ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」よりキングピンの妻の初見が明らかに

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル・ボーン・アゲイン」の撮影現場より、サンドリーヌ・ホルトさんの姿が目撃されています。ホルトさんはキングピン/ウィルソン・フィスクの恋人であり後の妻になるヴァネッサ・マリアンナ、後のヴァネッサ・フィスクを演じると過去に報じられています。

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ヴァネッサはNetflix版ではアイェレット・ゾラーさんが演じていましたが、MCU版ではサンドリーヌ・ホルトさんにリキャストされていると報じられています。

ホルトさんが着用している衣服がドラマ用の衣装なのか、個人的な私服であるかは分かっていません。ただし、同じタイミングで目撃されたヴィンセント・ドノフリオさん演じるキングピンは小物等からドラマ用の衣装と見られています。

MCUがNetflix版をどの程度引き継いでいるのかは不明で、Netflixでのヴァネッサは警察に逮捕された所で終わっています。

Netflix版のファンが最も気になる「正史なのかどうか」問題について、ヴィンセント・ドノフリオさんは「MCUとNetflix版は異なる」との見解を示していますが、MCUのヴァネッサの設定はそれを読み解く鍵の一つになると考えられ、今後の情報には要注目です。

現在、「ボーン・アゲイン」はストライキの影響を受けて一旦撮影を中断中。再開の目処は報告されていません。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

米ディズニープラスが一部コンテンツの削除を発表

ウォルト・ディズニー社がストリーミングサービス「ディズニープラス」から、一部のコンテンツを削除する計画である事を発表し、多くの海外メディアが報じています。先日行われた、ディズニーの第2四半期決算報告で、CFO(最高財務責任者)のクリスティン・マッカーシー氏は、コストを削減し、質の高いコンテンツのキュレーションに集中するために、ディズニープラスからいくつかの作品を削除すると言います。

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記事執筆時点(2023年5月15日時点)で、削除対象のコンテンツがどれになるのか、具体的には発表されていません。

今回のニュースに先駆けて、ボブ・アイガーCEOも少し前にいくつかの作品をディズニープラスから外す可能性をほのめかしていました。コンテンツを削除することによって、15億ドルから18億ドルに及ぶ減損損失を吸収する必要があり、海外メディア The Wrap が報じたように、ディズニーの第3四半期に現れると予想されるという点で異なっています。

この戦略は、昨年HBO Maxから自社のオリジナルコンテンツを削除したワーナー・ブラザース・ディスカバリーと同じもので、ワーナーのように、ディズニーは新たに削除される作品を税務上の償却資産として分類できる可能性があります。

海外メディア The Direct はマーベル作品がこの対象になる事はないだろうと指摘。MCUはディズニープラスで最も視聴率の高いコンテンツのひとつであり、同じく高品質の「スター・ウオーズ」シリーズと比べてもそちらが新たな劇場用映画が制作されない事などを理由に、収益上は次元の違うコンテンツだと考えられています。

また、昨今は「デアデビル」に代表される他社製のマーベル作品をMCUに取り込んでいく傾向がみられるため、現在配信されているNetflix制作のマーベルドラマを含む過去の競合他社作品についてもしばらく削除される事はないだろうと言います。

とは言えこれらに関してはあくまでメディア予想の範囲であり、実際にどうなるかは不明です。マーベル作品かそうでないかに関わらず、見ようと思っているコンテンツはお気に入りにとどめておくのではなく、なるべく早くに視聴してしまうのが懸命なようです。

ディズニーは現地時間の5月16日(火)に、アップフロント・プレゼンテーションを計画しており、ストリーミングに関する次の計画等が明らかになるかもしれません。

ソース:Disney+ Announces Removal of Content: Will Marvel Movies & Shows Get Dropped?

ドラマ「ヴィジョンクエスト」の配信予定時期が明らかに

マーベル・スタジオが開発していると噂されているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」の配信時期が明らかになりました。この情報は「ワンダヴィジョン」、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、そして「ヴィジョンクエスト」の脚本、そしてショーランナーを務めるジャック・シェイファーさんの公開履歴書より明らかになりました。

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全米脚本家組合(WGA)の氏のプロフィールページによると、「ヴィジョンクエスト」は2024年から2025年にかけての配信が予定されているようです。

また、ここでは「ヴィジョンクエスト」が「ワンダヴィジョン」と同じく「Drama」として分類されており、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は「Comedy」として制作されている事もわかります。

2024-2025という表記の場合、アメリカでのテレビ的には通常2024年7月から2025年6月までを指します。現在行われているストライキによる遅延を加味しても、2025年内から2026年には配信にこぎつける可能性は高いと考えられます。

「ヴィジョンクエスト」は以前にも脚本家が決定している事が判明しており、公式発表のないプロジェクトにも関わらず、制作の準備が着々と進められているようです。

「ヴィジョンクエスト」は「ワンダヴィジョン」のあと行方がわからなくなっているホワイトヴィジョンを追う作品になるだろうと考えられており、コミックの「ヴィジョンクエスト」になぞらえて失われた自分自身を再構築していくストーリーになる事が予想されています。

今回判明した配信時期からすると、上手く行けば「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、そして「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での再登場に間に合う可能性もあり、「エンドゲーム」で活躍出来なかった分の出番がある事にも期待したい所です。

また、MCU版のヤングアベンジャーズにヴィジョンの娘のヴィヴが参加するという噂もあり、「ヴィジョンクエスト」では新たな家族が描かれたり、今度はヴィジョンによってワンダが救われていくという展開もあるかもしれません。

本作は未発表のプロジェクトですが、今夏のコミコンや今年後半のディズニー関連のイベントなどで発表されると見られています。

「エージェント・オブ・シールド」、エイドリアンヌ・パリッキさんが中止されたスピンオフドラマを振り返る

ABC制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」でモッキンバード/ボビー・モースを演じていたエイドリアンヌ・パリッキさんが、海外メディア Den of Geek とのインタビューで、当時を振り返り、「あの仕事は大好きだった」と語りました。

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「エージェント・オブ・シールド」のスピンオフドラマ「Marvel’s Most Wanted」で主演を務める予定でシーズン3までの出番となったエイドリアンヌ・パリッキさんは「エージェント・オブ・シールド」のボビーのラストシーン振り返り、「バーでマックに別れを告げるあの瞬間は、今でもあの番組の最高の瞬間の一つだと思います。それは、あの3人のキャラクターとの愛があまりにも大きく、そのキャラクターの喪失を深く実感するからです。」と語りました。

パリッキさんは「エージェント・オブ・シールド」で共演したメリンダ・メイ役のミンナ・ウェンさん、アルフォンソ・マッケンジー役のヘンリー・シモンズさん、そしてボビーの夫ハンター・ランス役のニック・ブラッドさんとは今も親しい友人であるとし、2016年に放映予定だった「Marvel’s Most Wanted」について、パイロット版として制作された1話は本当に良かったと評価しつつも「あの時、ABCはあれ以上マーベルの番組を持ちたくなかったんだと思います。本当にいい作品だったと思うので、残念です。」と語りました。

当時ABCはMCUのフェーズ1で活躍したS.H.I.E.L.D.のエージェント・フィル・コールソンを主人公とした「エージェント・オブ・シールド」と、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの恋人ペギー・カーターを主人公とした「エージェント・カーター」を放送していました。

パリッキさんはABCがこの2本で満足してしまったと考えているようで、真相は不明ながらも「Marvel’s Most Wanted」はお蔵入りとなってしまいました。

その後もパリッキさんは「エージェント・オブ・シールド」への復帰の意欲を見せていましたが、ボビーの人気にも関わらず、再登場の機会はありませんでした。

コミックでのボビー・モースはホークアイ/クリント・バートンと婚姻関係にあった時期もあることから、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でのボビー再演に期待していたエイドリアンヌ・パリッキさんですが、残念ながらドラマ「ホークアイ」にも出番はありませんでした。

それどころか、「ホークアイ」ではクリントの妻ライラ・バートンが過去にエージェント19としてS.H.I.E.L.D.に所属していた事がほのめかされ、コミックではエージェント19はモッキンバードのコードナンバーである事から、MCUではライラがモッキンバードだったという設定に変更されている可能性が強く、ボビー再登場の余地がかなり小さくなっています。

パリッキさんはボビー以外に演じたいマーベルキャラクターはいるの?という質問に対しては「ローグかジーン・グレイを演じてみたいです。X-MENの一員になってみたいですね」と語りつつも「ボビーの全てが大好きでいつかまた再演したい」とコメントしました。

「デアデビル」に関連してNetflixのマーベルキャラクターの復活が始まっているMCUですが、「エージェント・オブ・シールド」のメンバー達はMCUに戻ってこれるのでしょうか?

最新の噂ではデイジー・ジョンソンを演じたクロエ・ベネットさんがMCUに戻るのではとされていますが、公式の発表はありません。コミックのデイジーが「シークレット・インベージョン」の中心人物である事から、ドラマ「シークレット・インベージョン」での再登場を望むコミックファンも多いですが、予告には当然登場していませんし、撮影期間中にロケ地で目撃された等の情報もありません。

映画「アイアンマン」から映画「アベンジャーズ」までフィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグさんは「シークレット・インベージョン」の撮影が行われている時期に「シークレット」な仕事の写真を自身のInstagramに投稿し、話題になった事もありました。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズンディズニープラスで配信中です。

ソース:Agents of SHIELD Star Wants to Join Marvel’s New X-Men

ドラマ「シークレット・インベージョン」、エミリア・クラークさんはMCU未視聴でも楽しめると語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するエミリア・クラークさんが、海外メディア Empire Magazine とのインタビューの中で、「他のMCU作品を見ていなくても楽しめる」作品になっていると評価しました。

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クラークさんは「シークレット・インベージョン」について「これはファンのためのドラマであることは間違いありませんが、マーベルを見ない私の母親が見て、納得するようなドラマでもあるんです。この手の作品では、他の17の映画やドラマを見ていないと理解できないという危険な領域に入ってしまうことがあります。でもこれは全くそんなことはありません。」と説明しました。

エミリア・クラークさんは映画「キャプテン・マーベル」に登場したスクラル人のタロスの幼い娘が成長したキャラクターを演じる事になっており、「シークレット・インベージョン」からギアという名前が与えられています。

コミックのギアとは大きく設定を変えていると考えられますが、エミリア・クラークさんは自身が演じるキャラクターを「お気に入り」だと称し、別のインタビューでは今後何年にもわたってMCUの一部になりたいと話していました。

主人公ニック・フューリーのMCU登場作品を考えると、本作は相当な数のイースターエッグや伏線、そして伏線回収が含まれていると予想されますが、エミリア・クラークさんはそれらに気づかずとも作品の本質は理解出来る作りになっていると考えているようです。

クラークさんは「シークレット・インベージョン」はMCU未視聴でも楽しめると明かしましたが、一方で今後のMCUにとってはかなり重要な作品である事が示唆されています。

本作の主人公ニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんは「シークレット・インベージョン」が11月公開の映画「ザ・マーベルズ」にとって重要な作品になっていると明かし、MCUでウォーマシン/ジェームズ・ローズを演じてきたドン・チードルさんは「シークレット・インベージョン」が映画「アーマー・ウォーズ」の前日譚として機能しているとも語っています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

映画「ザ・マーベルズ」、サミュエル・L・ジャクソンさんが語る、映画の前に見ておくべきドラマ3本

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」に出演するサミュエル・L・ジャクソンさんが、海外メディア Empire Magazine とのインタビューにて、本作を鑑賞する前に見ておきたい3つのディズニープラスMCUドラマについて言及しました。

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ワンダヴィジョン

マーベル・スタジオ初のディズニープラスドラマシリーズとなった「ワンダヴィジョン」では、テヨナ・パリスさん演じるモニカ・ランボーが登場しました。

映画「キャプテン・マーベル」ではキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースの親友マリア・ランボーの小さな娘として登場したモニカが時を経て、大人になって「ワンダヴィジョン」に再登場。

マリアが創設したというS.W.O.R.D.のエージェントとしてウエストビューの調査にやってきたモニカは、ワンダが生み出したヘックスの影響で不思議な力をその身に宿す事になりました。

「キャプテン・マーベル」の頃はキャロルを「おばさん」として慕っていたモニカですが、キャプテン・マーベルの話題に触れたくないほど関係は悪化している事が描かれていました。

ミズ・マーベル

「ザ・マーベルズ」のもう一人の主人公、ミズ・マーベル/カマラ・カーンのデビュー作となった「ミズ・マーベル」もサミュエル・L・ジャクソンさんが推薦する見ておくべきドラマのひとつ。

ミズ・マーベルを演じるイマン・ヴェラーニさんのデビュー作でもある「ミズ・マーベル」は青春コメディを軸として高校生活、家族、宗教などのテーマを取り込んだヒーロー作品。

関係悪化が示唆されたモニカとは対称的に、カマラはキャプテン・マーベルの大ファンである所も本作の見所のひとつとなっています。

シークレット・インベージョン

来月の配信を控えている「シークレット・インベージョン」も「ザ・マーベルズ」にとって重要な作品のひとつだと言います。

米マーベルに「スパイスリラー」と表現される本作は、サミュエル・L・ジャクソンさん演じるニック・フューリーを主人公としたドラマ。

詳しい内容はまだまだ不明な部分が多い作品ですが、同名のコミック「シークレット・インベージョン」はスクラル人による地球侵略を描いたもの。

スクラルは「キャプテン・マーベル」にてMCUに初登場した宇宙人種族で、「キャプテン・マーベル」劇中でフューリーはスクラル人のタロスとの間に友情を芽生えさせ、その後も地球の平和のために裏で暗躍していた事がこれまでのMCUで描かれています。

しかしスクラルの全てがフューリーに友好的というわけではなくなったようで、敵対する事になってしまったスクラルとフューリー&タロスの秘密の戦争を描いていく事になります。

サミュエル・L・ジャクソンさんは「シークレット・インベージョン」と「ザ・マーベルズ」が「興味深い類の方法で繋がっている」とコメントしています。


以上がサミュエル・L・ジャクソンさんによる「ザ・マーベルズ」の前に見ておくべきMCUドラマです。

しかし、万全を期すのであれば映画のチェックもしておくのがいいでしょう。

「ザ・マーベルズ」はもともと「キャプテン・マーベル2」として開発されていた事からも、「キャプテン・マーベル」は前作とも言える存在。「ザ・マーベルズ」の主人公キャプテン・マーベルのデビュー作でもありますから、「ザ・マーベルズ」にとって最も重要な映画とも言えるでしょう。

その他、キャプテン・マーベルが登場した映画として「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」などがあり、時間の許す方はこれらもチェックしてみるといいかもしれません。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Captain Marvel 2 Will Rely on These 3 Disney+ Shows (Confirmed)

【噂話】ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、スカーレットウィッチよりも強力な魔女が登場すると言う

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」にスカーレットウィッチと化したワンダ・マキシモフよりも強力な魔女が登場すると、海外スクーパーの CWGT 氏が報じました。

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投稿によると、「オーブリー・プラザのキャラクターは、紙の上ではスカーレットウィッチよりも強い」との事で、今作で直接対決があるかどうかは別にして、設定上スカーレットウィッチよりも強力な魔女として登場する事になるようです。

この噂に対して海外ファンは「クトーンやメフィスト、デスしかいない」、「ついにメフィスト」などと反応していますが、クトーンは古代神でありメフィストは悪魔でデスは死神。人の姿を借りての登場はありえますが、魔女と呼ぶには少し違和感のある存在たちです。

別のコメントでは「モーガン・ル・フェイではないか」との声も上がっています。スカーレットウィッチとモーガン・ル・フェイ、どちらが強いか論争はさておくとして、マーベルを代表する魔女の一人の名前があげられ、その予想への同意も広がっているようです。

モーガン・ル・フェイはこの記事のサムネイルにしていますが、ABC制作のマーベルドラマ「ランナウェイズ」(ディズニープラスで鑑賞)でエリザベス・ハーレイさんが演じていました。しかし、現時点でハーレイさんが「アガサ:カヴン・オブ・カオス」にキャスティングされているという噂は耳せず、MCU版ではオーブリー・プラザさんがこの噂のキャラを演じる事になるというのがスクーパーの主張です。

©MARVEL,Disney

「スカーレットウィッチよりも強力な魔女が登場する」という事自体が噂であり、モーガン・ル・フェイの再登場を裏付けているわけではありませんが、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」がダークホールドを更に追求していくであろう事と、「ランナウェイズ」でもダークホールドが鍵になっていた事を考えると、モーガン・ル・フェイが再び絡んでくる可能性は十分に考えられるようです。

果たしてこの噂の真偽はどうなるのか、そして真実であれば誰のことを指しているのか。配信まではまだ時間があるため、「ランナウェイズ」未視聴の方はチェックしてみるのもいいかもしれません。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、パティ・ルポーンさんがマーベルに怒られてしまう

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に出演するパティ・ルポーンさんが、いくつかのインタビューにて喋りすぎてマーベルから警告を受けてしまったと明かしました。

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海外メディア VanitFair のポッドキャストに出演したルポーンさんは番組の中で次のように話しています。

「こないだは少しトラブルがありました。マーベルのセキュリティから『パティ!もう喋らないで!』って電話があったの(笑)」と過去のインタビューにて役名内容の一部を話してしまった件について警告されたと明かしました。

そして「私の熱意が伝わったのか、親切に対応してくれたわ。」とそれ以上はお咎めがなかった事も付け加えました。

Entertainment Weekly のインタビューによると、パティ・ルポーンさんは「アガサ:カヴン・オブ・カオス」出演にあたって、MCUに詳しくなかった事から前作にあたる「ワンダヴィジョン」を2回見たとも語りつつ、「まだ分からない事が多い」とコメントしています。さらに関連コミックも読むなど、役作りにあたっての熱量が確かに高い事が判明しています。

かつてのMCUではハルク役のマーク・ラファロさんがネタバレ王として、スパイダーマン役のトム・ホランドさんがネタバレ王子としてその異名を轟かせていましたが、パティ・ルポーンさんはネタバレ女王として今後も何かを話してしまうのか、それとも今回あったという警告を期に大人しくなってしまうのか、今後の彼女の発言には注目となりそうです。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

エリザベス・オルセンさんが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に問題があった事を認める

マーベル・スタジオが制作したドラマ「ワンダヴィジョン」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、海外メディア VanityFair とのインタビューの中で、ドクター・ストレンジ2作目映画の制作の際に問題があった事を認めました。

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数ヶ月に渡る憶測の末に、エリザベス・オルセンさんは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本家が「ワンダヴィジョン」を見ていなかった事を認めています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」では、「ワンダヴィジョン」と同じような物語を描いているんです。悲しみや喪失に対処する同じようなストーリー。ふと、「マルチバース・オブ・マッドネス」を書いた作家たちに『「ワンダヴィジョン」で何をやっているか知ってます?ご覧になりました?』と聞いてみたんです。すると「まだ終わってないから、見てないよ」と言われたんです。

そして、同じような話をもう一度演じなくてはならない事について、オルセンさんは次のように対処したと明かしました。

結局、私自身が興味を持てるように、そしてもしかするとお客さんのためにも、同じテーマであってもきちんと挑戦しなくてはいけない。試行錯誤して違う視点から演じたからこそ、繰り返しは避けられたと思っています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」もヒットしたMCU映画のひとつですが、その中にある最大の批判ポイントは「ワンダヴィジョン」の9話にわたって描かれた救済の物語がなかったかのように、想像以上に残忍なヴィランとしてワンダが戻ってきた事でした。

当ブログでも映画公開後間もなくに「なぜワンダはあんな事になったのか」として考察し、ダークホールドせいだろうという事で結論づけましたが、映画の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんもその後のインタビューにてダークホールドのせいであると指摘し、彼女の持つトラウマがダークホールドの餌食になってしまったと説明しました。また、パンデミックによる作品の公開順の変更が脚本制作に影響したことも明かしています。

ウォルドロンさんは映画公開後、批判に対して様々な説明をしてきましたが、今回エリザベス・オルセンさんによって明かされたように結局は「ワンダヴィジョン」を見ていなかったという事に尽きるようです。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でのワンダは「ワンダヴィジョン」を見た視聴者からも、未視聴の観客からも理解出来ない存在として登場しました。ダークホールドがいかにしてワンダを闇堕ちさせたかを描いていれば納得の行く物語になったかもしれませんが、映画開始の数分でワンダがヴィランである事が判明し、その後はジェットコースターのような展開で有無を言わせない作りになっているのはサム・ライミ監督の手腕といった所でしょうか。そのライミ監督も海外メディア Rolling Stone とのインタビューで「ワンダヴィジョンを全ては見ていません。重要だと言われたシーンをいくつか見ただけです。」と応えている他、MCU映画も4、5本しか見たことがない事を明かしています。

つまる所、ファンが不満に思っていた部分は「ワンダヴィジョン」と「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の間でうまくバトンが渡されていない事が原因でした。

マーベル・スタジオ及びディズニーは秘密を守るために制作チーム間での情報共有も制限しているという話もありますが、先日も「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズと「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」での矛盾が明るみに出たばかり。同様の問題を再発させないよう、今後のチーム間での情報制限には見直しが必要かもしれません。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんは「ロキ」を執筆しファンから評価され、映画公開前は巨匠監督とのタッグということもあってかなり期待されていました。しかし公開後は主にワンダに関する問題で批判を浴びました。

現在、ウォルドロンさんは2026年公開予定の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の脚本担当として設定されていますが、マーベル・スタジオはこの1ヶ月前後で3本の作品の脚本家を変更しており、起用戦略を変えたとも報じられています。

そして、ワンダを演じたエリザベス・オルセンさんは今後のワンダに「今度こそ救いを与えたい」と別のインタビューでコメントしています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ワンダーマン」はストの影響を受けず撮影続行中、最初のあらすじが報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」の最初のあらすじを、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。本シリーズはコミック版にインスパイアされた物語になると言います。

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THRはディズニーによる公式発表がないこのプロジェクトの最初のあらすじについて、「このシリーズは、映画で大成功しようとするハリウッドのスタントマンと俳優を中心に、エンターテインメント業界に対するスーパーヒーローの視点を提供します。」と言います。

コミックのワンダーマンがハリウッドで働き、映画出演する物語があった事が今回のドラマにも影響しているようです。

THRの記事は「ブレイド」の制作が中断されている事を告げる記事であり、「ワンダーマン」の撮影が継続して行われている事が皮肉として書かれています。

一ヶ月ほど前には「アイアンマン3」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」でトレヴァー・スラッタリーを演じたベン・キングズレーさんの姿が撮影現場で目撃されています。トレヴァーも役者を生業とするキャラクターであり、「ワンダーマン」の中で俳優として活動するトレヴァーの姿を見られるのかもしれません。

ドラマ「ワンダーマン」のディズニープラス配信時期が報じられたことがありますが、現在の所、公式情報としては何もありません。

ソース:Marvel Hits Pause on ‘Blade’ Due to Writers Strike (Exclusive)