映画「ヴェノム」シリーズのここが気に入らなかった、生みの親トッド・マクファーレン氏が語る

マーベル・コミックに登場するヴェノムの共同制作者であるトッド・マクファーレンさんが、海外メディア CBR とのインタビューで、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」で気に入らなかった点があった事を明かしました。

ヴェノム三部作が期待通りの出来だったかと聞かれると、マクファーレンさんは「そうですね、私は作品に何の意見も出していません。繰り返しますが、それは私を悩ませませんよね?ルールが何であるかは理解していますから。だから彼らは映画を作りました。彼らは成功した、そうでしょう?」とソニー・ピクチャーズの映画を称賛しました。

「トム・ハーディは、ある意味クールなことをしたんです。僕が初めて彼に会ったのは、1か月くらい前だったかな。すごくクールなことでした。」としつつ、「もし基本的な質問をするなら、僕が彼らとまったく同じように脚本を書き、監督しただろうか?もちろん、そんなことはないよね?」と自身の持つヴェノムとは異なるものになっていると指摘しました。

そして、「ヴェノムの共同制作者として、特に私にとっては、ヴェノムは善人ではありません。私がマーベルを去った後、彼らはヴェノムを善人に変えた、そうでしょう? 私の心の中では、彼は悪役なんです。悪役として作り、そして私が去った。だから、やめた後、突然、『何を言っているんだ? ヴェノムが善人になっている』と思ったのです。私はいつも暗くてシリアスな方向に進みたがる傾向があると思います。」と、映画だけでなく、最近のコミックのヴェノムについても最初の意図と違うと語りました。

もしも、『トッド、君に任せる』と言われたなら、R指定の映画になっていたでしょうね。でも、誰もそんなことは言いませんでした。だから、それでいいんです。ええ、彼らはとても共感できるキャラクターにしようとしています。繰り返しますが、誰もがビジネスを持っていて、そのビジネスでベストを尽くそうとしています。そして、できるだけ幅広い観客を獲得したいのです、そうでしょう?」と、ソニーの手法は間違いではないとフォローしました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は制作費が1.1億ドルほどで4億7450万ドルを稼ぎ、2024年の興行収入で第10位の映画となったにもかかわらず、SSUを盛り上げ切れずに失敗作という扱いに。続く「クレイヴン・ザ・ハンター」はさらに低迷し、SSUは事実上の打ち切りが報じられました。

しかし、先週は新しいSSUの計画に関する噂が報じられ、ソニー・ピクチャーズが不屈の精神で次のユニバースに挑むようだと注目されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-soft-reboot-with-miles-morales-rumor/”]

ソース:‘It Doesn’t Bug Me’: Todd McFarlane Shares His Thoughts on Venom Trilogy (Exclusive)

【噂話】ドラマ「アガサ・オール・アロング」のBlu-ray、4k UHD のリリースが近いと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」の Blu-ray 及び、4k UHD といった物理メディアによるリリースが近日予定されていると報じられました。

@VHSDVDBLURAY4K「アガサ・オール・アロング」の 4k UHD + スティールブックがリリースされると報告。

MCUドラマのディスク化はまだあまり進んでいませんが、予想外にも最新作である「アガサ・オール・アロング」がラインナップに加わるようです。

MCUのドラマはもともと「Only Dsiney Plus」としてスタートしましたが、その後ディズニーの方針転換のもと、「ワンダヴィジョン」と「ロキ」シーズン1のディスクがリリース、その後は配信の順番にあまり関係なくいくつかの作品がディスク化されて発売されています。

本作に登場したビリーが今後のMCUで重要になる事や、ワンダを語る上でも重要である本作を、ディズニープラス加入者以外にもアピールするためには必然であると言えそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-show-runner-talks-wiccan-future/”]

まだまだディスク化されていないMCUのディズニープラスコンテンツは多いですが、海外で特に需要が高いのは「ウェアウルフ・バイ・ナイト」と「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」といった、いわゆるマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーション作品。今後のディスクリリース情報にも注目です。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

【噂話】トム・グリン=カーニーさんが「X-MEN」のためにスタジオと話し合いをしたと言う

マーベル・スタジオがドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」でエイゴン・ターガリエン王子を演じたトム・グリン=カーニーさんとミーティングを行ったと報じられました。X-MENに関する役についての会談だったと言います。

ポッドキャスト The Hot Mic に出演したインサイダーのジェフ・スナイダー氏は「X-MENに関する道の役割について、トム・グリン=カーニーがマーベル・スタジオと会談した」と報告。

トム・グリン=カーニーさんは現在30歳で、「20~25歳を中心」とされるX-MENのメンバーからは少し外れているように思えますが、X上では彼がコミックの初代メンバーの一人であるエンジェル/ウォーレン・ケネス・ワージントン3世を演じるのではとの憶測も。

プレイボーイでもあるウォーレンはジーン・グレイ、サイロック、スカーレットウィッチらと交際経験があるキャラで、トム・グリン=カーニーさんの容姿はそれに値するのではないかと考えられているようです。

新しいX-MENのキャストについて、これまでにジーン・グレイサイクロップスミスティークストームキティ・プライド役の候補が報じられた他、マグニートーが「ブラックパンサー3」に登場する可能性も囁かれています。

「X-MEN」のMCUリブート版については、「エージェント・オブ・シールド」や、「ハンガー・ゲーム:ザ・バラッド・オブ・ソングバーズ&スネークス」の作家であるマイケル・レスリーさんが脚本を担当する予定だとされており、監督は現時点で不明。一部噂によると、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」から引き続きルッソ兄弟監督が担当するとも言われています。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、アンソニー・マッキーさんが正確な引退時期を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で主演を務めるアンソニー・マッキーさんが、キャプテン・アメリカとしての引退時期について、あらためて語りました。先日はキャップを演じるのは10年とも語っていました。

海外メディア ScreenRant とのインタビューで、10年というのは「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でキャプテン・アメリカになった時からカウントされているのかと質問されたアンソニー・マッキーさんは次のように述べています。

いやいや、違います。10年は14日から始まるんです。そこからです。14日以降、10年間の任期。60歳のキャプテン・アメリカになろうとは思っていません。それはつらいだろうと思います。

インタビュアーはさらに「完全な三部作にしたいという野望はありますか??もっと多くの映画を主演したいですか、それともストリーミングに戻るつもりですか?」と、その10年で何をしたいかを質問、マッキーさんは映画を中心に活動したいとの考えを示しました。

キャプテン・アメリカという存在には、人々がこうした映画の本質、態度、現実感、地に足の着いたところを愛する理由があると思います。映画という基盤の中で、キャプテン・アメリカは大画面で上映されるに値すると思います。人々はキャプテン・アメリカを愛し、大画面で彼を見たがっているからです。

アンソニー・マッキーさんの「映画公開から10年の任期」発言について、今後キャプテン・アメリカの5、6、7作目とやっていくつもりかと質問されたジュリアス・オナ監督は「この映画を作る機会をいただけたことにとても感謝しています。もちろん(続編制作の機会があるなら)歓迎します。でも今は、この映画を世に出すことに全身全霊で取り組んでいます。これが2025年最初のイベント映画だという事実が気に入っています。世界中の人々が一度に体験できるのです。私にとって映画はコミュニティに関するものであり、だからこそ共感というテーマがとても重要だったのです。そして、私はアンソニーとキャスト全員にとても満足し、誇りに思っています。だから今、それが私が最も楽しみにしていることです。」と回答しました。

マーベル・スタジオが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンの運命をどう決定するかはまだ分かりませんが、うまくいけばアンソニー・マッキーさんの希望どおりあと10年、彼の活躍をスクリーンで見る事が出来るかもしれません。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんがサディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演します。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

ソース:Anthony Mackie Clarifies His Captain America Future After Brave New World: “A 60-Year-Old Captain America. That’ll Hurt.”

「ウィッカンは重要なキャラ」、ドラマ「アガサ・オール・アロング」のショーランナーが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」のショーランナー、監督、脚本を務めたジャック・シェーファーさんが、本作で紹介されたウィッカンことウィリアム・カプランまたはビリー・マキシモフが、今後のMCUで重要になる事を予告しました。

海外メディア Collider とのインタビューでビリーの今後について質問されたシェーファーさんは「今後について私は何にも関わっていませんが、すべてのキャラクター、すべてのパフォーマー、すべてのストーリーライン、そしてマーベルの同僚をとても愛しています。」とコメント。

続けて「そして、話し合いは続いているので、具体的なことは何も言えませんが、彼はコミックの中で重要なキャラクターであり、(演者の)ジョー・ロックは彼をとても深く掘り下げたので、彼が再び登場しないのであれば私は驚くでしょう。」と述べ、今後の再登場を示唆しました。

シェーファーさんは「アガサ・オール・アロング」のシーズン2を制作しないと明言していますが、何らかの別の作品を通じてビリーとアガサ(のゴースト)が再登場すると予想されています。

現状もっとも有力視されているのはドラマ「ヴィジョンクエスト」での再登場で、そこで「アガサ・オール・アロング」で示されたビリーの兄弟トミーの行方を探求すると考えられています。その他、「ウィッカン」のソロプロジェクトの噂もありました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-wiccan-hawkeye-s2-and-phase-7-rumor/”]

コミックのヤングアベンジャーズのメンバーであるウィッカンはいずれミズ・マーベルやケイト・ビショップらと合流すると誰もが考えていますが、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でそれが一歩進むことになるのか、それともディズニープラス作品でゆっくりと進んでいくのか、続報に注目です。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:“He’s an Important Character”: ‘Agatha All Along’ Showrunner Jac Schaeffer Discusses Wiccan’s Future in the MCU [Exclusive]

【噂話】映画「ソー5」は雷神たちがソー・コープス結成、他フェーズ7のウワサ

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー5」について、新たな情報が報告されています。それによると、本作では1991年のコミックを原作として、マルチバースからソーの変異体を集めたソー・コープスが結成されると言います。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は「ソー5」についてヴァルハラを舞台にソー・コープス、ハーキュリーズ(ヘラクレス)、アレスが登場すると聞いていると報告。

ヴァルハラが舞台になる事で、ジェーン・フォスターのマイティ・ソーの再登場が期待出来るようです。

コミックのソー・コープスはソーを中心としてジェーン・フォスター、ストーム、ベータ・レイ・ビル、未来のソーであるダーゴ・クトール、かつてソーだったエリック・マスターソンらで結成されていました。彼らはそれぞれ独自のムジョルニアを持ち、それらによってポータルを開いて時空を移動する事が可能でした。

「ソー5」は監督候補として「フュリオサ」のジョージ・ミラー監督の名が報じられていますが、現時点で公式発表は何もありません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-world-war-hulk-director-rumor/”]

2024年7月のインタビューで、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんは「ソー5」についても「アベンジャーズ」最新映画についても何も知らないとコメントしていました。

ドラマ「シークレット・インベージョン」が「ソー5」としてコミックの「シージ」への導線を敷いていましたが、「シークレット・インベージョン」の影響が「マーベルズ」でほとんど描かれなかった事や、「アーマーウォーズ」が無期延期となっている現状を見ると、この伏線が活かされるかどうかは怪しくなっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-secret-invasion-ending-setting-siege-story-line/”]

アレックス・ペレス氏は「ソー5」の他に、今後のMCUに関して以下のような興味深い情報も提供しています。

  • ウォン、アメリカ・チャベス、ニコ・ミノルがストレンジ・アカデミー(おそらくアニメ)に出演
  • スカーレット・ウィッチの映画の制作はゆっくりと進んでいる
  • ラヴォーナ・レンスレイヤーは「まだ会ったことのない楽しいキャラクターたちと一緒に」まだヴォイドにいる
  • マーベルテレビジョンのNetflixキャラクターは、デアデビル:ボーンアゲインの今後のシーズンに戻ってくる可能性が高い
  • キャプテン・ブリテンがMCUに登場か
  • エコーの将来については何も分からない

ソース:Alex Perez Q&A: Shang-Chi, Spider-Man, Strange Academy, X-Men and More! (January 2025 #3)

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、アンソニー・マッキーさんが衣装のドラマ版との違いに言及、「あれは最悪だった」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の主演を務めるアンソニー・マッキーさんが、本作に登場するスーツとドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のスーツを比較し、以前のものは「最悪だった」とコメントしました。

IGN とのインタビューで本作のサム・ウィルソンが以前のようなフードを着けていない事について質問されたアンソニー・マッキーさんは次のように回答しています。

「もう二度とあんなマスクは被らないってマーベルに言ったんです。あれは大変でしたよ。暑さ、汗、曇ったメガネで。あれでやるのは不可能でした…最悪の悪夢だったよ。」

また、ドラマ版の衣装の頭部は緩い素材で作成されていた事で、VFXアーティストによる非常に手間のかかる悪夢のような修正作業も行われたと、ドラマ配信当時に報告されていました。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」のキャプテン・アメリカの頭部はCGによるヘルメットタイプに変更され、快適な撮影が行われたようですが、一部ファンは「ファルコンを赤青白の3色に塗り替えただけだ」と不満に思っています。

さらに、アンソニー・マッキーさんは別のインタビューで今後のキャプテン・アメリカを語る上で、マルチバースにおけるスティーブ・ロジャースとの対決についても言及。

そうですね、それは「シビル・ウォー」のアイアンマンとキャプテン・アメリカの戦闘シーンに遡ると思います。2人のキャプテンの間には、バッキーの時と同じように、一度一緒になれば「ヒート」のデ・ニーロとパチーノのような関係になるだろうという、ある種の理解があると思います。

クリス・エヴァンスさんがMCUに戻るという噂を否定しつつも、対決を想定したコメントを残してくれました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-abengers-doomsday-anthony-mackie-cofirmed-chris-evans-will-not-appear/”]

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんがサディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演します。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

【噂話】エリオット・ペイジさんがスタジオとミーティング、一方でキティ・プライドは若手俳優が起用か

マーベル・スタジオと俳優のエリオット・ペイジさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)における今後の役割について話し合いを行っていると報じられました。ペイジさんは20世紀FOX制作の映画「X-MEN:ファイナルディシジョン」などでシャドウキャット/キティ・プライドを演じていました。

海外スクーパーの MTTSH 氏は「エリオット・ペイジが今後の何らかのプロジェクトへの参加についてマーベル・スタジオと会談を行った。」と報告。

ペイジさんは「ファイナルディシジョン」の当時はエレン・ペイジとして活動していましたが、2020年にトランスジェンダーである事を告白。以降、エリオット・ペイジに名前を変え、男性として活動しています。カミングアウトしたばかりの頃もミーティングが行われたと報じられていましたが、フェーズ4が始まったばかりの頃とは予定が大きく変更された事が影響しているのか、最近になってまた話し合いが行われている事が確認されたようです。

一方、シャドウキャット/キティ・プライドとして新たにジュリア・バターズさんが交渉中だとジェフ・スナイダー氏が報じました。バターズさんは2009年生まれの15歳。2歳の頃からCM出演を果たし、以降俳優として数々のドラマや映画に出演、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」での演技は多方面で賞賛されました。

かなり大人っぽく成長しているジュリア・バターズさんですが、実年齢とキティ・プライドの少女のイメージとはマッチしており、彼女が起用されれば長期間にわたって同役を演じ続けられると見られています。

新しいX-MENのキャストについて、これまでにジーン・グレイサイクロップスミスティークストーム役の候補が報じられた他、マグニートーが「ブラックパンサー3」に登場する可能性も。

「X-MEN」のMCUリブート版については、「エージェント・オブ・シールド」や、「ハンガー・ゲーム:ザ・バラッド・オブ・ソングバーズ&スネークス」の作家であるマイケル・レスリーさんが脚本を担当する予定だとされており、監督は現時点で不明。一部噂によると、「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」から引き続きルッソ兄弟監督が担当するとも言われています。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、ルースの変更はネットの憶測のようなものではないとプロデューサーが解説

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で初登場となるルース・バット・セラフについて、プロデューサーがコミック版との違いについて語りました。

海外メディア EW とのインタビューに応じたエグゼクティブプロデューサーのネイト・ムーアさんは、キャラクターの炎上が設定変更にどのように影響したかについて質問され、次のように述べています。

オンラインで報道されたり、憶測されたほどではありません。
私たちは、ルースのキャラクターをレッドルームの神話に定着させることが面白いと常に考えていました。ブラックウィドウの映画で本当に素晴らしいと思うことの一つは、レッドルームがロシアの国家機関というだけでなく、国際的なものだと示唆している点です。しかし、映画でのルースの視点は本当に素晴らしいです。なぜなら、彼女が米国政府のために働いており、サディアス・ロスと一緒に働いていることは秘密ではないからです。

2022年9月、シラ・ハースさんがコミックのサブラ/ルース・バット・セラフを演じると発表されてすぐ、海外ファンの間で大きな物議を醸しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-4-character-sabra/”]

1980年のコミック「インクレディブル・ハルク」でデビューしたサブラはイスラエルの諜報機関モサドのエージェントでミュータントとして登場。イスラエルにとってのヒーローでしたが、他国にとってはテロリストでもあり、現代の世界情勢と照らし合わせて問題があるとして炎上していました。

この炎上騒動はかなり大きく、当時マーベル・スタジオは異例の声明を発表。コミック通りのキャラクターにはならないとして、現代の映画に沿う形で生まれ変わる事を約束していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-4-sabra-new-approach/”]

コミック版から生まれ変わったMCU版のルースの魅力についても、ムーアさんは語っています。

この関係で興味深いのは、ルースとサム・ウィルソンが、サディアス・ロスがどんな人物なのか、そして彼が大統領にふさわしいかどうかについて、まったく異なる見解を持っている事です。そして、それがサムとルースを興味深い形で衝突させるだろうと思います。

そして、ルースがコミック版と全く違う事は、サム・ウィルソンがコミックのような路上詐欺師ではない事、そして多くのMCUのキャラと同様にコミックとは異なる設定になっている事と同じだと説明しました。

映画はコミックとは違うので、違いを生かさなければならないと思います。メディアが違うのです。でも、私たちがルースを気に入ったのは、コミック版と性格が非常によく似ている事です。彼女は積極的で、とても落ち着きがあり、自分が何を望んでいるのかをはっきりわかっていて、それを手に入れるためなら何だって、誰だって乗り越える、そういう女性なんです。

ルースの設定変更に際して確実に言える事は、コミック版のスーツを着る事はなくなっているだろうという点。ルースが元ブラックウィドウになった事で、ナターシャ・ロマノフやエレーナ・ベロワと同様の衣装になる可能性が高くなっています。

早くもスピンオフの噂もあるルースですが、「ブレイブ・ニュー・ワールド」を無事に生き残れるのか注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-bnw-sabra-spin-off-rumor/”]

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんがサディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演します。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

ソース:Captain America producer says changes to Israeli comics hero are not what people ‘guessed online’

「デアデビル:ボーン・アゲイン」、アイェレット・ゾラーさんが「ヴァネッサとフィスクの関係は変わってしまった」と語る

Netflix制作のマーベルドラマ「デアデビル」でヴァネッサを演じていたアイェレット・ゾラーさんが、海外メディア Business Insider とのインタビューで、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でどのように変化したかについて言及しました。

アイェレット・ゾラーさんは自身が演じるヴァネッサとヴィンセント・ドノフリオさんが演じるウィルソン・フィスクについて「彼がいなくなってから、彼女が少し主導権を握ってしまい、そこから抜け出すのはとても難しい状況です。だから、うまくいかないことがあって、二人はそれに対処しなくてはならないんです。」と最新ドラマでの二人の関係をほのめかしました。

「二人の関係は変わりました。二人が一緒にいなかった期間の後に私たちが戻ってくるので、それについてはあまり言いたくありません。でも、彼らはとても奇妙な恋人同士になっているんです。」と確実な変化がある事を予告しました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」がNetflix版のソフトリブートとして制作されていた頃、ヴァネッサはサンドリーヌ・ホルトさんが新たに演じ直す予定とされており、撮影もされましたが、その後の大きな制作のやり直しにあたってアイェレット・ゾラーさんが呼び戻され、ホルトさんのシーンはお蔵入りとなりました。

Netflix版のヴァネッサ・マリアンヌはシーズン1当初、アートギャラリーの管理人として登場。フィスクが惚れた事で仲が進展し、愛し合うようになりました。しかし終盤になりデアデビルとフィスクの戦いが激化、フィスクはヴァネッサをヘリで逃しました。シーズン3になってフィスクと合流すると、ヴァネッサも悪役としての片鱗を見せるようになりました。

「ホークアイ」で登場したフィスクは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」におけるサノスの指パッチンによって権威が下げられたとデザイナーが発言(from goldderby)しています。

これはマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏とヴィンセント・ドノフリオからのアイディアでした。彼らは間違いなくキングピンの権威性を少し下げいたいと思っていたんです。(サノスの)指パッチンの間に起きたローニンの活動や、私たちが知らない歴史に基づいています

この段階ではキングピンが指パッチンで消えていたかは確実ではなく、組織の幹部や構成員の大半が消えただけの可能性もありましたが、今回のゾラーさんの発言を見ると、キングピン自身が消えていたと考えても差し支えなさそうに思えます。

この間、ヴァネッサが実権を握ってヘルズキッチンの裏社会を支配していたとゾラーさんは予告しているのかもしれません。

ニューヨーク市長となったキングピンとヴァネッサの間にどのようなやり取りが描かれるのか注目です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。