「スパイダーマン:FFH」、コビー・スマルダーズさんはスクラルを演じているとは知らなかった─MCU再登場についても言及

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に出演したコビー・スマルダーズさんが、テリフィコン2024 のパネルに登場し、当時の思い出について語りました。

本作にはニック・フューリーとマリア・ヒルが重要な役割で登場していましたが、エンディングの部分でこれはスクラル人のタロスとソレンが擬態した姿である事が判明していました。

しかしコビー・スマルダーズさんはこの事を知らずに、これまでどおりのマリア・ヒルを演じていたと明かしました。

「この映画では私は本当の自分ではありませんでした。最後まで、撮影が終わるまでそのことに気づいていませんでした。スタジオが後で私に知らせてくれたんです。彼らは『念のため言っておくけど、私たちはこういう事をやろうとしているよ』という感じでした。」

「彼らは私にマリア・ヒルをいつも通りに演じてほしいと考えていたんだと思います。たとえ私が最初から知っていたとしても、私たちは日常の現実を演じていただろうと思いますけどね。」

また、ドラマ「シークレット・インベージョン」での退場の後、MCUにマリア・ヒルが再登場する可能性について質問されると「また戻ってみたいですが、現時点ではマーベルや私のキャラクターの将来に何が用意されているか全く分かりません。」と再演の意思がある事を明確にしつつも、現時点で計画は聞かされていないとしました。

マリア・ヒルはソロ作品こそないものの、映画「アベンジャーズ」で登場して以降のMCUで長きにわたって多くの作品に登場した重要なサイドキャラでした。

「シークレット・インベージョン」で彼女が死亡した事について、配信当時はかなりの反発がありましたが、再登場は叶うのか、今後の展開に注目です。

また、同作でマリア・ヒルと同様に退場する事になってしまったスクラル人のタロスを演じたベン・メンデルソーンさんは今後はドクター・ドゥームを演じたいとも語っていました。

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ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の動画が再び流出

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の D23 2024 の会場で公開された予告動画が再びオンラインに流出しています。以前に流出し削除されたものに比べて高画質になっており、これもすぐに削除されるものと見られています。

コミックのイメージを踏襲しているヴィランのミューズやデアデビルらしい血なまぐさいアクションが前回のバージョンよりも高画質で確認できるようになった他、ミズ・マーベル/カマラ・カーンの父ユスフ・カーンが登場しているというMCUらしいサプライズも再確認。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」は全18話のうちの前半パートの撮影を終了しており、秋にも後半の撮影が始まるとされています。

本作はチャーリー・コックスさん、ヴィンセント・ドノフリオさん、ジョン・バーンサルさん、マルガリータ・レヴィエヴァさん、マイケル・ガンドルフィーニさん、ジェニーヤ・ウォルトンさん、アーティ・フルーシャンさん、デボラ・アン・ウォールさん、エルデン・ヘンソンさん、ウィルソン・ベセルさん、ジェレミー・アールさん、アイェレット・ゾラーさんらが出演。ダリオ・スカーダペインさん (『パニッシャー』) がショーランナーを務めています。 

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」、4話までのランタイムが明らかに、期待できる内容とも

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オールアロング」の4話までのスクリーンタイムについて、海外スクーパーが報じました。また、本作の内容についてインサイダーが「とても良い」ようだと報告しています。

スクーパーの報告によると、ひとつのエピソードが40分前後になっているようで、うち5分ほどがクレジット時間となるようです。また、エピソード4についてはもう少し長くなる可能性があるとの事。

また、ロバート・マイヤー・バーネット(映画製作者、作家、編集者、プロデューサー)氏はポッドキャスト「Robservations」の最近のエピソードで、「アガサ:オールアロング」が批評家によってどのように評価されるかについて、いくつかの興味深いニュースを明らかにしました。

「アガサ:オールアロング」が配信されるのですが、関係者から、これは本当に素晴らしい作品だと聞きました。「ワンダーマン」も「アガサ」も、実はとてもとても良かったと聞きました。驚くほど良かったです。

バーネット氏はさらに、自分が話をした相手は「信頼できる」人物であり、 2つの番組の「要素を見ることができる立場にあった」と述べ、その内容は「本当に素晴らしく」 、自分が想像していたよりも「優れている」と評した。

私が信頼する人物は、これらの要素を見る立場にありました。この2作品は予想以上に驚くほど良かった、と言ったのです。

「アガサ:オールアロング」は「ワンダヴィジョン」のヴィランだったアガサ・ハークネスを主人公とするドラマで、トレーラーも公開されているもののその内容はほとんど明かされていません。

アガサ・ハークネスが原作コミックとはかなり異なるキャラクターになっている事もあり、ワンダの熱心なファンが本作に「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」後のヒントが何かあるのではと考える以外は、海外ファンの期待もさほど高くありません。

しかし本作は「ワンダヴィジョン」の続編とも言える位置づけになっている他、最近報道が増えてきている「ヴィジョンクエスト」とあわせて三部作になっているともされており、「ワンダヴィジョン」が好きだった視聴者には要チェックの作品となっているようです。

「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんは謎の少年”ティーン”を演じますが、ワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりとも報じられています。

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さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

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そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

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ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

【噂話】「ヴィジョンクエスト」、ウルトロンは単なるカメオではなく、重要な役割になると言う─WCアベンジャーズも関係か

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」にジェームズ・スペイダーさん演じるウルトロンが戻ると週末に報道されて話題になりましたが、今回、この再登場が単なるカメオではなく、物語上で重要な役割を担うとスクーパーが報じました。

ダニエル・リヒトマン氏はウルトロンが「ヴィジョンクエスト」で重要な役割だと報告。さらにこの作品にはウェストコースト・アベンジャーズの要素も含まれると言います。

現状ではそれ以上の情報はありませんが、コミックでは 2024年11月からウェストコースト・アベンジャーズの新シリーズが展開。アイアンマンとウォーマシンが率いるチームにウルトロンが参加する事が発表されています。

初期のウェストコースト・アベンジャーズはアベンジャーズメンバーの大半が東海岸在住だった事を懸念したホークアイが西海岸にもアベンジャーズが必要だとして妻のモッキンバードと共に結成。ヴィジョンがチームメンバーとしてアイアンマン、ワンダーマン、スカーレットウィッチ、ティグラ、シュラウドなどに声をかけました。

MCUでウェストコースト・アベンジャーズを実際に描くかどうかは不明で、ヤングアベンジャーズも控えている事を考えると、両方を制作していく事は厳しいと考えられます。そういった中で「ヴィジョンクエスト」でどのように扱われていくのかは注目となりそうです。

ドラマ「ワンダーマン」、ショーランナーが制作の完了を報告─アベンジャーズ古参メンバーを描く物語

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」のショーランナーを務めるアンドリュー・ゲストさんが、本作のポストプロダクション作業が終了した事を報告しました。

ゲストさんはデスティン・ダニエル・クレットン監督と卓球に興じる写真と共に、編集作業が終了した事を次のように報告。

「私はあまり仕事の写真を投稿しませんが、これは共有しなければなりませんでした。 Skywalker Ranch(ルーカスフィルム本社が入っているスタジオ)で最終ミックスのプレイバックを直接行うのはとても楽しかったです。デスティンが卓球で私の尻を蹴ったにもかかわらず。」

ただしこれを報じた TheCineGeek は「ワンダーマン」がこれで制作完了にも関わらず、配信が 2026年 になるとも伝えています。

今春の決算会見でディズニーのボブ・アイガーCEOは「MCUドラマは年2本程度にしたい」と発言しており、2025年には「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「アイアンハート」が控えている事で、言葉通りに取るのであれば「ワンダーマン」を配信する枠は 2026年 までないと言えそうですが、実際にいつ配信されるかは公式発表待ちとなります。

本作は「エコー」と同じマーベル・スポットライトのブランドとなり、他作品を見ていなくとも楽しめる作りになっていると報じられている他、全10話になるとも報道されています。先日は一部出演俳優の役なども判明した事が報じられていました。

コミックではアベンジャーズ古参メンバーであるワンダーマンがどのような形でMCUに登場し、その後どうなっていくのか期待されています。

ドラマ「ワンダーマン」はディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ドラマ「ヴィジョンクエスト」のエリザベス・オルセンさんはワンダではない?

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」に、先日はエリザベス・オルセンさんが演じるワンダ・マキシモフが再登場すると報じられていました。このニュースに懐疑的な見方をするファンがいくらか存在する中で、実はワンダは登場しないのではとする説が話題になっています。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は先日の報道後、今回の話題の起点となる投稿を行っています。

ペレス氏がコミックのヴィジョンの妻であるヴァージニアの画像を投稿した事で、エリザベス・オルセンさんはワンダではなくヴァージニアを演じるのではないかというアイデアがファンの間で広がり始めました。

コミックのヴァージニアはワンダ・マキシモフの脳波を使って人格モデルが形成されたシンセゾイドで、ヴィジョンが家族を欲しいと考えて自作した妻であり、さらにヴィジョン自身とヴァージニアのAIをミックスさせて息子のヴィンと娘のヴィヴ(ヴィヴィアン)も制作しました。

ヴィジョンの原作コミックとMCUの現状を考慮した時、ワンダの登場機会はそう多くはないと考えられています。噂どおりにエリザベス・オルセンさんが出演するとなればそれは回想シーンや今後の布石としてポストクレジットシーンにワンダが登場する事がせいぜいであり、ヴァージニアであればMCU版は人格だけでなく外見も似せて作ったというテイはかなり適合しているようにも見えます。

娘のヴィヴはヤングアベンジャーズのメンバーでもあるため遠くないうちにMCUデビューする可能性が高く、彼女の誕生はやはりこのヴィジョンのドラマが最も可能性が高いとファンは睨んでいます。

また、ワンダの復活を描くとされる「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」や、「アガサ:オール・アロング」の前日譚でワンダの出生の秘密について描かれるとされる「ザ・ウィッチズ・ロード」など、スカーレットウィッチまわりには関連作が多く噂されています。

まずは秋配信の「アガサ:オール・アロング」に注目しつつ、このヴィジョンのドラマとその後に続くとされるワンダのソロ作品に期待です。

ダン・スティーヴンスさんが「エターナルズ」出演の噂の真相について語る

20世紀FOXのマーベルドラマ「レギオン」で主人公、プロフェッサーXの息子デヴィッド・ハラーを演じていたダン・スティーヴンスさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」への出演をほのめかしていた件について、その真相をかたりました。

「エターナルズ」の撮影中、ダン・スティーヴンスさんが「エターナルズ」のキャストであるクメイル・ナンジアニさんやブライアン・タイリー・ヘンリーさんらと一緒にいる写真がSNS上に公開され、スティーヴンスさんも出演しているのかと話題に。

その後のメディアインタビューではヴィランのクロを演じているかのような発言をし、メディアやファンを当惑させましたが、実際にはクロを演じたのはビル・スカルスガルドさんだった事が後に判明しました。

海外メディア Playlist とのインタビューの最中、当時の騒動について質問されたダン・スティーヴンスさんは「何が起こったかというと、僕がロンドンでユーロビジョン・ソング・コンテストの撮影をしていたとき、仲良しのブライアン・タイリー・ヘンリーとクメイル・ナンジアニがロンドンで『エターナルズ』の撮影をしていて、それで僕たちはカレーを食べに行ったんです。俳優の友達と遊んでいると時々あるように、みんなが『自撮りをしよう』って言って、誰かがそれを投稿したんです。インターネットならではですが、『彼はきっと出演しているんだ』って反応がありました。僕は『何言ってるの?』って感じでした。でもそれで、しばらくの間、ファンをからかって楽しんでいたんです。」

噂の起点となった自撮り写真はみんなでカレーを食べに行った際のものとして、単なるプライベートのワンシーンだった事が明かされました。

しかしあの発言のあと、様々なプレスツアーでMCUに関する質問攻めにあったとも説明しました。

「確かに、手に負えない状況になっていました。例えば、私がこのような全く関係のないイベントに出席し、人々が『それで、クロエ・ジャオと一緒に仕事をするのはどんな感じですか?』と聞いてくると、私は『ああ、聞いてください。ここで止めさせてください。これはもう手に負えなくなっています』と答えるのです。でも、ええ、結局、私たちはロンドンで親しい友人と夕食に出かけただけでした。」

MCUにどんな俳優が出演するのかという事はファンの楽しみのひとつですが、以前のように話題が単なる噂かデマかといったシンプルな話ではなく、ダン・スティーヴンスさんのように「出演していないのに出演しているフリ」をしたり、アンドリュー・ガーフィールドさんやダフネ・キーンさん達のように「出演しているのに『オファーがなくて胸が張り裂けそう』」だと悲痛を装った嘘をつくケースもあり、真実を見極めるのが非常に困難になってきています。

噂は噂として期待を膨らませすぎずに余裕を持って楽しむ姿勢が必要になってきているのかもしれません。

なお、ダン・スティーヴンスさんは今年の春のインタビューで、レギオンを再演する事について意欲があるともコメントしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/legion-dan-stevens-wants-to-return-marvel-cinematic-universe/”]

ドラマ「レギオン」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Dan Stevens Explains Why He Was Rumored For Marvel’s ‘Eternals’ & Still Awaits A ‘Guest 2’ Greenlight

ディズニープラスのMCUドラマにワンダとウルトロンが戻ると大手メディアが報じ、アメリカでトレンド入り

マーベル・スタジオが開発中と噂されているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョン」にエリザベス・オルセンさん演じるワンダと、ジェームズ・スペイダーさん演じるウルトロンが戻ってくると、海外メディアが報じました。

まず、「ヴィジョンクエスト」と噂されるこの作品にウルトロンが戻ってくる事について、The Hollywood Reporter が報道。

ジェームズ・スペイダーさんがウルトロンの声優として戻ってくるとし、「ヴィジョンクエスト」は「ワンダヴィジョン」、「アガサ:オール・アロング」、に続く3部作の完結編として2025年初頭にイギリスで撮影される予定だと報じています。

ウルトロンは「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でデビューし、同作のラストでヴィジョンに敗北したような映像で終わりましたが、観客は実際にウルトロンのガラクタを観たわけではなく、どのような最期かという詳細については描かれないまま終わっていました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではウルトロン・セントリーがEarth-838のイルミナティ本部で警備ロボのように登場したり、「ホワット・イフ…?」シーズン1ではマルチバースの重大な脅威として再登場していましたが、神聖時間軸におけるウルトロンのその後については何も分かっていません。

コミックのウルトロンの場合は、自身の意識を圧縮データにしてネットワーク上に隠し、後に復元するといった復活を何度も遂げていますが、MCUではどのような形で戻ってくるのか注目です。

また、この報道を受けて Deadline が「ヴィジョンクエスト」は「2022年 から開発が始まっており、当時、シリーズは記憶と人間性を取り戻そうとするヴィジョンを中心に展開されると聞いていた。ヴィジョンに焦点が当てられている一方で、ワンダ・マキシモフが登場する可能性もあると聞いていたが、MCUで2人のキャラクターのストーリーがいかに相互に関連しているのかを考えると、それは理にかなっているだろう。」と報じました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでワンダが死んでしまったとはほとんどのファンが考えていませんが、戻って来るタイミングとしてはやはりこの「ヴィジョンクエスト」が適切となるのでしょうか。

SNS上で海外ファンは再登場を温かく迎えるコメントの他に、実現しなかったときのがっかりが半端ではないから期待させないで欲しいという意見や、マーベル・スタジオがそんな単純な復活をさせるだろうかといった懐疑的な意見まで様々な反応が見受けられます。

「ヴィジョンクエスト」にはウルトロンの息子が登場するとも噂されていた事がありますが、ウルトロン再登場の報道があった事で、この噂も現実味を帯びてきているのでしょうか?

記事執筆時点でアメリカは 8月23日。

「ワンダヴィジョン」で 8月23日 はワンダとヴィジョンの記念日としてハートマークがつけられていましたが、この日にこのような報道がなされたことは単なる偶然なのでしょうか。

©MARVEL,Disney

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」、ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:James Spader Returning as Ultron for Marvel’s Vision Series

マーベルが85周年を記念した動画でMCU最新映像を紹介、ハリソン・フォードさんのレッドハルク変身などが含まれるも削除

マーベル・コミックスの85周年を記念した動画が公式SNSで公開され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、「サンダーボルツ*」、「デアデビル:ボーン・アゲイン」、「アイアンハート」などの映像が紹介されました。

これらは SDCC2024 や D23Expo 2024 で紹介された映像の一部を含んでいましたが、マーベルは一度公開したこの動画をすぐに削除しました。現在はファンが素早く保存していたものが転載される形となっていますが、いつまで残るかは不明です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「アイアンハート」に関する部分は極めて短く、瞬きをしている間に見逃してしまう可能性は十分にあります。

「サンダーボルツ*」は公式トレーラーがまだないという事で、これが初めての公式動画となります。

こちらも5秒にも満たない映像ですが、エレベーターのドアが開き、左からデヴィッド・ハーバーさんのレッドガーディアン、ハナ・ジョン=カーメンさんのゴースト、セバスチャン・スタンさんのウィンター・ソルジャー、フローレンス・ピューさんのエレーナ・ベロワ、ワイアット・ラッセルさんのU.S.エージェントの姿が確認できます。残念ながらオルガ・キュリレンコさんのタスクマスターは開ききっていないドアで隠れているのか、姿が見えません。

印象的なものは動画のラストを飾っている「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」からの出典となるハリソン・フォードさん演じるサディアス・”サンダーボルト”・ロスがレッドハルクへと変貌するシーン。

公式トレーラーでもその姿自体は少し紹介されていますが、今回のものは正面からのもっと見やすいショットになっています。

今回の動画はあくまでコミックの85周年記念であるため、MCUの見せてはいけない部分があったのであれば修正した上で再公開されると考えられています。

「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の続報、登場キャラなどが追加で判明

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」に関する新情報がマーベル公式ポッドキャストにより明らかとなりました。この放送では、MCUでまだ実写化されていない数人のキャラクターが登場する事も報告されました。

本作でヘッドライターを務めるジェフ・トラメルさんが番組に出演し、このアニメについて期待できる事について次のように述べています。

「予想外の出来事を期待してください」という決まり文句の答えをしたいのですが、正直に言って、皆さんは「親愛なる隣人スパイダーマン」を期待できると思います。彼はニューヨークをうろついています。大規模な銀河間の冒険ではありません。

彼のルーツが描かれていて、ファンである私たちが一目見て「ああ、この部分は知ってる」と思う部分がたくさんあります。それを掘り下げるのは本当に楽しかったです。「もしかしたら、すべてを知っているわけではないのかもしれない」と。そこには驚きの要素もあり、それを掘り下げるのがとても楽しみです。長い間積み上げられてきた期待を覆すのは本当に楽しかったです。

また、登場キャラクターについても言及。

このシリーズでは、典型的なスパイダーマンのキャラクターではないキャラクターがたくさん登場します。その最たるキャラクターは、ランナウェイズのニコ・ミノルです。私はそのシリーズとニコの大ファンです。彼女が私たちの番組に出演してくれることをとても嬉しく思っています。

ランナウェイズはHulu向けに実写ドラマ化され、ディズニープラスでも配信されていましたが、1年ほど前に突如削除されてしまいました。理由については明かされていません。

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もともとは実写映画化も計画されていたチームであり、スパイダーマンアニメでのデビューを機に再び計画が再開される事があるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-runaways-canceled-movie-writer-comment/”]

そして、ニコ・ミノル以外のキャラクターについても多数登場すると述べました。

パール・パンガン、ロニー・リンカーンなど、他のシリーズでおなじみのキャラクターも数人登場します。スパイダーマンのクラシックキャラクターたちとも共演できて嬉しいです。また、アマデウス・チョとジャンヌ・フーコーもシリーズに登場します。この世界はコミックとの相互作用がたくさんあるので、掘り下げるのが楽しみです。

ウェーブことパール・パンガンは水(氷、水蒸気なども含む)を操るフィリピン人女性ヒーローでエージェント・オブ・アトラスに所属。

ロニー・リンカーンはキングピンの配下で殺し屋。化学物質に汚染された事で怪力や超耐久力を獲得しました。

アマデウス・チョはガンマ線を浴びて変異した韓国の天才少年で、その頭脳はリード・リチャーズによって「世界で7番目の天才」と称されるほど。新たなハルクとして活動した後に、ブローンという新しい名前を名乗るようになりました。ハルク化してもシーハルクと同様に理性を失わないのが特徴です。

ブローンはミズ・マーベルやマイルズ・モラレスらとチャンピオンズというチームを結成しています。また、アマデウス・チョの母であるヘレン・チョと同名のキャラクターが「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」に登場済み。既にMCUの神聖時間軸に存在している可能性があります。

ジャンヌ・フーコーはフィネスというヒーローネームで活動するアベンジャーズ・アカデミーの一期生の天才少女。同じ能力を持つタスクマスターとは父と娘の関係ではないかと周囲からも思われていますが、能力をコピーするたびに記憶を失っていくというデメリットが影響して真相は不明です。

D23Expo 2024 では本作の予告映像も公開されており、1年以内ぐらいにはディズニープラスで配信が始まるのではと見られています。