ドラマ「ホークアイ」、1話のイースターエッグをピックアップ

2021年11月24日、ディズニープラスで配信されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」シーズン1エピソード1「憧れのヒーローには会うもんじゃない」のイースターエッグを中心に原作コミックの設定や今後の予想などをご紹介していきます。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

オープニングロゴシーケンスの更新

おなじみのマーベル・スタジオのロゴが登場するオープニングシーケンスではマイナーチェンジが施されています。テキスト部分にはこれまでの作品の映像が流れていますのが、ここにフェーズ4の作品が追加されています。

©2021 MARVEL,Disney

具体的には映画「ブラックウィドウ」からナターシャとエレーナのシーン、そして映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」かシャン・チーが登場しています。追加が確認されたのは両方とも映画作品であり、「ワンダヴィジョン」などディズニープラスシリーズの映像はまだ含まれていないようです。

ケイト・ビショップのオリジンの変更

本作のメインキャラクターの一人、ケイト・ビショップの幼少期のシーンから始まった第1話。時は2012年、場所はニューヨーク。両親が引っ越しに関する口論をする中、ケイトは自室で盗み聞きをしていました。そんな中、映画「アベンジャーズ」(2012年)のラストで行われたアベンジャーズvsチタウリの決戦が始まり、ケイトの家も被害にあってしまいます。すんでの所でホークアイの放った矢によって助かったケイトと母エレノアでしたが、父デレクは亡くなってしまいました。デレクの葬儀でケイトは守る力と弓矢が必要だと誓うのでした。

コミックのケイトは、出版界の大御所デレクとエレノアの間に生まれた末娘で姉のスーザンがいました。幼少期に父デレクが他人に暴力を振るう様子を見て以降は父に対して幻滅していました。その後ヴィランに誘拐されたケイトはホークアイの活躍によって無事に生還し、それからはホークアイをロールモデルとして過ごすようになりました。姉スーザンの結婚直前の事、ケイトはセントラルパークで性的暴行を受けてしまいます。セラピストの助けも得てトラウマを克服し、自己防衛のために剣術、弓術、武術などをマスターしたケイトは、ウェストコースト・アベンジャーズ、ヤング・アベンジャーズ、シークレット・アベンジャーズなどに加入して活躍しています。

時計塔

ケイトが友人との賭けで狙う時計塔の鐘。この時計塔にはステイン・タワーと書かれています。そしてそこには「米国最古の大学の鐘楼。1725年10月20日に礎石が置かれました。2006年7月19日、オバディア・ステインを記念して再奉納されました。」と書かれています。

©2021 MARVEL,Disney

オバディアはMCUの記念すべき1作目「アイアンマン」のメインヴィランで既に死亡。以降特に触れられることはありませんでしたが、フェーズ4に入って「ホワット・イフ…?」にて再登場し、今回に至ります。

コミックのオバディアには息子のエゼキエルが存在し、9歳の頃に父オバディアが死亡して以降トニー・スタークへの復讐を目標に次世代兵器の開発に力を注いでいました。その後、父のアーマーを基に作り上げたアイアンモンガーマーク2でトニーを苦しめました。「ホワット・イフ」に続き今作でもステインの名が出てきたのは単なるイースターエッグなのか、あるいはドラマ「アーマーウォーズ」でヴィランとして息子が登場する可能性を示唆しているのか、気になる所です。

ケイトの友人たち

ケイトの友人として時計塔のシーンではグリアとフラニーのふたりが登場しています。彼女たちのフルネームは不明ですが、コミックにもいるヒーロー/ヴィランである可能性が残されているようです。

グリア・グラント・ネルソンはティグラと呼ばれる猫、虎のような獣人姿になるヒーローで、ケイト・ビショップと同じくウェストコースト・アベンジャーズに所属しています。

フラニーことフランシーヌ・フライはヴィランの二代目エレクトロです。コミックにおいてクリントやケイトとは特に関連性がありません。

ドラマで登場した二人の友人がコミックキャラクターと同一であるかは現時点で不明ですが、気になるポイントとなっています。

ロジャース:ザ・ミュージカル

2012年のニューヨーク決戦を舞台化したと思われるミュージカルを見るクリント・バートンと三人の子どもたち。その場で命がけで戦っていたクリントにしてみれば面白いミュージカルとは言えないようで終始苦い顔をしています。そして舞台上のナターシャ役を見て思い出す彼女の犠牲。

見かねて補聴器をオフにするクリントに対して、娘のライラが心配そうに「パパ役はかっこいいよ」と声をかけます。そしてミュージカルはハルクの見せ場になり、スマッシュを連呼。その後、歌詞が「一撃で街は粉々、さんざんだけどまあいいさ」と皮肉めいた展開になり、クライマックスのスティーブ・ロジャースの口癖「I can(could) do this all day」を歌うところでクリントは退席。

向かったトイレで「thanos was Right.」(サノスは正しかった)の落書きを目にするクリント。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のカーリ・モーゲンソウたちフラッグスマッシャーたちの信条でもありました。多くの犠牲を払ってサノスを倒したアベンジャーズたちでしたが、サノスを支持する人間もまだまだいるようです。なお、この文言はトレーラーでも確認出来ましたが、今後のエピソードの別のシーンで再登場するようです。

©2021 MARVEL,Disney

しかしトイレで横に並んだ男性からは「うちの子がファンなんです」と声をかけられ、子どもたちには人気のヒーローであることも伺えるシーンとなっています。

結局席に戻らず表に出たクリント。心配したライラもそれを追いかけ、「無理に見なくていい、こんなの馬鹿げてる」と伝えます。続いて出てきたクーパーとネイト(ナサニエル=ピエトロ・バートン)はなかなか気に入った様子ですが、幼いネイトは「なんでみんな何でも歌や踊りにするの?」とアメリカのエンターテイメントを皮肉ります。

ちなみにこのミュージカルで劇中でも指摘されているように、「アベンジャーズ」の時にはアントマンはいませんでした。しかし「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではアントマンも一緒に2012年のニューヨークにタイムトラベルしています。これは偶然の一致なのでしょうか、それとも重大な意味があるのでしょうか。

ケイトとエレノア

ケイトにシーンが変わり、ニューヨークの実家へと帰ります。ドアマンがいる所や内装からもわかるように、どうやらかなりお金持ちな様子。冒頭で家を売る話をしていたのとは随分ギャップがあります。これからチャリティーオークションがあるというエレノアは「嫌よね、貧乏人たちが金持ちを頼って」となかなかの毒を吐いています。

時計塔を壊した罰としてカードを解約したと告げるエレノア。続けて「若い子は自分を無敵だと勘違いしてる。お金持ちもそう思ってる。」とトニー・スタークやドクター・ストレンジを非難するようなセリフを放っています。ストレンジは手の治療のために財産を失いましたが。

ジャック・デュケイン

机の上に置かれた剣について母に尋ねると、「今学期いない間にちょっと変化があって」と返ってきました。そしてタイミングよくエレノアのボーイフレンド、ジャック・デュケインが登場。

コミックのジャックはクリント・バートンが所属していたサーカス団の先輩であり、サーカスを出たあとは様々なギミック付きの剣を使いこなすヴィラン、ソーズマンとして活動していました。その後アベンジャーズと戦う中でマンティスと出会い改心、後に結婚しました。

MCUのジャックがクリントと知り合いなのか、この先マンティスと出会うのかは不明ですが、ソーズマンである可能性は匂わせているようです。

中華料理店にて

カニを食べまくるクリント一家。吹替では「頼み過ぎだよ父さん」とクーパーのセリフが入りますが、英語や字幕では具体的に30人前食べていることがわかります。

子供3人とニューヨークまでクリスマス旅行に来るクリントの現在の懐事情については説明がありません。現状を見るにそれなりに裕福なのでしょうか?「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではサム・ウィルソンがお金に苦心している様子も描かれていましたが、一方でワンダとヴィジョンは家の購入もしていました。もっとも後者の場合はワンダの魔法やヴィジョンのマインド・ストーンで不動産業者を操っても手に入りそうですが、それはあまり考えたくありません。クリントの場合はS.H.I.E.L.D.時代にトップクラスのエージェントとして多額の給料が出ていたという可能性もありそうです。

クリスマスにやりたいことを聞かれた子どもたちは「お菓子の家」、「映画マラソン」、「醜いセーター」、「ツリーの飾り付け」と定番のプランを提示。クリントは全部やるぞとした上で、大事なのは全員一緒にやることだと付け加えます。サノスによって家族全員を失った5年を経験したクリントは、人一倍家族に思い入れが出来ているようです。

店側から「ニューヨークを救ってくれたお礼」として食事代は無料に。クリントのこれまでの行いはエンタメ化されたり、悪意に否定されたり、そして善意に救われたりとそれぞれの立場からの解釈が矢継ぎ早に描かれています。

チャリティー・オークション

母から赤いドレスを着るように言付けられていたケイトですが、黒いスーツを着用して出席しています。母とジャックの仲がいいことへの不満の表れなのかもしれません。

会場で話しかけてきたのはアーマンド・デュケイン三世。ジャックのおじにあたる人物でした。アーマンドから母をジャックの再婚を聞かされたケイト。アーマンドは二人の結婚に異論がある様子ですが、再婚の話にショックを受けたケイトは深く追求することはありませんでした。そして、風に当たってくると告げ会場の外へ出たケイトはそこで一匹の犬と出会うのでした。

建物内に戻ったケイトは、アーマンド・デュケインとエレノアが口論している所を見つけてしまいます。「帝国の礎は“嘘”だった」と責められていた母に事情を聞こうとしますが、エレノアはとぼけて話そうとしません。ケイトが母を脅したアーマンドを追うと、厨房を抜けた先のワインセラーでは謎のオークションが開催されていました。

闇オークション

アーマンドの他にもエレノアとの会食を中座して参加しているジャックの姿があったこの謎のオークション。

そこではトリケラトプスの頭骨が270万ドル(約3億円)で落札されており、明らかに普通のオークションではありませんでした。これが盗品であるならシンプルなのですが、実はコミックでは恐竜が生き残っている島「サヴェッジランド」が存在します。南極大陸に属する小さな島のサヴェッジランドは南極であるにも関わらず熱帯気候で、恐竜が跋扈しています。またワカンダ以外でヴィブラニウムが眠っている世界に二箇所しかない場所のひとつであり、X-MENの訓練場としてもよく使われています。

そして、アベンジャーズコンパウンドの残骸から回収されたというローニンの刀までもが出品。ローニンは「犯罪組織が握る地位と権力をほぼ無にした男」と紹介され、その正体が今でも不明だと付け加えられています。なお、刀は格納式ですがそのギミックは不明。短い柄の部分に長い刀身が収まるといった謎の仕様で、飛び出しナイフのような速度で出し入れ可能な事から、トニー・スタークのナノテクとは少し違うようです。

このローニンの刀は47万5000ドル(約5000万円)でアーマンドが落札します。

トラックスーツ・マフィア

闇オークションで新たにローニンのスーツが出品された頃、トラックスーツ・マフィアたちが乱入してきます。突入前のシーンでは(英語版では)ロシア語で話すキャラクターがいる事もわかり、コミックでのイワンを参照している可能性があるようです。なお、トラックスーツとは運動着、すなわちジャージの事であり、彼らの象徴的なファッションスタイルにもなっています。

マフィアたちは壁を爆破し、オークション会場へと乱入。彼らの狙いは「時計」との事ですが詳細はわかりません。この混乱に乗じてジャックはローニンの刀を奪い、一方でケイトはローニンのスーツを着込んでマフィアたちに反撃を開始。武術大会で優勝するだけあって、戦闘力はなかなかのものである事が判明します。

場面が変わって表で荷物を積み込んでいたマフィアのひとりが積荷の中から偶然にお目当ての「時計」を発見。この時計が何かは分かりませんが、アベンジャーズコンパウンドからの品物である事がタグからわかるため、スタークのテクノロジーが搭載されている可能性は高いように思えます。映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」ではデザインが異なるものの、アイアンマンのアーマーの手甲部分に変化しリパルサーブラストを発射できる時計が登場していました。

©2021 MARVEL,Disney

しかしこのマフィアに先程の犬が噛みつき格闘状態になったところを、会場を後にしたケイトが通りかかり、犬を助けます。その様子をカジと呼ばれるメンバーが目撃していました。コミックに登場するクラウン/カジミェシュ・カジミエルチャクと同一であるかは今の所不明です。

蘇ったローニン

宿泊先のホテルでローニン復活のニュースを見て過去の暗い記憶が蘇るクリント。映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」で真田広之さん演じるヤクザのアキヒコを殺害したシーンがフラッシュバックします。

なお、ここで流れているニュース番組「SPECTRUM NEWS」は実在の番組であり、過去のMCUでよく登場した架空の放送局WHiHのニュース番組「NEWS FRONT」とは異なります。

一方、犬を助けたケイトは隠れ家に連れ帰り、お腹をすかせた犬にピザをあげていました。コミックではこの犬はラッキー・ザ・ピザ・ドッグと名付けられていることからもわかるようにピザが好物という設定です。

アメリカ映画などで犬がピザを食べるシーンはよく見かけますが、日本の風潮的に犬にピザを与えるのは特にタマネギやガーリックが気になる所。海外のデータベースによると、犬のタマネギ中毒は柴犬や秋田犬などの日本犬によく見られるようで、洋犬は和犬に比べて中毒に対して少し強いようです。

母を脅したり、闇オークションを不審に思ったケイトは犬をおいてローニンスーツを着たまま、アーマンド邸に向かいます。しかしそこでケイトが見たのは刺殺体となったアーマンドの姿でした。

アーマンド邸から逃げる途中でトラックスーツ・マフィアに囲まれるケイト。コミックどおり語尾に「Bro.」(ブロ、ブラザーの意)を付けて話すマフィアたちですが、日本語字幕や吹替には特に表現されていません。

善戦するケイトでしたが数の上でも不利になり、車の中へ逃げ込みます。そこへ乱入するクリント。あっさりとマフィアを倒したクリントは車の中からケイトを引きずり出し、過去の亡霊であるローニンと対面、一方でケイトにとっては憧れのホークアイとの出会いとなるのでした。

エンディング曲ではトレーラーでも使用されていたアンディ・ウィリアムスさんの「It’s The Most Wonderful Time Of The Year」(1963年) が流れ、子どもたちとの最高のクリスマスを歌っています。


ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2021年12月1日 配信予定です。

【悲報】ラッキー役ジョルトちゃん、他人の物を奪うヒーローにあるまじき行為をしてしまう

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でラッキー・ザ・ピザ・ドッグを演じるジョルトちゃんが、他人(他犬)の物を横取りしてしまうヒーローとは呼べない行為が収められた動画がSNSで公開され、海外で話題になっています。

動画はジョルトちゃんの公式Instagramにて公開されています。

劇中同様にピザが大好きなジョルトちゃんは、一瞬でピザを奪いカメラからフェードアウト。ピザを取られた犬は急いで残り僅かなピザを頬張っています。

現在配信されている「ホークアイ」2話の段階ではまだ名前が付けられておらず、ケイトいわく爵位としてピザ・ドッグと呼称されています。

「ホークアイ」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズ創設メンバーのオリジナル・ドラマシリーズがディズニープラスで独占配信! 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2021年12月1日 配信予定です。

ドラマ「ホークアイ」、監督がシリーズフィナーレで「大きな何かを届ける」と示唆

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のリース・トーマス共同監督が、Youtubeチャンネル BadTaste.it のインタビューに応じ、シーズン1のフィナーレについてファンが期待出来ることについて語りました。

インタビューの中で、満足のいくシーズン1の結末と独立した結末の両方になると考えているというトーマス監督は「物事は雪だるま式にどんどん大きくなっていきます。そして、フィナーレではみんなに何か大きなものを届けることができると思っています。しかし、それは独立したストーリーでもあるしで、とても素敵なことです。」と述べました。

「ホークアイ」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズ創設メンバーのオリジナル・ドラマシリーズがディズニープラスで独占配信! 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2021年12月1日 配信予定です。

ドラマ「ホークアイ」、時系列について監督が訂正!舞台は2024年クリスマスに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のリース・トーマス共同監督が、先日行われた海外メディア Total Film とのインタビューの中で、本作の時系列が2025年のクリスマスになるとコメントしていました。しかしこれは誤りだったという事で、監督はTwitterにて正しくは2024年であると明かしました。

監督はTwitterにて「時系列は2024年です。一時期、2年先の2025年にしようとしていましたが、それでは皆さんの心を混乱させてしまうことになります。でも、今は1年後です。」と前回のインタビュー内容を訂正しました。制作段階では2025年を描く予定もあったとの事ですが、リリースバージョンは2024年のクリスマスとして制作されているようです。

これにより、やはり「ホークアイ」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は同じ時期、同じニューヨークで展開される事になるのでしょうか。それともスパイダーマンはこことは違う別のニューヨークなのでしょうか。

「ホークアイ」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズ創設メンバーのオリジナル・ドラマシリーズがディズニープラスで独占配信! 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか。

ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで1話2話同時配信開始です。

ドラマ「ホークアイ」、ヘイリー・スタインフェルドさんがケイト・ビショップがサノスのスナップの影響を受けたか説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」で新登場となったケイト・ビショップを演じるヘイリー・スタインフェルドさんが、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で、「サノスの指パッチンの影響を受けたか」質問され回答しました。

スタインフェルドさんはインタビューの中で「私はケイトが生き延びる姿を見て、そこには喪失感もあると信じています。指パッチンは彼女には影響なかったと思います。」と述べました。

ケイトが影響を受けたかどうかは作中からも推測出来るようになっています。

ケイトは「ホークアイ」の第2話で「22歳」であると話しています。そして本作の時系列は監督のインタビューから2025年のクリスマスである事がわかっています。これらの事からケイトは2003年生まれで、2012年のニューヨーク決戦の際は9歳相当となります。これは「ホークアイ」の冒頭シーンで描かれた幼少期からも納得のいく年齢です。

逆にサノスの指パッチンの影響を受けていたと仮定すればどうなるでしょうか。

まずサノスの被害者が年齢をどう考えるべきなのかふたつに分かれます。生年月日から現在日時までの年を言う場合と、5年間を差し引いた肉体年齢を言う場合です。

前者の場合は肉体年齢が17歳。映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」にならえばまだ高校在学中となり、大学通いのケイトとは矛盾が生じます。

後者の場合は22歳+空白の5年を経験しているわけですから、生年月日は1998年となり、2012年のニューヨーク決戦では14歳。こちらも本作冒頭のシーンの幼少期ケイトとはズレがあるように思えます。

よってサノスに消されたという仮定は成立せず、スタインフェルドさんが「影響なかったと思う」と述べたように、そう考えるのが自然なようです。そして、スタインフェルドさんが自身の想像で答えているところを見ると、本作では特に触れられることのない話なのかもしれません。

「ホークアイ」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズ創設メンバーのオリジナル・ドラマシリーズがディズニープラスで独占配信! 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか。

ドラマ「ホークアイ」はディズニープラスで配信中、第3話は 2021年12月1日 配信予定です。

ソース:‘Hawkeye’: Did Kate Bishop Get Snapped by Thanos?

ドラマ「ホークアイ」、ヘイリー・スタインフェルドさんが配信開始の興奮と撮影初日の写真をシェア

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」に出演するヘイリー・スタインフェルドさんが、ディズニープラスで配信が開始された喜びを撮影初日の舞台裏写真とともに自身のTwitterで公開しました。スタインフェルドさんは、コミックの二代目ホークアイであるケイト・ビショップを演じています。

スタインフェルドさんは「ホークアイのエピソード1と2がDisney+でリリースされました!!!撮影の初日、興奮しすぎてパニックになった後に撮影されたもので、私がこれを書いている今も同じです…。MCUのファンの皆様へ。」とコメントを添えて投稿、配信開始の興奮を伝えました。

ケイト・ビショップ役にスタインフェルドさんがキャスティングされているという噂は2019年の9月頃から報道されていましたが、長きに渡って本人は否定を続けていました。そして最初の噂の報道から1年と少し過ぎた2020年12月ごろにようやく認める形となり、撮影が始まり、現在に至ります。

「ホークアイ」の公式あらすじは以下のとおりです。

「エンドゲーム」の戦い後、ホークアイのただ一つの願いはアベンジャーズを辞め、家族と一緒に平和なクリスマスを過ごすこと。しかし彼の過去と関わる、ある事件に巻き込まれてゆく。
アベンジャーズを辞めたい男<ホークアイ>がニューヨークを舞台に繰り広げる、ホリデー・サバイバル・アクション!


ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 より、ディズニープラスで配信中です。

ディズニーとケヴィン・ファイギの間で「X-MEN」に関する意見の相違があると報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)としてのリブートが期待されているヒーローチーム「X-MEN」について、ディズニーとマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長との間に意見の相違が出ていると、海外メディア Giant Freakin Robot が報じました。

記事によると、信頼できるソースからの情報として「ケヴィン・ファイギ社長はディズニープラスシリーズを利用して丁寧なストーリーテリングを望んでいるが、ディズニーは映画による大きな収益を期待している」との事。

映画「エターナルズ」(2021年)はチームメンバーそれぞれの深堀りが出来ていないと一部で批判を受けた事もあり、ケヴィン・ファイギ社長はMCUのフェーズ1や2でやってきたように、ある程度のキャラクター単位で作品を展開していきたいと望んでいるようです。

一方でディズニー側は映画の興行収入、および関連グッズの売上に期待しているとのこと。ディズニープラスシリーズとしてデビューしたドラマ「ワンダヴィジョン」以降、MCU作品がいくつか配信され高評価を得ていますが、その収益モデルは不明。月1,000円前後のサブスク代金では映画ほどの収益が出ない事は外部の人間でも容易に想像がつきます。

この意見の衝突が「X-MEN」のリブートスケジュールにどの程度の影響があるかは不明ですが、慎重になりすぎて過度に遅延することは避けて欲しいと願うばかりです。

ソース:Exclusive: Kevin Feige Wants An X-Men Series, But Disney Wants A Movie

ドラマ「ワンダヴィジョン」の大ヒット曲「Agatha All Along」がグラミー賞にノミネート

マーベル・スタジオ初のディズニープラスドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」で使用された楽曲「Agatha All Along」が、2022年1月に開催される第64回グラミー賞の受賞候補としてノミネートされました。この楽曲は「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー」などを担当したクリステン・アンダーソン=ロペスさんとロバート・ロペスさんによって制作されています。

2022年のグラミー賞の公式ノミネートリストによると、ロペス夫妻が作曲した「Agatha All Along」が最優秀楽曲賞映画、テレビ、その他映像部門(Best Song Written For Visual Media)にノミネートされています。

ファンに人気のあるこの楽曲は、夫妻の他に、キャスリン・ハーンさん、エリック・ブラッドリーさん、グレッグ・ウィップルさん、ジャスパー・ランドールさん、ジェラルド・ホワイトさんが参加して制作されました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」の7話に登場したこの曲はドラマ配信後すぐに公式無料配信され、Spotyfyではドラマ最終回までに180万回の再生数を突破していました。

この曲を歌うアガサ・ハークネス役のキャスリン・ハーンさんはディズニープラスシリーズの新作ドラマ「アガサ:ハウス・オブ・ハークネス」で戻ってくることが今月発表されています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:WandaVision’s ‘Agatha All Along’ Conjures Up a Grammy Nomination

ドラマ「ホークアイ」の「ロジャース:ザ・ミュージカル」の楽曲「Save The City」がYoutubeで無料配信中

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」で主人公クリント・バートンとその子どもたちが観劇した劇中劇「ロジャース:ザ・ミュージカル」で歌われた楽曲「Save The City」が公式Youtubeで無料配信されています。この楽曲はミュージカル「ヘアスプレー」のマーク・シャイマンさんとスコット・ウィットマンさんによって作詞作曲されています。

映画「アベンジャーズ」(2012年)のアベンジャーズとロキのニューヨーク決戦を舞台化したこのミュージカルではスティーブ・ロジャースの口癖「I can(could) do this all day」なども歌詞の中に含まれているほか、エンドクレジットシーンで食べに行ったシャワルマについても言及されています。

Youtubeのコメント欄では「実際に上演して欲しい」などのコメントも寄せられており、ドラマ「ワンダヴィジョン」の「Agatha All Along」のように配信初日から人気が爆発しているようです。

ドラマ「ホークアイ」はディズニープラスで配信中。次回、第3話は 2021年12月1日 配信予定です。

ドラマ「ホークアイ」、監督が「キャプテン・アメリカ」のミュージカルはクリントを困らせるためと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」で、「キャプテン・アメリカ」のミュージカルが劇中劇として登場することについて、本作のリース・トーマス共同監督が、海外メディア CinemaBlend とのインタビューの中でその理由について語りました。

インタビューでトーマス監督は、「ロジャース:ザ・ミュージカル」の原案は、「ジェレミーの疲れた顔がブロードウェイの劇場に座って観ている姿を想像していました。クリントを困らせるものなら何でもいいということで、改めてしっくりきたんです。」と説明しました。

また、エグゼクティブ・プロデューサーのトリン・トランさんは、「登場人物がアベンジャーズのミュージカルについて何か言ったり、背景にビルボードが映し出されたりと、最初はシリーズの中で言及される程度のアイデアだったものでしたが、だんだんとエスカレートしていきました。」と説明しました。

「ホークアイ」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズ創設メンバーのオリジナル・ドラマシリーズがディズニープラスで独占配信! 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか。

ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで1話2話同時配信開始です。