ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、パティ・ルポーンさんがマーベルに怒られてしまう

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に出演するパティ・ルポーンさんが、いくつかのインタビューにて喋りすぎてマーベルから警告を受けてしまったと明かしました。

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海外メディア VanitFair のポッドキャストに出演したルポーンさんは番組の中で次のように話しています。

「こないだは少しトラブルがありました。マーベルのセキュリティから『パティ!もう喋らないで!』って電話があったの(笑)」と過去のインタビューにて役名内容の一部を話してしまった件について警告されたと明かしました。

そして「私の熱意が伝わったのか、親切に対応してくれたわ。」とそれ以上はお咎めがなかった事も付け加えました。

Entertainment Weekly のインタビューによると、パティ・ルポーンさんは「アガサ:カヴン・オブ・カオス」出演にあたって、MCUに詳しくなかった事から前作にあたる「ワンダヴィジョン」を2回見たとも語りつつ、「まだ分からない事が多い」とコメントしています。さらに関連コミックも読むなど、役作りにあたっての熱量が確かに高い事が判明しています。

かつてのMCUではハルク役のマーク・ラファロさんがネタバレ王として、スパイダーマン役のトム・ホランドさんがネタバレ王子としてその異名を轟かせていましたが、パティ・ルポーンさんはネタバレ女王として今後も何かを話してしまうのか、それとも今回あったという警告を期に大人しくなってしまうのか、今後の彼女の発言には注目となりそうです。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

エリザベス・オルセンさんが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に問題があった事を認める

マーベル・スタジオが制作したドラマ「ワンダヴィジョン」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、海外メディア VanityFair とのインタビューの中で、ドクター・ストレンジ2作目映画の制作の際に問題があった事を認めました。

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数ヶ月に渡る憶測の末に、エリザベス・オルセンさんは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本家が「ワンダヴィジョン」を見ていなかった事を認めています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」では、「ワンダヴィジョン」と同じような物語を描いているんです。悲しみや喪失に対処する同じようなストーリー。ふと、「マルチバース・オブ・マッドネス」を書いた作家たちに『「ワンダヴィジョン」で何をやっているか知ってます?ご覧になりました?』と聞いてみたんです。すると「まだ終わってないから、見てないよ」と言われたんです。

そして、同じような話をもう一度演じなくてはならない事について、オルセンさんは次のように対処したと明かしました。

結局、私自身が興味を持てるように、そしてもしかするとお客さんのためにも、同じテーマであってもきちんと挑戦しなくてはいけない。試行錯誤して違う視点から演じたからこそ、繰り返しは避けられたと思っています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」もヒットしたMCU映画のひとつですが、その中にある最大の批判ポイントは「ワンダヴィジョン」の9話にわたって描かれた救済の物語がなかったかのように、想像以上に残忍なヴィランとしてワンダが戻ってきた事でした。

当ブログでも映画公開後間もなくに「なぜワンダはあんな事になったのか」として考察し、ダークホールドのせいだろうという事で結論づけましたが、映画の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんもその後のインタビューにてダークホールドのせいであると指摘し、彼女の持つトラウマがダークホールドの餌食になってしまったと説明しました。また、パンデミックによる作品の公開順の変更が脚本制作に影響したことも明かしています。

ウォルドロンさんは映画公開後、批判に対して様々な説明をしてきましたが、今回エリザベス・オルセンさんによって明かされたように結局は「ワンダヴィジョン」を見ていなかったという事に尽きるようです。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でのワンダは「ワンダヴィジョン」を見た視聴者からも、未視聴の観客からも理解出来ない存在として登場しました。ダークホールドがいかにしてワンダを闇堕ちさせたかを描いていれば納得の行く物語になったかもしれませんが、映画開始の数分でワンダがヴィランである事が判明し、その後はジェットコースターのような展開で有無を言わせない作りになっているのはサム・ライミ監督の手腕といった所でしょうか。そのライミ監督も海外メディア Rolling Stone とのインタビューで「ワンダヴィジョンを全ては見ていません。重要だと言われたシーンをいくつか見ただけです。」と応えている他、MCU映画も4、5本しか見たことがない事を明かしています。

つまる所、ファンが不満に思っていた部分は「ワンダヴィジョン」と「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の間でうまくバトンが渡されていない事が原因でした。

マーベル・スタジオ及びディズニーは秘密を守るために制作チーム間での情報共有も制限しているという話もありますが、先日も「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズと「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」での矛盾が明るみに出たばかり。同様の問題を再発させないよう、今後のチーム間での情報制限には見直しが必要かもしれません。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんは「ロキ」を執筆しファンから評価され、映画公開前は巨匠監督とのタッグということもあってかなり期待されていました。しかし公開後は主にワンダに関する問題で批判を浴びました。

現在、ウォルドロンさんは2026年公開予定の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の脚本担当として設定されていますが、マーベル・スタジオはこの1ヶ月前後で3本の作品の脚本家を変更しており、起用戦略を変えたとも報じられています。

そして、ワンダを演じたエリザベス・オルセンさんは今後のワンダに「今度こそ救いを与えたい」と別のインタビューでコメントしています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ワンダーマン」はストの影響を受けず撮影続行中、最初のあらすじが報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」の最初のあらすじを、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。本シリーズはコミック版にインスパイアされた物語になると言います。

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THRはディズニーによる公式発表がないこのプロジェクトの最初のあらすじについて、「このシリーズは、映画で大成功しようとするハリウッドのスタントマンと俳優を中心に、エンターテインメント業界に対するスーパーヒーローの視点を提供します。」と言います。

コミックのワンダーマンがハリウッドで働き、映画出演する物語があった事が今回のドラマにも影響しているようです。

THRの記事は「ブレイド」の制作が中断されている事を告げる記事であり、「ワンダーマン」の撮影が継続して行われている事が皮肉として書かれています。

一ヶ月ほど前には「アイアンマン3」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」でトレヴァー・スラッタリーを演じたベン・キングズレーさんの姿が撮影現場で目撃されています。トレヴァーも役者を生業とするキャラクターであり、「ワンダーマン」の中で俳優として活動するトレヴァーの姿を見られるのかもしれません。

ドラマ「ワンダーマン」のディズニープラス配信時期が報じられたことがありますが、現在の所、公式情報としては何もありません。

ソース:Marvel Hits Pause on ‘Blade’ Due to Writers Strike (Exclusive)

ドラマ「シークレット・インベージョン」、オリヴィア・コールマンさんが感じたただ一つの残念な事

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の主演を務めるサミュエル・L・ジャクソンさんが、海外メディア Empire とのインタビューに応じた中で、共演のオリヴィア・コールマンさんががっかりしていた点について明かしました。

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サミュエル・L・ジャクソンさんはインタビューの中で、共演者のオリヴィア・コールマンさんが本作についてがっかりしていた事があるとして次のように語りました。

コールマンががっかりしていたのは、せっかくスーパーヒーローの世界に足を踏み入れたのに、彼女のキャラクターにスーパーパワーがなかったということです。彼女は「何かに噛まれたり、何かの水槽に落ちたりできないの?」と何度も聞いていたよ。彼らはその度に「そんな話じゃありません」と答えていた。

コールマンさんは以前の別のインタビューにてマーベルのファンだった事を明かし、エージェントに「スーパーヒーローになりたい」と何度も言って、仕事を取ってくるようずっと依頼していたとも話していました。

コールマンさんは憧れのマーベル作品に参加できたことで現場でも終始興奮していたそうですが、一方でサミュエル・L・ジャクソンさんも昔からコールマンさんのファンだったと語り、「共演出来る日が来るなんて、なんという幸運だろう」とコメントしました。

コールマンさんは本作でMI6の特別捜査官ソーニャ・ファルスワースを演じるとされており、フューリーとは敵対する立場にあると報じられています。

残念ながらソーニャはオリヴィア・コールマンさんが望んでいたようなスーパーパワーを持っていないキャラクターのようですが、コミックファンが気になっている点もあります。

ソーニャ・ファルスワースはコミックに存在しないMCUのオリジナルキャラとなっていますが、ファルスワースという姓は既にMCUにも登場しています。

映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」にはジェームズ・モンゴメリー・ファルスワースが登場し、スティーブ・ロジャースと共にH.Y.D.R.A.と戦うハウリングコマンドーズの一員でした。

コミックのファルスワース家は代々ユニオンジャックと言う名のヒーローとして活動している事から、コールマンさんのキャスティングの際にもユニオンジャックを演じるのではないかと噂されていましたが、後にそうではないとも報じられました。

ドラマの配信が始まっていない現時点でソーニャの今後を予測する事は困難ですが、もしも「シークレット・インベージョン」内で退場する事がなければ、いずれコールマンさんの希望どおり、ソーニャに何かしらのパワーが与えられる日が来るかもしれません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Samuel L Jackson Fanboyed Over Olivia Colman On Secret Invasion: ‘I Thought, How Lucky Can I Be?’ – Exclusive

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、Netflix版とは異なるとキングピン役が語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中でMCUとNetflix版の違いについて言及しました。

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2021年のドラマ「ホークアイ」でキングピン/ウィルソン・フィスクは元々Netflix版のドラマ「デアデビル」にてドノフリオさんが演じていたキャラクターでした。

Netflix版とMCU版の関連性についてマーベルは公式なコメントを出していませんが、ファンが気になるこの問題についてドノフリオさんは次のような持論を展開しました。

「これは間違いなく新しい番組です。Netflixの番組とは違いますね。つまり、私が言えることは、チャーリー(コックス)と私は退屈していないということです。とても楽しい時間を過ごしています。素晴らしいキャストが揃っているし、他のみんなも楽しんでいると思っています。チャーリーは僕の大好きな人の一人で、彼は毎日、この役をやり遂げる覚悟でここに来ているし、僕もこの役に完全にハマっているから、同じ理由でここにいるんです。」

さらに本作の舞台裏について、「私たちは本当に、ただ作品を届けるだけなんです。でも、大変な作業ですよ。チャーリーは、スタントやその他をこなさなければならないので、常にトレーニングをして、様々なことを学んでいるので、とても素晴らしい。でも、シーンは最高だよ。具体的なことは避けたいけど、違う番組だし、違う番組のように感じるとしか言いようがありません。」とコメントしました。

ドノフリオさんはNetflix版とMCU版がまったく違うと肌で感じているようで、具体的に言えないという部分は脚本の面でもそう感じるシーンが含まれているのかもしれません。とは言え撮影クルーは大幅に異なるわけで、違いを感じるのも当然といえば当然な事です。

以前には二人の俳優がNetflix版から戻らないとも報じられていますが、一方でデアデビル役のチャーリー・コックスさんとキングピン役のヴィンセント・ドノフリオ以外にも帰ってくるキャラクターがいる可能性が注目されています。

なお、「ボーン・アゲイン」の撮影が予定されているシルバーカップイーストにはWGAストライキのためにピケが貼られており、撮影を中断中との事。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Vincent D’Onofrio on Daredevil: Born Again Tone: “It’s Not the Netflix Show” (Exclusive)

ドラマ「シークレット・インベージョン」、ドン・チードルさんがローディの役割について語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するドン・チードルさんが海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、本作におけるローディの役割について明かしました。

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2008年の「アイアンマン」で空軍中佐として登場したジェームズ・ローズですが、ドン・チードルさんは「シークレット・インベージョン」のローディが「大統領の右腕」になっていると再度説明しました。そして、ホワイトハウスの安全管理局と協力しながら、大統領への脅威を特定し、封じ込める任務にあたっていると言います。

そして、ローディとフューリーの立場の違いについて「この作品では、ローディはフューリーと直接対立するわけではありませんが、フューリーと反対の立場にいることを発見します。」と説明しました。

また、これまでのMCU作品とは大きく異るという本作の特徴について「MCUが現実的にあり得る変化を物語っていると思います。この作品は、『ボーン・アイデンティティー』のような映画や、70年代の映画のようなトーンに近いですね。大がかりな特殊効果にこだわるのではなく、そこには陰謀が渦巻いている。陰謀やドラマ、スパイ活動や二重の裏切りに重きを置いているのです。そして、MCUができること、やり遂げることに完璧にフィットしていると今でも思っています。」とコメントしました。

スクラルの侵略に対してローディがどのような対策を講じるのかはドラマ本編でのお楽しみとなりますが、ローディが補佐するはずの大統領は何らかの理由でそう遠くないうちに退任する事になります。というのも過去にウィリアム・ハートさんが演じ、映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」からハリソン・フォードさんが演じる事になったサンダーボルト・ロスが新たな米国大統領になると報じられています。

大統領の交代はスクラルの影響によるものなのか、それともまた別の理由が絡むのかにも注目となります。

また、「シークレット・インベージョン」はドラマ「アーマーウォーズ」のきっかけを描くとも、以前のインタビューにて明かされています。

米マーベルは本作を「スパイスリラー」と称し、「現代のMCUを舞台にした『シークレット インベージョン』では、フューリーは、変身するスクラルの一派による地球への極秘侵攻を知ることになる。フューリーは、エヴェレット・ロス、マリア・ヒル、そして地球で生活を営むスクラルのタロスなどの同盟者と合流。彼らは、迫り来るスクラル侵略を阻止し、人類を救うために時間との戦いに挑む。」との概要を発表。

いったい、どのような物語が展開されていく事になるのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Don Cheadle acts with Samuel L. Jackson for the first time in Secret Invasion

ドラマ「エコー」配信日について新情報が報じられる

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」のリリースに関して、情報のアップデートがありました。2022年のサンディエゴ・コミコンで本作が2023年配信である事が発表されて以来、公式からの続報はありませんが、海外メディア The Cosmic Circus のリジー・ヒル編集長は新たな噂を共有しています。

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ヒル氏は「数日前の時点で、Echo はまだ今年後半にリリースされる予定と言われました。うまくいけば、それは変わりません。」と、「エコー」は年内配信の計画が維持されているとレポートしました。

当初は2023年夏の配信が予定されていた「エコー」ですが、「シークレット・インベージョン」と「ロキ」シーズン2がそれぞれ当初の計画から数ヶ月遅れている事が影響し、「エコー」もそれに併せて数ヶ月の遅延が見込まれています。

本作は2023年4月時点の噂でも11月配信予定とされており、先日の「ロキ」シーズン2のさらなる延期報道を加味しても、年内ギリギリの12月スタートになるのではないかと見られています。

「エコー」の主演を務めるアラクア・コックスさんは2022年8月に本作の撮影が終了した事を報告、以降、大きな再撮影の報告などもなく、編集作業自体は順調である事が予想されています。

ドラマ「エコー」は 2023年、ディズニープラスで配信予定です。

マーベル・スタジオは脚本家起用の戦略を変更していると言う

マーベル・スタジオが映画やドラマの脚本家を採用するプロセスについて、これまでと大きく戦略を変更していると、インサイダーのジェフ・スナイダー氏が報じています。以前には監督についての戦略変更が報道されましたが、最新の The Hot Mic ポッドキャストの中で脚本家についても同様の変更が行われていると言及しています。

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番組の中でスナイダー氏は「ここ数週間や数ヶ月でマーベルが脚本家にもっと多額の投資をしている事とに気づいた方もいるでしょう。今日だって、ニック・ピゾラットを『ブレイド』の新しい脚本家として雇ったというニュースがありました。ジョシュ・フリードマンもそうです、彼は『サラ・コナー・クロニクルズ』の脚本家で、界隈では大物の脚本家の一人です。マーベルは彼を『ファンタスティック・フォー』のために雇いました。また、『ビーフ』の制作者であるリー・ソン・ジンも、『サンダーボルツ』のために雇われました。」とここ最近の起用の傾向を指摘。

そして、「彼らはもう新人脚本家には頼らないという事でしょう。マーベルは大物の脚本家を求めています。彼らは脚本家に資金を充てる事にしています。」と述べています。

スナイダー氏は以前に監督の起用傾向についても同様に語っており、ケヴィン・ファイギ社長は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の制作においてサム・ライミ監督と仕事を共にした事で、確立されたベテランの才能を雇っていく事に熱心になっているとも報告していました。

マーベル・スタジオは特にフェーズ1からフェーズ3において、ルッソ兄弟監督やタイカ・ワイティティ監督、ジェームズ・ガン監督などを代表として、ほとんど商業映画のない監督や脚本家などの人材を採用し、成功させてきました。

しかしながら「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は「ロキ」のマイケル・ウォルドロンさんの脚本や、その後の「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のジェフ・ラヴネスさんの脚本も賛否両論となっており、彼らがアベンジャーズ5と6の脚本担当となっている事を懸念するファンも少なくありません。

スタジオがこの30日間で3人の脚本家を変更したことは、フェーズ5からのMCUをより安定させていくためと考えられ、既に進行中のプロジェクトの人材変更や、今後の作品に関する監督や脚本の起用にも影響すると見られています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督がヴィランについて「ただの悪人ではない」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア Empire とのインタビューの中で、本作のヴィランと作品と現実世界の関係性について語りました。

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「シークレット・インベージョン」について明かされている事は未だに少ない状態ですが、エミリア・クラークさんのインタビューによると、サミュエル・L・ジャクソンさん演じるニック・フューリーとベン・メンデルソーンさん演じるスクラル人のタロスの二人と、今回衝突するヴィランたちの間には果たされなかった約束があると言います。

監督は「誰がテロリストなのか、なぜテロリストなのか。特にここアメリカでは、私たちが善人で、彼らがテロリストだと言うのは簡単です。私にとって興味深いのは、『国家として、この人たちの出身環境にどのような影響を与えたのか』ということです。」と言います。

そして「グラヴィク(キングズリー・ベン=アディルさん演じるヴィランのスクラル人)は爆弾を持ったただの悪者ではありません。彼のストーリーと、彼がこの不平不満に至った経緯が、本作で明確に探求されます。」と述べ、「それは単に映画の歴史やノワールを参照するだけでなく、現代の私たちの時代を反映したものになっています。」と語りました。

本作のヴィランはサノスや征服者カーンのような究極のエゴイストではなく、敵対するに至るキャラクターたちの背景があり、そこが描かれていく事になるようです。

そして、本作のヴィランが単に変身する能力だけではない可能性が示唆されています。トレーラー映像においてグラヴィクはいくつかの能力を見せており、コミックにおけるスーパースクラルではないかと考えるファンも少なくありません。

彼らはいかにして争い始め、どのような結末を迎えることになるのか注目です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel’s Secret Invasion Is Inspired By The Third Man And The Searchers: ‘We Talked A Lot About Classic Espionage Noir’ – Exclusive Image

【噂話】ドラマ「ロキ」シーズン2は更に遅れる事になるだろうと報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の配信日について、海外メディア The Cosmic Circus がさらなる遅延の可能性を報じています。2023年の夏に配信されると公式発表されている本作ですが、最新の噂では9月配信になるだろうと言われていました。

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記事によると、ディズニーは「ロキ」シーズン2を9月配信から10月へと遅延させる事を検討し、実行される可能性が高いとの事。

海外メディア The Direct はこの延期について、全米脚本家組合によるストライキの影響で映画、ドラマ業界の脚本作業が停止している事から、ディズニーもまたこの影響を強く受けている事を指摘。既に撮影に入っている作品はともかくとして、プリプロダクションの状態にあった作品のほとんどは一時停止状態となり、今年後半以降の配信が予定されている作品のすべてが遅延する可能性が高くなります。

そのため、ディズニーはディズニープラス上の新作リリースのスケジュールに発生する空白期間をなるべく目立たなくするために、夏秋に配信の準備が進められている作品を少しずつ遅らせる事を検討しているのだろうと言います。

「ロキ」シーズン2を含むMCUのディズニープラス作品は2023年に入って以降、配信のペースを鈍化させており、2022年の夏のコミコンで発表されたスケジュールに比べて数ヶ月ずつ遅れています。

公式発表上は2023年夏の配信となっている本作ですが、2023年3月の時点でメビウス役のオーウェン・ウィルソンさんが9月配信になる事を示唆。同時期に米ディズニープラス上では本作が「2023 summer」から「Coming Soon」へと配信日が曖昧にされている事が判明しています。

「ロキ」シーズン2の配信日が実際にどうなるかは、もうしばらく忍耐強く待つ必要があるようです。

なお、「ロキ」の前に配信される「シークレット・インベージョン」が再び延期されるというレポートは今のところありません。

ソース:Exclusive: Update on ‘Loki’ Season 2 Release Window