは「ソー:ラブ&サンダー」では片腕を失っており、ニューアスガルドに失われた四肢を再生するエリクサーや治癒魔法の存在がないとは言い切れないまでも、可能性としては低そうです。

「シークレット・インベージョン」で登場したエミリア・クラークさんが演じるスクラル人のガイアは映画「キャプテン・マーベル」の時代にキャロルとは面識があり、友達と呼んでもそこまで不自然ではありません。「シークレット・インベージョン」でフューリーが集めていた「ハーヴェスト」にヘイムダルのDNAはなかったと思いますが、アクセルが地球で暮らしている以上、ガイアがビフレストを操れるようになっていたとしてもギリギリ納得出来るレベルだと言えそうです。

現時点で秘密の援軍として考えられそうなのはヴァルキリーが最適に思え、次点でガイアあたりになっています。来週のスクリーンに登場するのは彼女たちの誰かなのか、それとも予想外の別の人物になるのか、注目となっています。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

アベンジャーズOGの復活やドゥームの計画は虚偽だった?各種メディアやスクーパーが異を唱えるも一部は同意

先日、米国の大手メディア Variety が報じたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に関するニュースとして、アベンジャーズのオリジナルメンバーの復活ドクター・ドゥームが新たなボスになるという計画があると報じられました。しかしこれに対して、他のメディアやスクーパーたちは疑問を投げかけています。

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記事は「ブレイド」の脚本内容について指摘していましたが、「ブレイド」の脚本に携わっていた当事者がそんな事実はなかったと否定しました。スクーパーの CWGST 氏は脚本家の告白を引用して「Varietyは恥を知るべきだ」と言います。

また、MTTSH 氏も「一つの主張が誤りである事が判明し、記事の他の大部分も虚偽である可能性がある」と言及。

Fandango と RottenTomatoes のエリック・デイビスさんは「マーベルズ」の「ニア・ダコスタ監督がポストプロダクションの最中にマーベルズを放り出して別の映画に取り組み始めた」という記事内容に言及し、「ダコスタは依然として映画のポストプロダクションに深く関わっていました。マーベル映画を監督するには多くの費用がかかります。ニア・ダコスタはこの仕事に就いたときまだ30歳で、マーベル史上最年少の監督でした。彼女は#TheMarvelsの歴史を作っている素晴らしい才能です。」とこれについても虚偽である可能性を指摘しました。

ダコスタ監督については Collider でもポストプロダクションから抜け出していないと報告しています。

The Cosmic Circus の編集長リジー・ヒル氏は今回の Variety の執筆者について信頼度が低い人物であると指摘。

ライターのシーゲルさんの過去の実績として以下のようなリストを引用しています。

  • ジョス・ウェドンについてパロ記事を書き、レイ・フィッシャーを非難しようとした
  • アンバー・ハードの個人的なセラピーノートが流出させた
  • ジェイソン・モモアを「ハードを怖がらせるためにジョニー・デップのような服装をした」と冤罪
  • CNNのために偽の「舞台裏ドラマ」をでっち上げた


少なくとも「マーベルズ」と「ブレイド」に関する部分は彼女の創作が含まれている可能性が高いようですが、アベンジャーズとドクター・ドゥームに関する部分はどうなのでしょうか?

これらは昔から噂話としてあるものであり、可能性としてゼロではない事は分かっています。

今回、スクーパーたちが多くの異論を唱えましたが、その一方で MTTSH 氏はこの報道の数時間前に「ロバート・ダウニーJr.がカムバックに同意した」と報告していました。

Variety の記事とある種一致するような報告もしていたわけですが、アベンジャーズに関する期待は出来るのでしょうか。実際に何が起こり得るかはわかりませんが、今のところは噂半分として受け止めておくのが最善であるようです。

映画「マーベルズ」、10日前ティザーでキャプテン・マーベルたちのピンチを予告

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の新たな映像が公開されました。劇場公開の10日前を知らせるこの予告動画ですが、15秒という短い時間の中で気になるポイントがいくつか含まれています。

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予告の冒頭ではキャプテン・マーベル、モニカ・ランボー、ミズ・マーベルの三人の記憶が調査されているシーンが挿入されています。このテクノロジーは「キャプテン・マーベル」や「シークレット・インベージョン」でスクラル人が使っていたものに似ていますが、本作の目下の敵対勢力であるクリーに捕らえられて記憶を調べられているのか、味方であるフューリーによる何らかの健康チェックのようなものなのか、状況によってかなり意味合いが変わってくるシーンとなるようです。

©MARVEL,Disney

その直後には本作のメインヴィランとされているクリーのダー・ベンらしき女性が大きなエネルギーをまとうシーンが挿入されています。両腕には赤い光を放つバングルが確認する事ができ、カマラのバングルが奪われてしまう事を予告しています。

「ミズ・マーベル」では、自らをジンと名乗るクラン・デスティンたちが2つのバングルを揃える事で故郷に帰れると信じていたアーティファクトですが、「マーベルズ」ではこれによってマルチバースに大きな影響を与えてしまうのでしょうか。

©MARVEL,Disney

動画の中盤を過ぎたあたりで表示される「COMES NEXT」の文字。これがフェードアウトする際、Xの文字だけがコンマ数秒遅れているのも気になるポイントです。

「マーベルズ」のニア・ダコスタ監督はかねてより「X-MEN」の映画を撮りたいと話している他、本作にはX-MENに関する噂も存在しています。この予告の「X」は単なる演出上の偶然の一致なのか、それとも実際にX-MENをほのめかしているのか、劇場にて確認する必要があるようです。

©MARVEL,Disney

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「マーベルズ」にサノスは登場する?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の劇場公開が近づく中、本作にサノスが登場するのかしないのかといった疑問が話題となっています。きっかけとなったのは先日公開された公式の予告映像です。

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映像の冒頭、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のワンシーンから始まる「マーベルズ」の予告ですが、その後、サノスの「エンドゲーム」での映像も挿入されています。

過去の映画のシーンをフラッシュバック映像として本編内で使う事は十分に予想できる事ですが、海外メディア The Direct では、サノスを演じるジョシュ・ブローリンさんがこの「マーベルズ」の予告内で「エンドゲーム」にはなかった「There will always be more to finish my work.」というセリフを口にしていると言います。

セリフ自体も「エンドゲーム」時に収録され、使用されなかったものである可能性はありますが、このサノスのセリフが本作のヴィランであるダー・ベンのシーンに重ねられているのも気になるポイントになっています。

MCUでのサノスの再登場自体は予想されていたものです。「エターナルズ」で弟のエロスが紹介された事から「エターナルズ2」では回想シーンなどで再登場する事が期待されていました。また、「デッドプール」や「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でサノスの変異体が登場する可能性も十分にあると見られていました。

「マーベルズ」にサノスが登場するとしたら中々予想外であり、実際に登場するとしたらどのような役割になるのか、その答えを知るまでにそう長くの時間はかかりません。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

【噂話】【ネタバレ注意】映画「マーベルズ」には驚くべきカメオがあると言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の劇場公開まで2週間を切った中、急遽ポストクレジットシーンの再撮影が行われたと、複数の海外スクーパーが報じています。そしてそこにはとあるサプライズが含まれていると言います。

※これより先は「マーベルズ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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ダニエル・リヒトマン氏によると、ケルシー・グラマーさんが新たなポストクレジットシーンの撮影に参加し、2006年の映画「X-MEN:ファイナルディシジョン」と2014年の映画「X-MEN:フューチャー&パスト」で演じたビースト/ヘンリー・”ハンク”・マッコイ役を再演していると言います。

これは「デッドプール3」でFOXの世界とMCUの世界の融合が始まることの前兆であると氏は報告し、海外ファンは「ロキ」シーズン2の4話で起きてしまった時間織り機の大事故の影響の一端ではないかと考えています。

この融合と表現されている部分が「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で紹介されたインカージョンと同義なのか、異なるのかについては不明です。

以前のポストクレジットシーンのリークとして、ケイト・ビショップが登場してヤングアベンジャーズへの準備が始まると報道がありましたが、別のスクーパーはケイト・ビショップのシーンは残っていると報告している事から、元々準備されていたミッドクレジットシーンが削除され、ビーストとケイト・ビショップのどちらかがミッドクレジットシーン、残る一方がポストクレジットシーンになるのかもしれません。

どちらのリークもテキストのみの内容で収録現場の写真等はないため、ネタバレでありつつも噂の域を出ていない事には注意が必要です。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

【噂話】ブリー・ラーソンさんがキャプテン・マーベル役を降板したがっていると報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の主人公キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じているブリー・ラーソンさんが、同役を降板したがっていると報じられています。「MCU:The Reign of Marvel Studios」の著者ジョアンナ・ロビンソン氏はこれについてポッドキャストにて語っています。

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「マーベル・スタジオはブリー・ラーソンを(MCUの目立つ場所に)置きました。」と前置きし、「しかし、有害な反発は、ブリー・ラーソンがもうキャロル・ダンヴァースを演じたくないことを意味しています。」と続けました。

氏の説明によると、ブリー・ラーソンさんはキャプテン・マーベルとしての人気を獲得した一方で、ネット上の有毒なファンから誹謗中傷を浴びせ続けられており、それに対してうんざりしてきていると言います。

ラーソンさんは以前のインタビューでネット上の反発について質問された際に「そんなものを見ている時間はありません」とコメント、2020年に「マーベルズ」の後の再演計画について質問された際は「わかりません。もう一度やって欲しい人はいるのかな?」と後ろ向きな発言をしていました。

一方でラーソンさんは自身のYoutubeチャンネルにてヴァルキリー役のテッサ・トンプソンさんとコラボしたり、ディズニーランドのアベンジャーズキャンパスに足を運ぶ様子を配信したりと、マーベルのゲームにβテストから参加したりと、俳優としてだけではない動きも見せていました。

ラーソンさんが現時点でどう考えているのかは明かされておらず、今後のプロジェクトについても発表されていませんが、もし本当に降板を考えているとすればそれを引き止められるのはミズ・マーベルを演じているイマン・ヴェラーニさんかもしれません。

ヴェラーニさんもラーソンさん同様にマーベルが大好きでマーベルオタクを自称し、最近ではコミックのライターまで務めるようになっています。ラーソンさんはかつて、「ミズ・マーベルとの関係がキャプテン・マーベルを演じたいと思った理由の大きな部分を占めていた」とも発言しており、ヴェラーニさんがそのカギを握っていると考えられます。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「マーベルズ」、最終的なランタイムが判明、業界筋は興収の苦戦を指摘

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」のランタイムについて、スクーパーが最終的な報告をしています。そして、Box Office Pro は前作「キャプテン・マーベル」が様々な記録を樹立した事に対して、本作は厳しい戦いになるだろうと報告しています。

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「マーベルズ」のランタイムは 1時間44分36秒 になるとのことで、チケットサイト AMC が掲載してすぐに削除した 1時間45分 が実質的な正解だったようです。これに関してこれまでに多くのサイトが様々な時間を報告し、ファンは混乱していました。

当初報じられていた 1時間38分 よりは少し延長されたものの、第一報どおりMCU史上最短映画である事に変わりはないようです。

そんな「マーベルズ」に対して、Box Office Pro は米国でのオープニングウィーケンドを 5000万ドル から 7500万ドル を予想。前作「キャプテン・マーベル」の 1億5340万ドル を大きく下回るだろうと言います。

この原因として、ストライキによって主演のブリー・ラーソンさんらによるプロモーションが一切行われていない事が一つの大きな原因だと強調。ディズニーは女子力をテーマに彼女らのチームアップにフォーカスしたプロモーションを行う予定だったが、それらの一切がキャンセルされたと報告していま。

また、タイトルの「ザ・マーベルズ」もコミックにはないオリジナルのチーム名である事を指摘して、コミックファンを惹きつけるには至らないとし、素直に「キャプテン・マーベル2」のままで良かったのではないだろうかと述べています。

一方でディズニーはチケットの売上だけでなく、ディスクやストリーミング、グッズなど総合的な売上を見ているため、予想通りの興行収入であってもフランチャイズに与える影響は少ないだろうと言います。

業界筋が興行収入の苦戦を予想する一方で、Fandango が先日報じた「この秋(アメリカの)観客が期待する映画」の1位に「マーベルズ」がランクインしています。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Long Range Box Office Forecast: Marvel Studios’ THE MARVELS

映画「マーベルズ」より、チームの3人とフューリー、グース、ヤン王子のキャラポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」より、新たなポスターが公開されました。本作でチームを組む事になるキャプテン・マーベル、モニカ・ランボー、ミズ・マーベルの主人公3人のほか、シリーズでお馴染みのフューリーとグース、そして初参加となるパク・ソジュンさんのヤン王子の6人分が公開されています。

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ヤン王子のポスターも用意されているという事は、物語における重要度が高いと言うことなのでしょうか。

なお、The Direct の報道によると、「マーベルズ」のプレスリリースでフューリーは S.A.B.E.R. の長官に復帰している事になっていると言います。

S.A.B.E.R.はドラマ「シークレット・インベージョン」にて、国連組織ではなくあくまでもアメリカの組織である事が判明。さらにドラマのラストでは大統領が異星人に対する宣戦布告とも取れるようなスピーチを展開しましたが、「マーベルズ」の予告にはスクラル人こそ映っていないものの、別の異星人は登場しています。

このあたりがどういう流れで繋がっているのかは、映画本編でのお楽しみとなっているようです。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「マーベルズ」の新たな予告が秘密のカメオを示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の新たな30秒予告が公開され、そこで本作の秘密のカメオを示唆するような映像が挿入されています。「マーベルズ」ではヴァルキリーやガイアのカメオが噂されていますが、そのどちらかが実現するのでしょうか?

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マーベル・スタジオの米公式X(旧Twitter)が投稿した動画の最後の部分で、キャロルが「友達に電話した」と言うシーンが含まれています。

そのシーンの映像とセリフが一致していると現時点で断言は出来ませんが、映像は虹の橋ビフレストを映し出しており、アスガルド人が宇宙船に到来する事を予感させています。

「マーベルズ」にヴァルキリーが登場するという噂は2022年の年明け、本作に出演しているミズ・マーベル/カマラ・カーンの母ムニーバ・カーンを演じる女優のゼノビア・シュロフさんがInstagramに投稿した2021年を振り返るビデオの中で、本作の制作クルーの部屋の壁にテッサ・トンプソンさんの写真がある事が確認された事がきっかけでした。

他にアスガルド人で助けに来れそうな人物はソーがいて、「アベンジャーズ/エンドゲーム」で張り合う姿勢を見せたことや、「ホワット・イフ」での対決などから、実現すればかなりのサプライズだと言えそうです。ただし、ソーは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の時点では携帯もパソコンも持っていないとドクター・ストレンジに話していました。(なお、「ソー:ラブ&サンダー」の回想シーンでは携帯を持っていました。ジェーンと別れてから持たなくなったのかもしれません。)そのため、ソーを電話で呼ぶことは設定上難しいと考えられそうですし、クリス・ヘムズワースさん自体が休業中であるため、このカメオの可能性は低そうです。

そして2022年5月、「シークレット・インベージョン」での役がまだ分からなかった段階で、エミリア・クラークさんが「マーベルズ」に出演すると報じられていました。エミリア・クラークさんが演じるガイアはアベンジャーズメンバーのDNAを取り込んでいると考えられており、ビフレストを自在に操れる可能性はわずかにあるのかもしれません。そしてガイアとキャロルは映画「キャプテン・マーベル」で面識があるため、友達と呼ぶのもそう不自然ではありません。

果たして誰が登場する事になるのでしょうか。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「マーベルズ」で描かれることはなさそうなキャプテン・マーベルと征服者カーンの関係

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の主人公キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースと、現在配信中のドラマ「ロキ」シーズン2でキーマンの一人である征服者カーンの二人は、1980年のコミック「アベンジャーズ」において暗い過去がありました。これは当時大きく批判された内容で、それを実写化する可能性は極めて低いと考えられますが、ゼロだと断言出来ない事には注意が必要です。

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1980年7月に出版された「アベンジャーズ #200」(英語wiki)は大きな記念号となるはずでしたが、その内容は当時のファンから批判を受けました。

当時はまだキャプテン・マーベルではなくミズ・マーベルを名乗っていたキャロル・ダンヴァースは2日間という極めてあり得ない妊娠期間を経て、一人の男の子を出産しました。その後一夜にして赤子から幼児へと成長した子は自らをマーカスと呼称し、アベンジャーズたちにはさっぱり理解出来ないデバイスを組み立て始めました。

奇妙な出産のトラウマに悩むキャロルが子供に会う決意をしたとき、すでに研究室のマーカスは一人前の男性の姿をしていました。しかしデバイスはマーカスを怪しいと考えたアベンジャーズによって破壊され、そこでマーカスはアベンジャーズたちに驚くべき真実を明かします。

マーカスはアベンジャーズの宿敵のひとり、征服者カーンの変異体であるイモータスとリンボの女性の間に生まれた子供で、母は去り、イモータスの分岐前のカーンが殺されたことで父親のイモータスが消え、マーカスは地球への転生を試みたというのです。マーカスは時の流れからキャロル・ダンヴァースを引き抜き、子種を植え付け、記憶を消去して元の地球へと送り返したと言うのがこの奇妙な物語の発端でした。

予定通り転生に成功したマーカスでしたが、デバイスは地球での自身の存在を安定させるためのものであり、それが破壊された以上、地球で死ぬか孤独なリンボに戻る選択を迫られていました。キャロルはマーカスを憐れみ、二人でリンボに行くとアベンジャーズに告げてコミックの表舞台からしばらくの間去る事になりました。

この展開は当時キャロル・ダンヴァースへのレイプだとして痛烈な批判を受けました。

しかしその後、「ザ・カーン・ダイナスティ」ではキャロルとマーカスの愛がアベンジャーズ勝利のカギともなりました。

MCUの映画「マーベルズ」ではキャプテン・マーベルの結婚が描かれると考えられていますが、それは別のコミックからのインスピレーションであり、このコミックのような奇妙な展開は実写化されないだろうと考えられています。

ただし、映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」ではジャネット・ヴァン・ダインがカーンと(本人の意思で)大人の関係になっていた事を認めており、キャラクターを置き換えて似たようなプロットを再現する事は可能な状態に設定されていると言えます。

「クアントマニア」ではジャネットの秘密が物語の焦点となっていましたが、コミックのキャロルのようにジャネットが記憶を消され、自分でも忘れてしまった秘密が残っていたりするのでしょうか?

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中、映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。