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Netflix「ワンピース」監督が「ルーク・ケイジ」のワンシーンはとあるスピンオフの計画を示唆していたと明かす

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現在各所で話題をよんでいるNetflixのドラマ「ワンピース」のマーク・ジョブスト監督は、かつてNetflixのマーベルドラマ「ルーク・ケイジ」や「デアデビル」も制作しました。海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューに応じたジョブスト監督は「ルーク・ケイジ」が「ワンピース」に繋がった経緯と、あるスピンオフ計画があった事を明かしました。

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ジョブスト監督はプロデューサーのマット・オーウェンズさんからの連絡があった日の事を振り返りつつ次のように語っています。

突然、「ワンピース」の撮影について話しに来ないかと電話がかかってきました。そしてマット(オーウェンズ)は、私が「ルーク・ケイジ」のエピソードの温かさとユーモアに傾倒していた事もあって、彼は「ワンピース」のために私のことを思い出したと言ってくれたのです

また、「ワンピース」のアニメの事は多少知っていたとしつつ、漫画の存在は知らなかったとも付け加えています。しかし、ドラマ版の脚本を目にした時に、壮大な世界観とクレイジーなアクションと冒険、そしてキャラクターの親しみやすさと奥深さについてハリウッドにはない珍しさと、その世界に広がる青い空と海、そして自由と希望を感じ、世界にはこのような物語が必要だと感じたと説明しています。

そして監督は「ルーク・ケイジ」のシーズン2、エピソード3ではとあるスピンオフ計画のパイロット版としてもデザインされていたという事実をインタビューの中で認めました。このエピソードではジェシカ・ヘンウィックさん演じるコリーンとシモーヌ・ミシックさん演じるミスティ・ナイトに焦点をあわせていましたが、これはコミックの「ドーターズ・オブ・ザ・ドラゴン」を実写化していくための第一歩だったと言います。

そのエピソードでは、ボクシング・リングでのトレーニングから始まる関係作りがありました。コリーンがミスティをわざと戦いに導き、自己憐憫を乗り越えようとしたのは、ミスティがそれに立ち向かうことを知っていたからで、だから彼女はそうしたんです。
二人が煙の中に消えていくのは、「ドーターズ・オブ・ザ・ドラゴン」の可能性への言及でした。

コミックでのミスティとコリーンはコンビのスキルを活かして探偵事務所を設立し、ルーク・ケイジやアイアンフィストたちヒーローズ・フォー・ハイヤーを手助けしていました。彼女たちはこれといったチーム名を持たずに活動していましたが、1977年発刊の「Marvel Team-Up Vol 1 #64」の中で敵から「ドーターズ・オブ・ザ・ドラゴン」と呼称されるようになりました。

Neflixのマーベルドラマ制作陣はこの「ドーターズ・オブ・ザ・ドラゴン」の実写化を検討している最中だったようですが、この時、ディズニーが自社ストリーミングサービスとなる「ディズニープラス」を動かし始めたために、競合他社となってしまうNeflixでのドラマ制作が全て打ち切られてしまいました。

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現在、ジョブスト監督が制作に参加した「ルーク・ケイジ」と「デアデビル」はディズニープラスで視聴出来ますが、「ランナウェイズ」は好評だったにも関わらずディズニープラスからは削除されてしまっています。

ソース:‘One Piece’ Director Marc Jobst Talks Adapting the Best-Selling Manga and His ‘Daredevil’ Memories

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。