ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」で、ゼンデイヤさんが演じるMJの出演シーンが大幅に縮小されるとインサイダーのジェフ・スナイダー氏が報じました。これに複数の海外メディアが続いています。
スナイダー氏によると、これはゼンデイヤさんのスケジュール的な問題で、彼女が出演するHBOのドラマ「ユーフォリア」の新シーズンが 2025年2月 から 7月 にかけて撮影される予定で、「スパイダーマン4」は 6月 から 10月 にかけて撮影される予定、それに続いて映画「デューン:メサイア」が 9月 から 1月 にかけて撮影される予定となっています。
これにより、ゼンデイヤさんが「スパイダーマン4」を撮影できるのは 8月 中の限られた時間のみとなり、必然的にスクリーンに長く登場することは出来ないとの事。
この事は物語にどのような影響を与えるのでしょうか。
現在、スパイダーマン最新映画の原作コミックとして「スパイダーマン:ブルー」と「スパイダーマン 24/7」が候補に。
「スパイダーマン 24/7」ではスパイダーマンの正体がバレた後、ドクター・ストレンジとファンタスティック・フォーの助けを借りて、愛する人以外誰も正体に関する秘密を知らないようにしてもらいました。MCUとは異なり、コミックの当時の妻であるメリー・ジェーン・ワトソンだけがこれを除外され、二人で新生活に臨みましたがうまく行かず、結局ピーター・パーカーの生活を諦めてスパイダーマンとしての活動に集中するようになりました。
一方「スパイダーマン:ブルー」では元恋人のグウェン・ステイシーとのロマンスを振り返る形で描かれ、グウェンを失った憂鬱と過去の愛の熱量を描いています。グウェンの死がピーターをどれほど傷つけたのか、これを妻であるメリー・ジェーン・ワトソンに打ち明けさえしますが、メリー・ジェーンは怒る事代わりに深い愛情で包み込みました。
MCUでは新たなヒロインに対してMJとの失恋を打ち明けるような展開をし、新たな恋に発展していくような流れが想像出来そうですが、現時点で脚本の詳細は不明です。
11月には新たな女性パートナーとしてマデリン・クラインさんの起用が報じられており、ブラックキャットやグウェン・ステイシーを演じるのではないかと噂されています。
MJが4作目映画でシーンを縮小することは、ピーターのロマンスにどのような変化をもたらすのか注目です。