【噂話】MCUにジェニファー・ローレンスさんが参加?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に女優のジェニファー・ローレンスさんが参加すると海外のInstagramユーザー showmarvelfilms が伝えました。情報元は有名な海外のスクーパーDanielRPKことダニエル・リヒトマン氏としています。

ジェニファー・ローレンスさんは20世紀FOX制作の映画「X-MEN」シリーズでミスティーク役を務めており、今回の投稿では映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に登場すると伝えていますが、ミスティーク役を再演するのかどうかは不明です。

先日、マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏はインタビューにてX-MENのプロジェクトは議論を続けている事を明かしました。X-MENたちミュータントはチーム作品の前に少しずつMCUに登場するのではないかと言われており、以前にはドラマ「ファルコン&ウィンターソルジャー」ではウルヴァリンの存在が示唆される可能性があるとも報道された他、最近では「ソー:ラブ&サンダー」にストームが登場するという話もありました。

また、現在配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」の主人公、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフもコミックではミュータントであり、もしかすると「ワンダヴィジョン」の段階から何かが動き出す可能性もあるかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 米国公開予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」3話のイースターエッグをピックアップ

配信が始まったにも関わらず謎が多いMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」は、これまでに公開されてきた映画シリーズと同様イースターエッグがたくさんある作品です。この記事ではそれらについて取り上げて行きたいと思います。

この記事にはネタバレを多く含んでいますので、未見の方はご注意ください。

3話

エピソードタイトル「カラー放送」

イースターエッグという程ではありませんが、1話、2話と違って配信と同時にエピソードタイトルが公開されました。ちなみに1週間遅れで公開された1話、2話のタイトルはネタバレを示唆するようなタイトルではありませんでした。今後タイトルがどのように扱われるのかは不明です。

新たなオープニング

今回は1970年代に人気を博したシットコム「ゆかいなブレディー家」を模したようなオープニングになっています。しかし今回も登場する六角形。2話のオープニングで登場したときは、六芒星やインフィニティ・ストーンを表現しているだろうというお話もしましたが、あらたに補足しておきます。

©2021 MARVEL

六角形とは英語でヘックスといい、コミックのワンダの最初の能力であるヘックスパワーを表現している可能性があります。ヘックスパワーは確率を操作し、近くにいる人を8割ほどの確率で不幸に陥れるパワーとして描かれていました。ワンダが現実改変能力を手に入れるのは、もっと後のことです。

ヘックスをさらに日本語に直すと、16進数という意味もあります。16進数は2進数であるコンピュータが扱う情報を人にわかりやすく伝えるために用いられることが多いです。もともとAIだったヴィジョンの事をも表していると考えられます。

ちなみに前回のオープニングと違い、今回は歌詞がありました。

英語版の歌詞は以下のとおりです。

WandaVision
We got something cooking
And it’s looking good
We’ve got something cooking
And who knew we could
All great expectations
Lead to complications
But it’s groovy and fun
It’s me and it’s you
Together, one plus one
Is more than two
WandaVision
WandaVision
Some sudden surprises
Come in all shapes and sizes
But it’s rainbows and sun
It’s you and it’s me
Together, one plus one is family

料理と赤ちゃんを重ね合わせて、3話のメインとなる妊娠と出産についてほのめかす歌詞になっています。吹替版は出だしから「二人だけが知っているハッピーニュース 二人きりで待っているラブニュース」と、より直接的に表現しています。

オープニング中の映像は実際に起きた事なのでしょうか?

新しい家

今回も2800番地はそのままに、家が新しくなります。

1話の外観(左)と玄関(右)

2話の外観(左)と玄関(右)

そして3話の外観(左)と玄関(右)

©2021 MARVEL

外装に大きな変化は見られませんが、それでも玄関ドアが変化しているのは一目瞭然です。内装はエピソードごとに大きく変化しています。時代設定が急激に進むのですが、ワンダやヴィジョン、ウェストビューの人たちがそれについて話題にすることはありません。

しかし次の項目でわかるように、3話は2話の翌日の話でした。

sponsored link
 

一晩で妊娠から出産へ

2話のラストでワンダのお腹が大きくなり、それからしばらく後の話かと思いきや、ヴィジョンの話しぶりから12時間しか経っていないことがわかります。

©2021 MARVEL

明らかに異常な妊娠ですが、この町の異常さ程ではありません。この奇妙な時間の流れは何を意味しているのでしょうか。

ちなみにヴィジョンが診察を終え、バミューダに旅行に行くというニールスン医師に対して、町のみんなには内緒にしてほしいと伝えるのですが、この後オープニングシーンにあるベビー用品の買い出しに向かったのでしょうか。特にお腹を隠しているようには見えませんでした。

ハーブの様子がおかしい?

お隣さんのハーブが一生懸命に垣根を切っています。ちょっとした恐怖を感じるシーンです。また、予告動画でもわかっていましたが、背景の妙なハリボテ感は一体何を表しているのでしょうか。

©2021 MARVEL

このあとヴィジョンの注意に対して、ありがとうと答えたハーブは笑顔でヴィジョンを見つめ続けながら切り続けます。

ビリーかトミーか

ワンダとヴィジョンは生まれてくる子の名前で軽く揉めます。ヴィジョンはウィリアム・シェイクスピアにちなんでビリーが良いと言い、ワンダはアメリカ人らしいトミーが良いようです。

このシーンでヴィジョンは「この世は舞台 人は皆 役者だ」というシェイクスピアの言葉を引用していますが、このウェストビューが作り物だということを示唆していると考えられます。

これはコミックにも登場する双子の息子、スピードことトーマス・“トミー”・シェパードとウィッカンことウィリアム・“ビリー”・カプランと同じ名前です。ゆくゆくはヤングアベンジャーズとしてデビューするのでしょうか?

©2021 MARVEL

また、このシーンではドクター・ストレンジとの繋がりも確認出来ます。

©2021 MARVEL

sponsored link
 

不安に思うヴィジョン

このあと、おしめを替える練習をして赤ちゃんを迎え入れる準備をするヴィジョンですが、陣痛を引き金にワンダのパワーが制御できなくなったようで停電になってしまいます。あたりを確認して帰ってきたヴィジョンは、1話のハート夫妻以降、おかしいことに気づき始めます。

©2021 MARVEL

しかし、ヴィジョンの不安は何者かによってなかった事にされてしまいます。2話ラストの養蜂家については明確にワンダが対処していましたが、今回はまったくそうではありませんでした。まるで映像の編集ミスかのように時間が少し戻り、世界に対する不安は赤ちゃんが生まれる事への不安へと書き換えられてしまいました。

ドッティと旦那

2話で存在感を見せたドッティですが、今回はちょっとだけの登場。「このイヤリング、太って見える?」と旦那さんに尋ね、直後に停電が起きるおかげで旦那さんは神様に感謝することになります。この停電は直前のワンダの力の暴走が原因のようにも見え、停電の際は2話の冒頭やラストにあった雷のような音が聞こえます。

©2021 MARVEL

後ろの電気スタンドはワンダの双子を象徴しているのでしょうか。旦那さんのフィルが読んでいる新聞が気になるところで、トップニュースには「TWO FIRE HYD… ADDED ON MA…」となっています。

©2021 MARVEL

HYDの次の文字は半分しか見えておらず、Rのようにも見えますがHYDRとくればヒドラなのでしょうか?

ヒドラ・ソーク

やはり今回も入ってくるコマーシャル。1話、2話の男性目線のCMとは違い、3話のCMは女性主体のものになっていました。1970年代のアメリカといえばウーマンリブの時代。政治や文化など、様々な分野にフェミニズムが進出し始めた時代ですが、女性が家事労働を押し付けられている映像はまだまだ70年代のCMという感じです。

©2021 MARVEL

今回の商品は入浴剤のヒドラ・ソーク「すべてを水に流し、自分だけの世界に浸れます」とは、過去に多くを失ってきたワンダへの言葉でしょうか。英語版では「Escape the world (世界から逃げ出して)」というフレーズも入っています。字幕では「家にいながら 安らぎのひと時を」となっている箇所は、英語では「When you wanna get away, but you don’t wanna go anywhere. (逃げ出したいけれど、どこにも行きたくない時に)」となっています。とにかく現実逃避を促している商品となっています。

実はこの「ヒドラの石鹸」、ヒドラ・ソークと同一のものではありませんが、以前にある作品に登場しています。それがこちら。

©MARVEL

そう、フィル・コールソンです。こちらドラマ「エージェント・オブ・シールド」シーズン4 第17話「反対の世界」で登場しました。仮想世界「フレームワーク」に取り込まれてしまったS.H.I.E.L.D.のエージェントたちはヒドラの石鹸によって洗脳されていました。ちなみにですが、フレームワーク内にいたアグネスはマダム・ヒドラでした。

出産の時

ついに出産直前となり、ヴィジョンは大急ぎでニールスン医師の元へ走ります。そう、まるでピエトロのような残像を残しつつ。

ひとりになったワンダが産気づいていると、魔法が暴走したのか壁に描いたコウノトリの絵が実体化してしまいます。そこへジェラルディン(モニカ・ランボー)があらわれ、バケツを貸して欲しいといい、焦ったワンダはコウノトリを消そうとしますがうまくいきません。コントロールが上手くいかないのか、あるいは第三者の仕業なのかは不明です。

ジェラルディンはバイト先の上司ハドックスの話で盛り上がっていますが、これはS.W.O.R.D.の上司なのでしょうか?

©2021 MARVEL

結局、ジェラルディンに妊娠がばれてしまい、そのまま出産することになりました。男の子が生まれたところにヴィジョンとニールスンが到着し、赤ちゃんを抱き上げたヴィジョンはワンダの意志を尊重し、「トミー」と呼びかけます。しかしワンダは再び苦しみだし、もう一人の男の子「ビリー」を出産するのでした。

医者の不可解な言動

せっかく連れてきたニールスンですが、出産は終わっていたため特にすることはありませんでした。ヴィジョンがお礼をいいつつ玄関まで送っていった先で「ご旅行楽しんできてください」と言うと、「旅行はやめとくよ。このちっぽけな町から逃げ出すことなんて無理なんだよ」と言って去っていきます。

やはり町の住民は何者かに閉じ込められていると考えていいのでしょうか。

sponsored link
 

ジェラルディンとウェストビューの住人

去っていったニールスンを不審に思いながら家に戻ろうとするヴィジョンの視界に、ひそひそ話をするアグネスとハーブが入ってきました。ワンダの妊娠と、ジェラルディンについて話しているようです。

©2021 MARVEL

アグネスとハーブによると、ジェラルディンは家族も家も持たない新顔だと言い、怪しんでいました。ハーブは「彼女がこの街に来た理由は…だって俺たちは皆…」と繰り返し、その先を言おうとしません。アグネスがこれを制止し、ジョークでこの場を切り抜けますが、これまでのように観客の笑い声は入りません。シットコムの世界から、急に戻されたような印象を受けます。結局ハーブもそのまま真相に触れること無く去ってしまい、ヴィジョンは気になりつつも家に入ります。

このシーンで、ワンダとヴィジョン、ジェラルディンことモニカ(とS.W.O.R.D.)、そしてウェストビューの住人と三勢力になっていることが分かります。怪しげに思えたドッティも住人サイドで一丸となっているのでしょうか?

その頃家では

双子が生まれたことでワンダはふとピエトロの名を口にします。すると、ジェラルディンはピエトロについてこれまでに見せた事のない深刻な顔で「ウルトロンに殺された。そうでしょ?」とワンダに言うのでした。ワンダがジェラルディンに「何て言った?」と聞き返すと、ジェラルディンは元の明るいキャラクターに戻り、「あなたは強いね」とひとつ前のセリフを繰り返します。ジェラルディンもまた、自身のコントロールが出来ないのか、あるいは何か秘密を守るための演技なのか、どちらとも取れる印象を受けます。

©2021 MARVEL

ワンダは引き下がること無く、「違う、ピエトロのことよ」と迫ります。ワンダは話を逸らそうとするジェラルディンに立ち去るよう告げた時、ジェラルディンのネックレスに目を留めます。そのネックレスはS.W.O.R.D.のもので、ネックスレスとジェラルディンの正体について問い詰めて行きます。

その後、ワンダの表情が変わり、ジェラルディンをウェストビューの外まで弾き飛ばしてしまいます。家に戻ったヴィジョンはワンダにジェラルディンの行方を聞きますが、ワンダは「もう帰ったわ、急用でね」と言うだけ。このタイミングで画面両脇の黒帯が取り除かれ、画面比率が現代と同じ16:9のサイズになっていきます。

そして映し出された場所はトレーラーでも登場していた「ウエストビュー」と書かれた看板が立つ土地。上空からはじき出されたジェラルディンは、ワンダがスーパーパワーを使う際に出す赤い光をまとっているため、ワンダに飛ばされたと考えていいでしょう。

すぐ近くには仮設のキャンプのようなものがあり、ジェラルディンのところに銃で武装した人間が集まってきます。

©2021 MARVEL

そして、照明器材の向こう側にはもやもやとしたバリアのようなものが張られており、ジェラルディンもこの障壁から弾き出されました。障壁といっても物理的な壁としては機能していない事がトレーラーで明かされています。少なくとも外から内へは。

いまのところS.W.O.R.D.はMCUにて明確に説明されていない状態で、ワンダがなぜS.W.O.R.D.を拒絶するのかはっきりとしません。今回もヴィランは登場しませんでした。一番イヤなパターンですが、ワンダがヴィランになる物語を描いているのでしょうか。

ミスター・ドクター ※ 2021年1月27日 追記

冒頭の診察シーンでニールスン医師の帰り際に、「新米パパは神経質になるものだ」と言われた際にヴィジョンは「僕は鋼の神経を持つので」と返します。ここを英語音声、もしくは英語字幕で見てみるとニールスンの事をミスター・ドクターと呼んでいる事がわかります。

これは映画「ドクター・ストレンジ」の作中にて、カエシリウスがストレンジを呼称するときに使った言葉です。「ワンダヴィジョン」は現在製作中の「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」と直接繋がるとされているだけに、ストレンジ関連の小ネタは今後のエピソードでも見られるかもしれません。


以上が気づいたポイントです。他にも何かあれば追記するかもしれません。

コミック「キャプテン・マーベル」よりキャロルの新たなコスチュームが明らかに

2021年4月に発売予定の「キャプテン・マーベル」#28のカバーが公開されました。アーティストのマルコ・チェチェット氏が描くカバーはキャロル・ダンバースに新たなコスチュームを示しています。

公式の概要によると「キャロル・ダンバースは、生まれながらの兵士です。彼女に戦場を与え、敵を殴れば、彼女は止める事は出来ません。しかし、キャプテン・マーベルの唯一の弱点が破られようとしています。ミスティックアーツはキャロルの唯一の弱点であり、ヴィランのオーブを阻止できなかったことに悩まされながらも、その弱点を正すことを使命としています。新感覚のアークがヤコポ・カマーニの超自然的な才能で幕を開けます!」との事。

©2021 MARVEL

ライターのケリー・トンプソン氏はチェチェット氏との衣装デザインのプロセスについて、「キャロルのためにこのルックがどうあるべきかを考えようとしている間、彼は私にとても辛抱強く接してくれました。私たちが彼女に、以前からあるもののバリエーションである普通の”新しい見た目”を与えようとするのをやめて、代わりに、ストーリーに特化した、永久的なものではない、ワイルドに異なるものに懸命に傾倒したときに、突破口が生まれたと思います。ラストアベンジャーの「ダークキャロル」と同じように、ストーリーに特化したコスチュームなのです(理由は全く違いますが)。マルコは天才なので、ファンはこの非常に予想外のコスチュームで「多くの楽しみ」を持っていると思います。最低限、素晴らしいコスプレが見られることを期待しています!」と語りました。

キャプテン・マーベルは現在、”新世界 “の終末的な未来に身を置いています。共に戦うために見慣れた顔を見つける代わりに、彼女の同盟者の大半は死んでおり、彼らのスーパーヒーローの子供たちが戦いを引き継いでいます。”新世界 “の結末は、この新たな物語に直結しています。

キャプテン・マーベルは現在のストーリー「ザ・ニュー・ワールド」の終末的な未来に身を置いています。もとの仲間の大半は死んでおり、彼らの子孫たちが戦いを引き継いでいます。トンプソン氏は「ザ・ニュー・ワールド」の結末が、この新たなストーリーに直結していると説明しました。

「ここで少し注意しなければならないのは、この物語は、現在のアークからの脱落から直接スピンアウトするので、ネタバレはしたくありません。しかし、すべてがキャロルの思い通りになるわけではないし、勝利には本当の喪失感が混ざっている」とトンプソン氏は続けました。「そして、それは彼女に魔法や魔法で攻撃できるキャラクターに対して、これまで以上に弱さを感じさせてしまうのです。そして、キャロルの軍人としての考え方は特に、アキレス腱のようなものを見て、それを無視するようなことはしないでしょう – 彼女はそれに対処する方法を探そうとしています。」

コミック「キャプテン・マーベル」#28 は 2021年4月に発売予定です。

ソース:Captain Marvel Gets a New Costume and Powers This Spring

ソニーが「モービウス」の公開延期を発表

ソニー・ピクチャーズが制作するマーベル映画「モービウス」の劇場公開延期が発表されました。先日は海外メディア Variety が2021年10月8日に設定されたと報道しましたが、2022年1月21日に全米公開になることが、公式からあらためて発表されました。

今回は日本の公式アカウントが発表し、日本での公開日が未定であることを合わせて知らせています。当初の公開予定の2020年7月から、実に1年半以上の公開延期となりました。米国では未だに新型コロナウイルスの状況がおさまらず、ワクチン接種が始まっていますがまだまだ十分でない実情となっています。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」についての言及はありませんでしたが、以前に「ウイルスがおさまるまでは公開しない」との発言もあったため、おってまた発表があるものと思われます。

気なるのは「ホームカミング3」との関連性で、以前からこの2作品は何かしら繋がりがあると言われて来ました。これまでは「モービウス」のあとに「スパイダーマン:ホームカミング3」という公開順が維持されてきたのですが、今回の延期により「モービウス」が後回しになることになります。

今の所マーベル・スタジオから再延期の発表はありませんが、映画「ブラックウィドウ」も5月には公開できないだろうとの米メディアの見通しがあり、MCU自体もまた遅延が発生するかもしれません。今後のスケジュール情報には注目です。

映画「モービウス」は 2022年1月21日 に米公開予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」にマグニートーは登場する?ケヴィン・ファイギ氏がインタビューで回答

1月15日から配信がスタートしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」ですが、約1年半ぶりのMCU作品と言うことで注目や期待も高く、それに伴って様々な噂も飛び交っています。マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は海外メディア Rotten Tomatoes とのインタビューでマグニートーやクイックシルバーについて質問され、これに答えました。

「ワンダヴィジョン」の1話、2話がシットコムとして制作され、クラシックなファミリードラマを模している様からコミック版でのワンダの家族であるマグニートーや、MCUでは死亡してしまったクイックシルバーがドラマに登場するのか質問されたファイギ氏は苦笑まじりで以下のように答えました。

今回の作品はヴィジョンとの関係、そしてそのダイナミックさと夫婦の関係、そしてそれがどのように成長し、進化し、展開していくのかということに焦点を当てています。この番組の他のエピソードには他のキャラクターがいます。彼らが誰なのか、何なのか、今は議論できません。

1980年代初頭のミニシリーズ「The Vision and the Scarlet Witch Vol. 1 #4」において双子の父親がマグニートーであると明かされて以降、これを否定するエピソードが描かれた事もありますが、多くは親子として認識されています。

ワンダとピエトロが登場した映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」が公開された頃は、マグニートーは20世紀FOXが権利を有していたため、双子はミュータントではなくマインド・ストーンによって改造された強化人間としてスクリーンデビューしました。

しかし、昨年発売された公式設定本「ワカンダファイル」によると、ソコヴィア人は遺伝子に先天的異常があり、マインド・ストーンが彼らの隠されていた能力をアンロックしたとされています。これは映画公開当初はミュータントとして扱えなかったものの、伏線として仕込まれていた事になるのでしょうか。

先日はX-Menについて、スタジオ内で議論が続いている事を明かしたファイギ氏ですが、MCUの世界にミュータントがいるとなれば、育ての親であるソコヴィア人ではなく、実の父親であるマグニートーもどこかに存在していてもおかしくありません。また異母姉妹であるポラリスもどこかに存在しているかもしれません。果たしてスクリーンで親娘対面する事はあるのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中。毎週金曜日17時に新エピソードが公開予定です。

ソース:Are Magneto and Quicksilver in WandaVision? Marvel’s Kevin Feige Responds

マイケル・ダグラスさん、映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の公開は2022年とポロリ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の撮影開始が迫っていることを、同作に出演する俳優のマイケル・ダグラスさんが明かしました。アントマンやワスプのスーツ開発者ピム博士として、今作にも登場することが決まっています。

投稿には「ひげを生やす時が来た…ハンク・ピムが帰ってきた! アントマン&ワスプ: クアントゥマニアは2022年にやってくる!」とコメントし、髭の準備に入ることを明かしました。

2022年公開であるかのようなコメントになっていますが、クアントゥマニアの公開日については公式に発表されておらず、昨年12月にもミシェル・ファイファーさんが2022年と投稿し、すぐに削除されました。マイケル・ダグラスさんのコメントは投稿から12時間ほど経ちますが、今の所削除されていません。

ディズニーは以前に2022年の10月7日にタイトル不明の映画を公開するスケジュールを明かしていましたが、アントマンがここに入るのかどうかは不明です。しかし2022年は3月にドクター・ストレンジ、5月にソー、7月にブラックパンサー、11月にキャプテン・マーベルとそれぞれの続編が控えており、これにアントマンが加わるとなれば2022年もMCU一色の1年となりそうです。アントマン以外に発表されている映画でリリース日が判明していないのはブレイド、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、ファンタスティック・フォーとなっています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2022年(?)米国公開予定です。

ディズニー「アベンジャーズ・キャンパス」トム・ホランドさん出演のスパイダーマンアトラクション、ファーストルック映像が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のテーマパークとなるディズニーの「アベンジャーズ・キャンパス」で、新アトラクション「ウェブ・スリンガーズ/ア・スパイダーマン・アドベンチャー(原題)」のファーストルックが公開されました。映画と同じくトム・ホランドさんが出演されます。

冒頭で「ディズニーのクリエイターが生み出したものは、本当に圧巻です」と語るホランドさんが出演するこのアトラクションは、来場者がワールドワイド・エンジニアリング・ブリゲード(通称WEB)に参加して、様々な任務をこなしスパイダーマンをサポートします。

特別設計されたこのアトラクションでは革新的なテクノロジーが採用されており、映画のスパイダーマンと同じような体の動きをすることで、来場者も映画のように自分の手首からウェブを伸ばす映像を3Dメガネで体験できるとのこと。

公開された映像ではピーター・パーカーに扮したホランドさんがWEBに乗り込み、スパイダーボットの大群を阻止しなければならないというミッションでライダーたちをWEBに誘導しています。また、アベンジャーズ・キャンパス内での乗り物の詳細や設置場所も明らかにされており、再開した際にはどのような展開が待っているのか楽しみがあるとの事です。

アベンジャーズ・キャンパスではこの他、「アントマン」のピム博士の研究所をモチーフとしたレストランや、映画「アベンジャーズ」で話題になったシャワルマが食べられるフードカートなどが登場。

「アベンジャーズ・キャンパス」は2021年中の開場を目指して準備が進められています。

ソース:マーベル公式

ドラマ「ワンダヴィジョン」の1話、2話のエピソードタイトルが追加される

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の1話と2話にエピソードタイトルが追加されました。配信スタート時は単にエピソード1、エピソード2と表記されていただけでしたが、米ディズニープラスでタイトルが更新されています。

©2021 MARVEL

公開されたエピソードタイトルは1話が「Filmed Before a Live Studio Audience」。ライブスタジオの観客の前で撮影、と言うことでシットコムであることを表現しているようなタイトルになっています。

2話は「Don’t Touch That Dial」、直訳でダイヤルに触らないで、と言う意味です。昔のアメリカの番組ではよく使われた表現だそうで、古い時代のテレビである事を考えると「チャンネルはそのままで」というような意味合いになります。

これら2つのタイトルは特にエピソードのネタバレになっている感じはありませんが、3話以降でネタバレを示すタイトルがあるのかもしれません。以前に配信されたスター・ウォーズのドラマ「マンダロリアン」も配信が始まってしばらくしてからエピソードタイトルが公開されていたので、「ワンダヴィジョン」に関しても同様の手法でやっていくと思われます。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は ディズニープラスにて独占配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、悪魔の数字が見つかる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の中で、いわゆる悪魔の数字である「666」が発見されたことが海外掲示板のRedditで報告され、話題を呼んでいます。見つかったのは1話のCMとして挿入されたスターク・インダストリーズのトーストメイト2000のシーンでした。

掲示板に投稿された画像はCMの冒頭部分でトーストメイト2000とは別の、パンを焦がしてしまうトースターとして映るものです。

©2021 MARVEL

これはやはりウェストビューに悪魔メフィストの存在がある事を示唆しているのでしょうか?

ちなみに1話、2話に登場する各種時計に6がない、という報告もあります。

©2021 MARVEL

ヒドラの時計にだけ6があるのは、ヒドラもまたヴィランだからでしょうか?

悪魔については町内会の女王ドッティのセリフにもあり、マーベル・スタジオのお遊びなのか伏線なのか至るところに悪魔がちらついているようです。

現在の所、ドラマのヴィランは公にされておらず、ワンダやヴィジョンに関係するコミックスからはメフィストやナイトメアが登場するのではないかと言われており、その他ヒドラやA.I.M.なども可能性として指摘されています。

続きが気になるドラマ「ワンダヴィジョン」の第3話は明日 1月22日 17時から配信予定です。

ソース:WandaVision’s Tony Stark Commercial Hints at Mephisto Villain

ドラマ「シーハルク」、主人公ジェニファーの親友役にジンジャー・ゴンザーガさんをキャスティング

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」にジンジャー・ゴンザーガさんがキャスティングされたと、海外メディア Deadline が報じました。主人公シーハルク/ジェニファー・ウォルターズの親友役を演じると伝えています。

親友役は数人登場するとされており、ファンの予想ではそのうちの一人ジル・スティーブンスを演じるのではないかと考えられています。コミックでのジルはジェニファーとは幼馴染でしたが、ジェニファーを狙う犯罪集団に殺害されてしまうため、物語の途中で退場してしまう可能性もありあそうです。

ゴンザーガさんは映画「テッド」のジーナ役としてスクリーンデビューし、女優、コメディアン、映画監督、脚本家などとして活動する多彩な才能を持つ人物で、Deadline の記事に反応し、SNSで現在の心境を明かしました。

「シーハルクに参加できることに興奮しています!監督はカット・コイロです!ジェシカ・ガオは陽気な脚本を私たちに提供していくれていますし、才能溢れるタチアナ・マスラニーのおかげで暴れまわることができました。私を家族に迎えてくれたマーベルとディズニープラスのサポートに感謝しています。みんな準備してね!素晴らしい!」とコメントしました。

ドラマのあらすじは不明ですが、コミックでは弁護士のジェニファー・ウォルターズが、いとこのブルース・バナーからの輸血がきっかけで、ブルースの血液中にあったガンマ線の影響を受けて、センセーショナル・シーハルクに変身してしまう体質になりました。しかし、ブルース自身がアドレナリンによってハルクに変身するのとは対照的に、ジェニファーは自分の変身を制御することができ、シーハルクとしての彼女の通常の知性を保持しているという特徴があります。また、ブルースがハルクの事を常に悩んでいる反面、ジェニファーはシーハルクを気に入っています。

マーベル・スタジオの公式情報として、本ドラマシリーズは1話30分のリーガルコメディになるとの事が明かされており、現在配信中の「ワンダヴィジョン」と同様にこれまでのMCUに無かったものを見せてくれそうです。

ドラマ「シーハルク」は ディズニープラスで独占配信予定です。

ソース:‘She-Hulk’: Ginger Gonzaga Joins Disney+ Marvel Series