【噂話】ドラマ「ヴィジョンクエスト」に懐かしのキャラクターが戻って来ると言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」にいくつかのキャラクターが戻ってくると、海外スクーパーが報じました。「ワンダヴィジョン」後のホワイトヴィジョンを主人公とするとされるこのドラマのヒントとなるのでしょうか。

ダニエル・リヒトマン氏は「ヴィジョンクエスト」に J.A.R.V.I.S. と F.R.I.D.A.Y. が戻ってくると報告。

ヴィジョンクエストは2025年初頭に撮影が始まります。彼らはまだ10代の若者と番組の共同主役のキャスティングを模索しており、J.A.R.V.I.S. と F.R.I.D.A.Y. という2人のAIキャラクターが戻ってくることは確認しています。

J.A.R.V.I.S. を基に作られたヴィジョンのコピーであるホワイトヴィジョンが自身を探求するドラマの中で、MCUで重要な A.I. たちと会話をする事は必要な展開かもしれません。

J.A.R.V.I.S. 、ヴィジョン、ホワイトヴィジョンはいずれもポール・ベタニーさんが演じており、本作でヴィジョンの回想シーンなどがあれば一人三役をこなす可能性もあるかもしれません。F.R.I.D.A.Y. は引き続き、ケリー・コンドンさんが声を担当する事になるようです。

また、10代の共同主役は「アガサ・オール・アロング」でほのめかされたトミー・マキシモフであると考えられていますが、現段階でまだ俳優は決まりきっていないようです。

以前にはジャボン・ウォルトンさんが演じるとも報じられていました。

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ほか、エリザベス・オルセンさんが新たな役で登場するとも報じられています。

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「ワンダヴィジョン」、「アガサ・オール・アロング」から続く三部作の完結編とされるこのドラマは、タイトル通りヴィジョンが主人公となり、ワンダが現実から幻想へと逃避していったのとは逆に、ホワイトヴィジョンが自身の現実を探求していくものになるとも考えられています。

三部作の果てに散り散りになった家族は再会を果たすのか注目です。

ドラマ「スパイダー・ノワール」、マトリックス新作の俳優を新たに追加

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダー・ノワール」に新たなキャスティングニュースが報じられました。海外メディア Deadline はスパイダーマン新作ドラマに、アンドリュー・ルイス・コールドウェルさんが起用されたと報じています。

記事によると、映画「マトリックス レザレクションズ」(2021年)で主人公ネオの友人として振る舞っていたジュードを演じていたアンドリュー・ルイス・コールドウェルさんが「スパイダー・ノワール」に加わるとの事。演じる役についての詳細は不明だと言います。

「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。

「スパイダー・ノワール」は少なくとも2019年から開発が進められており、SSUの一部となる予定。新型コロナウイルスのパンデミックとハリウッドの労働ストライキにより延期されていましたが、撮影はようやく今年の夏にロサンゼルスで始まりました。番組は全8話構成が予定されており、撮影は 2025年2月 まで続く予定となっています。

ほかラモーン・モリスさん、ブレンダン・グリーソンさん、エイブラハム・ポプーラさん、リー・ジュン・リーさん、ジャック・ヒューストンさんらがキャスティングされています。

配信日は現時点で不明です。

ソース:‘Spider-Noir’: Andrew Lewis Caldwell Joins Amazon’s Marvel Series

「アガサ・オール・アロング」のアッセンブルがディズニープラスではなくYoutubeで本日公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」の舞台裏を描く「Marvel Studios’ Assembled: The Making of Agatha All Along」がディズニープラスではなく、Youtube で公開される事が判明しました。

日本時間の 2024年11月14日 11時から配信予定で多言語字幕に対応しているかどうかは不明です。そしてディズニープラスでの配信が行われないのかどうかも記事執筆時点では不明です。

ファンの「いつなの?」という疑問を引用して米マーベル・スタジオ公式は Youtube のリンクを紹介するのみに留まっているため、ディズニープラスでの配信が無い可能性が高いようにも思えます。

先日は「アッセンブル:デッドプール&ウルヴァリンの裏側」が映画本編の配信と同時に事前告知なしに配信がスタート。配信戦略に変化が見られるようです。

劇場公開された「デッドプール&ウルヴァリン」の舞台裏を Youtube で配信するのは理解出来る所ですが、ディズニープラス会員しか観ていない「アガサ・オール・アロング」の舞台裏を Youtube で配信する事で集客を狙えるのかどうかは判断が難しい所です。

Youtube プレミア配信の機能を利用してユーザーが同時視聴をし、チャットで楽しめる仕様はありがたい事ですが、言語の壁もあって十分に楽しめないユーザーが多く存在する事は間違いありません。

今後の方針も不明ですが、続報があり次第またお伝えする事になります。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

ディズニープラスが「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「アイアンハート」の新映像を公開

米ディズニープラスの公式アカウントが2025年の配信番組を紹介するPR動画を公開、その中でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「アイアンハート」の新映像が確認されました。

このPR動画にはアニメ作品である「マーベル・ゾンビーズ」などが含まれない他、2025年12月配信が発表された「ワンダーマン」も含まれていませんでした。

先日、マーベルが公開したトレーラーでの情報は以下のようになっています。

  • 2024年12月22日:アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン3
  • 2025年1月29日:アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」
  • 2025年3月4日:ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」
  • 2025年6月24日:ドラマ「アイアンハート」 
  • 2025年8月6日:アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」
  • 2025年10月:アニメ「マーベル・ゾンビーズ」
  • 2025年12月:ドラマ「ワンダーマン」

「アガサ・オール・アロング」に続く次の実写作品は2025年3月の「デアデビル:ボーン・アゲイン」ですが、その間に「ホワット・イフ・・・?」シーズン3と「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」のアニメ2作品が配信予定となっています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」ではNetflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日 より米ディズニープラスで配信予定です。

「アガサ・オール・アロング」のジョー・ロックさんが「サンダーボルツ*」のセットに侵入を試みたと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」でビリー・マキシモフを演じたジョー・ロックさんが、Scene Stealers に出演し、映画「サンダーボルツ*」の撮影現場に忍び込もうとしたと語りました。

インタビュー動画の中でジョー・ロックさんは「彼らは私たちの撮影が終わった直後に、撮影を始めたんです。だから、ある日、彼らが私たちと同じセットにいた瞬間がありました。だから私はセットに忍び込もうとしたんです。」と撮影の裏話を明かしました。

しかし、「サンダーボルツ*」のセキュリティは厳しく、警備員にすぐに発見されたと言います。

「彼らは『帰れ、帰れ!』と言いました。僕は『なんで?ちょっと見たいだけなのに』と言ったけどダメでした。」と追い返されたと語りました。

MCUの作品はクロスオーバーが魅力のひとつですが、撮影現場は意外にもクローズであり、他作品の事を知らされないまま制作される事はザラにあります。しかし、何人も現場に入れないかと言うとそういうわけでもない事が過去のインタビューでも分かっています。

アンソニー・マッキーさんは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の撮影現場にいましたし、イマン・ヴェラーニさんは「ミズ・マーベル」の撮影中にスパイダーマンに裸を見られたとも語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-2-anthony-mackie-update/”]

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ms-marvel-iman-vellani-had-spoiled-spider-man-nwh/”]

ジョー・ロックさんは今回の「アガサ・オール・アロング」がMCUデビュー作であり、ビリー・マキシモフが今後の数年でヤング・アベンジャーズの中心人物となれば、他の現場に顔パスで見学に行けるようになるかもしれません。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月2日 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の公式トレーラーが公開、配信は毎日エピソード追加

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3のオフィシャルトレーラーが公開されました。三部作の集大成とされるこのシーズンでは、MCUのフェーズ4以降のキャラクターも多数登場しているようです。

シーズン3には、キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソン、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ハルク/ブルース・バナー、レッド・ガーディアン、ペギー・カーター、アガサ・ハークネス、シャン・チー、ストーム/オロロ・マンローなど、ファンに人気のキャラクターが再登場。

また、S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーとエージェント・コールソンの復帰に加え、ハワード・ザ・ダックや、ダーシー・ルイス、カホリなどの姿を垣間見ることができます。1分38秒ごろにはミステリオの金魚鉢のような頭も確認出来ます。

©MARVEL,Disney

ただし、これがマルチバースをテーマにした作品である事を考えると、金魚鉢の下の素顔がファンがよく知る人物であるかどうかは現時点で分かりません。

マーベル・スタジオのストリーミング、テレビ、アニメーション部門責任者のブラッド・ウィンダーバウムさんはマーベル公式ポッドキャストで「『What If…?』 シーズン3は三部作の完結のように感じます。予想もしなかった場所に連れて行ってくれます。マルチバースの探求では最初の2シーズンを超え、まったく予想外のキャラクターが登場します。ウォッチャーのウアトゥにとって、非常に感動的で充実したクライマックスだと思います。」と語っています。

各エピソードの監督はブライアン・アンドリュースさん (マーベル・ゾンビーズ) とステファン・フランク さん(スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース)、脚本はマシュー・チョウンシー さん(ミズ・マーベル)、ライアン・リトル さん(ランナウェイズ)、シリーズクリエイターの AC ブラッドリーさんらが担当。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3は 2024年12月22日 より米ディズニープラスで配信予定、全8話は毎週ではなく毎日新エピソードが追加され、2024年内にフィナーレとなります。

ドラマ「ロキ」シーズン3、「チャンスは常にある」と幹部が発言

マーベル・スタジオのストリーミング、 テレビ、アニメーション部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン3の可能性についてメディアに質問され、回答しました。

海外メディア CinePop とのインタビューに応じたウィンダーバウムさんは「ロキ」シーズン3について質問されると、「チャンスは常にありますよ。」と笑顔で答え、可能性を否定しませんでした。

ただし現状はそれのみであり、具体的な情報の発信はありませんでした。

2023年、シーズン2の最終話の配信が終わったあと、プロデューサーも同様のインタビューを受けています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-loki-season-3-and-more-plan/”]

この時、プロデューサーはシーズン1とシーズン2はもともと一つの本であり、TVAとマルチバースを舞台をしたロキの物語はこれで終わりとしつつも、本棚にはまだたくさんのロキの物語が残されているとも発言していました。また、今後やりたい物語としてシーズン2配信前には「ロキとソーの再会は最優先事項」とも語っていました。

ロキは2023年のコミック「アベンジャーズ:フォーエバー」でマルチバース・アベンジャーズをアッセンブルさせるリーダー的な役割を担っていましたが、それは映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で実現する可能性があるとしても、「ロキ」シーズン3でやるべきものではなさそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/comic-avengers-forever-loki-avenger-prime/”]

シーズン3をやるとすれば、まずは時の王座から解放される事が先決。地球のニューアスガルドに戻ってヴァルキリーと冒険する絵は想像しにくいですが、ロキが死ぬことで時の王座から解放され、ヴァルハラでジェーン・フォスターのマイティ・ソーとヘイムダルと共に新たな冒険をする可能性はわりとあるかもしれません。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

ケヴィン・ファイギ社長が「エターナルズ」と「インヒューマンズ」の今後に言及

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の続編と、米ABCのドラマ「インヒューマンズ」の続編の可能性について、海外メディア CinePop とのインタビューの中で語りました。

D23 ブラジルの会場で「エターナルズ」の続編についてファイギ社長は「この映画をとても誇りに思っています。キャスト陣は素晴らしかった。いつか彼らのうちの誰かが戻ってくるとしたら幸運です。」と続編の可能性について何の約束もしませんでした。

また、「彼らの内誰かが」とした事で、チーム全員が一度に戻って来る可能性はあまり期待出来ないのかもしれません。

「エターナルズ」は公開当時、MCUのワースト2の興行収入を記録。コロナ禍があった事を加味しても、その数字は良いとは言えませんでした。

映画はいくつかの続編の可能性を示唆したまま終わっており、「エターナルズ2」の計画が凍結中だと報じられる中で、予定されていた物語はいくつかの作品に分割して語られていくとも噂されています。

また、イカリスなどいくつかのキャラは「マーベル・ゾンビーズ」でゾンビとなって戻って来る事が公式に発表されています。

そして「インヒューマンズ」について社長は「彼らが戻ってくるかどうか、どこに戻ってくるか、そしていつ戻ってくるかは、これからわか​​るでしょう。」とエターナルズに比べて何やら前向きな回答を示しました。

米ABCで放送されたドラマ「インヒューマンズ」は同社の「エージェント・オブ・シールド」がヒットしていた中で期待外れの失敗となり、続編の開発が中止。それでもブラックボルトを演じたアンソン・マウントさんはMCUの映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で同役を再演し、そして悲しいことに瞬殺されてしまいました。

なお、アンソン・マウントさんは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」出演の噂を否定しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-6-anson-mount-dined-rumor/”]

約1年前には「エターナルズ」か「インヒューマンズ」のどちらかのアニメ化が検討されているとも報じられていましたが、どちらの続編も可能性が小さいながら残されているのかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-animation-rumor-eternals-or-inhumans/”]

ケヴィン・ファイギ社長がドラマシリーズの醍醐味とX-MENの計画について言及

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア omelete とのインタビューでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のストリーミング戦略について語り、X-MENやデッドプールとウルヴァリンの今後についても言及しました。

2025年以降のMCUドラマに関して、ファイギ社長は次のように語りました。

今後も更新を続ける予定です。来年は「デアデビル:ボーン・アゲイン」から始まります。シーズン1を初公開できることをとても楽しみにしています。その時点ですでにシーズン2の撮影は始まっています。これは、複数のシーズンに渡って番組を展開するというアイデアが私たちの好みだということを示しています。結局のところ、それがテレビドラマで最もクールなことの1つですから。

また、2025年の劇場公開及び配信作が豊富な事について、2025年が特別なだけで以降は少し落ち着くと改めてコメントしました。

以前は年間4本の映画と4つのシリーズを制作していましたが、2本の映画と3つのシリーズに減ると思います。ただし、2025年は特にそうはなりません。これらのタイトルには長い間取り組んできましたが、たまたま今リリースの準備が整ったというだけです。とても興奮しています。

そしてX-MENに関する質問に対して、「何年も前に『アベンジャーズ/エンドゲーム』を準備していたとき、物語のグランドフィナーレに到達することが課題でした。その後、また最初からやり直さなければなりませんでした。今回は『シークレット・ウォーズ』に向けて、何が起こるかはもうよくわかっています。X-MENはそれ以降の物語で、未来の重要な一部です。」と回答しました。

デッドプールとウルヴァリンがそこにどう関係してくるかについては、「デッドプールとウルヴァリンの計画はいつも同じです。私たちはいつも、彼らをどこに、どのくらいの速さで組み込めるか考えています。」と付け加え、X-MENのリブート映画とは別に彼らの出番を模索しているとしました。

デッドプールとウルヴァリンは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に再登場すると多くのファンが決め込んでいる所ですが、ファイギ社長は今回のインタビューでこれを明確にはしませんでした。

「デッドプール&ウルヴァリン」のライアン・レイノルズさん、ヒュー・ジャックマンさん、そしてショーン・レヴィ監督が三人でマーベルとは関係のない別の新作映画を撮る事を先日発表。レイノルズさんは「12ヶ月かけて脚本を執筆する予定」とも話しており、この新作映画の制作がMCUにどのような影響を与えるのかは分かっていません。

ソース:MCU vai renovar mais séries? Kevin Feige fala de estratégia no streaming

「アガサ・オール・アロング」ショーランナーがニッキーの父親のヒントを提供

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」の脚本とショーランナーを務めたジャック・シェーファーさんが、ジェフ・ゴールドシミスさんとのQ&Aで、アガサの息子ニッキーの父親について、これまでで最大のヒントを提供しました。

ジャック・シェーファーさんは本作の制作を振り返り、「ニッキー役のキャスティングをしているとき、私たちは時々『あの子はリオに似ているだろうか? あの子はオーブリー・プラザに似ているだろうか?』と考えていました。」と述べ、死神が父親代わりと考えられていた事を明かしました。

そして、「ファンがこれほど熱狂的になるとは予想していませんでした。どんな作品が受け入れられるか、人々が関心を持つかどうかはわかりません。関心を持つ人の数は私にとっては驚くべきものです。今後のMCUではアガサとリオのバックストーリーがさらに解明されることを期待しています。」と、必要以上の設定をしておらず、これらは今後必要な時にその時の監督が描いていくだろうとしました。

MCUではワンダが無精子で魔法による出産を行った第一号であり、アガサがそれに続く(時系列上ではアガサが先ですが)形に。

しかしながら「アガサ・オール・アロング」の9話冒頭でアガサは「魔法や呪文もなしに生まれた」としており、ワンダと違って少なくともアガサの意思による妊娠ではなかった事が伺えました。

MCUのレディ・デスは死の象徴としてだけではなく再生も司っているようであり、リオ・ヴィダルの魔力によって妊娠したと考える理論が現在のファンの間での主流となっています。

ニッキーは純粋で母親のアガサに言われるままに魔女殺しの片棒を担いでいました。このあたりは死神の資質を受け継いでいるとも解釈出来ますが、最終的には罪悪感を感じて魔女殺しを延期した事で、寿命が尽きてしまいました。

オーブリー・プラザさんの起用が発表された2023年、リオとアガサが結婚しているとも報じられていました。実際のドラマでは結婚とまではいかずとも恋人関係であった事は間違いなく、今後のMCUで新設定が設けられる可能性はありますが、現時点ではニッキーはアガサとリオの息子と考えるのが妥当なようです。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。