ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、6話のチェックポイント

2022年9月22日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード6「Just Jen(邦題:ただのジェン)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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プロローグ

前回ルーク・ジェイコブソンから貰った衣装はビジネススーツ、スーパースーツにワンピースと2着というわけではなかったようです。高校時代の友人ルルからブライズメイドを依頼され、結婚式に出ることになったジェニファーは貰ったワンピースを持って出かける準備。

そしてジェニファーが第4の壁を破り、今回のエピソードが1話完結の話であると言い、前回期待させたデアデビルが登場しない事を暗に説明しています。

ミスター・イモータル

マロリーとニッキが離婚調停の件で対応するのはミスター・イモータル/クレイグ・ホレス。

ミスター・イモータル/クレイグ・ホレスはコミックに起源を持つキャラクターで、名前が示す通り不死の能力を持っています。が、コミックと共通しているのはそれだけで、年齢設定や背景、キャラクター性などはほとんど継承されていません。

コミックのミスター・イモータル/クレイグ・ホレスはホモ・スプリームと呼ばれるミュータントの一種で、詳細な年齢は不明ですが20代ぐらいの青年として描かれています。

©MARVEL,Disney

死なないと言うだけで特別な武器も戦闘力もないクレイグですが、妻が家出したあと自殺しようとして能力に気づいた時、彼はヒーローとして生きることを決めます。新聞広告で仲間を集めグレイト・レイクス・アベンジャーズ(非公認)を結成し、五大湖周辺を守るチームとして活動。五大湖のほとりのウィスコンシン州ミルウォーキーで起きた銀行強盗の現場で、ウェスト・コースト・アベンジャーズ設立のために西海岸に向かっていたホークアイとモッキンバードと出会いました。なお、コミックでは「アベンジャーズ」の名称を巡って、トニー・スタークが利用料を取り立てるというドラマ「シーハルク」でお馴染みになった商標トラブルに関するエピソードも描かれています。

また、MCU版のミスター・イモータルは複数の離婚トラブルを抱えていますが、コミック版は愛にまっすぐなキャラクターで、家出してしまった元妻の他に、グレイト・レイクス・アベンジャーズ結成後に出会ったダイナ・ソーというチームメンバーとの女性(種族不明、宇宙人と翼竜のミックスしたような種)とのロマンスしか描かれていません。

ここまで変更されると、マーベル・スタジオはグレイト・レイクス・アベンジャーズを実写化する計画を除外していそうですが、念のため頭の片隅に置いておくのがいいかもしれません。

ミスター・イモータルが飛び降りて警備車両に激突するシーンは予告動画(下の画像)にも含まれていたシーンですが、予告の時と違ってQRコード追加されており、今週の無料コミックが読めるようになっています。

©MARVEL,Disney

なお、ミスター・イモータルは制作がキャンセルされた幻のマーベルドラマ「ニュー・ウォーリアーズ」にもメインキャラクターとして登場予定でデレック・テラーさんがキャスティングされ、同じくグレイト・レイクス・アベンジャーズのメンバーでもあるスクイレル・ガールと共に撮影も進んでいました。

トワイライト・サーガ

ジェニファーに対して軽くマウントを取ったルルが友人たちと「エドワード派?ジェイコブ派?」と話しているのは映画の「トワイライト」シリーズの話題。

ステファニー・メイヤー氏による世界的ベストセラー小説を映画化した「トワイライト」シリーズは、2008年公開の「トワイライト~初恋~」で、人間の女子高生と美しいヴァンパイアの青年との禁断の恋物語を描き、多くのティーンエイジャーたちの心を掴みました。

ジェニファー・ウォルターズの正式な年齢は公開されていませんが30代とは説明されているため、時系列的に彼女たちが概ね高校時代に公開された映画シリーズである事がわかります。

なお、エドワード(演:ロバート・パティンソン)が吸血鬼であり、ジェイコブ(演:テイラー・ロートナー)がその宿敵である狼男。彼らの魅力で「エドワード派」と「ジェイコブ派」に大きく分かれるトワイライトファンですが、MCUにはどちらの種族もすでにいる事を考えると、いずれは「ブレイド派」と「ジャック・ラッセル派」に・・・とはならないでしょうか。

タイタニア登場

新郎の友人と付き合っているという理由で式に参加するタイタニアと、妙に喜ぶルル。

冒頭で「主役は自分、自分より目立たないよう」にジェニファーに釘を刺していたにも関わらず、スーパーインフルエンサーのタイタニアが参加することに異論はない様子。

ルルは内心ジェニファーに対して僻んでいるのか、単純にタイタニアの熱烈なファンという事でしょうか?もしくは新郎の友人(の連れ)にまで文句は言えないだけかもしれません。もしタイタニアのファンであれば、以前の判決の事をふまえるとジェニファーに恨みを持っている事も考えられそうです。

ジョシュ

トレバー・ソルターさん演じるジョシュは今のところコミックに起源がなさそうな、MCUオリジナルと思しきキャラクター。

コミックのシーハルクが身体の関係を持った事があり、MCUにも登場済みのキャラクターはアイアンマン、ホークアイ、ハーキュリーズ(ヘラクレス)、ハルク。その他実写化済みキャラクターではルーク・ケイジやジャガーノートなど、やはりパワー系キャラクターが目立ちます。

本作の予告にはジョシュとドライブしているシーンもあったため、今後のエピソードでの再登場が予想されます。

マリオカート

新郎側の友人はマリオカートで大盛りあがり。4人いるのにシングルプレイで遊んでいるのが気になる所ですが、ドラマ「ミズ・マーベル」でもスマッシュブラザーズやクッパ、ドンキーコングなど任天堂の商品やキャラクターに対する言及があり、MCUの世界でも任天堂はかなり親しまれているようです。

バロネス・クロムウェル

ミスター・イモータルが最初の妻と説明するバロネス・クロムウェル。コミックにはバロネス・ブラッド、本名リリー・クロムウェルという吸血鬼が存在しており、ドラキュラの支配下にありました。

©MARVEL

コミックではミスター・イモータルとバロネス・ブラッドの間に関係はありませんでしたが、MCUで妻とされている人物がコミック同様吸血鬼であったとしても、夫のほうはその不死の能力ゆえに問題なく過ごせた可能性が考えられます。

もし彼女が実際に吸血鬼であるならば、「ブレイド」でも言及されるかもしれないキャラクターです。

ジョナサン

ジェンのパートナーと聞かされていたジョナサンは実際にはチワワでした。コミックにはジョナサンという犬は登場しませんが、ジョナサンと名付けられたクズリが登場し、ローガンと彼のクローンであるローラ・キニーとガブリエル・キニーの三人とは仲間のような存在でした。

ローラとガブリエルが公園へ散歩につれていった際には犬と間違われました。

©MARVEL

紹介したものの、元ネタとは言いにくいキャラクターかもしれません。ちなみにロケット・ラクーンが作ってくれた翻訳機によって英語での意思疎通が可能になっています。

揺れる心

1話の頃はシーハルクの力は要らないと豪語していたジェニファーですが、回を重ねるに連れ、周りがシーハルクを求める事と自分もそれを認め始めている事に心が揺れ動きます。

そのままでいいと言ってくれるジョシュでしたが、これから先もシーハルクに頼っていくのであれば、やはりロマンスの相手にはコミックのような超人が必要になるかもしれません。

シーハルク vs. タイタニア

エピソード序盤では否定していたタイタニアですが、結局は復讐のために今回の式に参加していました。

ジェニファーは一瞬、以前のブルース・バナーのように、シーハルクへのなり方がわからなくなりますが、事なきを得て無事再戦となります。しかしこのピンクのブライズメイド服はルーク・ジェイコブソンが用意してくれたものではないような気がしますが、どうなんでしょうか。当然ルルの他の友人たちも同じ服を着用しています。

コミックのタイタニアと比べるとややパワー不足感はありますが、それでもシーハルクとそれなりに渡り合えるタイタニア。1話の時も裁判所の壁を壊して登場するなどある種の怪力を見せていましたが、MCU版のタイタニアがどのような経緯でスーパーパワーを手に入れたのかはまだ語られていません。

コミックのティターニアはドクター・ドゥームの改造手術によるパワーでしたが、彼女の力の起源が明かされるのか、残されたエピソードには要注目です。

インテリジェンシア

ミスター・イモータルの被害者たちによって明らかになったウェブサイト「インテリジェンシア」。

裁判が終わったニッキとマロリーがこのサイトをチェックしている時、画面左上にはクックヴィルの地図が掲載されています。

このクックヴィルという土地はこれまでのMCUで一度触れられており、ドラマ「ロキ」シーズン1の2話「変異体」において、シルヴィがリセットチャージを使い神聖時間軸を爆破し、分岐イベントを発生させていました。1999年にクックヴィルで何らかのイベントが発生した事がモニター上に表示されています。

©MARVEL,Disney

クックヴィルの再登場が単なる偶然なのか、何らかの伏線の兆候なのか、ここもチェックしておくべきポイントです。

また、インテリジェンシアはマーベル・コミックにおけるヴィランチームの名称であり、これ自体が今後なんらかの意味を持ってくる可能性があります。詳しくは先立って投稿した記事をご確認ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-she-hulk-intelligencia-ant-man-3-captain-america-4/”]

コミックのインテリジェンシアはサディアス・ロスを口説いてレッドハルクにしてしまいますが、ロス長官を演じていたウィリアム・ハートさんが2022年3月に亡くなられた為、コミックのプロットが維持されているかどうか判断が難しい局面になっています。


エピソード6の時点でまだ配信されていない予告映像としては、デアデビル、ジョシュとのデートシーン、シーハルクのレッドカーペット、フロッグマン、アボミネーションのサロン、ダメージコントロールの武装エージェントたちなどが残っています。実際の動画で確認したい方はRedditに投稿された未配信シーン集を御覧ください。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第7話は 2022年9月29日 配信予定です。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のランタイムが判明か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のハロウィーンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のランタイムが判明したと、TwitterアカウントのBSLが報じました。

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投稿によると最終的なランタイムは52分37秒になったとの事で、以前に報じられていた約30分との情報からはかなり拡張されたようです。

クリスマスシーズンのスペシャルドラマとして配信の準備が進められている「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」のジェームズ・ガン監督は以前に約40分になると明かしており、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」と「ガーディアンズ」は来年以降も続くかもしれないスペシャルドラマのランタイムの目安となっていくかもしれません。

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のチャーリー・コックスさんが作品の継続性について再度言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」の主演を務めるチャーリー・コックスさんが、海外メディア ScreenRant(Youtube)とのインタビューの中で、Netflix版との継続性について言及しました。

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チャーリー・コックスさんは「どうでしょうね。でも僕の直感では、ボーンアゲインいう番組名と、ケヴィン(・ファイギ)がシーズン4ではなく、シーズン1だと話していることから、これは全く新しい契約なんだ、と思っているんですけどね。」と新しいものになるとの考えを明かしました。

コックスさんは以前の ExtraTV とのインタビューでも、まだ脚本を見ていないと前置きしつつ、「これは新しい始まりで、今までのシリーズとは違います、まったく違うものになるという感覚です。新しい物語、新しいアイディアが生まれそうです。」と語っていました。

また、ヴィンセント・ドノフリオさん演じるキングピンとの再会について質問されると、「僕の親愛なる友人であり宿敵だ」と評しつつ、「将来、どこかの時点で、僕がニューヨークに行き、職場に来て、衣装を着て、彼とセットで歩く日が来るでしょう、そしてそれは記念すべき日になると思います。想像しただけで感無量です。シーズン3の最後に撮影したシーン以来、大きな戦いと感情的な対話のシーンは、それ以来一緒に撮影現場に行っていません。だから、6年ぶりにあの素敵な俳優とセットで、このキャラクターたちの奥深くに戻って、素晴らしい物語を作る瞬間が待ち遠しいですよ。」とコメントしました。

本作はNetflixで制作されたマーベルドラマを継承する初の作品で、主人公デアデビルと宿敵キングピンが以前と同じキャスティングになることが明かされています。しかしその他のキャスティングについては公表されておらず、どこまで維持されるのかは現状不明です。なお、撮影が来年5月から始まると報じられています。

物語に関してはチャーリー・コックスさんやケヴィン・ファイギ社長がいうように、やはり新しく「生まれ変わる」との事で、Netflix版の物語の一部、あるいは全てが一旦白紙になる可能性が高いようです。

デアデビルは今後一ヶ月以内にドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」に登場するはずですが、そこで何らかのヒントが得られるのでしょうか?

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」のエミリア・クラークさんが舞台裏写真を共有

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するエミリア・クラークさんが、自身のInstagramにてドラマ制作の舞台裏写真を公開しました。

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エミリア・クラークさんは数点の写真とともに「うちの子は天使のように見えますが、カメラに映りたがるあまり、セットを破壊するところでした。そして、その上にフンをしました。」とコメントを添えて投稿。

エミリア・クラークさんの役割について以前報じられたこともありますが、実際に本作で何の役を演じるのかは公表されておらず、セットのキャスト用チェアにも役名ではなく本名が書かれているなど、ネタバレ対策が施されているようです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」監督が意味深投稿でシーズン2を示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督が意味深な投稿をしている事が話題になっています。ミズ・マーベルはフェーズ4の新キャラクターの中で次の作品が公式に判明している数少ないメインキャラクターですが、監督はさらにその先を示唆しているのかもしれません。

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アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督は「MCUで過ごした時間を思い出していました、シーズン2の準備は出来ていますか?」とコメントを添えてビデオを投稿。

動画の中でエル・アルビ監督は「私たちは、コミックの内容に敬意を払おうとしました。コミックでは、カマラ・カーンは突然、自分がスーパーパワーを持っていることを発見し、キャプテン・マーベルの大ファンです。」と述べ、ファラー監督は 「コミックを読んだとき、とても色鮮やかで、活気に満ちていて、私たちはそれを翻訳したいと思いました。」とコメントしています。

最後にエル・アルビ監督は「彼女はまだキャプテン・マーベルの超大ファンです。この強い女性スーパーヒーローになりたいと思っていますが、決してなれないと感じています。なぜなら、彼女の頭の中では、彼女はジャージー出身の茶色の女の子に過ぎず、ジャージー出身の茶色の女の子はスーパーヒーローにならない、世界を救えない、と思っているからです。」と締めくくりました。

先日は「ミズ・マーベル」シーズン2の計画の動きが報じられており、今回の事をあわせてシーズン2制作の可能性はかなり高いのかもしれません。

ただし、ミズ・マーベルはキャプテン・マーベルやモニカ・ランボーと共に映画「ザ・マーベルズ」で一旦宇宙の問題に対処しなければならず、シーズン2はその後の物語になると見られています。また、アベンジャーズ映画とシーズン2どちらが前後になるかは不明で、そのあたりも今後の情報に注目となります。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

【噂話】ドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」、ジェシカ・ジョーンズの登場はキャンセルされ、パニッシャーが登場するという

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」はNetflixドラマ「デアデビル」を基に新たに制作され、ディズニープラスで配信される事で注目を集めています。その本作ではNetflixのディフェンダーズシリーズのキャラクターが多数投入されると見られている中、ジェシカ・ジョーンズの登場がなくなった事と、代わりにパニッシャーが登場する事が報じられ、話題になっています。

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The Geeks Worldwide のスクーパー KC Walsh 氏は Twitterで「ボーンアゲイン」にエコーが登場するという噂を否定しつつ、「私はこれについて否定していたことを知っていますが、スケジュールの競合のためにジェシカ・ジョーンズが持っていたという噂の役割を引き受けて、別の人気キャラクターも登場するようです。」と述べました。

また、Cape Time ポッドキャストのホストであるトム・スミス 氏は、「基本的にボーンアゲインはNetflixのキャラクターをメインストリームに再紹介しており、リッターを持ち込む予定でしたが、ボーンアゲインのスケジュールと競合問題があります。そのため、彼らはその役割を果たすために別のNetflixスターが必要でした。ジョン・バーンサルです。リッターがカメオ出演しても驚きませんが。」と投稿しています。

さらに、Murphy’s Multiverse のスクーパーであるチャールズ・マーフィー 氏は、聞いただけで確認は出来ていないと念を押しつつも、「リッターがエコーやボーンアゲインに参加にブレーキをかけています。バーンサルの名前が出てきた理由はこれでしょう」とツイートしました。補足として別のツイートで、「元々ジェシカ・ジョーンズはシーハルクで紹介され、次にエコーで紹介され、その後デアデビルで紹介されるという噂がありました。しかしこれらは結局中止されました。ジョン・バーンサルが代わりになるとして、エコーで何かを撮影したとは思っていません。」と述べています。

MCU版のデアデビルで実際に誰が紹介されるかはまだ公式には発表されておらず、Netflixからの仲間として誰を連れてくるのか、今後の情報には注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、グリフィン・マシューズさんが今後のルークについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」でルーク・ジェイコブソンを演じた俳優のグリフィン・マシューズさんが、海外メディア ABC13ヒューストン とのインタビューで、本作に参加した心境と、今後のルークについて語りました。

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マシューズさんはインタビューの中で「ええと、そうですね。決まった時はただ叫びました。つまり、何が面白いかというと、実はオーディションを受けるとき、何が起こっているのか知らなかったんです。彼らはすべてをとてもとても秘密にしています。だから、『あなたの役を発表する』って言われるまで、ワクワクしていませんでした。」とオーディション当時を振り返りました。

そしてさらに「『グリフィン、何も言うなよ』と言われたようでした。私が言えることは、ルーク・ジェイコブソンは本当に面白いということ。そして、ルークのユーモアを見てもらうのが楽しみなんです。ルークはエピソード5とそれ以降で大混乱を引き起こすでしょう」と、今後のルークについて示唆しました。

ルーク・ジェイコブソンは超人相手にビジネスを展開するスーパーデザイナーとして先週配信の「シーハルク」のエピソード5に登場しました。

誰も彼もがコスチュームを自作出来るわけではない事を考えると、ルークの存在は今後のアベンジャーズにとっても重要な存在となるかもしれません。MCUではトニー・スタークが亡くなり、S.H.I.E.L.D.も崩壊し、ブルース・バナーは宇宙に行き、シュリはワカンダで手一杯な状態で、衣装開発をできそうな人材で残されているのはピム博士ぐらいになっているのが現状です。

「シーハルク」では残りのエピソードにも登場する機会が残っているようですが、MCU全体にも影響を及ぼしていくのか、今後のルーク・ジェイコブソンには注目となりそうです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2022年9月22日 配信予定です。

ソース:Prepare to meet Luke Jacobson in “She-Hulk: Attorney at Law”

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の新たな予告がすぐに来ると監督が明かす

先日開催された D23 Expo 2022 で公開されたディズニープラスのハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の新たな予告について、監督がSNS上で示唆しました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)として制作されている本作は、狼男である主人公ジャック・ラッセルとモンスターハンターたちとの戦いを描くといいます。

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SNS上で「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のもっと別の予告も見たいという声にたいして、マイケル・ジアッキーノ監督は短く「Soon!」と返信し、新たな予告が用意されている事を示唆しました。

米国で公開されている本作のあらすじは以下の通りです。

その時、リーダーの死をきっかけに、モンスターハンターの秘密結社が影から現れ、不気味なブラッドストーン・テンプルに集まった。リーダーの死を悼む奇妙で不気味な雰囲気の中、参加者たちは強力な遺物をめぐる謎の死闘に巻き込まれ、ついには危険なモンスターに直面してしまう。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は「ドクター・ストレンジ」や「スパイダーマン:ホームカミング」シリーズの楽曲を担当したマイケル・ジアッキーノ監督作品で、脚本を「ワンダヴィジョン」のピーター・キャメロンさんと「ホークアイ」のヘザー・クインさんが担当。

主人公の狼男ジャック・ラッセルをガエル・ガルシア・ベルナルさんがが演じる他、ローラ・ドネリーさんがエルサ・ブラッドストーンを演じていると報じられています。

3月には本作にてブレイドが先行デビューするとも報じられていましたが、最近の報告によるとこの計画は見送られたとも言います。同じく登場の噂が報じられていたマンシングはファーストトレーラーの中で姿が確認されています。

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

【噂話】ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン2が計画中か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の第2シーズンに青信号が灯ったと、Twitterアカウント The Marvels Updates が報じました。ディズニープラスでデビューしたミズ・マーベル/カマラ・カーンは2023年公開の映画「ザ・マーベルズ」に登場する事が公式発表されています。

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情報は有名スクーパーのDanielRPK氏からのものという事で、ディズニープラスの「ミズ・マーベル」シーズン2にゴーサインが出ていると言うもの。

リリース時期などは不明で、2024年夏までのフェーズ5に割り込んで来るのか、それ以降のフェーズ6や7までお預けとなるのか、現状では一切わかっていません。

ミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じるイマン・ヴェラーニさんとアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督は、シーズン2があればロックジョーを登場させたいと以前のインタビューで語っていました。

うまくいけばシーズン2への布石が映画「ザ・マーベルズ」の中で発見出来るかもしれません。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画「ザ・マーベルズ」は 2023年7月28日 米国公開予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、5話のチェックポイント

2022年9月15日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード5「Mean, Green, and Straight Poured into These Jeans(邦題:ノリノリ、緑、デニムの着こなしバッチリ)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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シーハルクの商標の裏話

今回のエピソードはシーハルクの商標がテーマになっていますが、もともとシーハルクは商標がきっかけで誕生したキャラクターでした。

1977年にドラマ「ザ・インクレディブル・ハルク」がテレビで放映され大ヒットし、1979年には3シーズン目が放映されていました。当時のスタン・リー氏はこのヒットの裏で、ひとつの心配事を抱えていました。

ドラマのプロデューサーだったケネス・ジョンソン氏が当時ABCで「The Six Million Dollar Man(邦題:600万ドルの男)」を制作した後、スピンオフ「The Bionic Woman(邦題:地上最強の美女バイオニック・ジェミー)」をユニバーサルで制作し、権利で揉めていました。

スタン・リー氏及びマーベル側は同様の事が起こるのではないかとの懸念の元、1979年に「サベージ・シーハルク」のコミックを出版し、先に女性版ハルクを公式にデビューさせたという経緯があります。この事は「シーハルク」英語wikiの出版歴の最初の一節に掲載されています。

ちょっとした大人の事情で誕生したシーハルクでしたが、誕生から約40年を経て、現在このエピソードが逆にドラマ内でいじられています。

ポッドキャスト

ジェニファーが車の中で聞いているポッドキャストは「Law360」。これは実在する米国の法律系ニュースサービスで、これを利用する弁護士が多いのは当然のこと。

タイアニアはジェニファーもこれを利用しているとの思惑から、ポッドキャストのスポンサーになり、ジェニファーへのマウントを取り始めていました。

本作の配信前のインタビューで、タイアニアを演じるジャミーラ・ジャミルさんは、ソーシャルメディアを武器とするタイアニアはMCU史上最も迷惑な存在になると話しており、今回のエピソードでその意味がわかり始めます。

シーハルクbyタイタニア

タイアニアがプロデュースしたヘルスケアシリーズ「シーハルク」のCMが挿入され、タイトルロゴも乗っ取られています。

ジェニファーとニッキはタイタニアの交流イベント会場に。そこで見たのは「ヘビ毒入り リップグロス」。「ヘビ油みたいなインチキ商品」と批判していますが、米国では「snake oil」は「インチキ」の意味で使用されています。

この背景には中国の伝統薬であるスネークオイルが「中国生息の水蛇」から取ったオイルだったものに対して、アメリカ人が「アメリカ生息のガラガラヘビ」から取ったオイルを販売し、何の効果もなかったという歴史的事実があります。これが発端となり、スネークオイル=インチキという図式がアメリカで定着してしまったそうです。

日本のガマの油みたいに原料の品種がわかる命名であれば、このような誤解は生まれなかったかもしれません。

アイアンマンスリーズ

2話に小さな広告として、3話には動画サイトのレビュー動画のサムネとして登場していたアイアンマンスリーズという靴が、物語に絡んできました。パグはこの靴を履く用と見る用の2種類欲しがっており、ニッキに一緒に並んでくれるように頼みます。

アロンゾという名のブローカーからこの情報を聞きつけたというパグに、ニッキはシーハルクのコスチュームを作れる人物の紹介を条件に取引しています。

マーベルコミックには元編集長のアクセル・アロンゾさんがいる他、マーベル・スタジオの元副社長で現在はフィジカル、ポストプロダクション、VFX、およびアニメーションのトップを務めるヴィクトリア・アロンゾさんと二名の重要なアロンゾさんが存在し、この姿のないブローカーの名前に使用されているようです。

まがい物

アロンゾから紹介された店に行ったニッキとパグ。しかしそこにあるのはタピオカドリンクの店でした。今週の無料コミックはこの画面のQRコードで公式サイトへジャンプし、2005年のコミック「シーハルク #10」が読めます。

アロンゾからの紹介と告げる事で裏口へと案内された二人、そこには「アビンジャーズ」や「アボンジャーズ」などのコピー商品が大量に陳列されていました。同じイラストでアビンジャーズとアボンジャーズのロゴがつくなど、コピーのコピーというカオスな状態にもなっていましたが、このまがい物を買う事を条件に真のクリエイターの情報を聞き出します。

パグはこれらの商品を意外と気に入った様子。なお、これらの一部はエンディング中のアートにも描かれており、裁判の証拠として使われているようなシーンになっています。

©MARVEL,Disney

そして、今回のエピソード配信後からAvengers公式ツイッターがAvongersに変更されています。もとに戻される時期は不明です。

ヒーロー向けのスーツを制作しているというルーク・ジェイコブソンのもとへ向かった二人。追い返されそうになったところを「クライアントはアベンジャーズ」とハッタリをかましつつ、なんとか約束を取り付けました。

マロリー・ブック

シーハルクの商標権を巡る裁判で被告ジェニファー・ウォルターズの弁護をするのは3話に登場したマロリー・ブック。

マロリーは3話の記事でも紹介したように、コミックにおける常勝弁護士。ジェンとは仕事のライバルであり、頼れる仲間でもあります。最新コミックシリーズではマロリーはGLK&Hをやめて独立しており、アベンジャーズを廃業したジェニファー・ウォルターズを雇ってくれています。

コミックと同様にMCU版も有能弁護士なようで、最初の審理から隙を見せずに攻める姿勢が印象的でした。

ルーク・ジェイコブソン

デザイナーのルーク・ジェイコブソンはコミックにも登場する人物。コミックのルークもファッション関係のキャラクターですが、MCU版は「いかにも」なヴィジュアルと仕草になっていました。コミック公式キャラクターページはこちら(英語)。

©MARVEL,Disney

コミックではフロッグマンにスーツを提供した事があり、本ドラマの予告にフロッグマンらしきキャラクターが登場している事から、彼らの間に何らかの交流シーンが後のエピソードで描かれるかもしれません。

ヒーローコスチュームの仕立て問題

ヒーローがコスチュームをどうやって用意するかは、意外と大事な問題。

自作していたトニー・スタークやS.H.I.E.L.D.やワカンダといった所属組織から支給されるヒーローもいれば、魔法や超自然的パワーで召喚のように呼び出すソーやワンダ、ムーンナイトのようなキャラクターも。

そんな中、フェーズ4でスーパーパワーのない一般人からの衣装提供を受けたのは、ラーパーズに作ってもらったホークアイとケイト・ビショップ、母に作ってもらったミズ・マーベルに続いての今回のシーハルクでしょうか。

もっともシーハルクの場合はルークが天才デザイナーでヒーロー相手にビジネスをしているという事もあり、ホークアイやケイト・ビショップの衣装より性能が優れている可能性はかなり高そうです。ミズ・マーベルの衣装は母ムニーバが制作しましたが、素材としてレッドダガーから提供された特別なものが使われているため、その性能は未知数です。

シーハルクの能力に対応したスーツを用意しようとするルークは耐火性について触れていますが、ルークがファンタスティック・フォーのヒューマントーチのスーツを作っていたりするのでしょうか?もっともコミックの場合はファンタスティック・フォーのリーダーであるミスター・ファンタスティックがメンバーのスーツを制作している他、自身のスーツに伸縮自在を可能とする「Unstable Molecules(不安定分子)」を使い、同様の素材のスーツをシーハルクにも提供しています。

MCU版では「伸縮自在のウール」を使って、最初のシーハルクのコスチュームが作られることになりました。

裁判の終わり

事務所に戻ったジェニファー達はデート相手のトッドと再会したことで、彼らが強力な証拠となる事を思いつきます。裁判が再開し、マロリーはシーハルクの「Matcher」のプロフィールを一読、エピソードタイトル回収をしつつ、証拠となるデート相手の男たちからの証言を聞き始めます。

自身を傷つけながらの証言はかつて3話でブコウスキーの裁判でも同様の事が行われていました。被告の名誉を傷つけながらも勝ちを取りに行くやり方は、ブコウスキーに対する個人的感情ではなく、ジェンのポリシーに基づいたものだった事がここで描かれています。

デート相手たちの証言が決め手になり、裁判は勝利。ヒーローの名前を勝手に商品化してはいけないという前例が生まれることになりました。

ところで過去作品にはヒーローたちが商品化されたものが作中でいくつか紹介されています。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではベン&ジェリーズのコラボアイスが出ていると、ドクター・ストレンジとウォンによるトニーとブルースへのインフィニティ・ストーン説明シーンで判明しています。

©MARVEL,Disney

また、「ミズ・マーベル」で開催されていたアベンジャーコンではアベンジャーズ公式(?)グッズが大量に陳列されていました。

そもそもアベンジャーズの権利をニック・フューリーあるいはS.H.I.E.L.D.が所有していたのかは不明で、しかもどちらもMCUの表舞台から退場しています。現在これらの権利を保有しているのはスターク・インダストリーズあたりが妥当な所なのでしょうか?

新コスチューム

マロリーとの祝杯をあげ、二人の関係は一歩前進。コミック同様良きライバルになっていきそうな気配です。

その後スーツを受け取りに行くと、ビジネス兼用スーツに加えておまけのスーツも一着くれたルーク。今回は試着室の外からの映像でスーツ姿はお預けとなりました。

コミックでも様々なコスチュームをまとってきたシーハルク。ゲームやフィギュアによく採用される人気のものは、昔の女子プロレスラーのようなハイレグ衣装。

©MARVEL,Disney

と、コミックバージョンを紹介したものの、MCU版はファーストトレーラーでしっかりと映っているため、ネタバレも何もありません。忘れてしまっている方はファーストトレーラーを確認するもよし、来週以降を楽しみにするもよしです。

そしてデアデビルのマスクをちら見せして、今回のエピソードは終了。

ご満悦のパグと興味津々のホリウェイ

今回はミッドクレジットシーンがありませんでした。

クレジット中のアートではアイアンマンスリーズをゲットしてご満悦のパグの姿が。なお、背景に並ぶ靴はMCUに登場していないキャラクターを含むマーベルキャラをもとにしたデザインになっています。

©MARVEL,Disney

sideshow.comによる全シューズのリストは以下のとおりです。

  • アイアンマン
  • サイクロップス
  • リープ・フロッグ
  • デッドプール
  • ケーブル
  • ムーンナイト
  • キャプテン・マーベル
  • ブラックパンサー
  • スパイダーマン
  • ホークアイ
  • キャプテン・アメリカ
  • シング
  • ゴーストライダー
  • ファルコン
  • ハルク
  • エレクトロ
  • ネイモア
  • ジャガーノート
  • ドクター・ストレンジ
  • ノヴァ
  • グリーンゴブリン
  • ミズ・マーベル
  • クズリ
  • シルバーサーファー
  • ソー
  • ヴィジョン
  • スピードボール

そして、物語中盤でホリウェイがビルボードで見たというヒップアップスムージーをこっそり試している姿もアートで描かれています。ジェニファーに苦言を呈していた割に、ちゃっかりと大量購入して試しているようです。

©MARVEL,Disney


ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2022年9月22日 配信予定です。