ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」はマーベル実写作品の中で「最も残忍なアクションに」、プロデューサーが語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」について、スタジオのストリーミング、テレビ、アニメーション部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、このドラマがこれまでの作品とは一線を画す事を明かしました。

ウィンダーバウムさんは「正直に言うと、私たちがこれまでにスクリーンにもたらした中で最も残忍なアクションのいくつかは、『デアデビル:ボーン・アゲイン』で登場します。これはホラーショーではありませんが、控えめに言っても、非常に迫力があり、生々しいアクションがたくさんあります。」と説明。

ディズニープラスで配信されるこのドラマにかなりの暴力シーンが含まれている事を予告しました。現状でこのドラマのレーティングは公式発表されておらず、R指定になるかどうかは分かっていません。

本作にはコミックのサイコパス・アーティストであるミューズの登場が判明済み。被害者の血と内臓でウォールアートを描く猟奇殺人者の役割の大きさは分かっていませんが、このキャラクターの存在は無視出来ない可能性があります。

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「ボーン・アゲイン」がホラーではないと断言する一方で、「アガサ:オール・アロング」はホラーの一部だと言及。

「それは映画製作者の意図に帰結すると思います。」としつつ、「『アガサ』と『マーベル・ゾンビーズ』のスクリーン上のホラーは違うものであり、『ブレイド』も違えば『ムーンナイト』もそれぞれ違います。どんなホラーを引き出すかという映画製作者のヴィジョンに大きく左右されます。そしてそれはホラーに限ったことではありません。私たちが取り組んでいるどのジャンルにも特有のことです。もちろん、物語を伝える方法は多種多様です。」とジャンルとしては同じだとしても結局は作品ごとにその色合いが違うと説明しました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」ではNetflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Daredevil: Born Again will have ‘some of the most brutal action’ Marvel has ‘ever brought to the screen’

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、海外CMで新たなシンビオートがさらっとネタバレ、プロモアートも流出

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の新たな海外CMがオンライン上に到着しました。30秒ほどの動画の大部分はファーストトレーラーの映像を流用していますが、いくつかの新シーンも含まれています。

※これより先は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

動画のサムネイルにも設定されている新しいシンビオートは、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のマリガン刑事が寄生されたトキシンのように見えると感じるファンがいる一方で、コミックのラッシャーのようだと感じるファンもいるようです。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」で登場したパトリック・マリガン刑事は作中で寄生されたような描写があった事と、コミックのマリガンは実際に寄生されてトキシンと名乗るヒーローになっている事もあって、3作目での登場が期待されているシンビオートです。

一方でヴィジュアルの直感的な印象から、これがラッシャーではないかと考えるファンも。コミックで緑色で描かれるシンビオートのラッシャーは、以前にも登場の噂がありました。

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また、本作のアパレル用のプリントに使われるとされるアートもオンライン上に流出。

トレーラーではヴェノムが馬に寄生している姿が描かれていましたが、これらのアートによると、他にもカエルや魚(ピラニア?)に寄生する姿がスクリーンに映し出される可能性を示しているようです。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

「アガサ:オール・アロング」、ジョー・ロックさんが演じるのはやはりビリーなのか?公式クリップが公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の新たな公式クリップが公開され、”ティーン”を演じる事が発表されているジョー・ロックさんが、やはりビリー・マキシモフを演じているのではないかと話題になっています。

このクリップでは魔女たちが集合する様子が描かれていますが、動画の冒頭5秒ほどからキャスリン・ハーンさん演じるアガサ・ハークネスが「WELCOME COVEN」の張り紙を引きちぎっています。この時に「W」の文字だけが壁に残されています。

先日、ティーンを紹介する動画が公開されており、この中ではティーンが名前を言おうとした際に「m」字型の封印が口に現れ、名前が隠されていました。

これらの事から、ジョー・ロックさんは「W.M」、つまりウィリアム・マキシモフ、ワンダの息子である通称ビリーを演じているのではないかと海外ファンは考えています。

©MARVEL,Disney

ジョー・ロックさんは ScreenRant とのインタビューで自身のキャラクターについて、「番組の冒頭では、ティーンはアガサの熱狂的なファンです。彼にはアガサとの関係において何の力もありませんでしたが、シリーズが進むにつれて状況は変化していきます」と説明。

「ティーンはとてもミステリアスなキャラクターで謎が隠されています。解決すべき何かがあり、俳優として、部屋にいるキャラクターたちでさえも他の誰にとっても秘密にしていることを探求できるのは素晴らしいことです。楽しいです。」と語っています。

「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんは謎の少年”ティーン”を演じますが、ワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりとも報じられています。

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さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

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そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

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ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

「ワンダヴィジョン」、「アガサ:オール・アロング」のクリエイターが「ヴィジョン」に関わっていないことを認める

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の脚本、製作総指揮を務めるジャック・シェーファーさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、「ヴィジョン」新作に関わっていないことを明かしました。

「ワンダヴィジョン」後のヴィジョンを描く新作について質問されたジャック・シェーファーさんは「私はもう関与していません。」と断言しつつ、「彼らの成功を心から願っています。ポールは私の大切な友人であり、素晴らしい人です。彼がこのキャラクターを所有しているので、私は関与していませんが、全面的に応援しています。」 と回答しました。

「ワンダヴィジョン」の脚本にも参加していたジャック・シェーファーさんですから、「ヴィジョン」にも関与していると考えられてきましたが、どうやらそうではない事が今回の質問で明確となりました。

コミック「ヴィジョンクエスト」を原作とすると噂されているこの新作ドラマは2026年の配信を目指していると報じられている他、エリザベス・オルセンさんとジェームズ・スペイダーさんが戻ってくるとも報じられています。

オルセンさんはワンダ再演の他、ヴィジョンの新しい妻となるヴァージニア・ヴィジョンを演じる可能性が噂されています。

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また、ジェームズ・スペイダーさんのウルトロンも単なるカメオではなく重要な役になると言われています。

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「ワンダヴィジョン」、「アガサ:オール・アロング」に続く三部作の完結編ともされている「ヴィジョンクエスト」ですが、ジャック・シェーファーさんが離れる事でどのような展開を迎えるのか注目です。

ソース:Agatha All Along Creator Jac Schaeffer Confirms She’s No Longer Working on Vision Series

【噂話】マーベル・スタジオが「エアロ」の実写化を検討していると言う

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にエアロを登場させようと検討を進めていると報じられました。2019年にマーベル・コミックスにデビューしたばかりの彼女はまだほとんど知られていませんが、上海を守護するヒーローとして、アジア圏では比較的認知度が高くなっています。

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エアロは中国の作家、周礼芬氏とアーティストのケン氏によって創作され、 2019年7月の「エアロ」第1号で初めて登場しました 。このキャラクターはマーベルが中国での存在感を拡大する取り組みの一環であり、そのキャラクターは中国の文化と神話に根ざしています。

レイ・リンは上海出身の建築家で、空気を操る能力を持っていました。この能力は、空を飛んだり、強力な風を吹き出したり、バリアを張ったり、物体を切り裂いたりするなど、さまざまな力の源となっています。こういった特殊な能力を用いて故郷・上海の美と平和を護るレイ・リンは、市民からエアロと呼ばれるようになりました。

彼女は後にジミー・ウーがリーダーを務めるアジアのヒーローチーム、エージェント・オブ・アトラスにも加入しました。

ジミー・ウーは「アントマン&ワスプ」や「ワンダヴィジョン」に登場している他、チームメンバーのクエイク/デイジー・ジョンソンは「エージェント・オブ・シールド」の準主人公として実写化済み。

シャン・チーやミズ・マーベルは言わずもがなで、ウェーブ/パール・パンガンはスパイダーマンのアニメでデビューする事が予告されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-your-friendly-neighborhood-spider-man-more-detail-from-marvel-podcast/”]

その他、シルクやブローン、ルナ・スノーらもチームメンバーとして描かれています。

残念なことに、エージェント・オブ・アトラスがアジアを守るヒーローと言われつつも、その実、日本人ヒーローは所属していません。

コミックにおいて日本は独自のヒーローチーム、ベイマックスも所属するビッグ・ヒーロー・シックスが防衛している他、サンファイアやアーマーといった強力なX-MENもいること、なおかつウルヴァリンが日本に縁があることで、日本には十分な戦力があるとされているのかもしれません。

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今回の噂が真実であれば、「シャン・チー2」はエアロを紹介するのに適した舞台と言えそうですが、続報にも注目となります。

ソース:Marvel Studios Rumored To Have Plans For Obscure Superhero Aero, The Protector Of Shanghai

「アガサ:オール・アロング」のプロモーションアートが流出、ドラマの流れがネタバレか

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」のプロモーションアートがオンライン上に流出しています。本作は今月中の配信開始を予定しており、これらのアートは本作のグッズなどに使用されるものと見られています。

※これより先は「アガサ:オール・アロング」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

まずはタロットカード。魔女の占い道具としてもわりとお馴染みなアイテムであり、本作との親和性とも高く、大アルカナだけでなく小アルカナもあるようですが、すべてのカードのデザインが準備されているかどうかは不明です。

死と終わりを象徴するデスのカードや旅の中断、破壊と再生を象徴するタワー、知恵と知識、安定を象徴するハイプリエステスのカードは本作の行方を暗示しているのでしょうか。

小アルカナの意味は以下の通りです。

  • ソードの3:悲しみ、喪失、孤独
  • カップのクイーン:チャンス、愛情、優しさ
  • ペンタクルの3:成功への道、第3者の協力

左上をワンダの死として、順番に右下へと本作の物語の流れを示しているようにも思えなくもないですが、このカードの並びに実際に意味が込められているのかどうかは不明です。

もうひとつもカード状のデザインのアート。

それぞれイメージカラーのようなものが設定されているようで、オーブリー・プラザさんが演じるリオ・ヴィダルがグリーン・ウィッチであるという噂どおりに緑が設定されているのが印象的なアートとなっています。

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「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんは謎の少年”ティーン”を演じますが、ワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりとも報じられています。

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さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

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そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

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ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」世界興収12億6000万ドル突破、新たなアートも公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の世界興行収入が12億6000万ドルを突破した事が、BoxOffice のレポートより明らかとなりました。映画の公開から一ヶ月以上を経過しましたが、その記録を伸ばし続けています。

スタジオのヴィジュアル開発責任者であるアンディ・パークさんはデッドプールとウルヴァリンの対決シーンの初期段階のコンセプトアートを公開。

「これを描いた頃は血を見せてよいかどうかわからなかったのを覚えています。ありがたいことに、答えは『イエス』でした!」とコメントを添えています。

また、アーティストのジョン・バカラドさんはレディプールの未使用となったコンセプトアートを公開。ストラップや縫い目、ポーチの存在が際立つ1990年代のコミックをベースとするデザイン案があった事を明かしました。

「『デッドプール&ウルヴァリン』のコスチュームデザイナー(メイズ・ルベオ)のためにやったレディプールの最終コスチュームコンセプトです。コスチュームチームでデッドプールの変異体をやることは、ファンとして、アーティストとして、とても素晴らしい贈り物でした。それは楽しみ、探求し、ただクレイジーであるための時間だったのです。私のお気に入りのひとつは、映画に登場したレディプール。私たちはコミックの表現に敬意を表したかったのですが、いつものようにリアリズムの感覚を適用し、スーツのあらゆる要素を何度も研究しました。彼女のプロポーションは、私たちが知っている男性版とはかなり違うので、新しいデザインでは曲線としなやかさを取り入れました。」

微調整した最終デザインについて、バカラドさんは「彼女に命を吹き込み、この映画の最も象徴的なショットのひとつを提供してくれた(ブレイク・ライブリー)の演技によって引き立てられ、とても美しく仕上がったのはとても素晴らしいことです。」とコメントしています。

最終バージョンのアートは以前にもご紹介しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-bts-and-concept-art/”]

2024年の世界興行収入1位を記録しているのはディズニーの映画「Inside Out 2」(インサイド・ヘッド2)で現在16.6億ドル。「デッドプール&ウルヴァリン」はあと4億ドルという所まで詰めており、「Inside Out 2」は今月下旬に劇場公開が終了する予定(米国)です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ディズニーコンサート「インフィニティ・サーガ・コンサート・エクスペリエンス」、ワールドツアー開催が発表

先週末、カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド・ボウルでディズニーコンサート「インフィニティ・サーガ・コンサート・エクスペリエンス」が開催されました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アイアンマン」から「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」までのインフィニティ・サーガの楽曲をピックアップしたこのショーの冒頭にマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が登場し、ワールドツアーを行うことを発表しました。

現状ではツアーが行われる事のみが発表となっており、場所やスケジュールなどは続報待ちとなっています。

ロサンゼルス公演の観客の声によると、今回はとくにアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーが中心となるコンサートだったとの事。

そして、インフィニティ・サーガのコンサートではありますが、会場ではフェーズ6の作品である「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のメインテーマもお披露目されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-theme-revealed/”]

ロサンゼルス公演時の公式概要は以下の通りです。

このコンサートは、ファンをこれまでにない映画コンサートの旅へと誘います。このコンサートでは、この世代の多くの大作映画の最も記憶に残る瞬間のいくつかを紹介します。マーベルのインフィニティ サーガ映画のスコアと歌がライブで演奏され、フランチャイズの最も忘れられない瞬間のいくつかが集められます。これには、アベンジャーズの象徴的なテーマや、アベンジャーズ/エンドゲーム のショーを止める「ポータル」が含まれており、魅力的で忘れられない体験を生み出します。ショーでは、ボウルのプロセニアムに素晴らしいマッピング プロジェクションも含まれ、ファンを MCU の壮大な旅へと誘います。

過去のディズニーコンサートを見る限りジャパンプレミアはあまり期待出来そうに有りませんが、続報が入り次第またお伝えする事になります。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」の新たなポスターが公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の新たなポスターが公開されました。本作に登場する主要な魔女を紹介するポスターで、不気味で謎めいた冒険の始まりを予告しています。

ポスターでは左からデブラ・ジョー・ラップ(デブラ・チョ・ルップ)さんが演じるハート夫人、パティ・ルポーンさん演じるリリア・カルデル、ジョー・ロックさん演じる謎の少年ティーン、キャスリン・ハーンさん演じる主人公アガサ・ハークネス、オーブリー・プラザさん演じるリオ・ヴィダル、サシール・ザマタさん演じるジェニファー・ケイル、アリ・アンさん演じるアリス・ウーとなっています。これら主要な魔女については過去の投稿をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-meet-the-witches-featurette/”]

また、ポスター下部は原作のウィッチズロードの構図をオマージュしたヴィジュアルにもなっているようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-witches-road-scarlet-witch-comic-explains/”]

本作は「ワンダヴィジョン」の続編的な位置づけの作品で、ワンダがヘックスを使って混乱に陥れてしまった街ウェストビューを舞台としてスタートし、その後が描かれていく事になります。

「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんは謎の少年”ティーン”を演じますが、ワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりとも報じられています。

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さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

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そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

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ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

MCU「スパイダーマン」ホーム3部作のジョン・ワッツ監督が4作目に戻らない理由をついに明かす

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のジョン・ワッツ監督が、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューで、4作目映画に戻らない理由をついに明かしました。

ジョン・ワッツ監督はMCUでの自身の仕事を振り返り、特に「ノー・ウェイ・ホーム」に関して「あれは本当に特別な瞬間でした。あの映画に対する反応は信じられないほどでした。」と語り、 「こんなことは二度と起こらないだろう」と悟ったと説明しました。

ホーム3部作の制作を経て、「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」の制作に携わった後、「ファンタスティック・フォー」リブート版の制作を降板。監督はディズニー&マーベルを離れて、ジョージ・クルーニーさんとブラッド・ピットさんが共演し、ライバル関係のフィクサーを演じる新しいアクションコメディ「ウルフズ」を制作しました。

自身の最新映画とマーベル映画を比較して、監督が次のように語っています。

「マーベルのアクション映画を撮るときは、楽しいアクションシーンはすべてセカンドユニットの監督に任せることもあります。マーベル映画では、やるべきことがたくさんあるので、仕事を分担するのです。クリストファー・ノーランのようにすべてを自分でやれる機会はめったにありません。今回(ウルフズ)は、『すべてのショットを撮りたい』と思いました。」

そしてさらにもうひとつの決定的な違いについても説明しました。

「私はちょうど映画監督を始めたばかりで、マーベルからオファーをもらいました。幸運な事に私はそれらの映画すべての創作権を全面的に握らせてもらいました。しかしスパイダーマンはこれからもスタン・リーとスティーブ・ディッコの作品であり続けるでしょう。これは私にとって、自分の声、自分のヴィジョン、自分のスタイルに戻るチャンスでした。ウルフズは私のものです。それは本当にいい気分なんです。」

マーベルに限った話ではありませんが、原作が存在する作品を映画化する場合は、どうしても監督がすべてを思い通りにする事は出来ません。ワッツ監督は1からすべてを構築したいという欲求が大きくなった事で、マーベルを離れる決断をした事を明かしました。

しかし残念な事に監督が満足したという最新作「ウルフズ」は前売りチケットを販売していたにも関わらず日本での劇場公開が中止される事が、公開約一ヶ月前の8月頭にアナウンスされました。

米国では、予定どおり9月20日より劇場限定公開した後、わずか一週間の公開期間を経て、9月27日からApple TV+で配信。日本ではApple TV+での配信のみの予定となっています。

ジョン・ワッツ監督が「ファンタスティック・フォー」を離脱した際、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「関係悪化が原因ではない」と述べ、監督が休息を希望していたと説明しました。

ソニーは「スパイダーマン4」での監督のリターンを望んでいると報じられていましたが、それも叶うことはありません。

ジョン・ワッツ監督が再びマーベルに戻る可能性はゼロではありませんが、当面の間は自由にのびのびと自分の作品を撮る事に集中するようです。

「スパイダーマン4」は現在新たな監督を探している最中で、これまでにはドリュー・ゴダード監督(LOST、キャビン)、ジャスティン・リン監督(ワイルド・スピードシリーズ)、ジョン・ファヴロー監督(アイアンマン)、サム・ライミ監督(スパイダーマン)、ジェームズ・ワン監督(SAW、アクアマン)、アダム・ウィンガード監督(ゴジラxコング 新たなる帝国)、アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督コンビ(ミズ・マーベル)らが候補者として報じられてきました。

「スパイダーマン4」は2025年から撮影開始予定で、2026年公開予定が噂されています。

ソース:Why Director Jon Watts Turned His Back on Marvel to Make ‘Wolfs’ With Brad Pitt and George Clooney