ジェレミー・レナーさんが告発相手の監督に対して数百万ドルの訴訟へ発展か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」などでホークアイ/クリント・バートンを演じてきたジェレミー・レナーさんが、元仕事相手から脅迫等で告発されていた件について、訴訟を起こすと報じられました。

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海外メディア Deadline によると、レナーさんの弁護士であるマーティン・シンガー氏はジョウ監督の主張が事実とは異なると説明、否定しました。そして監督に対して業務停止命令書を送付したと言います。

「2025年7月に一度だけ、極めて短く、完全に合意に基づいた会合があった以外、私の依頼人との個人的な関係はありません。」

シンガー弁護士はまた、レナーさんがジョウ監督のディズニードキュメンタリー「マスターズ・オブ・シネマ2:ディズニー・クロニクルズ」に参加することに同意しただけで、彼女のAI映画「スターダスト・フューチャー:スターズ・アンド・スカーズ」に参加することには一度も同意しなかったと主張。 

「私の依頼人は、ディズニーに関するあなたのドキュメンタリーに出演することで、あなたのキャリアを支援することに快く同意してくれました。その後、あなたは、私の依頼人がAIで生成されたアニメーション映画のナレーションを担当したと虚偽の主張をしていることが判明しました。私の依頼人は、ディズニーのドキュメンタリー以外、AIで生成されたアニメーションやその他のプロジェクトについて一切知らず、自発的に参加したこともありません。2025年7月12日にインタビューを受けたディズニーのドキュメンタリー以外のエンターテイメントプロジェクトにおいて、依頼人の氏名、肖像、または声を悪用し続ける場合、依頼人の貴重なパブリシティ権の商業的不正使用により、数百万ドル規模の賠償責任を負うことになりますので、ご注意ください。」

Deadline はジョウ監督側の対応も記載。

監督は9月15日にレナーさんが「仮題:マスターズ・オブ・シネマ2:クロニクルズ・オブ・ディズニー 、およびそこから派生したすべてのプロモーション作品、派生作品、関連作品」のタレントリリースフォームに署名した」とコメント。監督の説明によると、「スターダスト・フューチャー」は「クロニクルズ・オブ・ディズニー」の「パート2」、進化版との事で派生作品、関連作品にあたるようです。 

監督はさらにDeadlineに、10月にレナーさんに対して映画に関する件で差し止め命令書を送ったと語りました。Deadline は「JR」と思しき署名が入ったタレントリリースとされる文書を見せられたと記載していますが、それが本物かどうかは確認できなかったと注意書きしています。 

レナーさんがこのプロジェクトに関わっているという噂は、2025年10月14日にVariety によって報じられました。報道によると、レナーさんは映画のナレーターで「宇宙の起源から2080年までの物語を観客に導く」オラクル ・オブ・タイムを演じると言われています。

一方、シンガー弁護士は、レナーさんと監督はドキュメンタリーに参加することについて話し合っただけだと主張し、 「ジェレミーは1回のインタビューを受けたが、そのインタビューがドキュメンタリーのためだとだけ知らされていた」と主張しています。

そして「スターダスト・フューチャー」での声が「クロニクルズ・オブ・ディズニー」で収録したものを元にAIによって生成されたものかは不明だとしつつ、「同意なしにAIを使って人の声を(複製)することはできません。違法です。」とメディアに語りました。

監督はこの件にあたって違法行為はないと主張。「AIは私の作品のクリエイティブ面とビジュアル面にのみ使用されています。いかなる状況下でも、スクリーンショットや契約書の作成にAIを使用することは許可されていません。そのような行為は文書の偽造にあたり、違法となります。」

TMZ はシンガー弁護士の差し止め命令書を読んだとも報じています。同サイトによると、「セックスを要求する」ような「何百通もの」露骨なメッセージを送りつけたのはレナーさんではなくジョウ監督だったと主張。

TMZ も書状の内容を監督に報告し、監督側は「レナー氏が『性的または示唆的な性質』のメッセージを送り、同様の内容を要求し、彼女に『不快感と苦痛』を与えたと非難している」としています。そしてジョウ監督はレナーさんに、彼女に関する偽情報を広めるのをやめ、脅迫や恐喝をやめるよう要求したと言います。 

ディズニーやマーベルはこれに関してまだコメントを出していません。

ソース:AI Documentary Director Insists Jeremy Renner Agreed To Narrate Movie As ‘Hawkeye’ Star Threatens “Multi-Millions” Lawsuit

ドラマ「ヴィジョンクエスト」に2名の俳優が追加、噂では「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に繋がる作品とも

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」に、ローレン・モライスさんとダイアン・モーガンさんが出演すると、海外メディア Variety が報じました。モライスさんはコミックのリサ・モリナーリを演じると言います。

記事によると「モライスはルアリド・モリカ演じるトーマス・シェパードと密接な関係にあるリサ・モリナーリ役を、モーガンはトッド・スタシュウィック演じるパラディンの仲間を演じる」とのことです。

したがってコミックに準じた設定であるならば、両者ともに敵対するキャラクターである可能性が高そうです。

コート・オブ・アームズことリサ・モリナーリは少年院でトミーと出会い、出所後にティボロのコートと呼ばれるアーティファクトを発見し、腕を2本増やしました。ヤングアベンジャーズに参加しようとしましたが、最終的にはヤング・マスターズ・オブ・イービルの一員として悪の道を歩むことになりました。 

モーガンが演じるキャラクターには名前がないので、現時点では彼女が誰を演じているのかは分かりませんが、パラディンの仲間と報告されました。

コミックのパラディンは金に従順な傭兵でヒーローでもヴィランでもありませんが、このドラマでヴィジョンが彼を雇うとも思えず、誰か(S.W.O.R.D.の元臨時長官タイラー・ヘイワード等)が雇って差し向けてくるヴィランの立ち位置として登場すると見られています。

パラディンの登場自体はショーランナーが正式に認めています

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そして海外スクーパーの MTTSH 氏は「ビリーは『ヴィジョンクエスト』に登場する。そして、チャンピオンズシリーズと『シークレット・ウォーズ』の予告も含まれる。そしてワンダの復帰も!」と報告。

「ザ・マーベルズ」でミズ・マーベルがケイト・ビショップを勧誘した続きになるのかは不明ですが、MCUのヤングチーム結成の礎となり、ワンダの復活を含めて映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」へと続いていく作品になるようです。

当初ワンダの復帰については「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」の間に公開される「ドクター・ストレンジ3」や「アベンジャーズ5.5」などの新作映画で実現するのではと考えられていましたが、ディズニーが予定していたタイトル未定のマーベル映画の公開日を取り下げた事で、消去法的に「ヴィジョンクエスト」しか舞台が残っていませんでした。

「ヴィジョンクエスト」の開発の噂が出だした頃は、エリザベス・オルセンさんはヴィジョンの妻ヴァージニアを演じるのではないかとされ、コミックをもとにしたホームスリラー作品になると噂されていました。

しかしその後はディズニーの制作方針の転換の影響を受けつつ、さらに凍結された「アーマーウォーズ」からトニー・スタークが作った遺産(ウルトロンなどのAI)を反映した脚本に変更されました。

「ヴィジョンクエスト」が「シークレット・ウォーズ」の導線を含むというのが事実であれば、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の劇場公開後の配信になる可能性が高そうで、2026年の年末ギリギリにスタートするのかもしれません。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」は、ドラマ「ワンダヴィジョン」のホワイトヴィジョンのその後を描く物語で、ウルトロンやジョカスタ、フライデーといったトニー・スタークが作り上げたAIたちも登場すると噂されています。

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ウルトロンをジェームズ・スペイダーさん、イーディスをエミリー・ハンプシャーさんが過去作から再演し、フライデー役はオーラ・ブレイディさんに変更。コミックのウルトロンの妻にあたるジョカスタ役をタニア・ミラーさんが演じるとされています。
また、ルアルド・モリカさんがトミー(トーマス・シェパード/トミー・マキシモフ)を、ヘンリー・ルイスさんがD.U.M.-E、ジョナサン・セイヤーさんが U を演じる事も正式発表されました。パラディン役をトッド・スタシュウィックさん、「アイアンマン」よりファラン・タヒールさんがラザを再演します。

そして、米ABC制作のドラマ「エージェント・オブ・シールド」とも何らかの関係があるとも以前に報じられていました。

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ドラマ「ヴィジョンクエスト」は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

ディズニープラスのマーベル再生ランキングツートップが判明、ひとつはかなり意外な作品に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」がディズニープラスの再生ランキングで今尚トップに君臨している事が報じられました。全世界で約27億9020万ドル(当時のレートで約2790億円)の興行収入を記録した「エンドゲーム」は当時のギネス世界記録にも認定されていました。

海外メディア THR のレポートによると、「エンドゲーム」と並んで視聴者が見ているのは「Spidey and His Amazing Friends」(邦題:スパイディとすごいなかまたち)との事。

記者会見でケヴィン・ファイギ社長は、「スパイディとすごいなかまたち」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」がディズニープラスで最も視聴されているマーベル作品の2本だと明言。

「子供たちはこの作品でこれらのキャラクターを知り、成長していくのです」とファイギ社長は語りました。

2025年8月には幼児向けマーベルアニメの第2弾「アイアンマンとさいこうのなかまたち」の配信も始まっています。こちらはアイアンマン、アイアンハート、アイアンハルクのアイアンフレンズを中心に様々なキャラクターが登場しています。

MCUのスパイダーマンアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」も評判は良い作品でしたが、「スパイディとすごいなかまたち」には遠く及ばない結果となったようです。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降の実写作品は大きな波を超えた後という事もあって興行収入は伸び悩んでいました。最新映画となる「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」がどこまで迫れるのかも注目されています。

ソース:THR HEAT VISION

「ホークアイ」ジェレミー・レナーさんが告発に対して「真実ではない」と反論

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」で主演を務めたジェレミー・レナーさんが、先日、脅迫や性的嫌がらせなどの告発を受けた事に対して、代理人を通じて真っ向から反発しました。

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海外メディア Variety はレナーさんの代理人のコメントを公開。

「申し立てられていることは全く不正確で真実ではありません」

先日明らかになった映画監督のイー・ジョウ氏からの申し立てを否定する形となりました。ジョウ監督は、レナーさんが「自身の個人的で親密な写真」を送りつけ、ある時、レナーさんが部屋に閉じこもるほどの不穏な行動をとったと主張していました。

ジョウ監督のデイリー・メールへの告発によると、彼女は8月20日の夜、ディズニーのドキュメンタリープロジェクトについて話し合うためレナーさんと会っていたと主張。レナーさんはワインを1本飲んだとされており、監督はその夜に友人に送ったとするテキストメッセージの中でレナーさんを「暴力的」と表現し、助けを求めていました。監督は、恐怖のあまり部屋に閉じこもったと主張しています。

CBM は代理人の対応について、「この種の申立に対して『私がやりました、すいません』というコメントは見たことがない」とし、どちらの主張も鵜呑みにすべきではないとしています。

Variety によると、ジョウ監督はディズニーの遺産と歴史を描いたドキュメンタリー「クロニクルズ・オブ・ディズニー」の監督を務めており、レナーさんはこのドキュメンタリーの中でコメンテーターとしてインタビューを受けています。ディズニー自身が制作したわけではないこの映画には、衣装デザイナーのマーク・ブリッジス氏とメイクアップアーティストのビル・コルソ氏も出演すると報じられています。

また、ジョウ監督の「スターダスト・フューチャー:スターズ・アンド・スカーズ」でもレナーさんは声優を務めています。本作はAIによって完全に制作された初の長編アニメーション映画と言われています。11月に映画賞の対象となる劇場公開を目指しており、収益の一部はレナーさんの慈善団体であるレナーベイション財団に寄付される予定との事。

ソース:Jeremy Renner Denies Harassment Allegations From Film Director: ‘Totally Inaccurate and Untrue’

ホークアイ役ジェレミー・レナーさんが脅迫等で告発される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」などでホークアイ/クリント・バートンを演じたジェレミー・レナーさんが、ドキュメンタリー「クロニクルズ・オブ・ディズニー」とAIアニメーション映画「スターダスト・フューチャー」で共に仕事をしたイー・ジョウ監督から告発を受けました。

ジョウ監督は デイリー・メール を通じて告発。レナーさんとのテキストメッセージのやりとりなども公開。虐待とICE(移民税関捜査局)への通報の脅迫を受けたと主張しています。

監督は Instagram を通じて「深い後悔、悲しみ、そして失望とともに、長い間心に抱えてきた真実を明かさざるを得ません。ここ数ヶ月、私は自分の安全に対する恐怖と、受けてきた扱いに対する深い苦悩の中で生きてきました。女性、映画監督、クリエイターは、自分の名誉と作品の誠実さを守りながら、このような感情的および心理的なプレッシャーの下で仕事をするべきではありません。」とコメント。

別の投稿では経緯を説明。監督は 2025年6月 にレナーさんと初めて接触したと言い、その後すぐに卑猥な写真を送ってくるようになったとも主張しています。

「2025年6月、突然、ジェレミー・レナーの写真2枚と、DMとWhatsAppで一連の望まないポルノ画像を受け取りました。これが彼による私への紹介でした。過去のメディア報道によると、その後、彼が過去に他の女性と自己紹介として共有していたこともわかりました。」

監督は Instagram で、レナーさんが家の中にいる写真や、一緒にドライブしている写真なども公開。

「ドキュメンタリーのロジスティクスについて話し合っていたところ、彼が一人でワインを1本飲み、2時間も怒り狂って叫び続けました。何かあった場合に備えて、チーム、両親、ディズニーの同僚に居場所を共有しなければなりませんでした。彼は本当に怒っていたので、夜に部屋に入ってこないように祈りながら、安全のために部屋に閉じこもらなければなりませんでした。私は一言も発する事が出来ませんでした。命の危険を感じたからです。」

監督は最近レナーさん自身も触れていた元妻へのDV報道についても言及。

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「過去の不正行為について個人的に彼を非難し、女性として、そして映画製作者として私を尊重するよう、きちんと行動するよう求めたところ、彼は移民局/ICEに通報すると脅迫しました。これは私に深い衝撃と恐怖を与えました。」

監督はこの際の一連のやり取りとしてテキストメッセージのスクリーンショットを公開。

ここで監督は「地獄に落ちろ」「名前は全部明かした」「お前は豚だ」「あらゆるアプリを使ってクソ写真を送っている」「誰も何も言っていない」「今のところは」 と責め立て、レナーさんは 「移民局にあなたの…について通知済みだぞ」と返信。これが監督のいう脅迫されたという部分に当たるようです。

デイリー・メール紙によると、ジョウ監督はレナーさんのメッセージの残りの部分を提供することを「拒否」したとの事。

また、監督は同メディアに対して「私は彼に連絡を取ったことはありません。彼が私を追いかけてきたのです。私は彼の名前も知りませんでしたし、彼の映画も見たことがありません。彼は私を利用し、私を否定し、私たちの仕事を否定しました」と主張しています。

レナーさん側のコメントは今のところ出ていません。

【噂話】ドラマ「ワンダーマン」のランタイムが明らかに

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」の各エピソードのランタイムが報じられました。全8話のドラマシリーズという事は以前から公式発表されていましたが、そのランタイムは予想されていたよりも少し短いようです。

@legadodamarvel 氏の報告によると、1話はおおよそ30分前後になるようで、最も短い第5話だと23分しかありません。クレジット(スタッフロール)を除いた正味のドラマパートは20分を切るぐらいになる事でしょう。

トータルでいうと本作が 248分 で、直近のドラマ作品でいうと「アイアンハート」が 305分、「デアデビル:ボーン・アゲイン」が 454分、「アガサ・オール・アロング」が 379分 と、比較してみてもやはりかなり短いようです。

そうは言っても映画2本分ほどのランタイムにはなるので、満足の行く物語を描くための時間がないという事は全く無いはずで、あとは脚本次第という事に。

プロデューサーは本作がシーズン1のみで完結しているとしつつ、好評であればシーズン2も検討されると話していました。

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ドラマ「ワンダーマン」はヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世さん演じる主人公サイモン・ウィリアムズが、ハリウッドを舞台に世界に挑む俳優として、そしてヒーローの原点を探求する作品。「アイアンマン3」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」からベン・キングズレーさん演じるトレヴァー・スラッタリーが再登場。「シャン・チー」「スパイダーマン:ブランニューデイ」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が最初の2話を担当し、「ホークアイ」のアンドリュー・ゲストさんが脚本、製作総指揮を担当。

ドラマ「ワンダーマン」は 2026年1月27日 に米ディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ドラマ「スパイダー・ノワール」、12月にお披露目か

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダー・ノワール」の映像が来月公開される可能性があると報じられました。来月開催されるコミコンエクスペリエンス2025にAmazonの参加が認められたと言います。

12月の4日から7日にかけて開催されるCCXP2025にAmazonプライムの参加が決定。これにより、2026年配信予定とされているSSUのドラマ「スパイダー・ノワール」のトレーラーが公開されるのではないかと話題になっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-spider-noir-release-date-rumor/”]

コミックのスパイダーマン・ノワールを主人公とするSSU初のドラマ作品として発表されていた本作ですが、酷評された「モービウス」に始まり、さらなる批判を浴びた「マダム・ウェブ」などを経て、「クレイヴン・ザ・ハンター」を最後にSSU自体が凍結状態に。「スパイダー・ノワール」にヴェノムらとの関連が残されているのか、SSUとは関係がない単独作として編集されているのかは分かっていません。

ノワールと同時期に制作発表されていたドラマ「シルク:スパイダーソサエティ」は完全に沈黙したままになっています。

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「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。

ほか、ラモーン・モリスさん、ブレンダン・グリーソンさん、エイブラハム・ポポーラさん、リー・ジュン・リーさん、ジャック・ヒューストンさん、ルーカス・ハースさん、キャメロン・ブリットンさん、キャリー・クリストファーさん、マイケル・コストロフさん、スコット・マッカーサーさん、ジョー・マッシンギルさん、ホイットニー・ライスさん、アマンダ・シュルさん、アンドリュー・ルイス・コールドウェルさんらがキャスティングされています。

番組は全8話構成が予定されています。

配信日は現時点で不明。まず米国でMGM+で初公開され、その後、米Amazonプライム・ビデオで配信されることが分かっています。

【噂話】マーベル・スタジオがマイナーなミュータントのデビューを計画していると言う

マーベル・スタジオが今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にコミックのマイナーなキャラクターを導入しようと計画していると報じられました。どの作品で登場する事になるのかは分かっていません。

海外スクーパーの MTTSH 氏の報告によると、ドアマンがMCUデビューを果たすとの事。

コミックのドアマン/ダマール・デイヴィスはデビュー当時は大学生で、ミスター・イモータルのチームメンバー募集広告を見て応募し、グレート・レイクス・アベンジャーズの初期メンバーのひとりとなりました。見た目はシンビオート・スパイダーマンに似ていますがまったく関係ありません。

ドアマンはミュータントで、ダークフォース・ディメンションという闇の異次元への扉を開ける能力を持っており、これを用いたテレポートが可能な他、自身を「ドア」として他者や物質を転送すると言った能力を持っています。現在は死の天使として、死者の魂をそれぞれの行き先に送る役目を負っています。

ドアマンと関係があるミスター・イモータルはドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」で実写化済みですが、グレート・レイクス・アベンジャーズがMCUでチームデビューするかどうかは分かっていません。

ミスター・イモータルが「シーハルク」でデビューしている事を考えると、ドアマンのデビューはドラマ「ワンダーマン」のような作品があいそうですが、今のところどの作品でデビューするかの詳細は不明です。

グレート・レイクス・アベンジャーズ自体が自称アベンジャーズの集団で、コミックでは彼らの存在を疑問視したホークアイとモッキンバードが視察に。一応はヒーロー活動をしている事が認められ、おとがめなしとなったチームでした。

こういう部分を「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で描く尺がないのは明らかで、これらの映画でドアマンがデビューする可能性は低いと言えそうですが、ルッソ兄弟監督らがコメディ好きな事を考えるとゼロパーセントとも言い切れない所となっています。

【ネタバレ注意】ドラマ「ヴィジョンクエスト」、とある舞台監督が内容の一部を話してしまう

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」では、以前からルアルド・モリカさんがワンダとヴィジョンの息子トミー・マキシモフの転生後であるトーマス・シェパードを演じると噂されていましたが、10月の公式発表でこれが正式に認められていました。

※これより先は「ヴィジョンクエスト」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

そのルアルド・モリカさんと、ドラマ「アガサ・オール・アロング」でビリー・マキシモフの転生体であるウィリアム・カプランを演じたジョー・ロックさんが出演する舞台「クラークストン」のジャック・セリオ監督が、ファンとの質疑応答の中で「ヴィジョンクエスト」のネタバレを話してしまったと報じられています。

セリオ監督がイベント中に「彼らは兄弟として一緒に一日を撮影していた」と「ヴィジョンクエスト」の撮影について語ったと複数のイベント参加者が報告。

コミックのヤングアベンジャーズのウィッカンとスピードであるビリーとトミーはいずれどこかの作品で再会するとは予想されていましたが、意外にもそれは「ヴィジョンクエスト」で早くも実現するようです。

セリオ監督はビリーとトミー本人たちからこの話を聞き、これがネタバレに相当するものだとは知らずに口にしてしまったという所でしょうか。

双子の再会が確定となると、父親であるヴィジョンが主人公のこのドラマで息子たちが再会するのであれば、母親であるワンダの不在がどのように扱われるのかが気になる所。また、「アガサ・オール・アロング」でビリーと共に旅に出るような終わりになっていたゴーストになったアガサ・ハークネスも再登場するのかという点も疑問となっています。

「ヴィジョンクエスト」ではホワイトヴィジョンの自己探求以外にも大きく展開しそうな予感になってきましたが、この最新ドラマでワンダが戻って来るまで描かれることになるのか注目です。

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ドラマ「ヴィジョンクエスト」は、ドラマ「ワンダヴィジョン」のホワイトヴィジョンのその後を描く物語で、ウルトロンやジョカスタ、フライデーといったトニー・スタークが作り上げたAIたちも登場すると噂されています。

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ウルトロンをジェームズ・スペイダーさん、イーディスをエミリー・ハンプシャーさんが過去作から再演し、フライデー役はオーラ・ブレイディさんに変更。コミックのウルトロンの妻にあたるジョカスタ役をタニア・ミラーさんが演じるとされています。
また、ルアルド・モリカさんがトミー(トーマス・シェパード/トミー・マキシモフ)を、ヘンリー・ルイスさんがD.U.M.-E、ジョナサン・セイヤーさんが U を演じる事も正式発表されました。パラディン役をトッド・スタシュウィックさん、「アイアンマン」よりファラン・タヒールさんがラザを再演します。

そして、米ABC制作のドラマ「エージェント・オブ・シールド」とも何らかの関係があるとも以前に報じられていました。

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ドラマ「ヴィジョンクエスト」は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ドラマ「ロキ」の未公開エンディングが映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に含まれている?脚本家がほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんが、配信されなかったエンディングについて、「将来的に目にする可能性がある」と明かしました。

2022年にリリースされた公式のアートブック「Marvel Studios’ Loki: The Art Of The Series」では、シーズン1には別のエンディングがあった事が記載されており、ロキはハッピーエンドを迎える予定だったと紹介されていました。

詳細は不明なものの、この本によるとロキはTVAを離れ「別の世界で独自の冒険に旅立つ」ことになっていました。

Reddit でのファンとのやり取りで、削除されたエンディングの詳細がいつか明かされるのかと質問された際、ウォルドロンさんは「絶対ないとは言えません、特にMCUではね。いつか読むのではなく、実際に見ることができる日が来るかもしれませんよ。」と回答。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の脚本にも参加しているウォルドロンさんのこの発言に対して、「ロキ」の未公開のエンディングが「ドゥームズデイ」の物語として含まれているのではないかと、海外ファンは疑い始めています。

「ロキ」の結末が違っていたならシーズン2の内容はまったくの別物になっていたはずで、どちらがファンに好まれたのかは現時点で比較することは出来ません。

シーズン1はマイケル・ウォルドロンさんがヘッドライターを務め、エリック・マーティンさんが参加してサポート。途中でウォルドロンさんは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の執筆のために離れ、シーズン2はマーティンさんが引き継いで執筆しました。

ウォルドロンさんは以前のインタビューで「いつも違う結末があります。でも、シーズン1のオリジナルエンディングはありました。それはきっと私だけのものなんです。」とも語っていました。

「その作業の多くは、撮影現場にいたエリック・マーティンと共同で行いました。パンデミックの中、私はロンドンでロックダウン中に『ドクター・ストレンジ』を制作していました。エリックと私はロキの最終話を一緒に書きました。あの素晴らしい最後の瞬間は、彼の功績が大きいです」

シーズン2でマルチバースを束ねるユグドラシルと化したゴッド・ロキを通じて、今後の作品でロキがハッピーエンドを迎えた別のマルチバースを覗き見する事はMCUの設定として十分にありえそうな展開。

ただしそれが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」になるかどうかはあくまでファンの願望にすぎず、「ロキ」シーズン3や「ソー5」と言ったような別の関連作や、単にディズニープラスやYoutube、Blu-rayなどでおまけ映像的に公開される可能性も否定出来ません。

ドラマ「ロキ」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。