トム・ヒドルストンさん、ドラマ「ロキ」3話の「愛は短剣」について言及

先日配信されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の3話の中で描かれたロキとシルヴィのやり取りのシーンで、二人の恋愛経験について明かされました。そして愛とは何かという問いかけに「愛とは憎しみ」だと言うシルヴィに対し、ロキは悩んだ末に「愛とは短剣」だと喩えました。

「ロキ」の脚本家であるマイケル・ウォルドロンさんと主演のトム・ヒドルストンさんは、Marvel.com とのインタビューの中で、このシーンについて語りました。

インタビューの中で、ヒドルストンさんはシルヴィの「悪いたとえだ」という指摘に同意しました。

これはロキが自然に思いついたことのひとつです。愛と他人を信じること、そして何かの理由で愛することも信じることもできないことについて話し合っていて、ロキは何か深いものを思いついたと思ったんです。
シルヴィにとっては、ロキの尊大さというバブルを破裂させるチャンスなのです。彼はいつも深い事を思いついたと感じているけど、実際には特に深くはないんです。

ウォルドロンさんは、このシーンを書いた時の事を以下のように説明しました。

あれは本当にすぐに書き上げました。結婚式を控えた2週間の間にエピソード3を修正していたのを覚えています。面白いことに、あれはおそらく最もロマンチックなエピソードです。あの時、ロキは少し酔っ払っていました。それが私を解放してくれました。”あまり深く考えないで “という感じで、ロキがここで考えるであろうことを最初に考えました。

ウォルドロンさんは、ロキが納得できるような意味を持つ必要はないことを指摘し、アスガルド人の多くの比喩のように「ほとんど」機能したと認めています。

意味があるようでないような喩えを繰り広げる二人はまさしくロキであり、二人の冒険とTVAの気になる真相は次のエピソードへと持ち越されています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ソース:‘Loki’: The Meaning Behind ‘Love Is A Dagger’

ドラマ「ロキ」、監督がロキがバイ・セクシャルである事を認める

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の監督を務めたケイト・ヘロンさんが、ロキがバイ・セクシャルである事を「公式設定」としてツイートし、話題になっています。昨日配信された「ロキ」の第3話「ラメンティス」の作中にて、ロキ本人が語る一幕がありました。

監督はそのシーンのスクリーンショットを貼りつつ、「ロキがバイセクシャルであることを認めることは、私にとって重要であり、私の目標でもありました。それは彼が誰であるかの一部であり、私もそうです。これは小さな一歩ですが、私は嬉しくて、胸がいっぱいです。これは今、公式設定です。」とコメントを添えています。

また、シルヴィを演じたソフィア・ディ・マルティーノさんも監督のツイートを引用し、称賛しています。

そして、ロキを演じるトム・ヒドルストンさんも以前のインタビューにてロキのジェンダー・フルイドについて、「ロキはトリックスターなのです。境界やアイデンティティは常に流動的で、私はそれをとても楽しんでいます。キャストとして参加したばかりの頃、そのような話を読んだことを覚えていますし、それを探求する場があることをとても嬉しく思っています。」とコメントしていました。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ドラマ「ロキ」、ミス・ミニッツの声優タラ・ストロングさんが「今後多くが明かされる」と示唆

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」に登場するTVAのマスコット「ミス・ミニッツ」の声優タラ・ストロングさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューにて、このキャラクターに命を吹き込んだ経験について語り、シーズン残りの4エピソードに向けてファンが期待することを示唆しました。

インタビューの中でストロングさんは以下のようにコメントしました。

そうですね、私が言えるのは、ミス・ミニッツにまた会えるということです。まだまだたくさんのことが明らかになるので、その展開を見るのも楽しいですよ。第1話を見ると、おそらく彼女はスクリーン上の記録に過ぎないと思うのですが、第2話では、彼女がホログラムの形になり、ロキと対話できることがわかります。ロキは彼女に反応して『君は録画なのか、それとも生きているのか』と聞いてきたほどです。答えはまだわかりません。このキャラクターの素晴らしいところは、彼女が誰であるか、どこから来たのか、その生い立ちは何なのか、彼女にはどれほどの感覚があるのか、彼女がこのレースに参加しているのかどうか、そして彼女の意図があるとすればそれは何なのか、本当にわからないということです。テレビでも映画でも、ワクワクするような優れた冒険ものは、常にそのような疑問がつきまといます。だから彼女は魅力的なキャラクターであり、それは今後も続くでしょう。

これは「ロキ」のケイト・ヘロン監督が以前に語った、シーズンを通して「興味深い」旅をするキャラクターであることを示唆しています。それがどのような形になるのか正確にはわかりませんが、ストロングさんのようなアニメ界のベテランが声を担当するというのは、間違いなく重要なことです。

また、日本でも度々炎上に発展する声優と俳優の違いの問題について、「声優は声だけでキャラクターに命を吹き込むことに長けていますが、キャスティングディレクターが会いたいと思ったり、大きな興行収入をもたらすと思われたりして、カメラに映る有名人に抜かれてしまうのは事実です。」と、ストロングさんはインタビューの中で説明しています。

もし、2つの大作アニメを収録するとして、1つはオン・カメラの人たちが主演し、もう1つはずっと声優をやっている人たちが主演するとしたら、ちょっとした違いや、アクションに命を吹き込むために私たちが知っている他のことを間違いなく聞くことができるでしょう。ロビン・ウィリアムズやトム・ハンクス、そして私のお気に入りのマーク・ハミルのように、カメラとボイスオーバーの両方をこなす人を見ると、全体的にクロスオーバーが多いことがわかります。しかし、Aリストの有名人がアニメのセッションを受けに来て、他の人がやっていることを見てパニックになったりすることもあります。もちろん、それは演技であることに変わりはありませんが、演技の形が違うのです。タップダンサーにバレエをやっているかどうかを聞くようなものです。

さらに「インターネットが声優たちに、昔の声優たちが知らなかったような多くの愛を与えているのは素晴らしいことです」とストロングさんは続けました。

今、人々は自分の好きな声優が誰なのかを調べることができ、私がコミコンに行くと、スーパースターのように扱われるのです。そのようなファンの方々にお返しができて、ハグをしたり、子供時代に番組がどのように影響を与えたか、家族をひとつにしたか、憂鬱な時期を乗り切ったかなどの話を聞いたりできるのは素晴らしいことです。そういったことがとても嬉しかったですね。「ロキ」がこれほど大きな作品になるとは予想していませんでしたし、「ミス・ミニッツ」への反響がこれほど素晴らしく、愛に満ちたものになるとは予想していませんでした。これでネットワーク(スタジオ)も、「声優にこの役をやらせてみようか」と考えるようになるかもしれませんね。もしかしたら、『The Office』の “あの人 “や “あの人 “よりも面白いかもしれない。今回だけは、どうなるか見てみよう」と(笑)。役に合っていて素晴らしい仕事をする人がいれば、ツイッターのフォロワー数やエピソード作品の経験数に関係なく、その役を与えられるべきです。

監督やストロングさんの発言から考えても、本作で重要なポジションを担っているミス・ミニッツは、やはりただのマスコットではないようです。残る4話でどのような事実が明かされるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第3話は 2021年6月23日 配信です。

ソース:‘Loki’ Star Tara Strong on Miss Minutes’ Future: “There’s Much More to Be Revealed”

アニメ「What if…」、ダーク・ドクター・ストレンジの起源が判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のアニメ作品として2021年夏頃に配信予定の「What if…」。本作ではこれまでの映画の中のイベントの「もしも」とその後を描き、いくつかのマルチバースを垣間見る事が出来ます。先週配信が始まったドラマ「ロキ」の2話の影響を囁かれているこの「What if…」に登場するドクター・ストレンジのエピソードのあらすじが判明したと、海外メディア Illuminerdi が報じました。

※これより先はネタバレを含む可能性があります。

公開されているトレーラーでは二人のドクター・ストレンジが戦うシーンがありますが、この黒いストレンジについて、「このバージョンのドクター・ストレンジは、真実の愛の死の後に魔法に目覚め、自分の過去を変えようと、暗くて危険な魔法を使って暗い道を歩むようになった。」とのことです。

真実の愛が何を指しているかは明記されていませんが、これまでのMCUのストレンジから推測されるのは元カノのクリスティン・パーマーでしょうか。コミックのストレンジは両親や兄弟姉妹(全て故人)がいて、人間ではない妻もいますが、これらの親しい人を失った時に魔法と出会い、その過去を変えるために行動しているようです。

危険な魔法というとMCUではこれまでに「ドクター・ストレンジ」で登場したダークディメンションを起源とするダークマジックや、「ワンダヴィジョン」で登場したカオスディメンションを起源とするカオスマジックなどが描かれており、過去を変えうるアイテムとしてお馴染みのタイムストーンや、「ワンダヴィジョン」で登場したダークホールドなどが存在します。黒いストレンジはこれらを行使する可能性は大いにありそうです。

対するもうひとりのストレンジがこれまで映画で見てきたドクター・ストレンジと同様なのかは不明ですが、同じような道を歩んできたストレンジならば彼もまた医者としての腕を失い、魔法に目覚めているはず。

二人はどのような理由で出会い、対決する事になるのでしょうか。

アニメ「What if…」は 2021年夏頃 ディズニープラスで配信予定です。

ソース:NEW FASCINATING DETAILS ABOUT THE WHAT IF…? DARK DOCTOR STRANGE EPISODE: EXCLUSIVE

アンソニー・マッキーさん、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の原案は気に入っていなかった事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でファルコン/サム・ウィルソンを演じたアンソニー・マッキーさんが、初期の会議で話し合われた今作の原案について「嫌いだった」事を明かしました。

Youtubeの SAG-AFTRA Foundation のQ&Aでマッキーさんは次のように述べています。

番組の企画が持ち上がったとき、そのような話はしませんでした。それよりも、盾を使って何が起こるのか、それがバッキーになるのか、それともサムになるのかという続きの話でした。エンドゲームの最後で、サムは盾を受け取らず、スティーブに「借り物みたいだ」と言いました。つまり、サムはキャプテン・アメリカになることに興奮したり、楽しみにしたりしたことは一度もなかったのです。それよりも、ケヴィン・ファイギとネイト・ムーア(プロデューサー)が『何が起きているのかわからないから、番組ではあなたがキャプテン・アメリカになるのではなく、キャプテン・アメリカのアイデアや原型を紹介することになるだろう』と言っていました。だから、ミーティングを終えたときには本当に混乱していたし、興奮もしませんでした。私はこのアイデアが嫌いで、ひどいアイデアになるだろうと思っていました(笑)

 

マッキーさんは「マーベル最初の(ディズニープラスの)プロジェクトで最悪の男になりたくなかった、大失敗すると思った(笑)」ともコメントしましたが、カリ・スコグランド監督と脚本家のマルコム・スペルマンさんがプロジェクトに参加し、映画と同レベルのクオリティになる確信が持てるようになってくるにつれ、興奮するようになった事も明かしました。

盾があるからキャプテン・アメリカではないし、そもそもあの盾もサムのものではない、と理解していたマッキーさんだからこそ、脚本の詳細が出来ていない初期のプロットは満足行くものではなかったようです。

結果的には本作は成功し、映画「キャプテン・アメリカ4」やシーズン2の制作の噂がでるほどの期待を集めています。次のサムの登場作品は明らかになっていませんが、本作の脚本家マルコム・スペルマンさんはMCUの未発表作品がかなり存在すると話しており、そう遠くないうちに徐々に明かされていくと見られています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Anthony Mackie Originally Hated Captain America Plot In Falcon and the Winter Soldier

MCUドラマ「ワンダヴィジョン」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のデジタルディスクの発売予定はないと海外で報じられる

ディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のデジタルディスク版の発売計画がないことが報じられました。海外メディア TVLine のマット・ミトヴィッチ氏はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ作品のBlu-ray化について質問され、予定が無いことを明かしました。

インタビューの中でミトヴィッチ氏は「特に物理的なメディアが好きな人には興味深い質問ですね。残念ながら、今のところ発売予定はないと聞いています。しかし、絶対にないとは言い切れません!」と述べました。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は2021年1月のインタビューでディスク版について尋ねられた際に「良い質問ですね。私も答えを探しているところであり、知らないんです。」と回答していました。

ディスク版をどうするかは親会社であるディズニーの裁量になりそうですが、今の所はハリウッドの中でもMCUのディズニープラスシリーズのディスク版発売の話は出ていないようです。同じくディズニープラスシリーズであり、「ワンダヴィジョン」も早くに配信がスタートしたスター・ウォーズのドラマ「マンダロリアン」も現在シーズン2まで配信されていますが、ディスク版は発売されていません。

ディズニーは当然の事ながらNetflixなどの競合他社と戦うためにディズニープラス独占作品は大きな武器であり、当分の間ディスク版の登場の可能性は低いのかもしれません。

ソース:Marvel Reportedly Has No Plans for WandaVision and The Falcon and the Winter Soldier Blu-Ray Releases

ドラマ「ロキ」から新たなキャラクターポスターが公開 ─ 正式名称はどうなる?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」から、2話「変異体」のラストで登場した、変異体ロキのキャラクターポスターが公開されました。この変異体はレディ・ロキと考えられていましたが、シルヴィではないかと話題の人物でもあります。

©2021 MARVEL,Disney

今回の投稿ではこのキャラクターの名前については触れられませんでした。

今の所、ドラマの中で彼女は「変異体」と表現されていますが、2話の配信直後からスペイン語版での吹替声優に「Sylvie」と表記されており、話題になりました。また2話の中に出てくる書類には「Sylvie Laufeydottir」とアスガルド人の命名規則にのっとった名前が記載されているシーンがあり、このキャラクターがコミックのレディ・ロキともエンチャントレス/シルヴィ・ラッシュトンとも違う可能性も示しているようです。

©2021 MARVEL,Disney

彼女は自分の意識や魂のようなものを他人の身体に潜り込ませる術を見せているため、そもそもこの女性の姿が本体がどうかも疑問が残りますが、ひとまずソフィア・ディ・マルティーノさん演じるこのキャラクターはシルヴィである事を裏付ける公式グッズの存在も発掘されています。

通販サイト Zavviオンラインストア では「ロキとシルヴィのヘルメット」として公式グッズの予約が始まっており、劇中やポスターでも確認できるように左の角が折れたヘルメットが商品として販売されるようです。

 Images from Zavvi

2話のラストでこの「変異体」が神聖時間軸を爆破したことで、ネクサスイベントが大量発生し、マルチバースが大量に発生していく様子が描かれました。当初、こういった事件が物語の終盤で引き起こされ、映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」などに繋がっていくと考えられていましたが、早くも事件が発生し、ロキとメビウスで事態の収拾にあたっていくと見られています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第3話は 2021年6月23日 配信です。

ドラマ「ロキ」メビウス役オーウェン・ウィルソンさん、マーベル・スタジオの秘密主義について感謝している事を明かす

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」でTVAの分析官メビウスを演じるオーウェン・ウィルソンさんが、Youtube番組 TV Inseder とのインタビューの中で、マーベル・スタジオの秘密主義について語りました。

ウィルソンさんは動画の中で以下のようにコメントしています。

ここまでは順調です。撮影を始めたときは、ファンの熱狂ぶりや、マーベルの秘密主義については知りませんでした。彼らは、人々を驚かせることができるように、ストーリーを守ろうとします。私は、彼らがどれほどそのことに力を注いでいるか、本当に感謝するようになりました。

また、1話にてミス・ミニッツが説明した、本作の要となる時間の仕組みについて、百科事典のようなものがあったことも明かしました。

TVAとMCUでの時間の仕組みについては、百科事典のようなものがありました。複雑なんです。たくさんの疑問がありました。実際、最初に(コロナウイルスの影響で)シャットダウンしたとき、再開する前に、彼らは戻って、ストーリーなどに手を加えて、すべてを論理的に補強したと思います。

先週配信された2話ではヴィランの手によって時間を大きく乱され、TVAの思惑とは真逆の方向へと展開しました。ロキとメビウスはこの事態にどう対処していく事になるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第3話は 2021年6月23日 配信です。

ソース:Loki: MCU Newcomer Owen Wilson Was Wowed by Marvel Studios Secrecy

ドラマ「ワンダヴィジョン」のアガサ役キャスリン・ハーンさん、MCUに戻りたいがまだ何も聞いていないと明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場したアガサ・ハークネスを演じたキャスリン・ハーンさんが、Gold Derby とのインタビューの中で再演の意欲について質問され、「もちろん戻って来たいわ」と述べ、「でもまだマーベル・スタジオからは何も聞いていない」と述べました。

ハーンさんは動画の中で以下のように語りました。

脚本家のジャック・シェイファーをはじめ、みんなが “これは一回限りのものだ “とはっきり言っていました。シーズン・フィナーレはシーズン・フィナーレであり、シーズン・フィナーレとして書かれていますが、これはとても素晴らしく、全体としてとても満足しています。

また、ハーンさんは、もしこの役に戻るとしたら、アガサのどのような部分を追求したいかと聞かれ、次のように答えています。

アガサの最大の魅力は、多くのことを見てきた “何世紀も前の魔女 “であることです。コミックの中で、彼女はさまざまな世界に触れています。この数世紀の間に、彼女が出会ったさまざまな人々や存在があります。

以前にニューヨーク・タイムズとのインタビューでもアガサには休息が必要だと話す一方で、再演にも意欲を示していたキャスリン・ハーンさんですが、キャラクターの過去に焦点をあて、コミックとは異なる立場になった経緯を明らかにしたい事を明かしました。

「ワンダヴィジョン」はリミテッドシリーズである事が、ここ最近制作陣によって明かされていますが、それとは別にスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフの物語は次の登場が明かされている映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」以降も続くとマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かしています。

今の所、ストレンジの続編にアガサが登場すると言った噂は耳にしませんが、ワンダの次の登場作品でアガサが登場する余地は充分にあると考えられています。また、アガサのソロ作品の可能性も否定出来ないぐらいに、彼女の過去には様々な経験があるに違いありません。アガサ再登場の動きがあり次第、また情報をお届けしようと思います。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:WandaVision’s Kathryn Hahn Hints How Agatha Harkness Could Return in the MCU

スパイダーマンスピンオフドラマ「シルク」のショーランナーに「ウォッチメン」のトム・スペツィアリーさんの名が報じられる

ソニー・ピクチャーズが開発していると伝えられているスパイダーマンのスピンオフドラマ「シルク」のショーランナーとして、トム・スペツィアリーさんが参加すると、海外メディア Deadline が報じました。

記事によると、エミー賞を受賞したHBOのドラマ「ウォッチメン」でエグゼクティブ・プロデューサーを務めていたトム・スペツィアリーさんが、アマゾン・スタジオと包括的な契約を結んだことが明らかになったとの事。

この契約により、ソニー・ピクチャーズが制作するマーベルの実写ドラマ「シルク」にも参加することになり、このシリーズは Amazon Prime Videoで配信されることになっていると伝えています。

本シリーズの脚本は主人公シルク/シンディ・ムーンと同じく韓国系アメリカ人のローレン・ムーンさんが担当。「ウォーキング・デッド」、「ジュピターズ・レガシー」のサン・キュ・キムさんの他、フィル・ロードさん、クリス・ミラーさん、元ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカルさんがエグゼクティブ・プロデューサーを務める予定である事が報じられています。

キャスティングはまだ発表されていませんが、3月の報道では、プロデューサーのフィル・ロード氏とクリス・ミラー氏が、「Chilling Adventures of Sabrina」に出演したことがあり、現在はCWの「Riverdale」にミネルバ・マーブル役で出演しているアデライン・ルドルフさんと会ったことが伝えられています。

コミックのシルク/シンディ・ムーンはピーター・パーカーの同級生で韓国系アメリカ人のスパイダーヒーロー。ピーターと同じクモに噛まれた事によりスパイダーマンと同様の能力を持っていますが全てのスペックにおいてシルクのほうがスパイダーマンを上回っており、例えばシルクのウェブは10本の指先それぞれから放出されるため、スパイダーマンよりも強靭となっています。

今後、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」や「モービウス」の公開を控えているスパイダーマンのユニバースもさらなる拡張計画がある事があかされており、「シルク」はそのうちの一つ。女性スパイダーヒーローのソロ作品という事もあり、今後の情報には要注目です。

ドラマ「シルク」は先日のニュースでは、8月下旬から撮影を開始し、2022年初頭に制作を終える予定との事です。

ソース:Tom Spezialy Inks Overall Deal With Amazon Studios, Joins Marvel Series ‘Silk’ As Showrunner