ルッソ・ブラザーズがMCUにおけるアイアンマン復活について語る ─ 「説得力があり革新的ならありえる」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の監督をつとめたルッソ兄弟が、 海外メディアのCinema Blendのインタビューの中で、トニー・スタークが今後の作品で復活するかどうかについて尋ねられました。

兄弟は「復活の仕方によります。トニーがどのように連れ戻されるのか、それはストーリーテリングに依存します。これは確実に観客を驚かせることなので、単純にトニーを復活させるわけにはいきません。価値のあるものを描くために、本当に説得力が有り、革新的で予測できない物語がなければなりません。」と答えました。

たしかにコミックスではヒーローやヴィランが生き返ることは珍しくないですが、実写映画での生き返りはエモーショナルな部分でかなり違ってくるでしょう。

ご都合主義的な復活劇が意味をなさない事は、ルッソ兄弟も念頭においている様子です。

トニーの復活に関しては、コミック「アイアンハート」のようにAIキャラクターとして登場することが噂されています。また、映画「ブラックウィドウ」の時代に置いては「エンドゲーム」よりも以前の物語なので登場するとの噂も絶えません。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が今後どのような展開を迎えるのか、最新作となる「ブラックウィドウ」の公開が待たれます。

ソース:The Russo Brothers Talk Extraction, Marvel, Chris Hemsworth And More

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の謎のひとつ、ウォーマシン・マーク7の答えが示される

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)は約10年間のクライマックスであり、最高のクロスオーバー作品となり、2009年公開の「アバター」を超えて、興行収入ランキング1位にもなりました。

3時間におよぶ上映時間とぐっと来るシーンが多数あるため、見逃してしまいがちなシーンが多いのも「エンドゲーム」です。

その中で、サノスの奇襲によりローディやロケット達が生き埋めになってしまうシーンがありました。そこでウォーマシンのアーマーは大破してしまうわけですが、その後新しいマーク7のアーマーをまとってローディは参戦します。

劇中でウォーマシンのアーマーが変わった経緯についてなんら描かれることはありませんでしたが、先日開催された「アベンジャーズ/エンドゲーム」のウォッチパーティにて、脚本を担当したスティーヴン・マクフィーリー氏は以下のように答えました。

「見えているかわからないが、スコット・ラングがアーマールームに行き着いたという考えでした。それでスコットは彼らを救う前にそこでマーク7のアーマーを見て、そしてそれを水面への途中でつかんだわけです」 と説明しました。

実際のシーンは激しいシーンであるため、説明を受けてさえ見て取ることは難しいですが、それでも疑問の解消の手助けにはなるに違い有りません。

それよりも残念なことは、マーク7の活躍をもっと見たかった事でしょうか。

ソース:Avengers: Endgame – Here’s Where War Machine Got His Fancy New Armor

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」にて、ブルース・バナーはソウルワールドで誰と会ったのか明かされる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」において、インフィニティ・ガントレットとインフィニティ・ストーンは大きな役割を果たしました。

「インフィニティ・ウォー」の終盤でサノスがスナップした際は、ソウルワールドにてガモーラと再会しました。

「エンドゲーム」においてトニー・スタークがスナップした際は、削除シーンとなりましたがこちらはモーガンと出会っています。(動画はディズニー+にて公開されています)

となると、もう一人スナップした人物、「ブルース・バナーは誰と出会ったのか」というのはファンの間で映画の公開以降議論されてきました。

これについて、エンドゲームの脚本を担当したクリストファー・マルクスさんは先日開催された同映画のウォッチパーティーにてコメントしました。

「私達はハルクとバナーの会話シーンの脚本を書きました。しかし撮影はされませんでした。ラファロ(ブルース役)は予告に登場しましたが、ハルクは出てなかったですしね」とのこと。

「エンドゲーム」でのブルース・バナーはハルクとのいい折り合い地点を見つけた結果、スマート・ハルクとなっていました。劇中ではハルクの片鱗を見ることは出来ませんでしたが、ハルクの精神は残っているようです。

彼らがソウルワールドで再会したことは明かされましたが、どのような会話がなされたかは判りません。またいつの日か明かされるかもしれませんね。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」で新たな削除シーンが判明 ─ ハルクの火事現場救出活動

2019年に公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のクロスオーバー作品「アベンジャーズ/エンドゲーム」は「インフィニティ・ウォー」とあわせて900時間以上撮影したとも言われており、公開されずに削除されたシーンが多く存在します。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」の脚本家であるクリストファー・マルクス氏とスティーヴン・マクフィーリー氏は、今作からカットされたシーンを公開。それはスマートハルクの最初の活躍シーンだったことを明かしました。

火事現場から人々を救出するシーンで、写真には火災現場の撮影セットの様子や消防士役の俳優さんも写っています。このシーンがスマートハルクの初登場でしたが、後に公開された子どもたちとのセルフィーシーンに変わったとのこと。

消防士役はレジナルド・ヴェルジョンソンさんで「ダイ・ハード」「ダイ・ハード2」に出演しておられる俳優さん。レジナルドさんは「私はこのシーンの一部を演じましたが、スタジオが最終的にこのシーンをカットしようとしていると言っていました。私はとても落ち込んで、公開当初は映画を見に行けませんでした。いい人たちを仕事をし、とても良くできたと思ったのですが」とコメントされています。

変更理由は明かされていませんが、この火事のシーンは撮影に1週間かかり、脚本家ふたりもお気に入りのシーンだったそう。

こういった削除シーンのいくつかはブルーレイに収録されたり、ディズニー+で配信されたりしていますが、未公開のものはまだまだ存在しているのではないでしょうか。

ソース: Avengers: Endgame Writers Reveal BTS Shot of Deleted Smart Hulk Scene

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」よりサノスの未使用コンセプトアートが公開

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」からサノスがキャプテン・アメリカの盾を破壊する未使用のコンセプトアートが公開されました。

マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者ライアン・メイナーディングさんが自身のInstagramにて公開し、投稿には「エンドゲームから未使用のシールド破壊のアイデア!」とコメントしています。

2枚めの方では「私は、サノスがクレイジーな強い打撃の連続攻撃によってシールドを弱め、ビブラニウムが最終的にそれ以上のエネルギーと衝撃を吸収できなくなることを想像していました。」とコメント。

いくら強いと言っても、素手で壊してしまうのは想像を超えています。実際の映画でもサノスは極めて強力なヴィランでしたが、それを超えるプランもあったという事ですね。

アベンジャーズとデッドプールがジョシュ・ブローリンさんの誕生日をお祝い

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でアベンジャーズの宿敵サノスを、映画「デッドプール2」でケーブルを演じた俳優のジョシュ・ブローリンさんが、2020年2月12日に52歳の誕生日を迎えました。

SNS上ではサノスと死闘を繰り広げたロバート・ダウニーJrさんが動画を公開。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のワンシーンのようなので以前に撮影した動画でしょうか。かなりシリアスなシーンのはずですが、撮影現場の楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。

こちらはデッドプール役のライアン・レイノルズさんがSNS上で公開した写真。

これまで20世紀FOX(現在は社名変更して20世紀スタジオ)のX-MENシリーズのひとつとして「デッドプール」「デッドプール2」が公開されてきましたが、FOXがディズニーに買収された事で、現在デッドプールもMCUに合流の話し合い中です。

デッドプールは勿論ですが、サノスを演じたジョシュ・ブローリンさんもケーブルとして、今度はアベンジャーズと肩を並べて別のヴィランと戦う可能性もありそうですね。